JPH02284374A - 点火プラグ及びその製造方法 - Google Patents

点火プラグ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH02284374A
JPH02284374A JP2049692A JP4969290A JPH02284374A JP H02284374 A JPH02284374 A JP H02284374A JP 2049692 A JP2049692 A JP 2049692A JP 4969290 A JP4969290 A JP 4969290A JP H02284374 A JPH02284374 A JP H02284374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spark plug
insulator
spark
high voltage
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2049692A
Other languages
English (en)
Inventor
John A Mcdougal
ジョン アレン マクドガル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH02284374A publication Critical patent/JPH02284374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/40Sparking plugs structurally combined with other devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T21/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture or maintenance of spark gaps or sparking plugs
    • H01T21/02Apparatus or processes specially adapted for the manufacture or maintenance of spark gaps or sparking plugs of sparking plugs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Spark Plugs (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来技術、及び発明が解決しようとする火花点火式内燃
機関の場合、燃焼過程は通常、サイクル毎に変動性を示
す。この変動性は、アイドリング時の機関の不整や高負
荷時の低下した機関効率のような望ましくない諸影響を
結果として生ずることが周知されている。効率は、変動
するクランク角位置で燃焼室最大圧力が発生する時に低
下する。
点火遅れ変動性は、燃焼過程におするサイクル毎の変動
性の主要な原因である。点火遅れは、火花放電と、燃焼
に帰因する燃焼室圧力の測定可能な増大との間の期間で
ある。この期間は、点火プラグ付近の燃焼室内での無秩
序な過程のために変動する。これらの無秩序な変動は、
小規模な混合物の乱れ、ならびに混合物組成の小規模な
変動によって生ずる。その結果として、火花点火された
火炎核が燃焼室圧力に影響し得る規模に成長する速度が
点火プラグすきま付近の乱れと混合物組成との変動によ
り変更されるため、燃焼が進行する速度は、一つの燃焼
サイクルから次のそれへと可成り変動する。
点火遅れの変動性を減少させる一つの方法は、火花の大
きさを増大させることである。より太きな火花は乱れた
混合物のより大きな部分を包含し、サイクル毎の混合物
の変動性の若干を解消させる傾向を有する。点火遅れの
全体的な時間も、より大きい火花によって短縮される。
在来の火花は普通0.762〜1.0161m(0,0
30〜0.040in)の長さ(例えば点火プラグすき
まの大きさ)なので、この火花により点火される初期火
炎核は全極小さい。この概ね球状の火炎核の表面積は、
球の直径の二乗として成長する。従ってこの核の表面積
は小さく始まるが、その直径が増大するにつれ、指数関
数的な態様で急速に成長し始める。当然の帰結として、
初期火炎核が相当に大きければ、測定可能な程燃焼圧力
へ影響を及ぼすため火炎核に必要とされる時間が減少さ
れ、全体の点火遅れが短縮される。約aすれば、燃料混
合物組成の小規模な変動は、より大きい初期火炎核には
より少ない影響しか及ぼさないので、点火遅れの変動性
はより大きい火花によって減少させることができ、また
全体的な点火遅れ時間が減少される。より不変なりラン
ク角位置で燃焼室最大圧力が発生するため、より大きな
初期火花により、より円滑な回転機関が結果として生じ
且つ機関効率が増大される。
火花の大きさを増大させる各種の方法が周知されている
。単に点火プラグすきまの大きさを増大させることが一
つの方法である。しかし、点火装置は、より大きな1き
まに発火させるに充分な電圧を供給する能力がなければ
ならない。従って、在来の点火装置内で火花すきまが単
に増されても、増大された電圧の必要条件のため、特に
高い毎分回転数において、機関が発火しない司能性があ
る。
火花の大きさを増大させる別の方法が米国特許第4.6
77.960号に示されている。この発明には、火花を
空気/燃料混合物内へ向けて移行させる磁界が示しであ
る。この構成には、二つの平行な電極と、磁界を生成す
る一巻のソレノイドまたはコイルとしての火花自体とを
含む回路が利用されている。火花はより低エネルギ状態
へ移行し、コイル内の面積を拡大して一巻のループ内の
磁束密度をわずかに減少させる。その結果とじて火花の
長さが、二つの電極間の直線距離から二つの電極を結ぶ
弧状の火花に増大されている。しかし、火炎核への影響
は最小となる。このように生成された磁界の形状と強さ
とに基づき、この火花の長さが恐らく2倍未満までしか
増大されないことが予測できる。従って、単に磁界によ
って火花を曲げることによっては、火花の大ぎさ、そし
て最終的にサイクル毎の点火遅れの変動性に、際立った
1uelは及ぼされない。
課題を解決ず立亙及m 本発明によれば、火花が通過する混合物容積を相当に増
大させ汀つそれにより点火dれのサイクル毎の変動性を
減少させる点火プラグが得られる。
これは、点火すきまの部分付近で点火プラグ内に多重巻
のコイルまたはソレノイドを結合することにより、それ
によって行われる。このソレノイドは、火花を外方へ湾
曲させ且つまた中心電極の周りで回転させる磁界を生成
する。回転火花が円形経路を動き回ると、結果として生
じた火花は、恐らく在来の点火プラグにおけ火花にまさ
る程痕の規模の混合物の容積を通過する。
結果として生じた火花経路の実際の表面積は、磁界の強
さ、火花が中心電極の周りで回転する角速度、ならびに
火花放電の電流および持続時間の関数となる。本発明の
数多くの実施例がここに開示されているが、それらによ
り、諸パラメタを最大限にさせる各種の方法が得られ且
つ火花の有効な大きさの増大が結果としてもたらされて
いる。
これは、点火遅れのサイクル毎の変動を減少させる効果
を有する。更に、一層変動の少ない燃焼最大圧のクラン
ク角位置は、一層効率的な機関作動を結果として生ずる
。本発明の付加的な利益は、火花が通過するより大きな
混合物容積が小規模な混合物の不均等性の中に可燃混合
物を含む増大された確率を有するため、より希薄な混合
物で機関を運転し得ることである。
本発明の一形式においては、点火プラグが、中央の高圧
電極と、高圧電極と同心で且つそれを囲む環状の外側電
極とを備えている。また、軸線方向の多重巻ソレノイド
が、火花すきま付近で高圧tmを囲んでいる。このソレ
ノイドは、環状外側電極から、接地への電気接続部であ
る在来の鋼製点火プラグ酸へ電流を伝える。このソレノ
イドにより、火花すきまの面に垂直な磁界が生成される
この磁界は、すきま面から外方へ火花を湾曲させる急な
強さこう配を有する。これは、火花がそれ自体電流伝送
導体であり且つ、より少ない磁界の強さの方向にあるよ
り低いエネルギ状態へ移行する傾向があるために生起す
る。更に、火花に作用する磁力は、車輪のスポークの回
転と同様に、高圧電極の周りに火花を回転させる。1回
転を完結する際に火花は、水平面内で真中で切り分けら
れたトーラスまたはドーナツの半分のそれと類似の形状
をたどる。完全な1回転を想定すれば、半分のトーラス
状火花の全表面積は杓、S=π2RDとなる。ここにD
は両電極間の距離であり、Rは高圧電極の半径+1/2
oに等しい。
本発明による別の例示的な点火プラグにおいては、高圧
電極の一端に取り付けられた第二のコイルまたはソレノ
イドの付加により、磁界の強さのそれ以上の増進が達成
される。第二ソレノイドの他端は点火電線に取り付けら
れる。その結果として点火電流は、それが高圧電極へ到
達する前に第二ソレノイドを通過する。第一ソレノイド
により生成された磁界へ、第二コイルにより生成された
磁界が加わる。その結果、火花の湾曲と回転とが強化さ
れる。高圧電極に接続された第二コイルは、第一コイル
を外側電極に接続し、若しくはせずに使用できる。
更に別の例示的実施例においては、高圧および外側画電
極の露出部で形成されるすぎま面が、高圧電極の軸線に
対し、垂直ではなく傾斜している。
この構成においては、円すい状絶縁体部分でのすきま面
の傾斜のため、すきま距離が外側電極の片側で反対側に
おけるよりも短い。その結果、火花は、最も短いすきま
距離を有する側で生起される。
