JPH02285208A - 物体表面の平滑性評価方法 - Google Patents

物体表面の平滑性評価方法

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JPH02285208A
JPH02285208A JP10581289A JP10581289A JPH02285208A JP H02285208 A JPH02285208 A JP H02285208A JP 10581289 A JP10581289 A JP 10581289A JP 10581289 A JP10581289 A JP 10581289A JP H02285208 A JPH02285208 A JP H02285208A
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JP
Japan
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image
slit
smoothness
slit light
projected
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JP10581289A
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English (en)
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Kaoru Asakawa
浅川 薫
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プレス成形品等の物体表面の粗さ、うねり
等の良否を判別する際に用いられる物体表面の平滑性評
価方法に関する。
(従来の技術) 従来の光学的、平滑性評価方法としては、例えば特開昭
55−40924号公報で開示されるような技術が知ら
れている。
この評価方法は、被検体となる平板に、その板幅方向に
延び、板長子方向に不等間隔離隔する複数本の細長い光
像を非垂直的に投射形成、し、該光像を二次元撮像装置
に一度に撮像し、この撮像画像の光像と、予め記憶させ
ておいた基準画像の光像との偏差に基づき、−画像毎に
平板の平坦度を認識するようにしている。
上記技術は、熱間圧延工程からの鋼板の平坦度の評価等
を対象としたものであり、被検体の形状は常に限られた
形状(平板形状)を前提としている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自動車のように、種々の部品からなる製品に
あっては、その製造過程における部品検査工程あるいは
、部品受は入れに際して、プレス成形品等の部品にへこ
み、うねり等がないか等をチエツクする必要がある。そ
こで、このチエツクに際して従来のような物体表面の平
滑性評価方法を適用しようとすると、対象となる部品の
形状がまちまちであり、対象となる部品が変わる毎にそ
の基準画像データが必要であるが、実際の検査装置では
その記憶容量に限度があり、従って従来の物品表面の平
滑性評価方法を実現しようとすると、当該検査装置は、
汎用性に欠けるものとなってしまう。
(課題を解決するための手段) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、いかなる形状の物体であっても、その表面の
平滑性を容易に評価しうる物体表面の平滑性評価方法を
提供するものである。
本発明は、以下の現象を基礎としたものである。
即ち、例えば第8図に示すように、被検体表面10aに
存在する凹部10b及び凸部10cに光線20a、 2
0bのスリット光が投射されると、そのスリット光像の
縁部が、凹部10bにおいて、平坦面を想定した場合の
Po、からΔh1だけずれたPed 、に、凸部10c
において平坦面を想定した場合のPotがΔh2だけず
れたPed2になる。従って、へこみやうねり等によっ
て凹凸のあるプレス成形品等の物体表面に複数のスリ・
7ト光像を投射した場合、各スリット光像の緯線がその
凹凸部において、不規則にゆがむことになる。
本発明は上記現象を知見したことに基、づいてなされた
ものであり、物体表面にスリット光像を投射し、この投
射したスリット光像による縁線形状の周波数成分を定量
化した後、この定量化により得られる数値に基づいて当
該物体表面の平滑性を評価するものである。
(実施例〉 以下図面を参照して本発明を実施例に基づいて説明する
第1図は本発明の物体表面の平滑性評価方法を実現する
検査系の一例を概略的に示す図である。
第1図において、10は自動車部品を例にとればエンジ
ンフード、ドアパネル等の被検体、2はスリット2a、
 2b、 2c、 2d、 2eを設けたスリット板、
