JPH0233082B2 - - Google Patents

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JPH0233082B2
JPH0233082B2 JP57165131A JP16513182A JPH0233082B2 JP H0233082 B2 JPH0233082 B2 JP H0233082B2 JP 57165131 A JP57165131 A JP 57165131A JP 16513182 A JP16513182 A JP 16513182A JP H0233082 B2 JPH0233082 B2 JP H0233082B2
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JP
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tube
scanning device
sensing member
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head
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JP57165131A
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JPS5866809A (ja
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Rosusutein Samyueru
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Individual
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Publication of JPH0233082B2 publication Critical patent/JPH0233082B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/28Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B7/281Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring contours or curvatures for measuring contour or curvature along an axis, e.g. axial curvature of a pipeline or along a series of feeder rollers

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内面形状測定技術に関し、より詳細に
は、管その他のものの内面形状を感知するために
管その他に挿入される電気機械的な内面形状測定
プローブ(即ち、プロフイルメーターもしくは複
合走査装置)に関するものである。また、本発明
は管の欠陥測定方法に関するものである。
本発明は、蒸気発生器の管の内部を検査するた
めに用いる技術を改善する研究中に開発されたも
ので、従つてそうした用途に関連して以下に説明
するが、比較的大きな管或いは小さな管の内面又
はガス管その他の種類の管路の内部の検査用にも
用いられる。
蒸気発生器の運転及び保守に熟達した人によく
知られているように、蒸気発生器系統の運転停止
期間中に蒸気発生器の管を検査し、欠陥のある管
は閉塞するか又は交換しなければならない。ま
た、早期破壊を示す大きな応力変形の存在が管内
部の検査によつて分かつた場合、蒸気発生器の管
に実際に漏れが始まる前に予防的に管を閉塞する
必要があることも知られている。従つて本発明の
目的は、管の実際の使用時に管が破損するおそれ
がないか否かを表わす応力変形の存在又は不存在
を感知するための管内面のより有効な検査装置を
提供することにある。
普通に凹み(“denting”)として知られる管内
面形状のゆがみは、管を構成している金属中にお
ける応力変形の存在を表わすものであることが知
られている。大きな応力変形は管の応力腐食割れ
をひき起こし易いので、管内部のゆがみをより正
確に測定することにより、そうした応力変形の量
をより正確に測定することは、管の割れの予知を
改善する1つの手段である。従つて本発明は、上
記のゆがみをより正確に感知し、そのゆがみに基
づいて管の応力変形の程度をより正確に計算し得
るようにするための、管例えば蒸気発生器の管の
内面形状測定プローブを提供せんとするものであ
る。
例えば、特に最近の加圧水形原子炉の蒸気発生
器の場合、管支持板と管自身との間の腐食生成物
の蓄積により、蒸気発生器の運転中に上記の凹
み、即ちゆがみが起こる。このゆがみにより応力
変形が生じ、この応力変形がもしも充分に大きけ
れば管は応力腐食割れを受け易くなる。従来は、
凹みが大きい程応力変形が大きいものと考えられ
ていたので、凹みの大きさを評価するために渦電
流検査技術が用いられていた。蒸気発生器の管の
そうした非破壊検査は、既存の割れその他のよう
な配管中の欠陥を感知するために従来から既知の
渦電流技術から開発され、凹みの存在を示す渦電
流信号の解読は、規準からの既知信号との比較に
基づいて行なわれていた。これにより凹みを定量
的に定めることはできるが、この目的のための渦
電流測定は、せいぜい管長の或る与えられた箇所
における平均管径の目安を与えるにすぎないた
め、一般に不正確であることがわかつている。そ
のため渦電流測定によつて管の漏れを正確に予知
することはできない。
凹みの測定により管の応力変形を定める別の既
知の技術は、8本指のプローブを使用し、プロー
ブが管内を通つて引かれる間に管の円周の回りの
8本指位置において管のいくつかの内径を同時に
測定する方法であり、この測定は各指に取付けた
それぞれの歪み計の偏よりの程度を感知すること
によつて行なわれ、そのデータは応力変形を計算
するために計算機の入力として用いられる。この
電気機械的測定は渦電流検査技術を超える改良を
表わしているが、データが8つの半径に制限され
ているため、応力変形の大きな位置において相当
な誤差を生じ易い。これに関連して、データポイ
ントを12〜16個と大きくすると、プローブが操作
しにくくなり、精度はそれほど改善されないこと
がわかつている。
上述したどちらの内面プローブ技術も、最大応
力変形位置に上述したように対応すると従来考え
られていた管内の最大凹み位置を、正確に検出す
るように第一義的に設計されている。しかし本発
