JPH02232790A - バーコードリーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、少なくとも読取るべきバーコード幅分の読取
り窓を有し、該読取り窓をバーコード上に位置させてバ
ーコードデータを読取るバーコードリーグに関するもの
である。

［従来の技術コ 従来のバーコードリーダとしては、 ■廉価タイプの手動走査型のペン型スキャナ、■中間価
格タイプの、読取るべきバーコード幅分の読取り窓を有
し、該読取り窓をバーコード上に位置させてバーコード
データを読取るいわゆるタッチスキャナ、 ■高級タイプの据置型であるレーザビーム走査型のマル
チスキャナ等がある． ［発明が解決しようとする課題］ しかし、■のベン型スキャナは、ペンを手で持って、読
み取るべきバーコード上を一定速度で走査しなければな
らない。

しかも、ペンとバーコードとの角度等により読み取り精
度が大きく左右され、ペン操作には熟練が必要であった
。

また、読取りミスが発生するとその都度何度も繰返しペ
ンをバーコード幅分移動させなければならず、操作労力
は大変なものがあり、不便なものであった。

また、■の従来のタッチスキャナは、読取り幅分の発光
ダイオードアレイと、該発光ダイオードアレイより放射
されバーコード部分により反射された光を読取るための
、同じくバーコード幅分のＣＣＤラインセンサ等の受光
センサを備えており、これら変換素子が大型であり、高
価であるため、価格も高く、導入対象が限られてしまっ
ていた． また、このタッチスキャナのうちには、固定的に配設さ
れた１つの発光ダイオードと受光センサを備え、更に、
発光ダイーオードよりの光をバーコード幅分走査させる
ためのミラーを備え、該ミラーをガルバノメータ方式に
より揺動させて発光ダイ才一ドよりの光がバーコード上
を走査するようにし、該反射光を受光センサで読取る方
式のものもある。

しかし、このタイプのものは、精密構成であり、ミラー
Ｓ分が壊れ易く、耐衝撃、耐振動に弱く、スキャナを落
したりすると即動作不能に直結していた。

更に■の高級タイプは、通常大型の据置型であり、レー
ザよりのレーザ光をポリゴンミラー等を用いて読取り窓
部を高速で走査し、読取り窓部に近接させて読取るべき
バーコードを位置させてバーコードデータを読み取らせ
ている．レーザビームの走査はすべて自動的に繰り返し
行なわれるため、読取りミスは少ないが、非常に駕価か
つ大型のため、導入対象も更に限定されていた． ［問題点を解決するための手段］ 本発明は上述の問題点を解決することを目的として成さ
れたもので、上述の問題点を解決する一手段として以下
の構成を備える． 即ち、読み取るべきバーコードに光を照射するための発
光部と、該発光部より放射され読み取るべきバーコード
部分により反射された光を受光する受光部とを一体に構
成した光学系ユニットと、該光学系ユニットを前記発光
部よりの照射光が少なくとも読取りバーコード幅を走査
するよう揺動させる揺動手段と、該揺動手段を複数回駆
動する駆動手段と、該駆動手段を起動させるためのレバ
ー部とを備え、前記駆動手段は該レバー部の手動操作応
力を蓄積維持するフライホイールを備える． ［作用］ 以上の構成において、レバー部の操作力を駆動手段のフ
ライホイールに蓄積し、フライホイールに蓄積した慣性
モーメントにより光学系ユニットを複数回連続して揺動
させバーコードデータを読み取る．これにより、廉価か
つ堅牢で、取扱いも良く、読取り精度のよい、バーコー
ドリーグが提供できる． ［実施例］ 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説
明する． 第１図は本発明に係る一実施例のバーコードリーダの構
成を示す図であり、主要構成部分を透視した状態で示し
ている．図中、１はケース、２は光学系ユニットを揺動
させるための引き金、３は該引き金２に連結されたラッ
ク、４は該ラツク３に噛合する軸７に固着されたビニョ
ン、５は軸７の回転をフライホイール６に伝達するため
のワンウエイクラッチ、６は軸７に回転自在に軸看され
たフライホイールであり、フライホイール６にはリンク
部８と連結されたジョイント部８ａが係止されており、
フライホイール６の”回転力をリンク部８の揺動運動に
変換し、リンク部８上部に固着された光学系ユニット１
０を揺動させるよう構成されている．また、７はケース
１に回転自在に軸着された軸、８はリンク部、９はケー
ス７に揺動自在に係止された光学系連結軸、１ｏは光学
系ユニットである． 引き金２を引いた力は、ラツク３、ビニョン４を介して
軸７の回転力に変換され、ワンウエイクラッチ５を介し
てこのフライホイール６を回転させる．フライホイール
６の回転状態においては、ワンウエイクラッチ５の作用
でフライホイール６の回転は軸７には伝達されず、フラ
イホイール６の回転による慣性モーメントはリンク部８
と連結されたジョイント部８ａによりリンク部８の揺動
運動に変換され、リンク部８上部に固着された光学系ユ
ニット１０を揺動させる． 光学系ユニット１０において、１１は発光ダイオード、
１２は受光部である．１４はバーコード読取部と本体部
１５とを接続する接続ケーブル、１５は本体部であり、
接続ケーブル１４を介して光学系ユニット１０に発光の
ための駆動電力を供給するとともに、光学系ユニット１
０で受光した受光光量に対応した電気信号を受取り、読
み取りバーコードデータの解析処理等を行なう．発光ダ
イオードｌ１よりの放射光は、読み取るべきバーコード
面より反射し、この受光部１２の不図示の受光センサで
受光され、反射光光量に対応した電気信号に変換され、
接続ケーブル１４を介して本体部１５に送られ、黒バ一
部分と白バー部分が判別され、バーコードデータが解析
される。このバーコードデータ解析処理は公知であるた
め詳細説明を省略する． このバーコード読み取り状態時の読み取り部の状態を第
２図に示す。

