JPH02278635A - 陰極線管の2電位電極構体 - Google Patents
陰極線管の2電位電極構体Info
- Publication number
- JPH02278635A JPH02278635A JP2056275A JP5627590A JPH02278635A JP H02278635 A JPH02278635 A JP H02278635A JP 2056275 A JP2056275 A JP 2056275A JP 5627590 A JP5627590 A JP 5627590A JP H02278635 A JPH02278635 A JP H02278635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- potential
- ray tube
- resistance layer
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 24
- 238000009125 cardiac resynchronization therapy Methods 0.000 description 18
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 18
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 12
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 8
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000824268 Kuma Species 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/88—Vessels; Containers; Vacuum locks provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/58—Arrangements for focusing or reflecting ray or beam
- H01J29/62—Electrostatic lenses
- H01J29/622—Electrostatic lenses producing fields exhibiting symmetry of revolution
- H01J29/624—Electrostatic lenses producing fields exhibiting symmetry of revolution co-operating with or closely associated to an electron gun
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/88—Coatings
- H01J2229/882—Coatings having particular electrical resistive or conductive properties
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は陰極線管(以下CRTという)の2電位電極構
体、特に、電子ビームが表示スクリーンに向かって伝播
するにつれて、電子ビームを収束させる陰極線管の2電
位電極構体に関する。
体、特に、電子ビームが表示スクリーンに向かって伝播
するにつれて、電子ビームを収束させる陰極線管の2電
位電極構体に関する。
[従来の技術]
例えば、高解像度グラフィック表示システム内に使用す
る特定のCRTは、電子ビームが表示スクリーンに向か
って伝播するにつれて、電子ビームを収束させる2電位
レンズ構体を含む。通常、2電位レンズ構体は、互いに
電気的に絶縁され、部分的に重なり合う1対の円筒状電
極を有する。
る特定のCRTは、電子ビームが表示スクリーンに向か
って伝播するにつれて、電子ビームを収束させる2電位
レンズ構体を含む。通常、2電位レンズ構体は、互いに
電気的に絶縁され、部分的に重なり合う1対の円筒状電
極を有する。
これらの円筒状電極間に供給される電位差は、CRT内
の長手方向の中心軸即ち管軸の方へ電子ビーム内の電子
を向ける電界を形成し、その結果、電子ビームは表示ス
クリーンに向かって伝播するにつれて集束される。
の長手方向の中心軸即ち管軸の方へ電子ビーム内の電子
を向ける電界を形成し、その結果、電子ビームは表示ス
クリーンに向かって伝播するにつれて集束される。
[発明が解決しようとする課題]
CRTは、排気されたガラス管球を含み、この内部で電
子銃から管軸に沿って表示スクリーンに向かって電子ビ
ームが伝播する。2電位レンズ構体の一例では、円筒状
電極対は、ガラス管球のネック部に配置された1個の金
属製円筒状電極及びネック部の内面上に被着された電気
的抵抗層により形成される。この抵抗層は、金属電極の
一部とその外側で重なり、抵抗層自体は排気管球の外部
に配置された電磁偏向ヨークと重なる。偏向ヨークは、
表示スクリーン上で、電子ビームをラスタ・パターン状
に走査する。
子銃から管軸に沿って表示スクリーンに向かって電子ビ
ームが伝播する。2電位レンズ構体の一例では、円筒状
電極対は、ガラス管球のネック部に配置された1個の金
属製円筒状電極及びネック部の内面上に被着された電気
的抵抗層により形成される。この抵抗層は、金属電極の
一部とその外側で重なり、抵抗層自体は排気管球の外部
に配置された電磁偏向ヨークと重なる。偏向ヨークは、
表示スクリーン上で、電子ビームをラスタ・パターン状
に走査する。
1対の円筒状電極の一方として抵抗層を使用する2電位
レンズ構体は、安価に製造できるので好適である。しか
し、この様な2電位レンズ構体は、電流が十分に大きい
