JPH02301653A - 空気液化サイクルエンジン - Google Patents

空気液化サイクルエンジン

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JPH02301653A
JPH02301653A JP12148189A JP12148189A JPH02301653A JP H02301653 A JPH02301653 A JP H02301653A JP 12148189 A JP12148189 A JP 12148189A JP 12148189 A JP12148189 A JP 12148189A JP H02301653 A JPH02301653 A JP H02301653A
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Hiroyuki Hirakoso
平社 博之
Teruyuki Aoki
青木 照幸
Takashi Nishiwaki
西脇 敬
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスは−ス・プレーンおよび極超音速航空機等に
適用される空気液化サイクルエンジンに関する。
〔従来の技術〕
従来の空気液化サイクルエンジンは第4図にそ。
のサイクルの代表例を示すように、燃料である液体水素
を液体水素ポンプ1で低圧空気液化器2及び空気予冷器
4に送ってこれを冷熱源として、インテーク6から取入
れた吸入空気を冷却、液化し。
低圧液化空気ポンプ7で噴射器9を介して燃焼室10へ
噴射すると同時に液体水素を噴射器5を介して燃焼室1
0へ噴射し、燃焼させてロケットエンジンノズル11か
らジェットとして噴射する。液化空気と水素によって作
動する一種のロケットエンジンである。従って、スペー
スプレーンや極超音速機に適用した場合、離陸時や加速
時および超音速飛行時には適しているものの、亜音速飛
行時や着陸時には不向きであり、燃費が著しく悪化する
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の空気液化サイクルエンジンには解決すべき次
の課題があった。
即ち、上述の通り亜音速飛行時や着陸時には燃費が著し
く悪化するのでスペースプレーンや極超音速機に空気液
化サイクルエンジンをその推進系として採用する場合、
亜音速飛行および着陸用の何んらかの推進系を併用する
必要がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題の解決手段として、空気予冷器を有す
る空気液化サイクルエンジンにおいて。
空気予冷器の後流から抽気した低温空気によって作動す
るターボジェットエンジンまたはファンジェットエンジ
ンと、同ターボジェットエンジンまたはファンジェット
エンジンの空気圧縮機によって昇圧した高圧空気を抽気
して高圧状態で液化する高圧空気液化器とを具備してな
ることを特徴とする空気液化サイクルエンジンを提供し
ようとするものである。
〔作 用〕
本発明は上記のように構成されるので次の作用を有する
。即ち、たとえば極超音速機等にあって離陸、加速等の
大推力を必要とする場合は空気液化サイクルエンジン及
びターボジェットエンジン(またはファンジェットエン
ジン)の両方を作動させることによって大推力を得る。
その際、ターボジェットエンジン又はファンジェットエ
ンジンの空気圧縮機からの高圧空気の抽気による高圧空
気液化器の圧力上昇により、空気液化量の増大化が行な
われ、空気液化サイクルエンジンの推力が向上する。
また、亜音速飛行等の低燃費の求められる場合ないしは
着陸等の小推力のみを必要とする場合はターボジェット
エンジン(またはファンジェットエンジン)のみを作動
させることによって燃費節減、小推力の発生の両方が果
たされる。
〔実施例〕
本発明の第1実施例を第1図により説明する。
なお、従来例の第4図と同様の構成部材には同符号を付
し、必要な場合以外は説明を省略する。以降、第2.第
3実施例についても同様である。
第1図は第1実施例の模式的縦断面図で、先ず、構成を
既述すると1図の左側が大推力を発生するためのロケッ
トエンジンで尾端(図の下端)にロケットエンジンノズ
ル11を有している。図の右側は小推力を発生するため