これによれば、すきまが一層小さいので、より低い火花
電圧を利用できる。火花の周知の非線形インピーダンス
特性の故に、いったんより狭い部分を横切って火花が生
起されると、磁界により火花が回転される際、すきまの
より幅広い部分を横切って、より低い電圧で火花を持続
させることができる。従って傾斜したすきまは、より低
い点火電圧しか必要としない、という利点を有する。
更に別の例示的実施例においては、第二コイル内へ磁心
を挿入できる。この磁心は、絶縁体でコーティングされ
たフェライトのような磁性材料のロンドで構成できる。
この心の目的は、火花に作用する磁界の強さを更に増大
させることである。
本発明の別の実施例においては、点火プラグ内にコンデ
ンサが統合されている。このコンデンサは、高圧電極と
接地との間へ電気的に接続されている。このコンデンサ
は、初期火花放電の強さを増大させて、それにより更に
大きな初期火炎核を生成する、という効果を有する。こ
の目的にコンデンサを使用する点火装置は、時には「爆
風波」装置として周知され、ニス・ニー・イー・ペーパ
(S、A、E、1)at)Or )第850076号お
よび第880224号に記載されている。しかし従来技
術にあっては、コンデンサを点火プラグの外部へ取り付
けて使用している。本発明によれば、点火プラグヘ一体
に作り付けられたコンデンサが得られ、火花へのコンデ
ンサの更に近い近接により、その放電の速度と初期強さ
とが増大される。
F記の諸実施例の各々が、点火プラグを製造するための
在来の技法を用いては克服されていない製造上の困難性
を示している。これらの諸実施例に必要とされる、コイ
ルやコンデンサのような各種の電気部品を効果的に利用
することは、単にこれらの諸部品を在来の点火プラグへ
取り付ける以上のことを意味する。これは、これらの部
品が効果的であるためには点火プラグに極めて近接して
いなければならず、従ってそれらはなるべく点火プラグ
それ自体の中に統合されていることが望ましいためであ
る。この統合を達成するため、これらの電気部品と点プ
ラグ絶縁体とを単一の一体ユニットとして製造すべく、
技法を示しである。
−膜内に、本発明によれば、点火プラグへ電気部品を統
合するために用いられる技法には、導電性インクの使用
による固体を経由する一体構造の導電路を設定する方法
が含まれる。詳述すれば、この方法には、セラミックの
ような固体絶縁材料の内部に導電路を生成するために、
サーメット・インクが利用される。このサーメット・イ
ンクは、セラミックがr未焼成」状態にある初期の製造
段階でセラミック材料に塗布される。これにより、セラ
ミック絶縁体材料をサーメツト・インクと共に焼成する
ことができる。
サーメット・インクは、所望の電気的機能に応じ、望む
通りのパターンで塗布することができる。
例えば、ソレノイドを生成するためには、セラミック基
材の円筒形状部分の周りへ、インクのバンドをらせん状
パターンに塗布すれば良い。次いで、コイル上にセラミ
ックの付加的な層を塗布して、電気絶縁を付与すること
もできる。コンデンサを生成するためには、セラミック
基材ヘサーメットの面が第一に付加される。次いで第一
面の上に絶縁セラミックを付加すれば良く、そしてサー
メットの第二面を付加すれば良いが、それは第一面に平
行とする。それがコンデンサまたはコイルの何れであろ
うと、結果として生ずる装置は次いで別の部品または電
線へ、そこへの接続に適したパターンの端子端部にイン
ク面を設けることにより、電気的に接続できる。本発明
の文脈において、用語「サーメット・インク」は、導電
性成分を有し且つ固体絶縁体材料を介して電気導体を形
成し得る何れかの適当な流体を意味し得るものとする。
本発明による一例においては、溶媒内に懸濁されたセラ
ミックと金属とがサーメット・インクに含まれる。
これらの方法はまた、点火プラグ電極を製造するために
も、好都合に用いることができる。高圧電極を製造する
ためには、サーメットまたはその他の適当なインクを細
い金属の線またはスピンドルへ塗布でる。このサーメッ
トを]−ティングしたスピンドルは次いで、サーメット
点火プラグ絶縁体の製造に用いられる形式のような在来
のゴム型内に包有された粒状セラミック材料内に挿入さ
れ、型の外部に圧力が加えられる。セラミックの多孔性
特質の故に、スピンドルを被覆しているサーメット・イ
ンクは、加えられた圧力により、当初にインクをスピン
ドルへ固着させtこ接着結合よりもはるかに強い結合を
以てセラミックへ接合する。
次いでスピンドルをセラミック材料から注意深く引き出
す。スピンドルが引き出されるにつれ、インクがスピン
ドルから滑り落ち、スピンドルの先端の下方に残された
孔は、ゴム型に保持された圧縮力によりインクおよびセ
ラミック材料が崩壊する際にふさがれる。スピンドルが
引き出された後、付加的な圧力が加えられて、セラミッ
ク本体と埋め込まれたサーメット・インクとを史に圧縮
する。このためにサーメット・インクのストランドが、
絶縁体自体の中に統合された導電路を生成するセラミッ
ク絶縁体を貫通する。こうして形成された固体の高圧電
極の上方部分は、望ましくは電線を受容すべく上方絶縁
体内に作られたカウンタボア内で、点火電線と直接接触
することができる。高圧電極の小さい下方部分は、それ
自体が高圧電極発火面を形成する白金サーメットでコー
ティングすることができる。
本発明の別の実施例においては外側1[をコーティング
する方法が開示されているが、これは、導電性インクを
、セラミック点火プラグ絶縁体先端の小さい円すい状部
分をインク内へ浸せきすることにより塗布し得る点を除
き、上記方法に類似している。この方法は、本発明の上
記実施例の若干に用い得るそれのような、環状に付形さ
れた外側電極を生成するのに特に適切である。この方法
においては、「未焼成」段階にある軸線方法のサーメッ
ト高圧1mを有するセラミック絶縁体の円すい状のせん
頭を備える下方先端部がインク内へ浸せきされる。絶縁
体の焼成された後、円すいの先端は、それを水平な研削
面へ垂直に押圧することにより著しく研削される。この
ため、環状に付形された火花すきまと、すきま面内で高
圧電圧を囲む研削された電極面とが露出される。特定の
高圧電極を仮定した場合、すきま距離は、すきま面の表
面における絶縁体の直径に依存する。小さい円すい状下
方部を備える絶縁体を用いることにより、すきま距離は
、絶縁体先端から研削し去られる材料の吊を変動させて
、製造中に容易に調整することができる。次いで外側電
極は在来の鋼製点火プラグ殻へ、そしてここから、外側
電極に接続されたインク塗付サーメットの経路により電
気接地へ、そして点火プラグ設底部ガスケットへと電気
的に接続できる。
固体材料を通して導電路を形成する上記の方法は、実行
することが比較的簡単で費用効があり、且つ入社生産技
法へ容易に適応する、という利点を有する。更に、固体
と一体の導電路を生成することにより、一連の別々の部
品ではなく一つの統合された塊が使用されるので、結果
として生ずる装置の全体的な信頼性が向上される。その
結果、異なる膨張係数を有する別々の部品が更に少数と
なるので、F記の装置は大きい温度の極値に耐えること
ができる。点火プラグの製造に関連して、上記技法のそ
れ以上の利点は、それらにより、導体、コイルおよびコ
ンデンサのような各種の電気部品を点火プラグ自体内へ
統合することができる、ということである。これは、本
発明の実施例の若干に必要とされているように、火花す
きまの部分に磁界を有する点火プラグの生成を著しく容
易にさせるものである。
実施例及び作用 第1図には、本発明による点火プラグを製造するに適し
た装置10が示されている。概ね円形断面の突合せダイ
とスピンドルとの組立体12を上方プレス・プラテン1
4に取り付けて示しである。
この上方プレス・プラテン14は、図示されていない液
圧プレスの一部分である。見本0ツトを生成するには、
カーバーΦラボラトリ−(CarVerLaborat
ory)液圧プレスが適している。概ね円形の断面を備
えた小部品16がプラテン14に取り付けられている。
小部品16には中心ねじ孔18がある。アレン・ヘッド
・ロック・ねじ2oは軸線方向の通りすきま孔22を備
え、ねじ孔18内へ挿入される。突合せダイ支持$11
24もまたねじ孔18内へねじ込まれる。突合せダイ支
持材24の軸線方向の位置は、それをねじ孔18内へね
じ込み、それにより、後段で説明する型キ1?ビティ内
への組立体12の突出を調節することによって調整づる
ことができる。突合せダイ支持材24には軸線方向のね
じ孔26があり、突合せダイ28が突合せダイ支持材孔
26内にねじ込まれる。突合せダイ28には、下面30
と傾斜フィレット32とがある。下面30とフィレット
32とが点火プラグ絶縁体素材の頂面を形成する。
突合せダイ28には軸線方向の孔34があり、その中ヘ
カウンタボア・スピンドル36が挿入されるー。突合せ
ダイ孔34内ヘカウンタボア・スピンドル36を保持す
るために止めねじ38が用いられる。支持ビン40も、
カウンタボア・スピンドル3θ上方の突合せダイ孔34
内へ挿入される。
アレン・ヘッド調整ねじ42も、支持ビン40上方の突
合せダイ孔34内へ挿入される。突合せダイ28の面3
0の下方へのカウンタボア・スピンドル36の突出の長
さを調節するために調整ねじ42を使用でき、こうして
点火プラグ絶縁体内でのカウンタボア・スピンドル36
の深さを調整できる。
突合せダイ支持材24内に中心電極スピンドル引き具4
4が挿入されている。中心電極スピンドル引き具44に
は、レンチ・フラット46と、ナツト50に係合される
おねじ48とがある。
ナツト50は平らな座金52上にあり、それがまたプラ
