JPH0229547A - 蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱装置

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JPH0229547A
JPH0229547A JP18059588A JP18059588A JPH0229547A JP H0229547 A JPH0229547 A JP H0229547A JP 18059588 A JP18059588 A JP 18059588A JP 18059588 A JP18059588 A JP 18059588A JP H0229547 A JPH0229547 A JP H0229547A
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皓三 鈴木
Takeshi Matsumoto
松元 武志
Koichi Nagasaki
浩一 長崎
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Tokyo Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は給湯器などに用いる電気式の蓄熱装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来から、比熱の大きい物体に熱を蓄えておいて、後で
この熱を利用する蓄熱技術は広く知られており、さまざ
まな分野で利用されていた。
例えば、電気エネルギーによる蓄熱を利用した給湯器と
しては、第6図に示すように、水を直接加熱する貯湯式
のものが広く用いられていた。
これは、ヒータ30を設置した貯湯タンク31と、その
周囲を覆った断熱材32により構成され、貯湯タンク3
1内の水33を直接加熱しておいて必要に応じて蛇口3
4より温水を取り出すようにしており、水33内体を蓄
熱体として利用するものであった。
〔従来技術の課題〕
ところが、このような従来の貯湯式給湯器は水33を蓄
熱体としていたことから、蓄熱温度は100℃以上とな
らず、所望の熱i1(・比熱×¥[量×温度)を得るた
めには大きな容積を必要とし、給湯器を小型化すること
ができなかった。
また、容積が大きいと、断熱を必要とする面積が大きく
なるため、断熱ロスが激しく、ヒータ30への電気容量
も大きくせざるを得ないという問題点があった。さらに
、従来の貯湯式給湯器は安全性や安定した給湯性能など
の点でも問題があった。
この他、石やレンガ等を蓄熱体として利用することも知
られていたが、電気エネルギーを用いた、効率のよい蓄
熱装置は開発されていなかった。
〔課題を解決するための手段〕
上記に鑑みて本発明は、非酸化物系セラミックスから成
る蓄熱体の所要個所に電気ヒータを埋設し、前記蓄熱体
に穿設した流通孔、または複数の蓄熱休相互間に形成し
た流通孔の両端にヒートパイプを接合して蓄熱装置を構
成したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図によって説明する。
第1図に示す蓄熱装置Tは、ブロック状の蓄熱体1を複
数個組合わせ、各蓄熱体1を貫通するように穿設された
流通孔1aの両端にヒートパイプ2を接合し、蓄熱体1
の必要な個所に電気ヒータ3を埋設してなるものである
蓄熱体1は炭化珪素質セラミックス、窒化珪素質セラミ
ックス等の非酸化物系セラミックスから成る直方体であ
り、第2図(a)に示すように、各蓄熱体1には流通孔
1aが穿設されている。この流通孔1aの端部には、銅
等の金属からなる緩衝材4を介してステンレスからなる
ヒートパイプ2を活性金属法により接合しである。した
がって、ヒートパイプ2内を流れる熱媒体としての水は
、流通孔la内を通過する際に蓄熱体1と直接接触し、
熱伝達率を非常に高いものとできる。また、蓄熱体1と
ヒートパイプ2の間に緩衝材4を備えていることから、
互いの熱膨張差を吸収することができる。さらに、各ヒ
ートパイプ2は、第1図に示すように、各流通孔1aを
並列に接続しているが、各流通孔1aを直列に接続した
ものでもよい。