明者は、或る管の最大応力変形は必ずしも最大凹
み箇所において発生せず、管のゆがみの形状又は
プロフイルに依存して、別の場所においても起こ
り得ることを見出した。即ち、凹みによる管の応
力変形は、軸方向の応力変形の影響を無視できる
と考えれば、円周成分と曲げ成分とから多くの場
合成立つている。ここに円周成分とは、元の円周
で割つた管の円周の変化であり、曲げ成分とは、
円周成分の特定位置における、最初の長さに比較
した長さの局所的な変化である。かくして、円周
応力変形ないしはフープ応力は、そのように変形
された管の内面形状に基づいて定めることができ
る。従つて、管内部の特別問題となつている箇所
における管の完全な円周内面形状を知ることが重
要になり、本発明はそのような能力を提供せんと
している。
従つて本発明は、管の内面のゆがみを測定する
能力だけでなく、管の長さに沿つた外部の支持板
の位置を測定する能力も与えるものであり、この
位置を管内面形状の測定値と相関させることによ
り、管の長さに沿つたどの箇所においてそうした
ゆがみが発生したかが定められる。管の正確なゆ
がみ位置のそうした知識により、管のゆがみの原
因をより確実に把握することができる。
要約すると、本発明による内面形状測定プロー
ブは、プローブの長手方向軸線の回りに駆動装置
(歯車モータ)により回転されるように取付けた
回転自在なヘツドを備えている。回転自在なヘツ
ドは横方向外方に突出し径方向に可動な感知部材
を支持し、その感知部材は、偏倚装置(ばね)に
より外方に偏倚されており、内面形状を測定しよ
うとしている管を通つてプローブが長手方向に移
動する際に、管の内壁面と接触して回転する。そ
のため管表面は、プローブの中心線から測定した
管内径の変化について、つる巻線パターンに従つ
て絶えず感知される。
回転自在なヘツドは、プローブ本体中に取付け
た歯車モータによつて作動され、定常速度で連続
回転される。感知部材のいかなる径方向運動も、
プローブ中の電気的状態を変化させ、従つて管表
面のデータの定常的な流れが集められ、そのデー
タの流れから管の完全な内面形状をプロツトでき
る。即ちこれらの径方向測定値は、電気的監視装
置によりモニターされ、管の内面形状をプロツト
して特別の箇所における管のゆがみ量を定めるた
めに使用されるように計算機に直接に供給又は記
録される。その結果得た応力変形の値は、その場
所について直ちに計算される。
管内面形状の変化が生じた場所を定めること
は、プローブの回転しない本体部分に取付けた別
の渦電流コイルからの同時的な一連の読みによつ
て行なわれ、これらの読みは管内面形状の読みと
相関される。
内面形状測定プローブは、かたいが可撓性の中
空プラスチツクケーブル管の先端に取付けてあ
り、そのケーブル管は、プローブに至る電気導線
を収容し、そのケーブル管によつて、内面形状を
測定しようとする管を通つてプローブを押したり
引つ張つたりする。より制御可能でより一様な運
動速度を得るためには、管中に可撓性のケーブル
を送入することにより、プローブが最初に挿入さ
れた開放端の方に管の反対側から引き戻される時
にのみ、回転している感知用ヘツドと渦電流コイ
ルとの両方から同時に読みを取る。モータけん引
方式がケーブル管を引くために用いられ、従つて
プローブは一定の速度で長手方向に移動する。こ
の移動速度は、一定の速度で回転しているヘツド
から間隔のより密な読みを得るために、プローブ
が比較的関心の高い箇所を通過する時に遅くされ
たり零にされたりする。可撓性ケーブルの内部の
電気導線は内面形状を直接に得たり歪みないし応
力を計算するために、帯形記録計に、又は直接計
算機に、内面形状及び渦電流コイルの読みを伝送
する。
本発明により、プローブ中の内面形状感知部材
のいくつかの変形実施例のどれでも使用できる。
本発明の好ましい一実施例によれば、感知部材は
ほぼ逆L字形の形状をもち、L字形の両脚部の接
合点ないし頂点を横断方向に通つているピボツト
軸の回りにおいてばね付勢された垂直ピボツト運
動を行なうように、回転自在なヘツドに取付けら
れている。L字形の長い方の脚部は下方に延長
し、その自由な下端を円筒形のプローブ本体につ
いて径方向外方にばね付勢しているため、該自由
な下端は、プローブの使用中、管の内側壁と接触
してそれに乗り上げる。L字形の長い方の脚部及
びその頂点にある枢着部が径方向内方及び外方に
運動すると、円筒形のプローブの長手方向中心線
上にあるL字形の短い自由端が実質的に上下方向
に運動する。L字形の感知部材の短い方の脚部の
上下方向の運動は、電気的監視装置としてプロー
ブ本体中に取付けた線形可変差動変圧器
(LVDT)の鉄心を長手方向に運動させ、変圧器
のコイルの電流を変化させる。
LVDTの鉄心の長手方向の運動は、摺動自在
に取付けた感知部材の径方向内方及び外方への運
動によつてもひき起こされる。この感知部材は、
長手方向の鉄心の先端と係合する傾斜面を備えて
いる。摺動自在な感知部材は外方にばね負荷され
ており、鉄心は上記傾斜面と係合するようにばね
負荷されている。
本発明の別の変形例によれば、LVDT感知部
材の代りに歪み計型のセンサーが用いられ、この
センサーは、回転自在なプローブヘツド上に取付
けた摺動自在な感知部材の上記傾斜面によつて動
作する。即ち傾斜面は、LVDTの鉄心と係合し
てこれを押下げる代りに、同様に縦形の部材と係
合してこれを押下げ、この縦形の部材は、歪み計
を固着した横向きに配設されたばねを偏倚させ
る。従つて歪み計からの読みは、感知部材の内方
及び外方への運動の範囲を指示する。
感知部材の更に別の変形によれば、感知部材の
傾斜面は割愛され、その径方向の運動は加減抵抗
形のセンサーにより感知される。加減抵抗形の接
点は可動の感知部材に取付けてあり、加減抵抗コ
イルは回転自在なヘツド上の事実上固定された位
置に固着されている。別の方法によれば、加減抵
抗接点は、摺動自在なセンサー即ち感知部材に固
着した線形抵抗テープとの点接触において、ヘツ
ド上に固定的に取付けることができる。
別の形式によれば、径方向内方及び外方に摺動
自在な感知部材は、その先端の近くに渦電流コイ
ルを担持しているため、プローブが管の内部を長
手方向に通過している間、コイルは、管の内壁面
からいつも或る一定の距離にある。凹み箇所又は
管壁に沿つた他の場所においての壁厚の変化によ
つて、コイルを通る電流が変化し、この変化は検
出されて記録され、その値から比較による凹み量
ないしは壁厚の減少並びに管の内面形状を確かめ
ることができる。
このようにして確かめられた管の内面形状によ
つて活発な応力腐食及び管の早期破壊を示すもの
として知られる値まで応力変形が増大した場合、
管の両端を予防的に閉塞し、事実上、その管を不
使用状態にする。最後に述べた感知部材が、管の
