JPH0228280Y2 - - Google Patents

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JPH0228280Y2
JPH0228280Y2 JP1982054026U JP5402682U JPH0228280Y2 JP H0228280 Y2 JPH0228280 Y2 JP H0228280Y2 JP 1982054026 U JP1982054026 U JP 1982054026U JP 5402682 U JP5402682 U JP 5402682U JP H0228280 Y2 JPH0228280 Y2 JP H0228280Y2
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JP
Japan
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clutch
rod
shaped member
push rod
display
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Application number
JP1982054026U
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English (en)
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JPS58155434U (ja
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Priority to JP5402682U priority Critical patent/JPS58155434U/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両等のクラツチ装置を作動させる
ためのクラツチ作動装置に関するものである。
従来より、この種のものとして、クラツチマス
タシリンダからの液圧を受けて移動するピストン
を有するクラツチオペレイテイングシリンダと、
前記ピストンとクラツチレリーズアームとの間に
配置されるプツシユロツドとを有するものが知ら
れており、ピストンを移動させることによりプツ
シユロツドを介してクラツチレリーズアームを揺
動させ、この揺動に応じてクラツチ装置のフライ
ホイール及びプレツシヤープレートと、クラツチ
デイスクとの摩擦接合力を調整し或は所謂クラツ
チの切断・接続を行うようにしている。
一般的に、クラツチデイスクは、フライホイー
ル及びプレツシヤープレートと摩擦接合を繰り返
し行うため、摩耗し、遂には、動力を充分に伝達
できなくなるといつたことから、適宜このクラツ
チデイスクを新品に交換することが行なわれる。
ところが、クラツチデイスクは、クラツチ装置
の内部に収納されており、直接摩耗量を確認する
ことが出来ず、車両等の走行距離等を基準にして
交換するといつたことが行なわれ、充分使用出来
る程度であるにもかかわらず廃却されるといつた
問題、或はクラツチ装置を分解して摩耗量を確認
するのでは非常に手間がかかるといつた問題があ
る。
本考案は、上述の問題に鑑みて成され、クラツ
チデイスクの摩耗量を精度よく検出、表示して、
クラツチデイスクの適正な交換時期を確実・容易
に認識可能なクラツチ作動装置を提供することを
目的とし、この目的を達成するために、プツシユ
ロツドに連結される環状部分をクラツチオペレイ
テイングシリンダの側方に沿つて延びる指示部分
に一体に設けられプツシユロツドの進退に応じて
進退する棒状部材と、クラツチオペレイテイング
シリンダに取付けられ、前記棒状部材の指示部分
が移動自在に嵌合する長穴を形成された表示部材
とを設け、この表示部材に、棒状部材の変位量を
外部から確認できるように前記長穴に連絡する窓
を形成したものである。
すなわち、本考案は、クラツチデイスクの摩耗
が進むにつれて、クラツチレリーズアームのクラ
ツチ接続状態での戻り位置が、徐々にクラツチオ
ペレイテイングシリンダ側に変化することを利用
し、この変化を、上記棒状部材と表示部材とで確
認出来るようにするとともに、表示部材の窓に対
する棒状部材の指示部分の変位量によつてクラツ
チデイスクの適正な交換時期を認識できるように
したものである。従つて、本考案によれば、クラ
ツチデイスクの摩耗の進み具合を容易かつ確実に
知ることができ、適正な時期に交換が可能となる
とともに、肉視確認が容易に行えるから、専門家
のみならず誰でも容易に交換が必要であるか否か
を知ることができ、クラツチデイスクの適正な利
用が図れる。特に、本考案においては、プツシユ
ロツドに連結される環状部分とシリンダの側方に
沿つて延びる指示部分とが、プツシユロツドの進
退に応じて進退する棒状部材として一体のもので
あるため、両部分間への異物かみ込み等により指
示部分とプツシユロツドとの相対的位置関係が狂
うことがなく、クラツチデイスクの摩耗量を指示
部分の変位量として示して、精度よく検出でき、
クラツチデイスクの交換時期を適正に認識できる
という効果を奏する。また、環状部分を介してプ
ツシユロツドに連結される棒状部材の一部である
指示部分が、クラツチオペレイテイングシリンダ
に取付られた表示部材の長穴に移動自在に嵌合し
ているため、全体がクラツチオペレイテイングシ
リンダに一体化されることとなり、実車への装着
にあたつて、車体などの改造を特に必要とするこ
とが無いとともに、取扱が容易になるといつた効
果、並びに、表示部材と棒状部材とで容易にクラ
ツチデイスクの摩耗を確認でき、構造が簡単であ
るといつた効果を奏するものである。
以下、図例に基き本考案のクラツチ作動装置に
ついて詳説する。
第1図は、本考案の一実施例であるクラツチ作
動装置の要部を示す図、第2図は、第1図に示す
表示装置部分のみの断面を示す図である。
第1図において、クラツチオペレイテイングシ
リンダが1として示され、このシリンダ1は、図
示しないクラツチマスタシリンダからの液圧を受
圧して移動可能なピストン(図示せず)を内部に
有しており、このピストンに対して当接可能なプ
ツシユロツド2の一端がクラツチレリーズアーム
3の凹所に当接するようにしてある。プツシユロ
ツド2とシリンダ1の端部との間には、防塵用の
ブーツ4が配設してある。
シリンダ1には、軸心に沿う方向に長くなつて
いる表示板5がボルト6によつて取付けてあり、
