JPH02254412A

JPH02254412A - 虹発生装置

Info

Publication number: JPH02254412A
Application number: JP1077343A
Authority: JP
Inventors: Takashi Mori; 敬森
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-03-29
Filing date: 1989-03-29
Publication date: 1990-10-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】挟開分Ｊ本発明は、虹発生装置、より詳細には、ビル内。

その他の噴水や樹木のある場所等の任意所望の箇所に装
飾的に人工的な虹を発生させるための装置に関する。

１米弦貫最近のビル等においては、ビル内に装飾的に樹木を植え
た噴水を設けたりして憩いの場所を設けるように工夫し
ている。特に、ホテル等においては、ロビーや庭園にこ
れらの施設を設け、雰囲気の向上を図っている。しかし
、これらは、いかに工夫をこらしても限界があり、みな
似たり寄ったりで、特に衆目の注意を惹くような漸新な
ものは見当らない。

本出願人は、上述のごとき実情に鑑みて、先に。

人工的に虹を発生させてホテルやビルのロビーの雰囲気
をより向上させ、より楽しい憩いの場を提供することの
できる虹発生装置について提案した。

第５図は、本出願人が先に提案した虹発生装置の一例を
説明するための構成図で、図中、１０１は太陽光或いは
白色光を呈するスペクトル成分の人工光等がレンズによ
って集束され、その白色光（可視光の全波長成分を含む
光）が伝送されてくる光導体、１０２は該光導体１０１
の光放出端に対向して配設され、該光放出端から放出さ
れた光を平行光線にするためのレンズ、１０３は該レン
ズ１０２からの平行光線を受光して分光するための細長
のプリズムで、図示例においては、多数本の光導体１０
１が一列に配設され、この−列に配列された光導体の光
放出端側に対向して細長のシリンドリカルレンズ１０２
が配列され、この細長のシリンドリカルレンズ１０２に
対向して細長のプリズム１０３が配設されている。この
プリズム１０３は勿論単一のプリズムでもよいが図示の
ように多数本のプリズム１０３を多数個重ね合わせて構
成してもよい。前記シリンドリカルレンズ１０２からの
平行線は、上述のように配設されたプリズム１０３によ
って分光され、上側が波長の長い赤色（Ｒ）成分の光と
なり、下側が波長の短い青色（Ｂ）成分の光となり、そ
の中間は各波長に応じて屈折され、上側を赤色、下側を
青色とする虹が形成されるが、この虹は、プリズム１０
３からの距離に応じて多数個の虹が重なって見えたりし
て非常に変化に富み、見た目に楽しいものである。

第６図は、本出願人が先に提案した虹発生装置の他の例
を示す構成図で、図中、第５図と同様の作用をする部分
には第５図の場合と同一の参照番号が付しである。而し
て、この例は、光源として第一の光導体ケーブル１０１
を用い、これに合わせて単一の円形レンズ１０２．及び
、略円形に形成されたプリズム１０１を用いたものであ
るが。

プリズム１０３は、図示のように、多数本のプリズム１
０３を多段に重ね、全体を円形に形成したものを用いて
もよいし、単一のプリズムの外形を円形としたものを用
いてもよい、従って、この例によると、光導体ケーブル
１０１、レンズ１０２、プリズム１０３等の配置構成が
非常に楽になり、また、出来上った虹も略円形になり、
興味のある虹ができる。しかし、上記虹発生装置には、
光導体から放出された光は直接プリズム１０３に投光さ
れるのではなくシリンドリカルレンズや円形レンズによ
り平行光線に変更してからプリズム１０３に投光される
ので、虹発生装置は大形になり、また高価になるという
問題点があった。

■−−羞本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
シリンドリカルレンズや円形レンズを使用することなく
、単一のプリズムを用いて虹を投光できるようにした虹
発生装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。

