JPH02248669A - 電動圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫、ショーケース、空調機等冷凍窄調機
器に使用する電動圧縮機に関するものである。

従来の技術 従来の構成を第３図を用いて説明する。

１は密閉容器、２は冷媒を圧縮する機械部であり、該機
械部２はシャフト３によって電動機部４に連結されてい
る。

６及び６は電動機部４のステータ及びロータであり、両
者間には適宜な空隙なるロータギャップ７を有している
。またステータ６のコア外周部には、冷媒ガス及びオイ
ルの通路となる複数個の切欠部６ａを設けである。８は
シャフト３の反機械部側シャフト端３ａを支承する軸受
であり、ハウジング部９に装着固定されている。９ａは
ハウジング部９に設けた冷媒ガス通路である。また１゜
はシャフト端３ａと軸受８の内径とが接触摺動する軸受
摺動部であるｏ１２，１３は吸入管及び吐出管であり、
１４は潤滑用のオイルである。

以上のように構成された圧縮機の作動について説明する
。尚、冷媒ガスの流れ方向を矢印で示しである。吸入管
１２より機械部２に導入された低圧の冷媒ガスは、電動
機部４のロータ６の回転作動に伴い、シャフト３を介し
て機械部４が圧縮作動を行うことにより、高圧に昇圧さ
れて機械部４の吐出孔２ａより密閉容器１内の機械部側
電動機室１１５ａに放出される。

吐出孔２ａより放出された高圧の冷媒ガスは、ステータ
６のコア外周の切欠部６ａ及びロータギャップ７勿通っ
て反機械８ｔＳ側の亀動愼室１６ｂに到す、続いてハウ
ジング部９の冷媒ガヌ通路９ａを通って吐出室１６に達
し、吐出管１３よりシステム（図示せず）へ吐出される
。

また機微部２の潤滑は密閉容器１の底部のオイ／Ｌ／１
４を適宜な手段（図示せず）で給油させることによって
行われる。

一方反機械部側の軸受摺動部１ｏの潤滑は、冷媒ガス中
に含まれるオイルミストが、シャフト端３ａに設けた螺
旋状のオイル溝３ｂに付着し、シャフト３の回転に伴っ
て、遠心力により軸受摺動部１ｏに送り込まれることに
よって行われていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した従来のような構成では、反機械部
側の軸受摺動部の潤滑が、軸受部周辺を流れ漂う冷媒ガ
ス中に含まれるオイルミストの付着のみによって行われ
るため、軸受摺動部に充分なオイルを給油できておらず
、負荷が大きい場合には軸受摺動部の摩耗が大きくなり
、軸受部の寿命が短くなるという課題があった。

本発明は上記した如き欠点を解消するものであり、反機
械部側のシャフト端を支承する軸受のハウジング部に適
切なオイル溜め部を設けることにより、軸受摺動部に充
分な給油を行い、軸受部の長期の寿命を確保し、信頼性
の高い電動圧縮機を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段 本発明は、反機械部側のシャフト端を支承する軸受のハ
ウジング部に、軸受摺動部と連通し且つ冷媒通路を有す
るオイル溜め部を設けた構成とするものである。

作　　　用 本発明は上記した構成により、軸受摺動部と連通し且つ
Ｐ？ｉ煤通路を有するオイル溜め部を設けているため、
オイルを含んだ冷媒ガスはオイル溜め部の冷媒通路を通
過する際、通路の内壁に衝突する等屈曲しながら流れる
ため、冷媒ガス中に含まれるオイμがオイル分離して落
下し、オイル溜め部に溜ることにより軸受摺動部に充分
な給油を行うことができ、従って、軸受部の長期に亘る
寿命が確保でき、信頼性の高い電動圧縮機を提供するこ
とができる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図を用いて説明する。

尚、従来例と同一部分は同一符号を付し、詳細な説明を
省略する。

圧Ｗ３機の基本的な構成及び作動は従来と同様であるが
、本発明は反機械部側の軸受８の１１ウジング部９に軸
受部ｅｍ５１０と連通するオイル溜め部１７を設け、且
つオイル溜め部１７に冷媒通路１８を設けた構造として
いる。

従ってオイ／Ｉ／ｌ−含んだ冷媒ガスはオイル溜め部１
７の冷媒通路１８を通過する際に、通路の内壁に衝突す
る等して屈曲しながら流れるため、冷媒ガス中に含まれ
るオイルがオイル分離して落下し、オイル溜め部１７に
溜まることとなる。ここでオイル溜め部１７は軸受摺動
部１０に連通しているため、溜ったオイルは軸受摺動部
１０の潤滑に供されることになる。

また本実施例ではシャフト端３ａの軸受支承部は適宜な
寸法にＤカット（シャフト外径を部分的に浅く円弧状に
切欠く）シたＤカッ１部３Ｃを設けることにより、オイ
ル溜め部１７に溜ったオイ／ｌ／をＤカッＦ部３Ｃに導
き、シャフト３の回転により、このオイルを巻き込んで
軸受摺動１ｏの全周に充分な給油ができるよう配置され
ている。

従って従来の如き軸受摺動部１０の摩耗は極めて起りに
くくなり、軸受部の寿命を長期に亘って確保することが
でき、信頼性の高い電動圧縮機を提供できることとなる
。

第２図は他の実施例の部分断面図である。

ここでは前記第１図の実施例に示すようなハウジング部
９のオイル溜め部の加工を容易化するため、冷媒通路穴
１９ａＱ有する別体のオイル溜め用カバー１９を装着し
てオイル溜め部１７及び冷媒通路１８を構成した例であ
り、その効果は前記第１図の実施例と同様である。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、反機械部１１
１１のシャフト端を支承する軸受のハウジング部に、軸
受摺動部と連通し且つ冷媒通路を有するオイル溜め部を
設けることにより、軸受摺動部に充分な給油を行うこと
ができる几め、軸受摺動部の摩耗を抑制し、軸受部の長
期の寿命を確保でき、宕頼性の高い電動圧縮機を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電動圧縮機の縦断面図
、第２図は本発明の他の実施例を示す部分縦断面図、第
３図は従来の電動圧縮機の縦断面図である。 ３ａ・・・・・・反機械部側シャフト端、８・・・・・
・軸受、９・・・・・・ハウジング部、１ｏ・・・・・
・軸受摺動部、１７・・・・・・オイル溜め部、１８・
・・・・・冷媒通路。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第１
図 ３ａ°−・′Ｘ　機　中へ　部イ縮Ｉンイフト堝８・−
軸受 ９°−ハウジング部 ｔｏ・−軸受櫂ｖｊ節 Ｉγ°−°オイル溜Ｉ）部 ／８−・障謀盪跡 第　２　図 ３ｔｔ　　３ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　反機械部側のシャフト端を支承する軸受のハウジング
   部に、軸受摺動部と連通し且つ冷媒通路を有するオイル
   溜め部を設けたことを特徴とする電動圧縮機。