JPH02289261A - 使い捨て用注射装置 - Google Patents

使い捨て用注射装置

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JPH02289261A
JPH02289261A JP2040854A JP4085490A JPH02289261A JP H02289261 A JPH02289261 A JP H02289261A JP 2040854 A JP2040854 A JP 2040854A JP 4085490 A JP4085490 A JP 4085490A JP H02289261 A JPH02289261 A JP H02289261A
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piston
injection device
injection
piston rod
coupling
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特許請求の範囲第1項の前書き部に記載す
る使い捨て注射装置に関する。注射装置の使い捨てを保
証するために種々の安全装置を装備した各種注射器が公
知である。例えば、同一出願人のGB−OS21955
37により公知のように、反復使用を避けるために注射
針を保護キャップなどの未使用シールで包囲する。注射
器を使用する際にこの未使用シール及び保護キャップを
取り外すと、注射装置を使用したあとで未使用シールの
破壊が認識され、注射装置が使用済みであるか否かを確
認できる。さらに、注射針と注射筒の間に膜などによっ
て形成する未使用シールを取り付ける方法が公知である
。この未使用シールは、注射装置を使用する直前に突き
破るため、薬剤は実際に使用するまで注射筒内に気密状
に封入される。しかし、これらの注射装置においても、
ピストンの操作により薬剤を射出したあとに次の薬剤を
注射筒に吸入することができ、そのために注射装置を不
当にも2回使用することが可能な点が短所である。この
ため、特に衛生観念の低い国々において、伝染病、特に
エイズの蔓延を引き起こす危険が大きい。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明の課題は、少量の薬剤を射出後、次の又は新し
い薬剤の充填に使用できない注射装置を得ることである
〔課題を解決するための手段〕
この発明の課題は、特許請求の範囲第1項の特徴項に記
載する特徴によって解決される。この解決の傑出した長
所は、ピストンを伴うピストン棒を注射針方向に移動す
ると安全装置が作動し、ピストンが注射針からピストン
棒方向に逆行するのを確実に防止するか、注射筒又はピ
ストンが破壊する点にある。この極めて簡単な解決によ
り、たとえ不当な力を加えても注射装置が破壊し、注射
装置の反復使用を確実に防止することが可能となる。
特許請求の範囲第2項による実施例において、薬剤の全
量が注射筒から射出されるか、薬剤の一部のみ射出され
るかにかかわりなく、安全装置が作動し、他の薬剤の吸
入を確実に防止できる点が長所である。
特許請求の範囲第3項による実施例において、安全リン
グが注射針と反対方向に移動する際にピストンによって
運ばれるため、本発明による注射装置においても任意の
薬剤を注射筒に吸入できる点が長所である。これと反対
に、注射筒に所要の薬剤を充填し、ピストンがピストン
棒により小さい距離、特に注射筒の縦軸と平行に安全リ
ングの厚さに相当する距離だけ注射針方向に移動すると
解除装置が作動する。このとき、ピストンの従動は注射
装置方向に押出力を作用する場合のみ可能であり、引張
力を作用した場合は不可能である。
なぜならば、ピストン棒とピストンの間の駆動係合が消
滅しているか、引張力を行使するときに解消するからで
ある。
発明の他の実施例を、特許請求の範囲第4項に記載する
。この実施例の長所は、ピストンと注射装置の安全リン
グとの相対運動において、連結要素を半径方向に解除し
、それによってピストンとピストン棒の間の伝動が、ピ
ストン方向即ち注射針を介する薬剤の射出方向に可能と
なる点である。
特許請求の範囲第5項による実施例も可能である。これ
によれば、注射装置の内壁と安全リングの間により大き
い摩擦力若しくは保持力が形成され、ピストン棒がピス
トン方向に移動する際に安全リングを注射筒内に確実に
保持する結果、ピストン棒とピストンの間の連結装置の
連結要素が解除される。
特許請求の範囲第6項による実施例も有利である。これ
によれば、安全リングとピストン若しくはピストン棒の
間の相対運動が外力の作用なしに促進される。
さらに、特許請求の範囲第7項による実施例が可能であ
る。これによれば、薬剤を吸入する際、従ってピストン
がピストン棒若しくは注射筒の開口端部に移動する際に
摩擦係合が生じる。これに対し、反対方向に最小に移動
すると、スナップアームが安全リングから外れ、押出力
のみがピストンに伝達される。なぜならば、引張力を作
用すると自由になったスナップアームがピストン突出部
の隆起を越えて移動し、それによってピストン棒が外れ
るからである。
他の実施例を特許請求の範囲第8項に記載する。
これによれば、ピストン若しくはピストン棒が注射針方
向に移動する際に、ピストン棒若しくはピストン棒の連
結要素の斜面を介して、円錐勾配に応じて増大する力で
注射筒の内壁に押し付けられ、所定位置に固定される。
連結要素と安全リングの間で所期の相対運動が生じ、連
結アームは半径方向に解除される。半径方向に移動自在
なスナップアームをピストン棒ではなく、ピストンと結
合することも勿論可能である。さらに、この解決の長所
は、運搬の際や公差の著しいばらつきがある場合、力を
作用することなく安全リングを連結要素の包囲位置から
移動でき、連結要素を解除するためのこの相対移動が核
部からの衝撃のみで可能な点にある。
特許請求の範囲第9項による実施例も有利である。これ
によれば、支持機構が安全リングの突出面に衝突し、安
全リングを円錐状突出面を介して注射筒の内壁に互いに
押し付け、相互に係止するため、ピストンの逆行は不可
能となる。
しかし、特許請求の範囲第10項による実施例も可能で
ある。これによれば、ピストンと安全リングの間の、即
ち注射筒の自動係止が行われるため、ピストンは注射装
置を破壊する最大の力によってのみ注射針方向及び反対
方向に移動できる。
発明の他の実施例を特許請求の範囲第11項に記載する
。これによれば、安全リングを注射筒の内壁に押し付け
るための所定の半径方向力が得られるため、ピストン棒
若しくはピストンと安全リングとの間の相対移動が確実
に行われ、その結果ピストンとピストン棒の間の連結装
置が確実に解除若しくは解放される。
特許請求の範囲第12項による実施例において、安全リ
ングが連結装置の確実な解放を保証する距離だけ連結装
置に対して移動する。
発明の他の実施例を、特許請求の範囲第13項に示す。
これによると、ピストンの接触面から隔てた制御端を具
備する連結要素を形成することにより、制御端に規定さ
れるピストン行程を、出口部と隔てた最終位置から出口
部方向及びに出口部と隔てた最終位置方向に実行するこ
とが極めて容易である。その際、それによって連結要素
の解除及び支持アームの連結要素によるピストンの解除
が行われることはない。この行程は、それによって得ら
れる容積変化によって、薬剤又は注射液を吸入してから
適用する前に、例えば−緒に吸入された空気を押し出し
たり、穿刺後又は薬剤を注射する前に吸引動作、特に血
液吸引動作を行えるように選択できる。
特許請求の範囲第14項による実施例において、極めて
簡単な方法でピストン棒を案内する案内面を連結要素に
設ける。
また、特許請求の範囲第15項による実施例も可能であ
る。この形成により、連結要素の制御面との協動によっ
てピストン棒を安全リングによって全行程にわたり中心
案内することが可能である。
特許請求の範囲第16項による実施例も可能である。こ
れによれば、解除動作後の空隙部における安全リングの
所要スペースを小さくし、総じて注射装置を小さい寸法
で形成することが可能となる。
他の実施例を特許請求の範囲第17項に記載する。
これによれば、連結要素と安全リングの制御縁若しくは
制御面の間に摩擦係合が生じないことが極めて容易に保
証される。
特許請求の範囲第18項による実施例も可能である。こ
れによれば、半径方向に弾性的な連結要素が十分弛緩で
きるため、連結装置の確実な解放が極めて容易に行われ
る。
その他の実施例を特許請求の範囲第19項に記載する。
これによれば、非常に容易な方法で注射針方向に移動す
るピストン棒と注射筒に対して不動のピストン棒の安全
リングとの間の相対運動が空隙部で実行される。それに
より、半径方向に弾性的な連結要素が弛緩し、ピストン
に取り付けた連結要素を解除する。その結果、ピストン
は出口部方向のみに移動でき、ピストン前方にある薬剤
を注射又は押し出す。それゆえ、他の薬剤又は他の溶液
を吸入するために、ピストンを出口部から隔てた最終位
置方向へ移動することは不可能である。
しかしまた、特許請求の範囲第20項による実施例も可
能である。これによれば、ピストン棒を早期に反対方向
に移動する際に、すでに解放された解除装置が不用意に
再度連結するのが極めて容易に防止される。
特許請求の範囲第21項による実施例において、ピスト
ンの確実な保持が保証され、保持アームとピストンの間
の縦運動を容易に解放動作に利用できる。
特許請求の範囲第22項による実施例も有利である。こ
れによれば、保持アームが開張コアに衝突して互いに押
し広げ、それによってピストン棒とピストンの連結を解
放する。開放機構若しくは開張コアに自動係止を行うか
、保持アームとの咬合を可能にする円錐角を設けると、
ピストン棒とピストンの再連結及び駆動結合が確実に防
止される。
それによって、注射装置の反復使用も不可能となる。
発明の他の実施例を特許請求の範囲第23項に記載する
。この実施例の長所は、ピストンの張出部と開張リング
の凹部の距離に応じてピストンの自由な前進及び後退が
可能であり、その結果、例えばこの注射装置によって吸
引が可能となる点にある。しかし、溶液を注射装置の内
部から完全に押し出すと、保持アームの拘束部が開張リ
ングの凹部とかみあい、開放位置に保持される。その結
果、保持アームの拘束部がピストン裏面の張出部と再び
連結するのが確実に防止され、注射装置の反復使用も排
除される。
特許請求の範囲第24項による実施例において、ピスト
ン棒とピストンの結合が極めて容易に得られるため、薬
剤を注射針方向に吸入するためにピストン棒によってピ
ストンを移動することができるが、薬剤を射出したあと
はピストンを引き戻すことによって注射装置を新たに充
填することが防止される。
特許請求の範囲第25項による実施例も有利である。こ
れによれば、ピストンとピストン棒の相対運動に基づい
て連結装置が作動する。
しかしまた、特許請求の範囲第26項による実施例も可
