JPH0234414A - 車両のサスペンション装置 - Google Patents

車両のサスペンション装置

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JPH0234414A
JPH0234414A JP18517388A JP18517388A JPH0234414A JP H0234414 A JPH0234414 A JP H0234414A JP 18517388 A JP18517388 A JP 18517388A JP 18517388 A JP18517388 A JP 18517388A JP H0234414 A JPH0234414 A JP H0234414A
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pressure
accumulator
wheel
valve
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Takeshi Edahiro
枝広 毅志
Shin Takehara
伸 竹原
Hiroyoshi Kumada
拡佳 熊田
Toshiki Morita
俊樹 森田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G11/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs
    • B60G11/26Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs having fluid springs only, e.g. hydropneumatic springs
    • B60G11/30Resilient suspensions characterised by arrangement, location or kind of springs having fluid springs only, e.g. hydropneumatic springs having pressure fluid accumulator therefor, e.g. accumulator arranged in vehicle frame

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のばね上とばね下との間に架設された伸
縮可能なシリンダに対し油圧オイルを給排してサスペン
ション特性を変更調整するようにしたサスペンション装
置に関し、特に、シリンダに供給される油圧オイルの圧
力を蓄えるアキュムレータの配置構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 今日、車両に装備されるサスペンション装置は種々のも
のがあり、その中で、乗り心地の向上と車体姿勢の安定
化とを両立し得るものとしてアクティブサスペンション
装置と呼ばれるものが注目されている。このものは、例
えば欧州(E P C)出願公開番号0114757号
等に開示されているように、車両においてそのばね上部
分たる車体とばね下部分たる車輪側との間にその相対変
位に応じて伸縮可能なシリンダを架設し、このシリンダ
の流体室をポンプ等の圧力源に流体通路を介して連通す
るとともに、その流体通路の途中にシリンダ流体室に対
する流体の給排を制御する制御弁を配設し、この制御弁
により、各シリンダの流体室に対し流体を給排してサス
ペンション特性を変更調整するようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この種のサスペンション装置において使用す
る流体としては、圧縮性がなく、制御の追従性が良くて
制御を正確に行い得るようにするためにオイルを採用す
ることが好ましいが、反面、次の問題が生じる。
すなわち、車輪側からの荷重に対する反力を各シリンダ
で発生させるためには、その流体室に高圧のオイルを供
給する必要があり、その場合、オイルポンプから制御弁
に至るオイル通路にアキュムレータを接続して該アキュ
ムレータに蓄圧しておき、制御弁の開動作に伴って、ア
キュムレータ内の高圧オイルを一気に素早くシリンダ流
体室に供給し得るようにすることが行われる。
しかし、オイルポンプを車載エンジンで駆動することか
ら、上記アキュムレータはエンジンに近い位置に配置す
ることが考えられるが、その場合、車両の射突等による
衝撃によりアキュムレータが破損したときには、その破
損により飛び出したオイルがエンジンにかかる虞れがあ
