JPH0223193B2 - - Google Patents

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JPH0223193B2
JPH0223193B2 JP56501866A JP50186681A JPH0223193B2 JP H0223193 B2 JPH0223193 B2 JP H0223193B2 JP 56501866 A JP56501866 A JP 56501866A JP 50186681 A JP50186681 A JP 50186681A JP H0223193 B2 JPH0223193 B2 JP H0223193B2
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JP
Japan
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electrode
heart
mesh
layer
electrodes
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JP56501866A
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JPS58500190A (ja
Inventor
Maarin Suchiibun Hairuman
Aroisu Ei Rangaa
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MIROSUKI MIIKUJISURO
Original Assignee
MIROSUKI MIIKUJISURO
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Publication date
Application filed by MIROSUKI MIIKUJISURO filed Critical MIROSUKI MIIKUJISURO
Publication of JPS58500190A publication Critical patent/JPS58500190A/ja
Publication of JPH0223193B2 publication Critical patent/JPH0223193B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/05Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
    • A61N1/0587Epicardial electrode systems; Endocardial electrodes piercing the pericardium

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

請求の範囲 1 電気除細動装置に接続するように患者に植え
込まれる型式の植え込み式除細動電極組立体にお
いて、 組織に接触する面及び絶縁材に接触する面を有
する平らな導電性金属電極と、 前記絶縁材に接触する面に接触し且つ該面全体
を覆うように配置された電気絶縁材の第1層と、 該第1層と実質的に同じ寸法を有していて前記
組織に接触する面に接触し且つ該面全体を覆うよ
うに配置されるが、前記組織に接触する面の中央
部を露出させる少なくとも1つの大きな穴を有し
前記組織に接触する面の周囲部を覆う電気絶縁材
の第2層と、 前記組織に接触する面の周囲部に配置されてい
て、前記平らな導電性金属電極の周囲領域におけ
る電気的インピーダンスを増大させることによ
り、前記平らな導電性金属電極の面全体に亘つて
電流密度を実質的に一定に維持するための手段
と、 前記平らな導電性金属電極の前記絶縁材に接触
する面を電気絶縁材の前記第1層と密接接触状態
に維持することにより、前記平らな導電性金属電
極と前記第1層との間に組織が成長するのを防止
して前記平らな導電性金属電極と前記第1層とが
分離させられるのを防止し、前記組織に接触する
面の前記露出された部分が心臓組織と導電性接触