能である。これによれば、ピストン棒をピストン方向に
前進移動する際に強制的に連結が解放される。
さらに、特許請求の範囲第27項による実施例も可能で
ある。これによれば、非常にコンパクトな形態の連結装
置が得られ、また、非常に小さい寸法の部品及び注射装
置においてピストンの別の案内機構が得られる。
同様に、特許請求の範囲第28項による実施例も可能で
ある。連結要素をピストン棒に統合することによって追
加部品を省略できるため、組立費用を削減するとともに
、これらの部品の製造費用を節約でき、それと同時に機
能の確実性も向上する。
特許請求の範囲第29項による実施例も有利である。こ
れによれば、連結要素は自動的に使用位置から休止位置
若しくは連結解放位置に到達できる。
特許請求の範囲第30項による実施例も有利である。こ
れによれば、連結要素は強制的に使用位置にとどまり、
この強制状態が解消すると所定の休止位置に到達するこ
とが他の装置なくして確実に保証される。
さらに、特許請求の範囲第31項による実施例も可能で
ある。ピストンとピストン棒の連結解放後におけるピス
トンの連結要素の意図しない結合及びピストンの好まし
からざる従動が防止される。
特許請求の範囲第32項による実施例も可能である。こ
れによれば、連結要素をピストン及びピストン棒のいず
れかと一体成形することによってピストン棒とピストン
の駆動係合を形成することが極めて容易に可能である。
特許請求の範囲第33項による実施例も有利である。こ
れによれば、連結要素の解放若しくは弛緩後に連結要素
を当初の位置に戻し、それによって連結要素をかみあい
から外す。
さらに、特許請求の範囲第34項による実施例も可能で
ある。これによれば、薬剤を筒内部に吸入する間、ピス
トン棒とピストンの間に十分な伝動が保証されるため、
注射装置の故障が確実に防止される。
他の実施例を特許請求の範囲第35項に記載する。
これによれば、連結装置の誤作動の危険が効果的に防止
される。
さらに、特許請求の範囲第36項による実施例も有利で
ある。これによれば、連結装置の組立を連結要素の休止
位置で行え、組立後の使用位置が調節部の挿入によって
可能である。
また、特許請求の範囲第37項による実施例も可能であ
る。これによれば、調節部を連結要素が休止位置に入る
範囲に移動することが可能である。
さらに、特許請求の範囲第38項による実施例も可能で
ある。これによれば、ピストンを注射筒に充填するため
の初期位置から注射のための出発位置に移動できる。
発明による使い捨て注射装置のその他の有利な実施例は
、その他の従属項に記載する。
〔実施例〕
以下に、発明の理解を容易にするために、図面に基づい
て詳細に説明する。
第1から3図に、注射筒2及び接合具3を介して注射筒
2と結合する注射針4からなる注射装置を示す。接合具
3は、管状出口部5上に配置する。
注射筒2の内部には、連結装置7を介してピストン8と
連動するピストン棒6を縦方向移動自在に配置する。連
結装置7は、解除装置9に付設する。
ピストン8は、ゴム又はプラスチック部品あるいは適当
なプラスチック挿入物からなり、その外周にゴムパツキ
ンや0リングなどの密封要素を取り付ける。これらのゴ
ムパツキンや0リングにより、ピストン8は注射筒2の
内壁10に接し、注射筒2を出口部5と結合した筒内部
11と注射筒2の開口部12と接した筒内部13に分割
する。
突出部14を介してピストン8と隔てた連結要素15、
例えば隆起状の膨大部が、ピストン8と結合する。この
膨大部とピストン8の間で、張出部16をスナップアー
ムとして形成し半径方向に弾性変形自在な連結要素17
が、注射筒2の内壁10方向から介入している。連結要
素15及び17は、安全リング18として形成された解
除装置9により連結位置に固定される。安全リング18
は閉じたリング又はC形すング又は2個の半リングから
なることができる。このリングは、連結要素17の張出
部16と反対側にある支持アーム19と、注射筒の内壁
10に接している。安全リング18の円環幅は、連結要
素15及び17が重なり幅21で重なる場合、第2図に
示す支持アーム19と注射筒の内壁10の間め距離20
より大きい。これによって、安全リング18がピストン
8に接する位置にある限り連結要素17は内壁10に対
して半径方向に変形できず、それゆえピストン棒6とピ
ストン8の間に駆動結合が存在することが保証される。
注射針を接合後、注射針4を吸入すべき薬剤23に浸漬
する間、操作し易いように注封筒2と同様に柄部22を
取り付けたピストン棒6を第2図に明瞭に示すように引
き抜くと、ピストン8の引戻し動作によって筒内部11
に発生する負圧により、小さい線分で概念的に示す薬剤
23若しくは体液を吸入する。十分な量の薬剤23を吸
入したら、注射針4を人間又は動物の体に穿刺後、ピス
トン8を出口部5方向に押し付けることにより、注射針
4から薬剤が射出される。
筒内部11にある薬剤23の大部分を放出した後、注射
装置1に再び薬剤23が充填されるのを防止するために
解除装置9を設ける。解除装置9の機能により、ピスト
ン棒6がピストン8と一緒に出口部5若しくは注射針4
方向に移動する際、注射筒2の内壁10に向かい半径方
向外方に緊張力が作用する安全リング18は、安全リン
グ18に向いた支持アーム19の平滑面が支持アームに
向いた安全リング18の内面と平行に接しているために
移動しない。
それゆえ、ピストン棒6とピストン8は安全リング18
゛に対して、出口部5若しくは注射針4方向に相対的に
移動する。従って、安全リング18は所定の位置に静止
している。なぜならば、半径方向に緊張力が作用するた
めに、内壁10と安全リング18の間で摩擦係数によっ
て形成される保持力は、支持アーム19の平滑面と支持
アーム19に向いた安全リング18の内面との間に万一
存在する付着力より大きいからである。安全リング18
とピストン8の間にこのような相対運動が成立するのは
、安全リング18がピストン8に支持され強制的に従動
する出口部5からの運動と逆に、反対方向において支持
アーム19とピストン8の間に、連結要素17若しくは
これと結合した支持アーム19及び張出部16が半径方
向に移動するのに十分な空隙部24を設けているためで
ある。この空隙部24の長さは、少なくとも注射筒2の
中心軸25と平行な支持アーム19の長さ26に相当す
る。ピストンが少なくとも長さ26だけ出口部5方向に
移動すると、安全リング18は、第2図に点線で示すよ
うに空隙部24内に収容される。この瞬間から注射装置
1は薬剤を吸入できない。
第3図に示すように、ピストン8に引張力26′を作用
すると、連結要素17は、第3図に点線で図示するよう
に、内壁10に向かい半径方向外方に変形する。それに
よって張出部16は膨大部によって形成された連結要素
15の間の凹部から脱出し、ピストン棒6はピストン8
から外れ、ピストン8と相対的に注射筒2から抜き取る
ことができる。
例えば、ピストン8を手で抜き取ったとしても、ピスト
ンを適切な位置に心取りした安全リングと一緒に、例え
ば第1図に示す位置に再び取り付けるには複雑な組立装
置が必要であるため、発展途」−1においても医療関係
者が注射装置1の組立を行い、衛生規則に違反して薬剤
23を2度注射することは考えられない。
第4図に示すように、ピストン棒6は円周上に均等に配
分し、連結要素15若しくは膨大部とピストン8の間に
係止する連結要素17を具備する。
第5及び6図に、発明による注射装置1の他の実施例を
示す。注射装置1の基本的構造に等しいため、同じ部品
には前記の図面と同じ符号を使用する。注射装置1はや
はり注射筒2と、出口部5と、連結装置7などを介して
ピストン棒6と連結した、注射筒2内部で移動自在のピ
ストン8とからなる。ピストン棒6のピストン8の範囲
には、やはり解除装置9を設ける。この解除装置は、突
出部14を介してピストン8と隔てた連結要素15、例
えば隆起状の膨大部と、ピストン8方向に突き出し、半
径方向に弾性変形自在な、ピストン棒6と結合した連結
要素17とによって形成されている。
連結要素15及び17は、安全リング18として形成さ
れた解除装置9により連結位置に固定される。安全リン
グ18は、支持アーム19と注射筒2の内壁10の間に
配置する。
支持アーム19で、ピストン8の接触面101から軸と
平行に測定した距6100の位置に制御端102を設け
る。接触面101からピストン棒6方向及び支持アーム
19から注射筒2の内壁10方向に隣接して空隙部24
を形成する。この空隙部24に、内径103が支持アー
ム19を包囲する包絡円の直径104より大きい安全リ
ング18を配置する。安全リング18は注射筒2の内壁
10方向には移動しにくい。支持アーム19は安全リン
グ18に対しては、距離100にわたり中心軸25と同
心に配置した制御縁若しくは制御面105を形成する。
空隙部24の断面積は、制御端102からピストン棒6
及び中心軸方向に拡大するように形成する。この範囲に
おいて、連結要s17を包絡する円の直径106は安全
リング18の内径103より、少なくとも連結要素15
.17の重なり幅21の2倍だけ小さい。空隙部24の
長さは長さ107 と距離100の間の距離に安全リン
グ18の長さ108を加えたものより大きい。しかしま
た、長さ107若しくは空隙部24を連結装置70重な
り長さ109だけ拡大して形成することも可能である。
接触面101から距離100の位置に配置した制御端1
02により、それ以内では解除装置9が作動しない行程
110が決まる。
第6図に明瞭に示すように、注射装置1が薬剤23を放
出する準備をすると、ピストン8を出口部5方向に行程
110だけ移動し、−緒に吸入された空気111などを
注射装置1から除くことができる。
行程110を距離100より小さ(とると、解除装置1
10は作動しないため、注射針4を接合した後、ピスト
ン8を矢印112の方向に行程110だけ移動すること
によって、注射時に必ず実行すべき吸弓動作を行うこと
ができる。第1図にも示すように、次にピストン8を薬
剤23の適用のために矢印112と反対方向に距離10
0以上移動すると、破線で示すように、安全リング18
が空隙部24に収容される。
それによって半径方向に弾性的な支持アーム19は弛緩
し、ピストン8に取り付けた連結装置15が解除される
。それによって、端面側の接触面101に支持された支
持アーム19を具備するピストン8は、出口部5方向の
みに移動できる。ピストン8の矢印112方向への従動
はもはや行われないため、注射装置への新たな充填は有
効に防止される。
制御端102に対する距離100を適当に選択すること
によって、空気111を押し出したり、吸引を実行する
ために血液などを吸入する場合に容積を変えることがで
きる。そのため、吸入容積は、例えば注射針内腔113
及び出口開口部114の容積に正確に合わせることがで
きる。注射筒2に透明材料を用いれば、これらの動作は
ピストン8に向いた注射針開口部115以下で観察され
るため、行程110を小さくとることができる。