第２図に示す様に、本実施例装置では窓部２ｏを読み取
るべきバーコード位置上に置くことにより、光学系のバ
ーコードに対する角度がケース１の形状によりほぼ一義
的に定まる． そして、本実施例は、発光素子である発光ダイオード１
１と受光部１２とを一体に形成した構造であり、引き金
２を単に引くだけで、光学系ユニット１０を自動的に第
１図の矢印の如く繰り返し揺動させ、バーコードを複数
回走査することができる．このため、１回の操作で確実
に読み取ることができる。

このように、本実施例の光学系ユニット１ｏには、ガル
パノメータ方式の如き精密可動構造が不要であり、簡単
かつ堅牢な構造で耐衝撃性の高い構造とできる． なお、光学系ユニット１０の走査角度は、ジョイント部
８ａの一方端部のフライホイール６との係止位置（ジョ
イント部８ａの一方端部の回転半径）と、ジョイント部
８ａの他方端部とリンク部８の係止位置と光学系連結軸
９との距離により定まる。本実施例では、ケース１の握
り部分に引き金スイッチが付いた感覚で操作できる．な
お、以上の例では光学系ユニット１０に発光ダイード１
１、受光部１２内に受光センサを備える例に付いて説明
したが、光学系ユニット１０はこれらの各発光ダイオー
ド１１、受光センサを備える構成とはせず、本体部１５
に発光部と受光部を備え（又はいずれかを備え）、ケ＝
ス１内には接続ケーブル１４内の光ファイバケーブル等
を介して発光部よりの光を導き、バーコードよりの反射
光を光ファイバーを介して反対の受光部に送る（又はど
ちらかを備える）構成としてもよい．この構成とするこ
とにより、光学系ユニット１ｏはより簡単かつ軽量な構
造とでき、かつより堅牢なものとできる． また、光学ユニット１０は以上の例に限定されるもので
はなく、単に発光素子と受光素子とを備える構成として
も、従来のペン型スキャナと同様の構成としてもよい．
この場合には、ケースｌの窓部２０をバーコード上に置
いた時に、ペンの角度が最適値を取るようにすればよい
． また、以上の説明は光学ユニット１０を一体に形成し、
該光学ユニット１０を揺動する例について説明したが、
発光素子と受光素子とを例えばケース１に固着し、発光
素子様放射される光がバーコード泣置に放射され、該バ
ーコード位置よりの光が受光素子で受光できるようなミ
ラーを設け、該ミラー引き金２を引くことにより揺動さ
せてバーコードデータを読み込んでもよい．この場合に
は例えば光学系連結軸９の上部位置にミラーを取付け、
該ミラーの揺動角度をバーコード走査範囲となるように
すれば良い． このように構成しても、やはり構造も簡単かつ堅牢であ
り、廉価で使い易いものとすることができる． 以上説明した様に本実施例５によれば、従来のペン型ス
キャナの様にペンの読取角度等を考慮しなくても、単に
窓部２０を読み取りバーコード上位置に置くだけで自動
的に一定角度に維持される。

そして、この状態で引き金を引けば、光学系がバーコー
ド印刷位置上を走査し続け、確実に所望のバーコードデ
ータを読み取ることができ、いちいちペンを読み取るべ
きバーコード上を移動させる等の面倒な操作を必要とせ
ず、確実にバーコード情報を読み取ることができる。

更に、本実施例のバーコードリーダは、構造も簡単かつ
堅牢であり、廉価で使い易いものとすることができる。

更に又、本実施例の構造より、最悪光学系ユニット揺動
機構が故障しても、スキャナを横に振ることにより、当
座のバーコード読み取りが可能になるという効果もある
． ［発明の効果］ 以上説明した様に本発明によれば、従来のペン型スキャ
ナの様にペンの読取角度等を考慮しなくても、単に窓部
を読み取りバーコード上位置に置くだけでよく、この状
態で引き金を引くという簡単な操作で、確実にバーコー
ド情報を読み取ることができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例のバーコードリーダの構
造を示す図、 第２図は本実施例のバーコードリーダの読取時の状態を
示す図である。 図中、１・・・ケース、２・・・引き金、３・・・ラッ
ク、４・・・ビニョン、５・・・ワンウエイクラッチ、
６・・・フライホイール、７・・・軸、８・・・リンク
部、８ａ・・・ジョイント部、９・・・光学系連結軸、
１０・・・光学系ユニット、ｌ１・・・発光ダイオード
、１２・・・受光部、２０・・・窓部である． 第２図 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 少なくとも読み取るべきバーコード幅分の読取り窓を有
   し、該読取り窓をバーコード上に位置させることにより
   バーコードデータを読み取るバーコードリーダにおいて
   、 読み取るべきバーコードに光を照射するための発光部と
   、該発光部より放射され読み取るべきバーコード部分に
   より反射された光を受光する受光部とを一体に構成した
   光学系ユニットと、該光学系ユニットを前記発光部より
   の照射光が少なくとも読取りバーコード幅を走査するよ
   う揺動させる揺動手段と、 該揺動手段を複数回駆動する駆動手段と、 該駆動手段を起動させるためのレバー部とを備え、 前記駆動手段は該レバー部の手動操作応力を蓄積維持す
   るフライホィールを備え、該フライホィールに蓄積した
   慣性モーメントにより前記光学系ユニットを複数回連続
   して揺動させバーコードデータを読み取ることを特徴と
   するバーコードリーダ。