JPH0227364Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227364Y2 JPH0227364Y2 JP10228483U JP10228483U JPH0227364Y2 JP H0227364 Y2 JPH0227364 Y2 JP H0227364Y2 JP 10228483 U JP10228483 U JP 10228483U JP 10228483 U JP10228483 U JP 10228483U JP H0227364 Y2 JPH0227364 Y2 JP H0227364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turntable
- hole
- spacer
- record player
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はレコードプレーヤを輸送する際、ター
ンテーブルを保持固定する為のターンテーブル固
定装置に関するものである。
ンテーブルを保持固定する為のターンテーブル固
定装置に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来、レコードプレーヤを輸送する際、レコー
ドプレーヤ本体とターンテーブルとは別々に梱包
するのが一般的であつた。
ドプレーヤ本体とターンテーブルとは別々に梱包
するのが一般的であつた。
然し、斯様にターンテーブルとレコードプレー
ヤ本体とを別々に梱包する場合、梱包容積が増加
し、輸送費・梱包材料費の増加を招く為、不都合
である。
ヤ本体とを別々に梱包する場合、梱包容積が増加
し、輸送費・梱包材料費の増加を招く為、不都合
である。
そこで、斯る問題を解決する方法として、ター
ンテーブルをレコードプレーヤ本体に装着した状
態で梱包する方法が提案されている。
ンテーブルをレコードプレーヤ本体に装着した状
態で梱包する方法が提案されている。
即ち、ターンテーブルをセンタースピンドルに
装着した状態で、ターンテーブルの回転を防止す
る為、ターンテーブルの上面側よりターンテーブ
ルに穿設された透孔に螺子を挿入し、斯る螺子先
端をレコードプレーヤ本体のキヤビネツトに螺入
することによりターンテーブルを固定するように
している。
装着した状態で、ターンテーブルの回転を防止す
る為、ターンテーブルの上面側よりターンテーブ
ルに穿設された透孔に螺子を挿入し、斯る螺子先
端をレコードプレーヤ本体のキヤビネツトに螺入
することによりターンテーブルを固定するように
している。
然し乍ら、斯る方法ではターンテーブルが直接
センタースピンドルにて支持されている為、螺子
による保持力が劣化した場合(即ち、螺子が緩ん
だ場合)、落下や振動を生じると、斯る落下や振
動による衝撃力が直接センタースピンドルに加わ
り、センタースピンドルの変形等を生じるもので
あつた。
センタースピンドルにて支持されている為、螺子
による保持力が劣化した場合(即ち、螺子が緩ん
だ場合)、落下や振動を生じると、斯る落下や振
動による衝撃力が直接センタースピンドルに加わ
り、センタースピンドルの変形等を生じるもので
あつた。
(ハ) 考案の目的
本考案は上記の点に鑑み、輸送費・梱包材料費
の増加を招くことなく、また輸送時に落下・振動
が発生したとしてもセンタースピンドルの変形を
生じることのないターンテーブル固定装置を提供
することを目的とする。
の増加を招くことなく、また輸送時に落下・振動
が発生したとしてもセンタースピンドルの変形を
生じることのないターンテーブル固定装置を提供
することを目的とする。
(ニ) 考案の構成
上記の目的を達成するために、本考案はターン
テーブルをレコードプレーヤ本体に固着するター
ンテーブル固定装置において、 (a) 前記ターンテーブルに穿設され、略円形の大
径部とこれに連続した小径部から成る透孔と、 (b) 前記透孔における小径部の下面周縁に形成さ
れ且つ大径部との連接部分にテーパを有する凸
部と、 (c) 前記レコードプレーヤ本体に形成された螺子
孔と前記ターンテーブルの透孔との間に配置さ
れ、前記凸部に対しテーパを通じて接合する肩
部及び該透孔より突出する係合突部を有するス
ペーサと、 (d) 前記ターンテーブル上より前記スペーサを通
じて前記螺子孔に螺合される螺子とより成り、 前記スペーサをターンテーブルとレコードプレ
ーヤ本体との間に配置した後、該ターンテーブル
を少許回転させることにより凸部と肩部とを接合
させて前記ターンテーブルをセンタースピンドル
から少許離間させ、該ターンテーブル上より螺子
をスペーサを通じて螺子孔に螺合することにより
ターンテーブルを肩部と係合突部により挟持して
固定するように構成したことを特徴とするターン
テーブル固定装置を提供するものである。
テーブルをレコードプレーヤ本体に固着するター
ンテーブル固定装置において、 (a) 前記ターンテーブルに穿設され、略円形の大
径部とこれに連続した小径部から成る透孔と、 (b) 前記透孔における小径部の下面周縁に形成さ
れ且つ大径部との連接部分にテーパを有する凸
部と、 (c) 前記レコードプレーヤ本体に形成された螺子
