JPH0226361A - ギヤトランスミッション用潤滑装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ３産業上の利用分野 本発明はギヤトランスミッション、特にギヤラックを潤
滑するための装置であって、トランスミッションの中で
用いられる潤滑剤を歯に送る為に少なくとも一つの歯部
材の中に形成されていて、歯の斜面と底部との間の隣接
個所に開口する様に配置されている少なくとも一つの穿
孔を有する装置に関する。

口、従来の技術 ギヤラックとはめば歯車によって形成されていられてい
る。蒸気ボイラーに於けるスウイーパーと関連して用い
られるその様なギヤトランスミッションはギヤラックを
有している。

ハ１発明が解決しようとする問題点 ギヤトランスミッションが適切に動く事を確実にする為
に、歯の表面は十分に潤滑されねばならない。上述のス
ウイーパーのギヤラックに於いては、例えば、潤滑剤は
ギヤラックの中に配置されている穿孔を介して歯に送ら
れる。その様な穿孔によって、ギヤラックの歯とはめば
歯車の歯との間に潤滑剤が送られる。先行技術での解決
策に於いては、潤滑剤は歯の底部か先端部に直角に送ら
れる。その様な解決策の欠点はＩギヤラックの歯が下方
に向けられていると、はめば歯車が潤滑個所を通る前に
潤滑剤はギヤラックの歯の表面から容易に落下する事で
ある。その事によって潤滑は不完全になり磨耗が激烈に
なる。

二０問題点を解決する為の手段 本発明の目的はギヤトランスミッションを潤滑する為の
装置であって、当該装置によって先行技術の欠点が除去
される装置を提供する事にある。

この事は穿孔が実質的に歯の斜面と同程度に傾斜させら
れている事を特徴とする本発明による装置によって達成
される。

本発明の主な利点は潤滑剤が潤滑されるべき表面に確実
かつ均一に広げられ、その事によって磨耗によって引き
起こされる欠点が最小にされる事にある。更なる利点は
本発明の簡潔性であって、この簡潔性の故に本発明は導
入するのに有利であり、かつ本発明を用いることはその
高度な動作信頼性の故に有利である。

以下に本発明が添付された図面に示された好ましい実施
例によってより詳細に記述される。

ホ、実施例、作用及び効果 第１図はギヤラック２を有するスウイーバ−１の全体図
であって、本発明はこのラックの潤滑に関するものであ
る。参照番号３は中央潤滑装置に属する部分を全体的に
示している。潤滑剤は中央潤滑装置によって潤滑される
べき個所へ送られる。

中央潤滑装置の部分３は参照番号４で示されている潤滑
管を有している。

はこれらの事柄はより詳細に述べないことにする。

第２図は第１図に示されているスウイーパーに用いられ
ているギヤラック２の概略的側断面図である。潤滑管４
も第２図に明瞭に示されている。

潤滑管４はギヤラック２の中に備えられている斜め穿孔
５の中に配置されている。潤滑剤６の流れが潤滑管４と
穿孔５とを介して歯７の斜面８に直接送られる様に穿孔
５はギヤラック２の歯面で終端する様に配置されている
。ここで用いられている様に、用語「斜め穿孔」とは穿
孔が歯の先端部或いは底部に関して傾斜した位置にある
事を意味している。

第２図の実施例に於いて、穿孔５は歯７の斜面８と同程
度に傾斜する様に配置されている。加つるに、各々の穿
孔５は歯７の斜面８と底部９との間の隣接個所に開口す
る様に配置されている。

この配置によって、第２図に於ける様に、歯が下を向く
様にギヤラックが装着されていても潤滑剤６は歯７の斜
面８に付着してギヤラックから落下することはない。は
めば歯車（図示せず）が潤滑個所を通過する前に潤滑装
置の投与器からの数滴の投与量の潤滑剤が歯７の斜面８
に投与される。

例えば、もしも穿孔が歯の底部に直角に配置されていれ
ば、投与量の潤滑剤はギヤラックから容易に落下してし
まうであろう。潤滑剤６はギヤラックの正しい個所に、
即ち、はめば歯車がギヤラックと接触する個所に正確に
送られ得る。

ギヤラック２の中に作られる穿孔の数は変えることがで
きる。穿孔５の数がギヤラックと相互作用するはめば歯
車の歯の数と等しい事は特に有益である事が判明した。

この配置によってはめば歯車は特に有利な方法で潤滑さ
れ得る。はめば歯車は潤滑剤をギヤラックの他の歯に押
し広げる。ギヤラックの中の穿孔は、はめば歯車の行路
の中央に配置されている。広幅のギヤラック或いははめ
ば歯車に於いては、並んで配置された幾つかの穿孔を設
けても良い。

上記の具体例は本発明を制限することを意図しているも
のではなく、本発明は特許請求の範囲内に於いて完全に
自由に変更され得る。従って、本発明による装置或いは
本発明による装置の諸部分は必ずしも図面に示されたそ
れらと正確に同じで４゜ ある必要はなく他の別の解決策もまた可能である事は明
白である。本発明がギヤラックの潤滑に関して上述のよ
うに記述されたとしても、この用途が唯一の可能性のあ
るものではない。本発明による装置は他の別の解決策に
於いても同様に、例えば、はめば歯車の潤滑に於いても
適用され得る。

【図面の簡単な説明】

第１図はギヤラックが用いられているスウイーパーの全
体図であり、そして 第２図は第１図に示されているスウイーパーに用いられ
ている、ギヤラックに於ける本発明による潤滑解決策を
示す概略的側断面図である。 ５・・・穿孔、 ７・・・歯、 ８・・・歯の斜面、 ９・・・歯の底部。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ギヤトランスミッション、特にギヤラックを潤滑
   するための装置であつて、トランスミッションの中で用
   いられる潤滑剤を歯に送る為に少なくとも一つの歯部材
   の中に形成されていて、歯の斜面（８）と底部（９）と
   の間の隣接個所に開口する様に配置されている少なくと
   も一つの穿孔を有する当該装置に於いて、前記穿孔（５
   ）が実質的に歯（７）の斜面（８）と同程度に傾斜させ
   られている事を特徴とする装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載の装置であつて、前
   記歯部材（２）がギヤラックでありかつ潤滑剤を送る為
   の前記穿孔がギヤラックを貫通する様に配置されている
   当該装置に於いて、前記穿孔（５）の数がギヤラックと
   相互作用するはめば歯車の歯の数と等しい事を特徴とす
   る装置。
3. （３）特許請求の範囲第２項に記載の装置に於いて、前
   記穿孔（５）がはめば歯車の行路の中央に配置されてい
   る事を特徴とする装置。