JPH0233786Y2 - - Google Patents
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- JPH0233786Y2 JPH0233786Y2 JP1244384U JP1244384U JPH0233786Y2 JP H0233786 Y2 JPH0233786 Y2 JP H0233786Y2 JP 1244384 U JP1244384 U JP 1244384U JP 1244384 U JP1244384 U JP 1244384U JP H0233786 Y2 JPH0233786 Y2 JP H0233786Y2
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- JP
- Japan
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- belt
- evacuation
- base fabric
- lifesaving
- present
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 2,2,4,4,6,6-hexaphenoxy-1,3,5-triaza-2$l^{5},4$l^{5},6$l^{5}-triphosphacyclohexa-1,3,5-triene Chemical compound N=1P(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP(OC=2C=CC=CC=2)(OC=2C=CC=CC=2)=NP=1(OC=1C=CC=CC=1)OC1=CC=CC=C1 RNFJDJUURJAICM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 claims description 6
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 claims description 3
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は火災はじめ緊急避難時における避難救
命用ベルトに関するものである。
命用ベルトに関するものである。
近年、火災、地震、風水害、ガス爆発など、各
種の災害に対する安全防災体制への関心が高まつ
てきており、就中、都市部におけるビル火災など
をはじめ社会環境の著しい変化は災害発生の可能
性ならびに危険性を増大させ災害の複雑多様化、
大規模化をもたらしつつあり、さらに高層ビル、
密集市街地などの増加にみられる都市構造、建築
構造の変化によつて都市全体の構造が災害に対し
て脆弱な体質となつてきていることは否めず、ビ
ル火災などにおいても消火、避難、救助活動など
を困難にしている。火災についてみても、火災1
件当たりの被害が大きく、特に百貨店、ホテル、
映画館、遊興場、雑居ビルなど、多数の人間の出
入りする建築物の著しい増加は今後とも火災の危
険性、被害を大きくする恐れがある。
種の災害に対する安全防災体制への関心が高まつ
てきており、就中、都市部におけるビル火災など
をはじめ社会環境の著しい変化は災害発生の可能
性ならびに危険性を増大させ災害の複雑多様化、
大規模化をもたらしつつあり、さらに高層ビル、
密集市街地などの増加にみられる都市構造、建築
構造の変化によつて都市全体の構造が災害に対し
て脆弱な体質となつてきていることは否めず、ビ
ル火災などにおいても消火、避難、救助活動など
を困難にしている。火災についてみても、火災1
件当たりの被害が大きく、特に百貨店、ホテル、
映画館、遊興場、雑居ビルなど、多数の人間の出
入りする建築物の著しい増加は今後とも火災の危
険性、被害を大きくする恐れがある。
本考案者は上記のような事実にかんがみ、業界
にさきがけて、防炎耐熱用に適した防炎フードと
手袋を上衣部品として併せて内蔵した防炎機能を
有する商品を開発し、この防炎耐熱スーツはすで
に特願昭57−78725号特開昭58−197301号公報参
照「上衣」として提案されている。
にさきがけて、防炎耐熱用に適した防炎フードと
手袋を上衣部品として併せて内蔵した防炎機能を
有する商品を開発し、この防炎耐熱スーツはすで
に特願昭57−78725号特開昭58−197301号公報参
照「上衣」として提案されている。
本考案はさらに上記防炎耐熱スーツの機能性、
実用性を追求する商品展開の過程から得られたも
のであり、本考案の目的は被服に備えるのに好適