り、好ましくない。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、上記のアキュムレータの配置構造を特定すること
により、破損に伴ってアキュムレータから噴出するオイ
ルを強制的に遮って、そのエンジンへの飛散を確実に阻
止できるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の解決手段は、上記
の如く、車両のばね上とばね下との間に架設された伸縮
可能なシリンダの流体室に対し油圧オイルを給排してサ
スペンション特性を変更調整するようにしたサスペンシ
ョン装置において、オイルポンプからシリンダの流体室
に至るオイル通路に分岐接続されて、オイルポンプから
の吐出圧を蓄圧するアキュムレータを、車体におけるホ
イールエプロンとフェンダとで形成される空間に配置す
る。
(作用) 上記の構成により、本発明では、アキュムレータが車体
のホイールエプロンとフェンダとで形成される空間に配
置されているので、車両の射突等によりアキュムレータ
が破損して内部に蓄えられている高圧オイルが噴出した
としても、そのオイルはホイールエプロン等により遮断
されてその内側のエンジンルーム内に飛び込むことはな
く、そのエンジンへの飛散を確実に阻止できることとな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第7図は本発明の実施例に係るサスペンション装置の全
体構成を概略的に示し、1はばね上部分を構成する車体
、2は前輪、3は後輪であって、この車輪2,3(前/
後輪)は車軸等の車輪支持部材(図示せず)に支持され
ており、この車輪2゜3及び車輪支持部材によりばね下
部分が構成されている。
そして、第6図にも示すように、上記ばね上部分と各ば
ね下部分との間には伸縮可能な油圧シリンダ4〜7が架
設されている。この各シリンダ4〜7は、車体1側に結
合されたシリンダボディ4a〜7aと、該シリンダボデ
ィ4a〜7a内に往復動可能に嵌装され、シリンダボデ
ィ4a〜7a内に油圧室4b〜7bを区画形成するピス
トン40〜7Cとを備え、上記ピストン40〜7Cには
下方に延びるピストンロッド4d〜7dが一体に取り付
けられ、該ピストンロッド4d〜7dの下端は上記各車
輪支持部材(車輪2.3)に結合されている。また、上
記各シリンダ4〜7の油圧室4b〜7bはオイル通路8
を介して油圧源としてのオイルポンプ9に連通され、上
記オイル通路8の途中にはシリンダ4〜7の油圧室4b
〜7bに対するオイルの給排を制御する。車輪2.3と
同数(4つ)の制御弁11〜14が配設されている。
また、上記各制御弁11〜14はコントロールユニット
70により作動制御されるように構成され、コントロー
ルユニット70には、車高(車体1の高さ)を検出する
車高センサ71.71と、オイル通路8における所定部
位の圧力を検出する圧力センサ72.72.・・・と、
車体1の上下方向の加速度を検出する加速度センサ73
との各信号が入力されており、これらの各信号に基づい
て各制御弁11〜14を作動制御することにより、各シ
リンダ4〜7の油圧室4b〜7bに対しオイルを給排し
て車両のサスペンション特性を変更調整するようになさ
れている。
上記オイルポンプ9は、第6図に示す如く、パワーステ
アリング装置用のベーンポンプからなるオイルポンプ1
0とで2連ポンプとされた例えばラジアルピストンポン
プからなり、これら両ポンプ9,10は車体1前部のエ
ンジンルーム1a(第2図参照)内に配置した車載エン
ジン(図示せず)より駆動される。上記オイルポンプ9
の吸込側は吸込通路8hを介してリザーブタンク15に
連通されている。一方、吐出側には供給通路8aが接続
され、該供給通路8aの下流部分は前輪側及び後輪側の
2つの分岐供給通路8b、8bに分岐され、その各分岐
供給通路8bの下流端はざら142つの分岐供給通路8
a、 8cに分岐接続され、これら4つの分岐供給通路
8c、 8c、・・・の下流端はそれぞれシリンダ4〜
7に対応する制御弁11〜14に接続されている。
上記各制御弁11〜14は供給、排出及び遮断の3位置
を取り得る3ボートの比例ソレノイドバルブからなり、
その供給ボートlla〜14aに上記各分岐供給通路8
Cの下流端が接続されている。また、排出ボート11b
〜14bには排出通路8dが接続され、該分岐排出通路
8dの下流端は他の同通路8dと共に前輪側又は後輪側
集合排出通路8e、8eに接続され、該両集合排出通路
8e、8eの下流端は互いに集合排出通路8fに集合さ
れて上記リザーブタンク15に接続されている。一方、
給排ボート11C〜14cは給排通路8gを介して各シ
リンダ4〜7の油圧室4b〜7bに連通されている。