電気アークが金属電極及び抵抗層間に生じ、排気管球が
破壊されるという欠点がある。
レンズ構体は、安価に製造できるので好適である。しか
し、この様な2電位レンズ構体は、電流が十分に大きい
電気アークが金属電極及び抵抗層間に生じ、排気管球が
破壊されるという欠点がある。
特に、このレンズ構体では、金属電極の一部と重なる抵
抗層の端部付近に、大きな電界勾配を生じる。金属電極
及び抵抗層間で電気アークが発生すると、比較的高電圧
の大電流が抵抗層を流れる。
抗層の端部付近に、大きな電界勾配を生じる。金属電極
及び抵抗層間で電気アークが発生すると、比較的高電圧
の大電流が抵抗層を流れる。
抵抗層の端部付近の電界勾配及び抵抗層のインピーダン
スの作用により、電気アーク内の電流は、抵抗層の端部
付近のガラス管球の表面上で局部的に集中する。
スの作用により、電気アーク内の電流は、抵抗層の端部
付近のガラス管球の表面上で局部的に集中する。
電気アーク内の比較的大きい集中電流は、ガラス管球の
温度を増加させ、ガラス管球の上昇した温度は、その導
電性を増加させる。その結果、抵抗層の端部付近のガラ
ス管球内の温度及び電流は増加する。この様な温度及び
電流の増加は、2次電気アークがガラス管球の内面及び
外面間に発生するまで続く。2次電気アークは、「パン
チ・スルー」と呼ばれ、ガラス管球を破裂させて、CR
Tを破壊する。
温度を増加させ、ガラス管球の上昇した温度は、その導
電性を増加させる。その結果、抵抗層の端部付近のガラ
ス管球内の温度及び電流は増加する。この様な温度及び
電流の増加は、2次電気アークがガラス管球の内面及び
外面間に発生するまで続く。2次電気アークは、「パン
チ・スルー」と呼ばれ、ガラス管球を破裂させて、CR
Tを破壊する。
円筒状電極及び抵抗層間の非制御電気アークは、CRT
が正常に動作する間、又は円筒状電極上の電界放出部分
を除去するために円筒状電極を調整する間に起こること
がある。この様な調整は、CRTの製造における1つの
処理工程であり、「スポット・ノッキング」と呼ばれる
。このスポット・ノッキング処理の間、電界放出部分(
例えば、金属電極の表面上のごみ)は、金属電極及び抵
抗層間に電流制御可能な電気アークを発生させることに
より除去される。通常、アーク電流は、電界放出部分を
焼き払うのに十分であるが、パンチ・スルーを引き起こ
すには不十分であるように選択される。
が正常に動作する間、又は円筒状電極上の電界放出部分
を除去するために円筒状電極を調整する間に起こること
がある。この様な調整は、CRTの製造における1つの
処理工程であり、「スポット・ノッキング」と呼ばれる
。このスポット・ノッキング処理の間、電界放出部分(
例えば、金属電極の表面上のごみ)は、金属電極及び抵
抗層間に電流制御可能な電気アークを発生させることに
より除去される。通常、アーク電流は、電界放出部分を
焼き払うのに十分であるが、パンチ・スルーを引き起こ
すには不十分であるように選択される。
第4図は、CRT (14)のガラス管球(12)内に
配置された従来の2電位電子レンズ構体く10)の縦断
面図である。2電位レンズ(10)は、内部円筒状電極
(16)と、管軸(20)に沿って内部円筒状電極(1
6)と同軸状に配列され、且つ部分的に重なり合う外部
円筒状電極(18)とを有する。外部円筒状電極(18
)は1対のスナバ(snubber)即ち弾性支持部材
(24a)及び(24b)によりガラス管球(12)の
ネック部分(22)内に支持される。弾性支持部材(2
4a)及び(24b)は、外部円筒状電極(18)及び
管球(12)の内面上の抵抗層(26)間を電気的に接
続する。抵抗層(26)は、ガラス管球(12)の外に
配置された磁気偏向ヨーク く30)により覆われる。
配置された従来の2電位電子レンズ構体く10)の縦断
面図である。2電位レンズ(10)は、内部円筒状電極
(16)と、管軸(20)に沿って内部円筒状電極(1
6)と同軸状に配列され、且つ部分的に重なり合う外部
円筒状電極(18)とを有する。外部円筒状電極(18
)は1対のスナバ(snubber)即ち弾性支持部材
(24a)及び(24b)によりガラス管球(12)の
ネック部分(22)内に支持される。弾性支持部材(2
4a)及び(24b)は、外部円筒状電極(18)及び
管球(12)の内面上の抵抗層(26)間を電気的に接
続する。抵抗層(26)は、ガラス管球(12)の外に
配置された磁気偏向ヨーク く30)により覆われる。
外部円筒状電極(18)は、弾性支持部材(24a>及
び(24b)が取り付けられる粒子捕獲部材(32)を
含む。この粒子捕捉部材(32)については、例えば、
特開昭61−208731号公報にオゾンサルその他に
よる発明が記載されている。粒子捕捉部材(32)は、
管球(12)のネック部分(22)を横切って延びた金
属盤(34)を含む。金属盤(34)に同軸状に設けた
中心開口(36)には、CRT (14)の表示スクリ
ーン(図示せず)に向かって延びた円筒状同軸フランジ
(38)が形成される。
び(24b)が取り付けられる粒子捕獲部材(32)を
含む。この粒子捕捉部材(32)については、例えば、
特開昭61−208731号公報にオゾンサルその他に
よる発明が記載されている。粒子捕捉部材(32)は、
管球(12)のネック部分(22)を横切って延びた金
属盤(34)を含む。金属盤(34)に同軸状に設けた
中心開口(36)には、CRT (14)の表示スクリ
ーン(図示せず)に向かって延びた円筒状同軸フランジ
(38)が形成される。
粒子捕捉部材<32)及び弾性支持部材(24a)は、
管球(12)のネック部(22)を完全に横切って延び
てコツプ形状構造を形成し、CRT(14)のファネル
部分(40)から伝播する粒子を収集する。この様な粒
子とは、例えば、ファネル(40)から取り除かれ、内
部電極(16)上に電界放出点を形成する可能性がある
