JPH0229764Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0229764Y2 JPH0229764Y2 JP3864384U JP3864384U JPH0229764Y2 JP H0229764 Y2 JPH0229764 Y2 JP H0229764Y2 JP 3864384 U JP3864384 U JP 3864384U JP 3864384 U JP3864384 U JP 3864384U JP H0229764 Y2 JPH0229764 Y2 JP H0229764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner box
- box
- bottom plate
- wheels
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Trip Switchboards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、機器等の本体を箱の中に収納して
適宜に出し入れする引き出し箱装置に関する。
適宜に出し入れする引き出し箱装置に関する。
この考案は、外箱の中に、機器等の本体を組込
んだ内箱を収納するようにして、内箱を前後に滑
動させる場合に、内箱が左右、上下にガタつくこ
とのない構造にすることを目的になされたもので
ある。
んだ内箱を収納するようにして、内箱を前後に滑
動させる場合に、内箱が左右、上下にガタつくこ
とのない構造にすることを目的になされたもので
ある。
以下、この考案の引き出し箱装置を、図面の第
１図と共に説明する。外箱１の底板１ａ上面の左
右両側部に、縦溝３ａ，３a′（この符号は図面に
現われていない）の形成されたガイドレール３，
３′（この符号は図面に現われていない）および
これらガイドレール３，３′と隙間を設けた内側
前端部に円錐車６，６′（この符号は図面に現わ
れていない）の軸着されたアングルプレート５，
５′（この符号は図面に現われていない）をそれ
ぞれ平行に立設してある。内箱２の底板２ａ下面
に円錐車６，６′の円錐面と当接する斜面の形成
されたガイドプレート４，４′（この符号は図面
に現われていない）を取着し、内箱２の底板２ａ
下面の左右両側部に脚板２ｂ，２b′を形成して、
これら脚板２ｂ，２b′の、後縁端部に外箱１の底
板１ａ上面と当接する車輪８，８′（この符号は
図面に現われていない）、後部および中間部にガ
イドレール３，３の縦溝３ａ，３a′に圧接する弾
性部材等からなるプーリー７ａ，７a′（この符号
は図面に現われていない）、７ｂ，７b′（この符号
は図面に現われていない）をそれ軸着してある。
１図と共に説明する。外箱１の底板１ａ上面の左
右両側部に、縦溝３ａ，３a′（この符号は図面に
現われていない）の形成されたガイドレール３，
３′（この符号は図面に現われていない）および
これらガイドレール３，３′と隙間を設けた内側
前端部に円錐車６，６′（この符号は図面に現わ
れていない）の軸着されたアングルプレート５，
５′（この符号は図面に現われていない）をそれ
ぞれ平行に立設してある。内箱２の底板２ａ下面
に円錐車６，６′の円錐面と当接する斜面の形成
されたガイドプレート４，４′（この符号は図面
に現われていない）を取着し、内箱２の底板２ａ
下面の左右両側部に脚板２ｂ，２b′を形成して、
これら脚板２ｂ，２b′の、後縁端部に外箱１の底
板１ａ上面と当接する車輪８，８′（この符号は
図面に現われていない）、後部および中間部にガ
イドレール３，３の縦溝３ａ，３a′に圧接する弾
性部材等からなるプーリー７ａ，７a′（この符号
は図面に現われていない）、７ｂ，７b′（この符号
は図面に現われていない）をそれ軸着してある。
内箱２を手前に引くと、車輪８，８′は外箱１
の底板１ａ上をころがり、プーリー７ａ，７ｂは
ガイドレール３の縦溝３ａに圧接した状態で、ま
たプーリー７a′，７b′はガイドレール３′の縦溝
３a′に圧接した状態で回転し、ガイドプレート４
は円錐車６を、また、ガイドプレート４′は円錐
車６′を回転させて、滑動しながら引き出すこと
ができる。
の底板１ａ上をころがり、プーリー７ａ，７ｂは
ガイドレール３の縦溝３ａに圧接した状態で、ま
たプーリー７a′，７b′はガイドレール３′の縦溝
３a′に圧接した状態で回転し、ガイドプレート４
は円錐車６を、また、ガイドプレート４′は円錐
車６′を回転させて、滑動しながら引き出すこと
ができる。
また、内箱２を奥に押すと、前記と同様の動作
で滑動しながら押し込むことができる。
で滑動しながら押し込むことができる。
このような滑動動作は、弾性部材等からなるプ
ーリー７ａ、７ｂがガイドレール３の縦溝３ａに
圧接されて弾性圧縮し、また弾性部材等からなる
プーリー７a′，７b′がガイドレール３の縦溝３
a′に圧接されて弾性圧縮して、プーリー７ａ，７
ｂ，７a′，７b′の弾性復元力が常に作用している
状態で回転するため、内箱２は左右、上下のガタ
つきをなくして手前に引き出し、また奥に押し入
れることができる。そして、この場合に車輪８，
８′および円錐車６．６′は内箱２の重力とプーリ
ー７ａ，７ｂ，７a′，７b′の弾性復元力とを支
え、内箱２を手前に滑動させて引き出した状態で
は円錐車６，６′が主に支えることになる。
ーリー７ａ、７ｂがガイドレール３の縦溝３ａに
圧接されて弾性圧縮し、また弾性部材等からなる
プーリー７a′，７b′がガイドレール３の縦溝３
a′に圧接されて弾性圧縮して、プーリー７ａ，７