上記前輪側分岐供給通路8bには3つの前輪用メインア
キュムレータ16. 16.・・・が、後輪側分岐供給
通路8bには1つの後輪用メインアキュムレータ17が
それぞれ分岐接続されており、これらアキュムレータ1
6.17はオイルポンプ9の吐出圧の脈動を平滑化する
とともに蓄圧により供給通路8a〜8Cにおけるプレッ
シャラインのライン圧力を設定するものである。また、
前輪側集合排出通路8eには前輪用リターンアキュムレ
ータ18が、後輪側集合排出通路8eには後輪用リター
ンアキニムレータ19がそれぞれ分岐接続され、これら
アキュムレータ18.19は制御弁11〜14の切換動
作に伴ってオイルが排出通路8d〜8fに排出される際
の圧力の急激な上昇を吸収していわゆるウォータハンマ
現象を抑制するものである。
また、20.21は各シリンダ4〜7の油圧室4b〜7
bに連通路8i、8jを介して並列に連通されたガスば
ねで、アキュムレータと同様にベローズによって区画形
成されたガス室20a、21aとオイル室20b、21
bとを内蔵し、オイル室20b、21bは各シリンダ4
〜7の油圧室4b〜7bに連通され、ガス室20a、2
1aにはガスが封入されており、ガス室20a、21a
内のガスの圧縮によりシリンダ4〜7の油圧室4b〜7
b内の比較的高い周波数域の圧力変動、つまり各車輪2
,3の振動を吸収するものである。
そして、この両ガスばね20.21と各シリンダ4〜7
との連通路8i、8jにはそれぞれ流量特性の異なるオ
リフィス22.23が配設されており、この2種類のオ
リフィス22.23により広範囲の周波数域の振動吸収
特性を得るようにしている。
また、補助的な機能について説明すると、9aはオイル
ポンプ9内部で吐出圧を調整するポンプ内リリーフ弁、
24は供給通路8aと集合排出通路8fとの間に介設さ
れたアンロードリリーフ弁で、上記メインアキュムレー
タ16.17により設定されるライン圧が上限値(例え
ば160kg/Cl112)以上に上昇すると開弁して
オイルポンプ9からの吐出オイルをリザーブタンク15
ヘリリーフし、ライン圧が下限値(例えば120kg/
(至)2)以下に低下すると閉弁して吐出オイルのリザ
ーブタンクへ15のリリーフを停止し、ライン圧を設定
範囲に保つものである。上記各給排通路8gにはライン
圧をパイロット圧とする常時閉の遮断弁25が配設され
、この遮断弁25と分岐供給通路8b(プレッシャライ
ン)とを連通ずるパイロット通路8kには電磁切換弁2
6が配設され、該切換弁26はリリーフ通路8gを介し
て上記排出通路8dに接続されており、電磁切換弁26
の通電時にはパイロット通路8kを開放しかつリリーフ
通路8gを閉じることにより、遮断弁25を開弁させて
給排通路8gを開放する一方、非通電時にはパイロット
通路8kを閉じかつ遮断弁25に対するパイロット圧を
零にすることにより、遮断弁25を閉弁させて給排通路
8gを閉鎖するように。
すなわち、車両のイグニッションキースイッチがOFF
操作されて各切換弁26が非通電状態になったとき、又
はその通電時でも油圧配管の失陥によりライン圧が低下
して遮断弁25のパイロット圧がなくなったときには、
遮断弁25を閉弁させて各シリンダ4〜7の油圧室4b
〜7bにオイルを封閉するようにしている。
上記各分岐供給通路8Cにはパイロット減圧弁27が配
設され、この減圧弁27は該減圧弁27下流側の分岐供
給通路8cのオイル圧力及び給排通路8gのオイル圧力
をパイロット圧として、減圧弁27上/下流側のオイル
圧力の差を一定値に保つものである。また、同様に、上
記各分岐排出通路8dにはパイロット減圧弁28が配設
され、この減圧弁28はその上流側の分岐排出通路8d
のオイル圧力及び給排通路8gのオイル圧力をパイロッ
ト圧として、減圧弁28上/下流側のオイル圧力の差を
一定値に保つものである。また、上記各給排通路8gと
分岐排出通路8dとの間には、給排通路8gの圧力が限
界値を越えると開弁してそのオイルを排出通路8dにリ
リーフさせるリリーフ弁29が介設されている。尚、第
6図中、48はオイルフィルタである。
以上の油圧機器のうち、左右の前輪2.2に対応する制
御弁4,5、各遮断弁25、切換弁26、プレッシャ側
及びリターン側の減圧弁27.28、各リリーフ弁29
は前輪用バルブユニット30として一体的にまとめられ
ており、このバルブユニット30には上記前輪側のメイ
ンアキュムレータ16.16.・・・及びリターンアキ
ュムレータ18が併設されている。また、同様に、左右
の後輪3゜3に対応する制御弁6,7、各遮断弁25、
切換弁26、プレッシャ側及びリターン側の減圧弁27
.28、各リリーフ弁29は後輪用バルブユニット31
としてユニット化され、このバルブユニット31に後輪
