JPH02239203A - グレーティングレンズおよびその製造方法 - Google Patents

グレーティングレンズおよびその製造方法

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JPH02239203A
JPH02239203A JP6027889A JP6027889A JPH02239203A JP H02239203 A JPH02239203 A JP H02239203A JP 6027889 A JP6027889 A JP 6027889A JP 6027889 A JP6027889 A JP 6027889A JP H02239203 A JPH02239203 A JP H02239203A
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JP
Japan
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lens
refractive index
grating
fresnel lens
transparent substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP6027889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hayami Hosokawa
速美 細川
Maki Yamashita
山下 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Priority to US07/426,274 priority patent/US5114513A/en
Publication of JPH02239203A publication Critical patent/JPH02239203A/ja
Priority to US07/855,890 priority patent/US5359684A/en
Priority to US08/293,658 priority patent/US5513289A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、グレーティングレンズおよびその製遣方法に
関する。
(従来の技術) 例えば2枚のグレーティングレンズを組み合わせると理
論的には1枚のレンズでは実現の困難な高NAのレンズ
を得ることができる。
(発明が解決しようとする課題) このようなグレーティングレンズは、それぞれのレンズ
基板の平坦な裏面どうしを貼着することにより得られる
が、その貼着の際には両グレーティングレンズの光軸を
精度高く合わせなければならないが、その精度が1ミク
ロン程度、あるいはそれ以下となってくると、実質的に
はその貼着によるグレーティングレンズの製作は不可能
であった。
また、平坦な裏面どうしを貼着するのでは貼着するグレ
ーティングレンズはせいぜい2枚となり、それ以上の枚
数のグレーティングレンズを組み合わせてさらに高NA
のレンズを得ることも困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、各
グレーティングレンズを精度の高い光軸合わせでもって
貼着するといったことが不要な、したがって、製作が容
易でかつ1枚のレンズでは製作が困難な高NAのレンズ
を実質的には1枚のグレーティングレンズで得られるよ
うにすることを目的としている。
(課題を解決するための手段および作用)■本発明の請
求項(1)に記載のグレーティングレンズにおいては、
透明基板の上に複数のグレーティングレンズ部分が順次
に積層されてなり、各グレーティングレンズ部分は互い
に相異なる屈折率を持つ材料でもって透明基板側で最大
の屈折率、その反対側で最小の屈折率となるようにその
屈折率の大きさの順に積層されてなることを特徴として
いる。
上記構成によれば、各グレーティングレンズ部分は透明
基板の上に互いに屈折率が相異なる材料でもってかっ、
それぞれが透明基板側で最大でその反対側で最小となる
ようにその屈折率の大きさの順に積層されて構成されて
いるから、従来では2枚のグレーティングレンズそれぞ
れの基板裏面側を貼着して高NAのレンズを得ることし
かできなかった場合にくらべて、その枚数をそれ以上に
することができることになり、より高NAのレンズを得
ることができる。
また、従来のような光軸合わせをしながら基板裏面側の
貼着を行う場合とは異なり、積層するだけでその先軸合
わせが可能となるから、従来のような精度の高い光軸合
わせ作業が不要化して製作容易なグレーティングレンズ
を得ることができる。
■本発明の請求項(2)に記載のグレーティングレンズ
の製造方法においては、透明基板の上に相異なる屈折率
を持つ材料でもって複数のグレーティングレンズ部分を
積層し、その積層順序を透明基板側で最大、その反対側
で最小の屈折率となるように屈折率の大きさの順にした
ことを特徴としている。
上記製造方法によれば、各グレーティングレンズ部分を
透明基板の上に互いに屈折率が相異なる材料でもってか
っ、それぞれが透明基板側で最大でその反対側で最小と
なるようにその屈折率の大きさの順に積層するだけでグ
レーティングレンズを製作することが可能であるから、
従来では2枚のグレーティングレンズそれぞれの基板裏
面側を貼着する場合にくらべて、その積層枚数を3枚以
上にすることができる。
また、従来のような光軸合わせをしながら基板裏面側の
貼着を行う場合とは異なり、積層するだけでその先軸合
わせが可能となるから、従来のような精度の高い光袖合
わせ作業が不要化する結果、より高NAのグレーティン
