JPH02278438A - データベース検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データベースから所要のデータを検索する情報検索シス
テムにおけるデータベース検索方式に関し、 所定の検索条件に基づいて情報を検索する場合における
検索時間を、充分に短縮可能とすることを目的とし、 第−のデータベースに記憶される検索対象となる複数の
データを、予め定められた検索条件に適合す配列で記憶
する第二のデータベースと、複数の端末装置から送出さ
れるデータの検索要求を受信した場合に、第二のデータ
ベースからそれぞれ検索対象とする各データを並行して
抽出し、端末装置に伝達する検索手段と、端末装置から
送出されるデータに対する更新情報を受信した場合に、
第二のデータベース内の該当データを更新すること無く
、更新情報を蓄積する更新情報蓄積手段と、更新情報蓄
積手段に蓄積された更新情報に基づき、指定された時点
に第一のデータベースおよび第二のデータベース内の該
当データを更新した後、更新情報蓄積手段が蓄積する更
新情報を消去する更新手段とを設け、検索手段は、第二
のデータベースからデータを抽出する際に、更新情報蓄
積手段に蓄積されている更新情報を参照し、該当するデ
ータを修正した後、端末装置に伝達する様に構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、データベースから所要のデータを検索する情
報検索システムにおけるデータベース検索方式に関する
。

近年、大型の電子計算機のみならず、所謂パーソナルコ
ンピュータに至る迄、大量のデータを記憶するデータベ
ースを用いた各種の情報検索システムが実用されつつあ
る。

この種の情報検索システムにおいては、データの検索時
間が充分短いことが要求される。

〔従来の技術〕

第５図は従来ある情報検索システムの一例を示す図であ
り、第６図は基本データベースの構成と検索範囲とを示
す図であり、第７図は基本データベースの一例を示す図
である。

第５図においては、処理装置１、主記憶装置２、外部記
憶装置３および複数の端末装置４（個々の端末装置を４
−１乃至４−ｎと称する）が、共通バス５により相互に
接続されて情報検索システムを構成し、外部記憶装置３
内には、複数のデータに関する親子関係表３１１および
付随データファイル３１ｂから構成される基本データベ
ース３１が設けられている。

基本データベース３１内の各データは、それぞれデータ
名ａ等と、付随データＤ３等とから構成されており、デ
ータ名ａ等は該当データを検索する場合の検索キーとし
て使用される。なおデータ名ａ等を有するデータをデー
タａ等と称する。

各データａ等は、第６図に示す如き親子関係を有してお
り、親子関係表３１．には各データ間の親子関係が、例
えば親データ名ａと子データ名す等の如く格納されてお
り、また付随データファイル３１．には各付随データＤ
８等が、データ名ａ等に対応して格納されている。

各端末装置４からの当該情報検索システムに対する検索
条件は、データ名ａを検索キーとして入力することによ
り、データａに直接および間接的に関連する総てのデー
タａ乃至りの付随データＤ、乃至Ｄｂを検索し、またデ
ータ名ｐを検索キーとして入力することにより、データ
ｐに直接および間接的に関連する総てのデータル乃至ｔ
およびｈの付随データＤ９乃至ＤｔおよびＤ６を検索す
ることとする。

今、任意の端末装置（例えば４−１）から例えば親デー
タ名ａを検索キーとした検索要求が入力されると、処理
装置１は端末装置４−１から入力された検索要求を検出
し、検索更新部１１を起動する。

検索更新部１１は、端末装置４−１以外の端末装置４か
ら入力される検索要求および更新要求の受付けを保留す
ると共に、共通バス５を介して外部記憶装置３内の基本
データベース３１を参照し、先ず親子関係表３１．から
親データ名ａに対応する子データ名すおよびＣを検出し
、続いて親データ名すに対応する子データ名ｄおよびｅ
、並びに親データＣに対応する子データ名ｆおよびｇを
検出し、更に親データ名ｇに対応する子データ名りと、
データ名ａに直接および間接的に関連する総てのデータ
名す乃至りを検出した後、次に付随デ−タファイル３１
ｂから、各データ名ａ乃至りに対応する付随データＤ、
乃至りゎを順次抽出し、検索要求元の端末装置４−１に
返送した後、端末装置４−１以外の端末装置４から入力
される検索要求および更新要求の受付保留を解除する。

また端末装置４−１が検索した付随データＤ１乃至り、
の一部（例えば付随データＤ、）の更新を希、望する為
に、更新対象データ名Ｃ１更新内容ｄｃおよび更新要求
を入力すると、処理装置１は端末装置４−１から入力さ
れた更新要求を検出し、検索更新部１１を起動する。