ごみ、又はファネル(40)から放出され、電極(16
)及び(18)間に非制御アークを発生させる電流を供
給する可能性がある2次電子である。
管球(12)のネック部(22)を完全に横切って延び
てコツプ形状構造を形成し、CRT(14)のファネル
部分(40)から伝播する粒子を収集する。この様な粒
子とは、例えば、ファネル(40)から取り除かれ、内
部電極(16)上に電界放出点を形成する可能性がある
ごみ、又はファネル(40)から放出され、電極(16
)及び(18)間に非制御アークを発生させる電流を供
給する可能性がある2次電子である。
電極(16)及び(18)間の電気アークは、管球(1
2)の内面には直接に接触しないので、2電位レンズ構
体(10〉では、パンチ・スルーの発生率は減少する。
2)の内面には直接に接触しないので、2電位レンズ構
体(10〉では、パンチ・スルーの発生率は減少する。
しかし、粒子捕捉部材(32)の製造は、抵抗層のみを
使用する2電位レンズに比較して製造原価が高くなる。
使用する2電位レンズに比較して製造原価が高くなる。
更に、外部円筒状電極(18)及び弾性支持部材(24
a)、(24b)の結合した幅(42)の部分では、偏
向ヨーク (30)の作用により、これら円筒状電極及
び弾性支持部材にうず電流を発生させる。このうず電流
は、ヨーク(30)が発生する偏向磁界からエネルギー
を奪い、これにより、電子ビームを制御する力を減少さ
せる。
a)、(24b)の結合した幅(42)の部分では、偏
向ヨーク (30)の作用により、これら円筒状電極及
び弾性支持部材にうず電流を発生させる。このうず電流
は、ヨーク(30)が発生する偏向磁界からエネルギー
を奪い、これにより、電子ビームを制御する力を減少さ
せる。
したがって、本発明の目的は、比較的に製造原価が安い
CRTの2電位電極構体を提供することである。
CRTの2電位電極構体を提供することである。
本発明の他の目的は、パンチ・スルーの発生率を減少さ
せるCRTの2電位電極構体を提供することである。
せるCRTの2電位電極構体を提供することである。
本発明の他の目的は、電磁偏向ヨークの有効な作用を妨
げることがないCRTの2電位電極構体を提供すること
である。
げることがないCRTの2電位電極構体を提供すること
である。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明の2電位
電極構体は、好適には電磁偏向ヨークを含むCRT内で
使用する。この2電位電極構体は、排気されたガラス管
球のネック部内に配置された円筒状金属電極と、ネック
部の内面に被着された電気的抵抗層とを有する。抵抗層
の端部は、金属電極に近接して位置する。ネック部の内
面上には、熱伝導性の導電層が、抵抗層の端部を覆い、
且つ金属電極の一部と重なるように形成される。
電極構体は、好適には電磁偏向ヨークを含むCRT内で
使用する。この2電位電極構体は、排気されたガラス管
球のネック部内に配置された円筒状金属電極と、ネック
部の内面に被着された電気的抵抗層とを有する。抵抗層
の端部は、金属電極に近接して位置する。ネック部の内
面上には、熱伝導性の導電層が、抵抗層の端部を覆い、
且つ金属電極の一部と重なるように形成される。
導電層は、導電性及び熱伝導性が高く、円筒状電極及び
抵抗層間に生じた電気アークの影響を分散させるので、
パンチ・スルーの発生率が減少する。更に、導電層は、
比較的細い環状帯状部として形成されているので、この
導電層内に偏向ヨークにより発生するうず電流の大きさ
は、比較的小さい。その結果、導電層により、偏向ヨー
クは、比較的効率的に電子ビームに作用することができ
る。
抵抗層間に生じた電気アークの影響を分散させるので、
パンチ・スルーの発生率が減少する。更に、導電層は、
比較的細い環状帯状部として形成されているので、この
導電層内に偏向ヨークにより発生するうず電流の大きさ
は、比較的小さい。その結果、導電層により、偏向ヨー
クは、比較的効率的に電子ビームに作用することができ
る。
本発明による陰極線管の2電位電極構体は、陰極線管の
管球のネック部及びファネル部間の内面上に形成された
抵抗層と、陰極線管の管軸に沿ってネック部内に配置さ
れた管状電極と、抵抗層の端部に接触してネック部の内
面上に形成され、管状電極の端部と部分的に重なる導電
層とを具えることを特徴とする。
管球のネック部及びファネル部間の内面上に形成された
抵抗層と、陰極線管の管軸に沿ってネック部内に配置さ
れた管状電極と、抵抗層の端部に接触してネック部の内
面上に形成され、管状電極の端部と部分的に重なる導電
層とを具えることを特徴とする。
[実施例]
第1図は、CRT(54)の排気された管球(52)内
に収容された本発明の2電位電極構体(50)を示す。
に収容された本発明の2電位電極構体(50)を示す。
2電位電極構体(50)は、弾性支持部材(57)によ
り支持された管状電極素子(56)、管球(52)の内
面(60)上に被着された抵抗層(58)、及び内面(
60)上に配置された導電性及び熱伝導性材料から成る
帯状部(62)を含む。導電性帯状部く62)は、抵抗
層(58)の第1端部(64)に被さり、管状電極素子
(56)の一部とその外側で重なる。
り支持された管状電極素子(56)、管球(52)の内
面(60)上に被着された抵抗層(58)、及び内面(
60)上に配置された導電性及び熱伝導性材料から成る
帯状部(62)を含む。導電性帯状部く62)は、抵抗
層(58)の第1端部(64)に被さり、管状電極素子
(56)の一部とその外側で重なる。
管球(52)は、管状ガラス・ネック部(66)、ガラ
ス・ファネル(68)、及び透明ガラス・フェースプレ
ー)(70)を含む。蛍光体材料層(72)は、フェー
スプレート (70)の内面に被着され、CRT(54
)の表示スクリーン(74)を形成する。電子透過性ア
