JPH0224788Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は棒状のスナツクを入れるための容器に係
る。

従来の技術 棒状スナツクを紙箱内に入れ、取出しの際は紙
箱上部を開口させて、該口部から取出していた。

考案が解決しようとする問題点 棒状スナツクの取出しを容易にすると共に、容
器上部をソース収納部となし、取出したスナツク
にソースを付けて食せるようにしたものである。

問題点を解決するための手段 本案スナツク入り容器は、容器本体と上下動部
材と棒状スナツクとシールとからなる。

容器本体１は第１底壁２周縁から第１周壁３を
起立させて形成させたものである。

上下動部材４は、上記容器本体内に上下動可能
に嵌合させた第２底壁５中心から連結杆６を起立
させ、該連結杆上端を、第１周壁３上端の開口面
を着脱自在に閉塞する第３周壁７の中心に固定さ
せ、該第３底壁周縁から第３周壁８を起立させた
もので、上記第２底壁５は第１周壁内径とほぼ同
径に形成させてあり、かつ第１底壁と平行に位置
させてある。

棒状スナツク１０は、上記第２底壁５と第１周
壁３と第３周壁７とが形成する収納室内に、棒状
スナツク下端を第２底壁５に接して起立状態に収
納させる。

ソース１１は、第３底壁７と第３周壁８とが形
成する小容器部９内に収納させる。

シール１２は、小容器部の第３周壁上端面が形
成する口部に剥離可能に貼設させる。

作 用 小容器部９引き揚げにより、第２図が示すよう
に棒状スナツク１０が上方へ押し上げられる事と
なり、かつ棒状スナツク上部は図示のように第１
周壁周縁上方よりも側外方へ突出する。任意本数
の棒状スナツクを取出した後、小容器部９を下す
と第３底壁７は第１周壁口部を閉塞する。予めシ
ール１２を剥離しておき、棒状スナツクにソース
１１を付けて食べればよい。食後、棒状スナツク
が残つた場合は小容器部口部をシール１２で再閉
塞しておく。

実施例 容器本体９および上下動部材４はプラスチツク
又は紙製とする。第１周壁上部内面に突条３ａを
周設させておくことで、上下動部材４引揚げ時に
棒状スナツクを取出し易くすることが出来る。

効 果 小容器部引揚げにより棒状スナツクは押上げら
れ、かつ該スナツク上部は第１周壁周縁上方より
も側外方へ突出するから、該棒状スナツクの取出
しが容易であり、小容器部内にはソースが入れて
あるから、別容器としてソース入れを用意する必
要がなく便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部を切欠いて示す本案容器の斜視
図、第２図は小容器部引揚げ状態で示すその容器
の斜視図である。 １……容器本体、４……上下動部材。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 第１底壁２周縁から第１周壁３を起立させた容
   器本体１と、該容器本体内に第１周壁内とほぼ同
   外径の第２底壁５を上下動自在に、かつ第１底壁
   と平行に位置させて嵌合させると共に、該第２底
   壁中心から起立させた連結杆６の上端を、上記第
   １周壁上端の開口面を着脱自在に閉塞する第３底
   壁７の中心に固定させ、該第３底壁周縁から第３
   周壁８を起立させた上下動部材４と、上記第２底
   壁５と第１周壁３と第３周壁７とが形成する収納
   室内に、下端を第２底壁に接して起立状態に収納
   させた棒状スナツク１０と、上記第３底壁と第３
   周壁とが形成する小容器部９内に収納させたソー
   ス１１と、該小容器部の第３周壁上端面が形成す
   る口部に、剥離可能に貼設させたシール１２と、
   からなることを特徴とする棒状スナツク入り容
   器。