壁厚の変化も同様に指示するように使用される場
合、どこかの箇所において管の壁厚が容認されな
い程度に減少していたことが判明したら、その管
を予防的に閉塞する。
本発明のこれらの目的及び他の目的、特徴並び
に利点は、本発明の好ましい実施例を示す添付図
面についての以下の説明により一層明らかになる
であろう。
第1図を参照して、本発明による回転ヘツド式
の内面形状測定プローブ(即ち、プロフイルメー
ターもしくは複合走査装置)は、全体が参照数字
20により示され、例えば垂直におかれた蒸気発
生器の管束22の任意の管(熱交換器管)21中
に、その管の内面のプロフイルをトレースする目
的で挿入する前の状態において図示されている。
管束22がその内部に配設された蒸気発生器は、
図示されていないが、発電設備を駆動する蒸気を
発生させるための加圧水形原子炉(PWR)の一
部として、原子力工業の分野で慣用される形式の
立て形U字管式熱交換器であつてもよい。この形
式の典型的な蒸気発生器は、管束状に取付けられ
たインコネル製の3000本以上の管21を有し、こ
れらの管21は鋼製の管板23から頂部のU字形
のベンドまで上方に延び、次に再び管板(金属製
支持体)23に至つている。管21は、通常は6
〜7個の長手方向に相互から隔だてられた鋼製の
管支持板(金属製支持体もしくは支持板)24
(第2図に1個のみ示す)により、全長に亘つて、
隣接する管21に対し固定され離隔された関係に
保たれている。周知のように高温高圧の水(1次
側の水)は、管21を通つて循環され、そして運
転中、比較的低温低圧の水(2次側の水)は管束
22の回りの蒸気発生器内部に導入されている。
熱源例えば原子炉から熱を集めて流れる1次側の
水は、管21の壁を介して2次側の水に熱を伝達
し、2次側の水はそれにより蒸気になる。原子炉
内を貫流した1次側の水は放射線で汚染されてい
ることがあるため、そうした汚染を蒸気発生器系
統の1次側に閉じこめて、管21を通り2次側に
移行しないようにする必要がある。1次側の水の
放射能レベルが低くても、少しでもその水が2次
側の水に漏れることは禁じられており、原子力発
電所の運転停止が必要になる。
管21を通るそうした漏れは、符号21a(第
3図)で示す部分の腐食割れの結果であることが
多く、そうした割れは、管支持板24又は管板2
3と管21との間の腐食生成物25の形成によつ
て生ずる。この形成は、胴部内の管支持板及び管
21を囲む多量の水の温度と、管21が通つてい
る管支持板中のドリル孔と管との間の環状スペー
スにある水及び蒸気の温度とのわずかな差によ
り、周囲の水から不純物が環状スペース中に沈着
することによるものである。管支持板のドリル孔
表面の腐食は促進され、そして腐食生成物の発生
源である鋼よりも腐食生成物の量が多いため、管
21は、第2図に示すようにゆがむ、即ち凹む。
管21のゆがみが増すと、その形状が多種多様に
なり、管壁の応力変形が増し、管21は応力腐食
割れを受け易くなり、最終的には完全な破断にな
る。
第2図に示す管21の凹みは、管21に応力変
形が生じたことを示すものであるが、本発明者
は、生じた応力変形の量は必ずしも凹みの程度に
比例しないことを見出した。即ち、管を通つて移
動するプラグ形のゲージが凹み部分を通過できな
いほどに過大な凹みを受けた或る管は、その管を
使用し続けた場合に早期腐食割れを指摘しなけれ
ばならないほど重大な応力変形は受けていないこ
とが、計算によつて示された。換言すれば、ほと
んど凹みを受けていない管が、蒸気発生器のその
後の運転に際し割れを防止するため不使用にする
ことを必要とする程度の非常に危険な応力変形パ
ターンを示していることが、計算により明らかに
なつた。上述したように、実際の応力変形は、軸
方向の応力変形を無視できると考えれば、長手方
向の曲げ成分と円周成分との関数である。本発明
の内面形状測定プローブ及びそれに組合された計
算機を使用し、その計算機にプローブからの信号
を供給し、既知の基準との比較により分析するこ
とにより、任意の管において経験されるそうした
実際の応力変形を定めることができるため、管を
予防的に両端において閉塞し、蒸気発生器のその
後の運転の間その管を不使用とすることができ
る。任意の限界値以下に内径が減少した管を一律
に閉塞するのではなく、応力変形が実際に過大に
なつた管のみに予防的な閉塞を制限することによ
り、閉塞すべき管の全数を少なくし、蒸気発生器
の使用寿命を長くすることができる。
第1図を参照して、回転ヘツド式の内面形状測
定プローブ20は、かたいが可撓性の導線入りケ
ーブル管即ち導線ケーブル26の先端に取付けて
あり、そのケーブルにより押されたり引つ張られ
たりして、内面形状を測定しようとする管21の
内部を通る。ケーブル26は参照数字27により
略示した導線を内部に備えている。導線27は参
照数字28により略示した計算−記録装置に接続
されている。プローブ20の電気機械的な作動
は、計算−記録装置28の内部にあつてもよい外
部電源(図示しない)によつて行なわれる。プロ
ーブ20からの電気機械出力は、計算−記録装置
28において記録され又は利用される。ケーブル
26の長さはもちろんどの管21の長さよりも大
きくする。
内面形状測定プローブ20からの読みは、精度
を高くするために、プローブ20が最初に挿入さ
れた管21の開放端に向かつて管21の他側から
引つ張り戻す間においてのみ取るようにする。ケ
ーブル26に対する定常的な伸張及び引張り運動
は、ケーブル26がその間に通される1対の駆動
ロール29a,29bを駆動する直流ステツプ電
動機(図示しない)によつて制御する。従つて、
ケーブル26、駆動ロール29a,29b及び図
示しない直流ステツプ電動機はプローブ20の速
度可変の駆動装置を構成する。
内面形状測定プローブ20は非磁性材料好まし
くはステンレス鋼から出来ており、本体30を有
し、その先端30aには例えばケーブル継手26
aにより可撓性ケーブル26が取り付けられてい
る。本体30は自由な反対側の先端30bに、軸
方向に回転自在なヘツド31を有し、また後述す
る理由のため先端30bの近くに、固定の渦電流
コイル32を有しているほかに、図示したよう
に、それぞれ先端30a,30bの近くに、1対
の離隔されたスライド式の弾性調心ガイド33
a,33bを担持している。調心ガイド33a,
33bは本体30上に固定されている。回転自在
なヘツド31は、後述する目的のために、横方向
に側面から突出し偏向自在なな感知部材34を備
えている。プローブ20がどれかの管21中にあ
る時に、その回転自在なヘツド31は、管21の
内部において調心され、感知部材34は回転自在
なヘツド31が回転してプローブ20が第2図の