しうるようにする固定手段と、 を備えることを特徴とする電極組立体。
2 前記平らな導電性金属電極の前記組織に接触
する面の上に配置されていて該面から電気的に絶
縁された心臓の歩調どり電極と、該心臓歩調どり
電極に電気的に接続された第1接点及び患者の体
外に置かれた心臓ペーサに電気的に接続された第
2接点を有する手で切り離しできる電気コネクタ
とを更に備え、これにより、前記第2接点を前記
電気コネクタから切り離すことにより前記歩調ど
り電極を前記心臓ペーサから遮断できる請求の範
囲第1項記載の電極組立体。
3 前記平らな導電性金属電極は、チタンメツシ
ユで形成される請求の範囲第1項記載の電極組立
体。
4 絶縁材の前記第1層には、前記電極組立体を
植え込むのに使用される器具の先端を受け入れる
露出されたポケツトが形成されている請求の範囲
第1項記載の電極組立体。
5 電気絶縁材の前記第1層および第2層のうち
の少なくとも一方には、機械的な強度を増すよう
に強化メツシユが埋め込まれている請求の範囲第
1項記載の電極組立体。
6 前記組織に接触する面の周囲部に配置された
前記手段は、前記導電性金属電極の前記周囲部に
配置され前記組織に接触する面を露出させて縁作
用による電流の集中を実質的に除去する複数個の
小さな穴を備えている請求の範囲第1項記載の電
極組立体。
7 前記平らな導電性金属電極及び電気絶縁材の
前記第1層及び第2層は、前記電極組立体を機械
的に接合するため、ダクロンで縫合される請求の
範囲第6項記載の電極組立体。
8 前記平らな導電性金属電極を心臓に接触して
配置して除細動が行えるように、前記平らな導電
性金属電極及び電気除細動装置に接続される可撓
性電気導体手段を更に備える請求の範囲第1項記
載の電極組立体。
9 前記チタンメツシユは、ワイヤ直径が1ない
し3ミルの150メツシユである請求の範囲第3項
記載の電極組立体。
10 前記平らな導電性金属電極は、伸展白金シ
ートで形成される請求の範囲第1項記載の電極組
立体。
11 電気絶縁材の前記第2層は、前記可撓性電
気導体手段が前記平らな導電性金属電極に接続さ
れる位置とは反対の位置で電気絶縁材の前記第1
層の縁を越えて延びて前記第1層の前記縁を包囲
するように構成されて、前記導電性金属電極の下
面に特定の電極挿入器具を受け入れる1辺のみが
開いた立ち上がつた受け入れ部を形成している請
求の範囲第8項記載の電極組立体。
12 長辺及び短辺がそれぞれ4cm及び6cmであ
るような実質的に長方形に形成されている請求の
範囲第1項記載の電極組立体。
13 前記導電性金属電極の周囲に第2の複数個
の小さな穴が配置され、これらの穴は、絶縁材の
前記第1層および第2層の両方を貫通し、そして
これらの穴は、ひと続きの縫合材の糸がこれらの
穴に入つたり出たりして通されるように整列され
る請求の範囲第6項記載の電極組立体。
14 前記少なくとも1つの大きな穴は、前記第
2層の電気絶縁材で形成された交差部材により互
いに分離された6個の大きな穴よりなる請求の範
囲第1項記載の電極組立体。
15 絶縁材の前記第1層は、前記平らな導電性
金属電極の1側縁に延びるように配置されてい
て、前記設置器具を受け入れる1辺のみが開いた
前記ポケツトを形成する請求の範囲第4項記載の
電極組立体。
16 前記固定手段は、前記平らな導電性金属電
極を前記第1層に固定する縫合体よりなる請求の
範囲第1項記載の電極組立体。
17 前記露出された組織接触面が組織の成長に
よつてゆがむのを防止するように、前記平らな導
電性金属電極の前記露出部を横切つて配置された
強化リブの構成体を更に備えた請求の範囲第1項
記載の電極組立体。
18 前記可撓性電気導体手段は、銀編組電気ケ
ーブルよりなる請求の範囲第8項記載の電極組立
体。
19 前記第1層及び第2層は、別個の部分であ
る請求の範囲第1項記載の電極組立体。
20 前記第1層及び第2層は、同じ絶縁材部片
から一体構造体として形成される請求の範囲第1
項記載の電極組立体。
21 電気除細動装置に電気的に接続するための
可撓性電気導体手段と、前記第1層と前記第2層
との間に挿入されていて、前記平らな導電性金属
電極が前記第1層と前記第2層との間にあるよう
な接続領域において前記可撓性電気導体手段を前