第7図に、連結装置7の他の実施例を示す。すでに第1
〜6図に示した部品には、同じ符号を用いる。ピストン
8に突出部14を介して連結要素7を取り付ける。例え
ば隆起状の膨大部で形成する連結要素15は、ほぼ同様
に形成し、ピストン棒6と結合する連結要素116と組
をなす。連結要素15゜116は、ハーフシェル状の結
合要素117によって包囲されている。その際、結合要
素117の外径11Bは、結合要素117を同心に包囲
する安全リング18の内径よりわずかに小さい。安全リ
ング18の外径は、注射筒2と安全リング18との相対
運動が押付力若しくは摩擦力が大きいために困難である
が、安全リング18と結合要素117との相対運動は前
記のように直径の選択によって容易に行われるように決
められている。それによって、ピストン棒6が矢印11
9方向に軸移動する際に、結合要素117と安全リング
18との相対運動により、安全リング18は行程120
を経過した後に係合から外れる。
それによって分離した結合要素117は安全リングによ
る外包囲がなくなることによって離脱し、連結要素15
.116を解除する。この実施例においても、安全リン
グ18及び結合要素117の軸と平行な長さの選択によ
り、ピストン移動によって可能な、連結解放動作が行わ
れるまでの容積変化をあらかじめ正確に規定できる。そ
れゆえ、この実施例も、注射によって薬剤又は溶液を投
与する際に行うべき注射の空気抜きや、場合によって必
要となる吸引に適している。
第6図に概念的に図示するように、注射筒2の内壁10
から突き出したふし部121を介して、ピストン8が安
全リング18を越えて移動するのを制限できる。このふ
し部121は、現在市販されている使い揄で注射装置の
ように、従来ピストンの脱落防止の働きもしていた注射
筒の変形によって形成できる。
また、制御縁又は制御面105は、連結要素17若しく
は支持アーム19の距離100の全長にわたって延びる
必要はなく、第6図に破線で略示するように、距離10
0の位置部にわたって延びる突出部122によって形成
することができる。
さらに、第6図に示すように、行程110はこの実施例
では見易さのために当該の寸法を選んだが、例えば−点
破線123で示す最大寸法をとることも可能である。矢
印112方向で線123まで移動した場合も、支持アー
ム19の連結要素1の半径方向移動は安全リング18に
よって防止され、ピストン8の矢印112方向の移動が
可能になる。
第8図には、本発明に従って形成された注射器1の独創
的な安全装置201の実施例が図示されている。注射器
は、前述した実施例の場合と同様に、注射シリンダ2、
注出口5、及び注射シリンダ2の中に配置されたビンス
ン8で構成され、しかもピストン8は注射液221を入
れる為に、シリンダ室11とシリンダ室13とに分けて
いる。ピストン8は反対側231に案内突起部239を
備え、溝状の凹部240によって突起部241を分離し
ている。この突起部241は、支持腕242を挟持して
居り、それはピストン棒6と当接して、または、それと
結合され、その際には、止め突起部243で凹部240
に挟み込んでいる。その為、止め突起部243は、ピス
トン8に対して円錐状に拡がる支え面を持ち、またピス
トン8に対してみそ状の凹部248によって円錐状に拡
がっている支え面244上に保持されている。実施例の
様に、約45度の円錐角にすることができるこの円錐形
の支え面の部分がみぞ状の凹部240によって形成され
る一方、更に支え面部分246が支えリング247上に
形成されている。この支え面244 は原則的にピスト
ン棒6が矢印248で示された方向に押出された時に、
支持腕242を点線で示された位置に外側に摺動させる
傾斜した面を形成している。円錐角245の大きさに従
って、その際ピストン8に矢印248方向に小さい力、
若しくは大きい力が与えられ、その力によって、注射器
1の排出並びに吸入に必要なだけ、一定の溶液221が
排出口5を通して供給される。その際、支え腕242が
外側リング247の凸部249にかぶさった、また凸部
249とピストン8の端面231 との間にある凹部2
50に干渉していない限り、ピストン8は矢印248 
と反対にピストン棒6の働きで戻されることがでる。そ
れでも溶液221が排出口5を通してシリンダ室11か
ら押出されるように、その様な高い力が創り出され、支
持腕242並びに止め突起部243が凹部250に噛み
込む様に作用している。それによって、−点鎖線で示さ
れる様に、支持腕242はピストン8の端面231に直
接当るので、これを注射シリンダ2に対して相対的に矢
印248の方向に邪魔にならずに移動することができる
。それでもその様な注射器1を使用して更に溶液221
を引き出す為にピストン8を無理に2度働かせようとす
ると、それは外側リング247に支えられた支持腕24
2を外側リングと一緒にピストンから引き離す。その為
に外側リング247は図示の通り案内突起部239上に
十分な半径方向の遊びを生じているので、その結果、外
側リング247と案内突起部239との間に場合によっ
て生ずる接合力は、ピストン8が矢印と反対方向に戻ろ
うとするには、特にその際同時に溶液221を吸上げる
様な高い力を使用するには、不充分である。
第9図には、同様に、本発明による注射器1が図示され
、その注射器には注射シリンダ2並びにピストン8が含
まれていて、ピストン8は注射シリンダ2をシリンダ室
11と13とに分割している。
注射器1が無理なく何回も使用できる様に、ピストン8
の端面231に突起部241が取付けられて居り、その
突起部はピストン8の端面231から距離241だけ離
れて案内突起部239の先に保持されている。この突起
部241は支持腕242 によって挟み込まれ、その支
持腕は突起部241の後で止め突起部243で支えられ
ている。突起部241 には、ピストン8から離れた側
に控えコア252があり、そのコアは支持腕242の内
部に取付けられて、円錐状に形成されている。支持腕2
42は、突起部241 に密着した、ビンスト棒6の方
向に延びた部分に、少くとも距離251に適合する長さ
に互って、注射シリンダ2の中実軸25に平行に伸びて
いる。勾配、特に控えコア252の円錐状の端部の円錐
角245を、支持腕242と控えコアとの間を相対的に
調整する場合に、間隔253が距離251より少くとも
僅か小さくなるように、また支持腕242が、少くとも
止め突起部243と突起部241との間のオーバラップ
部255に適合する控え距離254だけ半径方向に個別
に施回するように選択する。
その他に、控えコア252の土台から間隔253内に形
成された円錐には、支持腕242の円錐方向に突出され
た支持突起部256が取付けられている。
注射器1によって繰返して溶液221が吸入されると、
ピストンを矢印248によって図示された押出し方向と
反対に、支持腕242の止め突起部243を越えて引き
戻すことができる。そこで、溶液221がシリンダ室1
1から排出口5を通して押出されると、ピストン棒6は
排出口の方向に、また矢印248方向に動かされる。そ
の場合、それは支持腕242 とピストン8との相対的
な動きに対してピストン棒6の動きの始めに起る。同時
に円錐角245に応じて、小さい円錐角の場合、及び大
きい円錐角の場合に、送り力より矢印248方向に生ず
る小さい及び大きい部分力がピストン8に伝達される。
その代り半径方向に働く成分は支持腕の個別の控えに作
用する。この前進運動によって、注射器1の排出の為に
、溶液221のそれ相当の量を排出口5を通して供給す
ることが可能となる。そこで、ピストン8が例えば、僅
かの量を吸い出す為に引き戻そうとすれば、この事はピ
ストン棒6がピストン8に対して相対的に間隔253を
ずらさない限り、また控えコア2520円錐形が支持突
起部256の中に支えられている限り、ずっと生ずるこ
とができる。それに対して、例えば溶液221をシリン
ダ室11から人間の身体の中に押込む為に、矢印248
の方向の充分な送り力が必要であるならば、控えコア2
52によって中心線25に作用する送り力が充分ではな
く、その結果、控えコア252が支え突起部256にあ
たるまで、支持腕242はピストン8の端面231に更
に近く近寄せられ、その為に支持腕242は点線に示さ
れた位置に達する。
それとともに、止め突起部243はも早や突起部241
と干渉しなくなり、そしてこの瞬間からピストン8は、
支持腕242の止め突起部243が直接ピストン8の端
面に当ることによってのみ、排出口5の方向に移動され
ることができるようになる。
それに対して、ピストンを矢印248と反対方向に更に
薬を実例に従って引き出したり、または更に溶液を吸い
上げようとすると、ピストンを伴わずに、止め突起部2
43を有する支持腕242は突起部241と注射シリン
ダ2との間に引き戻される。
その後、第8及び9図に図示された様に、この様な注射
器1は、再び機能性のある注射器1にする為に、高価な
組立装置に従って個々の部品の取外し及びその後に生ず
る取付けを必要とし、その理由から即座に繰返し使用す
ることは、繰返し使用に対して十分な安全性を得ること
ができる場合が少なく、それによって間接的に次々とそ
の注射器によって治療された患者から、それなりの感染
が与えられる。
第10図には、結合された注射針4を含めて、注射シリ
ンダ2と結合機構3から構成された注射器1が図示され
ている。結合機構3は注射シリンダ2の管状の排出口5
上に配設されている。注射シリンダ2の内部には、縦方
向に可動状態にピストン棒6が配置されて居り、それは
結合装置7を介してピストン8と可動的に結合されてい
る。結合装置7は開放並びに取外し装置9を備えている
ピストン8はゴム又は合成樹脂部分又はそれに適応した
合成樹脂の挿入物から構成されている。そして、その周
囲には、例えば0リング又はゴムパツキン又は類似のも
のの様な充填材が配置されている。ピストン8はこのピ
ストン8乃至ゴムパツキン又は0リングを介して注射シ
リンダ2の内壁に嵌合しており、そしてこれを排出口5
と接しているシリンダ室11と、注射シリンダ2の開口
部12を備えているシリンダ室12に分割している。
ピストン8は本来は管状の構成部分であり、ピストンは
排出口5に向いた前端面にピストン面314を形成して
いる。ピストン面に対向して取付けられた前端面には、
幾分バット状の突出部315が配置されている。管状の
構成部分によって形成された突出部316の中に、独創
的な安全装置317の結合装置7が配備されている。ピ
ストン棒6のピストン8に対向する端部には、ピストン
8の方向に且つ注射シリンダ2の縦軸にほぼ平行に、ほ
ぼ指の様に結合部品319が突出していて、他の端部に
形成され、厚く形成され、リング状の様な、更にピスト
ンと接している結合部品321 に対してピストン棒6
方向に接している突起部320と共に、ピストン8の突
出1316を突出している支え面322をさ1えている
。結合部品319の支え面320は、縦軸318の方向
に、且つ幾分円筒状の調整部分に対してそれに配置され
