JPH0224525Y2 - - Google Patents

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JPH0224525Y2
JPH0224525Y2 JP4314883U JP4314883U JPH0224525Y2 JP H0224525 Y2 JPH0224525 Y2 JP H0224525Y2 JP 4314883 U JP4314883 U JP 4314883U JP 4314883 U JP4314883 U JP 4314883U JP H0224525 Y2 JPH0224525 Y2 JP H0224525Y2
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spoke
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JP4314883U
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JPS59148162U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は金型のスポーク用孔の端部と可動ス
トツパー本体との間に端面をスポーク用孔の断面
より大きくし、かつつ末広状にテーパーを付けた
スポーク受け座を設け、更にスポーク用孔が存在
する側の固定型と可動型とにスポーク受け座に密
接するテーパー状の溝を有する駒をそれぞれ設け
てスポーク受け座を駒で支持する点などに特徴を
有するステアリングホイールのダイカスト用金型
に係るものである。
従来のステアリングホイールのダイカスト用金
型は第2図に図示したように固定型22にストツ
パー台34を設け、このストツパー台34に可動
ストツパー本体27を金型のスポーク用孔24の
端部を閉鎖するように設けて、この可動ストツパ
ー本体27のロツク台33を可動型23のロツク
座36でロツクするように固定型22に可動型2
3を設ける。可動ストツパー本体27は第4図に
拡大したようにストツパー台34の上にコイルス
プリング35の作用により可動ストツパー本体2
7が常に金型21のスポーク用孔24に加圧さ
れ、かつ可動ストツパー本体27のスポーク用孔
24に接する部分にマグネツト26を埋設してい
る。
この従来のダイカスト用金型21を用いてスポ
ーク芯金37にアルミニウム被覆部38を設ける
際は固定型22のスポーク用溝24′にスポーク
芯金37を入れてスポーク芯金37の1端を可動
ストツパー本体27のマグネツト26で吸着しな
がら可動ストツパー本体27で支持し、固定型2
2の上に可動型23を載せて型締めしてから溶融
アルミニウムを射出する。次に型開きしてから、
可動ストツパー本体27を固定型22のスポーク
用溝24′より離す方向、即ち図面上の逆時計方
向に回動した状態にして部分的にアルミニウム被
覆部38を有するスポーク芯金37を造つてい
る。この従来のダイカスト用金型ではアルミニウ
ム被覆部38の端部38′とスポーク芯金37の
端部37′との距離が長いのでたとえ間隙に溶融
アルミニウムが流入してもこの長い所で冷却して
噴き出すことがなく、作業者の危険性およびダイ
カスト用金型の不都合は存在しなかつたが、第3
図々示のようにステアリングホイールのスポーク
を設計上の都合などのためにアルミニウム被覆部
48の端部48′とスポーク芯金49の端部4
9′との距離をできるだけ短かくして金型に溶融
アルミニウムを射出すると、溶融アルミニウムが
スポーク用孔44とスポーク芯金49との間隙そ
してスポーク用孔44と可動ストツパー本体47
との間隙より噴き出して作業者に危険性がある
し、可動ストツパー本体47のマグネツト46が
磁気を失つたり、コイルスプリング45が熱など
のために弾性を失つたりなどする欠点がある。
この考案は従来のステアリングホイールのダイ
カスト用金型が有する前記の欠点を解消してダイ
カスト用金型より溶融アルミニウムが噴き出すこ
となく、スポーク芯金の端部近くまでアルミニウ
ム被覆部を形成したスポーク芯金を造ることを目
的としたものである。
次にこの考案のステアリングホイールのダイカ
スト用金型を1実施例について図面とともに説明
する。
固定型2と可動型3とからなるダイカスト用金
型1のスポーク用孔4の端部4′にスポーク受け
座5を設け、このスポーク受け座5はその先端面
5′がスポーク用孔4の断面より大きく、かつ末
広状にテーパーを作成し、先端部にマグネツト6
を埋設する。
このスポーク受け座5を可動ストツパー本体7
にパーテイングラインとほぼ同じ方向の斜めに挿
嵌して調整ネジ8で取付ける。スポーク用孔4が
存在する側の固定型2と可動型3とにそれぞれL
字形の駒9,10を設けて、スポーク受座5をテ
ーパー状の孔部を2分割した溝をそれぞれ有する
駒9,10で支持するようにして駒9,10を固
定型2、可動型3にボルト11,12で止着す
る。
前記の可動ストツパー本体7はスポーク受け座
5を設けた側と反対側にロツク台13を設けて、
可動ストツパー本体7をストツパー台14の上に
コイルスプリング15で可動できるように設け
る。そして可動ストツパー本体7のロツク台13
に対応する個所の可動型3にロツク座16を設け
たステアリングホイールのダイカスト用金型であ
る。
この実施例ののステアリングホイールのダイカ
スト用金型1において、可動型3を固定型2より
持上げて分離し、固定型2のスポーク用溝4″に
スポーク芯金17を挿入する。固定型2のスポー
ク用溝4″に挿入したスポーク芯金17の先端部
17′をスポーク受け座5の先端部に埋設したマ
グネツト6で吸着させてスポーク芯金17の位置
を安定させておく。そしてコイルスプリング15
の作用により可動ストツパー本体7に取付けたス
ポーク受け座5を固定型2のスポーク用溝4″に
加圧する。
次に固定型2の上に可動型3を載せて、固定型
2と可動型3とからなる金型1にスポーク用孔4
を形成するとともにこの孔4にスポーク芯金17
の先端部17′を挾持する。そしてテーパーを付