テン14の上面にある。スピンドル引き具44の最下方
部分(断面で示す)には軸線方向の孔54がある。中心
または高圧電極スピンドル56はスピンドル引き具44
の孔54内にはんだ付けされている。中心電極スピンド
ル56は、0.813履(0,032in)の直径の鋼
製ピアノ線で作ることもできる。中心電極スピンドル5
6は、調整ねじ42と支持ビン40とカウンタボア・ス
ピンドル36との軸線方向の孔を貫いて延びる。中心電
極スピンドル56はまた、カウンタボア・スピンドル3
6の底部から突出し、その最下端に円すい状せん頭58
を有する。カウンタボア・スピンドル36の下方へ突出
するスピンドル56の全ての部分は高度に研摩されるべ
きであり、コーナやせん頭58はパフ仕上げによるなど
してわずかに丸みを付されるべきである。
第2図は、カウンタボア・スピンドル36の一部分と、
更にまた中心電極スピンドル56の一部分とせん頭58
とを示す第1図の下方部分の拡大図である。それがプレ
ス・プラテン14へ取り付けられた際に組立体12手方
の液体インクの小容器を持ら上げることにより塗布でき
るサーメット・インクのコーティング6oが断面で示さ
れている。理解されるように、サーメットは、通常粉末
の形態の、セラミック及び金属成分の均質混合物を含む
複合材料の群の一つである。例えば本発明に従ってサー
メット・インクを作る一方法には次の諸成分、即ち 84%の粉末タングステン(マイナス300メツシユ)
と、 15%のアルミナ(摩砕A−10>と 1%の最小鰻のジプチル・「カルピトール・ソルベ゛ン
ト(CarbitOI 5OIVent) J  (商
標名)内に溶解されたエチルセルロース とが包含される。この例に従ってサーメット・インクを
作るためには、−度に、1時間の摩砕期間につきほぼ最
初の20分にわたり1滴、エチルセルロース溶液を徐々
に加えながら、小形の三本ロール・インク摩砕機により
、最初の二つの乾燥成分を充分に混合し処理する。互い
に反対方向へ回転してその間を下へ行くインクを第三接
触0−ラヘ移送する二つの接触上方ローラ間の溝へ、摩
砕機の下から、そして下方ローラから、インクを移し戻
すためにへらが用いられる。1時間のWI間中に厚いペ
ーストを生成するため、適切な酢の溶液が用いられる。
次いでこのペーストは、それ以上の溶剤の追加により、
所望の粘度に薄めることができる。
中心電極スピンドル56へインクがいったん塗布される
と、赤外線電球を用いて、それらを中心電極スピンドル
56上でフラッシュ乾燥させることができる。乾燥した
インク層は、エチルセルロース結合剤により、中心電極
スピンドル56の研摩面へ粘着的に保持される。インク
・コーティング60の厚さは、インク粘度を変動させる
ことにより調整できる。インク・コーティング60の厚
さは、完成された点火プラグにおける中心電極の所望の
最終直径に依存する。
第3図には、スピンドルのせん頭58の周りに第二コー
ティング62を結果として生ずるサーメット・インクの
第二浸せぎ乾燥塗布の付加後のカウンタボア・スピンド
ル36と中心電極スピンドル56とが示されている。第
二コーティング62に使用されるサーメット・インクは
、なるべくならタングステン金属成分を白金に替えるこ
とが望ましい点を別として、第一コーティング60に使
用されるインクと同じであって良い。白金を基材とする
第二コーティング62は、完成した点火プラグにおける
中心電極の発火面を形成する。従って白金点火電極を備
えることの耐食上の利点は、高価な白金材料の最小量の
みを使用する場合に達成される。
第4図には、突合せダイ28をゴム型64へ挿入して示
しである。ゴム型64は、絶縁体素材66を形成する粒
状アルミナ本体の計量された装入物で満たされている。
次いで可成りの液圧(例えば3,447.380Pa(
500psi ))がゴム型64の外部に加えられる。
ゴム型64の内面の輪郭は素材66の外側輪郭64と合
致し、素材66の上端に張出し部分68が形成され、そ
こではゴム型64が突合せダイ28上に圧縮されている
絶縁体素材66は、付加された液圧により、第一インク
・コーディング60と第二インク・コーティング62と
の露出面と、絶縁体本体66との藺に良好な結合を生成
するに足するだけ圧縮されている。インク・コーティン
グ60.62と、部分的に圧縮された絶縁体66のセラ
ミック本体との間のこの結合は、当初インク・コーティ
ング60.62をスピンドル56.36に対して保持し
た接着結合よりもはるかに強力である。その結果、スピ
ンドル56.36が絶縁体素材66から引き出されると
、コーティング60.62がスピンドル56.36から
除去され、絶縁体素材66の内部に残菌する。
第5図においては、せん頭58が丁度カウンタボア・ス
ピンドル36内に来るまで、スピンドル56が上方へ引
き出されている。これは、レンチ・フラット46を保持
し、第1図に示すナツト50を回すことにより達成でき
る。電極スピンドル56が上方へ徐々に引き出される際
、インク・コーティング60.62は、部分的に圧縮さ
れた素材66のセラミック本体に対するそれらの当初の
軸線方向位置を維持する。スピンドル56のE方への移
動中、インク・コーティング60.82は、せん頭58
の下方へ残された孔が、ゴム型64に作用する持続され
ている液圧の圧縮力により′11続的に半径方向へつぶ
されるため、研摩されだせんW458の表面を澗り落ち
る。電極スピンドル56が第5図に示す位置へ引き出さ
れた後は、なるべくなら、液圧を相当に(例えば、24
,131.660Pa(3,500psi )に)増大
させて素材66のセラミック本体と埋め込まれたサーメ
ット・インク・コーティング60.62とを更に圧縮す
ることが望ましい。この液圧の増大は、構造体の全体を
通じて均等な密度を得るのに役立つ。型64に作用する
液圧はここで解除され、プラテン14(第1図に示す)
が持ち上げられる。
これが突合せダイとスピンドルとの組立体12を、−1
部分的に圧縮された絶縁体素材66を自体に備えるゴム
型64の上方へ且つそれを離れて上昇させる。止めねじ
38が緩められ、素材66を支えるカウンタボア・スピ
ンドル36が突合せダイ28と電極スピンドル56とか
ら除去される。
第6図には、カウンタボア働スピンドル36に取り付け
られた素材66が示されている。破1168′は、絶縁
体素材66の当面の輪1s64内の、点火プラグ絶縁体
66の完成研削輪郭を表わす。
ここでカウンタボア・スピンドル36の突出部分が研削
盤主軸のコレットに置かれ、輪郭を付した研削といしに
より、第6図の右半分のみに示す輪郭A−A’ に沿っ
てプランジ研削される。輪郭A−Δ′が破線の完成研削
輪郭68′内へ侵入していることに留意のこと。輪郭A
−A’ には、平たん面70、丸み72、円筒状ボビン
面74、及びビユレット・ノーズ部分76が含まれる。
第7図には、輪郭を付した研削といしで形成される面7
0.72,74.76が、絶縁体素材66の両側に示さ
れている。素材66の下方部分にはタングステンを基材
とするサーメット・インクのインク・コイル・パターン
78が塗布されている。このパターンは、在来の自動的
に案内されるインク分配ガンにより塗布できる。このパ
ターンには、水平な面70を横切って半径方向に延びる
水平な部分80と、丸み72の面を下向きに横切る面8
2とが包含される。円筒状ボビン而74においては、ら
せん状インク・パターンが、複数のコイル巻84による
コイル・ソレノイドを生成している。インク・パターン
86の一部分が、ビユレット・ノーズ76の頂部からビ
ユレット・ノーズ76の先端へ垂直に下降する。素材6
6へ塗布された際にらせん状パターン78を形成するサ
ーメット・インクは、絶縁体素材66の依然多孔性のセ
ラミック本体成形体内へインク溶剤が吸入されるにつれ
てそれ自体、絶縁体素材66の表面へ確実に付着する。
次いでコイル・パターン78を形成するインクを、赤外
線発熱電球を用いて更に乾燥させることができる。サー
メット・インク・パターンの幅は低抵抗路を得るに充分
であるべきこと、及びソレノイドにより生成される磁界
の強さがコイルに設けられる巻の数に依存することには
留意すべきである。このソレノイドをソレノイドMnを
用いてこのソレノイドを生成することは可能であろうが
、サーメット・インクの利用により、本発明による方法
の一部分が形成される。
第8図においては、素材66に、腐食の可能性が低減さ
れるように、第7図に示す如きインク・コイル・パター
ン78を覆い且つ密閉するため、付加的なセラミック本
体が加えられている。これを達成するため、粒状セラミ
ック本体の計量された装入物が、ゴム型キャビティ64
内へ中央に置かれる。この第二装入物の重量は、第一研
削作業で除去された材料のfiffiに、実験により最
も正しく定められるわずかな付加量を加えたものに等し
い。第8図に示す如く、この第二装入物は、而70の上
方へ延びるべきである。この第二装入物がゴム型キャピ
テイ内で中央に位置することが重要である。これは、そ
れを軸線方向に位置する漏斗を介して注入することによ
り達成できる。装入物が中央に位置していなければ、第
ニブレス作業中にカウンタボア・スピンドル36が曲が
る可能性があり、液圧が解除された時にスピンドル36
がはね返り、絶縁体素材66をひび割れさせる恐れがあ
る。
次に、コイル・パターン78を備える絶縁体素材66な
らびにカウンタボア・スピンドル36は、突合せダイ2
8の孔34内の、その当初の位置に戻され、止めねじ3
8が締め付けられる。次いでプラテン14が下げられ、
従って絶縁体素材66の下端がそれにより水平面70の
わずかに上方へ延びる深さまで、粒状セラミック本体の
第二装入物内に浸せきされる。次いで約27.579.