ルミニウム膜(76)は、蛍光体層(72)の内面及び
ガラス・ファネル(68)の隣接部分に蒸着により被着
され、表示スクリーン(74)用の高電圧電極を形成す
る。
ス・ファネル(68)、及び透明ガラス・フェースプレ
ー)(70)を含む。蛍光体材料層(72)は、フェー
スプレート (70)の内面に被着され、CRT(54
)の表示スクリーン(74)を形成する。電子透過性ア
ルミニウム膜(76)は、蛍光体層(72)の内面及び
ガラス・ファネル(68)の隣接部分に蒸着により被着
され、表示スクリーン(74)用の高電圧電極を形成す
る。
陰極(81)、制御グリッド(82)、G2電極(83
)、陽極(84)及び4極しンズ構体(85)を含む電
子銃(80)は、CRT(54)の一端部でガラス棒(
86)により支持される。
)、陽極(84)及び4極しンズ構体(85)を含む電
子銃(80)は、CRT(54)の一端部でガラス棒(
86)により支持される。
電子銃(80)は、管軸(88)に沿った表示スクリー
ン(74)に向かう方向(90)に伝播する電子ビーム
を生成する。管状電極素子(56)及びガラス・ネック
部(66)の内面(60)は、管軸(88)に対し同軸
状に配置される。DC電源(図示せず)は、O〜120
Vの電位を陰極(81)に、100〜500Vの電位を
G2電極(83)に、約+5kVの電位を陽極(84)
に供給し、陰極(81)により放出された電子を陽極(
84)に向かわせ且つこの陽極を通過するように加速す
る。接地電位にある制御グリッド(82)は、G2電極
(83)と共に働き電子ビーム電流を制御する。G2電
極の電位は、陰極カットオフ電圧を制御する。
ン(74)に向かう方向(90)に伝播する電子ビーム
を生成する。管状電極素子(56)及びガラス・ネック
部(66)の内面(60)は、管軸(88)に対し同軸
状に配置される。DC電源(図示せず)は、O〜120
Vの電位を陰極(81)に、100〜500Vの電位を
G2電極(83)に、約+5kVの電位を陽極(84)
に供給し、陰極(81)により放出された電子を陽極(
84)に向かわせ且つこの陽極を通過するように加速す
る。接地電位にある制御グリッド(82)は、G2電極
(83)と共に働き電子ビーム電流を制御する。G2電
極の電位は、陰極カットオフ電圧を制御する。
陽極(84)及び2電位電極構体(50)間に配置され
た4極しンズ構体(85)は、電子ビームの収差子を補
正する。この様な4極しンズ構体の構造及び動作は、オ
ゾンサルその他による米国特許箱4.672.276号
明細書「記憶補正値を有するCRT収差補正装置」に記
載されている。
た4極しンズ構体(85)は、電子ビームの収差子を補
正する。この様な4極しンズ構体の構造及び動作は、オ
ゾンサルその他による米国特許箱4.672.276号
明細書「記憶補正値を有するCRT収差補正装置」に記
載されている。
電磁偏向ヨーク(98)は、2電位電極構体(50)及
び表示スクリーン(74)間に配置され、表示スクリー
ン上で電子ビームを従来のラスタ・パターン状に走査す
る。偏向ヨーク(98)は、例えば、電子ビームを水平
及び垂直方向に夫々偏向する水平偏向コイル(図示せず
)及び垂直偏向コイル(図示せず)を有する。
び表示スクリーン(74)間に配置され、表示スクリー
ン上で電子ビームを従来のラスタ・パターン状に走査す
る。偏向ヨーク(98)は、例えば、電子ビームを水平
及び垂直方向に夫々偏向する水平偏向コイル(図示せず
)及び垂直偏向コイル(図示せず)を有する。
管状電極素子(56)は、第3図に示す様に、第1内径
(106a)を有する第1円筒部(104a)、及び第
2内径(106b)を有する第2円筒部(104b)を
含む。第2内径(106b)は、第1内径(106b)
よりも大きい。管状電極素子(56)に印加された第1
電位と、抵抗層(58)及び導電性帯状部(62)に印
加された第2電位とは、共に働き合い、後述する様に、
管状電極素子(56)内に位置する電子ビーム収束電界
を生成する。
(106a)を有する第1円筒部(104a)、及び第
2内径(106b)を有する第2円筒部(104b)を
含む。第2内径(106b)は、第1内径(106b)
よりも大きい。管状電極素子(56)に印加された第1
電位と、抵抗層(58)及び導電性帯状部(62)に印
加された第2電位とは、共に働き合い、後述する様に、
管状電極素子(56)内に位置する電子ビーム収束電界
を生成する。
抵抗層(58)の端部(64)は、電極素子(56)の
出力端(108)と略−直線上に並ぶ。
出力端(108)と略−直線上に並ぶ。
抵抗層(58)は、第1端部(64)からアルミニウム
膜(76)により被覆された第2端部(110)に延び
る。抵抗層(58)の端部(64)及び(110)は、
偏向ヨーク(98)と対向して配置される。抵抗層(5
8)のインピーダンスにより、偏向ヨーク (98)に
より囲まれた管球(52)の領域内で、うず電流の発生
が抑制される。例えば、抵抗層(58)は、従来の方法
で内面(60)に塗布された従来の抵抗性rDAGJを
含む。
膜(76)により被覆された第2端部(110)に延び
る。抵抗層(58)の端部(64)及び(110)は、
偏向ヨーク(98)と対向して配置される。抵抗層(5
8)のインピーダンスにより、偏向ヨーク (98)に
より囲まれた管球(52)の領域内で、うず電流の発生
が抑制される。例えば、抵抗層(58)は、従来の方法
で内面(60)に塗布された従来の抵抗性rDAGJを
含む。
第2図は、管状電極素子(56)と、抵抗層(58)及
び導電帯状部(62)から成る外部電極素子との間に電
位差を供給することにより発生する電子ビーム収束等電
位面(114)の断面をコンピュータを使用して描いた
図である。CRT(54)の動作中、第1図に示す第1
DC電源(116)は、約+3QkVの電位を抵抗層(
