JPH02279578A - 補酵素入り肥料組成物 - Google Patents

補酵素入り肥料組成物

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JPH02279578A
JPH02279578A JP9857289A JP9857289A JPH02279578A JP H02279578 A JPH02279578 A JP H02279578A JP 9857289 A JP9857289 A JP 9857289A JP 9857289 A JP9857289 A JP 9857289A JP H02279578 A JPH02279578 A JP H02279578A
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JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
coenzyme
plants
coenzymes
physiological disorders
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Pending
Application number
JP9857289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nagahama
長浜 正廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F11/00Other organic fertilisers
    • C05F11/10Fertilisers containing plant vitamins or hormones

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、植物の代謝促進物質たる酵素の作用を補助、
する補酵素入り肥料組成物に関する。
(従来の技術) 植物に肥料を施すと、植物細胞が分泌する酵素等の作用
によって、その肥料は有機肥料、無機肥料を問わず、最
終的には植物が吸収し易いイオンに分解され、植物体の
各細胞に移送され養分として利用される。
ところで酵素の多くは、たんばく質部分とともに、C(
1、z札、  Fe の各イオンやビタミンなど化学的
には比較的簡単な部分(即ち補W1素)を含む、しかし
、この補酵素を欠如する酵素は、作用の対象である基質
たる肥料に十分に機能しない。
このような補酵素を欠如する植物の肥培管理の欠点を解
決する目的で、従来は、土壌栽培、養液栽培の肥料及び
葉面散布剤に、補酵素の原料たる天然物質をそのまま混
入している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、適量だけ混入されておればよい筈の補酵素が
過剰となったり、不足したりして、植物の代謝系の秩序
が乱れ、従って、代謝回転が円滑に行われず、植物の生
理障害が生じている。
例えば、メロンの発酵果及びトマトの尻腐れ果などが挙
げられる。
このような従来の問題点を解決するために1本発明者は
鋭意研究と実験を繰り返したところ、所定の元素とビタ
ミンを成分限定して所定量の水に稀釈した肥料液を作成
し、これを所定時間毎に散布すれば、果実等の生理障害
の発生率を著しく減少させることができるという新知見
を得た。
そこで1本発明は、上記新知見に基づいて従来技術の問
題点を解決するために創案されたもので、補酵素を適正
に調整して酵素活性を高め、そのことにより恒常性の維
持を図り、植物の生理障害を防止することができる新規
な補酵素入り肥料を堤供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために1本発明は植物が必要とする
所定の元素と補酵素とを混合して撹拌し、均一化するこ
とにより補酵素入り肥料組成物を構成するものである。
(作用) 上記構成の補酵素入り肥料組成物を栽培植物に施せば、
その植物の分泌する酵素等によって植物の養分として吸
収される可給態のイオン(NH,。
N O;、 H4F o:、 p o、、 )l’) 
ニナルb<、その酵素の作用は、施された補酵素入り肥
料組成物としての補酵素により促進されることのなり、
さらにアミノ酸等の合成や代謝が促進されることになる
(実施例) 植物が必要とする必須要素及び微量要素、並びに植物が
分泌する酵素を補助する補酵素を、下記のように設定し
た。
なお、設定値は成分比(100%)で示し、供給化合物
が2以上の元素を含むこともある。
設定値 必須要素: 窒 素(N)  +5% リン酸(P)   :5% カリウム(K)  :5% 微量要素:マンガン(M償):Q、1%ホウ素(B) 
 :0.2% 鉄(Fe ) :(1,1% 銅(Cμ):0.05% 亜鉛(2人):Q、Q8% モリブデン(Mo)  : 0.1% マグネシウム(Mg )  : 0.1%カルシウム(
C工)=1% 補酵素 :ビタミンB6:IO% 上記元素を含む各化合物(硝醜カリウム、リン酸アンモ
ニウム等)を1増量剤(水)と共にシェーカまたは混合
撹拌器に入れて揺動、撹拌して均一化し、500倍程度
に稀釈し、3週間に1度、定期的にハウスメロン及びハ
ウストマトに散布した。
また、別途、塩化カルシウム(C(L C9z )の0
.5%溶液を、カルシウム(Ca)欠乏の生理障害の対
応策として、同じく、ハウスメロン及びハウストマトに
直接散布した。
(以丁余白) その結果、無処理のハウスメロン及びハウストマトと対
比した場合、下表の如き果実生理障害発生率(%)の相
違が確認された。
この表に見るように、実施例の場合には、無処理の場合
に対比して、ハウスメロンで1/10強、ハウストマト
で1/10弱程度、果実の生理障害発生率が低下してい
ることが判る。
ビタミンB6 の補酵素型であるピドキサールリン酸は
、アミノ酸代謝を円滑にする酵素(トランスアミナーゼ
)の補助として必要であることが知られている。
ハウスメロンの発酵果が、同化養分の果実への転流が少
ないことに原因があることを鑑みると息、この実施例に
おいて、ビタミンBjの補酵素を添加したことは、この
発酵果の発生原因を治癒していると考えられる。
前記の表の実験区0.5%ccLckの場合、実施例に
対比して果実の生理障害発生率の低下が著しくない、こ
れは、Caは吸収されても代謝されにくい元素であり代
謝異常による生理障害であるので、Caを添加してから
といって効果が薄いためと考えられる。
ハウストマトの尻腐れ果が、シュウ酸と結合している石
灰含有量が少いこと、果実内で中和されないで残るシュ
ウ酸量が多いこと、その多くなるシュウ重量が光吸収に
伴うグリコール酸代謝系からビタミンB6酵素活性が低
下したときに生成されていると考えられていること、な
どを鑑みるとき、この実施例においてビタミンB4を添
加したことは、この尻腐れ果の発生原因を治癒している
と考えられる。
上記実施例のハウスメロンでは、生理障害をアミノ酸代
謝異常に例をとり、アミノ酸代謝を円滑にするために、
トランスアミナーゼの補酵素としてビタミンB6 を添
加したが、他の補酵素を添加すればサルベージ合成され
、その他の植物生理障害の予防及び高エネルギー化合物
を作成し、エネルギー活性を高めることがでSる。
また、上記実施例では、植物の必須要素のすべてを肥料
組成物としたが、いずれか1つ、又は2つを選択して肥
料組成物とすることもある。
さらに、適用される作物は、上記作物のほか、他のうり
科、なす科の作物や、それら以外の科の作物にも広く適
用することができる。
(発明の効果) これを要するに、本発明によれば下記の優れた効果を発
揮する。
■植物が必要とする所定の元素と補酵素とを混合して撹
拌し、均一化することにより補酵素入り肥料組成物を構
成したので、これを作物に施肥するときには、作物の酵
素の作用が補酵素の添加により活性化され、肥料成分の
作物へ吸収され易い可縞態への分解が円滑に行われ、さ
らにアミノ酸等の味を呈する分子の生合成代謝が促進さ
れ、品質のよい生産物が安定的に増収される。
〈抄作物の種類、生産段階に応じて必要とする種類の補
酵素入り肥料組成物を選択して施肥すれば、すべての作
物で安定した肥培管理が的確に行えて、作物は健全に発
育し病害虫に対し抵抗力がつき、その防除に役立つ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 植物の必須要素としてのN、P_2O_5、K_2O等
    のいずれか一つの肥料成分に補酵素を混合して撹拌し、
    均一化したことを特徴とする補酵素入り肥料組成物。
JP9857289A 1989-04-18 1989-04-18 補酵素入り肥料組成物 Pending JPH02279578A (ja)

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