040pa(4000psi >の液圧がゴム型の外部
に加えられて、絶縁体素材66をその最終的な予め焼か
れた密塵まで圧縮する。液圧が解除され、次いでプレス
が開放され、止めねじ38が緩められ、そして第8図に
示す組立体がプレスから除去される。粒状セラミック本
体の第二装入物のわずがな付加的重量のため、絶縁体素
材66の表面に、わずかな不連続部88がある。スピン
ドル36の上方部分は、最終研削のため、研削盤の主軸
コレット内に置かれる。
第9図においては、輪郭を付した研削といしのプランジ
研削により、絶縁体素材66がその最終形状に研削され
ている。位置90には、インク・パターン部分8oの一
部分が露出されている。タングステンを基材とするサー
メット・インク92の小片(破線で示す)が、ブラシま
たは印加1itiと共に位1190を覆うように置かれ
る。わかるように、このインク92の小片は、接地接触
が下方点火プラグ・ガスケットとなされることを可能に
するための更に確実な面を確保するのに役立つ。
位置94においては、インク・パターン部分86の下方
部分が、同様に先端の周りに露出している。
部分94を覆うタングステンΦサーメット・インク・コ
ーティング96が断面で示されている。このコーティン
グ96は、絶縁体素材66の60″円すい状先端をサー
メット・インク内へ浸せきすることにより生成できる。
コーティング96は、位置94でインク・パターン部分
86と密接な電気的接触を行う。
次に、絶縁体素材66をカウンタボア・スピンドル66
から除去できる。これは、絶縁体素材66に対してカウ
ンタボア・スピンドル36をわずかにねじることによっ
てなし得る。このせん所作用により、スピンドル36の
底部におけるサーメット・インク・コーティングとカウ
ンタボア・スピンドル36との間のいかなる残存接着結
合も中断され、スピンドル36が絶縁体素材66から引
き出されても、完成した絶縁体素材66にコーティング
が依然付着したままであることが保証される。次いで、
スピンドル36を絶縁体素材66から引き出すことがで
きる。
ここで絶縁体素材66は、焼成(焼結)に対する準備が
できている。共に焼成するタングステンとアルミナとが
、アルミナを焼結させるに必要な高温でのタングステン
の酸化を防止するため、化学的に還元性の雰囲気内で完
成されなければならないことは理解されよう。これは、
モリブデンで作られた抵抗発熱体を使用する電熱炉内で
、湿潤水素の雰囲気を用いて、日常的に達成される。こ
の水素は、アンモニアをクランキングすることにより得
られる。焼結を容易にするため、炉の3囲、気には高湿
度を用いることができる。約1622’C(2950”
F)の高温帯域温度を伴う2時間の焼成スケジュールを
利用して、充分な結果が達成されている。しかし、点火
プラグ構造体の全体にわたり、サーメット・インクのタ
ングステンの代りに白金が使用される場合には、酸化雰
囲気を有する在来の点火プラグ焼成がま内で絶縁体素材
66を焼成すれば良い。
焼成に次いで、絶縁体素材66の太端部が在来の方法で
ステンシル加工されグレージングされる。
酸化雰囲気を右する在来のグレーズ炉内でグレーズを焼
成するために、絶縁体素材66の表面に露出されたタン
グステンを粒状活性炭で覆うことにより、それを酸化か
ら防止できることが見いだされている。従ってグレーズ
を焼成する場合には、第9図に示すインク・コーティン
グ92.96を覆うため、粒状炭内に絶縁体先端が埋め
られる。
更に、絶縁体素66のカウンタボアに粒状炭を充てんす
ることもできる。あるいはまた、還元雰囲気内での焼成
に適するグレーズを用いても良い。
この場合、グレーズは、露出されたタングステンを防護
する更にそれ以上の注意を払うことなく、還元雰囲気内
で焼成できる。
絶縁体を完成するために必要な次の段階は、すきま面の
研削である。これを行うため、焼成されグレージングさ
れた絶縁体66が、湿潤ダイヤモンド金属ラップの水平
面へ垂直に押圧される。中心電極の白金コーティング6
2と外側電極のタングステン・コーティング96との間
の環状すきまが所望の半径方向寸法に達するまで、絶縁
体先端の(例えば60°の)傾斜円すいから材料が除去
される。
第10図には、この実施例による完成した点火プラグ組
立体97が示されている。結果として生じた中心電極6
2と外側電極96との間の火花すきまが空間98に示さ
れている。外側電極96の60″の円すい角の故に、焼
結された電極と、焼成された絶縁体62と、すきま平面
に研削された゛セ極96とから研削される材料の優を変
動させることにより、火花すきまを容易に調整できる。
このすきま平面は、第10図に百B−8として示されて
いる。
完成した絶縁体66は、次に、第10図に示すような鋼
製点火プラグ酸100に組み立てられる。
折重ね形鋼製底部ガスケット102はインク会スポット
92と接地電気接触をしている。鋼製点火プラグ酸10
0は、在来の方法でamと接地電気接触をするようにさ
れている。絶縁体66の上に金属製頂部ガスケット10
4が置かれ、鋼製点火プラグ酸100の上方部分は金属
製頂部ガスケット104の上にクリンプされている。次
いで鋼製点火プラグ酸100が、望ましくは熱収縮され
、従って絶縁体66がガスケット102.104mにか
たく保持される。
次いでシリコーン・エラストマー製プート106が、点
火プラグ絶縁体66の上方部分の上にプレスばねされる
。シリコーンで絶縁された^辻点火電[1108もプー
ト106の内径110にかたくプレスばめされる。点火
電線106は、その軸線方向の中心に導線112を備え
ている。導線112は、無線周波数発射の抑制のため、
抵抗やインダクタンスのような在来の電気部品を包含す
ることができる。プート106は、プート106内の、
且つまた点火プラグ絶縁体66のカウンタボア内のガス
の熱膨張がプート106を絶縁体66上で上方へ移動さ
せないようにするため、本出願人の米国特許筒4.51
4.712号に示されているような通気路の機能を果た
す溝または流路114を包含することが望ましい。
本発明の一実施例においては、絶縁体66のカウンタボ
ア内に、弱い圧縮コイルばね116が置かれている。ば
ね116には、導線112と電気接触したままに保たれ
るために、その上端の湾曲部120で終わる軸線方向タ
ンク118がある。
ばね116は、この電気接触を達成するため、点火電線
112へ押し込むことができる。ばね116にはまた、
タングステン・コーティング60と電気接触を行う下方
の軸線方向タング122がある。
第10図においては、代表的な磁力線が、124に示さ
れている。ソレノイド78の磁気回路を形成する際に、
鋼製殻100が相まって火花すきま98を通過する磁束
を増加させることは理解されよう。火花すきま98と中
心電極62と外側電極96との底面図投影が第11図に
示されている。
サーメット・コーティング96はなるべくなら、図示の
如く、連続していることが望ましいが、このコーティン
グを、それが1個所以上で不連続となるように構成する
こともできる。
第12図は、点火プラグ性能を代表する周知の特性を示
す。このグラフは、火花すきま絶縁破壊の非線形インピ
ーダンス特性を示す。mi性のある特徴は、火花すきま
の最初の絶縁破壊を生起させるために比較的高い電圧を
必要とするが、いったんアークが生成されると、相当に
小さい電圧も、増大する電流石の下でアークを持続させ
るには充分である、ということである。この特性は、第
13図に示す本発明の別の実施例に利用されている。
第13図には、平面C−Cとして示した角にそのすきま
平面を研削した点火プラグ絶縁体66の底端部の拡大図
が示されている。外側電極サーメット・コーティング9
6も示されている。第14図には、すきま平面の投影図
が示されている。
第14図では、外側電極960発火エツジ126がすき
ま平面内でだ円状をなしていることを知ることができる
。また、中心電極発火エツジ62は外側電極発火エツジ
126で形成されるだ円の長軸上にあるが中心に置かれ
てはおらず、従って外側電極の発火面126と中心電極
の発火エツジ62との間の環状すきまは均等な長さでは
ない。その結果として、中心電極60にTi圧が加えら
れると、最初の火花は環状すきま128を横切って鍛短
距離を跳ぶ。これは恐らく、第14図のすきま128の
右側に生起される。ソレノイド78に誘導された磁界に
より、環状すきま128の更に長い部分の方へ、中心電
極60の周りを火花が回転する。第12図に表示したよ
うな、火花すきまの非線形インピーダンス特性により、
いったんアークが生成されると、より低い持続電圧でア
ークを保持することが可能である。これにより、環状す
きま128の更に長い部分の方へ火花が磁気的に掃引さ
れるので、一定の、または減少する火花電圧と共に連続
した電流の流れが可能となる。更に、特有の用途に望ま
しい何れの面形状を付与することも可能なので、第13
図及び第14図に示したずきま平面の面は、必ずしも平
たんである必要がないことに留意すべきである。
第15図には、本発明による点火プラグの、別の典型的
な実施例の構成が示されている。前述の各種実施例の各
々の場合の如く、第1図〜第11図の実施例に関連して
論議されたそれらに対応する場合、同一の参照数字が構
成諸要素に対して用いられる。しかし、追加的諸要素に
対し、即ち第1図〜第11図に関連して論議されたそれ
らとは実体的に異なる構成諸要素に対しては、新しい参
照数字が用いられる。
突合せダイ130が示されているが、これは第1図に例
示された突合せダイ28に類似している。
突合せダイ130は、止めねじ38を包有するねじ孔を
組み入れている。カウンタボア・スピンドル132は第
1図のカウンタボア・スピンドル36に類似しているが
、良さが更に長く、且つ低減または減少された直径の部
分134を備えている。
電極スピンドル56は、第1図に示すスピンドル56と
同じである。タングステン・サーメット・インク・コー
ティング60及び白金サーメット・インク・コーティン
グ62は第3図に示1それらに類似している。カウンタ
ボア・スピンドル132の直径部分134には、旋回部
136を含むらせん状タングステン・インク・パターン
が塗布される。らせん状パターン136の最低旋回部は
、インク部分6oと接触するように位置付けされる。
らせん状インク・パターン136の上方旋回部は、カウ
ンタボア接触カラー・タングステン・インク部分140
へらせん状パターン136を接続するのに役立つタング
ステン・インク138の短い垂直ストライブ部分に接触
される。
第4図に関連して既に述べた如く、第15図の組立体は
、ゴム型64内に装入されている粒状セラミック本体の
計量された装入物内に置かれる。
約3,447.380Pa(5001)St )の液圧
がゴム型64に加えられる。次いで電極スピンドル56
が、カウンタボア・スピンドル132内に丁度先端58
が来るまで引き出される。約27.579.040Pa
(4000psi )の最終液圧がゴム型64に加えら
れ、液圧が解除され、プレスが開放され、止めね諸8が
緩められ、そして圧縮された絶縁体素材142が突合せ
ダイ130及び電極スピンドル56から取り除かれる。
カウンタボア・スピンドル132の突出部分が研削盤の
コレット内に置かれ、そこで絶縁体素材142の外側が
、研削といしのプランジ研削により、その最終輪郭に付
形される。
第17図には、タングステン・サーメット・インクの付
加的塗布を次の如く「未焼成」段階の絶縁体142のラ
インまで庵した絶縁体142が示されている。コーティ
ング96(部分的に破線で示す)は、第9図に関連して
述べた如く、浸せきにより塗布される。接続部分144
を塗布するには自動インク・ガンが用いられる。巻線1
46とストライブ部分149とを含むらせん状コイルが