記平らな導電性金属電極に電気的に接続する接続
手段とを更に備えた請求の範囲第1項記載の電極
組立体。
22 前記接続領域の機械的な歪を緩和するよう
に前記接続領域を覆う手段を更に備えた請求の範
囲第21項記載の電極組立体。
23 前記第2層は、前記接続手段の領域におい
て実質的に平らな面を形成し、この平らな面は、
前記平らな電気導体により形成される面と実質的
に同じ面内にある請求の範囲第21項記載の電極
組立体。
技術分野 心房細動や心室細動のような心臓不整脈は、細
動している心筋に電気エネルギを与えることによ
つて除去できることが知られている。この技術即
ち除細動は、医師によつて患者の胸部に位置保持
された導電性金属のパドルを介して電気エネルギ
を与えるか、或いは心臓手術中にこの導電性パド
ルを心臓の表面に直接接触して保持するかによつ
て行なわれる。このような技術は良く知られてお
り、一般的に有効であると分つている。
最近、心臓不整脈の開始を自動的に検出してこ
のような不整脈を自動的に矯正する植え込み式の
除細動器が提案されている。これらの自動除細動
器は、心臓の表面に接触保持される形状順応電極
を用いているか、又は血管内カテーテルに設置さ
れた電極を用いているか、或いはこれらを組合せ
て用いている。いずれにせよ、これらの電極は心
筋に所望の電気エネルギを与えて除細動を行なう
ように働く。
血管内カテーテル式電極による解決策では、体
外の胸部パドルによる解決策の場合よりも心臓に
与える電気エネルギが少なくてよいが、電極が心
臓表面に直接接触して配置された場合よりは多く
のエネルギを必要とすることが分つている。換言
すれば、電極を心臓の外面に接触するように物理
的に配置すれば、電気エネルギを効率よく利用で
き、所要エネルギ量が少なくてすむことが分つて
いる。植え込み式の医学−電子装置では、エネル
ギ消費量が最も重要であることが明らかである。
これまでに考えられている自動除細動器では、
除細動電極を胸腔に入れて心臓に縫合するか又は
心臓表面に配置することによりこれら電極を心臓
に当てるように設計されている。このような電極
の植え込みは、副行路手術のような心臓手術中に
行なわれることが多い。然し乍ら、このような心
臓手術自体が必要とされない時でも、これまでの
除細動電極は胸腔を切開してこれを植え込むこと
が必要である。この外科手術では、肺への挿管が
必要とされると共に、肺の表面が病原菌に曝され
ることがある。更に、外科医が電極を効果的に配
置及び付着するに充分な作業空間を得るために、
2つの隣接した肋骨を広げたり胸骨を開いたりす
るような更に別の手術が必要とされる。従つて、
現在のところは、いかなる形式の心臓電極を心臓
表面に付着するにも、大がかりな手術が必要であ
る。そこで、胸腔を本来の姿のまゝにして胸腔を
開く必要なく電極を植え込みできることが要望さ
れる。
更に、既知の心臓表面電極は、放電によるエネ
ルギ密度の均一性が悪いという欠点がある。電極
の縁ではエネルギ密度が高くなり、放電レベルが
高いと、心臓表面の組織が損傷を受けることがあ
る。当然のことながら、放電は電極の全面にわた
つて均一でありそしてエネルギ密度の高い預域が
存在しないことが所望される。
発明の開示 本発明は一般に電気除細動の分野に係り、特
に、植え込み式の除細動器に用いる特定形態のカ
ルジオバーテイング電極及びこのような電極を植
え込む方法に係る。
ここで用いる“カルジオバーテイング”又は
“カルジオバージヨン”という語は、致命的なも
の及びそうでないものの両方を含む多数の心臓不
整脈状態の矯正を意味するものとする。これらの
心臓不整脈状態には、心房頻脈、心房粗動、心房
細動、連結律動、心室頻脈、心室粗動、心室細
動、並びにその他心臓の歩調どりに関与しない不
整脈状態が含まれ、これらは歩調どりシヨツクよ
り実質的に大きな電気シヨツクを心臓に与えるこ
とによつて矯正される。従つて、“除細動”は、
細動中に心房又は細動中の心室を除細動するよう
に心臓に電気シヨツクを与える方法として、“カ
ルジオバージョン”という語に含まれることが明
らかであろう。
本発明の1実施例においては、カルジオバーテ
イング電極が長方形の形状を有し、これは胸腔外
