JPH02268247A - 引張クリープ破断試験機の伸び追従装置 - Google Patents

引張クリープ破断試験機の伸び追従装置

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JPH02268247A
JPH02268247A JP9034589A JP9034589A JPH02268247A JP H02268247 A JPH02268247 A JP H02268247A JP 9034589 A JP9034589 A JP 9034589A JP 9034589 A JP9034589 A JP 9034589A JP H02268247 A JPH02268247 A JP H02268247A
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creep rupture
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Kazuo Waga
和賀 和夫
Kazuhiro Saito
一博 斉藤
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TOMOEGUMI GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、引張クリープ破断試験機の伸び追従装置に
関するものである。
〔従  来  技  術〕
引張クリープ破断試験は、試験片をある一定の温度に保
持した状態で、試験片に所定の荷重を与え、時間の経過
とともに変化する歪量を計測し、クリープが進行して破
断するまでの時間などを求めるものであり、試験機とし
ては、長時間にわたって荷重を一定に保つ必要上、重り
(分1i1)をてこを介して試験片に負荷するのが一般
的である。
このような試験機において、例えば1000時間かけて
破断させようとすると、大きな荷重を与える必要がある
ため、てこ比を大きくする必要があり、一方、試験片は
破断するまでに試験片の標点間距離が150〜200%
程度まで伸びる。重りの移動量は、試験片の実質的な伸
び量とてこ比率の積であり、前述のような破断試験では
、破断までの重りの移動量が極めて大きくなる。
この重りの移動量は以下に示すように9mにもなり、−
回の移動では寸法的に無理であり、重りの上下移動距離
を設定し、重りが下限位置に達したら重りを自動的に上
限位置まで引き上げ、これを繰り返すことにより一定荷
重を連続的に付加することが行なわれている。
(例)試験片標点間距離 :180mmてこ比率   
  :l対100 最大伸び     二90 rm (150%の時)重
りの総移動量  :9000an (=90X100倍) 重りの上下限界距離:200ma+ 破断までの引上回数:約45回 (−9000/ 200) 重りを自動的に上限位置まで引き上げる装置としては、
試験片と同一軸芯になるように配置したウオームジヤツ
キを用いるのが一般的であり、従来はウオームジヤツキ
のアクチュエータに電動モータを用い、ウオームジヤツ
キによって試験片を下方へ引き下げることにより重りを
引き上げている。この試験片の引き下げは、全行程を通
して例えば、10 mm / ll1in程度の一定速
度で行っている。
〔この発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、一般にクリープ試験においては、第4図
に示すように、第1期、第■朋、第■期(破断直前を含
む)があり、各時期において著しくクリープ伸び速度が
異なっている。そのため、試験片の引き下げ速度は基本
的には速い速度の方が良いが、クリープ伸び速度が遅い
時期に速い速度で引き下げると、試験片にかかる加速度
が大きくなり、荷重精度が悪くなる。
一方、試験片の引き下げ速度を低く設定すると、クリー
プ伸び速度の速い破断直前などにおいて、重りが支持部
材(下限)まで到達してしまい、荷重が抜けてしまう恐
れがある。従って、荷重精度を高めるためには、各伸び
速度に対応させてウオームジヤツキの引き速度を可変と
することが必要となる。
また、万一、試験中に停電等の原因により電源が断たれ
た場合、電気炉で試験片を加熱していることから、試験
片の温度が下がってmむことにより、試験片に過大な荷
重がかかり、またてこが上限位置を越えてしまうなどの
不都合が生じる。
このような不都合を解消するためには、重りを下降させ
て支持させることにより、速やかに荷重を取り去ってや
ればよいが、従来の電動モータではバックアップ用のバ