側のメインアキュムレータ17及びリターンアキュムレ
ータ19が併設されている゛。
よって、この実施例では、4つの制御弁4〜7は、ユニ
ット化により2つずつ前輪側及び後輪側に2つに分けら
れている。
上記油圧機器の車体1における配置状態を第1図〜第5
図により示すと、図面において、50゜50は車体前部
底面の左右両側を前後方向に延びる左右のフロントサイ
ドフレームで、該両フロントサイドフレーム50.50
の前端部間は左右方向に延びるフロントクロスメンバ5
1(第1クロスメンバ)により連結され、このクロスメ
ンバ51の後方にはシュラウドアッパ52aを備えた枠
状のシュラウドメンバ52(ラジェータシュラウド)が
立設され、該シュラウドメンバ52の左右両側にはヘッ
ドランプ取付用の開口部53aを有するシュラウドパネ
ル53.53が配置されている。54は上記シュラウド
メンバ52の後方に配置されるラジェータである。上記
各シュラウドパネル53の車体1外側には前後方向に延
びるアッパレインフォースメント55が配設され、シュ
ラウドパネル53の後側には上記フロントサイドフレー
ム50とアッパレインフォースメント55とを結合する
ホイールエプロン56が配設されている。このホイール
エプロン56は前輪2に対応する部分にホイールハウス
56aを有し、その中央には上方に膨出するストラット
タワー56bが形成され、このストラットタワー56b
に前輪用の各シリンダ4.5のシリンダボディ4a、5
aが連結されている。また、上記ホイールエプロン56
の車体1外側には前後方向に延びるフロントフェンダ5
7が配設され、このフロントフェンダ57はその上縁部
で上記アッパレインフォースメント55に接合されてい
る。
また、第2図において、58.58 (一方のみ図示す
る)は車体後部底面の左右両側を前後方向に延びる左右
のサイドシルであって、この両サイドシル58,5gに
はフロアパネル59の左右両縁部が接合され、このフロ
アパネル59にはその左右中央部を上方に膨出させてな
る前後方向に延びるトンネル部59aが形成されている
。また、フロアパネル59の上面には左右のサイドシル
58.58を連結する車幅方向に延びるリヤクロスメン
バ60(第3クロスメンバ)が配置され、このクロスメ
ンバ60の後方には同方向に延びる後輪用のサスペンシ
ョンクロスメンバ61が配設されている。上記各サイド
シル58の後端はホイルハウスインナパネル62に接合
され、該ホイルハウスインナパネル62には後輪3に対
応する部分に上方に膨出するストラットタワー63が形
成され、このストラットタワー63に後輪用の各シリン
ダ6.7のシリンダボディ6a、7aが連結されている
そして、本発明の特徴として、第1図〜第3図に示すよ
うに、車体1の前端左側の隅角部には上記ホイールエプ
ロン56とフェンダ57との間に空間S1が形成され、
この空間S1に上記前輪用バルブユニット30、メイン
アキュムレータ16゜16、・・・及びリターンアキュ
ムレータ18が密閉箱状のケース32内に収納された状
態で配置されている。上記ケース32の右側面(図では
左側面)及び左側面(同右側面)にはそれぞれ支持部3
2a、32bが突設され、右側支持部32aは上記左側
フロントサイドフレーム50にマウントラバ=33及び
ブラケット34を介して連結支持されている。一方、左
側支持部32bは、車両のフロントバンパ64を所定以
上の荷重で後方に摺動可能に支持するパンバスライダ6
5に連結支持されており、この構造によって前輪用バル
ブユニット30は車体1にラバーマウントされている。
一方、車体1の前端右側の隅角部においてホイールエプ
ロン56とフェンダ57とで形成される空間S2には上
記リザーブタンク15が配設されている。
また、第2図及び第5図に示すように、上記フロアパネ
ル59においてリヤクロスメンバ50と右側サイドシル
58とトンネル部59aとサスペンションクロスメンバ
51とで囲まれる部分は上方に膨出されていて、その膨
出によりフロアバネル59下面には下方に開放された空
間S3を内存する矩形状凹部59bが形成されており、
上記空間S3に上記後輪用バルブユニット31、メイン
アキュムレータ17及びリターンアキュムレータ19(
図示せず)が支持ブラケット35内に収納支持された状
態で配置されている。このバルブユニット31等の下方
には該バルブユニット31等を覆うプロテクタ36が配
置され、このプロテクタ36は上記支持ブラケット35
の前後両端にそれぞれマウントラバー37.37 (前
側のみ図示する)により連結されている。第2図中、6
6は上記車体1のフロアパネル59左側の下方に配置さ
れたエンジン用排気管である。
よって、この実施例では、前輪用の2つの制御弁11.