部の軟組織を通して挿入されそして心臓に接触配
置されるように設計されている。この電極は、エ
ネルギ効率を高める一方、心臓への電気エネルギ
の伝達を最適なものにし、然も電極の縁において
電流密度が高くなるのを防止するような特定の形
状を有している。
この電極は、金属メツシユ即ち金属スクリーン
を化学的に不活性な電気絶縁材の2枚の層間にサ
ンドイツチしたもので形成される。このようにし
て、心臓表面から離れた方を向いた電極部分即ち
心臓表面に接触しない電極部分は、人体から電気
的に絶縁される。或いは又、効率は若干低くなる
が、金属スクリーンの後面のみに1枚の絶縁層を
用いてこの層を金属スクリーンに縫いつけてもよ
い。除細動電極には、心臓の歩調どり機能を果た
すのに用いられる更に別の電極が設けられる。手
術による植え込みが行なわれた後、心臓の歩調ど
りが不要であると正当に判断された場合には、歩
調どり電極チツプへの電気リードを切断すること
のできる手段も設けられている。
更に、本発明の電極は、心臓の電気的な活動を
検出する心電計(ECG)装置のピツクアツプ電
極として用いてもよい。両方の機能が同時に必要
になることはないので、同じ電気リードを除細動
機能及びECG機能の両方に使用することができ
る。
本発明の電極植え込み方法は、先ず体内の胸壁
又は腹壁に対して皮膚を切開し、次いで、手に持
つ形式の器具を用いて組織面を分離させると共
に、胸郭内であつて然も胸腔の外側に、心臓周囲
の軟組織を貫通するトンネルを形成することによ
り、心臓の表面に電極を配置するという段階を備
えている。トンネルを形成した際には、1つ以上
の電極がトンネル内に入れられ、心臓の表面付近
に配置される。本発明の1実施例においては、心
臓の両側に2つの電極が配置され、そして更に、
電極の近位端をその隣接組織に縫合して確実な電
極固定を果たすような手段が設けられる。本発明
の方法を別のやり方で実施する場合には、胸骨の
内面と、心臓の心膜の外面との間に第1のトンネ
ル空間が配置され、そして心膜と横隔膜との間の
心臓下面に第2のトンネルが形成される。
上記の本発明方法を実施するために、本発明に
よる特殊な植え込み器具が提供され、この器具は
植え込まれる電極と相互作用して、この電極を心
臓に対して比較的容易に設置できるようにし、こ
の植え込み器具は後で引き抜くことができる。
本発明の電極の1実施例においては、いわゆる
“縁作用”をなくすことによつてエネルギの伝達
を効率的で然も比較的均一なものにするように、
電極の縁面がその中央部よりも電流に対して大き
なインピーダンスをもつように構成される。この
ようなインピーダンスは、メツシユ電極の縁に位
置される離間された穴を有するように機械的に構
成された電気フイルタを用いて制御される。
従つて、本発明の1つの目的は、心臓への電気
エネルギの伝達効率が高い除細部電極を提供する
ことである。
本発明の別の目的は、除細動中の心筋への電気
的な損傷を最小限にするような除細動電極を提供
することである。
本発明の更に別の目的は、最低限の手術しか必
要とせずに植え込まれて心臓付近に配置されるよ
うな除細動電極を提供することである。
本発明の更に別の目的は、心臓の歩調どり電極
チツプも有している除細動電極を提供することで
ある。
本発明の更に別の目的は、除細動電極と、
ECG信号のピツクアツプ電極との両方に使用さ
れる電極を提供することである。
本発明の更に別の目的は、大がかりな手術を必
要とせずに心臓に隣接して除細動電極を植え込む
方法を提供することである。
本発明の更に別の目的は、皮膚の切開のみを行
ないそして特殊な器具を用いて、胸郭内で然も胸
腔外にトンネルを形成することにより、人体内に
電極を挿入する方法を提供することである。
本発明の更に別の目的は、本発明の方法によつ
て本発明の電極を挿入するのに用いられる特殊な
器具を提供することである。
本発明の更に別の目的は、心臓の歩調どり電極
チツプを有する除細動電極であつて、患者の体外
に配置された心臓ペーサへこの歩調どり電極チツ
プを接続するリードに個々のコネクタが設けられ
ていて、手術後に一時的な歩調どり電極リードを
切断して取り外しできるような除細動電極を提供
することである。
本発明の更に別の目的は、植え込み器具の先端