グレンズを容易に製作することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。本発明の第1および第2実施例においてはグレーティ
ングレンズとしてマイクロフレネルレンズに適用して説
明されるが、本発明はマイクロフレネルレンズのみなら
ず、他のグレーティングレンズについても同様に適用さ
れるものであることは言うまでもない。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係るマイク
ロフレネルレンズの製造方法の説明に供する図であり、
第3図は当該第1実施例のマイクロフレネルレンズの要
部断面図である。
まず、本発明におけるマイクロフレネルレンズの製造方
法について第1図ないし第3図を参照して説明する。
まず、第1図に示されるものについての製造要領につい
ては、特願昭63−196154号において本出願人が
出願した発明「光学素子の作製方法」で既に提案されて
いるが、その概要は、光学素子であるマイクロフレネル
レンズの型となるスタンバに、マイクロフレネルレンズ
の素材である無機材料を真空蒸着成形法により堆積させ
、この堆積させた無機材科をスタンパより剥離して得ら
れたものである。
すなわち、本実施例の製造方法においては、まず、マイ
クロフレネルレンズの型であるスタンバを用意し、この
スタンパに対してマイクロフレネルレンズの素材である
無機材料を真空薄膜成形法である真空蒸着法により堆積
させ、ついで、高真空に排気したベルジャー中に、その
スタンバを蒸発源に対して対向状に配置し、ついで、そ
の蒸発源に無機材料をかけて加熱溶融することで、その
蒸発無機材料をスタンバ上に付着させる。そして、この
付着堆積した無機材料に接着剤としてUV硬化樹脂を塗
布してのち紫外線を照射して硬化させ、つぎにガラスで
できた透明基板を一体に接着して、それからスタンバを
剥離することで、第1図のものが得られる。つまり、第
1図において、■は透明基板、2は無機材料であって、
第Iマイクロフレネルレンズ部分、3は接着剤である。
このようにして透明基板!上に第1マイクロフレネルレ
ンズ部分2を形成してから、第2図に示すようにその第
1マイクロフレネルレンズ部分2の上にUVIi!化樹
脂4を滴下し、それから回転軸A 線も回りにスピンさせることで、そのUV硬化樹II 
4を第3図のように第1マイクロフレネルレンズ部分2
の表面形状に沿う薄膜状に形成するとともにそれを硬化
させる。そうすると、そのUV硬化樹脂4は第2マイク
ロフレネルレンズ部分5となる。
ここで、第1マイクロフレネルレンズ部分2の屈折率n
lは第2マイクロフレネルレンズ部分5の屈折率n1よ
りも大きくなるように、当該第1マイクロフレネルレン
ズ部分2の無機材料が選定されている。この無機材料と
してはUVli!化樹脂の屈折率が1.52程度である
から、それに対応するものとしては例えば屈折率が2近
傍であるZn S,Zr Os等かある。
このようにして、第3図に示すように第l実施例のマイ
クロフレネルレンズ6は、ガラスで作られた透明基板l
の上にUV(紫外線)硬化樹脂からなる接着剤3でもっ
て第1マイクロフレネルレンズ部分2が接着されている
。そして、この第1マイクロフレネルレンズ部分2の上
に、第2のマイクロフレネルレンズ部分5が積層されて
いる。
このように各マイクロフレネルレンズ部分2.5は順次
に積層されてなるとともに、互いに相異なる屈折率を持
つ材料でもって透明基板l側で最大の屈折率、その反対
側で最小の屈折率となるようにその屈折率の大きさの順
に積層されることになる。ここで、そのグレーティング
厚さtは、両マイクロフレネルレンズ部分2.5の屈折
率差をΔn1光の波長をλとしたとき、t=λ/Δnが
成立するとき回折効率が最良となるが、第1実施例では
そのように回折効率が最良となるグレーティング厚さに
設定されている。
第4図ないし第6図は本発明の第2実施例に係るマイク
ロフレネルレンズの製造方法の説明に供する図であり、
第6図は当該第2実施例のマイクロフレネルレンズの要
部断面図である。
これらの図を参照して第2実施例におけるマイクロフレ
ネルレンズの製造方法について説明すると、第4図は第
1図と同様であるからその製造要領についての説明は省
略する。ただし、第1マイクロフレネルレンズ部分2の
屈折率を11とする。
つぎに、真空蒸着法で屈折率n2およびn3の各無機材
料を順次に真空蒸着する。これにより、第1マイクロフ
レネルレンズ部分2の上に屈折率n2の無機材料からな
る第2マイクロフレネルレンズ郎分7が、また第2マイ
クロフレネルレンズ部分7の上に屈折率が13の無機材
料からなる第3マイクロフレネルレンズ郎分8を順次に
形成する。
ここで、第1マイクロフレネルレンズ部分2の無機材料
としてはZrOt、ZnS等があり、第2マイクロフレ
ネルレンズ部分7の無機材料としてはAl *Os,S
i O!等があり、第3マイクロフレネルレンズ部分8
の無機材料としてはMg F,、NaF等がある。
このようにして、第4図ないし第6図を参照して説明し
たマイクロフレネルレンズの製造方法によっても、第!
実施例と同様のマイクロフレネルレンズを得ることがで
きる。ただし、第1実施例のマイクロフレネルレンズで
はマイクロフレネルレンズ部分が2層であるのに対して
、第2実施例の場合は、マイクロフレネルレンズ部分が
3層となっている。
なお、上記実施例においては、マイクロフレネルレンズ
部分を多層(X枚)にした場合、隣接するマイクロフレ
ネルレンズ部分どうしの屈折率差をΔn1例えば第1マ
イクロフレネルレンズ部分の屈折率nl,第2マイクロ
フレネルレンズ部分の屈折率n2、第3マイクロフレネ
ルレンズ部分の屈折率n3、・・・・・・第Xマイクロ
フレネルレンズ部分の屈折率nxとしたとき、n 1 