封入面323に略平行に形成されている。結合部品31
9は、縦軸318の方向に可動にピストン8の突出部3
16で突出部320と調整可能に取付けられている。
ピストン8と対向してピストン棒6が調整できる移動範
囲は、ピストン8の正面の壁326によって一方向にま
た反対方向に注射シリンダ2の開口部12まで、結合部
品321の支え面322によって限定される。それで、
ピストン棒6は実線で示された位置から距離327だけ
移動可能である。
結合部品の共通の前進運動は、封入面3230間に配置
された調整部品324で操作部品32Bに反対に作用す
る。この操作部品328は開放乃至取外し装置9を形成
し、突出部316に配置され、そしてピストン8と1体
に結合されている。操作部品328は円すい台状に形成
され、縦軸318に同心状に調整され、調整部品324
の方向にピストン8の正面の壁326の前に伸びている
調整部品324によって、結合部品319及び結合部品
321が使用状態におかれることを確実にされる。その
場合、結合部品319の突起部320がピストン8の支
え面322と噛合っている。それによって、実線で示さ
れたピストン8の位置からピストン8を引戻す際、ピス
トン棒6を伴う。それによって、注射器1を云わゆる引
き出すと、薬品を容器から注射針4を通して吸い上げる
薬品を吸い上げた後に、ピストン棒を矢印329の方向
に動かすと、シリンダ室11の内部に収容された薬品を
注射針を通して押出すために必要な圧力をこの動きが働
かせる。この圧力はピストン8とピストン棒6乃至突起
部320との間の摩擦抵抗より高く、それによってピス
トン棒6はピストン8に対して前方に動かされる。これ
は既に短かい移動運動の後に、結合部品319が点線の
位置まで更に前方に動くことができる間、調整部品32
4が操作部品328に突当り、モして注出針4乃至ピス
トンの前面の壁326にも早や前進運動すること出来な
いようにする。そこでそれは前面の壁326の前面33
0に突当り、それによってそれ相当の高い圧縮力が実行
され、その結果薬品の抵抗に対して注出針4を介して通
すと、薬品をシリンダ室11から押出すことができる。
結合部品319の前進運動が、ピストン棒6の方向に前
面の壁326の前に突出している操作部品328の長さ
が前進運動される通路を通して、この封入面323の結
合部品の間に調整された空間331 に、突起部320
の封入面323の範囲から調整部品324を移動させる
ピストン8と結合部品319 との間に相対的に移動さ
せるために、ピストン8の突出部316 は深さ332
を持って居り、その深さは、結合部品319の封入面3
23の長さ333と操作部品328の高さ334との合
計と等しいか又はより大きい。そのことから操作部品3
28の範囲335は、定位置にある突起部320の間の
間隔336より小さく、また空間3310間隔は調整部
品324の直径338より大きい。
第11図から見てわかるように、それによって調整可能
な結合部品319を定位置におくことができ、その定位
置でそれはピストン8の正面の壁326の方向に先細に
なっている円錐状のおおいの内部にある。定位置にある
結合部品319の突起部320のの間の幅がピストン8
の開口部341の幅340より小さいという事によって
、この位置で、突起部320と支え面322とが外面で
噛合っている。これによって、ピストン棒6とピストン
8との間の駆動連結が矢印3290反対方向に中断され
、またそれによって、薬品の新しい吸込みが注射針4及
びシリンダ室11の開口部を通して効果的に止められ、
そしてその理由からこの注射器1は唯1回使用の為に利
用されることができる。それによって、本の注射器を多
数回使用して生じ得る危険、例えば伝染病、エイズなど
の様に、同時にコストの理由から一本のその様な注射器
を令名多数回使用する危険を効果的に止めることができ
る。
第12図には、調整部品324が結合部品319の間の
位置に置かれている。m整部品324はその際様々な直
径の実際円筒状の物体から1体成形され、同時に操作部
品328と向き合っている直径342は大きく、また小
さい直径範囲への移行が円錐状に形成されている。直径
3420表面範囲は結合部品319の封入面323に対
する控え面344を形成している。封入面323は移行
343を有する突出部345を持ち、その突出部は縦軸
318方向に封入面323に重ね合っている。この構成
によって操作部品328によって調整部品324に作用
する力が矢印346の方向に移行343の形状形成によ
って決められる抵抗に対抗している。これによって、独
創的な安全装置317の開放時点が構造的な処置によっ
て左右することを可能にし、それによってそのような注
射器1を用いて吸出しが可能となる。
調整部品324の構成及び結合部品の動きを自由にする
ために、乃至調整部品324をはずす為に、乃至押し出
すために優れている高められた抵抗によって、ピストン
棒6の間違いの仮りの動きの場合に、注出針4の方向に
薬品の吸込の前にはずし行程が起り、その為に注射器が
使用できなくなることを防止する。
第13図には、距離部品(Distzanzeleme
nt)として作用する縦軸方向に伸びる停止ビン347
をもつ調整部品324が示されている。それは調整部品
324の操作部品328に対向する正面の端部に配置さ
れている。この停止ビン347は力の作用と反対に、矢
印346に従ってピストン棒6の方向に調整部品324
を与えている。一定の力を超過する場合に、停止ビン3
47は折れ、それによって調整部品324は点線で示さ
れた位置に押し出され、既に第10図に基いて記述され
た様に、結合装置7は開放される。材料の選択乃至停止
ビンの寸法によって、この実施形式の場合にも、結合装
置7の開放に対する所望の抵抗値が選択される。停止ビ
ン347はその際調整部品324と一体成形され、例え
ばこれを前に粘差し、又は溶接し、又は吹付けることが
可能になるよう水をかけられている。適切な曲げ安全性
を達成する為に、当然停止ビン347を様々な材料から
作り出すことが可能である。
第14図には、調整部品324の他の実施変形が示され
、その場合に距離部品348が、結合部品319の間の
空間331に配置されたばね機構349によって示され
ている。ばね機構349は少くとも2個のピストン棒6
と可動的に結合されたばね部品350から構成されてい
る。このばね部品350僅か30度と60度との間の角
度、特に45度にピストン方向に縦軸318から伸びて
居て、結合部品319の隙間の内側に配置されている。
ばね部品350の突き出ている端部は関節機構352を
有し、そこには連結棒353が取付けられている。これ
はばね部品350を突起部354の正面側に配置された
回転軸受355を持つ調整部品324の突起部354と
結合している。
この構成は所謂超過死点防止を形成し、その防止はばね
部品350の作用によって、矢印356の方向の調整部
品324の動きに抵抗を与えている。回転軸受がピスト
ン棒6とピストン8との間に相対運動をする場合に、操
作部品328の働にによってピストン棒の方向の結合線
357を超えると、ばね部品350の作用によって、調
整部品は点線で示された最終位置に運ばれ、それによっ
て結合部品319は定位置に到達される。その位置で突
起部320はピストン8の支え面322を自由にして、
その為にピストン棒6とビスン8との間の可動結合が阻
止される。
第15図及び第16図には、調整部品324の距離部品
348の他の実施変形が示されている。そこで例えば、
この事は適切な変形方法の達成する為に波線状に又は控
え部品358の形式に形成することが可能になる。更に
、その場合、曲げ関係を左右するために、この距離部品
348は減衰断面359を持ち、その為に矢印356の
方向の変形力に対して所望の抵抗を決定することが可能
になる。
第17図及び第18図には、結合装置7の他の実施変形
が図示されている。ピストン8は、ピストン8の開口部
362の直径36Iより大きい直径と共に、やや円筒状
の中空部316を有している。中空部316の開口部3
62に対向して配置された範囲は、円錐台状に狭くなっ
ている。様々な直径360.361によって、リング状
の、縦軸318に直角に配置された、突出部320の支
え面322が、ピストン棒6と結合され、且つピストン
8の方向に突出している結合部品319を形成している
。結合部品319の端部の範囲は面取りされていて、ピ
ストンとピストン棒6との間で相対的に運動する場合に
、ピストン80円錐状に突出ている中空部316と一緒
に作用して、結合部品319の端部の互に対向する動き
を、またそれと同時に突起部320に作用する。
相対している内面363に、結合部品319は保持装置
364を持ち、その装置は反対に配置されたフック状の
突起部365を構成している。
そこで第18図からより良く判るように、保持装置36
4は押し出し366を戻すと噛合って、結合部品319
は所定の位置を占め、その位置では突起部320の幅は
ピストン8の開口部362の直径361より小さくなる
。その為に、結合装置7は外面で噛合い、ピストン棒6
を用いて矢印356の方向ヘピストン8が動くことがも
早やできなくなる。それによって注射器1はも早や当然
薬品で満たされることができなくなり、その為に、その
ような注射器lの再使用を効果的に防止することができ
る。
第19図には、本発明に従って結合装置7が、結合部品
319をピストン8に配置することによって形成される
ことを示している。その際、ピストン棒6は、結合部品
319の突起部320のための支え面322を備えてい
る。結合部品の作用位置は、結合部品319の間に配備
された調整部品324によって得られる。ピストン棒6
の中空部360のピストン8に向けられた正面369に
、調整部品324の方向に突出ている操作部品328が
配置されている。
注射器lの吸込みの場合、ピストン8とピストン棒6と
の相対的な運動によって、調整部品324は操作部品3
28から結合部品328から、結合部品3190間の空
間に動かされ、それによってこれは、その半径方向の可
動性によって点線で示される定位置に動かされ、その際
結合装置が開かれ、結合部品319の突起部320の間
の幅367がピストン棒6の開口部のI!372より小
さくなる。それによって、この実施変形の場合にも、注
射器1の新たな充填に対して効果的な防止が達成され、
再使用を阻止する。
全ての示された実施例の場合に、ピストン棒に固定され
た部分がピストンに固定された部分を選択して取換える
ことができるという事を原則として書き留めておくべき
である。
前述した実施例の場合に、通常、個々の部の噛合い乃至
連携を可能にする為に、結合部品がお互に部分的に重ね
合っている間、結合部品のお互に向き合った表面は、高
い摩擦値を有する表面を備えて、お互に支え合うことが
でき、その結果、薬品を吸上げる場合に注射針4を通じ
てピストンを伴う摩擦力が生じる。
反対の動きの場合、また薬品の押出しの場合、それにも
拘らず抵抗は間に合わないか、乃至は摩擦面がピストン
