JPH02243022A - A/d変換回路 - Google Patents

A/d変換回路

Info

Publication number
JPH02243022A
JPH02243022A JP6230689A JP6230689A JPH02243022A JP H02243022 A JPH02243022 A JP H02243022A JP 6230689 A JP6230689 A JP 6230689A JP 6230689 A JP6230689 A JP 6230689A JP H02243022 A JPH02243022 A JP H02243022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
digital
analog
hpf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6230689A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Iwase
岩瀬 清一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6230689A priority Critical patent/JPH02243022A/ja
Publication of JPH02243022A publication Critical patent/JPH02243022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばレーダ、ソーナ、電波望遠鏡等に用い
られるA/D変換回路の入力オフセット電圧除去に関す
るものである。
〔発明の概要〕
本発明は、A/D変換回路において、入力アナログ信号
をディジタル信号に変換した後、ディジタル・ハイパス
フィルタに通してアナログ信号のDCオフセット除去を
行うことにより、周波数特性のバラツキとノイズの発生
が少ないA/D変換回路を提供するものである。
〔従来の技術〕
A/D変換回路を用いている電波望遠鏡、レーダ、ソー
ナ等のシステムにおいて、例えば第7図に示す電波望遠
鏡を例にとって説明する。
第7図において、直線的に配された4個(−船釣には複
数個であるが、ここでは説明を簡略化するために4個と
する)の受信アンテナ101−104は、天体からの電
波を受信する。この場合、受信信号が狭帯域であれば、
瞬時毎の各アンテナ101−104の受信電圧は電波到
来方向によって空間周波数の異なる正弦波状の分布とな
る。したがって、各アンテナ101−104の受信電圧
をフーリエ変換することによって、同時に多方向からの
電波の到来方向及び強度を測定することができる。
すなわち、アンテナ101〜104よりの5HF4tF
(10GHz帯)のO〜3チャンネルの受信信号が、そ
れぞれ第1の混合器105〜108に供給され、O〜3
チャンネルの1(d(x帯の中間周波数信号に周波数変
換される。なお、ここでチャンネルは、受信素子として
のアンテナ101〜104に対応した番号を表している
。また、第1局部発振器109aからは、上記第1の混
合器105〜108へ局部発振信号を供給している。上
記各混合回路105〜10Bよりの0〜3チヤンネルの
各周波数変換された信号は、その各信号の90度移相器
110〜113によって90度移相されたものと共に、
それぞれが第2の混合回路114〜121に供給されて
、それぞれのO〜3チャンネルの20MHz帯域の直交
2相ベ一スバンド信号すなわち、それぞれの混合回路1
14.116.118,120よりの実数信号及び混合
回路115,117,119,121よりの虚数信号か
らなる0〜3チヤンネルの複素信号に変換される。また
、第2局部発振2HI 09 bからは、上記第2の混
合器114〜121へ局部発振信号を供給している。上
述した2段の周波数変換は、受信周波数の周波数を下げ
て、ディジタル変換を容易ならしめるために行ったもの
である。
上記混合fnl路114〜121よりの各信号は、A/
D変換器122〜129に供給されてディジタル信号(
ディジタル化の際のサンプリング周波数は、電波望遠°
鏡の場合可及的に高くして、広帯域処理することが望ま
しい)に変換された後、高速フーリエ変換回路130に
供給される。ここに用いられるA/D変換回路は、例え
ば、特開昭62−53023号公報において!!案され
た如きものが用いられている。なお、上述のようにアン