12は前輪側の2つのシリンダ4,5に、後輪用の2つ
の制御弁13.14は後輪用の2つのシリンダ6.7に
それぞれ近接配置されている。
38〜46は上記オイル通路8を形成する油圧配管であ
る。すなわち、38はリザーブタンク15とオイルポン
プ9の吸込側とを接続するサクシ。
ヨンパイブ、39はオイルポンプ9の吐出側と前輪用バ
ルブユニット30(詳しくは左右のプレッシャ側減圧弁
27.27及び前輪用メインアキュムレータ16.16
.−・・)とを接続する主プレッシャ配管、40は前輪
用バルブユニット30(左前輪用制御弁11)と左前輪
用シリンダ4とを接続する左前輪用配管、41は前輪用
バルブユニット30(右前輪用制御弁12)と右前輪用
シリンダ5とを接続する右前輪用配管、42は前輪用バ
ルブユニット30(左右のリターン側減圧弁28゜28
)とリザーブタンク15とを接続する前輪用リターン配
管、43は後輪用バルブユニット31(左右のリターン
側減圧弁28.28)とリザーブタンク15とを接続す
る後輪用リターン配管、44は前輪用バルブユニット3
0を収容するケ−ス32内で主プレッシャ配管39から
分岐されて主プレッシャ配管39と上記後輪用バルブユ
ニット31(左右のプレッシャ側減圧弁27.27及び
後輪用メインアキュムレータ17)とを接続する分岐プ
レッシャ配管である。また、第2図において、45は後
輪用バルブユニット31(左後輪用制御弁13)と左後
輪用シリンダ6とを接続する左後輪用配管、46は後輪
用バルブユニット31(右後輪用制御弁14)と右後輪
用シリンダ7とを接続する右後輪用配管である。
そして、第1図、第2図及び第4図に示すように、オイ
ルポンプ9からの吐出オイルを各車輪用のシリンダ4〜
7に供給する上記主プレッシャ配管39、右前輪用配管
41及び分岐プレッシャ配管44は、前輪用リターン配
管43と共に上記シュラウドメンバ52におけるシュラ
ウドロア52bの前方に配置され、かつ左右1対の配管
ハーネス47,47によってシュラウドロア52bに固
定支持されている。
また、第2図に示すように、オイルポンプ9からの吐出
オイルを後輪用のシリンダ6.7に供給する上記分岐プ
レッシャ配管44は、後輪用リターン配管43と共に車
体1の右側、つまり車体1左側に配置した排気管66と
反対側で右側サイドシル58沿いに配置支持されている
したがって、上記実施例においては、イグニッションキ
ースイッチがON操作されてエンジンが運転状態にある
とき、該エンジンにより駆動されるオイルポンプ9から
オイルが吐出され、アンロードリリーフ弁24の調整に
より各メインアキュムレータ16.17に連通するプレ
ッシャライン(供給通路88〜8c)に所定範囲のライ
ン圧が蓄圧される。また、上記イグニッションキースイ
ッチのON動作により各切換弁26がON作動し、これ
に伴い、閉弁状態にあった各遮断弁25が開弁状態に切
り換えられて給排通路8gが開放される。そして、各車
高センサ71により検出された車高、圧力センサ72に
より検出されたオイル圧力、加速度センサ73により検
出された車体1の上下方向の加速度に基づきコントロー
ルユニット70により各制御弁11〜14が作動制御さ
れ、この各制御弁11〜14の制御により、各シリンダ
4〜7の油圧室4b〜7bに対しブレ・ソシャラインの
高圧オイルが供給され、又は油圧室4b〜7b内のオイ
ルがリザーブタンク15に排出されて、車両のサスペン
ション特性が所定特性に変更調整される。
この実施例の場合、車体1の前端左側の隅角部でホイー
ルエプロン56とフェンダ57との間に形成された空間
S1にメインアキュムレータ16゜16、・・・及びリ
ターンアキュムレータ18が前輪用バルブユニット30
と共に密閉箱状のケース32内に収納された状態で配置
されているので、万一、これら両アキュムレータ16,
18が破損した場合でも、飛散するオイルはケース32