検索更新部１１は、端末装置４−１以外の端末装置４か
ら入力される検索要求および更新要求の受付けを保留す
ると共に、共通ハス５を介して外部記憶装置３内の基本
データベース３１を参照し、付随データファイル３１ｂ
から、更新対象データ名Ｃに対応する付随データＤＣを
抽出し、更新内容ｄ、により修正を施した後、再び付随
データファイル３１．のデータ名Ｃに対応する領域に格
納することにより、付随データＤ、を更新した後、端末
装置４−１以外の端末装置４から入力される検索要求お
よび更新要求の受付保留を解除する。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の説明から明らかな如く、従来ある情報検索システ
ムにおいては、任意の端末装置４−１から基本データベ
ース３１に対する検索要求、或いは更新要求が入力され
ると、検索更新部１１が所要の検索処理および更新処理
を完了する迄、端末装置４−１以外の端末装置４から入
力される検索要求、或いは更新要求の受付けを保留する
為、端末装置４の台数が増加するに伴い、基本データベ
ース３１に対する検索要求待ち時間、並びに更新要求待
ち時間が急激に増加し、当該情報検索システムの利便性
が低下する問題があった。

また、検索対象とするデータ名ａに関連する総てのデー
タ名す乃至りを、親子関係表３１．から順次検索する為
、端末装置４−１自身の検索時間も長くなり、更に検索
要求待ち時間、或いは更新要求待ち時間の増加を助長す
る結果となる。

本発明は、所定の検索条件に基づいて情報を検索する場
合における検索時間を、充分に短縮可能とすることを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、１００は、検索対象となる複数のデー
タを記憶する第一のデータベース、３００は検索を行う
端末装置である。

２００は、本発明により設けられた第二のデータベース
である。

４００は、本発明により設けられた検索手段である。

５００は、本発明により設けられた更新情報蓄積手段で
ある。

６００は、本発明により設けられた更新手段である。

〔作用〕 第二のデータベース２００は、第一のデータベース１０
０に記憶されるデータを、予め定められた検索条件に適
合する配列で記憶する。

検索手段４００は、複数の端末装置３００から送出され
るデータの検索要求を受信した場合に、第二のデータベ
ース２００からそれぞれ検索対象とする各データを並行
して抽出し、要求元の端末装置３００に伝達する。

更新情報蓄積手段５００は、端末装置３００から送出さ
れるデータに対する更新情報を受信した場合に、第二の
データベース２００内の該当データを更新すること無く
、更新情報を蓄積する。

更新手段６００は、更新情報蓄積手段５００に蓄積され
た更新情報に基づき、指定された時点に第一のデータベ
ース１００および第二のデータベース２００内の該当デ
ータを更新した後、更新情報蓄積手段５００が蓄積する
更新情報を消去する。

なお検索手段４００は、第二のデータベース２００から
データを抽出する際に、更新情報蓄積手段５００に蓄積
されている更新情報を参照し、該当するデータを修正し
た後、端末装置３００に伝達する。

従って、複数の端末装置が待合わせること無く並行して
検索を行うことが可能となり、且つ検索条件に適合した
配列から迅速に検索が可能となる為、検索時間が大幅に
削減され、当該情報検索システムの利便性が向上する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例による情報検索システムを示
す図であり、第３図は第２図における検索用データベー
スの一例を示す図であり、第４図は第２図における更新
用ログファイルの一例を示す図である。なお、全図を通
じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図においては、第１図における第一のデータベース
１００として、第７図に示されると同様の構成を有する
基本データベース３１が外部記憶装置３−１内に設けら
れ、また第１図における第二のデータベース２００とし
て検索用データベース３２が外部記憶装置３−２内に設
けられ、また第１図における端末装置３００として端末
装置４が設けられ、また第１図における検索手段４００
として検索部Ｉ２が処理装置１内に設けられ、また第１
図における更新情報蓄積手段５００として更新蓄積部１
３が処理装置１内に、また更新用ログファイル３３が外
部記憶装置３−３内に設けられ、また第１図における更
新手段６００として更新消去部１４が処理装置１内に設
けられている。

第２図においても、各端末装置４とからの当該情報検索
システムに対する検索条件は、データ名ａを検索キーと
して入力することにより、データａに直接および間接的
に関連する総てのデータａ乃至りの付随データＤ１乃至
り、を検索し、またデータ名ｐを検索キーとして入力す
ることにより、データｐに直接および間接的に関連する
総てのデータル乃至ｔおよびｈの付随データＤ９乃至Ｄ
ｔおよびＤｌを検索することとする。

