JPH02251663A - 糊付機の糊箱装置 - Google Patents

糊付機の糊箱装置

Info

Publication number
JPH02251663A
JPH02251663A JP7248889A JP7248889A JPH02251663A JP H02251663 A JPH02251663 A JP H02251663A JP 7248889 A JP7248889 A JP 7248889A JP 7248889 A JP7248889 A JP 7248889A JP H02251663 A JPH02251663 A JP H02251663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sizing
box
liquid
glue
size liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7248889A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukenobu Osada
長田 祐伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP7248889A priority Critical patent/JPH02251663A/ja
Publication of JPH02251663A publication Critical patent/JPH02251663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、糊付機の糊箱装置、殊に高粘度の糊液を使
用する場合にも、均一な糊付状態を得ることができる糊
付機の糊箱装置に関する。
従来技術 紡織工業における糊付機の目的は、糸に糊液を浸透させ
ることにより糸強度の向上を図るとともに、糸表面の毛
羽を伏せ、製織の際に、開口運動の糸捌きを良好にする
ことにあり、織機回転数の向上とともに、次第に、前者
より後者に重点が移行しつつある。そこで、糊付機にお
いて使用される糊液は、良好な毛羽伏せ効果を得るため
に、ますます高粘度のものが採用される傾向にある。
従来の糊付機の糊箱装置としては、サイジングローラを
収納するサイジングボックスと、糊液補充用のキャビテ
ィボックスとを対にして設け、循環ポンプを介して、後
者から前者へ糊液を移送するとともに、サイジングボッ
クスからオーバフローした糊液をキャビティボックスに
回収するようにしたものが知られている(たとえば、特
願昭63−152031号)。このものは、新たに補充
される糊液は、キャビティボックスとサイジングボック
スとの間を循環することにより、使用中の糊液とよく混
合されるから、糊液を補充したときにも、糊液の性状変
化を最少にすることができ、また、サイジングボックス
における糊液の液面レベルは、オーバフローによって常
に所定の一部レベルに維持することができるので、糊付
着量の均一性を図ることができる。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、高粘度の糊液の
使用に対しては、必ずしも、その性能が十分とは云えな
かった。すなわち、循環ポンプを介してキャビティボッ
クスからサイジングボックスに移送された糊液は、後者
からオーバフローして前者に回収されるのみであるので
、サイジングボックス中の糊液は、比重の大きい構成分
の一部がサイジングボックスの底部に滞留し、いつまで
も排出されない事態が生じ、このために、糸シートに付
着される糊液の成分が徐々に変化して、ロフトの始期と
終期とにおける糊付着量に顕著な差を生じることがある
。また、糊液の一部が分離したり、風綿等が混入したり
して生成する沈澱物が存在するため、底部に設けられた
加熱用ヒータによって糊液を間接的に加熱するような場
合に、これらの沈澱物に熱伝達が集中して焦げが生じた
り、糊液の温度が十分に上昇しなかったり、さらには、
加温用蒸気の吹込み等によって沈澱物が一時的に上方に
舞い上ると、糊付着量が不均一になったりするおそれが
避けられなかった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の実情に鑑
み、サイジングボックスからキャビティボックスへの糊
液の回収は、オーバフローの他に、前者の底部からの排
出を併用することにより、サイジングボックス内の糊液
の滞留を防止し、糊液成分の変化による糊付着量の変動
や、沈澱物の生成による弊害を有効に排除することがで
きる糊付機の糊箱装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、サイジ
ングローラにより、走行する糸シートに糊液を付着する
とともに、所定の液面レベルにおいて糊液をオーバフロ
ーさせるオーバフローゲートを備えるサイジングボック
スと、サイジングボックスからオーバフローする糊液を
受けるキャビティボックスと、キャビティボックスから
サイジングボックスへ糊液を循環する循環ポンプとを備
え、サイジングボックスには、その底部から糊液を抜き
取ってキャビティボックスに排出する糊液排出機構を設
けることをその要旨とする。
なお、糊液排出機構は、サイジングボックスの側壁の下
部を開閉する開閉ゲートとし、または、サイジングボッ
クスの底部に連結した排出ポンプや開閉弁としてもよい
ものとする。