を受け入れる特殊な受け入れ部を最先端に有する
ような植え込み式の除細動電極を提供することで
あり、上記の植え込み器具は胸郭の軟組織を貫通
して上記電極を挿入することができる一方、上記
電極を配置した後は、この器具を引き抜くことが
できる。
これら及び他の目的が本発明によつていかに達
成されるかということ、及びこれに付随した多数
の効果は、添付図面を参照した以下の説明より容
易に明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電極の斜視図であり、 第2図は第1図の2−2線に沿つた電極の断面
図であり、 第3図は第1図の電極の下面を示す斜視図であ
り、 第4図は本発明の電極を挿入するのに適した器
具の斜視図であり、 第5図は第4図の5−5線に沿つた挿入器具の
断面図であり、 第6図は本発明の電極を挿入するのに適した器
具の別の実施例を示す斜視図であり、 第7図は本発明の電極を人体へ挿入したところ
を示す概略図であり、 第8図は本発明の電極を別のやり方で人体に挿
入したところを示す概略図であり、 第9図は本発明の電極を植え込む前に挿入器具
に配置された本発明電極の斜視図であり、 第10図は第1図の実施例に用いられる切り離
し可能なカプラーの断面図であり、そして 第11図は本発明の電極の更に別の実施例を示
す斜視図である。
発明を実施する最良の態様 さて、第1図を説明すれば、本発明の電極10
は実質的に長方形に形成され、各辺の寸法は各々
約1.5ないし4cm及び3ないし6cmである。好ま
しくは、電極10は約4×6cmである。特別な場
合には、電極が正方形として形成されてもよい。
実際の金属電極素子は、チタン又は白金で形成さ
れたメツシユ即ちスクリーン12である。或いは
又、電極は伸展された白金で形成されてもよい。
メツシユは150メツシユであり、これは1インチ
当たり150素子即ち個々のワイヤを有するもので
ある。ワイヤの直径は1ないし3ミルの間で選択
される。電極メツシユ12は、先ず初め、該メツ
シユの周囲のワイヤを互いにスポツト溶接するこ
とによつて処理される。このスポツト溶接の後
に、ワイヤの余計な長さの部分が研磨されるか又
は平らに加工され、エツジがなめらかにされて連
続した縁が形成される。
電極本体は、2枚のシラスチツク(Silastic)
層間に金属電極素子をサンドイツチしたものより
成る。電極10は、第1の下層14を用意し、次
いでこの上にチタンメツシユ12をのせ、そして
更にこの上に上層16をのせることによつて形成
される。この組立体の厚みは約1ないし3cmでな
ければならない。上層16には長方形の穴が切り
抜かれており、これによりチタンメツシユ12は
心臓の表面に電気的に接触することができる。構
造強度を与えるために、補強用のダクロン
(Dacron)メツシユを両シラスチツク層内に埋め
込むことができるが、少なくとも下層14にはこ
のような補強用メツシユを使用しなければならな
い。
又、本発明の電極10には心臓の歩調どり電極
ボタン18も設けられ、これは金属メツシユ12
の中央に配置されていて、適当な絶縁材20によ
つてメツシユ12から電気的に絶縁されている。
この心臓の歩調どり電極ボタン18は白金又は他
の適当な不活性導体で形成される。この歩調どり
電極ボタン18はチタンメツシユ12の面上に約
1ないし3mm延び出していなければならない。こ
の歩調どり電極ボタン18の電気リードが22で
示されており、特殊な切り離し可能なカプラー2
4がこの導体22の端末に設けられている。この
切り離し可能なカプラー24については以下で詳
細に説明する。このコネクタ24から出ている別
の導体26は、適当な電子式心臓ペーサに接続す
るための適当なプラグ28に接続される。電極1
0を植え込む時には、導体26が患者の体外に配
置されそしてカプラー24が患者の皮膚のちよう
ど内側に配置される。このようにして、手術後に
もし必要があれば、リード26を接続して、心臓
の歩調どり機能を果たすことができる。その後、
患者の状態が安定し、歩調どり機能が不要になつ
たことが医師に分かつた時には、リード26をカ
プラー24から引き抜くだけでよく、それ以上の
手術は不要である。
電極10のメツシユ12は絶縁ケーブル30に