−n 2=n 2−n 3 =−=n x − 1 =
Δn(ただし、空気の屈折率を1とする)となるように
材料を選定するときは、マイクロフレネルレンズの回折
効率が最良となる。例えば、第1実施例では、第1マイ
クロフレネルレンズ郎分2の屈折率を2.0、第2マイ
クロフレネルレンズ部分5の屈折率を1.5としたとき
に最良の回折効率となる。
また、上記実施例の製造方法以外にも例えばスタンバに
レンズの材料を多層に堆積させてスタンパから直接剥離
することにより、多層のマイクロフレネルレンズ部分を
得ることも可能である。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように請求項(1)の発
明によれば、グレーティングレンズ部分を積層する構造
にしたから、従来のように各グレーティングレンズを精
度の高い光軸合わせでもって貼着するといったことが不
要となり、したがって、製作が容易でかつl枚のレンズ
では製作が困難な高NAのレンズを1つのグレーティン
グレンズで得られるようにすることができる。また、グ
レーティングレンズ部分を積層する構造であるから、2
枚以上のグレーティングレンズ部分構造にして、より高
NAのレンズを容易に製作することができる。
また、請求項(2)の発明によれば、グレーティングレ
ンズ部分を積層して製造するから、従来のように2枚の
グレーティングレンズの裏面側どうしを貼着して光軸合
わせをすることが不要化して、その製造がきわめて容易
化する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係る製造方
法の説明に供する図、第4図ないし第6図は本発明の第
2実施例に係る製造方法の説明に供する図である。 1・・・透明基板、2・・・接着剤、3・・・第1マイ
クロフレネルレンズ部分、5.6・・・第2マイクロフ
レネルレンズ部分、8・・・第3マイクロフレネルレン
ズ部分。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基板の上に複数のグレーティングレンズ部分
    が順次に積層されてなり、各グレーティングレンズ部分
    は互いに相異なる屈折率を持つ材料でもって透明基板側
    で最大の屈折率、その反対側で最小の屈折率となるよう
    にその屈折率の大きさの順に積層されてなることを特徴
    とするグレーティングレンズ。
  2. (2)透明基板の上に相異なる屈折率を持つ材料でもっ
    て複数のグレーティングレンズ部分を積層し、その積層
    順序を透明基板側で最大、その反対側で最小の屈折率と
    なるように屈折率の大きさの順にしたことを特徴とする
    グレーティングレンズの製造方法。
JP6027889A 1988-10-27 1989-03-13 グレーティングレンズおよびその製造方法 Pending JPH02239203A (ja)

Priority Applications (4)

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JP6027889A JPH02239203A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 グレーティングレンズおよびその製造方法
US07/426,274 US5114513A (en) 1988-10-27 1989-10-25 Optical device and manufacturing method thereof
US07/855,890 US5359684A (en) 1988-10-27 1992-03-23 Optical lensed coupler for use with a planar waveguide
US08/293,658 US5513289A (en) 1988-10-27 1994-08-22 Optical integrated lens/grating coupling device

Applications Claiming Priority (1)

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JP6027889A JPH02239203A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 グレーティングレンズおよびその製造方法

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JP (1) JPH02239203A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157488A (en) * 1995-08-29 2000-12-05 Olympus Optical Company Ltd. Diffractive optical element
US6781756B1 (en) 1995-08-29 2004-08-24 Olympus Corporation Diffractive optical element

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US6781756B1 (en) 1995-08-29 2004-08-24 Olympus Corporation Diffractive optical element
US7271956B2 (en) 1995-08-29 2007-09-18 Olympus Corporation Diffractive optical element

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