作用 而して、この構成によるときは、糊液は、循環ポンプに
よって、常に、キャビティボックスからサイジングボッ
クスに移送されるとともに、オーバフローゲートからオ
ーバフローすることによって、サイジングボックスにお
ける液面レベルが一定に保たれる。一方、糊液排出機構
を介して、その一部がサイジングボックスの底部から抜
き取られているから、サイジングボックス内には、オー
バフローによる糊液の表面部分の流れに加えて、底部か
らの排出による上方から下方への流れが発生し、したが
って、高粘度の糊液の使用に際しても、サイジングボッ
クス中に有害な滞留が生じるおそれがなく、したがって
、沈澱物の生成等を有効に阻止することができる。
なお、糊液排出機構としては、開閉ゲート、排出ポンプ
、開閉弁のいずれであってもよ(、要は、所定量の糊液
を、連続的または間欠的に、サイジングボックスの底部
から抜き取ってキャビティボックスに排出することがで
きるものであればよい。
また、このときの糊液の排出JIQxは、循環ポンプに
よってキャビティボックスから送り込まれる循環jlQ
c 、糸シートへの糊付着量Qw、オーバフローによる
キャビティボックスへの回収量ΔQとして、 Qx =Qc−Qw−ΔQ となるから、一般に、Qx<Qcでよい。ただし、仕掛
ける糸シートの変更等に際し、サイジングボックス内の
糊液を速やかに排出することができるように、糊液排出
機構は、その最大可能排出量を十分に大きくとり、必要
に応じて、所定の排出量Qxが設定できるように、流量
調節可能に構成することが好ましい。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
糊付機の糊箱装置は、サイジングボックス10とキャビ
ティボックス20とを主要部材としてなる(第1図)。
サイジングボックス10には、イマージョンローラIR
と、サイジングローラS1と、スキージングローラS2
とが装架され、トランスファローラTR,ガイドローラ
GRを介して供給される糸シートWに糊液りを付着する
ようになっている。
サイジングボックス10には、オーバフローゲート11
と、開閉ゲート12とが形成され、前者は、サイジング
ボックス10内の糊液りの液面レベルを所定の一定レベ
ルに保ち、後者は、サイジングボックス10の任意の側
壁の下方を開閉することができるものとする。開閉ゲー
ト12は、リンク13aを介し、ソレノイドまたはシリ
ンダ等の駆動源13によって、所定開度に開閉自在とな
っている。
オーバフローゲート11をオーバフローシ、開閉ゲート
12を介して排出される糊液りは、連絡管路14を介し
てキャビティボックス20に回収されるものとし、また
、連絡管路14の先端部には、フィルタメツシュ14a
が装着されている。
キャビティボックス20には、一定量の糊液りが貯留さ
れ、図示しない補給タンクから、新しい糊液りを補充す
ることができるものとする。キャビティボックス20に
は、循環ポンプ21を有する循環路21aが連結され、
その先端は、サイジングボックス10に開口している。
図示しないクリールから引き出される糸シートWは、ト
ランスファローラTR,ガイドローラGR,イマージョ
ンローラIR,サイジングローラS1、スキージングロ
ーラS2を、それぞれ、第1図の矢印方向に駆動するこ
とによって、同図ノ左から右の方向に走行し、サイジン
グボックス10において所定量の糊液りが付着された後
、図示しない乾燥工程を経て、最終的に、織機ビームに
巻き取られる。このとき、循環ポンプ21を運転するこ
とにより、キャビティボックス2o内の糊液りは、サイ
ジングボックス10に移送される。
サイジングボックス10に流入した糊液りは、その一部
が、糸シートWに付着して外部に持ち去られるが、残部
は、オーバフローゲート11をオーバフローするものと
、開閉ゲート12を介してサイジングボックス10の底
部から抜き取られるものとに分かれ、いずれも、連絡管
路14を介して、キャビティボックス20に回収される
。すなわち、糊液りは、循環ポンプ21を介し、キャビ
ティボックス20とサイジングボックス10との間を循
環する。
そこで、循環ポンプ21による循環ff1Qc 、糸シ
ートWへの糊付着量Qw sオーバフローによる回収量
ΔQ、開閉ゲート12からの排出iQxを適量に設定す
れば、サイジングボックス10内の糊液りには、オーバ
フローによる表面部分の流れの他に、上方から下方への
流れを作ることができるから、糊液りが高粘度のもので
あったとしても、サイジングボックス10内における滞
留が生じることがなく、有害な沈澱物の生成等をよく防
止することができる。また、比重の大きい構成分は、下
方から流れ出てキャビティボックス20の糊液りに混入
し、再びサイジングボックス10に循環するため、サイ
ジングボックス10内の糊液りの成分は均一に保たれる
なお、フィルタメツシュ14aは、循環中の糊液りに混
在する異物や固形成分等を有効に除去することができる
開閉ゲート12からの排出量Qxは、前述のとおり、Q
x<Qcでよいが、仕掛ける糸シートWの変更等に際し
、サイジングボックス10内の糊液りを短時間に排出す
るためには、その最大可能排出量は十分大きく設定し、
駆動源13により、必要に応じ、その開度を任意に調節
設定できるようにしてお(のがよい。
他の実施例 開閉ゲート12は、サイジングボックス10の底部から
糊液■、の一部を抜き取り、キャビティボックス20へ
排出する糊液排出機構を形成するから、このものは、サ