けたスポーク受け座5が金型1のスポーク用孔4
を閉鎖するとともに駒9,10のテーパー状孔に
合致するように調整ネジ8でスポーク受け座5を
調整し、取付けた可動ストツパー本体7のロツク
台13を可動型3のロツク座16でロツクする。
スポーク受け座5は下からはテーパー状の孔部を
2分割した溝を有するL字形の駒9により支持さ
れ、上からはテーパー状の孔部を2分割した溝を
有するL字形の駒10に支持されて、更にスポー
ク受け座5の後端部から可動ストツパー本体7を
介して可動型3のロツク座16で支持されてロツ
クされるので金型1と型締めするとスポーク受け
座5とテーパー状の溝を有するL字形の駒9,1
0との嵌合度合が良いことと相埃つてスポーク受
け座5は強固に支持される。
このようにして金型1にスポーク芯金17を挿
入してから、溶融アルミニウムをスポーク用孔4
の斜め下の方向の端部より射出すると、アルミニ
ウムはスポーク芯金17と金型1のスポーク用孔
4との空間に射出されて、スポーク芯金17の端
部17′近くまでアルミニウム被覆部18を形成
する。
この溶融アルミニウムを金型1のスポーク用孔
4に射出した際にアルミニウム被覆部18の端部
18′とスポーク芯金17の端部17′との距離が
短いので射出した溶融アルミニウムが冷却しきれ
ないでスポーク用孔4とスポーク芯金17との間
隙より相当強い力で噴き出そうとするが、スポー
ク用孔4の断面より大きくした先端面5′を有し、
かつ末広状にテーパーを付けたスポーク受け座5
でスポーク用孔4を閉鎖するとともにこのスポー
ク受け座5は前記のように上下が駒9,10で支
持され、後端部が可動ストツパー本体7を介して
可動型3のロツク座16で強固に支持されている
ので金型1より溶融アルミニウムが噴き出すこと
がない。
この考案のステアリングホイールのダイカスト
用金型はスポーク用孔の断面より大きくした先端
面を有し、かつ末広状にテーパーを付けたスポー
ク受け座を調整ネジで調整してスポーク受け座で
スポーク用孔を確実に閉鎖するとともにこのスポ
ーク受け座はテーパー状の孔を有する駒で上下方
向より強固に支持され、可動ストツパー本体を介
して可動型のロツク座で後端部方向より強固に支
持されているので金型のスポーク用孔に溶融アル
ミニウムを射出してスポーク芯金の端部近くまで
アルミニウム被覆部を形成しても金型より溶融ア
ルミニウムが噴き出すことがなく、スポーク芯金
の端部近くまでアルミニウム被覆部を形成したス
ポーク芯金を造ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部の拡大断面図、第2図と
第3図は従来品の断面図、第4図は同じく要部の
拡大断面図である。 1は金型、2は固定型、3は可動型、4はスポ
ーク用孔、5はスポーク受け座、7は可動ストツ
パー本体、8は調整ネジ、9と10は駒、13は
ロツク台、14はストツパー台、16はロツク
座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定型にストツパー台を設け、該ストツパー台
    に可動ストツパー本体を金型のスポーク用孔の端
    部を閉鎖するように設けて、該可動ストツパー本
    体のロツク台を可動型のロツク座でロツクするよ
    うに固定型に可動型を設けてなるステアリングホ
    イールのダイカスト用金型において、該金型のス
    ポーク用孔の端部に、端面をスポーク用孔の断面
    より大きくし、かつ末広状にテーパーを付けたス
    ポーク受け座を、設け、該スポーク受け座を可動
    ストツパー本体に調整ネジで取付けて、更にスポ
    ーク用孔が存在する側の固定型と可動型とにテー
    パー状のスポーク受け座の表面に密接する孔部を
    2分割した溝それぞれ有する駒を設けてスポーク
    受け座の上下を駒で支持するとともに可動ストツ
    パー本体を介して可動型のロツク座でスポーク受
    け座の後端部を支持することを特徴とするステア
    リングホイールのダイカスト用金型。
JP4314883U 1983-03-25 1983-03-25 ステアリングホイ−ルのダイカスト用金型 Granted JPS59148162U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4314883U JPS59148162U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 ステアリングホイ−ルのダイカスト用金型

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JP4314883U JPS59148162U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 ステアリングホイ−ルのダイカスト用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59148162U JPS59148162U (ja) 1984-10-03
JPH0224525Y2 true JPH0224525Y2 (ja) 1990-07-05

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ID=30173669

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JP4314883U Granted JPS59148162U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 ステアリングホイ−ルのダイカスト用金型

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JPS59148162U (ja) 1984-10-03

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