JPH0228193Y2 - - Google Patents

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JPH0228193Y2
JPH0228193Y2 JP1984186392U JP18639284U JPH0228193Y2 JP H0228193 Y2 JPH0228193 Y2 JP H0228193Y2 JP 1984186392 U JP1984186392 U JP 1984186392U JP 18639284 U JP18639284 U JP 18639284U JP H0228193 Y2 JPH0228193 Y2 JP H0228193Y2
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tray
tip
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container
liquor
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JP1984186392U
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の目的】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビール、ジン、ハイボール、カクテ
ル、清酒等の缶入り酒類に、おかき、ナツツ類、
豆類、するめ、クラツカー、昆布、サラミ、ポテ
トチツプスその他の撮み物を一体的に包装してな
る撮み付酒類包装体に関する。 〔従来の技術〕 (1) 背景 撮みは、アルコールの刺激臭を緩和すると共
に、酒類の風味を高める作用を奏するから、飲酒
と同時に喫食されるのが習慣となつている。今
日、自動販売機の普及が進み、都会地や行楽地な
どでは、随時好みの酒類を購入できるようになつ
ているが、撮みの自販機化はあまり普及していな
いから、需要者が折角酒類を購入しても撮みを入
手できないことが屡々である。また、会社のレク
リエーシヨン等において酒類缶を分配する場合に
も、幹事には同時に撮みを小分けし、分配すると
いう面倒かつ非衛生的な作業がつきまとう。 (2) 従来技術の問題点 以上の問題を解決しようとして、既に酒類と撮
みとを一体化せんがための多少の提案がなされて
いる。例えば、実開昭48−14491号の考案(第4
図参照)は、酒類缶2の口縁部の巻締部を利用し
て透明なカツプ型容器14を下向きに嵌めこみ、
該容器内に撮み5を収容したものであるが、この
方法では、酒類缶と撮み容器とを結合させるた
め、上向きに載置された撮み入り容器に酒類缶を
嵌めこむか又は、天板面を上にして載置された酒
類缶の天板面上に撮みを載せた後、さらにカツプ
型容器を被せる手段を採用しなければならない。
このため、自動化が困難になることに加え、酒類
がクーラー付の自販機内に収容されたとき撮み容
器内に結露を生じて容器内の撮みを透視不能なら
しめると同時に、内部の撮み自体を湿潤させその
価値を劣化させる。 次にもう一つの例である実公昭55−18367号の
考案(第5図参照)は、カツプ型容器14の口部
内縁に嵌めこみ型の内蓋15を装着した点で前考
案の持つ欠陥の一部をカバーしたものであるが、
この場合も、窓単なる嵌め込み形式の内蓋が湿気
を充分に防止しうるや否や疑問である。 さらに、以上の二つの公知例共に、撮み容器は
本体の酒類缶に比べ遥に小さいから、仮に本容器
をコツプに兼用するとしても、ビールのような発
泡酒には適しない。 〔考案が解決しようとする課題〕 本考案は、撮み付酒類缶において、長くクーラ
ー付自販機内に収容されていても撮みが確実に乾
燥状態に維持されうると共に、専用のコツプを備
え、殊に、スタツキングに際して撮みが破損する
恐れのない撮み及び簡易コツプ付酒類包装体を提
供するのを目的とする。
【考案の構成】
〔課題を解決するための手段〕 (1) 概要 本考案に係る撮み及び簡易コツプ付酒類包装体
は、以上の課題を解決せんがため、酒類缶と、剛
性のトレイ中で密封された撮みと、簡易コツプ
と、前記三部材を一体的に包装するシユリンクフ
イルムとからなり、前記撮み入りトレイは、前記
酒類缶の上方に配置され、また前記簡易コツプ
は、該缶体若しくは該トレイ単独を包囲するか又
は缶体の胴部に沿つて配置されていることを特徴
とする。以下考案の詳細につき項分けして記述す
る。 (2) トレイ(撮み容器) 本願考案の包装体は、その特徴的な要素の一つ
として、下記(3)記載のような剛性材料から作られ
た撮み入れ用のトレイを備える。このトレイは、
好ましくは截頭円錐形をなす周壁に縦方向のリブ
を突設するように作られ、内容の撮みを防湿袋内
に密封するか又はより好ましくは、該トレイの開
口面に張設されたアルミ箔等の箔状材料で内容の
撮みを密封した状態で常に缶体の頂部(缶頂部)
上に載置されたうえ、下記簡易コツプと一帯にシ
ユリンク包装される。 これらの構成を具備することにより、内容の撮
みが確実に湿気から守られると共に、スタツク時
の荷重に耐えるようになるが、更に組立が簡単に
なることも実用上見逃せない利点である。 (3) 簡易コツプ 本案包装体に附属せしめられる簡易コツプは、
(a)缶体外挿型、(b)テレスコープ型又は(c)扁平折畳
み型のいずれかである。 (a)の外挿型コツプは、缶胴部に外挿できる内径
を有し、耐水性紙又は発泡した若しくは非発泡の
高密度ポリエチレン、HI(耐衝撃性)ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、アクリロニトリル・スチレ
ン共重合体、ポリエステル、ポリメチルメタクリ
レート又はポリ塩化ビニルのような樹脂材料か
ら、各材料に適した慣用成形手段を用いて有底円
筒状に成形される。 (b)のテレスコープ型折畳み式コツプは、普通、
耐水性紙又はポリスチレンペーパーのような薄手
の耐水性材料から作られる。 本形式のコツプを使用した場合、上記撮み用ト
レイを折畳み状態の本コツプ内に収容することに
より、コンパクト化と同時にスタツク時の耐荷重
性を一層向上させることができる。 (c)の折畳み型コツプは、例えば新幹線の車内に
常備されているようなマチ無しの又はマチ付封筒
型の扁平に折畳み可能な形式のものである。本形