孔と前記ターンテーブルの透孔との間に配置さ
れ、前記凸部に対しテーパを通じて接合する肩
部及び該透孔より突出する係合突部を有するス
ペーサと、 (d) 前記ターンテーブル上より前記スペーサを通
じて前記螺子孔に螺合される螺子とより成り、 前記スペーサをターンテーブルとレコードプレ
ーヤ本体との間に配置した後、該ターンテーブル
を少許回転させることにより凸部と肩部とを接合
させて前記ターンテーブルをセンタースピンドル
から少許離間させ、該ターンテーブル上より螺子
をスペーサを通じて螺子孔に螺合することにより
ターンテーブルを肩部と係合突部により挟持して
固定するように構成したことを特徴とするターン
テーブル固定装置を提供するものである。
(ホ) 実施例
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す図で
ある。
ある。
図において、1はレコードプレーヤ本体のキヤ
ビネツト、2はキヤビネツト1に取付けられたタ
ーンテーブル駆動用のモータ、3はモータ2の回
転軸に取付けられたセンタースピンドルで、外周
にテーパ4aを有する部材4が取付けられてい
る。5はキヤビネツト1に穿設された螺子孔、6
は螺子孔5近傍に形成されたリブ、7はセンター
スピンドル3に装着されるターンテーブル、8は
ターンテーブル7の同心円上に穿設された透孔
で、第2図a及びbに示す如く、該透孔8は略円
形の大径部9とこれに連続した小径部10から成
つている。そして該小径部10の下面周縁には大
径部9との連接部分にテーパ12を有する凸部1
1が形成されている。13は断面略T字状のスペ
ーサであり、該スペーサ13は前記レコードプレ
ーヤ本体のキヤビネツト1に形成された螺子孔5
と前記ターンテーブル7の透孔8との間に配置さ
れ、前記凸部11に対しテーパ12を通じて接合
する肩部13a及び該透孔8より突出する係合突
部13bを有するものである。14は前記ターン
テーブル7上より前記スペーサ13を通じて先端
が前記螺子孔5に螺合される螺子であり、頭部1
4aを有する。
ビネツト、2はキヤビネツト1に取付けられたタ
ーンテーブル駆動用のモータ、3はモータ2の回
転軸に取付けられたセンタースピンドルで、外周
にテーパ4aを有する部材4が取付けられてい
る。5はキヤビネツト1に穿設された螺子孔、6
は螺子孔5近傍に形成されたリブ、7はセンター
スピンドル3に装着されるターンテーブル、8は
ターンテーブル7の同心円上に穿設された透孔
で、第2図a及びbに示す如く、該透孔8は略円
形の大径部9とこれに連続した小径部10から成
つている。そして該小径部10の下面周縁には大
径部9との連接部分にテーパ12を有する凸部1
1が形成されている。13は断面略T字状のスペ
ーサであり、該スペーサ13は前記レコードプレ
ーヤ本体のキヤビネツト1に形成された螺子孔5
と前記ターンテーブル7の透孔8との間に配置さ
れ、前記凸部11に対しテーパ12を通じて接合
する肩部13a及び該透孔8より突出する係合突
部13bを有するものである。14は前記ターン
テーブル7上より前記スペーサ13を通じて先端
が前記螺子孔5に螺合される螺子であり、頭部1
4aを有する。
次に、斯る構成の装置におけるターンテーブル
固定動作について説明する。
固定動作について説明する。
先ず、第1図の状態にあるレコードプレーヤの
ターンテーブル上面側より透孔8の大径部9に断
面略T字状のスペーサ13の胴部13cを挿入
し、その下端をキヤビネツト1に設けられたリブ
6上に載置する。
ターンテーブル上面側より透孔8の大径部9に断
面略T字状のスペーサ13の胴部13cを挿入
し、その下端をキヤビネツト1に設けられたリブ
6上に載置する。
斯る状態よりターンテーブル7を第2図時計向
へ少許回動させると、スペーサ13の肩部13a
がターンテーブル7の凸部11を摺動する為、そ
のテーパ部12に沿つてターンテーブル7が矢印
A方向へ押し上げられ、ターンテーブル7とセン
タースピンドル3とが少許離間する。
へ少許回動させると、スペーサ13の肩部13a
がターンテーブル7の凸部11を摺動する為、そ
のテーパ部12に沿つてターンテーブル7が矢印
A方向へ押し上げられ、ターンテーブル7とセン
タースピンドル3とが少許離間する。
斯る状態にて螺子14をスペーサ13に螺入
し、その先端をキヤビネツト1の螺子孔5に螺入
していくことにより、その頭部14aにてスペー
サ13の係合突部13bを押圧し、以つてターン
テーブル7をスペーサ13の肩部13aと係合突
部13bにて挾持する。
し、その先端をキヤビネツト1の螺子孔5に螺入
していくことにより、その頭部14aにてスペー
サ13の係合突部13bを押圧し、以つてターン
テーブル7をスペーサ13の肩部13aと係合突
部13bにて挾持する。
尚、斯る固定を解除するには前述の動作の逆を
行えばよい。
行えばよい。
(ヘ) 考案の効果
本考案に依れば、ターンテーブルをレコードプ
レーヤ本体に装着した状態で梱包するようにした
ので輸送費・梱包材料費の増加を招くことがな
い。又、ターンテーブルとセンタースピンドルと
は離間した状態にて輸送される為、落下・振動発
生時においてもセンタースピンドルの変形を生じ