検索用データベース３２には、第３図に示す如く、前記
検索条件により端末装置４から入力される検索キー、例
えばデータ名ａに対し、直接親子関係にあるデータ名す
およびＣのみならず、データ名１よびＣに対して親子関
係にあるデータ名ｄｓｅｓｆおよびｇ、更にデータ名ｇ
に対して親子関係にあるデータ名り迄、間接的にデータ
名ａに関連する総てのデータ名す乃至りを直接データ名
ａに対応して格納し、且つ各データ名ａ乃至りに対応す
る付随データＤ１乃至り、も対応して格納されている。

他の検索キーｐに対しても、直接および間接的に関連す
る総てのデータ名ｑ乃至りおよびｈが、対応する付随デ
ータＤ９乃至ＤｔおよびＤいと共に直接データ名ｐに対
応して格納されている。

また更新用ログファイル３３には、端末装置４が検索し
た付随データＤ１等に対して修正を施した場合に、更新
内容ｄｌ等が更新データ名ａ等と共に更新の発生時期順
に格納されている。

第４図においては、当初、最初に発生した付随データＤ
ｃに対する更新内容ｄｅｌがデータ名Ｃと共に格納され
、次に発生した付随データＤ、に対する更新内容ｄｂｌ
がデータ名すと共に格納されているものとする。

かかる状態で、任意の端末装置（例えは４−１）から例
えば親データ名ａを検索キーとして検索要求が入力され
ると、処理装置１は端末装置４−１から入力された検索
要求を検出し、検索部１２を起動する。

検索部１２は、端末装置４−１以外の端末装置４から入
力される検索要求および更新要求の受付けを禁止するこ
と無く、共通バス５を介して外部記憶装置３−２内の検
索用データベース３２を参照し、検索キーとして入力さ
れたデータ名ａに関連する総てのデータ名す乃至り、並
びにデータ名ａ自身に対応して格納されている総ての付
随データＤｌ乃至り、を抽出し、−旦主記憶装置２に蓄
積する。

続いて検索部１２は、共通ハス５を介して外部記憶装置
３−３内の更新用ログファイル３３を格納された順に参
照し、最初にデータ名Ｃおよび更新内容ｄｅｌを抽出す
ると、主記憶装置２内に蓄積されている付随データＤＣ
に対して更新内容ｄｃに基づく修正を施し、次にデータ
名すおよび更新内容ｄｂｌを抽出すると、主記憶装置２
内に蓄積されている付随データＤ５に対して更新内容ｄ
ｂｌに基づく修正を施した後、更新用ログファイル３３
には最早更新内容およびデータ名が格納されていないこ
とを確認すると、主記憶装置２に蓄積されている更新済
みの付随データＤよ乃至Ｄｈを、検索要求元の端末装置
４−１に返送する。

次に端末装置４−１が検索した付随データＤＣの更新を
希望する為に、更新対象データ名Ｃ１更新内容ｄｃ２お
よび更新要求を人力すると、処理装置１は端末装置４−
１から入力された更新要求を検出し、更新蓄積部１３を
起動する。

更新蓄積部１３は、端末装置４−１以外の端末装置４か
ら入力される検索要求および更新要求の受付けを禁止す
ること無く、共通バス５を介して外部記憶装置３−３内
の更新用ログファイル３３の末尾に、端末装置４−１か
ら人力された更新対象データ名Ｃおよび更新内容ｄｃ２
を格納すると共に、主記憶装置２に蓄積さ丸ている修正
済み付随データＤＣに、更新内容ｄｃ２に基づく修正を
施した後、更新要求元の端末装置４−１に返送する。

その結果端末装置４−１には、更新内容ｄｃ２により修
正された付随データＤＣが表示される。

当該情報検索システムの業務が終了した後、処理装置１
は予め定められた時間帯（例えば夜間）に、自動的或い
は外部から人力される指令に基づき、更新消去部１４を
起動する。

起動された更新消去部１４は、共通ハス５を介して外部
記憶装置３−３内の更新用ログファイル３３から最初に
格納されているデータ名Ｃおよび更新内容ｄｃＩを先ず
抽出し、外部記憶袋Ｗ３−１内の基本データベース３１
および外部記＋、Ｉ！装置３−２内の検索用データベー
ス３２に格納されている付随データＤＣに修正を施した
後、更新用ログファイル３３から次に格納されているデ
ータ名すおよび更新内容ｄｂＩを抽出し、外部記憶装置
３−１内の基本データベース３１および外部記憶装置３
−２内の検索用データベース３２に格納されている付随
データＤｂに修正を施した後、更新用ログファイル３３
から最後に格納されているデータ名Ｃおよび更新内容ｄ
ｃ２を抽出し、外部記憶装置３−１内の基本データベー
ス３１および外部記憶装置３−２内の検索用データベー
ス３２に格納されている付随データＤ。に再度修正を施
した後、更新用ログファイル３３内に最早データ名およ
び更新内容が格納されていないことを確認すると、更新
用ログファイル３３に格納されている総ての更新内容ｄ
　ｅ１％　ｄ　ｂｌおよびａｅｚ、並びにデータ名ｃ、
ｂおよびＣを消去する。