のターボジェットエンジンで尾端にノズル19を有して
いる。離陵時や加速時等の大推力を必要とするときは左
側のロケットエンジン及び右側のターボジェットエンジ
ンの両方を作動させ、低燃費が求められる亜音速飛行時
や、小推力のみを必要とする着陸時等では右側のターボ
ジェットエンジンのみを作動させる。以下にそれらの詳
細について説明する。
先ず、大推力を必要とする離陸や加速の場合。
水素弁21を閉じ、水木弁加及びアフターバーナ燃料弁
nを開く。そして液体水素ポンプlを作動させ、燃料の
液体水素を昇圧する。昇圧された液体水素は低圧空気液
化器2.高圧空気液化器3および空気予冷器4を経て、
水素弁20(開状態)を通り、ロケットエンジンの噴射
器5に入り、燃焼室10に吹き込まれる。
空気はインテーク6から入り、空気予冷器4を経て大部
分は低圧空気液化器2に入り液化され。
低圧液化空気ポンプ7を経て、ロケットエンジンの噴射
器9に入り燃焼室10へ吹き込まれるJそして噴射器5
から吹き込まれた液体水素と共に燃焼し、ロケットエン
ジンノズル11から噴射される。
他方、インテーク6から入った空気の一部は空気予冷器
4から抽気され空気ダクト12を経てターボジェットエ
ンジンの空気圧縮機13に入り、増圧され、高圧空気液
化器3に導かれ、液化し、高圧液化空気ポンプ8によっ
て昇圧された後、ロケットエンジンの噴射器9に入り、
燃焼室10に吹き込まれ、上記燃焼を助長する。ターボ
ジェットエンジンの空気圧縮機13で増圧された空気の
一部はターボジェットエンジンの燃焼器15に入り、燃
料マニホールド16の水素と混合し、燃焼し、タービン
17を廻力した後、アフターバーナ燃料弁nを経てアフ
ターバーナ燃料マニホールド418を通った水素によっ
て再燃焼し、ターボジェットエンジンのノズル19より
噴射する。
このようにして大推力がターボジェットエンジンのノズ
ル19とロケットエンジンノズル11カラノ噴流ガスの
反力として得られる。
次に小推力、低燃費を必要とする亜音速飛行や着陸の場
合について説明する。
先ず、空気弁14、水素弁加およびアフターバーナ燃料
弁nを閉じ、水素弁21を開く。次いで液体水素ポンプ
1を作動させ、液体水素を昇圧する。
昇圧された液体水素は水素弁21を通って空気予冷器4
に入り、ターボジェットエンジンの燃料マニホールド1
6を経てターボジェットエンジンの燃焼器15に吹き込
まれる。
空気はインテーク6から入り、空気予冷器4を通って、
ターボジエットエンジ/の空気圧縮機13に入り、燃焼
器15で燃焼し、タービン17を駆動後ノズル19より
噴出し推力を発生する。
この時、ロケットエンジン側は作動を停止している。こ
のようにして小推力が得られる。
尚、空気予冷器4には、空気中のGO2+ H2Oが固
体となって霜着し、空気予冷器4の冷却能を低下させる
ので、これをとりのざ(ための加振器。
ズロアなどの除霜手段を設けることが望ましいが図が煩
雑化して要部の理解の妨げになることを避けるため1図
示を省略しである。
次に本発明の第2実施例について第2図により説明する
。本実施例も第1実施例と構成は近似しているが、第1
実施例で用いられたターボジェットエンジンの代りにタ
ーボファンエンジンを用いた点が相違している。即ち、
ターボファンエンジンを用いることにより亜音速飛行時
、着陸時の燃費をさらに改善させようとするものである
第2図において、13′はファン、23は空気弁、冴は
ファン、ノズルで、その他の構成はER1実施例の場合
と同様である。即ち、第1実施例の構成にファン13′
、空気弁る及びファンノズル冴が付設された構成となっ
ている。亜音速飛行時、着陸時には空気弁14を閉じ、
空気弁nを開いてファンエンジンとして作動させる。
次に本発明の第3実施例を第3図により説明する。
本実施例は基本的に第1実施例と近似した構成であるが
、第1実施例では通常の長さに形成されたノズル19を
1本実施例では長く延ばして、その開放端がロケットエ
ンジンノズル11を同心状に囲むようノズル19′とし
て形成した点が相違する。このように構成することによ
って機体への装備を簡素化できるという利点がある。
以上の通り、第1〜第3実施例によればロケットエンジ
ンとターボシェツトエンジン又はファンジェットエンジ
ンを併用するので大推力を要する場合は両エンジンを作
動させ、小推力のみで目的が達せられる場合は高燃費の