8の方向に拡大するので、その結果ピストン棒6はピス
トン8に対して相対的に動かすことができ、ピストン8
の前述の開放装置によってピストン棒6から開放される
本発明に従って構成された注射器の前述した形態の長所
は、使用する前の注射器1の長い保管期間の場合に、ロ
ット棒6からピストン8を取外す為に不利ではない確実
な機能で達成できる点にある。特に、その距離を相対的
に変更乃至之を密閉している外周の円の直径を変更して
結合部品の取外しを可能にする場合、合成樹脂でできて
居り、それによって調整部品324を取外した後に簡単
に測定して戻し、同時に密閉しである結合部品321か
ら取出す場合に有利である。
押出された調整部品324の場合、確実な開放を保証す
る為に、突起部320乃至支え面322に対する移行面
を丸味をもって又は傾斜しである面と結合することで可
能になり、その結果、調整部品324を開放した後、ピ
ストン棒6の引力を働かせる場合に、注射シリンダの縦
軸318の方向に結合部品319が圧縮され、そのため
ピストン8及びピストン棒6の取外しが達せられる。
第20図から第22図には、本発明に従った注射器1の
実施変形が示されて、注射器1は再び注射シリンダ2、
注射針4及び注射針4を注射シリンダと結合するために
結合機構3を備えている。注射シリンダの内側には、ピ
ストン8が配置され、そのピストンは結合装置7を介し
てピストン棒6と結合されている。ピストン棒6は中央
部分420を包み込み、中央部は例えば円形状の断面を
有し、そこからその都度90度以下に案内面421が半
径方向に突出でている。
ピストンに向っている正面側422を通って、ピストン
棒6が支持腕423として形成された結合部品319を
有する。通常の方法として、外周を2個又はそれ以上に
溝によって分割されてお互に別個の結合部品319が配
置されている。結合部品319は突起部320を持ち、
その突起部は外周方向に外側に突出している支持腕と、
向き合った内側に、内面壁425を持っている。
固定突出部424は支え面322を有し、支え面は結合
部品321を形成し、ピストン8と固く結合されている
突出部460に突合っている。突出部426は支持腕4
23の方向に中空部4270表面を越えて、突出でてい
る。突起部320は引張り部428を介して中空部42
7の表面の方向に取付けられているので、固定突出部4
24及び突出部426は重なり合っている。引張り部4
28はピストン8の正面側429の方向に突出ている。
操作部品328及び引張り部428は開放装置9を形成
している。引張り部428はその表面に雄ねじを持って
いる。この雄ねじは勾配ねじとして形成されている。雌
ねじ425及び雄ねじ430は同じねじの種類のもので
あり、その結果引張り部428は雌ねじ425で可動可
能に取付けられている。
これによって流体乃至流体の薬品を引き出す為に、ピス
トン8をピストン棒6と共に注射針4によって動かされ
ると、ピストン8は、突出部426と噛み合っている固
定突出部424によってピストン棒が動く場合には、−
緒に動く。
収容された流体乃至収容された薬品を押出出そうとする
と、ピストン棒6を矢印431の方向に動かさなければ
ならない。矢印431の方向の送り出し力は、ピストン
棒6によって、引張部428からピストンの操作部品3
28を介してピストン8に移される。ピストン棒6を通
してピストンに作用する圧力は、引張り部428が勾配
ねじを介して働く様な躊に作用する。それは中央の縦軸
を回転させ始める為に雄ねじの為に使用される。これは
、引張り部428が第20図に示された位置から第22
図に示された位置へ戻る様に実施する。この全体として
圧縮力が働いている間に戻る道によって、明白な駆動結
合が矢印431の方向にも、之の反対方向にも起る。そ
れは今では、第22図で暗示された行程433によって
常に矢印431の送り方向と反対にピストンの戻りは可
能となることを意味している。
この行程433はその為に吸い上げのために使用するこ
とができる。吸い上げのこの経過は、薬品を使用するた
めに身体に注射針を挿入した後に、液体の薬品の引渡し
が血管に届いているかどうか、確めるために重要である
。これは、液体の薬品の僅かな量を使用し、その上でピ
ストンを矢印431の方向に反対にもどすことによって
確かめられる。
例えば薬品の引渡しが静脈に行われると、それはピスト
ン8を戻す場合に、血液が注射シリンダに上ってくる。
注射シリンダを透明に形成することによって、すぐに薬
品の引渡しを確認することができる。
吸上げに続いて、必要な薬品の量が注出され、それによ
ってピストン棒6を使ってピストンを前に移動する為に
適切な高さの圧縮力が必要となる。
これは雌ねじ425で引張り部428を更に回転させて
行う。その上に、(第21図に示された様に)これを空
間室331に落し込む。その為に、中空部427の表面
の方向に向けられた支持腕423の取付けが取り上げら
れ、支持腕が第21図に実線で示された位置にばねをか
ける。この中で、今や突起物320を取巻く外周円の直
径は突出部426によって取巻かれる外周円の幅340
より小さいので、その結果矢印431によって示された
方向に反対にピストン棒6を動かす場合に、ピストン棒
6は中空部から飛び出し、ピストンはも早やピストン棒
の方向に戻すことができなくなる。
注射器1のこの構成によって、薬品の量に応用した後、
吸い上げに独創的である薬品の量が大きくなる。注射器
lは開放装置の作用によってピストン8及びピストン棒
6の取外しによって使用されなくなり、注射器はその後
更に注射処置にはも早や使用できなくなる。
当然、引張り部428を強制的に作動を支持腕423に
達成できる行程433を選ぶことによって、吸上げに設
定できる夫々の方法及び薬品の量を簡単に決めることが
できる。
更に支持腕423の形成、特に操作部品328の方向に
向いた突出部を得るために形状の指示を自由に選択でき
る。そこで、支持腕が第21図に示された形状を受は入
れる様に、特に合成樹脂の射出部から構成されているピ
ストンを支持腕と一緒に製造し、引張り部428の拡張
作用によって第20図に従ってピストン8と噛合ってい
る状態に保持される。
他方で、支え面322を、ピストン8の方向に拡張され
た円錐面として形成することが可能であるので、その結
果、引張り部428を遠ざけた後に、そしてピストン棒
6をピストン8から引き戻す場合に、支持腕は圧縮され
、その為に、結合装置7を構成する部品319及び32
1のが続いて起る。その他に、この目的に適合する任意
の他の技術の状況から知られる実施方式も適用可能であ
る。所望の行程433に互ってピストン棒6とピストン
8との間を可動に結合することが守られれば、自動的に
解決され、その結果注射器101回使用が確実に保証さ
れることは、唯当然なだけである。
第23図から第25図までには、注射器1の他の実施方
式が示され、その場合夫々注射シリンダの部分のみが図
示され、注射シリンダ2と注射針との間の結合を、前述
の図に示された実施例に従って、又は技術の状況から実
施できように形成することができる。
この実施例は原理から第10〜12図に示された実施例
に類似していて、それ故に同じ部分には同じ関連記号が
使用されている。注射シリンダ2の中に通されたピスト
ン8があり、それは第10〜12図に詳細に記述された
方法で結合装置7を通してピストン8と可動に結合され
ている。その為に、突出部426乃至皮形成される結合
部品319と321が作用している。結合部品321 
と重なり合う位置に結合部品319を保持する為に調整
部品324がある。
そこで操作部品328と共に開放装置9を形成している
。この開放装置9の第10〜12図に基いて記述された
機能は、確実な送りの大きさ436を通して補助の独創
的な安全装置435によって遮断される。
ピストン棒6の支え腕437 は直接ピストン8に当接
している。この支え腕437は、その都度ピストン棒6
の案内面421の溝438を通って中央の横木439に
よって分離された部分によって形成されている。この支
え腕437は、注射シリンダ2の最大の充填状態の所望
の送り大きさ436に相当する距離に突出部440を持
っている。
ピストン8がピストン棒6と共に注射針の方向に送り大
きさ436として僅かの量だけ動かされると、ピストン
8に対して支え腕437の状態を変えることはない。こ
の状態でピストン8は常にピストン棒6を戻すことによ
って注射シリンダ2から引出されることが可能である。
それに対してピストン棒6が注射シリンダの送りの大き
さ436より大きい範囲に押し出されると、支え腕43
7は縦軸318の方向に注射シリンダの突出部440を
はずれた後、変形されるので、その結果支え腕437は
、も早やピストン棒6に向けられたピストン8の正面4
41に当接せずに、中空部434の結合部品321の内
部に入る。そのため、結合部品319 もピストン面3
14の方向に動かされる。
その際、操作部品328は、結合部品319の間の空間
331に調整部品324を押し出すので、その結果突起
部320と支え面322の間の重なりが全く生じなくな
る。そこで使用者が、ピストン棒6でピストン8を新た
に注射シリンダから押出そうとすると、ピストン8を伴
わずに、結合部品319を中空部434から無理なく引
き出し、ピストン棒をこれからはずことができる。
更に第25〜26図から明かな様に、ピストン棒6は4
個の外周方向に夫々90度づつ相互に位置を変えた支え
腕437を包含し、そして結合部品319が円弧状に形
成されていて、また溝438によって分離されている。
この構成によって円周上に分離された支え腕437乃至
結合部品319は不注意な取扱いの場合にでも、注射シ
リンダ2の様々な個々の部の圧縮を防止し、それによっ
て注射器の迅速な且つ確実な操作が確保されている。
追加の独創的な安全装置435の構成によって今や突出
部440の配置による簡単な方法で注射器1の様々な使
用の場合の吸込みに対して送りの大きさ436を適合さ
せることができる。
その為に、この注射器は既知の現在使用している注射器
に較べて唯一つだけの余分な部品つまり調整部品がある
だけであるということになる。その為に、製造コストは
非常に都合よく、また特に発展途上国に於て、繰返し使
用に対して高い安全性が必要な場合に、この様な注射器
の多最使用が可能である。
本発明に従って前に様々な実施例で記述した注射器の場
合に、合成樹脂から全ての個々の部品を製作することが
有利になることがある。唯非常に小型の注射器の場合に
だけ、注射シリンダ2に比べてピストン8の密閉を良く
すること、ピストン8の範囲に密閉のためにゴム製又は
その他の0リングを取付けることをお勧めする。
例えば調整部品324乃至ビンストン8の様な個々の部
品をシリコンゴム又は場合によっては高級鋼又は同等の
ものから製作することは当然可能である。同様に、注射
シリンダ2を合成樹脂からも硝子からも構成することも
可能である。
第27図には他の注射器が図示されており、その注射器
は本質的に第23〜26図で示された実施方式で構成さ