である新規な避難救命用ベルトを提案するもので
ある。
実用性を追求する商品展開の過程から得られたも
のであり、本考案の目的は被服に備えるのに好適
である新規な避難救命用ベルトを提案するもので
ある。
本考案はベルト基布部の長手方向の両端部を適
宜折り返して重ね合わせ、該端部を前記基布部と
一体的にに固着せしめた状態として環状挿通部を
形成した構成よりなる避難救命用ベルトである。
宜折り返して重ね合わせ、該端部を前記基布部と
一体的にに固着せしめた状態として環状挿通部を
形成した構成よりなる避難救命用ベルトである。
以下、本考案の一実施例を図面に依拠して説明
する。
する。
第1図は本考案にかかる避難救命ベルトの斜視
図であり、第2図ないし第3図はその使用例を示
す説明図である。1は本考案にかかる避難救命用
ベルト、2は該ベルトの基布部であり、上記避難
救命用ベルト1は防炎耐熱性素材よりなる基布を
二枚重ねてその周縁部分を縫着したものを用い、
該ベルトの長手方向の両端部5,5aを適宜長さ
をもつて二つ折りに折り返して該端部5,5aを
基布部2と重ね合わせるようにして環状挿通部
3,3aを形成せしめ、該端部5,5aを基布部
2と一体的に固着せしめた概略構成となつてい
る。
図であり、第2図ないし第3図はその使用例を示
す説明図である。1は本考案にかかる避難救命用
ベルト、2は該ベルトの基布部であり、上記避難
救命用ベルト1は防炎耐熱性素材よりなる基布を
二枚重ねてその周縁部分を縫着したものを用い、
該ベルトの長手方向の両端部5,5aを適宜長さ
をもつて二つ折りに折り返して該端部5,5aを
基布部2と重ね合わせるようにして環状挿通部
3,3aを形成せしめ、該端部5,5aを基布部
2と一体的に固着せしめた概略構成となつてい
る。
なお、上記基布を二枚重ねてその周縁部分を縫
着する目的は、緊急時における避難或いは人命救
助などの事態を考慮するとき、該ベルトそのもの
の強度も必要条件となるため補強する効果をもた
らすものであり、また、装備する被服の種類によ
つては単に機能のみならず併せてフアツシヨン性
が望まれるため、必要により該ベルト基布部2の
周縁部分にダブルステツチ4の如き縫着を施すよ
うにすれば各種の被服に携帯するベルトとして装
飾的価値を高めることができる。
着する目的は、緊急時における避難或いは人命救
助などの事態を考慮するとき、該ベルトそのもの
の強度も必要条件となるため補強する効果をもた
らすものであり、また、装備する被服の種類によ
つては単に機能のみならず併せてフアツシヨン性
が望まれるため、必要により該ベルト基布部2の
周縁部分にダブルステツチ4の如き縫着を施すよ
うにすれば各種の被服に携帯するベルトとして装
飾的価値を高めることができる。
さらに端部5,5aとベルト基布部2を一体的
に固着せしめる場合、常法によりミシン糸などを
用いる縫着も可能であるが、避難人命救助用の使
用目的からしても、その固着状態は強固かつ高温
に耐えることが望ましく、たとえば緊急火災時の
ような場合にはミシン糸等による縫着部が損傷を
受け易いことも考えられることから、上記の固着
においてはその固着が強固で、しかも高温に耐え
得る金属製ロツトボタン6,6aを使用するのが
好適である。
に固着せしめる場合、常法によりミシン糸などを
用いる縫着も可能であるが、避難人命救助用の使
用目的からしても、その固着状態は強固かつ高温
に耐えることが望ましく、たとえば緊急火災時の
ような場合にはミシン糸等による縫着部が損傷を
受け易いことも考えられることから、上記の固着
においてはその固着が強固で、しかも高温に耐え
得る金属製ロツトボタン6,6aを使用するのが
好適である。
次に、第2図は本考案にかかるベルトの一方の
環状挿通部3に他方の端部5aの環状挿通部3a
を挿通して避難時においてベランダ手摺支柱7に
取りつける状態を示しており、また、第3図は、
第2図における該ベルトの環状挿通部3とは長手
方向に沿つて反対の環状挿通部3aを片手で握つ
た状態を示している。第4図は本考案にかかるベ
ルトを使用する場合の他の実施例を示すもので、
アノラツク8の腰部の周囲に該ベルトを巻き付け
るようにして縛つている状態を示しており、また
該ベルトを被服等に装備携帯する場合の一態様を
示すものでアノラツク8の胸部に設けた胸ポケツ
ト9内にこれを収納した好適例を示している。ま
た、本考案にかかるベルトの環状挿通部3,3a
の各種通部の間隔は、該ベルト基布部を互いに挿
通し得ることが望ましく、したがつて該ベルトの
横幅程度の長さがあれば適当である。
環状挿通部3に他方の端部5aの環状挿通部3a
を挿通して避難時においてベランダ手摺支柱7に