塗布される。ストライブ部分149は、第10図に示す
如く、底部ガスケット102と接地接触を行うために用
いられる。らせん状旋回部136が右回りなので、生成
される磁界を増大させ若しくは互いに助成させるために
は、らせん状旋回部146が左回りでなければならない
ことに留意のこと。既に述べた如く、その内部及び外部
インク・パターンを畿える未焼成絶縁体142がここで
湿潤水素内で焼成され(焼結され)、突合せ部分がグレ
ージングされる。第17図では、第10図に関連して既
に述べた如く、外側電極96の破線で示した部分がダイ
ヤモンド・ラップにより研削されて火花すきまを形成し
ている。
第16図には、絶縁磁心148が示されている。
磁心148は、電気的に絶縁されたセラミック・グレー
ズ152の厚いオーバーコーテイングを施した円筒状の
軟質フェライト・Oラド150を含むことができる。温
度変化によりフェライトやグレーズにひび割れを生じな
いように、グレーズの熱膨張率がフェライトのそれと整
合することが重要である。フェライト150にとって望
ましい特性は、高い透磁率と高いキュリー点との双方で
ある。絶縁磁心148は、コイル巻線136内の、絶縁
体142に挿入される。フェライト150からのコイル
旋回部136の付加的絶縁を得るためには、スピンドル
直径部分134で形成された絶縁体カウンタボアの内部
の部分をグレージングすることが望ましい。あるいはま
た、高温のシリコーン若しくは有機コーティングを用い
ても良い。
絶縁磁心148を絶縁体142内へ挿入する前に、なる
べくなら、実測量の^混生固体シリコーン・グリース(
図示せず)をカウンタボア・スピンドル直径部分134
で形成された絶縁体カウンタボアの底部に置くことが望
ましい。このグリースは、その熱伝導率を増すために、
粉末アルミナを包含することもできる。次いで磁心14
8が、第17図に示す如く、カウンタボア内に下方へ挿
入される。グリースの実測量は、磁心148が定位置に
在る際に残存する下方絶縁体カウンタボア内の空間に適
合するに充分であるべきである。グリースの粘度を減じ
且つ真空を加えて、閉じ込められたいかなる空気をも除
去するために、絶縁体先端を加熱することが望ましい。
これは、空気の不在により、固体絶縁材料の絶縁耐力が
向上することが周知されているためである。
乾性した絶縁体142はここで、第10図に関連して既
に述べた如く、ガスケット102.104と共に点火プ
ラグ殻100内に取り付けられる。
第17図においてはコイル巻線146が露出されたまま
であることに留意のこと。これは、対応的なコイル巻[
178がセラミック材料で被覆されていた第10図に示
す前実施例と相違している。このため、旋回部146と
点火i100の内側との間に充分な間げきがあることは
、フラッジオーバを防止するために重要である。そして
140の内面で高圧電気接触がなされる。
コイル巻線136がすきま平面における磁界強度を増大
させる機能を果すことは理解されよう。
巻1136は火花すきま98に楡めて近接しており、従
って更に強い磁界が得られる。巻1i1136゜146
は円筒状であるが、他の適当な形状やパターンを、適切
な用途に使用し得ることは理解されるべきである。更に
、コイル巻線136内に挿入された絶縁磁心148が、
すきま98を横切る火花に作用する磁界の強さを更に増
大させるという効果を有することが理解されよう。周囲
温度が磁心のキュリー点を超える場合には磁心148が
その磁気を失う可能性があるので、磁心の整備は低温機
関の場合に最も効果的である。
第18図には、本発明による点火プラグの更に別の典型
的な実施例が示されている。この実施例には、点火プラ
グ中心電極と接地との間に電気的に接続されたコンデン
サが組み込まれている。点火プラグの外部にある175
pFのコンデンサを使用する異なった装置が、自動車技
術者協会研究論文(Society of Autos
otive Engineers Paper )85
0076に記載されているが、そこではそれが「I風波
」点火装置と呼称されている。上記装置におけるコンデ
ンサの効果は、初期火花放電の強さが増大されることで
ある。この増大された初期の強さは、より大きい初期火
炎核を生成するものと考えられている。点火プラグすき
まが絶縁破壊するとコンデンサが放電し始めるので、コ
ンデンサ内に貯えられたエネルギは、言うまでもなく、
火花電圧の関数である。本実施例においては、点火プラ
グすきまへのコンデンサの更に密接な近接により、その
放電の速度が増大され且つ上記爆風波点火装置の機能達
成が向上される。
第18図には、第2図に関連して前に述べた如く、カウ
ンタボア・スピンドル36と電極スピンドル56とが用
意されでいる。前述の如く、ゴム型64内に位置する粒
状セラミック本体の計煩された装入物内にスピンドル3
6と突合せダイ組立体28とが挿入され、型64へ3.
447.380Pa(500psi )の液圧が加えら
れ、電極スピンドル56が引ぎ出されて、中心電極が形
成される。但しこの実施例の場合、この段階では、中心
電極がタングステン・インクのみを含み、液圧は約24
.131,660Pa(3,500psi )に増大さ
れている。次いで液圧が解除され、プレスが開放され、
絶縁体成形体66が型64から取り除かれる。止めねじ
38が緩められ、絶縁体成形体66とカウンタボア・ス
ピンドル36とが突合せダイ28と電極スピンドル56
とから取り除かれる。hウンタボア争スピンドル36の
突出部分が研削盤のコレット内に置かれ、第一研削輪郭
154(第18図の右側にのみ示す)が、輪郭を付した
研削といしのプランジ研削により研削される。
最終研削輪郭156が破線で示されていることと、最終
研削輪郭156内へ第一研削輪郭154が入り込んでい
ることとに留意のこと。次いでタングステン・サーメッ
ト・インクが絶縁体素材66の周りに吹ぎ付けられて、
矢印E−Eで示されるレベルより下方の、第一研削輪郭
の下方部分を完全に被覆する。これが、第18図の右半
分にのみ示されているが、この段階で絶縁体素材66の
全部分を包む高圧コンデンサ・プレート面158を形成
する。
完成した点火プラグ159が第19図に示されている。
高圧コンデンサ・プレート158は、付加的セラミック
本体の絶縁層で被覆しなければならない。これを行うに
ついて、手順は、第8図に関連して説明したそれと同様
である。最終の高い液圧(例えば27,579.040
Pa(4000psi))の付加に続いて、既に述べた
如く、絶縁体素材66とスピンドル36とがプレスから
取り除かれ、最終輪郭68が研削され、完成した未焼成
(焼成されていない)絶縁体がスピンドル36から取り
除かれる。この段階では、寸法公差を保持し得る精度に
依り、中心型ll1i60の下端がコンデンサ・プレー
ト面158の下端と接触でき若しくはできなくなる。何
れにせよ、両者とも、未焼成絶縁体66の下方先端で露
出される。白金を基材とするサーメット・インク160
の小片が絶縁体素材66の下方先端の上に載せられる。
この白金インク・コーティング160は、中心電極60
とプレートと面158との間の電気接続を確保し、且つ
また中心電極発火面を形成する。絶縁体66はここで焼
成され、グレージングされ、ガスケット102.104
と共に点火プラグに組み立てられる。殻162は、点1
66でその下面に突合せ溶1された在来のI’JJ型外
lit橋164を殻162が備えている点を除き、殻1
00と同じである。
作動中、コンデンサは、高圧コンデンサ拳プレート面1
58と、魚火プラグ殻162とガスケット102.10
4との隣接内面から成る接地面とを含む。コンデンサ絶
縁体はセラミックとこれら二つの面の間のガスとである
。このコンデンサ絶縁体は、点火プラグに接続され得る
点火装置の最大電圧客種での絶縁破壊に耐えるに充分な
厚さと絶縁耐力とがなければならない。
第19図には、任意選択的な接地面168が示されてい
る。この接地面168は、高圧コンデンサ・プレート面
158に極めて近接して接地面を配設するものである。
より近い近接により、より遠い点火プラグ殻162の内
面を接地面として用いる場合に得られるそれを上回るキ
ャパシタンスの増大が得られる。面168は、図示の如
く、絶縁体全体の周りを包み、絶縁体の肩の頂部から、
絶縁体先端を約半分下った所までの長さを覆っている。
面168は、未焼成段階にある点火プラグ絶縁体66へ
タングステン・サーメット・インクを吹き付けることに
より、塗布できる。完成した点火プラグにおいては面1
68が、そのガスケット102との接触により、電気的
に接地される。
第19図が、在来の点火プラグ外(l[fflを用いる
一体コンデンサを備えた、本発明の一実施例を示してい
る点に留意のこと。但し第19図に示すコンデンサは、
第1図〜第8図に示す如き環状型外側電極と一緒に利用
することもできる。
第20図〜第23図には、本発明による点火プラグ絶縁
体170の別の典型的な実施例が示されている。第20
図〜第23図の点火プラグ絶縁体170は、それが、中
心電極へ接続されたソレノイド・コイルにしてこのコイ
ルの内側へ磁心を挿入したソレノイド・コイルを備えて
いる点で、第17図の点火プラグ絶縁体に類似している
。但し、第20図〜第23図の実施例によれば、点火プ
ラグ先端のコイルを磁心から電気的に絶縁する代替装置
が得られる。
第20図には点火プラグ絶縁体素材170が示されてい
るが、これは第15図に示したそれと類似の方法により
等圧圧縮ゴム型で成形されている。
約言すれば、第15図に示す如く導電性インク・コーテ
ィングがカウンタボア・スピンドル132に塗布され、
等圧圧縮ゴム型内で絶縁体装入物がスピンドルの周りに
圧縮されている。スピンドルが除去された後、導電性コ
ーティングが絶縁体170内に残留する。詳述すれば、
コーティング62を含めた中心電極60、円すい状部分
184、コイル巻1!J136、垂直ストライブ138
および接触スリーブ126が各々、絶縁体素材170内
に存在している。カウンタボア・スピンドル132の除
去により、絶縁体170内にカウンタボア開口部172
が残される。絶縁体170は、電極スピンドルが除去さ
れる前にいったん3.447゜380Pa(500ps
i )FJI縮サレす。次イテ、約24.131.66
0Pa(3500DSi )の圧力が加えられる。この
圧力が解除されてカ・クンタボア・スピンドル132と
絶縁体120とが型から取り除かれる。次いでカウンタ
ボア・スピンドル132が絶縁体170から取り除かれ
る。上記の手順が、第20図に示す絶縁体170を結果
として生ずる。
第21図においては、第20図のカウンタボア直径部分
172を形成するために用いられるスピンドルの直径を
精確に備えた外径を有する固体スピンドル174がポさ
れている。スピンドル174の下端には縮小直径部分1
78がある。縮小直径部分178の周りには、予備成形
スリーブ176が形成されている。予備成形スリーブ1
76は、スピンドル部分178の周りに等圧圧縮され且
つスピンドル174の外径に研削されたアルミナ絶縁体
本体で作られる。予備成形スリーブ176には、第20
図に示すカウンタボア・スピンドル172の円すい状の
底部分184へ精確に適合する円すい状部@182があ
る。
第20図の絶縁体素材170は第21図のスピンドル1
74およびスリーブ176の上に置かれ、従ってスピン
ドルの円すい面182と絶縁体素材の円すい面184と
が接触する。スピンドル174の上方突出部分が突合せ
ダイ内に置かれ、当初絶縁体索材170を形成するため
に用いられたゴム型内へ組立体が元通り挿入される。約
27.579.040Pa(4000psi )の第三
圧力が加えられ、それによりスリーブ176の材料が絶
縁体素材170と接着され、一体化される。この27.