3は光源であり、光源3からの光をスリット板2を介し
て被検体10表面に照射することにより、被検体10表
面には、スリット板2の各スリン)2a乃至2eに対応
したスリット光像11.12.13.14.15(明部
であり図面中耕線部)が投射されるようになっている。
4は被検体10表面を撮像し、そのビデオ信号を出力す
る二次元撮像装置、5は二次元撮像装置4からのビデオ
信号を画像情報として処理し、この画像情報に基づいて
種々の数値化演算処理を行なう画像処理装置である。こ
の画像処理装置5は、上記二次元撮像装置4からの一画
像分のビデオ信号を当該−画像所定分割して(一般に5
12 X512分割以上)得られる各画素の濃淡情報(
例えば、256階調)にデジタル変換する画像情報変換
部5aと、画像情報変換部5aからの画像情報(画素単
位の濃淡情報)を格納する画像メモリ5bと、画像メモ
リ5b内の画像情報を検索し、その検索結果も基づいて
後述するような被検体10表面の平滑度を演算する演算
部5cとを有している。
ここで、被検体10表面に投射される各スリット光像1
1乃至15について着目すると、例えば第2図に示すよ
うに各スリット光像11乃至15は当該被検体10の表
面形状に対応した形状になっている。即ち、各スリット
光像11乃至15の縁線11a、 llb、 12a。
12b、 13a、 13b、 14a、 14b、 
15a、 15bが被検体10表面の凹凸状態に応じて
ゆがんだ形状となっている。そして本実施例では、各ス
リット光像11乃至15における各縁線の形状を、波動
としてとらえ、この波形をフーリエ変換し、さらに、パ
ワースペクトルを算出するようにしている。
具体的な処理について説明するとまず、第2図に示すよ
うな各スリット光像11〜15が投射された、被検体1
0表面を二次元撮像装置によって撮像し、その撮像範囲
■から得られるビデオ信号に基づいて、当該逼像範囲■
に対応した画像情報が、例えば第3図に示すように画像
メモリ5b内に展開される。
この第3図に示す画像メモリ5bは、x、y方向に二次
元分割されており、その分割された各画素の濃淡情報G
(x、y)が0(黒)乃至255(白)の256階調に
て格納されている。そして第3図では、スリット光像に
対応した明部は、その濃淡情報が黒、白の闇値となるス
ライスレヘルGt (=177177階調の部分として
斜線で示しである。尚、第3図に示す斜線部は、上記逼
像範囲■の左端に存するスリット光像11に対応した画
像情報である。
そして、この画像メモリ5b内の検索が第5図に示すフ
ローに従って行われる。
まず、第3図に示すように画像メモリ5b上に展開した
画像情報を画像メモリ5b上でX方向の一次微分処理を
行なう(第5図の■)。即ち、画像メモリ5bの各y座
標についてX方向に画素を検索してゆき、その過程で濃
淡情報G(x、y)がスライスレベルGth以上に変化
する位置の画素及びスライスレベルGth以上の値から
スライスレベルGthを下回る値に変化する位置の画素
を検出する。
このようなX方向の一次微分処理の結果、第3図に示す
ような画像メモリ5b内の画像情報が第4図に示すよう
に変換される。以上の処理を、当該撮像範囲■の全エリ
アに亘って行ない、x、yが共に°“1”である、位置
座標をYn (xi+ y=)に、記憶する。
この結果、当該レジスタ内には1からn番目の縁線位置
座標Yn(x++ yj)が、各n毎に展開されること
になる(■)。
次に、各Yn(xt+ y3)についてYn(x、−x
i y=)なる変換を施し、直流成分を除去する(■)
。さらに窓関数(Window Function)で
あるハミング関数を用いて各波形毎に、連続性を確保し
た後(■)、当該、縁線変化波形をフーリエ変換し、た
だちに、パワースペクトルを算出する(■)。
第6図(a)は、以上の方法にて、測定された表面平滑
性の非常に優れたSMC(、シートモルディングコンパ
ウンド)成形品のパワースペクトルを示し、第6図(b
)は撮像装置に入力した画像を示す。第7図(a)は、
同金型で成形された、表面平滑性の劣るSMC成形品の
パワースペクトルを示し、第7図(b)は撮像装置に入
力した画像を示す。図中のグラフX軸は波長を表わすが
、サンプル撮像時に、「スケール」を同時に撮像し、こ
の「スケール」の実体長さを入力することによって、画
素数と関係づけ、測定すべきYn(xi、 yJ)の5
’j最大値の第7図(a)では被測定エリア内の縁線1
0本について、各々のパワースペクトルを計算し、各周
波数毎に平均したパワースペクトルを示している(■)
この結果、第6図では第7図に比して、本測定の波長範
囲内において、パワースペクトルのレベルが低く、表面
平滑性が優れていることに対応している。第7図では、
逆に全波長範囲に亘ってパワースペクトルが存在し、特