取りつける状態を示しており、また、第3図は、
第2図における該ベルトの環状挿通部3とは長手
方向に沿つて反対の環状挿通部3aを片手で握つ
た状態を示している。第4図は本考案にかかるベ
ルトを使用する場合の他の実施例を示すもので、
アノラツク8の腰部の周囲に該ベルトを巻き付け
るようにして縛つている状態を示しており、また
該ベルトを被服等に装備携帯する場合の一態様を
示すものでアノラツク8の胸部に設けた胸ポケツ
ト9内にこれを収納した好適例を示している。ま
た、本考案にかかるベルトの環状挿通部3,3a
の各種通部の間隔は、該ベルト基布部を互いに挿
通し得ることが望ましく、したがつて該ベルトの
横幅程度の長さがあれば適当である。
本考案にかかる避難救命用ベルトは、本来緊急
時の避難、人命救助活動に使用されるものである
一方、万一の場合に備える非常用として常時被服
6装備できることが必要である。したがつて、そ
の機能性が優れていることはいうまでもないが、
非常時に備える携帯用としての収納容積において
も嵩ばらず、緊急時に容易に取り出し使用できる
ことが望まれるが、本考案にかかるベルトは折り
たたみ状態で嵩ばらず、また、災害時の異常な状
態においても使用できる簡便性を具備している。
時の避難、人命救助活動に使用されるものである
一方、万一の場合に備える非常用として常時被服
6装備できることが必要である。したがつて、そ
の機能性が優れていることはいうまでもないが、
非常時に備える携帯用としての収納容積において
も嵩ばらず、緊急時に容易に取り出し使用できる
ことが望まれるが、本考案にかかるベルトは折り
たたみ状態で嵩ばらず、また、災害時の異常な状
態においても使用できる簡便性を具備している。
また、本考案にかかるベルトは、火災、避難現
場で使用するものであるから、たとえばビル火災
のよう場合において、該ベルトを使用して窓側ベ
ランダ越しに一階下の階へ避難脱出するようなケ
ースなどの諸条件を検討の結果、該ベルトの長さ
は2mないし3m、幅は4cmないし6cmの範囲が適
当であるとの知見を得るに至つた。なお、本考案
においては、ベルト基布部2の長手方向の両方の
端部5および5aに、それぞれ環状挿通部3,3
aを設けた構成となつているが、収納容積その他
必要により片方の端部5にのみ環状挿通部3を設
けたものであつてもよい。
場で使用するものであるから、たとえばビル火災
のよう場合において、該ベルトを使用して窓側ベ
ランダ越しに一階下の階へ避難脱出するようなケ
ースなどの諸条件を検討の結果、該ベルトの長さ
は2mないし3m、幅は4cmないし6cmの範囲が適
当であるとの知見を得るに至つた。なお、本考案
においては、ベルト基布部2の長手方向の両方の
端部5および5aに、それぞれ環状挿通部3,3
aを設けた構成となつているが、収納容積その他
必要により片方の端部5にのみ環状挿通部3を設
けたものであつてもよい。
上記のように本考案は、被服に備えることもで
きる避難救命用ベルトであつて、その端部に環状
挿通部を形成せしめた簡易な構成よりなるもので
ありながらも、上述の如き数々の機能を備えてお
り、好適な使用例としては防炎耐熱素材よりなる
アノラツク、ジヤンパー或いはスーツなどの各種
被服と併用する場合であつて、その効果は特に優
れている。このように、被服等に常時備え火災な
ど人命にかかわる避難救助等の災害時に効を奏す
るものであつて、その使用方法も簡単であるため
異常事態においても取り違えることなく、容易か
つ迅速に操作し得る機能性を有するものである。
きる避難救命用ベルトであつて、その端部に環状
挿通部を形成せしめた簡易な構成よりなるもので
ありながらも、上述の如き数々の機能を備えてお
り、好適な使用例としては防炎耐熱素材よりなる
アノラツク、ジヤンパー或いはスーツなどの各種
被服と併用する場合であつて、その効果は特に優
れている。このように、被服等に常時備え火災な
ど人命にかかわる避難救助等の災害時に効を奏す
るものであつて、その使用方法も簡単であるため
異常事態においても取り違えることなく、容易か
つ迅速に操作し得る機能性を有するものである。
また、その用途においても、上記のビル火災な
どの場合に限らず、たとえば、登山などで焚火を
しながら露営する場合でも、該ベルトをヤツケな
どの腰部分に適宜巻き付けることにより、仮眠時
の不慮の事故を未然に防止することができる。さ
らに、防炎性を有する繊維素材は保温性にも優れ
ているため、該ベルトを腰部に巻き付けることに
よる保温効果もある。
どの場合に限らず、たとえば、登山などで焚火を
しながら露営する場合でも、該ベルトをヤツケな