れている。そのため、同じ部品には同じ記が使用されて
いる。第27図に示された実施方式は第23〜26図に
示されたものと、支え腕437の操作は突出部440と
注射シリンダの内面との相互作用の代りに、支え腕43
7と、それ自体と注射シリンダ2との間にある安全リン
グ442の相互作用によって行われる。
その為に、支え腕437と注射シリンダ2との間に配置
された安全リング442を取付けられるつなぎリング4
43を持つ支え腕437がある。この例の様にC形状の
安全装置442は内径444を有し、それは支え437
をおおう外周の直径445より小さい。
特にC形状の安全装置は半径方向に外方に突出て居り、
乃至注射シリンダの内径より大きな外径を持っている。
それによって、重要なエネルギー使用時に注射シリンダ
2の縦方向に移動可能である。
そのために、注射シリンダ2に向けられた外側は適切な
粗さを持っている。ピストン棒6によってピストン8を
注射シリンダ2から引き出し、またそのため液体、特に
液状の薬品を注射シリンダに吸上げると、この安全装置
442はピストン棒6に向いたピストン8の肩を通して
共に引張られる。
ピストン棒6をピストン8と共に矢印431 の方向に
密着して、また液を押出すために動かされると、安全装
置442は所定の位置に動かず、ピストン棒6は注射針
の方向に安全リングに相対的に支え腕と共に移動する。
行程433を超えると、ピストン8とピストン棒6との
間のはずれが起らずに、ピストン棒6はピストン8と共
に矢印431の方向にないし反対に勝手に動かされる。
この行程433が超えると、ふくれた面446が安全リ
ング442の上にのり上げて、支え腕437は注射シリ
ンダ2の中心線432の方向に変形され、それによって
ピストン棒6はピストンと反対に、且つその方向にずら
され、操作部品328を用いて結合部品319の間の調
整部品324が遠ざけられる。
同時に結合装置7とそのため矢印431と反対に移動す
るためにピストン棒とピストンとの間の駆動結合が持ち
上げられる。
前記の実施例で記述した注射器の様々な個の部品は重な
り合って突き当られることができ、また個々の実施例乃
至開放装置の個々の開放変形の組合せ乃至独創的な安全
装置乃至ピストン8又はピストン棒6は夫々独立して、
独立した本発明の解決法として述べている。
第23〜26図に示された実施方式の場合には、止め3
20の長さ447は支持腕437の案内面449の長さ
448より小さい。突出部440の行程を、支持腕43
7の変形のため回転角450になる様に測定する。
支持腕437の内側のずれは範囲で重なり合い範囲より
大きい。更に結合を確実にとく為に、距離が長さ448
より大きい場合には都合が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図 注射筒に薬剤を吸入する前の注射装置の縦断面
図 第2図 注射筒に薬剤を充填した縦断面図第3図 薬剤
射出後にピストン棒に対し引張力を作用した後の注射装
置の縦断面図 第4図 第1〜3図による注射装置をIV−IVで切断
した横断面図 第5図 発明による他の解除装置を備える注射装置の一
部の縦断面図 第6図 ピストンが出口部から隔てて位置する第5図に
よる注射装置の縦断面図 軍7図 他の解除装置を備える注射装置の一部の縦断面
図 第8図 開放機構を強制的に作動した発明による注射装
置の他の実施例の著しく簡略化した概念的縦断面図 第9図 開放機構を強制的に作動した発明による注射装
置の他の実施例の著しく簡略化した概念的縦断面図 第10図 発明による注射装置の著しく簡略化した概念
的縦断面図 第11図 連結要素を解放した第10図による注射装置
の一部の縦断面図 第12図 解放装置を備えた発明による注射装置の調節
部の実施例の側面図 第13図 注射装置の発明による連結装置に対する調節
部の他の実施例の縦断面図 第14図 注射装置の発明による連結装置の調節部の他
の実施例の著しく簡略化した概念的縦断面図 第15図 調節部の可能な実施例の側面図第16図 調
節部の他の実施例の側面図第17図 発明による注射装
置の連結装置の他の実施例の縦断面図 第18図 連結要素が連結解放位置にある第17図によ
る注射装置 第19図 注射装置の発明による連結装置の実施例の縦
断面図 第20図 未使用安全装置若しくは解除装置の他の実施
例を備えた発明による注射装置の縦断面図 第21図 注射内部から液体の大部分を射出した後の第
20図による注射装置の縦断面図 第22図 吸引動作において解除装置若しくは未使用安
全装置が中間位置にある第20及び21図による注射装
置 第23図 吸引動作を可能にする解除装置若しくは未使
用安全装置を備えた発明による注射装置の一部 第24図 解除装置若しくは拘束装置が解除した第23
図による注射装置の側面図 第25図 第23図のXXV−XXVで切断した第23
図による注射装置のピストン 第26図 第24図のXXVI−LXXVIで切断した
第23〜25図による注射装置のピストン 第27図 吸引動作を可能にする解除装置若しくは未使
用安全装置を備えた発明による注射装置の他の実施例の
縦断面図 1・・・注射装置、     2・・・注射筒、3・・
・接合具、      4・・・注射針、5・・・出口
部、      6・・・ピストン棒、7・・・連結装
置、     訃・・ピストン、9・・・解除装置、 
   10・・・内壁、11・・・筒内部、     
12・・・開口部、13・・・筒内部、     14
・・・突出部、15・・・連結要素、    16・・
・張出部、17・・・連結要素、    18・・・安
全リング、19・・・支持アーム、   20・・・距
離、21・・・重なり幅、    22・・・柄部、2
3・・・薬剤、      24・・・空隙部、25・
・・中心軸、     26・・・長さ、26′・・・
引張力、    100・・・距離、101・・・接触
面、    102・・・制御端、103・・・内径、
     104・・・直径、105・・・制御縁/制
御面、106・・・直径、・・・長さ、 ・・・重なり長さ、 ・・・空気、 ・・・注射針内腔、 ・・・注射針開口部、 ・・・結合要素、 ・・・矢印、 ・・・ふし部、 ・・・線、 ・・・開放機構、 ・・・裏面、 ・・・凹部、 ・・・保持アーム、 ・・・支持面、 ・・・支持面部分、 ・・・矢印、 ・・・凹部、 ・・・開張コア、 ・・・開帳距離、 ・・・保持部、 ・・・長さ、 ・・・行程、 ・・・矢印、 ・・・出口開口部、 ・・・連結要素、 ・・・直径、 ・・・行程、 ・・・突出部、 ・・・未使用安全装置、 ・・・溶液、 ・・・案内突出部、 ・・・張出部、 ・・・拘束部、 ・・・円錐角、 ・・・開帳リング、 ・・・膨大部、 ・・・距離、 ・・・間隔、 ・・・重なり幅、 ・・・ピストン面、 ・・・旋回軸受部、 ・・・結合線、 ・・・薄肉部、 ・・・直径、 ・・・内面、 ・・・突起部、 ・・・内径、 ・・・穴部、 ・・・開口部内径、 ・・・案内フランジ、 ・・・保持アーム、 ・・・雌ねじ、 ・・・穴部、 ・・・端側面、 ・・・矢印、 ・・・行程、 ・・・未使用安全装置、 ・・・支持アーム、 ・・・スタッド、 ・・・端側面、 ・・・矢印、 ・・・開帳要素、 ・・・直径、 ・・・開口部、 ・・・保持装置、 ・・・行程、 ・・・端面、 ・・・空隙部、 ・・・中心部、 ・・・端側面、 ・・・保持部、 ・・・張出部、 ・・・緊張部、 ・・・雄ねじ、 ・・・縦中心軸、 ・・・穴部、 ・・・送り長さ、 ・・・細大部、 ・・・張出部、 ・・・安全リング、 ・・・案内突起部、 ・・・未使用安全装置、 ・・・連結要素、 ・・・連結要素、 ・・・接触面、 ・・・移動範囲、 ・・・距離、 ・・・矢印、 ・・・空隙部、 ・・・長さ、 ・・・幅、 ・・・間隔、 ・・・外径、 ・・・開口部、 ・・・移行部、 ・・・突起部、 ・・・係止ビン、 ・・・バネ機構、 ・・・細大部、 ・・・トルク棒、 ・・・穴部、 ・・・縦軸、 ・・・突出部、 ・・・支持面、 ・・・調節部、 ・・・端壁面、 ・・・操作部、 ・・・端側面、 ・・・深さ、 ・・・高さ、 ・・・間隔、 ・・・直径、 ・・・内径、 ・・・直径、 ・・・開帳面、 ・・・矢印、 ・・・スペーサー ・・・ばね要素、 ・・・リンク機構、 ・・・突起部、 ・・・リンク、 ・・・直径、 ・・・長さ、 ・・・案内面、 ・・・重なり幅。 ・・・内径、 ・・・支承面、 ・・・長さ、 ・・・旋回角、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、噴射シリンダと、前記噴射シリンダ内で案内される
    ピストンと、前記ピストンと特に結合装置を介して結合
    されているピストンロッドと、噴射シリンダのピストン
    ロッドと反対の側に設けられた結合装置とを備え、前記
    ピストンロッドは好ましくは噴射シリンダの長さよりも
    大きい長さを有し、前記結合装置を介して注射針が噴射
    シリンダと結合可能である注射装置において、 ピストン(8)及びあるいはピストンロッド(6)に作
    動装置(9)及び/あるいは未使用保証装置(27)が
    設けられていることを特徴とする使い捨て注射装置。 2、作動装置(9)及び/あるいは未使用保証装置(2
    7)が、注射針(4)の結合装置(3)と反対の側に配
    置されていることを特徴とする請求項第1項に記載の注
    射装置。 3、作動装置が特に一体の固定リングによって形成され
    ており、前記固定リングはピストンロッド(6)上でゆ
    るく案内され、ピストンロッドと噴射シリンダ(2)の
    内壁(10)との間に配置され、かつ注射針(4)側の
    端面がピストン(8)及び/あるいは連動子(38)上
    に支えられており、結合装置(7)が固定リング(18
    、34、49)とほぼ同じ断面領域に配置されているこ
    とを特徴とする請求項第1項あるいは第2項に記載の注
    射装置。 4、ピストンロッド(6)及び/あるいはピストン(8
    )の互いに向き合った端部の領域に、結合装置(7)の
    径方向に移動可能な結合部材(17)が設けられており
    、 作動装置(9)を形成する特にC字状の固定リング(1
    8)が径方向に調節可能な結合部材(17)と噴射シリ
    ンダ(2)の内壁との間に配置されており、固定リング
    (18)の厚さが結合部材(17)と突出部(16)の
    重なり幅(21)を除いて噴射シリンダ(2)の内壁(
    10)と径方向に調節可能な結合部材(17)間の係合
    位置における距離(20)よりも大きいことを特徴とす
    る請求項第1項から第3項のいずれか1項に記載の注射
    装置。 5、固定リング(18)が噴射シリンダ(2)の内壁(
    10)の方向ないしは径方向に弾性を有するように形成
    されていることを特徴とする請求項第1項から第4項の
