JPH02282299A - 音声復号化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル移動無線等に利用する音声復号化
装置に関する。

従来の技術 従来、この種の音声復号化装置は、第４図に示すように
、受信した音声パラメータに訂正が不可能な誤りがない
場合にはそのパラメータをＲＡＭに格納した後復号化を
行い（ステップ４１→４２→４４）、他方、訂正が不可
能な誤りがある場合にはそのまま復号化すると雑音とな
って音質が劣化するので、前のフレームのパラメータを
ＲＡＭから読み出して復号したり（ステップ４１→４３
→４４）、そのフレームの時間は無音とするように構成
されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の音声復号化装置では、訂正が
不可能な誤りが連続して発生した場合には、前のフレー
ムのパラメータを連続して繰り返すと、ブザー音のよう
な音に再生されるので音質が劣化するという問題点があ
り、また、無音とすると、その間の音が欠落し、途切れ
途切れな音に再生されるという問題点がある。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、訂正が不可能な誤り
が連続して発生した場合にも音質が劣化することなく、
滑らかな音声を再生することができる音声復号化装置を
提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、前の複数のフレー
ムの音声パラメータにより予測される次のフレームの音
声パラメータのパターンを予め記憶する手段を備えると
ともに、入力した音声パラメータに誤りがある場合に、
過去の複数のフレームの音声パラメータを分析すること
により、誤りのあるフレームの音声パラメータのパター
ンを予測し、この予測したパターンの音声パラメータを
上記記憶手段から゛読み出して復号化するようにしたも
のである。

作用 本発明は上記構成により、音声情報であるパラメータは
、そのいくつか前のフレームのパラメータにより次のパ
ラメータをある程度予測することができるので、訂正が
不可能な誤りが連続して発生した場合にも音質が劣化す
ることなく、滑らかな音声を再生することができる。

実施例 以、下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１
図は、本発明に係る音声復号化装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は、第１図のＲＯＭの記憶内容説明図
、第３図は、第１図の音声復号化装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。

第１図において、１１は、入力する音声パラメータが誤
っているか否かを判断する誤り検出器、１２は、第３図
に示すような動作を行う中央処理装置（ＣＰＵ）　、１
３は、ＣＰＵ１２の実行プログラムや、第２図に示すよ
うなコードブックが予め格納されたリードオンリメモリ
（ＲＯＭ）である。

ここで、音声情報であるパラメータは、そのいくつか前
のフレームのパラメータにより次のパラメータをある程
度予測することができ、ＲＯＭｌ３には、第２図に示す
ように、パターン毎に音声パラメータの予測値が格納さ
れている。

第１図に戻り、１４は、前の複数（＝Ｎ）個のフレーム
のパラメータを格納するためのエリアや、その他ＣＰＵ
１２の作業エリアを有するランダムアクセスメモリ（Ｒ
ＡＭ）　、１５は、復号されたディジタル音声信号をア
ナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器である。

次に、第３図を参照して上記実施例の動作、特にＣＰＵ
１２のを説明する。

第３図において、訂正が不可能な誤りがある場合にはス
テップ２１からステップ２２に進み、ＲＡＭ１４に格納
された前の複数（−Ｎ）個のフレームのパラメータを分
析し、可能性が最も高いパターンを予測する。

次いで、ステップ２３において、このパターンに対応す
るパラメータをＲＯＭ１３から読み出し、続くステップ
２４においてそのパラメータをＲＡＭ１４に格納してＮ
＋１個前のフレームのパラメータを消去し、ステップ２
５において、ＲＯＭ１３から読み出したパラメータによ
り復号化処理を行う。

尚、受信した音声パラメータに訂正が不可能な誤りがな
い場合にはそのパラメータをＲＡＭ１４に格納してＮ＋
１個前のフレームのパラメータを消去した後復号化を行
う（ステップ２６）。

したがって、上記実施例によれば、訂正が不可能な誤り
がある場合には、過去の複数のフレームのパラメータに
より今回のパラメータを予測して復号化するので、音質
が劣化することなく、滑らかな音声を再生することがで
きる。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、前の複数のフレームの音
声パラメータにより予測される次のフレームの音声パラ
メータのパターンを予め記憶する手段を備えるとともに
、入力した音声パラメータに誤りがある場合に、過去の
複数のフレームの音声パラメータを分析することにより
、誤りのあるフレームの音声パラメータのパターンを予
測し、この予測したパターンの音声パラメータを上記記
憶手段から読み出して復号化するようにしたので、訂正
が不可能な誤りが連続して発生した場合にも音質が劣化
することなく、滑らかな音声を再生することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る音声復号化装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は、第１図のＲＯＭの記憶内容説
明図、第３図は、第１図の音声復号化装置の動作を説明
するためのフローチャート、第４図は、従来の音声復号
化装置の動作を説明するためのフローチャー１・である
。 １１・・・誤り検出器、１２・・・中央処理装置（ＣＰ
Ｕ１２）、１３・・・リードオンリメモリ（ＲＯＭ）１
４・・・ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）　、１５・
・・Ｄ／Ａ変換器。 代理人の氏名　弁理士粟野重孝ばか１名第 第 図 図 ＋　　　手 ノ四−ン岳号　　オフ［１（の〕１°ラメータの予測値
第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 前の複数のフレームの音声パラメータにより予測される
   次のフレームの音声パラメータのパターンを予め記憶す
   る手段と、 入力した音声パラメータに誤りがあるか否かを判断する
   手段と、 入力した音声パラメータに誤りがある場合に、過去の複
   数のフレームの音声パラメータを分析することにより、
   誤りのあるフレームの音声パラメータのパターンを予測
   し、この予測したパターンの音声パラメータを前記記憶
   手段から読み出して復号化する手段とを有する音声復号
   化装置。