矢印Bにより示すように管21を通り長手方向に
引かれる時に、管21の内面に接して滑り、第
2、第3図に矢印Aで示すようにらせん状に移動
して、その内面形状を感知する。
第4図を参照して、回転自在なヘツド31の回
転は、全体を符号35により示した駆動装置即ち
歯車モータにより行なわれて一定の速度に維持さ
れ、歯車モータ35の出力軸35aは例えば止め
ねじ36によりヘツド31の下端31aに固着さ
れている。歯車モータ35は本体30内に取付け
てあり、該モータの導線37は、適当な溝38を
経て導線27(第1図参照)に結合されている。
本発明の好ましい実施例によれば、第4,5図
に示すように、回転自在なヘツド31の径方向外
方に突出する感知部材34は、逆L字形であり、
頂部34bはピン40によりヘツド31に枢支さ
れている。ピン40はヘツド31の適当な形状の
切欠き41中に横方向に配設されている。そのた
め感知部材34の下側脚部34aは切欠き41の
内部において径方向内方及び外方に移動すること
ができる。逆L字形の感知部材34の径方向外方
に突出する下側脚部34aには宝石42好ましく
はサフアイアが取付けてあり、この宝石は、プロ
ーブ20が管21を通過する時に管21の内面上
に乗上げる。先端43a,43bをピン40の回
りに両側において巻回させているほぼU字形のば
ね43は、感知部材34の下側脚部34aをプロ
ーブ20の径方向外方に付勢する偏倚装置として
作用している。この目的のためにばね43は、第
4図に示すように、感知部材34の両側にあり外
方に延びている1対の直線部分43cを有し、直
線部分43cは切欠き41の頂部41aに当接
し、感知部材34の下側脚部34aを外方に付勢
する。ばね43のU字形の中間部分は図示したよ
うに感知部材34の下端部の近くの切欠き44に
係合している。
逆L字形の感知部材34の長い下側脚部34a
の径方向外方及び内方への運動に呼応した短い上
側脚部34cの実質的に長手方向の運動は、その
運動に対応して、第4図に示すように回転自在な
ヘツド31内に取付けた線形可変差動変圧器50
の長手方向に延びる長い磁性鉄心50aに長手方
向の運動を与える。
線形可変差動変圧器(LVDT)は、周知のよ
うに、可動鉄心50aの変位に比例する電気的出
力を発生する電気的監視装置もしくは信号発生装
置である。変圧器50は、円筒形のステンレス鋼
製ケーシング50d中に収容された1次コイル5
0b及びその両側の2個の2次コイル50cを備
えている。鉄心50aはコイルと鎖交する磁束の
通路を形成する。1次コイル50bは交流により
付勢され、電圧が2次コイル50cに誘導され
る。2つの2次コイル50cは、誘導電圧が逆極
性になるように直列逆向きに結線されている。変
圧器50からの正味の出力はこれらの電圧の差で
あり、差電圧の値は、鉄心50aが1次コイル5
0bに対し中央にある時(この位置を零位置とす
る)零になる。一方又は他方の2次コイル50c
により近い別の位置に鉄心50aが長手方向に移
動した時には、鉄心50aが接近した2次コイル
50cに誘導される電圧は増大し、その反対側の
2次コイル50cの誘導される電圧は減少する。
そのため鉄心50aの位置の変化に比例して変化
する差動電圧出力が発生する。
この実施例によれば、円筒形の変圧器50は、
第4図に示すように、円筒形の回転自在なヘツド
31の長手方向軸線に沿つて取付けられている。
鉄心50aは、回転自在なヘツド31の外方上端
31bの方向に向かつて、切欠き41内の位置ま
で延長し、止め板52により保持されたコイルば
ね51により上記の方向に付勢されている。ばね
51の付勢により鉄心50aの先端は、L字形の
感知部材34の上側脚部34cの下面に係合した
状態に保たれる。図示したように、感知部材34
の外方に偏向された位置では、感知部材34の上
側脚部34cによつて及ぼされる下向きの力によ
つてばね51が面53に押し付けられて圧縮さ
れ、鉄心50aは2次コイル50cの最も後方の
位置に向かつて付勢される。そのため感知部材3
4の下側脚部34aがばね43の付勢に抗して径
方向内方に押圧されると、鉄心50aの先端に対
する感知部材34の上側脚部34cの圧力が減少
するため、鉄心50aは、ばね51の上向きの付
勢に応答して上方に移動することができる。従つ
て鉄心50aは、1次コイル50bに対し中央に
あるその零位置に移動し、長い下側脚部34aの
内方への偏向の大きさに従つて更に移動する。そ
のため第2図に示すように、プローブ20が管2
1に通される時に、管21の内面に凹みがあるか
ないかに従つて、コイル50cの電圧が変化す
る。
第4,5図に示すように、相対的に固定された
本体30と回動可能なヘツド31との間の6個の
スリツプリング整流子55によつて、管21の外
部から変圧器50への電気的な接続が行なわれ
る。これらのスリツプリング整流子55は3つの
別々の電気回路をつくつており第1の電気回路
は、1次コイル50bを付勢する回路、第2及び
第3の回路は2次コイル50cの誘導電圧検出回
路である。これらの整流子からの配線57は、導
線用スロツト56を経て本体30の溝38に入
り、第1図に略示した電気導線27の一部とな
る。
第6,7図に本発明の変形実施例による内面形
状測定プローブ60を示し、このプローブ60の
本体30も、回転自在なヘツド61を駆動する出
力軸35aを備えた歯車モータ35を有し、出力
軸35aは回転自在なヘツド61の内端61aに
連結されている。回転自在なヘツド61は、前述
した実施例のものと同じ型式の電気的監視装置で
ある線形可変差動変圧器50を備えている。しか
しこの変圧器50は図示したようにプローブ60
の長手方向軸線から横方向にずれた位置にあるた
め、その長手方向に可動の鉄心(作動部材)50
aは、第6図に示すように、直線状に摺動自在な
感知部材62のテーパー面もしくはカム面62a
に一層好都合に係合する。即ち、第6,7図を参
照して、径方向に摺動自在な感知部材62のほぼ
円筒状の本体62bは、円形の摺動孔63中にお
いて横断方向に摺動し、その円周方向に関する位
置は、共働する摺動孔63a内を摺動する突出部
分62cによつて保持される。突出部分62c
は、感知部材62が偏倚装置、即ちコイルばね6
5により径方向に最も外方に偏倚された時に止め
ねじ64と係合して感知部材62を摺動孔63中
に保持する。ばね65はばね用孔62e中に取付
けてあり、固定ピン66に対して作用する。ピン
66の内端66aは摺動孔63の内壁に固着され
ている。変圧器50の鉄心50aは、長手方向に
付勢されたコイルばね67によつて、感知部材6
2のテーパー面62aに向かつて長手方向に偏倚
される。電気接続は、第4,5図の実施例につい
て記載したように、整流子55を介して変圧器5