テナ101〜104からの受信信号を周波数変換した後
でも位相勾配情報が残るため、空間的フーリエ変換によ
り電波到来方向の分解が可能である。
この場合、アンテナの個数が4なので、フーリエ変換回
路130では4次のフーリエ変換を行う。
フーリエ変換回路130からは4方向の出力(複素信号
)が得られる。この高速フーリエ変換回路130として
は、例えば、特開昭61−163466号公報或いは電
子情報通信学会論文誌(A。
Vo I、J71  A、N[L2.PP320−32
6゜1988年2月)に記載されたフーリエ変換回路を
用いることができる。
上記高速フーリエ変換回路130からの4方向の複素出
力は、自乗積分口IIP1131〜134に供給されて
、電力が求められ積分されて4つの方向の出力が出力端
子135〜138から出力され、図示しないデータ処理
用コンピュータを経由してデイスプレィ装置に供給され
る。
なお、アンテナの数を増やしたり2次元配列したりする
と、方向分散数が増えて2次元化される。
光学望遠鏡では到来光をレンズによってフーリエ変換し
、得られた実像を写真乾板上に形成しているが、電波望
遠鏡で2次元化が行われると、高速フーリエ変換回路が
レンズの代わりとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の電波望遠鏡、レーダ、ソーナ等に用い
られるA/D変換回路のように広帯域信号を扱い高速動
作が要求されるものに間しては、A/D変換する前の段
階における信号のDCオフセットが信号検出能力の点で
非常に問題となる。
例えば、信号入力部としての前記アンテナ等やこのアン
テナ等からA/D変換するまでの間のアンプ(第7図で
は図示していない)等のアナログ部において、経時変化
及び温度変化によりDCオフセットが不安定に変化し、
このDCオフセットを伴った入力信号がA/D変換され
てディジタル化され高速フーリエ変換(FFT)回路に
供給されると、本来の信号源の方向と違う位置に信号源
があるような方位データがFFTにおいて発生する可能
性がある。
また、従来のA/D変換回路においては、アナログで信
号処理を行っているため、制御系に周波数特性があった
。また、信号検出に雑音を与えることがある。すなわち
、上記A/Di換回路は、フィードバック制御によって
信号入力部の各チャンネルで様々な制御電圧変動が与え
られており、上述した電波望遠鏡のように非常に微小な
信号を扱うシステムにとっては、この制御電圧変動によ
るほんの僅かなノイズでも有害であった。また、上記信
号入力部の素子数が増えた場合は、特に動作特性の均一
性や回路の信転性がより必要とされる。
このようなことから、A/D変換をディジタル的に処理
することも考えられるが、この場合には、A/D変換す
る際の振幅レンジ(ダイナミックレンジ)を大きなもの
としなければならず、回路が復雑なものとなる。また、
ディジタル処理の演算回路に高速のものが必要になる。
そこで、本発明は、上述のような実情に鑑みて提案され
たものであり、ディジタル方式の回路を簡単な回路構成
でかつ広いダイナミックレンジを必要とせずに実現し、
入力アナログ信号のDCオフセット除去を行うことによ
り、周波数特性のバラツキとノイズの発生が少ないA/
D変換回路を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するために提案されたもので
あり、第1図に示すように、入力アナログ信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換回路において、入力アナ
ログ信号をA/Di換器16にてディジタル信号に変換
し、上記ディジタル信号をディジタル・ハイパスフィル
タ17に通して上記アナロタ信号のDCオフセット除去
を行うことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、入力アナログ信号をディジタル変換し
てディジタル・ハイパスフィルタ17によりDCオフセ
ットを行っているため、回路での周波数特性のバラツキ
や雑音の発生がない。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図は、本実施例のA/D変換回路の基本構成例を示
すブロック回路図であり、後述の第4図に示すシステム
の素子毎に多数あるA/D変換回路の1チャンネル分の
みのA/D変換を示すものである。
