JPH0226027Y2 - - Google Patents

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JPH0226027Y2
JPH0226027Y2 JP14711983U JP14711983U JPH0226027Y2 JP H0226027 Y2 JPH0226027 Y2 JP H0226027Y2 JP 14711983 U JP14711983 U JP 14711983U JP 14711983 U JP14711983 U JP 14711983U JP H0226027 Y2 JPH0226027 Y2 JP H0226027Y2
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JP
Japan
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electrode
insertion hole
conduit
electromagnetic flowmeter
rod
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JP14711983U
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JPS6054921U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は電磁流量計の電極シール機構に関す
る。
(ロ) 従来技術 一般に、第1図に示すように、電磁流量計1は
導管2の外周面に一対の励磁コイル3が設けられ
る一方、この導管2に一対の電極4が相対向して
取りつけられ、前記励磁コイル3の励磁により導
管2内を流れる流体中に磁界を加え、流速に応じ
た電圧を電極4によつて導出するように構成され
ており、この電圧を増幅器等に加えて信号処理を
施し、流量を測定している。この種の電磁流量計
における電極の取りつけ構造は、第2図に示すよ
うに金属円筒で構成される導管2に設けられる挿
入孔5に、電極4の挿入棒部6が挿入取りつけら
れており、パツキンリング(あるいはガスケツト
等)7によつて導管2内の流体が外部に流出しな
いように密封されている。しかしながら従来の電
磁流量計では電極4の金属部分が全てむき出しに
なつており、また挿入孔5の側壁と電極4の挿入
棒部6との間にわずかな隙間ができるので、この
隙間に流体中のごみや汚物が溜り、そのため電極
4の接液状態が変化して有効面積が変化し、出力
インピーダンスが不安定となり、導出した信号を
増幅したとき出力が不安定となるおそれがあつ
た。また導管2内を流れる流体が食品用の場合、
電極の挿入棒部6と挿入孔5の側壁の間の隙間に
流体が入ると、流体の溜りが生じ、細菌の発生源
となるおそれがあつた。
(ハ) 目的 この考案の目的は、上記従来の電極流量計の欠
点を解消し、電極と導管に隙間がなく、電極の着
脱も容易な電極シール機構を提供することであ
る。
(ニ) 構成 上記目的を達成するために、この考案の電磁流
量計の電極シール機構は、外径が挿入孔内径に略
等しいスリーブ部と、このスリーブ部の根元に設
けられるフランジ部と、前記スリーブ部の先端に
形成され、内側に略円弧状に膨出するリング部と
で一体的に形成されるゴムシール部材を備え、こ
のゴムシール部材の前記スリーブ部に前記棒部を
挿通し、前記ゴムシール部材を介して電極を挿入
孔に嵌挿するようにしている。
(ホ) 実施例 以下、実施例により、この考案を詳細に説明す
る。
第3図は、この考案の実施に使用されるゴムシ
ール部材(ガスケツトスリーブ)の断面図であ
る。図に示すように、このゴムシール部材10は
スリーブ部11と、フランジ部12と、前記スリ
ーブ部11の先端に形成され、内側に略円弧状に
膨出するリング部13とで一体的に形成されてい
る。またフランジ部12の上面にも円弧状に膨出
したリング部14を備えている。スリーブ部11
の外径は導管の挿入孔の内径に略等しく選定され
ている。
第4図はこの考案の1実施例を示し、電極の挿
入孔近傍の断面図であり、導管15の挿入孔16
にシール部材10を介して、電極17の棒部18
を嵌挿した状態を示している。
電極17の導管15の挿入孔16への嵌挿は、
まず電極17の棒部18をシール部材10のスリ
ーブ部11に挿通し、この棒部18が挿通された
スリーブ部11を導管15の挿入孔16へ嵌挿す
る。なおこの場合、電極17の棒部18の径は、
着脱容易なように、スリーブ部11の内径よりも
若干細くしている。しかしリング部13の膨らみ
は、棒部18の径に対し、10〜20%のつぶし代が
とれるようになつている。またリング部13は、
導管15の内壁と略面一となり、棒部18の先端
は、導管15の内径より若干突出するようになつ
ている。
一方、電極17のフランジ部19には凹部20
が設けられており、電極17の嵌挿時に、ゴムシ
ール部材10のフランジ部12のリング部14が
この凹部20に嵌るようになつている。
上記実施例において、電極17が挿入孔16に
完全に挿入されると、棒部18の先端と導管15
の挿入口16の管内側口がリング部13で密封さ
れる。したがつて導管15内に流体を流しても、
液体が挿入口16と棒部18間に浸入することは
ない。
第5図は、この考案の他の実施例を示し、第4
図に示したものに比し、電極17の棒部18の先
端に段部18aと細棒部18bを有し、この段部
18aと細棒部18bで形成される凹所に、リン
グ部13が装着されるようになつていることが相
違する点であり、この実施例によれば、導管15
の内圧により、リング部13が外側(導管の)へ
移動するのを防止できる。
なお、上記各実施例において、電極の棒部の先
端部のみに異種金属(例えば耐食性の強い白金電
極)を使用することにより、耐食性を増すことが
できる。この場合、先端部のみなので、それほど
コストアツプにならずに高価な耐食材料を使用す
ることができる。
(ヘ) 効果 この考案によれば、電極の棒部先端部でシール
するので、電極と挿入口の隙間に流体が浸入せ
ず、したがつて電極有効面積が隙間のぬれで変化
するのを防止できる。また食品用など特に隙間に
浸入してはならないものでも、安心して導管内を
流すことができる。またゴムシール部材のスリー
ブ部と棒部は完全密封する必要がないので、電極
の着脱を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁流量計の原理的構成を示す図、第
2図は従来の電磁流量計の電極の取りつけ構造を
示す図、第3図はこの考案の実施に使用されるシ
ール部材の断面図、第4図はこの考案の1実施例
を示す電磁流量計電極の挿入孔近傍の断面図、第
5図はこの考案の他の実施例を示す電磁流量計の
電極の挿入孔近傍の断面図である。 10……ゴムシール部材、11……スリーブ
部、12……フランジ部、13……リング部、1
5……導管、16……挿入口、17……電極、1
8……電極の棒部、19……電極のフランジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 棒部とフランジ部を有し、棒部が導管壁に設
    けられる挿入孔に嵌挿される電磁流量計の電極
    のシール機構であつて、 外径が前記挿入孔内径に略等しいスリーブ部
    と、このスリーブ部の根元に設けられるフラン
    ジ部と、前記スリーブ部の先端に形成され、内
    側に略円弧状に膨出するリング部とで一体的に
    形成されるゴムシール部材を備え、このゴムシ
    ール部材の前記スリーブ部に前記棒部を挿通
    し、前記ゴムシール部材を介して前記電極を前
    記挿入孔に嵌挿することを特徴とする電磁流量
    計の電極シール機構。 (2) 前記電極の棒部は先端部が段部を有して先細
    に形成され、この段部及び先細部で形成される
    凹所に前記ゴムシール部材のリング部を装着す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電磁流量計の電極シール機構。
JP14711983U 1983-09-21 1983-09-21 電磁流量計の電極シ−ル機構 Granted JPS6054921U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14711983U JPS6054921U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 電磁流量計の電極シ−ル機構

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JP14711983U JPS6054921U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 電磁流量計の電極シ−ル機構

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Publication Number Publication Date
JPS6054921U JPS6054921U (ja) 1985-04-17
JPH0226027Y2 true JPH0226027Y2 (ja) 1990-07-17

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ID=30327259

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JP14711983U Granted JPS6054921U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 電磁流量計の電極シ−ル機構

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