58)及び導電帯状部(62)に供給し、約+5kVの
電位を4極レンズ(85)の出力電極(118)に供給
する。更に、電源(116)は、+4゜6〜+5.6k
Vの電位を管状電極素子(56)に供給し、電子ビーム
の焦点を調整する。
び導電帯状部(62)から成る外部電極素子との間に電
位差を供給することにより発生する電子ビーム収束等電
位面(114)の断面をコンピュータを使用して描いた
図である。CRT(54)の動作中、第1図に示す第1
DC電源(116)は、約+3QkVの電位を抵抗層(
58)及び導電帯状部(62)に供給し、約+5kVの
電位を4極レンズ(85)の出力電極(118)に供給
する。更に、電源(116)は、+4゜6〜+5.6k
Vの電位を管状電極素子(56)に供給し、電子ビーム
の焦点を調整する。
第1円筒部(104a)の近傍に形成される等電位面(
114)の曲率半径は比較的小さく、電子ビームの比較
的低いエネルギーとの関係で、電子ビームは急激に集束
される。これと反対に、出力端(108)の近傍に形成
される等電位面(114)の曲率半径は比較的大きく、
第1円筒部分(l O4a)の近傍で生じる強いレンズ
作用から推移する。
114)の曲率半径は比較的小さく、電子ビームの比較
的低いエネルギーとの関係で、電子ビームは急激に集束
される。これと反対に、出力端(108)の近傍に形成
される等電位面(114)の曲率半径は比較的大きく、
第1円筒部分(l O4a)の近傍で生じる強いレンズ
作用から推移する。
抵抗層(58)及び導電帯状部(62)は、ガラス管球
(52)のネック部(66)の内径に直径(115)が
略等しい2電位電極構体(50)の外部電極を形成する
。これにより、ネック部(66)内に収容可能な最大直
径を有する外部電極が形成される。その結果、等電位面
(114)は、それに応じて大きな曲率半径となり、2
電位電極構体(50)は、電子ビームに生じる球状収差
を比較的小さくする。
(52)のネック部(66)の内径に直径(115)が
略等しい2電位電極構体(50)の外部電極を形成する
。これにより、ネック部(66)内に収容可能な最大直
径を有する外部電極が形成される。その結果、等電位面
(114)は、それに応じて大きな曲率半径となり、2
電位電極構体(50)は、電子ビームに生じる球状収差
を比較的小さくする。
管状電極素子(56)に供給される電位の大きさは、表
示スクリーン(74)上の電子ビームのラスタ走査期間
に変えられる。特に、偏向7ヨークく98)の作用によ
り、通常、表示スクリーン(74)の中心付近の電子ビ
ームの直径に比較して、表示スクリーン(74)の端部
における電子ビームの直径は大きくなる。表示スクリー
ン(74)上の電子ビームのスポット・サイズを略一定
に保つために、電圧補償回路(120)は、DC電源(
116)に電気的に接続され、偏向ヨーク(98)に供
給された偏向信号の大きさに従って、管状電極素子(5
6)に供給する電位を調整する。
示スクリーン(74)上の電子ビームのラスタ走査期間
に変えられる。特に、偏向7ヨークく98)の作用によ
り、通常、表示スクリーン(74)の中心付近の電子ビ
ームの直径に比較して、表示スクリーン(74)の端部
における電子ビームの直径は大きくなる。表示スクリー
ン(74)上の電子ビームのスポット・サイズを略一定
に保つために、電圧補償回路(120)は、DC電源(
116)に電気的に接続され、偏向ヨーク(98)に供
給された偏向信号の大きさに従って、管状電極素子(5
6)に供給する電位を調整する。
CRT(54)の製造中、電流制御アーク即ちスポット
・ノッキング・アークが、導電帯状部(62)及び管状
電極素子(56)間に発生する。
・ノッキング・アークが、導電帯状部(62)及び管状
電極素子(56)間に発生する。
この電気アークは、例えば、円筒部(104b)の表面
上のごみの様な電界放出部分を取り除くように働き、C
RT(54)の正常動作中に、管状電極素子(56)及
び電電帯状部(62)の間に、非制御アークが発生する
のを防止する。電気アークは、管状電極素子(56)及
び導電帯状部(62)間に、40〜6QkVの電位差を
供給することにより発生する。
上のごみの様な電界放出部分を取り除くように働き、C
RT(54)の正常動作中に、管状電極素子(56)及
び電電帯状部(62)の間に、非制御アークが発生する
のを防止する。電気アークは、管状電極素子(56)及
び導電帯状部(62)間に、40〜6QkVの電位差を
供給することにより発生する。
第3図は、2電位電極構体(50)及び偏向ヨーク(9
8)の位置間係を示す部分拡大図である。
8)の位置間係を示す部分拡大図である。
第3図において、抵抗層(58)の端部(64)は、管
状電極素子(56)の出力端(108)に近接して位置
する。導電帯状部(62)は、端部(64)上に被着さ
れ、管状電極素子(56)の円筒部(104b)とその
外側で部分的に重なる。
状電極素子(56)の出力端(108)に近接して位置
する。導電帯状部(62)は、端部(64)上に被着さ
れ、管状電極素子(56)の円筒部(104b)とその
外側で部分的に重なる。
管軸(88)方向の導電帯状部(62)の幅(122)
は約Q、3cmであり、偏向ヨーク(98)から約2.
5cmの距離(124)だけ離されている。
は約Q、3cmであり、偏向ヨーク(98)から約2.
5cmの距離(124)だけ離されている。
導電帯状部(62)の幅(122)が狭く、且つ導電帯
状部(62)の偏向ヨークからの距離(124)が長い
ことにより、偏向ヨーク(98)により帯状部(62)
内に発生するうず電流は小さい。導電帯状部(62)内
のうず電流は、偏向ヨーク(98)により発生するビー
ム偏向磁界内に電力損失を生じさせるので、このうず電
流を減少させることが望ましい。
状部(62)の偏向ヨークからの距離(124)が長い
ことにより、偏向ヨーク(98)により帯状部(62)