に波長7印以上での波が強くあられれ、うねりを形成し
ていることが明白になっている。
さらに、本実施例において算出されるパワースペクトル
のうち、最も低い角周波数(又は最長波長)に現われる
スペクトルは、被測定体(像)の形状自体がもつ、空間
周波数に対応するため、これをのぞく、パワースペクト
ルの合計値を、当該表面の表面品質を定量化した値とす
る(本発明者等が研究した結果ではSMC等、樹脂系複
合材料では、特に数理以上の長い波長のうねりが、その
表面品質を左右しており、本発明による方法の妥当性が
明確である。)方法が考えられる。
なお、以上の例では被検体表面に投射するスリット光像
を5本(縁線としては10本)とした場合であり、さら
に、全縁線形状のパワースペクトルを平均値で示した例
であるが、局所的評価では最少1本のスリット光像があ
れば本発明による評価は可能である。又、複数本のスリ
ット光像による評価においても、各縁線毎にパワースペ
クトルを出力し、被検体表面の部位毎の評価を得る方法
も有効である。さらに、投射するスリット光像が1木で
あっても、その投射を順次ずらし、この時順次得られる
画像情報に対して、同様の処理をおこなえば被検体表面
全体の平滑性評価は可能である。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明によれば、物体表面
に投射したスリット光像における、縁線形状を周波数分
析をすることで、うねりの各波長毎のパワースペクトル
として定量化し、物体表面の平滑性を評価するため、従
来のように形状の異なる物体毎に、基準画像を準備する
必要がなく、いかなる形状であっても、その表面の平滑
性を容易に評価できるようになる。さらに、各波長毎に
うねり量を評価できるため、そのパワースペクトルの分
布から、被検体表面の特徴を定■的に表現できることに
なり材料改良や成形性開発に非常に有効な情報を与える
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の物体表面の平滑性評価方法を実現す
る検査系の一例を概略的に示す説明図、第2図は第1図
に示す検査系において被検体表面と投射されるスリット
光像の状態を示す平面図、第3図は第1図における画像
メモリ内の画像情報を示す線図、 第4図は第3図に示す画像メモリ内の画像情報をX方向
の一次微分処理した結果例を示す線図、第5図は第4図
に示す画像メモリ内の検索フロー例を示すフローチャー
ト、 第6図(a)は、第5図のフローチャートによる方法で
、表面平滑性の優れた被検体を測定した出力結果のパワ
ースペクトル線図、 第6図(b)は第6図(a)における測定に用いられた
入力画像の斜視図、 第7図(a)は、第6図(a)と同じく、表面平滑性の
劣る被検体を測定した出力結果のパワースペクトル線図
、 第7図(b)は第7図(a)における測定に用いられた
入力画像の斜視図、 第8図は被検体表面に投射されるスリット光像の縁部の
状態例を示す説明図である。 2・・・スリット板    3・・・光源4・・・二次
元撮像装置  5・・・画像処理装置5a・・・画像情
報変換部  5b・・・画像メモリ5c・・・演算部 
     10・・・被検体11〜15・・・スリット
光像 11a〜15b・・・縁線特許出願人  日産自
動車株式会社 第1図 第2図 第6図 (a) 30.1 7.3 5憂〔常匍〕 7.4 第7図 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、物体の表面にスリット光像を投射し、この投射した
    スリット光像における縁線形状の周波数成分を定量化し
    、当該物体表面の平滑性を評価することを特徴とする物
    体表面の平滑性評価方法。
JP10581289A 1989-04-27 1989-04-27 物体表面の平滑性評価方法 Pending JPH02285208A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11148813A (ja) * 1997-07-02 1999-06-02 Asahi Glass Co Ltd 表面形状の評価方法および評価装置
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JP2005148047A (ja) * 2003-10-21 2005-06-09 Daihatsu Motor Co Ltd 被検査面の検査方法及び装置
WO2014181625A1 (ja) * 2013-05-10 2014-11-13 株式会社 豊田自動織機 表面検査方法及び表面検査装置

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