579,040Pa(4000psi )の圧力が解除
され、プレスが開放され、そして組み立てられた素材1
70とスリーブ176とを支えるスピンドル174が突
合せダイから取り除かれる。スピンドル174の突出し
た上端が研削盤のコレット内に置かれ、絶縁体素材17
0が、第22図に示す如く、そ1のは路外側輪郭186
に研削される。
予備成形スリーブ176をスピンドル174上へ最初に
形成する場合には、次に続く焼結中のひずみや分離を回
避するため、スリーブ176が組み立てられるカウンタ
ボア172の下方領域内の絶縁体素材170の材料の圧
縮密度にスリーブ176の圧縮密度が適合することが1
要である。例えば、理解されるように、素材170が2
4,131.660Pa(35001)si )に圧縮
されると、スリーブ176のより小さい部分に、匹敵し
1qる圧縮密度が若干低い圧力により生成される。スリ
ーブ176に対する初期圧縮圧力は、実験的に最も正し
く定められる。
輪郭186を有する研削された絶縁体素材170がスピ
ンドル174から取り除かれる。絶縁体素材170の円
すい状先端がタングステン・インク内へ浸せきされて外
側電極を形成する。導電性インクの狭いリボン188が
絶縁体先端上に、絶縁体の座を横切って塗布され、そこ
で底部点火プラグ・ガスケット190と接地接触する。
ストライプ188の代替物として、第16図の旋回部1
46のようならせん状インク・パターンを使用しても良
い。これらの付加的なインク・コーティングは乾燥され
、完成した絶縁体素材170が還元雰囲気内で焼結され
る。
絶縁体の太端がステンシル加工され且つグレージングさ
れ、また円すい状の絶縁体先端が研削されて環状すきま
98を形成する。第23図は、望ましくは高透磁率且つ
高キュリー点のフェライトから成る円筒状磁心180を
示す。この磁心180は、第16図に示111心148
と類似の機能を果たす。但し、第16図の磁心148は
絶縁グレーズ152を必要とするが、磁心180は絶縁
されていない。スリーブ176は、磁心180をソレノ
イドまたはコイル136から絶縁するのに役立つ。磁心
180は完成した絶縁体のスリーブ176部分内へ挿入
され、少量のシリコーン・グリース(図示Vず)がスリ
ーブ絶縁体部分の底部の位置192に置かれる。コイル
136の底部からよりも長い心180の部分がコイル1
36の頂部から突出していることに留意のこと。このた
め、コイル136によるコア180への磁気6出し力が
、心180を絶縁体170内へ着座させたままにしよう
とする。第22図に示す完成した絶縁体と心の組立体は
次いで、第17図に示ず如く、鋼製点火プラグ酸100
に在来通りに組み立てられる。
本発明の主旨に従ってインダクタンスとキャパシタンス
との双方を包有する回路を一体に構成することができ、
それが点火プラグに関連して発振器を形成し得ることも
理解されるはずである。点火プラグを包含するこの種の
回路における発振器は、発振器の固有周波数で、若しく
は調波周波数で点火電圧を付与することにより維持でき
る。換言すれば、本発明に従ってコンデンサと誘導子と
火花すきまとで形成された一体点火プラグ回路は、共振
するようにすることができる。
4゜ 本発明の好適な実施例を構成する方法を当業者に教示す
べく、ここにその主旨が充分に解明されていることは明
らかとなるであろうが、本発明を、添付されたフレイム
の特定の範囲と意義とを逸脱することなく、修正、変動
、若しくは変更させ得ることは理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により一体構造セラミック中心電極点火
プラグを生成するためプレスのプラテンに取り付けられ
た中心若しくは高圧電極スピンドル並びに突合せダイの
断面図、第2図は本発明の方法によりサーメット拳イン
クの第一コーティングを塗布した中心電極スピンドル組
立体の下方部分の拡大図、第3図は本発明の方法により
サーメット・インクの第二コーティングを塗布した中心
電極スピンドル組立体の下方部分の図、第4図は等圧圧
縮成形型キャビティ内で形成された部分的に圧縮された
セラミック素材に囲まれた中心電極スピンドル組立体を
示す中心電極スピンドル組立体と突合せダイの下方部分
との断面図、第5図はサーメットのストランドを絶縁体
内に残してサーメット絶縁体から中心電極スピンドル組
立体が部分的に引き出された後に部分的に圧縮されたセ
ラミック絶縁体を示す中心電極スピンドル組立体と突合
せダイ下方部分との断面図、第6図はセラミック素材を
型のキャビティから取り除き且つセラミック素材の一部
分を研削し去った後の中心電極スピンドル組立体とセラ
ミック絶縁体との断面図、第7図は本発明の方法により
らせん状サーメット・インク・パターンを上に塗布され
たセラミック素材の図、第8図はセラミック・インクの
らせん状パターンを被覆するために付加的セラミック材
料が付加された第二圧縮作業後の本発明によるセラミッ
ク素材の図、第9図はサーメットのらせん状パターンの
接地部分と且つまたセラミック絶縁体の円すい状先端と
に対する第二研削作業とサーメット・インクの付加的塗
布との優の本発明によるセラミック素材の図、第10図
は点火プラグ酸と点火電線とブートとを取り付けた本発
明による完成した点火プラグの断面図、第11図は第1
0図の線B−Bについて示した環状火花すきま平面を図
示する第10図に示す完成した点火プラグの底部の拡大
正面図、第12図は代表的な火花すきまの非線形インピ
ーダンス特性を示すグラフ、第13図は円すい状先端を
ある角で研削することにより生成される不均等な長さの
代替火花すきまを特に承す本発明による点火プラグの第
二の典型的実施例の部分側面図、第14図は第12図の
線C−Cについての火花すきま平面の底面図、第15図
は突合せダイの下方端部とスピンドルのカウンタボア部
分の周りにらせん状パターンまたはコイルを形成するサ
ーメット・インク・コーディングを備える中心電極スピ
ンドル組立体とを示1本発明による点火プラグ絶縁体の
第三の典型的実施例の部分断面側面図、第16図は本発
明の第三の典型的実施例に用いる絶縁磁心の断面図、第
17図は本発明の第三の典型的実施例による完成点火プ
ラグ組立体の断面図、第18図はコンデンサ・プレート
を形成するセラミック絶縁体上のサーメット・コーティ
ングを示す本発明による点火プラグの第四の典型的実施
例の側面図、第19図は第二」ンデンサ・プレートを形
成する第二サーメット・コーティングを示す本発明の第
四の典型的実施例による完成した点火プラグの断面図、
第20図は部分的に圧縮された絶縁体素材を示J本発明
による点火プラグの第五の典型的実施例の断面図、第2
1図は第20に示す絶縁体素材内への挿入のための予備
成形セラミック部分を備えるノノウンタボア・スピンド
ルの図、第22図は第21図に示すスピンドルに支えら
れる挿入物を挿入した完成した絶縁体の断面図、第23
図は第22図に示す絶縁体内に挿入される磁心の側面図
である。 56二電極スピンドル 60:第一層、高圧電極62:
第二雇     64:等圧圧縮ゴム型66.142:
絶縁体装置  78二巻線84:コイル・パターン 96.164:外側電極 97.159:点火プラグ 98.128:火花すきま 00.162:金1殻 24:磁界 36:第二らせん状コイル 46:第一らVん状コイル 48 :v7i心@置 50:フェライト・ロンド 58ニブレート装置 68:」ンデンサ・プレート面。

Claims (64)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内燃機関において火花を生成する点火プラグにし
    て、高圧電極と、前記高圧電極と共に火花すきまを完成
    する外側電極と、前記高圧電極を前記外側電極から電気
    的に絶縁する絶縁体装置と、前記諸電極の一方へ接続さ
    れて、前記すきまを横切つて生成された火花を回転させ
    る磁界を生成する導電路装置とを含む点火プラグ。
  2. (2)請求項1に記載された点火プラグにおいて、前記
    導電路装置が、前記高圧電極の細形部分の周りへ少なく
    とも一巻を同心に配設した巻線を含むようにした点火プ
    ラグ。
  3. (3)請求項2に記載された点火プラグにおいて、前記
    巻線の一端が前記外側電極へ接続され、前記巻線の他端
    が前記点火プラグの金属殻へ接続されるようにした点火
    プラグ。
  4. (4)請求項2に記載された点火プラグにおいて、前記
    巻線が前記絶縁体装置と一体に形成されるようにした点
    火プラグ。
  5. (5)請求項4に記載された点火プラグにおいて、前記
    巻線が、前記絶縁体装置と共に焼成されたサーメット・
    インクで作られるようにした点火プラグ。
  6. (6)請求項5に記載された点火プラグにおいて、前記
    サーメット・インク巻線が前記絶縁体装置内に封入され
    るようにした点火プラグ。
  7. (7)請求項2に記載された点火プラグにおいて、前記
    巻線と前記電極とがサーメット・インクで形成されるよ
    うにした点火プラグ。
  8. (8)請求項7に記載された点火プラグにおいて、前記
    高圧電極の前記細形部分を形成するサーメット・インク
    の第一層と前記高圧電極の露出面を形成するサーメット
    ・インクの第二層とが前記高圧電極に包含され、サーメ
    ツト・インクの前記第一層よりも腐食に対して更に耐性
    のある組成をサーメット・インクの前記第二層が有する
    ようにした点火プラグ。
  9. (9)請求項8に記載された点火プラグにおいて、サー
    メット・インクの前記第一層がタングステンを基材とし
    、サーメット・インクの前記第二層が白金を基材とする
    ようにした点火プラグ。
  10. (10)請求項2に記載された点火プラグにおいて、概
    ね前記高圧電極の軸線の周りに前記火花を回転させるた
    め、前記高圧電極の前記細形部分の周りにらせん状コイ
    ルを形成する複数巻を前記巻線が包含するようにした点
    火プラグ。
  11. (11)請求項1に記載された点火プラグにおいて、前
    記高圧電極の露出面の周りへ同心に配設された露出面を
    前記外側電極が備え、従って前記諸電極の前記諸露出面
    間にほぼ環状のすきまが設けられるようにした点火プラ
    グ。
  12. (12)請求項11に記載された点火プラグにおいて、
    前記外側電極の前記露出面が、前記点火プラグの先端部
    分で、前記高圧電極の前記露出面の周りに連続的なリン
    グを形成するようにした点火プラグ。
  13. (13)請求項12に記載された点火プラグにおいて、
    前記外側電極の前記露出面が前記高圧電極の前記露出面
    とほぼ同一平面内に在るようにした点火プラグ。
  14. (14)請求項13に記載された点火プラグにおいて、
    前記平面が前記高圧電極の軸線に対し概ね垂直であるよ
    うにした点火プラグ。
  15. (15)請求項13に記載された点火プラグにおいて、
    前記すきまを前記高圧電極の周りで不均等にさせる角に
    前記平面が形成されるようにした点火プラグ。
  16. (16)請求項15に記載された点火プラグにおいて、
    前記高圧電極に対し非垂直な角に前記平面が形成される
    ようにした点火プラグ。
  17. (17)請求項16に記載された点火プラグにおいて、
    前記外側電極の前記露出面が概ねだ円形をなすようにし
    た点火プラグ。
  18. (18)請求項12に記載された点火プラグにおいて、
    前記先端部分が概ね円すい状の形状を有し、従つて前記