内に発生するうず電流は小さい。導電帯状部(62)内
のうず電流は、偏向ヨーク(98)により発生するビー
ム偏向磁界内に電力損失を生じさせるので、このうず電
流を減少させることが望ましい。
特に、導電帯状部(62)の幅を比較的狭くすることに
より、比較的長い距離(124)だけ導電帯状部(62
)を偏向ヨークから離すことができる。偏向ヨーク (
98)により生じる磁界の大きさは、偏向ヨーク(98
)からの距離の関数として減少し、導電帯状部(62)
付近の磁界は、比較的弱い。更に、磁界の大きさの変化
は、導電帯状部(62)の幅(122)が狭いために、
帯状部(62)を横切る方向で比較的小さい。導電帯状
部(62)近傍の磁界は比較的弱く、大きさの変化も比
較的小さいので、磁界により導電帯状部(62)内に発
生するうず電流は比較的小さくなる。
より、比較的長い距離(124)だけ導電帯状部(62
)を偏向ヨークから離すことができる。偏向ヨーク (
98)により生じる磁界の大きさは、偏向ヨーク(98
)からの距離の関数として減少し、導電帯状部(62)
付近の磁界は、比較的弱い。更に、磁界の大きさの変化
は、導電帯状部(62)の幅(122)が狭いために、
帯状部(62)を横切る方向で比較的小さい。導電帯状
部(62)近傍の磁界は比較的弱く、大きさの変化も比
較的小さいので、磁界により導電帯状部(62)内に発
生するうず電流は比較的小さくなる。
第4図に示した従来の2電位電極構体(10)を参照す
ると、外部円筒電極(18)及び弾性支持部材(24a
)、(24b)を結合した幅(42)は約5cmであり
、弾性支持部材(24a)は、偏向ヨーク (30)に
隣接して配置される。
ると、外部円筒電極(18)及び弾性支持部材(24a
)、(24b)を結合した幅(42)は約5cmであり
、弾性支持部材(24a)は、偏向ヨーク (30)に
隣接して配置される。
この様に配置することにより、円筒状電極(18)及び
弾性支持部材(24a)、(24b)により発生される
うず電流の大きさは、本発明における導電帯状部(62
)に発生するうず電流よりも大幅に大きくなる。2電位
電極構体(10)に発生する比較的大きなうず電流は、
偏向ヨーク(30)の効率を顕著に減少させる。更に、
従来の様に外部電極(18) 、弾性支持部材(24a
)、(24b)及び粒子捕捉部材を製造し、組み込むた
めの原価は、本発明において管球(52)内の内面(6
0)に導電帯状部(62)を塗布する原価よりも高い。
弾性支持部材(24a)、(24b)により発生される
うず電流の大きさは、本発明における導電帯状部(62
)に発生するうず電流よりも大幅に大きくなる。2電位
電極構体(10)に発生する比較的大きなうず電流は、
偏向ヨーク(30)の効率を顕著に減少させる。更に、
従来の様に外部電極(18) 、弾性支持部材(24a
)、(24b)及び粒子捕捉部材を製造し、組み込むた
めの原価は、本発明において管球(52)内の内面(6
0)に導電帯状部(62)を塗布する原価よりも高い。
導電帯状部(62)は、抵抗層(58)の端部(64)
付近の導電性及び熱伝導性を比較的高くすることにより
、管球(52)の内面(60)及び外面(128’)間
に電気アークが発生する可能性を減少させ、パンチ・ス
ルーが起こりにくくする。管状電極素子(56)及び導
電帯状部(62)間にアークが発生すると、導電帯状部
(62)により、アークにより生じる電流及び熱は、帯
状部(62)内に略均−に分配される。その結果、アー
クが導電帯状部(62)と接触する位置は、パンチ・ス
ルーが起きる温度までは過熱されない。
付近の導電性及び熱伝導性を比較的高くすることにより
、管球(52)の内面(60)及び外面(128’)間
に電気アークが発生する可能性を減少させ、パンチ・ス
ルーが起こりにくくする。管状電極素子(56)及び導
電帯状部(62)間にアークが発生すると、導電帯状部
(62)により、アークにより生じる電流及び熱は、帯
状部(62)内に略均−に分配される。その結果、アー
クが導電帯状部(62)と接触する位置は、パンチ・ス
ルーが起きる温度までは過熱されない。
導電帯状部(62)は、導電性及び熱伝導性が高く、C
RTの真空度及び電圧が高い環境に耐えられれば、どの
ような層、膜又は塗料であってもよい。好適な実施例で
は、導電膜である導電帯状部(62)は、デュポン社か
ら商品番号7713として販売されいる銀塗料で形成さ
れる。ただし、ある程度乾燥した銀塗料で形成された導
電帯状部(62)は、内面(60)から剥離したり、小
片になり落ちる虞れがある。この様な剥離を防止するた
めに、銀塗料が新しいものと同等の粘度を持つうちに、
塗布することが望ましい。
RTの真空度及び電圧が高い環境に耐えられれば、どの
ような層、膜又は塗料であってもよい。好適な実施例で
は、導電膜である導電帯状部(62)は、デュポン社か
ら商品番号7713として販売されいる銀塗料で形成さ
れる。ただし、ある程度乾燥した銀塗料で形成された導
電帯状部(62)は、内面(60)から剥離したり、小
片になり落ちる虞れがある。この様な剥離を防止するた
めに、銀塗料が新しいものと同等の粘度を持つうちに、
塗布することが望ましい。
本発明の要旨から逸脱することなく種々の変更ができる
ことは、当業者には明らかである。例えば、CRT(5
4)は、2電位電極構体(50)が複数の電子ビームを
収束させるマルチ・ビーム電子放電管であってもよい。
ことは、当業者には明らかである。例えば、CRT(5
4)は、2電位電極構体(50)が複数の電子ビームを
収束させるマルチ・ビーム電子放電管であってもよい。
[発明の効果]
上述せる本発明によれば、導電帯状部(62)は、導電
性及び熱伝導性が高く、管状電極(56)及び抵抗層(
58)間の電気アークの発生により生じた電流及び熱を
分散させるので、パンチ・スルーの発生率が減少する。
