JPH02250281A

JPH02250281A - 電源接続装置

Info

Publication number: JPH02250281A
Application number: JP6993489A
Authority: JP
Inventors: Noboru Sato; 昇佐藤; Keiichi Miura; 三浦　圭一
Original assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Current assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date: 1989-03-22
Filing date: 1989-03-22
Publication date: 1990-10-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、電源コンセント等に差し込んで電源を得るた
めの電源接続装置に係り、特に、世界の各国で採用され
ている各種のコンセントに対応することができるように
したトラベラプラグ等の電源接続装置に関するものであ
る。

従来の技術従来、世界の各国で採用されている各種のコンセントに
対して、わが国の接続プラグを使用できるようにした各
種のトラベラプラグが開発されている。それらの内、最
も簡単なものは、−面にわが国の接続プラグが差し込ま
れる差込孔が形成され、他面に特定の国の仕様に基づく
接続ピンが設けられた専用のトラベラプラグを設けてい
るものである。そして、複数国を移動する場合には、そ
れらの複数国の仕様に基づく複数個のトラベラプラグを
準備し、収納箱等に収納して持ち運んでいる。

このように、複数個のトラベラプラグを持ち運ぶ場合に
、１ケ国においては、一種のトラベラプラグしか使用し
ないため、他のトラベラプラグはバラバラになり、紛失
し易いものである。また、複数個のトラベラプラグは、
その全てを収納箱に収納しても全体が嵩張り、容積が大
きくて持ち運びしにくいと云う問題もある。

このようなことから、特公昭６０−１４４７２号公報に
記載されているように６複数種の接続ピンを保持して必
要により必要な接続ピンを突出させて使用するようにし
たものが存する。これにより、一つの器具を持ち運べば
、複数国で電源を得ることができるようにしているもの
で、前述の各国毎の専用のトラベラプラグを用いる場合
の欠点を解決している。

発明が解決しようとする課題特公昭６０−１４４７２号公報に記載されている電気プ
ラグは、その構造上の制約から、特定の接続ピンを突出
させてから、それらの接続ピンを個々に固定する操作が
必要であり、使用時における操作が大変であるとともに
構造も複雑であると云う問題がある。

課題を解決するための手段複数対の接続ピンと、これらの接続ピンを対称的に円弧
上に配列するとともに各接続ピンそれぞれが摺動自在に
挿通される複数の挿通孔を備えた基体と、前記接続ピン
を前記基体の端面から没入する方向に付勢する付勢体と
、器具用のプラグが差し込まれる差込部とこれらの差込
部と一体的で対になった前記接続ピンに当接する当接部
とが形成された接続具と、この接続具が取付けられると
ともに前記基体に回動自在でかつ軸方向に摺動自在に取
付けられ前記基体の相互の回動操作により前記接続ピン
を選択して前記基体に摺動させることにより前記接続ピ
ンを前記挿通孔から突出させる可動体と、前記基体に対
する前記可動体の回動方向と軸方向との移動を可能とし
前記接続ピンを選択案内するガイド手段と、前記基体と
前記可動体との相対移動を固定する固定手段とよりなる
ものである。

作用基体に対して可動体を回動方向に回せば、複数対の接続
ピンを選択することができ、その接続ピンを選択した後
に可動体を軸方向に移動させることにより、その接続ピ
ンを基体から突出させることができ、固定手段でそのま
ま可動体を固定すれば、必要な接続ピンが突出した状態
の接続具を得ることができ、その操作も容易であり、か
つ、構造も容易であるように構成したものである。

実施例本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、一端に基面１が形成された有底筒状の基体２が設
けられている。この基体２は、前記基面１の外面が平坦
であり、筒部３が円筒状に形成さゎているものである。

