JPH0226059U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例に係る巻取り機構の略
示構造図、第２図は第１図における作動側チヤツ
クの断面図、第３図は第２図の―線断面図、
第４図は第２図におけるテーパ軸部の拡大部、第
５図は第４図の―線断面図、第６図は把持力
、解持推力の説明図である。 ２…作動側チヤツク、３…従動側チヤツク、３
…軸、６…テーパ軸、７…傾斜溝、８…滑子、９
…楔片、１０…肩部、１２…押し板、１３…ピス
トン、１５…バネ、１６…シリンダ、１７…背圧
室、Ｒ…巻ロール、Ｃ…巻芯。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 定位置で軸４周りの回転可能に支持され、回転
   力、制動力等外力が軸４に与えられる作動側チヤ
   ツク２と、把持側相互が対向するように前記作動
   側チヤツク２に同軸させて、軸方向の進退動可能
   、かつ軸周りの回転可能に支持される従動側チヤ
   ツク３とにより、巻ロールＲの巻芯Ｃを両側から
   把持せしめる巻芯把持装置において、前記作動側
   チヤツク２は軸４の把持側を先細のテーパ軸６に
   形成して、その外周を複数等分した位置に軸方向
   に延長した傾斜溝７を夫々凹設せしめていて、各
   傾斜溝７には、テーパ軸６と巻芯Ｃ間に介挿せし
   める楔片９及び該楔片９の端部に連なつて巻芯Ｃ
   の端縁に当接させる肩部１０からなる鈎形の滑子
   ８を脱落が阻止される得る摺動可能に夫々嵌装し
   てなり、一方、軸４の後端側には、前記各滑子８
   ，８の肩部１０を一斉に押圧するための押し板１
   ２及び該押し板１２を叩かせるためのピストン１
   ３を、バネ１５が介在された対峙状態で摺動可能
   に嵌合せしめているとともに、前記ピストン１３
   を囲繞し、かつ、ピストン１３の押し板１２とは
   反対側の背面に臨む背圧室１７を持つシリンダ１
   ６を軸４に一体させ形成せしめてなり、巻芯Ｃを
   把持する際、背圧室１７が大気に開放され、巻芯
   Ｃの把持を解く際、背圧室１７が圧力ラインに接
   続されることを特徴とする巻ロールの巻芯把持装
   置。