表示板5には、軸心方向の長穴7が設けてあると
ともに、この長穴7の左端側には当該長穴7の内
部を目視可能とした所定長さの窓8が形成してあ
り、この窓8の開口の周囲には、右端側に、クラ
ツチデイスクが新品であることを示す第1のマー
ク9を、左端側に、クラツチデイスクの交換を示
す第2のマークとして、矢印10とENDなる表
示11とが各々設けてあり、両マークの中間に位
置して、クラツチデイスクの寿命が半減したこと
を示す第3のマーク12が設けてある。
この表示板5に対して、プツシユロツド2の溝
13に端部の環状部分14を嵌着した棒状部材1
5の軸心に沿つて長尺な指示部分16が、前記長
穴7内を自由に進退可能として嵌合してある。こ
の棒状部材15は、クラツチデイスクが新品であ
るときには指示部分16の端面17が第1のマー
ク9と合致する位置に、また、クラツチデイスク
の摩耗が限界であるときには指示部分16の端面
17が矢印10と合致する位置に各々位置するよ
うにされている。
すなわち、上述の実施例においては、クラツチ
装置(図示せず)がクラツチ接続の状態にあると
き、クラツチレリーズアーム3がシリンダ1に対
して最も接近する位置にあること、及び、クラツ
チデイスクの摩耗が進むにつれて当該最も接近す
る位置が徐々にシリンダ1側に変化してくること
により、新品時の前記最も接近する位置と、交換
時の前記最も接近する位置とを表示可能とし、或
は、これらの位置に応じた相対的な位置において
こうした最も接近する位置を表示して、クラツチ
デイスクの摩耗量換言すれば寿命を表示するよう
にしたものである。
従つて、上述の実施例によれば、クラツチデイ
スクの摩耗量が限界に達したとき、表示装置とし
ての表示板5と棒状部材15とは、第1図に示す
如き状態、すなわち、指示部分16の端面17
と、矢印10とが合致し、ENDなる表示11と
相俟つて、クラツチデイスクの交換を適正に認識
できるようになる。また、指示部分16は棒状部
材15として環状部分14と一体であるため、プ
ツシユロツドとの相対的位置関係が一定に保た
れ、指示部分16の変位量から精度よくクラツチ
デイスクの摩耗量を知ることができる。
以上述べたことから明かな如く、本考案によれ
ば、表示部材と棒状部材とから構成される表示装
置によつて、クラツチデイスクの摩耗量を精度よ
く検出し、クラツチデイスクの適正な交換時期を
確実・容易に確認できるようになる。
なお、本考案は、図例に限定されることなく実
施可能である。
すなわち、棒状部材の指示部分の端面ではなく
途中の部位に着色し、或は、凸部等を設け、これ
らのものと、必要な表示を施した表示部材の表示
とを合致させるようにしてあつてもよく、要する
に、クラツチデイスクが摩耗限界に達したことを
認識できるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例であるクラツチ作
動装置の要部を示す図、第2図は、第1図に示す
表示装置部分のみの断面を示す図である。 2……プツシユロツド、5……表示板、10…
…矢印、15……棒状部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クラツチマスタシリンダからの液圧を受けて移
    動するピストンを有するクラツチオペレイテイン
    グシリンダと、前記ピストンとクラツチレリーズ
    アームとの間に配置されるプツシユロツドとを有
    するクラツチ作動装置において、プツシユロツド
    に連結される環状部分をクラツチオペレイテイン
    グシリンダの側方に沿つて延びる指示部分に一体
    に設けられプツシユロツドの進退に応じて進退す
    る棒状部材と、クラツチオペレイテイングシリン
    ダに取付けられ、前記棒状部材の指示部分が移動
    自在に嵌合する長穴を形成された表示部材とを設
    け、この表示部材に、棒状部材の変位量を外部か
    ら確認できるように前記長穴に連絡する窓を形成
    したクラツチ作動装置。
JP5402682U 1982-04-13 1982-04-13 クラツチ作動装置 Granted JPS58155434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5402682U JPS58155434U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 クラツチ作動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5402682U JPS58155434U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 クラツチ作動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58155434U JPS58155434U (ja) 1983-10-17
JPH0228280Y2 true JPH0228280Y2 (ja) 1990-07-30

Family

ID=30064661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5402682U Granted JPS58155434U (ja) 1982-04-13 1982-04-13 クラツチ作動装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58155434U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343155B2 (ja) * 1973-10-04 1978-11-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343155U (ja) * 1976-09-16 1978-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343155B2 (ja) * 1973-10-04 1978-11-17

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Publication number Publication date
JPS58155434U (ja) 1983-10-17

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