性及び熱伝導性が高く、管状電極(56)及び抵抗層(
58)間の電気アークの発生により生じた電流及び熱を
分散させるので、パンチ・スルーの発生率が減少する。
更に、上述せる本発明によれば、導電帯状部(62)は
、比較的細い環状部として形成されているので、この帯
状部内に偏向ヨークにより発生するうず電流の大きさは
、比較的小さい。その結果、うず電流による偏向磁界の
エネルギー損失を小さくできる。
、比較的細い環状部として形成されているので、この帯
状部内に偏向ヨークにより発生するうず電流の大きさは
、比較的小さい。その結果、うず電流による偏向磁界の
エネルギー損失を小さくできる。
第1図は本発明の2電位電極構体を組み込んだCRTの
断面図、第2図は第1図の2電位電極構体により形成さ
れる等電位面を示す図、第3図は第1図の部分拡大図、
第4図は従来のCRTの2電位レンズ構体を示す断面図
である。 図中において、(50)は2電位電極構体、(56)は
管状電極、(58)は抵抗層、(62)は導電層、(6
6)はネック部である。 代 理 人 松 隈 秀 盛
断面図、第2図は第1図の2電位電極構体により形成さ
れる等電位面を示す図、第3図は第1図の部分拡大図、
第4図は従来のCRTの2電位レンズ構体を示す断面図
である。 図中において、(50)は2電位電極構体、(56)は
管状電極、(58)は抵抗層、(62)は導電層、(6
6)はネック部である。 代 理 人 松 隈 秀 盛
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 陰極線管の管球のネック部及びファネル部間の内面上に
形成された抵抗層と、 上記陰極線管の管軸に沿って上記ネック部内に配置され
た管状電極と、 上記抵抗層の端部に接触して上記ネック部の内面上に形
成され、上記管状電極の端部と部分的に重なる導電層と を具えることを特徴とする陰極線管の2電位電極構体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US320657 | 1989-03-07 | ||
US07/320,657 US4977348A (en) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | Electron discharge tube with bipotential electrode structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02278635A true JPH02278635A (ja) | 1990-11-14 |
JPH0610960B2 JPH0610960B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=23247365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2056275A Expired - Lifetime JPH0610960B2 (ja) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | 陰極線管の2電位電極構体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4977348A (ja) |
EP (1) | EP0387020A3 (ja) |
JP (1) | JPH0610960B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5077498A (en) * | 1991-02-11 | 1991-12-31 | Tektronix, Inc. | Pinched electron beam cathode-ray tube with high-voltage einzel focus lens |
US5221875A (en) * | 1992-05-12 | 1993-06-22 | Tektronix, Inc. | High resolution cathode-ray tube with high bandwidth capability |
US6211628B1 (en) | 1997-08-02 | 2001-04-03 | Corning Incorporated | System for controlling the position of an electron beam in a cathode ray tube and method thereof |
JP3660488B2 (ja) * | 1997-11-10 | 2005-06-15 | 株式会社東芝 | 陰極線管 |
US6686686B1 (en) * | 1999-10-21 | 2004-02-03 | Sarnoff Corporation | Bi-potential electrode space-saving cathode ray tube |
US6597103B1 (en) * | 1999-12-22 | 2003-07-22 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Display tube |
CN116741619B (zh) * | 2023-08-14 | 2023-10-20 | 成都艾立本科技有限公司 | 一种平行电极装置及加工方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2545120A (en) * | 1948-02-27 | 1951-03-13 | Rca Corp | Cathode-ray tube arc-over preventive |
NL276162A (ja) * | 1961-08-21 | |||
