JPH022768Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022768Y2 JPH022768Y2 JP13828884U JP13828884U JPH022768Y2 JP H022768 Y2 JPH022768 Y2 JP H022768Y2 JP 13828884 U JP13828884 U JP 13828884U JP 13828884 U JP13828884 U JP 13828884U JP H022768 Y2 JPH022768 Y2 JP H022768Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square
- slope
- members
- retaining wall
- horizontal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 2
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は擁壁にかかり方格材の構成に関する。
従来の擁壁は、法面に沿つて平面が連続した格
子枠状となるように方格材を積上げて構成したも
のであるが方格材は断面角型またはH型であるか
ら、この平面状の端面をつき合せにして水平方向
に連繋した場合、直線状に連繋される。したがつ
て法面が水平面でカーブしているような面である
場合にその彎曲面に合せて擁壁をカープさせるこ
とができず方向の異る別の擁壁を形成することに
なり連続面とすることができなかつた。
子枠状となるように方格材を積上げて構成したも
のであるが方格材は断面角型またはH型であるか
ら、この平面状の端面をつき合せにして水平方向
に連繋した場合、直線状に連繋される。したがつ
て法面が水平面でカーブしているような面である
場合にその彎曲面に合せて擁壁をカープさせるこ
とができず方向の異る別の擁壁を形成することに
なり連続面とすることができなかつた。
本考案はカーブ面に沿つて自在に彎曲させるこ
とが可能にしようとするものである。
とが可能にしようとするものである。
本考案は、法面に対して接線方向に配設される
第1の方格材と法面に対して法線方向に配設され
る第2の方格材とを格子枠状に組合せ法面に沿つ
て水平方向に連続させるとともに上下方向に積層
した擁壁において、前記第2の方格材上に互に隣
設して端部を軸着される第1の方格材の端面を水
平方向で円弧面となるように形成し、第1の方格
材を水平方向で回動可能にしこの第1の方格材を
法面のカーブに沿わせて配置することにより全体
を法面に沿つた彎曲面に形成するものである。
第1の方格材と法面に対して法線方向に配設され
る第2の方格材とを格子枠状に組合せ法面に沿つ
て水平方向に連続させるとともに上下方向に積層
した擁壁において、前記第2の方格材上に互に隣
設して端部を軸着される第1の方格材の端面を水
平方向で円弧面となるように形成し、第1の方格
材を水平方向で回動可能にしこの第1の方格材を
法面のカーブに沿わせて配置することにより全体
を法面に沿つた彎曲面に形成するものである。
本考案は、法面に対して接線方向に配設される
第1の方格材を水平方向に回動可能にし第1の方
格材を法面の彎曲面に合致させ、全面的に彎曲面
を構成するものである。
第1の方格材を水平方向に回動可能にし第1の方
格材を法面の彎曲面に合致させ、全面的に彎曲面
を構成するものである。
本考案の実施例を説明する。
1は角柱状の法面10に対して接線方向に配設
される第1の方格材で、両端面2が垂直方向のか
まぼこ型となるように水平方向で円弧面に形成さ
れ両端近くには、上下方向に貫通した連結孔3が
形成されている。
される第1の方格材で、両端面2が垂直方向のか
まぼこ型となるように水平方向で円弧面に形成さ
れ両端近くには、上下方向に貫通した連結孔3が
形成されている。
4は法面10に対して法線方向に配設される巾
の広い角柱状の第2の方格材で、両端近くの巾方
向に夫々一対ずつの上下方向に貫通した連結孔
5,5が形成されている。
の広い角柱状の第2の方格材で、両端近くの巾方
向に夫々一対ずつの上下方向に貫通した連結孔
5,5が形成されている。
そして法面10より法線方向に突出させて所定
間隔で並列した第2の方格材4の両端部にこれと
直交する方向に第1の方格材1の端部を重ね合せ
隣設される第1の方格材1の端部とつき合せにし
て連結孔3,5を上下に重ね合せ同様にして第
1、第2の方格材1,4を交互に複数段を重ね合
せ連通させた連結孔3,5を連結材6で一体に連
結する。連結材6は第5図に示すように鋼棒6a
の外周をモルタル7で包み連結孔5に挿通される
外径を有する棒状に形成したもので、長さは、第
1、第2の方格材1,4を複数段重ね合せた長さ
としてモルタル7の下端内にはナツト6bが埋設