    いずれか1項に記載の注射装置。 6、固定リング(18)の噴射シリンダ(2)に面した
    外側に摩擦を増加させるライニング及び/あるいは締付
    け部材及び/あるいは締付けリングが設けられているこ
    とを特徴とする請求項第1項から第5項のいずれか1項
    に記載の注射装置。 7、ピストン(8)にピストンロッド(6)の方向を向
    いた円筒状の突起(14)が設けられており、前記突起
    のピストンとは反対の側に結合部材(15)を形成する
    隆起部が1周して形成されており、ピストンロッド(6
    )にはピストン(8)の方向を向き結合部材(17)を
    形成するスナップアームが設けられており、前記スナッ
    プアームには互いに向き合う突出部(16)が形成され
    、ピストンロッド(6)の突出部(16)が隆起部とピ
    ストン(8)の間に配置されており、 スナップアームと噴射シリンダ(2)の内壁(10)と
    の間に固定リング(18)が配置されていることを特徴
    とする請求項第1項から第6項のいずれか1項に記載の
    注射装置。 8、ピストンロッド(6)の結合部材(17)のピスト
    ン(8)方向にピストンに向かって細くなる円錐状に延
    びる支持面が形成されており、好ましくは固定リング(
    18)に噴射シリンダ(2)の開放端方向に円錐状に拡
    幅する孔が形成されていることを特徴とする請求項第1
    項から第7項のいずれか1項に記載の注射装置。 9、作動装置の固定リングのピストン側に注射針に向か
    って円錐状に細くなる延長面が設けられており、前記延
    長面がより小さな直径を有するジャケット円の内部に延
    長面として設けられている支持手段と協働し、好ましく
    は前記支持手段に注射針方向に円筒状に拡幅する圧接面
    が設けられていることを特徴とする請求項第1項から第
    8項のいずれか1項に記載の注射装置。 10、延長面ないし圧接面の円錐角度が約4度であるこ
    とを特徴とする請求項第1項から第9項のいずれか1項
    に記載の注射装置。 11、固定リングがC字状に形成されており、ピストン
    ロッドあるいはピストンに噴射シリンダの内壁の領域ま
    で延びる舌片ないしばねが設けられており、前記舌片な
    いしばねはC字状の固定リングの互いに向き合う端面間
    のゆるめた位置における距離より大きい幅を有し、かつ
    好ましくは舌片ないしばね及び固定リング端面の互いに
    向き合う表面が摩擦が少いように形成されていることを
    特徴とする請求項第1項から第10項のいずれか1項に
    記載の注射装置。 12、舌片ないしばねの長さが、ピストンロッドとピス
    トン間の結合装置の最小結合距離より大きいことを特徴
    とする請求項第1項から第11項のいずれか1項に記載
    の注射装置。 13、結合部材(17)に制御端縁(102)が設けら
    れており、前記制御端縁が固定リング(18)の制御端
    縁(102)側の接触面(101)からピストン(8)
    の行程高さ(110)に相当する距離(100)でピス
    トンロッド(6)の中心軸に対して平行に配置されてお
    り、前記行程高さ(110)のときに行程体積が少くと
    も注射針(4)の針通路(113)及び場合によっては
    排出口(114)の体積に相当することを特徴とする請
    求項第1項から第12項のいずれか1項に記載の注射装
    置。 14、制御端縁(102)と接触面(101)の間にお
    いて結合部材(17)ないし支持アーム(19)に制御
    レールないし制御面(105)が配置されていることを
    特徴とする請求項第1項から第13項のいずれか1項に
    記載の注射装置。 15、固定リング(18)は中心軸(25)に対して平
    行に制御端縁(102)と接触面(101)間の距離(
    100)に相当する長さを有し、好ましくは制御レール
    ないし制御面(105)の長さが前記距離(100)よ
    り小さいことを特徴とする請求項第1項から第14項の
    いずれか1項に記載の注射装置。 16、固定リング(18)の制御レールないし制御面(
    105)の距離(100)に対して平行に延びる長さが
    距離(100)より小さいことを特徴とする請求項第1
    項から第15項のいずれか1項に記載の注射装置。 17、制御レールないし制御面(105)あるいは結合
    部材(17)ないし結合部材(117)を包囲するジャ
    ケット円の直径(118)が固定リング(18)の内径
    (103)より小さいことを特徴とする請求項第1項か
    ら第16項のいずれか1項に記載の注射装置。 18、自由空間(24)の制御端縁(102)から接触
    面(101)へ向かって延びる部分の領域において結合
    部材(17)ないしピストンロッド(6)を包囲するジ
    ャケット円の直径(106)が結合部材(15、17)
    間の重なり幅の2倍だけ固定リング(18)の内径(1
    03)より小さいことを特徴とする請求項第1項から第
    17項のいずれか1項に記載の注射装置。 19、自由空間(24)が接触面(101)から始まり
    距離(100)を加えて固定リング(18)の長さ(1
    08)よりも大きい軸平行の長さを有することを特徴と
    する請求項第1項から第18項のいずれか1項に記載の
    注射装置。 20、自由空間(24)が接触面(101)から始まり
    、結合部材(15、17)の重なり長さ(109)を加
    えて固定リング(18)の長さ(108)よりも大きい
    軸平行の長さ(107)を有することを特徴とする請求
    項第1項から第19項のいずれか1項に記載の注射装置
    。 21、結合装置(7)がピストン(8)あるいはピスト
    ンロッド(6)と結合された突出部(241)及びピス
    トンロッド(6)あるいはピストン(8)と結合された
    係止アーム(242)によって形成され、前記係止アー
    ム(242)の止め舌片(243)が突出部(241)
    の後方を捕捉し、 突出部(241)は係止アーム(242)に沿って噴射
    シリンダ(2)の長手軸に対して平行に案内されており
    、係止アーム(242)間の距離が突出部(241)か
    らの距離(253)が大きくなるに従って狭くなること
    を特徴とする請求項第1項から第20項のいずれか1項
    に記載の注射装置。 22、突出部(241)と係止アーム(242)の間に
    これらとは無関係に移動可能で開放手段(215)とし
    て用いられる開脚芯(252)が配置されていることを
    特徴とする請求項第1項から第21項のいずれか1項に
    記載の注射装置。 23、突出部(241)がピストン(8)の裏側(23
    1)から所定距離(251)で配置されており、突出部
    (241)に連続して裏側方向へ円錐状に拡幅し係止ア
    ーム(242)を支持する支持面(244)が設けられ
    ており、支持面(244)のピストン(8)の裏側(2
    31)近傍の支持面部分(246)の一部が、この支持
    面部分とは無関係に調節可能に軸承された開脚リング(
    247)上に配置され、前記開脚リングには係止アーム
    (242)を止める止め舌片(243)の係入する凹部
    (250)、特に溝あるいは切欠きが設けられているこ
    とを特徴とする請求項第1項から第22項のいずれか1
    項に記載の注射装置。 24、結合装置(7)にピストン(8)ないしピストン
    ロッド(6)と可動結合された結合部材(319、32
    1)と、前記結合部材に関連しかつこの結合部材に対し
    て相対的に調節可能な未使用保証装置(317)の調節
    部材(324)とが設けられており、結合部材(319
    、321)は使用位置において前記調節部材と係合状態
    に保たれることを特徴とする請求項第1項から第23項
    のいずれか1項に記載の注射装置。 25、ピストンロッド(6)が、ピストン(8)の端面
    (326)によって注射針(4)方向を限定されかつピ
    ストン(8)と可動結合されている結合部材(321)
    によって反対方向を限定されている移動領域(325)
    の内部でピストン(8)に対して相対的に調節可能であ
    って、 未使用保証装置(317)に操作部材(328)を有す
    る脱合装置が設けられており、前記操作部材が移動領域
    (325)内へ突出していることを特徴とする請求項第
    1項から第24項のいずれか1項に記載の注射装置。 26、操作部材(328)が結合部材(319、321
    )の脱合状態を保つために調節部材(324)を停止さ
    せるストッパを形成することを特徴とする請求項第1項
    から第25項のいずれか1項に記載の注射装置。 27、結合装置(7)と未使用保証装置(317)がピ
    ストン(8)のほぼ円筒状の凹部(316)の領域、好
    ましくはその内部に配置されていることを特徴とする請
    求項第1項から第26項のいずれか1項に記載の注射装
    置。 28、結合装置(7)と未使用保証装置(27)がピス
    トンロッド(6)の前端を越えてピストン(8)の方向
    へ突出するほぼフィンガー形状の結合部材(319)の
    領域に配置されていることを特徴とする請求項第1項か
    ら第27項のいずれか1項に記載の注射装置。 29、ピストンロッド(6)及び/あるいはピストン(
    8)と結合された結合部材(319、321)が、ピス
    トンロッド(6)及び/あるいはピストン(8)の端面
    を越えて長手軸(318)の方向へ突出しており、かつ
    長手軸(318)に対して垂直に配置された平面内で弾
    性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項第
    1項から第28項のいずれか1項に記載の注射装置。 30、ピストン(8)及びピストンロッド(6)と結合
    された結合部材(319、321)が、真円のリング状
    に形成され径方向に変形可能な係止フィンガーによって
    形成されていることを特徴とする請求項第1項から第2
    9項のいずれか1項に記載の注射装置。 31、結合部材(319、321)、特に係止フィンガ
    ーがテーパー状、特に円錐状のジャケット面の内部に配
    置されていることを特徴とする請求項第1項から第30
    項のいずれか1項に記載の注射装置。 32、ピストンロッド(6)と結合された結合部材(3
    19)に突出部(320)が設けられており、前記突出
    部にストッパによって形成されピストンと結合された結
    合部材(321)が設けられていることを特徴とする請