璽−一威第１図は、本発明による虹発生装置の一実施例を説明す
るための構成を示す図、第２図は、第１図のプリズム取
り付は部の平面図で、図中、１は複数本の光導体を束ね
た光導体ケーブルで、各先導体の図示しない各端部には
、例えば、太陽光又は人工光（白色光）を集光するため
のレンズが配設され、該レンズによって集光された光が
導入されるようになっている。３はプリズムで、光導体
ケーブル１は第３図に示したように多数本の光導体１ａ
、ｌｂ・・・１ｇから成り、各先導体に前述のようにレ
ンズを通して白色光に近い光が導入され、光放出端２か
ら放光されるが、該先導体ケーブルは１本でもよく、或
いはプリズムの長さ方向に複数水波べてもよい。光導体
ケーブル１は光放出端２において保持金具４により保持
される。該保持金具４はスタンド５に、支持板７を介し
て移動および回転可能に固設される。即ち、支持板７は
長手方向に溝孔７１を穿孔した短冊状をしており溝孔７
１においてスライドでき、回転し、光放出端２が所定方
向、位置に達したところで止めねじ７２によりスタンド
５に固設される。４１は止め具で、前記支持板７と保持
金具とを回転可能に固着するもので光放出端の位置設定
の自由度を増すものである。プリズム３は、図示の如く
断面が略正三角形をしており、端面は両側板３１に固着
されたプリズム頂角押え板３３およびプリズム押え板３
２によりプリズムの第２頂角Ｂおよび該頂角Ｂに対面す
る面を各々保持し、両側板３１は取付板３４に固着され
、該取付板３４はスタンド５の取付板５３に固設してス
タンド５に固定される。

プリズム３と光放出端２との取付関係は、光放出端２の
光軸が、プリズム３の第１の頂角Ａにおける第１の稜線
に直交する形で固設されていて、光軸の方向は第２の頂
角Ｂに向いている。スタンド５に該スタンド５の台板５
１により外筐６にビス５２により固設され収納される。

外筐６のプリズム３の第３の頂角Ｃに対向する部は傾斜
した面をもっており、該傾斜面には透光板６１が、外筐
６の収納枠６３に挿着され、押え枠６２により外筐６に
固設される。以上のプリズム３と、光放出端２との関係
において本出願人は、光導体１に伝達された白色光は光
放出端２よりプリズム３の第１の頂角Ａより第２の頂角
Ｂに向けて放射され、プリズム３内に入光した可視光は
、プリズム３内で分光され、第３の頂角Ｃから上部を赤
、下部を青にした円弧を描く虹が放出されることを確め
られた。放出された虹は、透光板６１を経て外筐外に照
光される。なお、第４図に本発明の虹発生装置の外観図
を示す。

効　　　果以上の説明から明らかなように、本発明は、複数本の光
導体を束ねた光導体ケーブルから放射される光で、虹が
発生できることを発見したことに基づくものであり、シ
リンドリカルレンズや円形レンズを必要とせず、複数本
の光導体を用いた光導体ケーブルにより、より強力な虹
を簡単な装置により安価に発生させることができ、しか
も小形となるので、持運び可能な装置とすることができ
ることから広範囲な利用が展開できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の虹発生装置の一実施例の要部側面図
、第２図は、プリズムの取付状態の平面図、第３図は、
光導体ケーブルの′光放射端面図、第４図は、第１図に
示した実施例の外観の斜視図、第５，６図は従来例を示
す図である。１・・光導体ケーブル、２・・・光放出端、３・・・プ
リズム、Ａ・・・第１頂角、Ｂ・・・第２頂角、Ｃ・・
・第３頂角。５・・スタンド、６・・外筐、６１・・・透光板。

Claims

【特許請求の範囲】

１、白色光が伝送されてくる複数本の光導体からなる光
導体ケーブルと、該光導体ケーブルの光放出端を該光放
出端部軸が、第１の稜線と直交して配設される断面が略
正三角形のプリズムとからなり、前記光導体ケーブルか
らの可視光を、前記プリズム第１の稜線を含む第１の頂
角から光進行方向の第２の頂角に向けて投光し、第３の
頂角から分光を放出したことを特徴とする虹発生装置。