式のコツプは折畳み状態で缶胴部に添設される。 〔作 用〕 本案撮み及びコツプ付包装体は、以上の構成を
有するため、組立が簡単であり、かつコンパクト
である。特に、撮みの耐荷重性が良好であること
は最大の利点である。即ち、丈夫なトレイ内に収
容又は密封された撮みが缶頂部に載つているた
め、撮みに対する荷重なトレイの周壁部に支承さ
れて全くかからない。そして最下部の包装体のト
レイでも、少なくとも該包装体を構成する缶の荷
重を受けない。かくして、多数個スタツクしても
トレイ内の撮みは安全に保持される。 〔実施例〕 以下実施例により本考案の種々の実施形態を具
体的に述べるが、各例は、当然、説明用のもので
あつて、考案精神の限定を意図したものではな
い。 例1 ((a)形式のコツプを付加した例) 第1図は考案の一例を示す切欠き側面図であ
る。 合成樹脂製のコツプ3は、酒類缶2の胴部の外
径より僅かに大きな内径と該缶の長径よりやや短
い深さとを有し、該缶2の胴部外面に挿着され
る。逆截頭円錐形のトレイ4も薄い合成樹脂製シ
ート材料から真空成形手段により作られ、その側
壁部周面に縦方向のリブ9,9……を備える。そ
して、本トレイ4の内部に防湿性袋8内に密封さ
れた撮み5が収容された後、缶2の缶頂面2a上
に載せられ、全体が二軸延伸フイルム6によりシ
ユリンク包装される。本例の包装体では、撮み用
トレイ4が本体と別体になつているので、清潔に
撮みを喫食できるのみでなく、シユリンク包装の
ため、流通及び取扱に便利なタイト状態に保たれ
ると共に、過酷な条件下でも撮みが湿気ることが
なく、しかも清潔である。なお、本例におけるコ
ツプは、所望により発泡樹脂から作られてもよ
い。 例2 ((b)形式のコツプを付加した例) 第2図は、第1図の例における合成樹脂製コツ
プ3を防水性紙製のテレスコープ型コツプ3に変
更すると共に、本コツプ3′を上記トレイ4の外
側に嵌めて缶2の缶頂部2a上に配置した例を示
す。但し本例の撮み5は、トレイ4内にバラで収
容され、その代り該トレイの口上面が剥離用舌片
(把手,10)付アルミ箔ラミネート7により緊
密に覆われている。 例3 ((c)形式のコツプを付加した例) 第3図は、折畳式簡易コツプ3″が缶2の胴部
に添着されたると共に、第2図のものと同様に、
缶2の缶頂面2a上に置かれたトレイ4内にバラ
で収容された撮み5が、該トレイ4の口上面を覆
う剥離用舌片(把手,10)付アルミ箔ラミネー
ト7により密封された例を示す。
【考案の効果】
本考案は、以上の構成に基き下記の効果を発揮
することにより、民生上大きな貢献をする。 撮みとコツプが酒類缶と一体化しているの
で、実用上極めて便利であること。 撮みとコツプが酒類缶の上面又は側面に沿つ
て配列されているため、包装がコンパクトであ
ること。 撮み用トレイを有することにより、衛生度が
向上すると同時に、特にスタツキングに際し脆
い撮みでも安全に保護されること。 包装が簡単であるため、小売店等においてサ
ービスとして実施するのも容易であること。 撮みの防湿が充分であるため、シエルフライ
フを延長しうること。特に自販機内における寿
命を増加できること。 全体がシユリンクフイルムにより包まれてい
るため清潔であること。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、それぞれ異なつた考案の
実施態様を示す破断側面図、第4図及び第5図
は、それぞれ公知の撮み付酒類包装体の例を示す
破断側面図である。各図中の主要な符号の意味は
以下の通り:− 1……本案包装体(全体)、2……酒類缶、3
……普通型簡易コツプ、3′……テレスコープ型
折畳み式簡易コツプ、3″……折畳式簡易コツプ、
4……撮み用トレイ、5……撮み、6……シユリ
ンクフイルム、7……アルミ箔ラミネート、8…
…撮み収容袋、9……4のリブ、10……7の把
手、14……カツプ型撮み容器、15……14の
内蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 酒類缶と、剛性のトレイ中で密封された撮み
    と、簡易コツプと、前記三部材を一体的に包装
    するシユリンクフイルムとからなり、前記撮み
    入りトレイは、前記酒類缶の上方に配置され、
    また前記簡易コツプは、該缶体若しくは該トレ
    イ単独を包囲するか又は缶体の胴部に沿つて配
    置されていることを特徴とする撮み及び簡易コ
    ツプ付酒類包装体。 2 撮み入りトレイが、縦方向のリブを備える請
    求項1記載の包装体。 3 簡易コツプが、缶体の胴部を包囲する請求項
    1記載の包装体。 4 簡易コツプが、テレスコープ型折畳みコツプ
    である請求項1記載の包装体。 5 簡易コツプが、扁平に折畳み可能なコツプで
    ある請求項1記載の包装体。 6 トレイの開口面が、気密性の箔状材料により
    密封されている請求項1記載の包装体。
JP1984186392U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0228193Y2 (ja)

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JPS6199528U JPS6199528U (ja) 1986-06-25
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US9592950B2 (en) * 2013-02-25 2017-03-14 Iwata Label Co., Ltd. Bottle container with bottle breakage-preventing function

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JPS615762B2 (ja) * 1977-08-01 1986-02-21 Toyo Soda Mfg Co Ltd
JPS6151340B2 (ja) * 1979-02-16 1986-11-08 Teac Corp

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JPH0234189Y2 (ja) * 1984-09-08 1990-09-13

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