イジングボックス10の底部に連結した排出ポンプ15
または開閉弁16に代えることができる(第2図、第3
図)。ここでは、サイジングボックス10の底板10a
は漏斗状に形成し、排出ポンプ15、開閉弁16は、底
板10aの最深位置に連結した連絡管路15a、16a
に介装し、その先端は、連絡管路14とともに、フィル
タメツシュ14aを介して、キャビティボックス20に
開口する。排出ポンプ15によれば、糊液りの強制排出
が可能であるから、サイジングボックス10の底部とキ
ャビティボックス20との相対高さの制約を受けること
がなく、また、開閉弁16によれば、重力による自然排
出を利用することができるので、全体構成を著るしく簡
略化することができる。
以上の説明において、開閉ゲート12、排出ポンプ15
、開閉弁16を介する糊液りの排出量Qxは、連続的に
、所定量となるようにしてもよいが、たとえば、排出ポ
ンプ15は間欠運転とし、その平均排出量が所定量とな
るようにしてもよいものとする。
発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、サイジングボッ
クスに対し、その底部から糊液を抜き取り、キャビティ
ボックスへ排出する糊液排出機構を設けることによって
、糊液は、サイジングボックスの表面部分からオーバフ
ローするとともに、その底部からも排出されてキャビテ
ィボックスに回収されるから、サイジングボックス内に
おいて滞留を生じることがなく、したがって、糊液成分
の変化による糊付着量の変動や、沈澱物の生成による糊
液の焦げや糊付着量の一時的な不均一等の発生を有効に
排除することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す全体構成説明図である。 第2図は他の実施例を示す第1図相当図であり、第3図
は別の実施例を示す要部構成説明図である。 W・・・糸シート L・・・糊液 Sl・・・サイジングローラ 10・・・サイジングボックス 11・・・オーバフローゲート 12・・・開閉ゲート 15・・・排出ポンプ 16・・・開閉弁 20・・・キャピテイボックス 21・・・循環ポンプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)サイジングローラにより、走行する糸シートに糊液
    を付着するとともに、所定の液面レベルにおいて糊液を
    オーバフローさせるオーバフローゲートを備えるサイジ
    ングボックスと、該サイジングボックスからオーバフロ
    ーする糊液を受けるキャビティボックスと、該キャビテ
    ィボックスから前記サイジングボックスへ糊液を循環す
    る循環ポンプとを備え、前記サイジングボックスには、
    底部から糊液を抜き取り、前記キャビティボックスへ排
    出する糊液排出機構を設けてなる糊付機の糊箱装置。 2)前記糊液排出機構は、前記サイジングボックスの側
    壁の下部を開閉する開閉ゲートであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の糊付機の糊箱装置。 3)前記糊液排出機構は、前記サイジングボックスの底
    部に連結した排出ポンプであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の糊付機の糊箱装置。 4)前記糊液排出機構は、前記サイジングボックスの底
    部に連結した開閉弁であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の糊付機の糊箱装置。
JP7248889A 1989-03-24 1989-03-24 糊付機の糊箱装置 Pending JPH02251663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7248889A JPH02251663A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 糊付機の糊箱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7248889A JPH02251663A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 糊付機の糊箱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02251663A true JPH02251663A (ja) 1990-10-09

Family

ID=13490757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7248889A Pending JPH02251663A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 糊付機の糊箱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02251663A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216565A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ドライ・フィルムをパネルにつける装置および方法