US3355617A (en) * | 1964-07-30 | 1967-11-28 | Motorola Inc | Reduction of arcing between electrodes in a cathode ray tube by conducting coating of resistance material on inner wall of tube neck |
JPS5372448A (en) * | 1976-12-10 | 1978-06-27 | Hitachi Ltd | Color braun tube |
JPS5630240A (en) * | 1979-08-22 | 1981-03-26 | Hitachi Ltd | Color picture tube |
US4672276A (en) * | 1984-05-29 | 1987-06-09 | Tektronix, Inc. | CRT astigmatism correction apparatus with stored correction values |
US4665340A (en) * | 1985-03-07 | 1987-05-12 | Tektronix, Inc. | Cathode-ray-tube electrode structure having a particle trap |
-
1989
- 1989-03-07 US US07/320,657 patent/US4977348A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-03-07 EP EP19900302408 patent/EP0387020A3/en not_active Withdrawn
- 1990-03-07 JP JP2056275A patent/JPH0610960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610960B2 (ja) | 1994-02-09 |
EP0387020A3 (en) | 1991-08-07 |
US4977348A (en) | 1990-12-11 |
EP0387020A2 (en) | 1990-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4764947A (en) | Cathode focusing arrangement | |
US4297612A (en) | Electron gun structure | |
US5077498A (en) | Pinched electron beam cathode-ray tube with high-voltage einzel focus lens | |
JPH02278635A (ja) | 陰極線管の2電位電極構体 | |
US2914694A (en) | Cathode assembly | |
US4403169A (en) | Cathode suspension means for cathode ray tube electron gun | |
US2301490A (en) | Electronic discharge device | |
US3878424A (en) | Electron beam generating source | |
JPH09306332A (ja) | 電界放出型電子銃 | |
US4339694A (en) | Flat cathode ray tube | |
US2592242A (en) | Electron gun and mounting therefor | |
US3962599A (en) | Shielding means for cathode ray tube | |
EP0072588B1 (en) | Cathode-ray tube | |
US2861208A (en) | Combination focusing and converging lens for multiple beam tubes | |
US3363961A (en) | Cathode arrangement of an electron microscope for reducing the occurrence of virtualcathodes | |
US2879421A (en) | Cathode ray tube electrode structure | |
KR100349901B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
JP3017815B2 (ja) | 陰極線管 | |
EP0863535B1 (en) | Switch tube | |
US4812708A (en) | Thin cathode-ray tube | |
US20240006144A1 (en) | X-ray system with field emitters and arc protection | |
US4825122A (en) | Color picture tube of in-line gun type operable at high horizontal scanning frequency | |
US4305018A (en) | Electron gun structure with electrical contact spring for color television display tube | |
US5767614A (en) | Cathode ray tube having annular holding member | |
US2295038A (en) | Cathode-ray tube |