ない。更に、スペーサを挿入した後、ターンテー
ブルを少許回動させることによりターンテーブル
をセンタースピンドルより離間させ、斯る状態に
てターンテーブルの固定をなすようにしたので、
固定が確実になると共にその作業も容易に達成出
来る。
レーヤ本体に装着した状態で梱包するようにした
ので輸送費・梱包材料費の増加を招くことがな
い。又、ターンテーブルとセンタースピンドルと
は離間した状態にて輸送される為、落下・振動発
生時においてもセンタースピンドルの変形を生じ
ない。更に、スペーサを挿入した後、ターンテー
ブルを少許回動させることによりターンテーブル
をセンタースピンドルより離間させ、斯る状態に
てターンテーブルの固定をなすようにしたので、
固定が確実になると共にその作業も容易に達成出
来る。
第1図はレコードプレーヤ使用状態を示す部分
断面図、第2図aはターンテーブルを示す部分
図、第2図bはその断面図、第3図は本考案装置
による固定動作を説明するに供する図で、同図a
はターンテーブル回動前、同図bは回動後、同図
cは固定状態を示す断面図、第4図は固定状態を
示す部分断面図である。 7……ターンテーブル、8……透孔、11……
凸部、12……テーパ部、13……スペーサ、1
3a……肩部、13b……係合突部、14……螺
子。
断面図、第2図aはターンテーブルを示す部分
図、第2図bはその断面図、第3図は本考案装置
による固定動作を説明するに供する図で、同図a
はターンテーブル回動前、同図bは回動後、同図
cは固定状態を示す断面図、第4図は固定状態を
示す部分断面図である。 7……ターンテーブル、8……透孔、11……
凸部、12……テーパ部、13……スペーサ、1
3a……肩部、13b……係合突部、14……螺
子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ターンテーブルをレコードプレーヤ本体に固着
するターンテーブル固定装置において、 (a) 前記ターンテーブルに穿設され、略円形の大
径部とこれに連続した小径部から成る透孔と、 (b) 前記透孔における小径部の下面周縁に形成さ
れ且つ大径部との連接部分にテーパを有する凸
部と、 (c) 前記レコードプレーヤ本体に形成された螺子
孔と前記ターンテーブルの透孔との間に配置さ
れ、前記凸部に対しテーパを通じて接合する肩
部及び該透孔より突出する係合突部を有するス
ペーサと、 (d) 前記ターンテーブル上より前記スペーサを通
じて前記螺子孔に螺合される螺子とより成り、 前記スペーサをターンテーブルとレコードプレ
ーヤ本体との間に配置した後、該ターンテーブル
を少許回転させることにより凸部と肩部とを接合
させて前記ターンテーブルをセンタースピンドル
から少許離間させ、該ターンテーブル上より螺子
をスペーサを通じて螺子孔に螺合することにより
ターンテーブルを肩部と係合突部により挟持して
固定するように構成したことを特徴とするターン
テーブル固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228483U JPS6012804U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | タ−ンテ−ブル固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10228483U JPS6012804U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | タ−ンテ−ブル固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6012804U JPS6012804U (ja) | 1985-01-28 |
JPH0227364Y2 true JPH0227364Y2 (ja) | 1990-07-24 |
Family
ID=30241177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10228483U Granted JPS6012804U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | タ−ンテ−ブル固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012804U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5863321B2 (ja) * | 2011-08-08 | 2016-02-16 | 三菱重工コンプレッサ株式会社 | 回転機械の治具及び回転機械の輸送方法 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP10228483U patent/JPS6012804U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6012804U (ja) | 1985-01-28 |
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