よつて適当な電流源に接続され、ケーブル30の
1端には適当な電気コネクタ32が設けられてい
る。ケーブル30の他端は、絶縁ブート33内に
配置された低抵抗接続部においてメツシユ12に
電気的に接続される。
前記したように、本発明の目的は、手術によつ
て電極を直接設置するような大きな切開部を胸郭
に形成する必要をなくしたエネルギ効率のよい電
極を提供することである。又、本発明の別の目的
は、電極を除細動に用いた時に心臓に損傷を与え
るおそれを最小限にするように電極を構成するこ
とである。この点については、本発明によつて意
図されるように2本の対向導体を有する除細動電
極を用いた時には、これら2本の導体間に形成さ
れる電界中に、平行プレート型キヤパシタに一般
にみられる現象、即ち縁作用が生じることが分つ
た。簡単に説明すると、この縁作用は、キヤパシ
タの2枚のプレート間の電界に関連したもので、
この電界はプレートの縁以外のところではプレー
トに直角であるが、プレートの縁では電気力線が
外方にふくらむ傾向があるというものである。こ
れらのふくらんだ電気力線はキヤパシタプレート
の縁付近に集中し(本発明の場合にはチタンメツ
シユの縁付近に集中し)、その電流密度は金属電
極面の中央部の電流密度よりも大きなものとな
る。
このような縁作用によつて電流密度が大きくな
ることによる悪影響をなくすと同時に、金属電極
面の電流密度を下げるのに利用できる表面積を最
大にするために、本発明では、メツシユ12の縁
付近において、シラスチツクの上層16に、メツ
シユ12の面まで貫通するような複数個の穴が切
り抜かれる。これらの穴が第1図に34で代表的
に示されており、図示されたように、これらの穴
を通してチタンメツシユスクリーン12の面が露
出されている。これらの穴34により、大きな電
流密度を招く縁作用を実質的に除去できると共
に、これらの穴34を通して露出するメツシユ1
2により、心臓表面との接触に利用できる電極表
面積が増加され、これにより、金属電極素子の電
流密度が下げられることが分つた。
上記の2枚の層及び金属メツシユは、ダクロン
(Dacron)系又はこれと同様のものを用いて一般
のミシンで電極10の周囲を縫合36することに
より、互いに固定される。
リード22,30は、植え込み式の心臓電極に
用いるのに特に適した非常に柔軟性のある特殊な
電気ケーブルで形成されるのが好ましい。心臓を
傷つけることなく活動させるためには、このよう
な柔軟性が非常に重要である。このケーブルは編
組ワイヤとして一般に知られており、これはポリ
エステル系の中心編組を有していて、この中心編
組の周りには銀の導電性編組が6回以上巻かれ
る。各導電性編組はそれ自体のポリエステル糸芯
と、これに同心的に巻かれた導電性編組とを備え
ている。この編組ワイヤは撓みのような機械的な
ストレスに対して非常に寿命が長い。更に、この
編組ワイヤは銀で形成されているので、電気抵抗
が非常に小さい。この銀編組電気ケーブル30は
チタンメツシユ12に電気的に接続しなければな
らず、これは圧着、溶接、或いは他の同様の電気
接続操作によつてメツシユ12の下面に対して行
なわれる。或いは又、ケーブル30は、“電気接
触を果たす装置及び方法”と題する本出願人の米
国特許出願に開示された特殊なクリツプによつて
メツシユ12に取り付けられてもよい。
さて第2図を説明すれば、第1図の電極10を
形成する種々の素子の構成体が第1図の2−2線
に沿つた断面図で示されている。このような断面
でみると、シラスチツクの上層16がシラスチツ
クの下層14に接合されそしてチタンのメツシユ
電極12がこれらの間にサンドイツチされてい
る。穴34によりメツシユ12の更に別の表面領
域が心臓の表面に曝されることが明らかであろ
う。心臓の歩調どり電極チツプ18はその柔軟性
ケーブル22に接続されそして絶縁材20によつ
てメツシユ12から電気的に絶縁されている。
又、第2図の断面図には、サンドイツチ体のい
ずれかのシラスチツク層又は両方のシラスチツク
層の強化素子として用いられるダクロンメツシユ
の層も示されている。この実施例では、このメツ
シユは植え込み中にストレスが生じるところの組
立体の先縁において下層14内に配置され、番号