なおデータ名ｐが検索キーとして人力された場合、並び
に検索された付随データＤｐ乃至Ｄｔ乃至り、に対して
更新がなされた場合も同様である。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、各端
末装置４からの更新内容は更新用ログファイル３３内に
格納され、検索用データベース３２或いは基本データベ
ース３１を更新することは無い為、各端末装置４は並行
して検索用データベース３２から検索キーとして人力さ
れるデータ名ａ等に対応する総ての付随データＤよ乃至
りわが直接検索可能となり、検索時間も短縮され、また
検索待ちが発生する恐れも無くなる。

また更新用ログファイル３３内の更新内容に基づき、基
本データベース３１および更新用ログファイル３３内の
付随データＤ、およびＤｅが周期的に修正された後、更
新用ログファイル３３内の更新内容が消去される為、検
索の際に検索用データベース３２から抽出した付随デー
タＤ、およびＤＣを更新用ログファイル３３内の更新内
容により修正する機会も減少し、修正による検索時間え
の影響も減少する。

なお、第２図乃至第４図および第７図はあく迄本発明の
一実施例に過ぎず、例えばデータベースの構成および検
索条件は図示されるものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。また本発明の対象となる情報検索シス
テムの構成は、図示されるものに限定されぬことは言う
迄も無い。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、前記情報検索システムにおいて
、複数の端末装置が待合わせること無く並行して検索を
行うことが可能となり、且つ検索条件に適合した配列か
ら迅速に検索が可能となる為、検索時間が大幅に削減さ
れ、当該情報検索システムの利便性が向上する。

積部、１４は更新消去部、３１は基本データベース、３
１．は親子関係表、３１ｂは付随データファイル、３２
は検索用データベース、３３は更新用ログファイル、１
００は第一のデータベース、２００は第二のデータベー
ス、３００は端末装置、４００は検索手段、５００は更
新情報蓄積手段、

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例による情報検索システムを示す図、第３図は第２図
における検索用データベースの一例を示す図、第４図は
第２図における更新用ログファイルの一例を示す図、第
５図は従来ある情報検索システムの一例を示す図、第６
図は基本データベースの構成と検索範囲とを示す図、第
７図は基本データベースの一例を示す図である。 図において、１は処理装置、２は主記憶装置、３は外部
記憶装置、４は端末装置、５は共通バス、１１は検索更
新部、１２は検索部、１３は更新蓄零紹日月の原理図 茗　　Ｔ 図 本鉋日月によるノ１骨報検索システム 第２図 第２図に８ける＋灸紫吊デ′−クベースヌ　３ 図 勇２図にお（１６更新凧ロク゛フアイｊし第 従采あるｌ隋報検索システム 第　５　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第一のデータベース（１００）に記憶される検索対象と
   なる複数のデータを、予め定められた検索条件に適合す
   配列で記憶する第二のデータベース（２００）と、 複数の端末装置（３００）から送出される前記データの
   検索要求を受信した場合に、前記第二のデータベース（
   ２００）からそれぞれ検索対象とする各データを並行し
   て抽出し、前記端末装置（３００）に伝達する検索手段
   （４００）と、前記端末装置（３００）から送出される
   前記データに対する更新情報を受信した場合に、前記第
   二のデータベース（２００）内の該当データを更新する
   こと無く、該更新情報を蓄積する更新情報蓄積手段（５
   ００）と、 前記更新情報蓄積手段（５００）に蓄積された更新情報
   に基づき、指定された時点に前記第一のデータベース（
   １００）および第二のデータベース（２００）内の該当
   データを更新した後、前記更新情報蓄積手段（５００）
   が蓄積する前記更新情報を消去する更新手段（６００）
   とを設け、前記検索手段（４００）は、前記第二のデー
   タベース（２００）から前記データを抽出する際に、前
   記更新情報蓄積手段（５００）に蓄積されている更新情
   報を参照し、該当する前記データを修正した後、前記端
   末装置（３００）に伝達することを特徴とするデータベ
   ース検索方式。