0とケーブル26との間に行なわれている。
感知部材62の外端は、検査すべき管壁の内面
と摺動接触するための宝石(ボール)68を担持
している。そのため管壁のいかなる凹みも感知部
材62を押圧し、その傾斜して配設されたテーパ
ー面62aは、ばね67の上向きの付勢に抗して
変圧器50の鉄心50aを押圧する。そのため上
述したように、変圧器50の2次コイル50cに
正味の電圧が誘起され、それが計算−記録装置2
8(第1図)により検出される。プローブが管2
1を通る間に凹んだ箇所を通過すると感知部材6
2はばね65の付勢の下に径方向外方に偏倚さ
れ、宝石68と管内壁面との間の摺動接触が保た
れ、この時に鉄心50aはコイルばね67の付勢
の下にテーパー面62aと係合した状態で長手方
向に移動し、その結果として2次コイル50cの
正味の差動電圧が逆方向に変化する。
第8,9図に示した実施例による内面形状測定
プローブ70の回転自在なヘツド71は、適切な
摺動孔63,63a中に第6,7図の実施例と同
様の横断方向に摺動自在な感知部材62を担持し
ている。感知部材62は、内端66aで摺動孔6
3の内壁に固着された固定ピン66に作用するコ
イルばね65によつて、径方向外方に偏倚されて
いる。そのため感知部材62の宝石68を取付け
た先端は、その表面形状を測定しようとする管2
1の内面に圧接される。感知部材62は、第6,
7図の実施例と同様に、止めねじ64に当接する
突出部分62cによつて、その円周位置に保持さ
れている。径方向に摺動自在な感知部材62はテ
ーパー面62aを有し、テーパー面62aは第8
図に示すようにテーパー状になり、摺動自在なピ
ン73と係合している。ピン73は円筒形のプロ
ーブ70の軸線に関し長手方向に配置されてい
る。ピン(作動部材)73は回転自在なヘツド7
1のスロツト74中において摺動自在である。ピ
ン73の下端73aは板ばね75の自由端75a
と係合し、板ばね75の他端75bは回転自在な
ヘツド71のばね収納凹部76内に取付けられて
いる。摺動自在なピン73は、板ばね75の付勢
によりスロツト74内に保持されるため、ピン7
3の上端73bは感知部材62のテーパー面62
aと常時係合している。
歪み計77は板ばね75に取付けてあるので、
板ばね75の偏向によつて電気的監視装置もしく
は信号発生装置、即ち歪み計77が周知のように
動作する。歪み計77からの導線78は、導線7
8と接触している本体79の上端に取付けた11対
のスリツプリング80を介して、プローブ70の
本体79中の導線81に接続されている。導線8
1は、計算−記録装置28に至る可撓性の導線ケ
ーブル26(第1図)内の導線27に歪み計77
からの電気出力を導くためにスロツト82中に配
設されている。
第8,9図には図示してないが、回転自在なヘ
ツド71は、プローブ70の本体79中に取付け
られた歯車モータによつて駆動される。第8,9
図に部分的に示したように、回転自在なヘツド7
1は、プローブ70の長手方向軸線と同心的に配
設された円筒形軸受83に支承されている。図示
した実施例では軸受83は玉軸受であるが、ニー
ドル軸受その他の適当な形式の軸受を用いてもよ
い。
従つて、プローブ70がその回転自在なヘツド
71と共に、その内面形状を測定しようとしてい
る管21を通つて長手方向に移動される時、感知
部材62の先端の宝石68は、管21の内壁と係
合してそれに乗上げる。凹みに遭遇すると感知部
材62は、コイルばね65の付勢に抗して径方向
内方に押され、その時にテーパー面62aはピン
73を押込み、そのピン73は板ばね75をその
ばね力に抗して押込む。板ばね75のこの偏向は
既知のように歪み計77の電気的状態を変化させ
るため、電流が流れ、その変化は計算−記録装置
28によつて読取られ解読される(第1図)。凹
みを通過し、管21の通常の半径部分に遭遇する
と、摺動自在な感知部材62は、板ばね65によ
り径方向外方に偏倚され、宝石68を管21の内
壁と係合した状態に保持し、板ばね75は上方に
移動する。
本発明による感知装置の更に別の変形例を第1
0,11図に示す。この実施例においても、プロ
ーブ90の回転自在なヘツド91には、上述した
例と同様に、径方向内方及び外方に摺動自在な感
知部材62が取付けられている。感知部材62は
コイルばね65により外方に偏倚され、止めねじ
64により摺動孔63,63a中に保持されてい
る。しかし感知部材62は、電気的監視装置もし
くは信号発生装置として、回転自在なヘツド91
に固定した巻回コイル加減抵抗器94と係合する
加減抵抗接点93を担持している。巻回コイル加
減抵抗器94との電気接続は導体ロツド95を介
して行なわれ、ロツド95の湾曲端95aは回転
自在なヘツド91から突出し、プローブ90の本
体99に取付けたスリツプリング96に乗上げ
る。スリツプリング96は、本体99のスロツト
98中の導線97を介して、導線27に、更にそ
こから計算−記録装置28(第1図)に電気的に
接続される。摺動自在な感知部材62の径方向内
方及び外方への摺動運動及びその結果としての加
減抵抗接点93と巻回コイル加減抵抗器94との
摺動接触は、回転自在なヘツド91の本体をアー
スとして含む加減抵抗器回路中の電気抵抗を変化
させ、その変化は計算−記録装置28により検出
される。
第12,13,14図はこの加減抵抗器の変形
例を示しており、該変形例によれば、電気抵抗テ
ープ101は、摺動自在な感知部材62の径方向
に延長する表面62fに沿い固着してあり、回転
自在なヘツド108に取付けられてそれから突出
する導体ロツド102の上端102aは、加減抵
抗接点として用いられる。導体ロツド102の下
端102bは湾曲しており、プローブ100の本
体106のスリツプリング103と接触するま
で、回転自在なヘツド108から突出している。
導体ロツド102は図示したように止めねじ10
7によつて、回転自在なヘツド108上の固定位
置に保持されている。導線104は本体106の
スロツト105中に収容され、スリツプリング1
03からケーブル26に至つている。従つて感知
部材62の径方向内方及び外方への運動は、導線
104、スリツプリング103、導体ロツド10
2、電気抵抗テープ101及び電気的アースとし
て機能するプローブ100の回転自在なヘツド1
08の本体によつて形成される電流路の電気抵抗
を変化させる。回転自在なヘツド108は、上述
した実施例の場合と同様に、円筒状の球軸受11
0上に支承され、歯車モータ35によつて駆動さ
れる。
第15図に感知部材の更に別の変形例を示す。
回転自在なヘツド120は、横断方向に摺動自在
な感知部材121を担持し、感知部材121は、
内面形状を測定しようとする管又は管路の内壁面