上記蓄熱体lとヒートパイプ2の接合構造については、
第2図(a)に示したものに限らず、第2図(b)に示
すように、蓄熱体1の端部に凹部1bを形成しておいて
、この凹部1bに緩衝材4、ヒートパイプ2の一部を挿
入して接合したものでもよい。
あるいは、第2図(c)に示すように、蓄熱体1に凸部
1cを形成しておいて、この凸部ICとヒートパイプ2
を突き合わせ、これらを緩衝材4で取り囲んで接合した
ものでもよい。
さらに、電気ヒータ3は、蓄熱体1の一辺に形成した凹
部に挿入したものであり、シーズヒータなどさまざまな
ものを用いることができるが、アルミナセラミックスや
窒化珪素質セラミックスに発熱体を埋設してなるセラミ
ックヒータを用いればより好適である。特に窒化珪素質
セラミックスから成るヒータは、蓄熱体lと熱膨張係数
が同等であり、耐熱衝撃性に優れヒータ自身で温度制御
ができるなど、優れたものである。
また、各蓄熱体1は互いに固着されておらず、この蓄熱
装置Tを取り囲む断熱材やフレーム(いずれも不図示)
によって支持されている。
この蓄熱袋WTは電気ヒータ3に通電することによって
蓄熱体1を高温に維持しておき、必要なときにヒートパ
イプ2を通じてこの熱を取り出すようにしたものである
が、蓄熱体lとして、炭化珪素質セラミックスや窒化珪
素質セラミックスなどの比熱、熱伝導率、耐熱衝撃性の
大きな材質を用いていることから、小型で効率のよい蓄
熱を行うことができる。
次に、この蓄熱装置Tを給湯器に用いた例を説明する。
第5図に示すように、蓄熱装置Tを断熱材5で取り囲み
、ヒートパイプ2は熱交換器Kを通って循環する熱サイ
ホン式のものとし、熱交換器にでは水管Pを通る水に伝
熱するようになっている。
上記給湯器は、まず夜間中に電気ヒータ3に通電して、
蓄熱体lを500℃程度に加熱しておき、籾温水を利用
する際に蛇口を捻ると、ヒートパイプ2中を熱媒体であ
る水が循環し、熱交換器にで、水管P中の水に熱を伝え
温水が発生するようになっている。この給湯器は、クリ
ーンな電気エネルギーのみを用いるものであり、インテ
リシュエンドビルにも応用でき、また夜間電力を使用す
ることから、低コストで効率をよくすることができる。
また、この蓄熱装置Tは、上記給湯器に限らず暖房装置
などにも利用できることは言うまでもない。
上記実施例では、蓄熱体1に流通孔1aを穿設し、両端
にヒートパイプ2を接合したものを示したが、第3図に
示すように複数の蓄熱体11を組合わせ、これらの間に
流通孔11aを形成し、該流通孔ILaの両端に緩衝材
14を介してヒートパイプ12を活性金属法で接合する
ようにしてもよい。このような構造とすれば、蓄熱体1
1の加工が容易であり、また各蓄熱体11間にも銅など
からなる緩衝材15を備えておけば、銅は熱伝導率が高
いことから、蓄熱体11の熱応答性を高めることができ
る。
なお、第3図では4個の蓄熱体11を組合わせて流通孔
11aを形成したものを示したが、2個の蓄熱体11を
組合わせて形成したものでもよ(、また、各蓄熱体11
間に緩衝材15を備えないものであってもよい。
次に上記第3図に示した構造の蓄熱体11を用いた蓄熱
装置について説明する。第4図(a) (b)に示す蓄
熱装置T゛は、非酸化物系セラミックスからなる直方体
の蓄熱体11を複数組合わせ、これらの蓄熱体11の間
に流通孔11aを形成し、ヒータ13を埋設してなるも
のである。
流通孔11aは4個の蓄熱体11を組合わせて形成され
、この流通孔11aの両端部には、前記したように緩衝
材14を介してヒートパイプ12が接合されている。ま
た、これらのヒートパイプ12は図示していないが、そ
れぞれ第1図に示したものと同様に並列に接続されるよ
うになっている。
さらに、電気ヒータ13は、蓄熱体11の一辺に形成し
た凹部に挿入してあり、シーズヒータやセラミックヒー
タなどさまざまなものを用いることができるが、前記し
たように窒化珪素質セラミックスからなるヒータが最も
優れていた。
この蓄熱体T゛は、まわりをフレーム20で支持する構
造となっているが、フレーム20にはロッド21、スプ
リング22が備えられ、このロッド21で、常時蓄熱体
11を押圧支持するようになっている。