    求項第1項から第31項のいずれか1項に記載の注射装
    置。 33、結合部材(319)特に係止フィンガーの間の距
    離が操作部材(328)側の端部領域において、ピスト
    ン(8)と可動結合された結合部材(321)の結合部
    材(319)の突出部(320)間の距離ないしはそれ
    を包囲するジャケット円の直径より小さいことを特徴と
    する請求項第1項から第32項のいずれか1項に記載の
    注射装置。 34、ピストン(8)及び/あるいはピストンロッド(
    6)と結合された結合部材(319、321)が調節部
    材(324)によって径方向に調節され、特に変形され
    ており、長手軸(318)に対して平行な方向に重なり
    合いないしは入り込むことを特徴とする請求項第1項か
    ら第33項のいずれか1項に記載の注射装置。 35、結合部材(319)の突出部(320)を包囲す
    るジャケット円の直径方向の距離ないしは直径が脱合位
    置において、ピストン(8)の支持面(322)によっ
    て形成される結合部材(321)間の開口幅よりも小さ
    いことを特徴とする請求項第1項から第34項のいずれ
    か1項に記載の注射装置。 36、ほぼ円筒形状の調節部材(324)の外径(34
    2)が、脱合位置ないしは休止位置にある結合部材(3
    19)間の径方向の距離ないしは内側のジャケット円よ
    りも大きいことを特徴とする請求項第1項から第35項
    のいずれか1項に記載の注射装置。 37、結合部材(319、321)間の長手軸(318
    )方向に延びる長手方向の遊びが、調節部材(324)
    ないし複雑の調節部材のほぼ円筒状の開脚面の長さと同
    じかあるいはそれより大きいことを特徴とする請求項第
    1項から第36項のいずれか1項に記載の注射装置。 38、結合部材(319)が使用位置にある場合に突出
    部(320)間の距離(327)ないしそれを包囲する
    ジャケット円の直径が、ピストン(8)及び/あるいは
    ピストンロッド(6)の接触面ないし支持面(322)
    によって形成される結合部材(321)間の開口幅より
    も大きいことを特徴とする請求項第1項から第37項の
    いずれか1項に記載の注射装置。 39、解錠ないし作動装置の操作部材(328)がピス
    トン(8)及び/あるいはピストンロッド(6)と可動
    結合されており、かつ結合部材(319、321)の方
    向に延びていることを特徴とする請求項第1項から第3
    8項のいずれか1項に記載の注射装置。 40、操作部材(328)の長手軸(318)方向の長
    さが、結合部材(319)と調節部材(324)の間の
    接触面(323)の長さと等しいかあるいはそれより大
    きいことを特徴とする請求項第1項から第39項のいず
    れか1項に記載の注射装置。 41、結合部材(319)と操作部材(328)が結合
    部材(319、321)の脱合位置において軸平行な方
    向に所定長さ重なり合っており、前記長さが休止位置に
    ある結合部材(319)の間の径方向の距離ないしは内
    側のジャケット円と等しいかあるいはそれより大きいこ
    とを特徴とする請求項第1項から第40項のいずれか1
    項に記載の注射装置。 42、結合部材(319)の端部領域の互いに向き合う
    突出部(320)と反対側の内側面間に調節部材(32
    4)を収容する自由空間(331)が配置されており、
    結合部材(319)の内側面間の距離(337)が調節
    部材(324)の直径(338)ないし側面に対応する
    少くとも2つの開脚面(344)間の距離よりも大きい
    ことを特徴とする請求項第1項から第41項のいずれか
    1項に記載の注射装置。 43、調節部材(324)が、異なる直径を有する2つ
    の円筒状のボディから一体に形成されていることを特徴
    とする請求項第1項から第42項のいずれかに記載の注
    射装置。 44、結合部材(319)の側面に、長手軸(318)
    方向へ突出する突出部(345)が配置されていること
    を特徴とする請求項第1項から第43項のいずれか1項
    に記載の注射装置。 45、突出部(345)の高さが、調節部材(324)
    の異なる直径の差のほぼ半分に相当することを特徴とす
    る請求項第1項から第44項のいずれか1項に記載の注
    射装置。 46、調節部材(324)の操作部材(328)と対向
    する端面に、長手軸(318)方向へ延びかつ同方向に
    弾性変形可能な少くとも1つのスペーサ部材(348)
    が配置されていることを特徴とする請求項第1項から第
    45項のいずれか1項に記載の注射装置。 47、スペーサ部材(348)が少くとも1つの弱くな
    った断面(359)を介して弾性的に屈曲するように形
    成されていることを特徴とする請求項第1項から第46
    項のいずれか1項に記載の注射装置。 48、スペーサ部材(348)に、所定の行程を越えて
    相対移動したときに係止可能な上死点係止手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項第1項から第47項の
    いずれか1項に記載の注射装置。 49、脱合装置が、ピストンロッド(6)の結合部材(
    319)の間に配置された径方向に作用する係止装置(
    364)によって形成されていることを特徴とする請求
    項第1項から第48項のいずれか1項に記載の注射装置
    。 50、結合部材(319)の互いに向き合う側に直径方
    向に対向して突出する係止舌片が設けられていることを
    特徴とする請求項第1項から第49項のいずれか1項に
    記載の注射装置。 51、係止舌片の重なり幅が、結合部材(319)の重
    なり幅の2倍よりも大きいことを特徴とする請求項第1
    項から第50項のいずれか1項に記載の注射装置。 52、調節部材(324)ないし張り部材(328)に
    外ねじ(430)、特に勾配ねじが形成されており、突
    出部(320)の領域に前記ねじと同種の内ねじ(42
    5)が形成されていることを特徴とする請求項第1項か
    ら第51項のいずれか1項に記載の注射装置。 53、張り部材(428)の行程高さが種々の大きさに
    形成されていることを特徴とする請求項第1項から第5
    2項のいずれか1項に記載の注射装置。 54、係止アーム(423)に、ピストン(8)方向及
    び張り部材(428)方向へ突出する突出部(320)
    が設けられていることを特徴とする請求項第1項から第
    53項のいずれか1項に記載の注射装置。 55、ピストンロッド(6)にガイドフランジ(421
    )が設けられており、このガイドフランジのピストン側
    の端部領域が支持アーム(437)として形成され、か
    つスリット(438)を介してピストン(6)の中央ウ
    ェブ(439)に対して径方向に調節可能であることを
    特徴とする請求項第1項から第54項のいずれか1項に
    記載の注射装置。 56、噴射シリンダ(2)のピストンロッド側端部から
    前進量(436)に相当する距離に突出部(440)が
    配置されており、突出部の高さがピストン(8)の端面
    と支持アーム(437)のピストン側の端面との重なり
    幅よりも大きいことを特徴とする請求項第1項から第5
    5項のいずれか1項に記載の注射装置。 57、支持アーム(437)のガイド面の長さが、操作
    部材(328)と調節部材(324)の間に長手軸(3
    18)方向の距離がある場合にはそれを含めて、調節部
    材(324)側の突出部(320)の長さと等しいかあ
    るいはそれより大きいことを特徴とする請求項第1項か
    ら第56項のいずれか1項に記載の注射装置。 58、操作部材(328)の調節部材(324)側の端
    面と結合部材(319)のピストン面近傍の終端位置と
    の距離が、調節部材(324)側の突出部(320)の
    長さより大きいことを特徴とする請求項第1項から第5
    7項のいずれか1項に記載の注射装置。 59、支持アーム(437)の噴射シリンダ(2)側に
    リンク(443)が配置されており、このリンクとピス
    トン(8)の間にピストンロッド(6)と噴射シリンダ
    (2)のピストンロッド側の内側との間に配置された固
    定リング(442)が設けられていることを特徴とする
    請求項第1項から第58項のいずれか1項に記載の注射
    装置。
JP2040854A 1989-02-21 1990-02-21 使い捨て用注射装置 Pending JPH02289261A (ja)

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AT38789A ATA38789A (de) 1989-02-21 1989-02-21 Injektionsvorrichtung mit einer originalitätssicherungsvorrichtung
AT387/89 1989-02-21
AT49389 1989-03-06
AT493/89 1989-03-06
AT113189A ATA113189A (de) 1989-05-11 1989-05-11 Injektionsvorrichtung mit einer ein öffnungsorgan aufweisenden originalitätssicherungsvorrichtung
AT1131/89 1989-05-11
AT167189 1989-07-10
AT1671/89 1989-07-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014507223A (ja) * 2011-02-15 2014-03-27 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 2つまたはそれ以上の薬剤を送達する薬物送達デバイスと共に使用される投薬インターフェース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014507223A (ja) * 2011-02-15 2014-03-27 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 2つまたはそれ以上の薬剤を送達する薬物送達デバイスと共に使用される投薬インターフェース

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