と摺動接触するためのサフアイアなどの宝石12
2を先端に備えている。摺動自在な感知部材12
1は、偏倚装置即ちコイルばね123によつて径
方向外方に付勢され、その運動は固定ピン124
上に沿つて案内される。固定ピン124はヘツド
120に形成された摺動孔125の内面125a
に固着されている。上述した例と同様に感知部材
121は突出部分121aを有し、突出部分12
1aは、止めねじ式のストツパー126に当接す
ることにより、コイルばね123の付勢に応答し
て感知部材121が摺動孔125から離脱するこ
とを阻止する。
しかしこの実施例によれば、管内面形状の電気
的監視は、感知部材121の周囲部分の内部に組
込んだ円筒状の渦電流コイル(信号発生装置)1
27によつて行なわれる。渦電流コイル127
は、接点129を介してスリツプリング130と
接触する導線128により付勢され、スリツプリ
ング130は、プローブの本体133のスロツト
132中の導線131を介して、ケーブル26中
の導線27に接続されている。宝石122は管又
は管路の内壁面と接触するように常時付勢される
ため、渦電流コイル127は、壁面から一定の距
離のところに常に位置している。従つて、ヘツド
120が回動し、プローブ従つて渦電流コイル1
27が管21の凹みのない部分即ち管壁厚の一定
な部分を通り定常的に移動している間は、渦電流
コイル127の電気的状態は変化しない。しかし
プローブが凹みのある部分即ち壁厚の変化してい
る管部分に接近すると、渦電流コイル127を通
る電流の変化が誘起される。この変化は計算−記
録装置28(第1図)において感知され、従つて
管内面形状の変化する内面形状即ち壁厚の変化が
感知される。
第1,2図を再び参照して、プローブ本体は、
管21を通り移動する際に、1対の調心ガイド3
3a,33bにより管21中において調心され
る。これらの調心ガイドは上述した全実施例のプ
ローブに含まれている。各調心ガイド33a,3
3bは、プローブの回りに等間隔に隔置され、外
方にテーパーする複数の板ばね113を円筒−花
弁形状に配列したものである。これらの調心ガイ
ドは、相互に隔てられた関係でプローブ本体の両
端に圧力ばめなどにより固着されている。案内ユ
ニツト即ち調心ガイド33bは回転自在のヘツド
に隣接し、案内ユニツト即ち調心ガイド33aは
ケーブル継手26aの近くに配設されている。そ
のためプローブはいかなる管21を通る際にも安
定化され、縦揺れ又は横揺れを受けず、従つて管
21の内壁に対する位置決め精度を保持する。図
示した実施例による調心ガイド33a,33bに
おいて板ばね113の一端はプローブ本体に固着
され、他端即ち外方に突出する端部113aは自
由端になつている。自由端113aは、管21を
通る長手方向の摺動運動が円滑に行なわれるよう
に、内方に曲げた先端を図示したように備えてい
る。指状のこれらの板ばね113は適度の可撓性
をもち、管の凹みに遭遇すると個別に撓む。理解
されるように板ばね113はプローブの電磁作用
に干渉しないように非磁性ばね鋼材料から出来て
いる。
第2図に示すように、渦電流コイル32は、回
転自在なヘツド31の近くで、プローブの本体3
0の長さに沿つた或る位置に固着してあり、周知
のように、本体30の回りに巻回された導線から
成つている。コイル32は本体30の内部に導線
114を有し、導線114は、ケーブル26中の
適宜の一連の導線に接続されている。
上述した全実施例において、プローブ本体と、
感知部材を含む回転自在なヘツドと、ケーブル2
6と、ケーブル継手26aとは、全て非磁性材料
から出来ている。一例としてプローブ本体とその
回転自在なヘツドとは、好ましくはステンレス鋼
から出来ているが、適切なプラスチツク材料から
出来ていてもよい。調心ガイド33a,33bは
上述したように非磁性のばね鋼、アルミニウム又
は適切なプラスチツク材料から出来ていてもよ
い。また、ケーブル26はゴム又はプラスチツク
被覆導線であつてもよい。
次に蒸気発生器の管21の内面形状を感知する
ために使用する場合について、第1,2図を参照
して、内面形状測定プローブの使用方法を説明す
る。この点について、管21が逆U字形状をも
ち、蒸気発生器の頂部まで上方に約12m(40フイ
ート)延長し、次に管板23のところの蒸気発生
器の底部に、反対側の開放端まで下向きに延長し
ているものとする。各々の管21は約2.2cm
(7/8インチ)の直径をもつので、プローブの
本体30の直径及び回転自在なヘツド31の直径
はそれより少し小さく、例えば約1.3cm(1/2
インチ)である。外方に突出する調心ガイド即ち
板ばね113の直径はもちろん約2.5cm(1イン
チ)であるため、板ばね113は多少きつ目に管
21の内側壁と係合する。プローブの全長は約
18.8cm(7 1/2インチ)又はそれ以下であるた
め、湾曲の最も急なU字管の上端のベンド部分に
もプローブが追随することが可能になる。
第1図を参照して、プローブ20は、管21の
開放端の下方に図示したように位置され、管21
中に挿入されて上向きに送られ、逆U字形の頂部
の回りを通り、反対側の開放端において管底部に
到り、その距離は約24.4m(80フイート)以上に
達する。プローブ20及びそのケーブル26は、
駆動ロール29a,29bを駆動することにより
管21に挿入され、それを通つて送られる。駆動
ロール29a,29bは、その変速にとつて好都
合であるため直流ステツプ電動機(図示しない)
により駆動される。この時点ではヘツド31を回
転させたりプローブ20の感知部材を付勢する必
要はない。
プローブ20を管21中にその他端まで充分挿
入した後、渦電流コイル(渦電流センサー)32
及びその感知部材34を付勢することによりプロ
ーブ20を作動させる。更に歯車モータ35を始
動させ、1秒間に約1回転という一定の速度でヘ
ツド31を回転させる。次に駆動ロール29a,
29bの回転方向を逆にしてケーブル26及びプ
ローブ20を管21から引出し、その間にプロー
ブ20から読み取る。次に各管支持板24間の間
にある管長部分に沿つて1秒間約30cm(1フイー
ト)という比較的早い速度と、1秒間約0.32cm
(1/8インチ)という比較的遅い速度との間で、
管21中のプローブ20の引張り速度を変化さ
せ、又は所望ならば管支持体24の各位置の近傍
で一時的に停止させる。この位置は管の凹みが最
も起こり易い問題の位置である。回転するヘツド
31の近くに位置し、しかしそれよりも前にある
渦電流コイル32は、ヘツド31の到達前に各々
の管支持板24を感知し位置を突き止めるので、
これらの各々の位置においてより多くの読みを取
るためにプローブ20の移動速度を遅くしたり零
にしたりすることができる。渦電流コイル32が