42でその断面が示されている。これと同様のダ
クトロンメツシユを用いて上層16を強化するこ
ともできる。最小限の手術で電極10を設置する
ための特殊な挿入器具即ち植え込み器具と相互作
用する特殊な袋構成体44も断面図で示されてい
る。この袋44は、電極の先縁を越えてシラスチ
ツクの上層16を下方に延長して、電極の下層1
4に平行に延びるリツプ48を形成し、これによ
り挿入器具を受け入れるポケツト50を電極の巾
全体に形成することによつて形成される。更に、
挿入工具によつて裂けないようにこの袋の強度を
増すため、ダクロンメツシユ52の1部分がこの
袋44内に埋め込まれる。
第3図は本発明の電極10を下からみた斜視図
であり、この図には袋構成体44が詳細に示され
ている。又、第3図には、シラスチツクの下層1
4内に埋め込まれたダクロンメツシユ42も示さ
れている。本発明の電極を挿入する際に用いられ
る特殊な袋44は所望のポケツト50を形成する
ように下層14の上に立ち上つている。このポケ
ツト50の開口は、以下で明らかとなる理由で、
後方に向けられて電極後部に向つて開いていなけ
ればならない。更に別のダクロンメツシユの強化
層が52で示されている。電気導体30とワイヤ
メツシユ12との接続部の位置は54で一般的に
示された領域であり、この電気接続を適当に行な
つた後に、ブート33がこの接続領域上に配置さ
れ、これは電気絶縁及び機械的なストレインレリ
ーフの両方の機能を果たす。
本発明の除細動電極及び心臓の歩調どり電極チ
ツプを植え込むための本発明の方法は以下で述べ
るが、その前に、この本発明の方法を実施する際
に用いられる適当な挿入器具の好ましい実施例に
ついて説明することが必要であろう。第4図は、
本質的に細長い平らな棒型のプローブ60として
形成された挿入器具の好ましい実施例を示す斜視
図である。このプローブ60は細長い平らな取手
部分62と、先の丸い堅固な先端64とを有し、
この先端は電極挿入中に軟組織面を貫通するトン
ネルを形成するのに用いられる。取手62の面
は、立ち上つた先端64を形成するように若干変
化している。
第5図は第4図の挿入器具60の1部分の断面
図であり、取手62の面に対して立ち上つた先端
部64の位置を示している。この先端部64は電
極10の下面に形成されたポケツト50と相互作
用するように構成され、第2図と第5図とを比較
することによつて明らかなように、相互作用部6
4は1方向にポケツト50内へ容易に滑り込み、
電極は取手62の面と平行になる。従つて、挿入
器具60と電極10との間に考えられる相対的な
動きは一方向の動きである。電極を挿入した後
に、器具60を引つ張ると、電極は心臓付近に位
置保持されるが、器具の先端部64はポケツト5
0から滑り出される。更に、この先端部64を電
極10のポケツト50に挿入した際には、電極自
体が人体への挿入手段の1部となる。
第6図は、細長い取手部分72と先端部74と
を有する挿入器具70の別の実施例を示してい
る。先端部74は電極のポケツト50へ挿入され
る。この器具70は平らな器具として形成され
る。
前記したように、本発明の目的は、大がかりな
胸部手術を行なわずに人体内の胸壁又は腹壁のい
ずれかに対して皮膚の切開のみを行なうことによ
り除細動電極を植め込む方法を提供することであ
る。ここでは、特別に作られた手持ち式の器具に
より、組織面が分離されて、胸郭内であつて然も
胸腔外部に、心臓周囲の軟組織を貫通するトンネ
ルが形成される。トンネルを形成した後、1つ以
上の電極がこのトンネルに挿入され、心臓表面の
付近に配置される。本発明は、胸郭の内面と心臓
の心膜の外面との間に1つのトンネルを形成し、
次いでこのトンネルに1つ以上の電極を挿入し
て、心臓付近に最終的に設置することに関する。
更に、本発明は、心膜と横隔膜との間で心膜の後
面に別のトンネルを形成し、この第2のトンネル
を経て心臓電極を設置することにも関する。
第7図を説明すれば、患者100の胸部領域が
シルエツトで示されておりそして切開位置が10
2及び104で示されている。第7図には、患者
の心臓の位置及び一般的な輪郭が106で示され
ている。腹部の切開部102をみると、切開器具