及びホイールエプロン56により遮られて、エンジンル
ーム1a内に飛び込むことはなく、よって噴出オイルの
エンジンへの飛散を確実に阻止することができる。
また、4つの制御弁11〜14が前輪用及び後輪用バル
ブユニット30.31として前輪側及び後輪側に分けら
れ、かつ前輪側の2つの制御弁11.12(前輪用バル
ブユニット30)は車体1の前端左隅角部で前輪側シリ
ンダ4.5に近接した位置に、後輪側の2つの制御弁1
3.14(後輪用バルブユニット31)は車体1後部の
フロアパネル59下側で後輪側シリンダ6.7に近接し
た位置にそれぞれ配置されているので、前輪側の2つの
制御弁11.12とその制御弁11.12に対応する前
輪側シリンダ4,5との間の各給排通路8gの長さ及び
後輪側の2つの制御弁13゜14とその制御弁13.1
4に対応する後輪側シリンダ6.7との間の各給排通路
8gの長さは、4つの制御弁11〜14を車体1中央部
に配置した場合と比べていずれも短くなる。このため、
制御弁11〜14とその制御弁11〜14に対応する車
輪側のシリンダ4〜7とを接続する配管における配管抵
抗は小さくなり、その分、制御弁4〜7の切換えに応じ
てプレッシャラインからシリンダ4〜7の油圧室4b〜
7bに供給されるオイルの圧力損失及び油圧室4b〜7
bから排出通路8d〜8fに排出されるオイルの圧力損
失がいずれも少なくなり、よってシリンダ4〜7に対す
るオイルの給排制御を正確に行うことができ、上記所望
するサスペンション特性を適確に得ることができる。
しかも、前輪用メインアキュムレータ16,16、・・
・が前輪用バルブユニット30に、後輪用メインアキュ
ムレータ17が後輪用バルブユニット31にそれぞれ併
設されて、これらメインアキュムレータ16.17はそ
れぞれ対応する車輪側のシリンダ4〜7に近接配置され
ているので、アキュムレータ16.17から制御弁11
〜14までの距離も短くなり、アキュムレータ16.1
7からシリンダ4〜7に供給されるオイルをその圧力低
下を抑えて供給でき、上記シリンダ4〜7に対するオイ
ルの給排制御をさらに正確に行うことができる。
また、上記オイルポンプ9からの吐出オイルを各車輪用
のシリンダ4〜7に供給す’ajための主プレッシャ配
管39、右前輪用配管41及び分岐プレッシャ配管44
が前輪用リターン配管42と共にシュラウドメンバ53
におけるシュラウドロア53aの前方に配置されている
ので、車両の射突等の衝撃によりこれら配管39,41
.44が破損して高圧オイルが噴出しても、そのオイル
はシュラウドメンバ52及びその後方に配置されるラジ
ェータ54により遮蔽され、オイルがエンジンルーム1
a内に飛び込むのを確実に防止することができる。
しかも、これら配管39,41.44はラジェータ54
に導入される前の冷たい走行風に晒されるので、内部を
流れるオイルを冷却することができ、高圧化により発熱
するオイルの冷却性を高めることができる。
さらに、上記フロアパネル59においてリヤクロスメン
バ60と右側サイドシル58とトンネル部59aとサス
ペンションクロスメンバ61とで囲まれる部分は上方に
膨出されていて、その膨出するフロアパネル59により
下方に開放された空間S3が形成され、この空間S3に
後輪用バルブユニット31、メインアキュムレータ17
及びリターンアキュムレータ19が配置されているため
、車体1が路面に接触するいわゆる腹打ち状態になって
も、それら機器は路面に接触し難く、その損傷を抑制す
ることができる。しかも、各機器の下方にプロテクタ3
6が配設されているので、機器が直接路面と接触するこ
とはなく、さらに有利である。
さらに、アキュムレータ1フ、19等がフロアパネル5
9下方つまり車外に配置されているので、万一、アキュ
ムレータ17.19等が破損したとしても、それに伴っ
て飛散するオイルはフロアパネル59に遮蔽され、車室
内に侵入することはない。
加えて、第2図に示す如く、オイルポンプ9からの吐出