ターボジェットエンジン又はファンジェットエンジンの
みを作動させることができるので、従来例に比し、著し
く燃費を節減できるという利点がある。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように構成されるので次の効果を有する
即ち、空気液化サイクルエンジンにターボジェットエン
ジン又はファンジェットエンジンを併用させることによ
り大推力を必要とする離陸、加速時においては両エンジ
ンを作動させることにより大推力が得られる。その際、
ターボジェットエンジン又はファンジェットエンジンの
空気圧縮機からの高圧空気の油気による高圧空気液化器
3の圧力上昇により、空気液化量の増大が図られる。こ
の結果、空気液化サイクルエンジンの性能が向上する。
また、空気液化サイクルエンジンに併用されたターボジ
ェットエンジンは空気予冷器の後流に位置′1″るため
、高速時の過大なラム温度に直接さらされることがない
ため、高々速の作動が可能となる。
また、亜音速飛行1着陸時等の小推力で足りる場合はタ
ーボシェツトエンジン又はファンジェットエンジンを作
動させることにより、低燃費が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るターボジェットエン
ジンを併用した空気液化サイクルエンジンの模式的縦断
面図、第2図は本発明の第2実施濁のターボファンエン
ジンを併用した空気液化サイクルエンジンの模式的縦断
面図、93図は本発明の第3実施例のターボジェットエ
ンジンを併用した空気液化サイクルエンジンの模式的縦
断面図、第4図は従来の空気液化サイクルエンジンの模
式的縦断面図である。 1・・・液体水素ポンプ、2・・・低圧空気液化器。 3・・・高圧空気液化器、4・・・空気予冷器、5・・
・噴射器、6・・・インテーク、7・・・低圧液化空気
ポンプ。 8・・・高圧液化空気ポンプ、9・・・噴射器、10・
・・燃焼室、11・・・ロケットエンジンノズル、12
・・・空気ダクト、13・・・空気圧縮機、13′−・
・ファン、14・・・空気弁。 15・・・燃焼器、16・・・燃料マニホールド、17
・・・タービン、18・・・アフターバーナ燃料マニホ
ールド、191】9′・・・、ノズル、20.21・・
・水素弁、22・・・アフターバーナ燃料弁、23・・
・空気弁、24・・・ファンノズル。 代理人 弁理士  坂 間   暁 外2名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  空気予冷器を有する空気液化サイクルエンジンにおい
    て、空気予冷器の後流から抽気した低温空気によって作
    動するターボジェットエンジンまたはファンジェットエ
    ンジンと、同ターボジェットエンジンまたはファンジェ
    ットエンジンの空気圧縮機によって昇圧した高圧空気を
    抽気して高圧状態で液化する高圧空気液化器とを具備し
    てなることを特徴とする空気液化サイクルエンジン。
JP12148189A 1989-05-17 1989-05-17 空気液化サイクルエンジン Expired - Fee Related JP2601906B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001064513A1 (en) * 2000-02-29 2001-09-07 Andrews Space & Technology, Inc. Method and apparatus for placing satellites in low earth orbit
CN106523187A (zh) * 2015-09-14 2017-03-22 高荣江 分流式燃气涡轮发动机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001064513A1 (en) * 2000-02-29 2001-09-07 Andrews Space & Technology, Inc. Method and apparatus for placing satellites in low earth orbit
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