JPH02252409A - デスク用トレー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、事務机の引出し内部に収納され、筆記具、印鑑
等を区別収納可能に構成したデスク用トレーに関する。

従来の技術 従来、事務机の抽斗に装備されるデスク用トレーとして
は、横方向に長尺な方形状のトレー本体の左右側縁に、
係合リブを一体に張出し、この係止片を抽斗の左右側板
の上縁に夫々係合してトレーを抽斗の左右側板間に掛は
渡して使用する構成のもの、或いは保合１ニブを省略し
て抽斗の左右側板に掛は渡すことなく抽斗の底板上に載
置して使用する構成のものがある。

発明が解決しようとする課題 ところで、上記した抽斗の左右側板間に掛は渡した状態
で使用する構成のデスク用トレーの場合は、これに収納
するものが専ら高さの低い物品例えば筆記具やクリップ
のような物が対象であって、このトレーを例えば高さが
高いゴム印を収納したり、名刺を索引可能に垂直状に収
納すべく、抽斗の底板上にｉ！置して使用するときは、
抽斗の前後方向に大きいスペースを占有し、抽斗の使い
勝手が大巾に制限され、また抽斗の底板上に載置して使
用する構成のデスク用トレーの場合には、抽斗の左右側
板間に掛は渡して使用することが不可能であり、従って
高さの低い物品を収納して使用しようとするときに、使
い勝手が不便である等の不都合を有していた。

課題を解決するための手段 そこで本願は、上記した公知のものの不都合を改善する
ために、長手方向の寸法が抽斗の左右側板の内幅に介入
できる長さをもつ横長方形状のトレー本体の短手側の縁
部に、抽斗の左右側板の上縁に夫々係止する伏倒状態と
、トレー本体の外側面で垂下する起立状態との間で起伏
自在の係止部材を配設したことを特徴とするデスク用ト
レー若しくは、横長方形状のトレー本体の一方の短手側
の縁部に、抽斗の一方の側板の上縁に係止する固定の係
止片を一体に設けると共に、他方の短手側の縁部に、抽
斗の他方の側板の上縁に係止する伏倒状態と、トレー本
体の外側面で垂下する起立状態との間で起伏自在に枢止
された係止部部材を設けて成り、この係止部材の起立状
態でその長手方向の寸法が左右側板の内幅に介入できる
長さを有したことを特徴とするデスク用トレーを提供す
るものであり、そして上記において、係止部材を枢止す
る部位が、断面切回形状の軸受孔と、この軸受孔の開口
部で水平方向と垂直方向とに延びる２つの受面とを連設
した軸受部から成り、かつ、係上部材が前記軸受孔に嵌
合する軸部と、起伏動作時に夫々前記２つの受面に相対
的に当接する係止片とから成るものである。

作　　　　　　　用 しかして、事務用スチール机の抽斗の左右側板間に本願
トレーを掛は渡しする場合には、各係止部材を伏倒し、
この伏倒状態で各係止部材を抽斗の左右側板の上縁部に
夫々係止する。また抽斗内の底板上に載置して使用する
場合には、各係止部材を下向きに起立して、本願トレー
を抽斗内の底板上に横方向で載置するものである。

実　　　　施　　　　例 以下図面と共に本願実施例を詳述すると、第１図は、本
願トレーの総体斜視図を示し、（１）は合成樹脂材によ
り一体成形したトレー本体を示し、該トレー本体（１）
は横長方形状を呈し、周縁に沿って鍔片（１）゛を一体
に設けた有底筐体（２）から成り、その長手方向の長さ
は、抽斗の左右側板間に横長に介入し得る寸法を有し、
その内部はこれと一体の仕切壁（３）及び着脱自在な仕
切板（４）により適宜区画されである。前記トレー本体
（１）の短手側の縁部の両鍔片（１）°の付根部下面の
前後位置には前後方向に延びる離断面切円形状の軸受孔
（５）と、この軸受孔（５）の斜め下方で開口する開口
部で水平方向と垂直方向に延びる２つの受面（６）　、
　（７）とを連設した軸受部（８）が夫々一体に設けで
ある。（９）は前記軸受部（８）に垂直回動自在に枢止
されて前記鍔片（１）°から外方向に突出する伏倒状態
と、トレー本体（１）の側壁外面で夫々垂下する係止部
材を示し、該係止部材（９）は第２゜３図で示すように
前記軸受部（８）の軸受孔（５）に回動自在に嵌合する
軸部（ｌＯ）に、伏倒時に水平の受面（６）に、起立時
に垂直の受面（７）に夫々当接すると共に先端に止片（
１））を垂設した外方に延びる係止片（１２）を一体に
設けて成り、該係止片（１２）はその中間部に係止片（
１２）の上面が鍔片（１）゛の上面を一致するように屈
曲して、鍔片（１）°の側面と当接する屈曲部（１３）
を有しており、前記係止部材（９）は起立状態でトレー
本体（１）の下面及び鍔片（１）”の側面より突出しな
いように、かつ、伏倒状態でトレー本体（１）の長手方
向に位置する係止部材（９）が抽斗Ｂの左右側板ａ、ｂ
に掛は渡しできる大きさに設定されている。