ッテリー等が必要であると共に、停電時にバッテリーの
能力が不足しないように日こ゛ろからバッテリーメンテ
ナンスを十分に行なわなければならない問題がある。
この発明は、前述のような事情に濫みてなされたもので
、その目的は、試験片の引き速度を試験片の伸び速度に
対応させて容易に変えることができ、また停電時に、荷
重の除去を容易かつ確実に行うことのできるクリープ破
断試験機の伸び追従装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1図に示すように、試験片TPO一端にて
こ1を介して重り2を負荷し、他端に試験片TPを軸方
向に移動させる駆動装置3を設け、重り2が下限位置に
達すると、駆動装置3により試験片TPを下方へ移動さ
せて重り2を上限位置まで引き上げるようにした引張“
クリープ破断試験機において、第3図に示すように、駆
動装置3のアクチュエータに油圧モータ4を用い、この
油圧モータ4の油圧回路5に複数の油圧ポンプ6を並列
させて設置すると共に、これら油圧ポンプ6を選択的に
使用できるように構成する。
駆動装置3には、大荷重(重りの重量とてこ比率の積)
に抗して試験片TPを移動できる種々の装置を用いるこ
とができるが、ウオームジヤツキが好ましい。
油圧ポンプ6は吐出量の異なる2台のポンプ6A、6B
を用い、油圧ポンプ6B側に速度用切換弁7を設け、二
段階の吐出量(モータ速度)が得られるようにするのが
好ましい。
なお、両方の油圧ポンプ6A、6Bに切換弁7を設け、
あるいは油圧ポンプ6A、6B間にクラッチを介在させ
るなどして三段階の吐出量が得られるようにしてもよい
し、また油圧ポンプ6を3台以上設けてもよい。
また、停電時に対応させるために、油圧回路5にアキュ
ムレータ8を設け、このアキュムレータ8を停電時切換
弁9を介して油圧モータ4に接続する。
〔作   用〕
重り2が下限位置に達すると、これをセンサーが検出し
て油圧ポンプ6Aあるいは6Bにより、試験片TPO引
き下げ、すなわち重り2の引き上げを行なう。
速度用切換弁7を開閉することにより、油圧ポンプ6A
のみの吐出、あるいは両方の油圧ポンプ6Bの吐出によ
り、二段階の油圧モータ4の回転速度が得られる。これ
により、試験片TPを大小の引き下げ速度で引き下げる
ことができ、例えば第■期では遅い速度で引き下げ、第
■期では速い速度で引き下げることにより、荷重精度を
高めることができる。
この引き下げ速度は二段階に限らず、三段階以上として
伸び速度に細かく対応させることができることはいうま
でもない。
アキュムレータ8は、油圧ポンプ6Aと6Bの駆動によ
り蓄圧されており、停電時には、停電時切換弁9が作動
してアキュムレータ8内の圧油により油圧モータ4が回
転する。油圧モータ4の回転方向は、試験片TPを引張
る方向とは逆方向であり、試験片TPを上昇させること
により重り2が下降し、支持部材10に重り2を支持さ
せることにより荷重が試験片TPから除去される。
〔実 施 例〕
これは、第1図に示すように、試験片TPを電気炉Fに
より400〜700°Cに加熱し、最大で幅60mm、
厚さ25mm、標点間距離180■の試験片を1000
時間かけて破断(90〜180mn+)させるようにし
たものであり、てこ比率1:100で50トンの試験荷
重を負荷できるようにされている。
試験機はベツド11に立設された支柱12、支柱上端を
連結するヨーク13を有し、試験片TPの上端が自在継
手14を介しててこ1に接続され、下端が自在継手15
を介してウオームジヤツキ3に接続される。
てこ1は、支点16.17により揺動可能とされた第1
てこIA、第2てこIBと、両てこを連結するリンクl
Cからなり、第1でこIAの先端に吊り棒18により重
り2を取付け、第2てこIBの支点側に自在継手14に
軸着して1 : 100のてこ比率が得られるようにさ
れている。
重り2の上限位置および下限位置は、第1でこIへの中
央部に設けた検出棒19にストライカ−20を設け、こ
のストライカ−20により作動する上限リミットスイッ
チ21と下限リミットスイッチ22を所定間隔をおいて
上下に配置して設定する。
ウオームジヤツキ3は、ウオーム23、ウォムホイール
24、ナツト部材25、スクリューロッド26からなり
、スクリューロッド26の先端を自在継手15に接続し
、ウオーム23を油圧モータ4により回転駆動させる。
油圧モータ4は正逆回転可能なモータであり、三位開切
換弁27により引張り方向、押上げ方向に切換が可能と
されている。この三位開切換弁27の供給ポートにチエ
ツク弁28を有する油圧ポンプ6A、6Bを並列に接続