ｂ，７a′，７b′の弾性復元力が常に作用している
状態で回転するため、内箱２は左右、上下のガタ
つきをなくして手前に引き出し、また奥に押し入
れることができる。そして、この場合に車輪８，
８′および円錐車６．６′は内箱２の重力とプーリ
ー７ａ，７ｂ，７a′，７b′の弾性復元力とを支
え、内箱２を手前に滑動させて引き出した状態で
は円錐車６，６′が主に支えることになる。
縦溝３ａ，３a′を、第１図に示すように、断面
逆Ｖ字形にすると、プーリー７ａ，７ｂ，７a′，
７b′の弾性復元力が断面逆Ｖ字形の左右の斜面の
垂線方向に作用する。この弾性復元力の水平分力
および垂直分力が内箱の左右、上下のガタつきを
なくする効果を生じる。
逆Ｖ字形にすると、プーリー７ａ，７ｂ，７a′，
７b′の弾性復元力が断面逆Ｖ字形の左右の斜面の
垂線方向に作用する。この弾性復元力の水平分力
および垂直分力が内箱の左右、上下のガタつきを
なくする効果を生じる。
また、円錐車６，６′は、円錐面部を設けるこ
とにより内箱２等の重力を支えることの他に、錐
面に作用する抗力の水平方向の分力が内箱２の水
平方向のガタつきをなくする効果を生じている。
とにより内箱２等の重力を支えることの他に、錐
面に作用する抗力の水平方向の分力が内箱２の水
平方向のガタつきをなくする効果を生じている。
以上に説明したものは、外箱１および内箱２の
左右両側部にガイドレール、ガイドプレート、円
錐車、プーリー、車輪等を叙上のごとく設けた実
施例であつたが、他の実施例として外箱１および
内箱２の左右のいずれかの一側部に設け、他方の
側部に適宜の滑動手段を施しても同様の効果を生
じる。
左右両側部にガイドレール、ガイドプレート、円
錐車、プーリー、車輪等を叙上のごとく設けた実
施例であつたが、他の実施例として外箱１および
内箱２の左右のいずれかの一側部に設け、他方の
側部に適宜の滑動手段を施しても同様の効果を生
じる。
第２図はプーリーの断面図で、ゴム弾性を有す
るプラスチツク材からなるリングを外周部に嵌着
して構成してもよく、弾性圧縮はリング部が受け
持つことになる。
るプラスチツク材からなるリングを外周部に嵌着
して構成してもよく、弾性圧縮はリング部が受け
持つことになる。
第１図はこの考案の実施例を示す斜視図、第２
図はプーリーの斜視図である。 １……外箱、１ａ……外箱の底板、２……内
箱、２ａ……内箱の底板、２ａ，２a′……それぞ
れ内箱の脚板、３，３′……それぞれガイドレー
ル、４，４′……それぞれガイドプレート、５，
５′……それぞれアングルプレート、６，６′……
それぞれ円錐車、７ａ，７ｂ，７a′，７b′……そ
れぞれプーリー、８，８′……それぞれ車輪。
図はプーリーの斜視図である。 １……外箱、１ａ……外箱の底板、２……内
箱、２ａ……内箱の底板、２ａ，２a′……それぞ
れ内箱の脚板、３，３′……それぞれガイドレー
ル、４，４′……それぞれガイドプレート、５，
５′……それぞれアングルプレート、６，６′……
それぞれ円錐車、７ａ，７ｂ，７a′，７b′……そ
れぞれプーリー、８，８′……それぞれ車輪。
Claims (1)
- 外箱と内箱との間に滑動機構を備えた引き出し
装置において、外箱の底板上面の左右両側部もし
くはいづれかの一側部に、縦溝の形成されたガイ
ドレールおよび該ガイドレールと隙間を設けた内
側前端部に円錐車の軸着されたアングルプレート
を平行に立設し、内箱の底板下面に前記円錐車の
円錐面と当接する斜面の形成されたガイドプレー
トを取着し、前記内箱の底板下面の左右両側部も
しくはいづれかの一側部に脚板を平行に形成し
て、該脚板の、後縁端部に前記外箱の底板上面と
当接する車輪、後部および中間部にそれぞれ前記
ガイドレールの縦溝に圧接する弾性部材等からな
るプーリーをそれぞれ軸着してなる滑動機構を備
えた引き出し箱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3864384U JPS60150921U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 引き出し箱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3864384U JPS60150921U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 引き出し箱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150921U JPS60150921U (ja) | 1985-10-07 |
| JPH0229764Y2 true JPH0229764Y2 (ja) | 1990-08-10 |
Family
ID=30545841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3864384U Granted JPS60150921U (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 引き出し箱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60150921U (ja) |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP3864384U patent/JPS60150921U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60150921U (ja) | 1985-10-07 |