そして、前記基面１には、それぞれ対になった三種の挿
通孔４，５．６がそれぞれ６０度毎の角度をもって対称
的に形成されている。すなわち、前記挿通孔４は円形の
ものであり、前記挿通孔５は角孔状でその長手方向が直
線上に配列されており、前記挿通孔６は角孔状でハの字
形に形成されている。また、前記筒部３の外周面には、
ガイド手段となる案内溝７が形成されている。この案内
溝７は、前記基体２の開口縁側に位置させて全周の１８
０度に相当する長さをもつ円弧部８を有し、この円弧部
８から前記基面１方向に向けて軸方向に沿わせた４本の
直線部９，１０，１１．１２が連続して形成されている
。これらの直線部９，１０．１１．１２はそれぞれ円周
方向に６０度の角度をもって配置されており、かつ、そ
れぞれの長さが異なるとともにその先端部には深さが大
きくなった固定部１３が形成されている。

ついで、三種の接続ピン１４，１５．１６が形成されて
いる。これらの接続ピン１４，１５．１６の内、接続ピ
ン１４は円柱ピン状のピン部１７とこのピン部１７の一
端に固定された平板によるガイド孔１８を有する接続部
１９とよりなる。そして、前記ピン部１７には、付勢体
となる圧縮ばね２０が嵌合されるとともに前記接続部１
９のガイド孔１８には、前記基体２に固定的に設けられ
た案内ピン２１に嵌合されている。

また、前記接続ピン１５は、比較的板厚の大きい角柱状
のピン部１７を有し、このピン部１７と一体的にガイド
孔１８を有する接続部１９が設けられている。そして、
この接続ピン１５も、ピン１！１ｉｌ１７に付勢体とな
る圧縮はね２０が嵌合され、かつ、前記接続部１９のガ
イド孔１８に前記基体２に固定的に設けられた案内ピン
２１が嵌合されている。

さらに、前記接続ピン１６は、比較的板厚の薄い角柱状
のピン部１７を有し、このピン部１７と一体的にガイド
孔１８を有する接続部１９が設けられている。そして、
この接続ピン１６は、前記基体２に固定的に設けられた
案内ピン２１に伺勢体となる圧縮ばね２０が嵌合され、
かつ、前記接続部１９のガイド孔１８がその案内ピン２
１に嵌合されている。

このように取付けられた接続ピン１４，１５゜１６は、
前記基体２の開口縁に接着等の手段で固定される抜は止
めリング２２により抜は止めされてそれぞれのピン部１
７の先端が前記挿通孔５がら没入した状態で保持されて
いる。

つぎに、前記基体２の外周に嵌合し、回転方向及び軸方
向に移動自在の有底筒状の可動体２３が設けられている
。この可動体２３の端面２４には、国内のプラグの差込
が挿入される角孔状の一対の差込口２５が形成され、こ
れらの差込口２５の中間部に位置する前記端面２４の内
面には、内方へ突出する補強片２６が一体的に形成され
ている。

そして、前記可動体２３の内部には、一対の接続具２７
がビス２８により固定的に設けられている。

これらの接続具２７は、前記接続ピン１４，１５゜１６
の前記接続部１９に当接する当接部２９を備えた押圧体
３０と、この抑圧体３０と前記補強片２６との間に位置
して前記差込口２５に開口する差込部となる弾性的な接
続片３１とよりなる。

ついで、前記可動体２３の筒部３２の開口縁部には、局
部的に厚い肉厚部３３が形成され、この肉厚部３３には
前記案内溝７に係合する固定手段としての摘み３４付き
の固定ねじ３５がねじ結合されている。

このような構成において、固定ねじ３５を緩めておくと
、その固定ねじ３５はガイド溝７の円周部８に係合し、
第４図に示すように接続ピン１４゜１５．１６のピン部
１７は基体２の基面１、すなわち、挿通孔４に没入した
状態に維持されている。

この状態で可動体２３を円周方向に回動させると、固定
ねじ３５はガイド溝７の円周部８を移動する。

これにより、接続具２７の当接部２９が接続ピン１４．
１５．１６のいずれかの接続部１９に対面することにな
る。

例えば、固定ねじ３５をガイド溝７の直線部９に位置さ
せた場合には、接続具２７の当接部２９は、接続ピン１
４の接続部１９に対面することになり、その状態で可動
体２３を押して固定ねじ３５を直線部９に沿わせて移動
させると、第８図に示すように接続ピン１４のピン部１
７が基面１がら突出する。そして、固定ねじ３５を締め
込んで固定部１３に係合させると、圧縮はね２ｏの力を
受けていても可動体２３は固定され、第４図に示すよう
に、接続ピン１４が突出した状態を継続する。