し、一方の油圧ポンプ6Bの出側に速度用切換弁7を設
ける。
両袖圧ポンプ6A、6Bはリミットスイッチ21.22
によりオンオフするモータMによる同軸回転とし、速度
用切換弁7により選択的に用いられるようにする。油圧
ポンプ6A、6Bの吐出量をa、bとし、切換弁7を閉
位置とすれば吐出量aが得られ、切換弁7を開位置とす
れば吐出量(a+b)が得られる。
吐出量aを小さく、吐出量すを大きく設定すれば・aに
対して数倍の(a+b)が得られ、著しく異なる試験片
の伸び速度に対応させることができる。
なお・ウオームジヤツキの引き速度は、迅速な重りの引
き上げを行なうべく試験片の伸び速度よりも大きく、試
験片の伸び速度の大小に比例させて二段階に変化させる
ことになる。切換弁7の切換は、伸び検出器からの信号
により自動的に行う。
アキュムレータ8はチエツク弁29を介して油圧ポンプ
6の出側に接続し、ポンプ6により蓄圧できるようにし
、試験時操作弁30および停電時切換弁9を介して油圧
モータ4に接続する。
停電時切換弁9は、通電時にはソレノイド9aの励磁に
より閉位置を保持し、停電時にソレノイドの解磁により
開位置となってアキュムレ−4゜ り8の圧油を油圧モータ4の押上げ方向に流すようにさ
れている。なお、試験時操作弁30は試験開始時にオン
させ、試験中の停電に備えるものである。
〔発明の効果〕
前述のとおり、本発明は、試験片の駆動装置のアクチュ
エータに油圧モータを用い、複数の油圧ポンプにより駆
動させるようにしたため、試験片の引き速度を試験片の
伸び速度に対応させて容易に変えることができ、引張ク
リープ破断試験の精度を高めることができる。
また、アキュムレータと停電時切換弁を設けることによ
り、従来のようにメンテナンスに気を使うことなく、か
つ簡単な装置により、停電時の荷重の除去を容易かつ確
実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明に係る引張クリープ破断試験機
を示す正面図、側面図、第3図はその油圧回路図、第4
図は一般的なりリープ曲線を示すグラフである。 1・・・・・・テコ、2・・・・・・重り3・・・・・
・駆動装置、4・・・・・・油圧モータ5・・・・・・
油圧回路、6・・・・・・油圧ポンプ7・・・・・・速
度用切換弁、8・・・・・・アキュムレータ9・・・・
・・停電時切換弁、10・・・・・・支持部材11・・
・・・・ベツド、12・・・・・・支柱13・・・・・
・ヨーク、14.15・・・・・・自在継手16.17
・・・・・・支点、18・・・・・・吊り棒19・・・
・・・検出棒、20・・・・・・ストライカ−21,2
2・・・・・・リミットスイッチ23・・・・・・ウオ
ーム、24・・・ウオームホイール25・・・・・・ナ
ツト部材 26・・・・・・スクリューロンド 27・・・・・・三位開切換弁 28・・・・・・チエツク弁、29・・・・・・チエツ
ク弁30・・・・・・試験時操作弁 第 ア 第 図 時 間 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試験片の一端にてこを介して重りを負荷し、他端
    に試験片を軸方向に移動させる駆動装置を設け、重りが
    下限位置に達すると、前記駆動装置により試験片を下方
    へ移動させて重りを上限位置まで引き上げるようにした
    引張クリープ破断試験機において、 前記駆動装置のアクチュエータに油圧モータを用い、こ
    の油圧モータの油圧回路に複数の油圧ポンプを並列させ
    て設置すると共に、これら油圧ポンプを選択的に使用で
    きるように構成したことを特徴とする引張クリープ破断
    試験機の伸び追従装置。
  2. (2)油圧回路にアキュムレータを設け、このアキュム
    レータを停電時切換弁を介して油圧モータに接続したこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の引張クリープ破断試
    験機のの伸び追従装置。
JP9034589A 1989-04-10 1989-04-10 引張クリープ破断試験機の伸び追従装置 Expired - Lifetime JPH0687040B2 (ja)

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CN109115611A (zh) * 2018-10-23 2019-01-01 西南交通大学 一种适用于高强混凝土的大吨位受压徐变试验装置
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