すなわち、第1図において、A/D変換回路1の入力端
子11には、帯域制限され、かつ振幅の分布の平均が“
o%るような白色雑音に類似したアナログの広帯域信号
が入力されている。この入力信号は、コンデンサ12を
介して加算2S13に供給されている。上記加算器13
には、後述するFIR(非巡回)型のディジタル・ハイ
パスフィルタ(HPF)17からのフィードバック信号
P、−P、がD/A変換器14でアナログ信号に変換さ
れて供給されており、上記加算器13で上記入力信号と
加算されて出力されている。該加算器13の出力信号は
、アンプ15で増幅された後、A/Di換器16により
ディジタルデータQ、〜Q7に変換されて上記FIR型
のHPF17に(M給される。!1PF17からの出力
データR1〜R7がFFT(高速フーリエ変換)等の信
号検出回路20に伝送されて処理される。
ここで、上記D/A’J換器14は、上記入力信号のD
CレベルをA/Di換器16のダイナミックレンジの略
中夫にするためのものである。なお、上記フィードバッ
ク信号P、〜P、は精細にする必要はなく、少ないビッ
ト数のものでよいため、A/Di換の際のダイナミック
レンジを広くする必要がなくなる。したがって、A/D
変換後の上記ディジタルデータQ、〜Q、、は、従来ど
うりのビット数でよいことになる。
また、上記HPF17は、第2図に示すような構成から
なるものすなわち、遅延器3i+〜31ト1と乗算器3
2.〜32.及び総和器33で構成されるものである。
また、このHPF 17の各フィルタ係数は、第3図に
示すような特性とされ、したがって、上記HPF 17
はバイパスすなわち高域通過型とされ、上記入力信号の
周波数IsがOHzの場合、上記HPF 17のゲイン
はO″に選ばれる。なお、第2図においては、複数のビ
ットを1本の線で表しである。また、このようなHPF
 17は、例えばパイプライン方式を採用することによ
り、データ処理の高速化が容易に実現可能である。
ここで、上記HPF17により、低域において減衰があ
りパワーの損失を生ずる虞れがあるが、上記HP F 
17の次数やフィルタ係数の設計を適切に行うことによ
り最低限に抑えることが可能である。
また、上記A/D変換回路lにおいては、上記ディジタ
ルデータQ1〜Q1のデータを集めて度数分布をとるこ
とにより、大まかなりCオフセット除去についての効果
を知ることができ、これを上記フィードバック信号P1
〜P、の値にフィードバックして修正することで、かな
りのダイナミックレンジを有効に利用することが可能と
なる。
このディジタルデータQ、〜Q9の度数分布測定は全て
のデータについて計算する必要はない、また、上記フィ
ードバック信号P1〜P、については、例えば1回の計
測に対して1回のフィードバックでもよく、高速処理を
必要としないため、これは上記ディジタルデータQ1〜
QAのサンプルを適当にとるコンピュータ制御′nのよ
うな簡単な方法で実現すればよい。
次に、上記A/D変換回路lを用いた前述したような電
波望遠鏡、レーダ、ソーナ等のシステムを第4図を以て
説明する。第4図は、上記システムとして電波望遠鏡を
例にとり、その概略構成を示すものである。
すなわち第4図において、直線或いは2次元的に等間隔
に配された8個(一般には複数個であるが、ここでは説
明を簡略化するため8個とする)の受信アンテナ40.
〜40.は、天体からの電波を受信している。この場合
、前述したように受信信号が狭帯域であれば、瞬時毎の
各アンテナ40、〜40.の受信電圧は電波到来方向に
よって空間周波数の異なる正位波の分布となる。したが
って、上記アンテナ40.〜40.の受信電圧をフーリ
エ変換することによって、同時に多方向から到来する電
波の到来方向及び強度を測定することができる。
すなわち、上記アンテナ401〜40.からの10c;
Hz帯の1〜8チヤンネルの受信信号をアンプ41.〜
41sを介して増幅した後、それぞれ第1の混合回路4
21〜42.に供給して、1〜8チヤンネルの中間周波
信号に周波数変換する。
なお、ここで、上記1〜8チヤンネルは受信素子として
のアンテナ401〜40Ilに対応している。
ここで、上記第1の混合回路421〜42.の各々には
、第1の局部発振器50からの9 G I(zの局部発
振信号が8分配器48によって分配された信号がそれぞ
れ供給されている。
次に、上記第1の混合回路42I〜42.からの出力は
、それぞれ帯域通過フィルタ(BPF)431〜43.