凹み箇所を過ぎて移動し、管21の上記中間管長
部分の領域に沿つて移動中であることを信号とし
た時、駆動ロール29a,29bの速度を大きく
し、これらの領域をプローブ20が通る間のヘツ
ド31の回転数を比較的低くすることができる。
プローブ20が管21から外方に定常的に引出
される間に、感知部材34の宝石42を取付けた
先端は管21の内壁面に押付けられるため、回転
するヘツド31に対する感知部材34の径方向位
置が絶えず測定される。そのため管内面形状が記
録され、計算−記録装置28によつてグラフの形
で表示しうる。内面形状の表示は上述したように
管支持板24の位置に相関させることができる。
計算−記録装置28は、プローブ20から受けた
内面形状ゆがみ入力値から応力変形を計算するプ
ログラムを用いて、管支持箇所及びその他の箇所
において受けた応力変形量を表示し、所定限度と
比較して過大の応力変形の発生を表示する。この
過大応力変形が発生した場合、その管21が実効
的に不使用状態となるように、管21を予防的に
閉塞することができる。
勿論、本発明に従つて、内面形状測定プローブ
の構造又は配列を更に変更してもよい。その例と
して、図示してないが、渦電流コイル32(第
1,2図)は、回転自在なヘツド31のすぐ近く
に図示のように配設する代りに、調心ガイド33
a,33bの間にあるプローブ本体30の長さに
沿つた中間位置に取付けてもよい。第4〜7図を
参照して、スリツプリング整流子55を割愛し、
更に他の構造上の細部も簡略にするために、歯車
モータ35の出力軸35aに、回転自在なヘツド
31の下端に向かつて延びそこに接合する中空の
非磁性軸延長部を設け、この軸延長部が変圧器の
開口を貫通するようにしてもよい。この改変例に
おいては、鉄心50aは回転する軸延長部内を滑
動し、該軸延長部の開端から出て揺動可能な感知
部材34の短い上側脚部34cと接触しうる。鉄
心をこのように偏倚させるために、例えばコイル
ばねを出力軸35aの末端とこの末端に隣接する
鉄心50aの端との間に配設する。
更に別の構成によれば、回転自在なヘツド31
自身の内部に歯車モータ35を取付け、その時に
は逆向きになつている出力軸35aを本体30に
適切に接続し、また適当な軸受装置を設ける。こ
れによりプローブがより小形になり、その長さが
短縮され、湾曲の急な管又は管路の部分を通過さ
せることができる。
大きな管路例えば直径25.4cm(10インチ)又は
30.5cm(12インチ)の管路の内壁面を通過して同
様に観察するようにプローブを適合させるため
に、プローブの直径を相当に大きくし、又は横方
向に突出する感知部材を相当に長くすることもで
きる。逆に、その他の用途に適合させるためにプ
ローブを上述した実施例の場合に比べ小さくして
もよい。
このように本発明の全ての目的を達成する回転
ヘツド式内面形状測定プローブが本発明により提
供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は立て形蒸気発生器の管束の一部と共
に、その管束の管の1つに挿入される直前の本発
明による内面形状測定プローブを示す断片的な斜
視図、第2図は管支持箇所にある管をその内部に
ある本発明のプローブと共に示す断片的な拡大断
面図、第3図は第2図の3−3線に沿つた断面
図、第4図は第1〜3図に示したプローブの細部
を示す断片的な拡大側断面図、第5図は第4図の
一部のみを示す断片的な正面図、第6図は本発明
の変形実施例によるプローブの断片的な側断面
図、第7図は第6図のプローブの断片的な断面正
面図、第8図は本発明の別の変形実施例によるプ
ローブの断片的な側断面図、第9図は第8図に示
したプローブの断片的な断面正面図、第10図は
本発明の更に別の変形実施例によるプローブの断
片的な側断面図、第11図は第10図に示すプロ
ーブの断片的な側断面図、第12図は本発明の更
に別の変形実施例によるプローブを示す断片的な
側断面図、第13図は第12図のプローブの一部
のみを示す断片的な断面正面図、第14図は第1
2図の14−14線に沿つた拡大断面図、第15
図は本発明の更に別の変形実施例によるプローブ
を示す断片的な側断面図である。 20,60,70,90,100…プロフイル
メーターもしくは複合走査装置(内面形状測定プ
ローブ)、21…熱交換器管(管)、23…金属製
支持体もしくは支持板(管板)、24…金属製支
持体もしくは支持板(管支持板)、26…速度可
変の駆動装置(ケーブル)、29a,29b…速
度可変の駆動装置(駆動ロール)、30,79,
99,106,133…円筒形の本体、31,6
1,71,91,108,120…回転自在のヘ
ツド、32…渦電流センサー(渦電流コイル)、
33a,33b…調心ガイド、34,62,12
1…感知部材、35…ヘツドの駆動装置(歯車モ
ータ)、50…信号発生装置(線形可変差動変圧
器)、50a…作動部材(可動鉄心)、55…整流
子、62a…カム面(テーパー面)、68…ボー
ル(宝石)、73…作動部材(ピン)、77…信号
発生装置(歪み計)、93…接点、94…抵抗体、
101…抵抗体(電気抵抗テープ)、102a…
接点(導体ロツドの上端)、127…信号発生装
置(渦電流コイル)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管の長さ方向に互いに離間した複数の金属製
    支持体に装着された前記管にある局部的欠陥を、
    比較的に長く且つ細いプロフイルメーター、即
    ち、回転自在のヘツドに該プロフイルメーターの
    軸線に対して横切る方向に移動可能に装着され
    て、前記管の内壁面に接触する感知部材と、該感
    知部材に接続されて同感知部材の移動に対応する
    第1信号を発生する信号発生装置と、前記複数の
    金属製支持体の位置に対応する第2信号を発生す
    る渦電流コイルとを有するプロフイルメーターを
    用いて、測定する方法であつて、 前記管の中に前記プロフイルメーターを挿入
    し、前記ヘツドを回転させながら、前記感知部材
    を前記管の内壁面に接触させつつ前記プロフイル
    メーターを前記管の長さ方向に移動させ、前記感
    知部材が金属製支持体の近傍にある時には前記プ
    ロフイルメーターが比較的に低速で移動し、前記
    感知部材が隣接する金属製支持体の中間の管部分
    にある時には前記プロフイルメーターが比較的に
    高速で移動するように、前記プロフイルメーター
    が前記管内を移動する速度を前記第2信号に応答
    して変更する、 管の欠陥測定方法。 2 前記渦電流コイルは、前記プロフイルメータ
    ーの長さ方向に前記感知部材から離間すると共