固定され、上端は鋼棒6aの螺子部6cがモルタ
ル7より突出されている。また最下段の鋼棒6a
には、基礎9に係合されるアンカー部材6dが形
成されている。連結材6の連結に際しては第5図
に示すように下端の連結材6の上端の螺子部6c
が最下段の第2の方格材4の連結孔5の途中まで
挿入され、この螺子部6cに上段に連結される連
結材6のナツト6bが螺着されて連結材6,6が
連結される。そして第2の方格材4上に突出した
連結材6に第1の方格材1の連結孔3、第2の方
格材4の連結孔5が順次挿通される。そして順次
積重ねられた方格材1又は方格材4から突出した
連結材6の螺子部6cは次に積重される連結孔3
又は連結孔5の高さの途中に位置するようになつ
て居り連結が連結孔3又は連結孔5の途中で行な
われるようになつている。このようにして積重さ
れた方格材1,4により平面が四角形の格子状枠
11で上下方向に井桁状に組立てられた構造物が
得られる。
間隔で並列した第2の方格材4の両端部にこれと
直交する方向に第1の方格材1の端部を重ね合せ
隣設される第1の方格材1の端部とつき合せにし
て連結孔3,5を上下に重ね合せ同様にして第
1、第2の方格材1,4を交互に複数段を重ね合
せ連通させた連結孔3,5を連結材6で一体に連
結する。連結材6は第5図に示すように鋼棒6a
の外周をモルタル7で包み連結孔5に挿通される
外径を有する棒状に形成したもので、長さは、第
1、第2の方格材1,4を複数段重ね合せた長さ
としてモルタル7の下端内にはナツト6bが埋設
固定され、上端は鋼棒6aの螺子部6cがモルタ
ル7より突出されている。また最下段の鋼棒6a
には、基礎9に係合されるアンカー部材6dが形
成されている。連結材6の連結に際しては第5図
に示すように下端の連結材6の上端の螺子部6c
が最下段の第2の方格材4の連結孔5の途中まで
挿入され、この螺子部6cに上段に連結される連
結材6のナツト6bが螺着されて連結材6,6が
連結される。そして第2の方格材4上に突出した
連結材6に第1の方格材1の連結孔3、第2の方
格材4の連結孔5が順次挿通される。そして順次
積重ねられた方格材1又は方格材4から突出した
連結材6の螺子部6cは次に積重される連結孔3
又は連結孔5の高さの途中に位置するようになつ
て居り連結が連結孔3又は連結孔5の途中で行な
われるようになつている。このようにして積重さ
れた方格材1,4により平面が四角形の格子状枠
11で上下方向に井桁状に組立てられた構造物が
得られる。
また一対の第1の方格材1,1と一対の第2の
方格材4,4で囲まれた格子状枠11中には各段
毎に栗石8が充填され、下端は基礎9で支持され
ている。
方格材4,4で囲まれた格子状枠11中には各段
毎に栗石8が充填され、下端は基礎9で支持され
ている。
次に上述の実施例の作用を説明する。
施工に際しては法面10の下端に形成された基
礎9上に多数の第2の方格材4を法面10から法
線方向に突出させて適当間隔で並設し、この第2
の方格材4上に法面10と平行でかつ水平方向と
なるように一対の第1の方格材1をのせ、予め基
礎9に植立されている連結材6に夫々の連結孔
3,5を挿通させる。このとき法面10が水平面
で彎曲してるような場合は、その法面10に合せ
て第1の方格材1を連結材6を支点として回動さ
せ法面10に沿わせる。この際第1の方格材1の
端面2が円弧面になつているから隣設される第1
の方格材1の端面2が互に邪魔されることなく任
意の方向に回動させることができる。このように
して第1、第2の方格材1,4を互に連繋して多
数の格子状枠11を法面10に沿つて水平方向に
形成し、次にこの格子状枠11中に栗石8を充填
し、同様にしてこの格子状枠11上に順次同様な
格子状枠11を井桁状に積層し法面10の彎曲面
に沿つて一連に彎曲させた擁壁体が得られる。
礎9上に多数の第2の方格材4を法面10から法
線方向に突出させて適当間隔で並設し、この第2
の方格材4上に法面10と平行でかつ水平方向と
なるように一対の第1の方格材1をのせ、予め基
礎9に植立されている連結材6に夫々の連結孔
3,5を挿通させる。このとき法面10が水平面
で彎曲してるような場合は、その法面10に合せ
て第1の方格材1を連結材6を支点として回動さ
せ法面10に沿わせる。この際第1の方格材1の
端面2が円弧面になつているから隣設される第1
の方格材1の端面2が互に邪魔されることなく任
意の方向に回動させることができる。このように
して第1、第2の方格材1,4を互に連繋して多
数の格子状枠11を法面10に沿つて水平方向に
形成し、次にこの格子状枠11中に栗石8を充填
し、同様にしてこの格子状枠11上に順次同様な
格子状枠11を井桁状に積層し法面10の彎曲面
に沿つて一連に彎曲させた擁壁体が得られる。
また、上述の実施例においては法面10に沿つ
て格子状枠11を第1図に示すように1列形成し