    先端部分から材料を除去することにより前記すきまの大
    きさを調整できるようにした点火プラグ。
  19. (19)内燃機関において火花を生成する点火プラグに
    して、高圧電極と、外側電極にて前記高圧電極の露出面
    の周りへ同心に配設された露出面を備え従つて前記諸電
    極の前記諸露出面間にほぼ環状のすきまが設けられるよ
    うにした外側電極と、前記高圧電極を前記外側電極から
    電気的に絶縁する絶縁体装置と、前記絶縁体装置と結合
    され且つ前記諸電極の一方へ接続されて、前記すきまを
    横切って生成された火花を概ね前記高圧電極の軸線の周
    りで回転させる磁界を生成する第一導電路装置と、前記
    絶縁体装置と結合され且つ前記諸電極の他方へ接続され
    て、前記磁界の強さを増大させる第二導電路装置とを含
    む点火プラグ。
  20. (20)請求項19に記載された点火プラグにおいて、
    前記第一導電路と前記第二導電路とが前記絶縁体装置と
    一体に形成されるようにした点火プラグ。
  21. (21)請求項20に記載された点火プラグにおいて、
    前記諸導電路の双方が、固体導体を形成するため、前記
    絶縁体装置と共に焼成されたサーメット・インクで形成
    されるようにした点火プラグ。
  22. (22)請求項19に記載された点火プラグにおいて、
    前記外側電極に接続された第一らせん状コイルを前記第
    一導電路が含み、前記高圧電極に接続された第二らせん
    状コイルを前記第二導電路が含むようにした点火プラグ
  23. (23)請求項22に記載された点火プラグにして、少
    なくとも一方の前記らせん状コイル内へ同軸に配設され
    た磁心を包含する点火コイル。
  24. (24)請求項23に記載された点火プラグにおいて、
    前記磁心が円筒状フェライト・ロッドであるようにした
    点火プラグ。
  25. (25)請求項22に記載された点火プラグにおいて、
    前記第二らせん状コイルの少なくとも一部分が前記第一
    らせん状コイル内へ同心に配設されるようにした点火コ
    イル。
  26. (26)請求項22に記載された点火プラグにおいて、
    前記第一らせん状コイルが前記絶縁体装置の表面に形成
    されるようにした点火プラグ。
  27. (27)内燃機関において火花を生成する点火プラグに
    して、絶縁体により外側電極から隔離された高圧電極と
    、前記外側電極へ接続された外側金属殻と、前記絶縁体
    と結合され且つ前記高圧電極へ接続されて、前記点火プ
    ラグにより生成される火花の強さを増大させ得る前記殻
    と共にコンデンサを形成するプレート装置とを含む点火
    プラグ。
  28. (28)請求項27に記載された点火プラグにおいて、
    前記プレート装置が前記絶縁体と一体に形成されるよう
    にした点火プラグ。
  29. (29)請求項28に記載された点火プラグにおいて、
    前記絶縁体がセラミック材料で作られ、前記プレート装
    置が前記絶縁体と共に焼成されたサーメット・インクで
    作られるようにした点火プラグ。
  30. (30)請求項29に記載された点火プラグにおいて、
    前記プレート装置が前記絶縁体内に埋め込まれ、且つ前
    記プレート装置が前記高圧電極の周りへ同心に延びるよ
    うにした点火プラグ。
  31. (31)請求項30に記載された点火プラグにおいて、
    前記プレート装置が前記高圧電極の露出発火面で前記高
    圧電極へ接続されるようにした点火プラグ。
  32. (32)請求項31に記載された点火プラグにして、前
    記絶縁体の表面に形成され且つ前記外側電極へ接続され
    て前記第一プレート装置と共に第二コンデンサ・プレー
    トを形成する第二プレート装置を包含する点火プラグ。
  33. (33)請求項27に記載された点火プラグにおいて、
    前記外側電極の露出発火面が概ね環状の形状を有し、前
    記高圧電極の露出発火面が前記外側電極内へ同心に配設
    されるようにした点火プラグ。
  34. (34)請求項33に記載された点火プラグにして、前
    記諸電極の一方へ接続されて、前記すきまを横切つて生
    成された火花を概ね前記高圧電極の軸線の周りで回転さ
    せる磁界を生成する導電路装置を包含する点火プラグ。
  35. (35)内燃機関の燃焼室内の気体可燃性給気に点火す
    る点火プラグにして、セラミック絶縁体と、前記室内の
    前記給気を通して火花すきま電流を伝え得るすきまを付
    与する、前記絶縁体に支えられた電極装置と、前記火花
    すきま電流を通し且つ前記すきまに磁界を生成させる、
    前記絶縁体に支えられた多重巻コイル装置とを含む点火
    プラグ。
  36. (36)請求項35に記載された点火プラグにおいて、
    前記電極装置が高圧電極と外側電極とを含み、前記多重
    巻コイル装置が前記諸電極の一方へ接続されるようにし
    た点火プラグ。
  37. (37)請求項35に記載された点火プラグにおいて、
    前記すきまが概ね平たんであり且つ前記磁界が前記すき
    まの平面に対して垂直な相当量の成分を有し、従つて前
    記点火プラグにより生成された火花の少なくとも一部分
    の回転を前記磁界が生じさせるようにした点火プラグ。
  38. (38)請求項37に記載された点火プラグにおいて、
    前記すきまが、前記外側電極の概ね環状の発火面と、前
    記外側電極の前記環状発火面内に配設された前記高圧電
    極の発火面とで構成されるようにした点火プラグ。
  39. (39)請求項38に記載された点火プラグにおいて、
    前記多重巻コイル装置が、サーメット材料で形成された
    導体を含むようにした点火プラグ。
  40. (40)請求項36に記載された点火プラグにして、前
    記絶縁体に支えられ且つ前記高圧電極へ接続されて前記
    点火プラグの外側金属殻と共にコンデンサを形成するプ
    レート装置を包含する点火プラグ。
  41. (41)請求項35に記載された点火プラグにして、前
    記磁界の強さを増大させるため、少なくとも一部分前記
    コイル装置内に位置する磁心装置を包含する点火プラグ
  42. (42)可燃性混合物に点火し得る火花を生成する点火
    プラグにして、火花すきまが狭いすきま部分と更に広い
    すきま部分とを備えるようにした点火プラグ。
  43. (43)請求項42に記載された点火プラグにおいて、
    前記の狭いすきま部分から前記の更に広いすきま部分へ
    前記火花を移動させる装置が前記点火プラグに包含され
    るようにした点火プラグ。
  44. (44)点火プラグの絶縁体内に電気コイルを形成する
    方法にして、成形されたセラミック材料から成る絶縁体
    素材を形成する段階と、導電性成分を有するコイル形成
    材料を予め定めたコイル・パターンで前記絶縁体素材へ
    沈着させる段階と、前記絶縁体素材を前記の沈着された
    コイル形成材料と共に焼成する段階とを含む方法。
  45. (45)請求項44に記載された方法にして、前記の共
    に焼成する段階に先立つて、前記の沈着されたコイル形
    成材料を付加的セラミック絶縁材料で被覆する段階を包
    含する方法。
  46. (46)請求項45に記載された方法において、前記絶
    縁体素材セラミック材料を成形するのに用いられた圧力
    よりも大きい圧力で前記付加的セラミック材料を成形す
    る段階が前記の被覆する段階に包含されるようにした方
    法。
  47. (47)請求項44に記載された方法において、流体内
    に懸濁された前記導電性成分を前記コイル形成材料が有
    し、且つ前記コイル形成材料を乾燥させる段階を前記の
    沈着させる段階が包含するようにした方法。
  48. (48)請求項47に記載された方法において、前記コ
    イル形成材料がサーメット・インクであるようにした方
    法。
  49. (49)請求項48に記載された方法において、前記の
    予め定めたコイル・パターンが、複数巻を有するらせん
    状コイル・パターンであるようにした方法。
  50. (50)点火プラグを形成する方法にして、セラミック
    絶縁体材料から成る第一成形体内に高圧電極を形成する
    段階と、前記第一成形体の表面にコイルを形成する段階
    と、前記第一成形体の先端に外側電極を形成し従つて前
    記コイルの一端に前記外側電極が接続されるようにする
    段階と、前記第一成形体を前記諸電極および前記コイル
    と共に焼成する段階とを含む方法。
  51. (51)請求項50に記載された方法において、前記第
    一成形体の前記先端が慨ね円すい状の形状を有し、且つ
    前記先端の寸法を変化させて前記高圧電極と前記外側電
    極との間に所望のすきまを得る段階を前記方法が包含す
    るようにした方法。
  52. (52)請求項50に記載された方法において、前記高
    圧電極と前記コイルと前記外側電極とが全て、導電性成
    分とセラミック成分とを有する流動材料で形成されるよ
    うにした方法。
  53. (53)請求項52に記載された方法において、前記流
    動材料がセラミック・インクであるようにした方法。
  54. (54)等圧的に押圧される点火プラグ絶縁体素材内に
    貴金属中心電極を構成する方法にして、電極スピンドル
    を卑金属サーメット・インクでコーティングする段階と
    、前記インクを乾燥させて第一コーティングを形成する
    段階と、前記第一コーティングの小部分を貴金属サーメ
    ット・インクでオーバコーティングする段階と、前記貴
    金属インクを乾燥させて第二コーティングを形成する段
    階と、セラミック絶縁体本体の装入物を包有する等圧圧
    縮成形型内に前記スピンドルを置く段階と、前記型に圧
    力を加える段階と、前記第一コーティングと前記第二コ
    ーティングとを前記セラミック本体内の定位置に残し且
    つ前記本体により少なくとも部分的に囲み密閉して前記
    スピンドルを前記型から引き出す段階とを含む方法。
  55. (55)内燃機関の燃焼室内の給気に点火する点火プラ
    グにして、金属殻内に保持された絶縁体肩部分を有する
    セラミック絶縁装置を含み、前記殻が前記プラグの電気
    的接地接続を行うことができ、前記室内の気体可燃性混
    合物を通して火花電流を伝えるように配設されたすきま
    装置を含み、前記すきま装置が点火導体との接続のため
    の高圧電極を備え、前記電極へ接続された高圧コンデン
    サ・プレートを含む点火プラグ。
  56. (56)請求項55に記載された点火プラグにおいて、
    前記コンデンサ・プレート装置が、前記絶縁装置内にサ
    ーメット表面を含むようにした点火プラグ。
  57. (57)請求項56に記載された点火プラグにおいて、
    前記殻に近い前記周部分内へ前記プレートが延び、前記
    プレートが前記絶縁装置の厚みにより前記殻から絶縁さ
    れるようにした点火プラグ。
  58. (58)請求項57に記載された点火プラグにおいて、
    前記絶縁装置厚みの外部に付加的な接地したコンデンサ
    ・プレート面が支えられるようした点火プラグ。
  59. (59)点火プラグのセラミック絶縁体内にコンデンサ