    に、前記プロフイルメーターは、前記感知部材か
    ら前記渦電流コイルに向かう方向に移動して、前
    記感知部材が前記金属製支持体に近付く前に前記
    渦電流コイルが同金属製支持体に近付く、特許請
    求の範囲第1項記載の管の欠陥測定方法。 3 複数枚の離間した金属製支持板に装着されて
    所定位置に保持されると共に、該金属製支持板間
    に延在している管の検査装置において同管内を通
    つて引かれるようになつている複合走査装置であ
    つて、円筒形の本体と、該本体の長手方向の軸線
    回りに回転可能に前記本体に装着された回転自在
    のヘツドと、該ヘツドを回転させるべく前記本体
    に装着されると共に前記ヘツドに接続された駆動
    装置と、前記走査装置が前記管内を通つて引かれ
    る時に同管の内壁面に接触するため、半径方向に
    往復移動自在に前記ヘツドに装着されると共に、
    同ヘツドから半径方向外方に偏倚されるように延
    びる感知部材と、該感知部材に接続され、該感知
    部材の往復移動に応答して、該応答に対応する第
    1信号を発生する信号発生装置と、前記走査装置
    内に組み入れられた巻線を有すると共に、前記管
    に電磁的に結合されて、前記走査装置が前記管内
    を通つて引かれる時の電磁結合における変化に対
    応する第2信号を発生する渦電流センサーとを有
    する、管の検査装置における複合走査装置。 4 前記金属製支持板の各々は、前記走査装置が
    前記管内で前記金属製支持板の近くを通る時に、
    前記渦電流センサーの巻線と前記管との間の電磁
    結合に特有の変化を生じさせて、前記金属製支持
    板に対する前記渦電流センサーの位置を指示する
    特有の変化を前記第2信号に発生させる、特許請
    求の範囲第3項記載の複合走査装置。 5 前記金属製支持板の各々は、前記走査装置が
    前記管内で前記金属製支持板の近くを通る時に、
    前記渦電流センサーの巻線と前記管との間の電磁
    結合に特有の変化を生じさせ、各金属製支持板に
    対する前記走査装置の位置に従つて前記走査装置
    が前記管内を通つて引かれる速度を制御するため
    の信号を出す、特許請求の範囲第4項記載の複合
    走査装置。 6 前記走査装置には、前記金属製支持板に関す
    る前記渦電流センサーの位置に応じた2種の異な
    る速度、即ち前記渦電流センサーが前記金属製支
    持板の中間にある時の相対的に高い速度と、前記
    渦電流センサーが金属製支持板の近くにある時の
    相対的に低い速度で前記走査装置を前記管内で引
    くために速度可変の駆動装置が接続されている、
    特許請求の範囲第5項記載の複合走査装置。 7 前記本体には、該本体の長手方向の軸線を前
    記管内で実質的に中央に保持するために調心ガイ
    ドが装着されている、特許請求の範囲第3項又は
    第6項記載の複合走査装置。 8 前記調心ガイドは、前記本体の半径方向外方
    に延びて管の内壁面に係合可能な複数の弾性スラ
    イド部材からなり、該弾性スライド部材は、前記
    本体の周方向に互いに離間している、特許請求の
    範囲第7項記載の複合走査装置。 9 前記渦電流センサは、前記本体に装着される
    と共に、前記ヘツドの軸線方向に前記感知部材か
    ら離間している、特許請求の範囲第3項記載の複
    合走査装置。 10 前記感知部材は、両端部の中間で前記ヘツ
    ドに枢着されたL形部材からなり、該L形部材の
    両端部の一つは、管の前記内壁面に接触すべく前
    記ヘツドの外方に延びるように偏倚されている特
    許請求の範囲第3項記載の複合走査装置。 11 前記感知部材は、前記ヘツドに関して半径
    方向に直線的に移動可能であると共に、前記ヘツ
    ドの外方に延びる端部と、管の前記内壁面に接触
    すべく前記端部において回転自在に装着されたボ
    ールとを有する、特許請求の範囲第3項記載の複
    合走査装置。 12 前記信号発生装置は作動部材を有し、前記
    感知部材の半径方向への移動により前記作動部材
    を移動させるべく、該作動部材が前記感知部材に
    より係合可能となつている、特許請求の範囲第1
    1項記載の複合走査装置。 13 前記信号発生装置は作動部材を有し、前記
    感知部材の半径方向への移動により前記作動部材
    を移動させるべく、前記感知部材は前記作動部材
    に係合するカム面を有する、特許請求の範囲第1
    1項記載の複合走査装置。 14 前記信号発生装置は、抵抗体と、該抵抗体
    に係合する接点とを備え、前記抵抗体及び接点の
    一つが前記感知部材と共に移動可能に該感知部材
    に装着されている、特許請求の範囲第11項記載
    の複合走査装置。 15 前記信号発生装置は、前記渦電流センサー
    と共に移動可能に該渦電流センサーに装着された
    渦電流コイルである、特許請求の範囲第11項記
    載の複合走査装置。 16 前記信号発生装置は、可動鉄心を有する線
    形可変差動変圧器であり、前記可動鉄心は、前記
    感知部材に接続されていて、該感知部材により移
    動可能である、特許請求の範囲第3項記載の複合
    走査装置。 17 前記線形可変差動変圧器は、電気接続リー
    ド線を有すると共に、前記ヘツドに装着されてお
    り、前記本体は、同本体の外に延びる電気接続リ
    ード線を有し、前記線形可変差動変圧器の電気接
    続リード線と前記本体の電気接続リード線とを整
    流子が相互に接続している、特許請求の範囲第1
    6項記載の複合走査装置。 18 前記信号発生装置は歪み計である、特許請
    求の範囲第3項記載の複合走査装置。 19 前記信号発生装置は、抵抗体と、該抵抗体
    に係合する接点とを有する抵抗器であり、前記抵
    抗体及び接点の一つが前記感知部材により移動可
    能である、特許請求の範囲第3項記載の複合走査
    装置。
JP57165131A 1981-09-28 1982-09-24 管の欠陥測定方法及び管の検査装置における複合走査装置 Granted JPS5866809A (ja)

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EP0076144B1 (en) 1989-05-31
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