したがって、接続ピン１４を使用してその接続ピン１４
に適合するその国のコンセントに差し込む。これにより
、わが国のプラグが使用できる状態になる。すなわち、
接続ピン１４と接続具２７とは互いに電気的に接触して
いるので、差込孔２５からプラグを差し込むことにより
、電源を得ることができるものである。

なお、固定ねじ３５をガイド溝７の直線部１２に合せた
時には、直線部９と直線部１２との角度が１８０度であ
るため、接続具２７が対向するのは依然として同じ接続
ピン１４である。しかしながら、直線部９と直線部１２
とはその長さが異なるため、同じ接続ピン１４が突出し
てもその突出長さが異なり、異なる国の仕様に適合させ
ることができるものである。

ついで、異なる接続ピン１５．１６を使用する国におい
ては、固定ねじ３５をガイド溝７の直線部１０又は直線
部１１に係合させる。この場合にも、可動体２３を押圧
することにより、接続ピン１５または接続ピン１６が突
出し、前述の場合と同様な使用状態が得られる。

発明の効果本発明は上述のように、複数対の接続ピンと、これらの
接続ピンを対称的に円弧上に配列するとともに各接続ピ
ンそれぞれが摺動自在に挿通される複数の挿通孔を備え
た基体と、前記接続ピンを前記基体の端面から没入する
方向に付勢する付勢体と、器具用のプラグが差し込まれ
る差込部とこれらの差込部と一体的で対になった前記接
続ピンに当接する当接部とが形成された。接続具と、こ
の接続具が取付けられるとともに前記基体に回動自在で
かつ軸方向に摺動自在に取付けられ前記基体の相互の回
動操作により前記接続ピンを選択して前記基体に摺動さ
せることにより前記接続ピンを前記挿通孔から突出させ
る可動体と、前記基体に対する前記可動体の回動方向と
軸方向との移動を可能とし前記接続ピンを選択案内する
ガイド手段と、前記基体と前記可動体との相対移動を固
定する固定手段とより構成したので、基体に対して可動
体を回動方向に回せば、複数対の接続ピンを選択するこ
とができ、その接続ピンを選択した後に可動体を軸方向
に移動させることにより、その接続ピンを基体から突出
させることができ、固定手段でそのまま可動体を固定す
れば、必要な接続ピンが突出した状態の接続具を得るこ
とができ、その操作も容易であり、かつ、構造も容易で
あると云う効果を有する。

第４図は縦断側面図、第５図は可動体を取外した状態の
基体の正面図、第６図は基体を取外した状態の可動体の
背面図、第７図は基体の筒部の外周面の展開図、第８図
は接続ピンを突出させた使用状態の側面図である。

２・・・基体、４，５．６・・・挿通孔、７・・・ガイ
ド手段、１４，１５．１６・・・接続ピン、２ｏ・・・
付勢体、２３・・・可動体、２７・・・接続具、２９・
・・当接部、３１・・・差込部、３５・・・固定手段用　願　人　　　東芝電材株式会社

【図面の簡単な説明】

Claims

【特許請求の範囲】

　複数対の接続ピンと、これらの接続ピンを対称的に円
弧上に配列するとともに各接続ピンそれぞれが摺動自在
に挿通される複数の挿通孔を備えた基体と、前記接続ピ
ンを前記基体の端面から没入する方向に付勢する付勢体
と、器具用のプラグが差し込まれる差込部とこれらの差
込部と一体的で対になった前記接続ピンに当接する当接
部とが形成された接続具と、この接続具が取付けられる
とともに前記基体に回動自在でかつ軸方向に摺動自在に
取付けられ前記基体の相互の回動操作により前記接続ピ
ンを選択して前記基体に摺動させることにより前記接続
ピンを前記挿通孔から突出させる可動体と、前記基体に
対する前記可動体の回動方向と軸方向との移動を可能と
し前記接続ピンを選択案内するガイド手段と、前記基体
と前記可動体との相対移動を固定する固定手段とよりな
ることを特徴とする電源接続装置。