    ・プレート面を形成する方法にして、等圧圧縮ゴム成形
    型キャビティにセラミック絶縁材料の第一測定装入物を
    充てんする段階と、前記成形型キャビティの外部に第一
    液圧を加えて第一成形体を形成し且つ前記第一圧を解除
    する段階と、結果として生じた未焼成セラミック成形体
    の一部分をセラミック・インクでコーティングする段階
    と、等圧圧縮ゴム成形型キャビティにセラミック絶縁材
    料の第二測定装入物を充てんする段階と、前記第二装入
    物へ前記成形体を挿入し前記第二装入物と前記成形体と
    に第二液圧を加えて第二成形体を形成し且つ前記第二圧
    を解除する段階とを含む方法。
  60. (60)請求項59に記載された方法にして、前記第二
    成形体に第二導電性コンデンサ・プレート面を付加する
    段階を含む方法。
  61. (61)請求項59に記載された方法において、前記第
    二液圧が前記第一液圧よりも大であるようにした方法。
  62. (62)請求項59に記載された方法において、前記第
    一成形体と前記第一成形体とから材料を除去して予め定
    めた形状を得るようにした方法。
  63. (63)請求項60に記載された方法において、前記第
    一成形体と前記第二成形体とから材料を除去して予め定
    めた形状を得るようにした方法。
  64. (64)振動電気エネルギ源と共同して共振回路を形成
    し得る点火プラグにして、絶縁体本体と、前記点火プラ
    グにより火花を生成させるため前記絶縁体本体に支えら
    れたすきま装置と、前記すきま装置により伝えられる電
    流に関連して磁界を生成させるため前記絶縁体本体に支
    えられた誘導子コイル装置と、前記点火プラグにより生
    成される火花の強さを増大させるため前記絶縁体に支え
    られたコンデンサ装置とを含む点火プラグ。
JP2049692A 1989-03-06 1990-03-02 点火プラグ及びその製造方法 Pending JPH02284374A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US32010789A 1989-03-06 1989-03-06
US320107 1989-03-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02284374A true JPH02284374A (ja) 1990-11-21

Family

ID=23244919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2049692A Pending JPH02284374A (ja) 1989-03-06 1990-03-02 点火プラグ及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0386941B1 (ja)
JP (1) JPH02284374A (ja)
AT (1) ATE134281T1 (ja)
DE (1) DE69025347T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015099082A1 (ja) 2013-12-25 2015-07-02 日本特殊陶業株式会社 スパークプラグ
EP2945234A1 (en) 2014-05-12 2015-11-18 NGK Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
EP2950406A1 (en) 2014-05-29 2015-12-02 NGK Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
US10090646B2 (en) 2014-06-24 2018-10-02 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19906032B4 (de) * 1999-02-12 2016-06-09 Federal-Mogul Ignition Gmbh Stromdurchführungselement für einen Gas- oder Ölbrenner
SE9904124D0 (sv) * 1999-11-16 1999-11-16 Abb Research Ltd An arrangement for electrically insulating a high voltage component
WO2014067644A1 (de) * 2012-10-29 2014-05-08 Friatec Aktiengesellschaft Keramikbauteil mit einem cermet-körper

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1026595A (fr) * 1950-10-26 1953-04-29 Csf Nouvelle bougie d'allumage pour moteurs à explosion
US4161937A (en) * 1976-07-21 1979-07-24 Gerry Martin E Igniter with magnetic activation
US4402036A (en) * 1980-02-08 1983-08-30 Hensley George H Method of producing a high energy plasma for igniting fuel
US4766855A (en) * 1983-07-20 1988-08-30 Cummins Engine Co., Inc. Plasma jet ignition apparatus
EP0225713A1 (en) * 1985-11-25 1987-06-16 General Motors Corporation Thermocouple spark plug and method of making thereof

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015099082A1 (ja) 2013-12-25 2015-07-02 日本特殊陶業株式会社 スパークプラグ
WO2015099081A1 (ja) 2013-12-25 2015-07-02 日本特殊陶業株式会社 スパークプラグ
US9590395B2 (en) 2013-12-25 2017-03-07 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
US9595814B2 (en) 2013-12-25 2017-03-14 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
EP2945234A1 (en) 2014-05-12 2015-11-18 NGK Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
CN105098602A (zh) * 2014-05-12 2015-11-25 日本特殊陶业株式会社 火花塞
US9373940B2 (en) 2014-05-12 2016-06-21 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
EP2950406A1 (en) 2014-05-29 2015-12-02 NGK Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
US9281662B2 (en) 2014-05-29 2016-03-08 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug
US10090646B2 (en) 2014-06-24 2018-10-02 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Spark plug

Also Published As

Publication number Publication date
EP0386941B1 (en) 1996-02-14
EP0386941A3 (en) 1992-04-08
ATE134281T1 (de) 1996-02-15
DE69025347T2 (de) 1996-06-13
DE69025347D1 (de) 1996-03-28
EP0386941A2 (en) 1990-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5210458A (en) Spark plug
US8278808B2 (en) Metallic insulator coating for high capacity spark plug
US5706792A (en) Integrated ignition coil and spark plug
US4640809A (en) Method for manufacturing a ceramic heater
JP4977921B2 (ja) テーパ付き内部焼成抑制器シールを有するスパークプラグ
JPS59177881A (ja) スパ−クプラグ
EP1356554B1 (en) Robust torch jet spark plug electrode
US4406968A (en) Sparkplug for internal combustion engine
KR101932796B1 (ko) 수축 끼워맞춤 세라믹 중앙 전극
KR20110005843A (ko) 세라믹 스파크 플러그 절연체 및 그의 제조 방법
US6060821A (en) Heater equipped spark plug
JPS63503418A (ja) 沿面スパークギヤツプを有するスパークプラグ
US20070188064A1 (en) Metallic insulator coating for high capacity spark plug
JPH02284374A (ja) 点火プラグ及びその製造方法
JPS60501369A (ja) 燃焼室へ燃料を噴射する装置
JPH04229979A (ja) 改良スパークプラグ
US4144474A (en) Low noise resistance containing spark plug
US5405280A (en) Integrated molding and inking process for forming a torch jet spark plug
MXPA06005070A (es) Bujia de encendido que tiene una unidad de alambre central de multiples capas.
US2360287A (en) Method of making spark plugs
KR100670574B1 (ko) 시이드형 글로우 플러그
US4519784A (en) Method of inserting a center electrode in a spark plug insulator
JPS612000A (ja) 電気点火装置のための電極体とその製造方法
JPS62131489A (ja) 熱電対式点火栓およびその製造方法
US2988662A (en) Spark plug with improved auxiliary spark gap