により帯域制限されてIGHzの中間周波信号とされる
。この中間周波信号は、アンプ44+〜44.を介した
後、90度2分配器45、〜45゜によって90度移相
された信号と共にそれぞれ2系統とされ、第2の混合回
路4611.46Q+〜46 Is 、  46Qsに
供給されて、各1〜8チヤンネルの直交2相ベ一スバン
ド信号とされる。すなわち、前述同様に混合回路461
+〜461.よりの実数信号(1)及び混合回路46Q
1〜46Qllよりの虚数信号(Q)からなる1〜8チ
ヤンネルの複素信号に変換される。
また、上記第2の混合回路4611.46Q、〜46r
s、46Q*の各々には、第2の局部発振器51からの
局部発振信号が8分配器49によって分配されさらに同
相2分配器471〜47.により分配された信号が供給
されている。
その後、第2の混合回路4611,4(iQ、〜461
s、46Q8からの出力信号は、各アンプ5211.5
2Q、〜521.,52QIで増幅された後、ローパス
フィルタ(LPF)53 [。
53Q、〜s3+s、53qsで帯域制限されてアンチ
エリアシングが施された後、A/D変換器54 [+ 
、54Q+〜5418,54QsでA/D変換され、H
PF551..55Q、〜551−、55Q*でフィル
タ処理される。
すなわち、A/D変換器54 [1,54Q、〜541
m、54QaとHPF55 It 、55Q+〜551
m、55Qaで行われる処理が、前述した第1図のA/
D変換器16とHPF 17で行われる処理と同様のも
のとなっている。
その後、上記HPF551..55Q、〜55Is、5
5Q*からの出力信号は、複素等化回路(EQ)56.
〜568によって複素等化されて、FFT回路57に導
かれ、ここで前述同様の高速フーリエ変換処理がなされ
る。
したがって、本実施例においては、前述の第1の実施例
と同様の効果を得ることができる。
ところで、第4図の回路においては、アナログで90度
移相成分をつくるため、前記中間周波数(I G Hz
 )の高周波アナログの同相2分配器45、〜45s、
90度2分配器45.〜456等が必要で、第2混合回
路も図示のようにチャンネル数の2倍の数があり、ベー
スバンドでもLPF。
A/D変換器、HPFが各2系統となっている。
また、周波数特性のバラツキは存在するが、上記複素等
化回路56.〜56.により、アンテナ素子(チャンネ
ル)rFriのバラツキがキャンセルされているが、実
数信号と虚数信号の間でのバラツキについては補正でき
ないことが考えられる。
そこで、更に回路構成を簡略化し、各チャンネル間の周
波数特性等のバラツキ無くすために、ディジタル信号で
処理する第5図に示すような構成の回路を本発明者は提
案する。すなわち、フィルタにヒルベルトフィルタを用
いている。該ヒルベルトフィルタはディジタル的に90
度移相を行うために用いられる一般的なフィルタである
。ところで、ベースバンドで90度移相が行われれば中
間周波数から2相で扱う必要はないが、これをアナログ
での90度移相回路で実現することは容品ではなかった
。ところが、最近のディジタル技術、半導体技術の進歩
により、例えば画像信号のような高速な信号に対しても
小型のICで実時間処理でディジタルフィルタを実現す
ることが可能となった。そこでDCオフセット除去に上
述のような小型のICのディジタルフィルタを用いる発
想も生じた。したがって、A/D変換の後にDCオフセ
ット除去のためにディジタルフィルタを使用する装置に
おいては、本実施例のようにヒルベルトフィルタを使用
することも十分可能である。
このようなことから第5図に示すようなシステムを実現
することが可能となった。
すなわち、第5図は電波望遠鏡のシステムにおけるアン
テナの1素子分の回路のみを取り出して示すものであり
、上記第4図のシステムの他の実施例である。
第5図はアナログの段階で90度2分配、同相2分配を
行わず、アナログでの90度2分配による虚数信号を作
らないようにしたものであり、第2混合、LPF、A/
D変換、HPF等をそれぞれ1個ずつ用いることにより
、第4図のシステムに比べて回路数を1/2にしたもの
である。
すなわち、第5図において、アンテナ40.ア77’4
1,44、第1の混合回路42バンドパスフイルタ43
等は、上述の第4図のシステムと同様のものであり、ま
た、アンプ52、第2の混合回路46、LPF53、A
/D変換器54、HPF55等は従来のシステムにくら
べて1/2となっている。したがって、上記HPF55
の出力信号が遅延器71とヒルベルトフィルタ72に供
給される。ここで、上記遅延器71は、上記ヒルベルト
フィルタ72の90度移相分を除く遅延量を実数信号に
も同じように遅延させるための遅延回路である。このよ
うにして作られた実数信号と虚数信号が、前述同様に複
素等化回路56を介してFFT回路57に送られて処理
される。
ここで、上記ヒルベルトフィルタ72には、DCオフセ
ット除去機能があるが、前段のHP F 55を取り除
いて遅延器71の位置に入れるようなことはできない、
すなわち、前段のHP F 55の位相特性の分だけ実
数信号と虚数信号に位相差ができてしまうからである。
しかし、上記HPF55は実数信号と虚数信号のインパ
ルス応答を畳み込んだインパルス応答を持つ1つのHP