たが、第6図、第7図に示すように第2の方格材
4を2連にして格子状枠11を法面10に沿つて
2列に形成する場合もある。また図示されていな
いが必要に応じて格子状枠11を3列に形成する
場合もある。
て格子状枠11を第1図に示すように1列形成し
たが、第6図、第7図に示すように第2の方格材
4を2連にして格子状枠11を法面10に沿つて
2列に形成する場合もある。また図示されていな
いが必要に応じて格子状枠11を3列に形成する
場合もある。
さらに第8図に示すように第1の方格材1の両
端近くの上下に鋼棒6aを芯材にした連結材6,
6を一体に突設し、この連結材6,6を上下に連
結される第2の方格材4,4の連結孔5,5の1/
2迄に挿入して上下方向に連結することもできる。
端近くの上下に鋼棒6aを芯材にした連結材6,
6を一体に突設し、この連結材6,6を上下に連
結される第2の方格材4,4の連結孔5,5の1/
2迄に挿入して上下方向に連結することもできる。
本考案によれば、法面に対して法線方向に配設
される第2の方格材上に互に隣設して端部を軸着
される法面に対して接線方向に配設される第1の
方格材の端面を水平方向で円弧面となるように形
成したから、法面の接線方向に沿設させる第1の
方格材を水平方向に回動させたときこの端面がこ
れに隣設される第1の方格材の端面と互に邪魔し
合うようなことがなく円滑に角度を変化させるこ
とができ、第1の方格材を法面のカーブに沿わせ
て配設することができ全体が法面に沿つて彎曲し
た擁壁体を構成することができる。
される第2の方格材上に互に隣設して端部を軸着
される法面に対して接線方向に配設される第1の
方格材の端面を水平方向で円弧面となるように形
成したから、法面の接線方向に沿設させる第1の
方格材を水平方向に回動させたときこの端面がこ
れに隣設される第1の方格材の端面と互に邪魔し
合うようなことがなく円滑に角度を変化させるこ
とができ、第1の方格材を法面のカーブに沿わせ
て配設することができ全体が法面に沿つて彎曲し
た擁壁体を構成することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す擁壁の平面
図、第2図は同上正面図、第3図は同上側面図、
第4図は同上連結部の拡大平面図、第5図は同上
側面図、第6図は他の実施例を示す擁壁の平面
図、第7図は同上側面図、第8図は連結材の他の
実施例を示す側面図である。 1……第1の方格材、2……端面、4……第2
の方格材、10……法面、11……格子状枠。
図、第2図は同上正面図、第3図は同上側面図、
第4図は同上連結部の拡大平面図、第5図は同上
側面図、第6図は他の実施例を示す擁壁の平面
図、第7図は同上側面図、第8図は連結材の他の
実施例を示す側面図である。 1……第1の方格材、2……端面、4……第2
の方格材、10……法面、11……格子状枠。
Claims (1)
- 法面に対して接線方向に配設される第1の方格
材と法面に対して法線方向に配設される第2の方
格材とを格子枠状に組合せ法面に沿つて水平方向
に連続させるとともに上下方向に積層した擁壁に
おいて、前記第2の方格材上に互に隣設して端部
を軸着される第1の方格材の端面を水平方向で円
弧面となるように形成したことを特徴とする擁
壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13828884U JPH022768Y2 (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13828884U JPH022768Y2 (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6154048U JPS6154048U (ja) | 1986-04-11 |
JPH022768Y2 true JPH022768Y2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=30696683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13828884U Expired JPH022768Y2 (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022768Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-12 JP JP13828884U patent/JPH022768Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6154048U (ja) | 1986-04-11 |
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