また、上記実施例では複数の蓄熱体11を組み合わせて
形成する流通孔11aとして断面が円形のもののみを示
したが、これに限らず、断面が多角形あるいは半円など
の流通孔11aを形成したものであってもよい。
実際に、第4図(a) (b)に示す蓄熱装置T′を試
作した。蓄熱体11は、5i3N490重量%以上で、
Y2O3+ Al2O2を添加した窒化珪素質セラミッ
クスにより形成し、24mm X 43mm X 19
6mmの直方体で、この蓄熱体11を70個用いて、図
のように縦5個、横14個差べて組合わせ、流通孔IL
aは内径6III++1のものを28本形成した。また
電気ヒータ13は窒化珪素質セラミックスからなり、1
.2kw/hで、500℃で飽和するものを56本使用
した。
全体としての蓄熱体11の体積は14.2 N 、流通
孔11aの内部容積は1.6 X IQ−’m3であっ
た。この蓄熱装置は電気ヒータ13に通電すると30分
で500℃に達し、給湯器として用いる場合一般家庭台
所で必要な2600Kca lの熱量を蓄熱することが
できた。
ちなみに、第6図に示した貯湯式の給湯器の場合、上記
と同様に2600Kca lの蓄熱を行うためには、2
1の容積を必要とすることから、本発明の蓄熱装置が小
型となることがわかる。
また、蓄熱体11の材質を、上記した窒化珪素質セラミ
ックスにかえて、SiC90重量%以上で、^120.
を添加してなる炭化珪素質セラミックス、あるいはAI
Nを主成分とする窒化アルミ質セラミックスとしてもほ
ぼ同様の結果であった。
〔発明の効果〕
叙上のように本発明によれば、非酸化物系セラミックス
から成る蓄熱体の所要個所に電気ヒータを埋設し、前記
蓄熱体に穿設した流通孔、または複数の蓄熱体間に形成
した流通孔の両端にヒートパイプを接合して蓄熱装置を
構成したことによって、蓄熱体として比熱、熱伝導率、
耐熱衝撃性の大きい非酸化物系セラミックスを用いてい
ることから、より高温で蓄熱量を大きくでき、またヒー
トパイプを直接蓄熱体に接合しであることから、熱伝導
を良好にできる結果、小型で効率のよい高性能の蓄熱装
置とすることができる。
さらに、本発明の蓄熱装置を給湯器に用いれば蓄熱装置
の形状は自由なものとできることから、デッドスペース
を有効に利用でき、発火などの恐れがなく安全性に優れ
、温度制御が容易で安定した給湯性能を得られるなど多
くの特長を有した給湯器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係る蓄熱装置を示す斜視図、第
2図(a) (b) (c)はそれぞれ蓄熱体とヒート
パイプの接合構造を説明するための第1図中XX線部分
断面図である。 第3図は蓄熱体とヒートパイプの接合構造の他の実施例
を示す分解斜視図である。 第4図(a)は本発明の他の実施例を示す斜視図である
。第4図(b)は同図(a)中のY−Y線部分断面図で
ある。 第5図は本発明の蓄熱装置を用いた給湯器の概念図、第
6図は従来の貯湯式給湯器を示す断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非酸化物系セラミックスからなる蓄熱体の所要個
    所に電気ヒータを埋設するとともに、前記蓄熱体に熱媒
    体が通る流通孔を穿設し、該流通孔の両端に緩衝材を介
    してヒートパイプを接合したことを特徴とする蓄熱装置
  2. (2)非酸化物系セラミックスから成る複数の蓄熱休相
    互間に熱媒体が通る流通孔を形成し、該流通孔の両端に
    緩衝材を介してヒートパイプを接合し、かつ上記蓄熱体
    の所要個所に電気ヒータを埋設してなる蓄熱装置。
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GB2431985A (en) * 2005-11-03 2007-05-09 Lincat Group Plc Oven compartment for a heat-storage cooker comprising a ceramic material

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