 Fに置き換えることができるため、第6図のようにし
てHPFを兼ねることができる。すなわち、第6図は、
第5図のA/D変換器54後の信号を、入力端子5日を
介してHPF59及びHPFとヒルベルトフィルタで構
成されたフィルタ60に供給して実数信号と虚数信号を
得て、出力端子61.62を介して第5図の複素等化回
路56に出力するものである。なお、第6図で実数信号
のためのHPFと虚数信号のためのHPFの群遅延に9
0度移相差の分収外に差がある時は、その分の遅延補償
回路をどちらかに付けなければならない。
すなわち、上述の実施例(第2の実施例)においては、
前述の第1の実施例と同様の効果があり、更に第1の実
施例よりもアナログ回路が減り、安定性、再現性、チャ
ンネル間のバラツキ等が向上する。また、複素等化の効
果も向上し、高周波アナログ用の高価な部品を使わずに
済む。
上述した、各実施例は、電波望遠鏡のみならず、ソーナ
、レーダ等に同様の用途があり、通信においても使用可
能である。
〔発明の効果〕
本発明においては、ディジタル方式の回路を簡単な回路
構成で実現でき、かつ広いダイナミックレンジを必要と
せずに実現しており、入力アナログ信号をディジタル信
号に変換した後にディジタル・ハイパスフィルタに通し
てDCオフセット除去を行っているため、周波数特性の
バラツキとノイズの発生が少ないA/D変換回路を得る
ことが可能となっている。
さらに本発明実施例によれば、ディジタルのヒルベルト
フィルタを用いてベースバンドで90度移相を行ってい
るため、アナログ回路が減り、安定性、再現性、チャン
ネル間のバラツキ等が向上し、複素等化の効果も向上す
る。また、高周波アナログ用の高価な部品を使わずに済
む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のA/D変換変換明徴略構成を示すブ
ロック回路図、第2図はディジタル・バイパスフィルタ
の概略構成を示す回路図、第3図はディジタル・バイパ
スフィルタのフィルタ係数を示す特性図、第4図は本発
明実施例のシステムの概略構成を示すブロック回路図、
第5図はその他の実施例のアンテナ1素子分のブロック
回路図、第6図はその他の実施例のフィルタの他の構成
を示すブロック回路図、第7図は従来例の電波望遠鏡の
システムの概略構成を示すブロック回路図である。 ■・・・・・・・・・・・A/D変換回路14・・・・
・・・・・・D/A変換器16.54.54 1.、 
54Q+  〜54Ta、54Q、・・・・・・・・・
A/D変換器17.55.551+、55Q+  〜5
51゜、 55Q、、59 ・ ・ ・ ・ ・ ・H
PF20・・・・・・・・・・信号検出回路45+〜4
5.・・・・・90度2分配器72・・・・・・・・・
・ヒルベルトフィルタ60・・・・・・・・・・HPF
+ヒルベルトフィルタ 56.56+〜56.・・複素等化回路57・・・・・
・・・・・FFT回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変
    換回路において、 入力アナログ信号をディジタル信号に変換し、上記ディ
    ジタル信号をディジタル・ハイパスフィルタに通して上
    記アナログ信号のDCオフセット除去を行うことを特徴
    とするA/D変換回路。
JP6230689A 1989-03-16 1989-03-16 A/d変換回路 Pending JPH02243022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230689A JPH02243022A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 A/d変換回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230689A JPH02243022A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 A/d変換回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02243022A true JPH02243022A (ja) 1990-09-27

Family

ID=13196322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6230689A Pending JPH02243022A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 A/d変換回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02243022A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0883124A2 (en) * 1997-06-02 1998-12-09 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for reproducing information recorded on optical disc