しかして、事務用スチール机Ａの抽斗Ｂの左右側板ａ、
ｂ間に本願トレーを掛は渡しする場合には、第４図実線
で示すように各係止部材（９）をその係止片（１２）が
軸受部（８）の水平の受面（６）に当接する位置まで伏
倒し、この状態で各係止部材（９）を抽斗Ｂの左右側板
ａ、ｂの上縁部に夫々係止する。また、抽斗Ｂ内の底板
Ｃ上に載置して使用する場合には、同図仮想線で示すよ
うに、各係止部材（９）をその係止片（１２）が軸受部
（８）の垂直の受面（７）に当接する位置まで下向きに
起立して、本願トレーを抽斗す内の底板Ｃ上に横長に載
置する。

なお、上記において補強のために軸受部（８）をを底匣
体（２）の短手側の全幅に沿って設けてもよく、また、
上記実施例はトレー本体（１）の鍔片（１）°の短手側
の縁部の前後位置に係止部材（９）を備えた場合を示し
たが、第５図で示すようにトレー本体（１）の短手側の
縁部の一方に抽斗Ｂの左右側板ａ、ｂの一方の上縁に係
止する係止片（２０）を一体に固設すると共に、その他
方にのみ長尺な係止片（１２）”を有した係止部材（９
）゛を上記実施例と同様に起伏自在に枢止した構成でも
よく、この場合、トレー本体（１）に固設した係止片（
２０）の外縁と、係止部材（９）゛を起伏自在に係止し
た鍔片（１）。

の外側縁との長さが、抽斗Ｂの左右側板ａ、ｂ間に横長
に介入し得る寸法に設定され、かつ、抽斗Ｂ内の底板Ｃ
上に載置して使用する場合には、係止部材（９）°を下
向きに起立した状態で、本願トレーを抽斗Ｂ内の底板Ｃ
上に横長に載置する。

また、第６図はトレー本体（１）の短手側の両縁部に、
その長さ方向に沿って延びる長尺な係止部材（３０）、
　（３０）を夫々取り付けて成る他の実施例を示してい
る。

発明の効果 以上のように本願によれば、トレー内に収納する収納物
に応じて、係止部材の起伏操作により一つのトレーを抽
斗の左右側板に掛は渡して使用したり或いは抽斗の底板
上に！！置して使用したりすることができて使用並びに
事務用品などの収納物の取り扱いに極めて便利であり、
特に係止部材を枢止する部位が、断面切円形状の軸受孔
と、この軸受孔の開口部で水平方向と垂直方向とに延び
る２つの受面とを連設した軸受部から成り、かつ、係止
部材が前記軸受孔に嵌合する軸部と、起伏動作時に夫々
前記２つの受面に相対的に当接する係止片とから成ると
きは、構成が簡単に得られる等の利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示し、第１図は総体斜視図、第２
図は要部の拡大縦断面図、第３図は係上部材の拡大斜視
図、第４図は使用状態を示す一部切欠した正面図、第５
図は他の実施例を使用状態を示す一部を切欠した正面図
、第６図はさらに他の実施例を示す総体斜視図である。 図中、（１）はトレー本体、（５）は軸受孔、（６）（
６）は受面、（８）は軸受部、（９）　、　（９）’は
係止部材、（１０）は軸部、（１２）は係止片、（２０
）は係止リブでＢは抽斗、ａ、ｂは側板である。 第 図 第 図 ７り 第 図 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）長手方向の寸法が抽斗の左右側板の内幅部に介入
   できる長さをもつ横長方形状のトレー本体の短手側の縁
   部に、抽斗の左右側板の上縁に夫々係止する伏倒状態と
   、トレー本体の外側面で垂下する起立状態との間で起伏
   自在の係止部材を配設したことを特徴とするデスク用ト
   レー。
2. （２）横長方形状のトレー本体の一方の短手側の縁部に
   、抽斗の一方の側板の上縁に係止する固定の係止片を一
   体に設けると共に、他方の短手側の縁部に、抽斗の他方
   の側板の上縁に係止する伏倒状態と、トレー本体の外側
   面で垂下する起立状態との間で起伏自在に枢止された係
   止部材を設けて成り、この係止部材の起立状態でその長
   手方向の寸法が左右側板の内幅に介入できる長さを有し
   たことを特徴とするデスク用トレー。
3. （３）係止部材を枢止する部位が、断面切円形状の軸受
   孔と、この軸受孔の開口部で水平方向と垂直方向とに延
   びる２つの受面とを連設した軸受部から成り、かつ、係
   止部材が前記軸受孔に嵌合する軸部と、起伏動作時に夫
   々前記２つの受面に相対的に当接する係止片とから成る
   ことを特徴とした請求項１、２記載のデスク用トレー。