CN102134792A (zh) * 2011-01-19 2011-07-27 广州纺织服装研究院 一种用于纱线整理的纺织设备及纱线整理方法
JP2013108205A (ja) * 2011-11-23 2013-06-06 Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh 繊維材料用前処理装置
CN103952877A (zh) * 2014-03-28 2014-07-30 吴江龙升纺织有限公司 一种新型浆纱装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216565A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ドライ・フィルムをパネルにつける装置および方法
CN102134792A (zh) * 2011-01-19 2011-07-27 广州纺织服装研究院 一种用于纱线整理的纺织设备及纱线整理方法
JP2013108205A (ja) * 2011-11-23 2013-06-06 Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh 繊維材料用前処理装置
KR101420692B1 (ko) * 2011-11-23 2014-07-17 칼 마이어 텍스틸마쉰넨파브릭 게엠베하 섬유 원료용 전처리 장치
CN103952877A (zh) * 2014-03-28 2014-07-30 吴江龙升纺织有限公司 一种新型浆纱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3834869A (en) System for dispersing fibers in suspension including air laying web,conditioning fibers in web,dispersing web in liquid
CZ284345B6 (cs) Způsob výroby nepovlékaných technických tkanin
JP6814795B2 (ja) 生地を処理する方法及び該方法を実現する装置
EP0945538B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von strangförmigem Textilgut
EP2173938B1 (de) Vorrichtung und verfahren zum behandeln von strangförmiger textilware
KR101448011B1 (ko) 폴리에스테르 섬유제품의 연속감량 가공장치
JP2000509773A (ja) 糸の前処理およびその後の染色
JPH02251663A (ja) 糊付機の糊箱装置
US1825478A (en) Method and means for treating textile fabrics
DE3818414A1 (de) Verfahren und vorrichtung zum behandeln von textilgut
US3665734A (en) Apparatus for finishing fibrous material
US10309048B2 (en) Method of chemical treatment for fibers
US3647526A (en) Method for treating textile materials
US1236002A (en) Coating apparatus.
DE102004061186B4 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Behandeln von strangförmiger Textilware
GB2063943A (en) Continuous processing of fabric materials
CN110130028A (zh) 一种新型浆纱机
EP1526205A2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum gleichmässigen Aufbringen von Behandlungsmitteln auf einen Warenstrang
NO163703B (no) Motstroems-vaskeanordning for kontinuerlig behandling av tremassefibre.
US1058459A (en) Process of treating textile fabrics.
DE4205515A1 (de) Vorrichtung zum schlichten von webketten aus textilen garnen
US5375281A (en) Method for treating and in particular dyeing fabric warp-threads
DE19517298C1 (de) Vorrichtung zum Behandeln von Textilgut in Form mindestens eines endlosen Stranges
DE3619310C2 (ja)
US1975036A (en) Subsequent treatment of yarns and the like