WO2013024583A1 (ja) 2011-08-12 2013-02-21 パナソニック株式会社 レーダ装置
US10641882B2 (en) 2017-03-07 2020-05-05 Panasonic Corporation Radar apparatus and radar method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0883124A2 (en) * 1997-06-02 1998-12-09 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for reproducing information recorded on optical disc
EP0883124A3 (en) * 1997-06-02 2000-05-03 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for reproducing information recorded on optical disc
US6212155B1 (en) 1997-06-02 2001-04-03 Pioneer Electronic Corporation Apparatus for reproducing information recorded on optical disc
WO2013024583A1 (ja) 2011-08-12 2013-02-21 パナソニック株式会社 レーダ装置
US9372259B2 (en) 2011-08-12 2016-06-21 Panasonic Corporation Radar apparatus
US10145949B2 (en) 2011-08-12 2018-12-04 Panasonic Corporation Radar apparatus
US10641882B2 (en) 2017-03-07 2020-05-05 Panasonic Corporation Radar apparatus and radar method
USRE49920E1 (en) 2017-03-07 2024-04-16 Panasonic Holdings Corporation Radar apparatus and radar method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Rader A simple method for sampling in-phase and quadrature components
KR100779409B1 (ko) 향상된 신호 위치 측정 장치
US9577689B2 (en) Apparatus and methods for wide bandwidth analog-to-digital conversion of quadrature receive signals
CN108777671B (zh) 一种超宽带正交解调接收机的补偿方法及装置
CN114374593B (zh) 用于WiFi宽带收发通路的IQ失衡补偿方法及应用
CN110336572B (zh) 一种收发信机的增益平坦度补偿方法
US8363712B2 (en) Apparatus and method for adaptive I/Q imbalance compensation
JP2006115463A (ja) 歪補償直交変調器及び無線送信機
US20180145406A1 (en) Programmable beamforming system including element-level analog channelizer
CN106972832B (zh) 一种可任意倍数重采样的数字下变频器
CN108574459B (zh) 一种高效时域宽带波束形成电路及方法
US9431962B2 (en) Coefficient estimation for digital IQ calibration
US4028697A (en) Adaptive signal processor for clutter elimination
JP2019501577A (ja) ビームフォーミングエンジン
US5591911A (en) Ultrasound signal processor
JP3967226B2 (ja) 無線機
JPH02243022A (ja) A/d変換回路
US4809203A (en) Hybrid analog-digital filter
US20020168035A1 (en) Parallel correlator archtitecture
CN112051555A (zh) 一种基于复信号频谱运算的数字iq校准方法
CN115833957A (zh) 一种零中频接收机iq不平衡的校正方法
CN107800656B (zh) 一种对于iq不平衡进行补偿的方法及设备
CN116359871B (zh) 一种信号处理方法和图像采集设备
Belousov Quadrature Imbalance Compensation of Received Signal Based on FPGA
JP2000338226A (ja) レーダ装置