オイルを後輪用のシリンダ6.7に供給する分岐プレッ
シャ配管44は、車体1の右側。
つまり車体1左側に位置する排気管66と反対側の右側
サイドシル58沿いに配置支持されているため、プレッ
シャ配管44内を流れるオイルが排気熱で昇温した排気
管66により加熱されて高温度に上昇することはなく、
制御弁11〜14等におけるオイルシールの耐熱保障温
度以上への温度上昇を抑制してその熱劣化を有効に防止
でき、制御弁11〜14等を安定して作動させることが
できる。
また、プレッシャ配管44及びリターン配管43が排気
管66と離れた車体1右側に配置されているため、これ
ら配管43,44.特にプレッシャ配管44が破損して
失陥状態になっても、噴き出すオイルが高温の排気管6
6に当たる虞れはない。
(発明の効果) 以上の如く、本発明によると、車両のばね上とばね下と
の間に架設されたシリンダに対しオイルを給排してサス
ペンション特性を変更調整するようにしたサスペンショ
ン装置において、オイルポンプからの吐出圧を蓄圧する
アキュムレータを車体のホイールエプロンとフェンダと
の間の空間に配置したものであるので、万一、アキュム
レータが破損して高圧オイルが噴出したとしても、その
オイルのエンジンルーム内の飛込みをなくし、オイルの
エンジンへの飛散を確実に阻止することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は油圧系の
配置構造を車体前方から見た正面図、第2図は同上方か
ら見た平面図、第3図は第2図の■−■線断面図、第4
図は同IV−IV線断面図、第5図は同v−V線断面図
、第6図は油圧回路図、第7図はサスペンション装置の
全体構成を概略的に示す模式側面図である。 1・・・車体、2・・・前輪、3・・・後輪、4〜7・
・・油圧シリンダ、4b〜7b・・・油圧室(流体室)
、9・・・オイルポンプ、11〜14・・・制御弁、1
6.17・・・メインアキュムレータ、20.21・・
・ガスばね、30・・・前輪用バルブユニット、31・
・・後輪用バルブユニット、38〜46・・・油圧配管
、52・・・シュラウドメンバ、56・・・ホイールエ
プロン、57・・・フロントフェンダ、58・・・サイ
ドシル、59・・・フロアパネル、59a・・・トンネ
ル部、60・・・リヤクロスメンバ、61・・・サスペ
ンションクロスメンノく、65・・・パンパスライダ、
Sl、S3・・・空間。 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両のばね上とばね下との間に架設された伸縮可
    能なシリンダの流体室に対し油圧オイルを給排してサス
    ペンション特性を変更調整するようにしたサスペンショ
    ン装置において、オイルポンプからシリンダの流体室に
    至るオイル通路に分岐接続され、オイルポンプからの吐
    出圧を蓄圧するアキュムレータを備え、該アキュムレー
    タは車体におけるホイールエプロンとフェンダとで形成
    される空間に配設されていることを特徴とする車両のサ
    スペンション装置。
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US6820877B1 (en) 1999-02-09 2004-11-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Wheeled type working vehicle
US9863723B2 (en) 2011-08-25 2018-01-09 Silvio Giachetti Integrated pressure compensating heat exchanger and method

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