どの腰部分に適宜巻き付けることにより、仮眠時
の不慮の事故を未然に防止することができる。さ
らに、防炎性を有する繊維素材は保温性にも優れ
ているため、該ベルトを腰部に巻き付けることに
よる保温効果もある。
以上の如くであり、因みに、我々が不幸にして
火災、災害に遭遇するといつたことは万が一の可
能性かも知れないが、災害発生の可能性と危険性
が高まつている状況にかんがみても、本考案にか
かる避難救面用ベルトが九死に一生を得る一助と
なり得るもので、その効用はきわめて大である。
火災、災害に遭遇するといつたことは万が一の可
能性かも知れないが、災害発生の可能性と危険性
が高まつている状況にかんがみても、本考案にか
かる避難救面用ベルトが九死に一生を得る一助と
なり得るもので、その効用はきわめて大である。
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は本考案にかかるベルトの斜視図、第2図な
いし第3図は使用状態の説明図、第4図は使用状
態の別実施例およびアノラツクの胸部ポケツトに
本考案にかかるベルトを収納した場合を示す説明
図である。 1……避難救命ベルト、2……基布部、3……
環状挿通部、5……端部。
1図は本考案にかかるベルトの斜視図、第2図な
いし第3図は使用状態の説明図、第4図は使用状
態の別実施例およびアノラツクの胸部ポケツトに
本考案にかかるベルトを収納した場合を示す説明
図である。 1……避難救命ベルト、2……基布部、3……
環状挿通部、5……端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベルト基布部の長手方向の両端部を適宜折り
返して重ね合わせ、該端部を前記基布部と一体
的に固着せしめた状態として環状挿通部を形成
した構成よりなる避難救命用ベルト。 2 前記環状挿通部をベルト基布部の長手方向の
一方の端部に形成した構成よりなる実用新案登
録請求の範囲第1項記載の避難救命用ベルト。 3 前記ベルト基布部が防炎耐熱性素材よりなる
ものである実用新案登録請求の範囲第1項およ
び第2項記載の避難救命用ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1244384U JPS60124948U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 避難救命用ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1244384U JPS60124948U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 避難救命用ベルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60124948U JPS60124948U (ja) | 1985-08-23 |
JPH0233786Y2 true JPH0233786Y2 (ja) | 1990-09-11 |
Family
ID=30495510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1244384U Granted JPS60124948U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 避難救命用ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60124948U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100868291B1 (ko) * | 2008-05-28 | 2008-11-11 | 형제테크(주) | 차량용 유리 검사구 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1244384U patent/JPS60124948U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100868291B1 (ko) * | 2008-05-28 | 2008-11-11 | 형제테크(주) | 차량용 유리 검사구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60124948U (ja) | 1985-08-23 |
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