60がこの切開部を通して体内から部分的に突出
して示されており、心膜と横隔膜との間で心膜の
下面にトンネルが形成されている。本発明の電極
10は挿入器具60の位置に示されていて、この
器具に保持されている。又、2本のリード22及
び30が切開部102から突出して示されてい
る。
第8図を説明すると、本発明の電極10は特殊
な挿入器具60に設置されて示されており、挿入
器具60の先端64は本発明の電極10の後面に
形成されたポケツト50に挿入されている。仮想
線で示されたように、挿入器具60の堅い先端6
4は電極10の前部にある。軟組織の面を貫通し
て挿入する間には、電極10と挿入器具の堅い先
端64とが相互作用してトンネルを形成する。
第7図に説明を戻すと、上記したようにトンネ
ルが形成されていることが明らかであろう。胸部
領域に作られた上方の切開部104については、
トンネル108と同様のトンネル110が胸郭の
内面と心臓心膜の前面との間に形成され、挿入器
具60の取手62はリード22及び30と同様に
切開部104から突出して示されている。
第9図を説明すれば、挿入器具60を完全に挿
入することによりトンネル108及び110が完
成され、そして挿入器具60を引き抜くと、器具
の先端部64は電極10のポケツト50から滑り
出て、電極はその位置に保たれたまゝとなること
が明らかであろう。第9図は、軟組織面に形成さ
れたトンネルに電極を挿入して挿入器具をこのト
ンネルから引き抜いた後の電極をその位置におい
て示している。第9図にはリードが切開部を経て
延びているように示されているが、これらのリー
ドは最終的には所望の状態に基いて配置され、即
ち心臓の歩調どりが必要とされるかどうかそして
除細動が完全植え込み式のものであるかどうかに
基いて配置される。
別の手順に従つて本発明の電極を心臓に当てる
こともでき、好ましい組合せとして明らかなもの
は次の通りである。上大静脈電極と;トンネル型
横隔膜電極とが組合わされる。別の組合せとして
は、胸骨下パツチ電極と横隔膜パツチ電極との組
合せがあるが、この場合両電極はサブジホイドル
ート(subziphoid route)を経て挿入される。も
ちろん、第9図に示された位置は別の組合せであ
る。
第10図は第1図に24で示された本発明の切
り離し可能なリードカプラーの断面図である。前
記したように、この形式のカプラーは心臓歩調ど
り電極チツプと共に用いられ、本発明の電極を植
え込んだ後に、必要に応じて心臓の歩調どりをす
ばやく容易に行なえるように心臓ペーサへすばや
く電気的接続を確立できるようにする。本発明の
カプラーは、心臓の歩調どりが不要であると分つ
た時にカプラーを患者の体内に残したまゝリード
を引き抜いて更に手術を必要としないようにする
ために設けられている。
第10図を説明すれば、カプラー24の外部ケ
ース130は雌型金属コネクタ132を包囲し、
このコネクタは心臓歩調どり電極リード22に電
気的接続されている。雌コネクタ132との電気
接続を形成するのは雄プラグ134であり、これ
は半田付け又は圧着によつて体外の歩調どり用リ
ード26に電気的接続されている。カプラーのケ
ース130は、136において歩調どり用絶縁リ
ード22とケース130との間にぴつたりとした
機械的結合部が形成されるように構成され、一方
体外の歩調どり用リード26については、138
で一般的に示された非常に大きい通路を有するよ
うにハウジング130が形成され、この通路の直
径は歩調どり用リード26の外径よりも大きい。
体外の歩調どり用リードを切り離したい時にこの
体外リード26を引張つて部分132と134と
を切り離し体外リード26を患者自体から引き抜
けるようにするために上記通路がこのような大き
な直径にされる。
第11図は本発明の電極の別の実施例を示して
いる。この実施例の電極150は第1図の電極1
0と同様に構成されるが、電極の上層16には1
つの大きな開口ではなくて複数個の穴152が設
けられる。これらの穴152は上層16に形成さ
れた交差部材154によつて作られる。この多穴
構成においても心臓歩調どり電極チツプ18を用
いることができ、このチツプは多数の穴の1つに
配置される。
これらの交差部材154及び追加縫合部156
は電極の機能及び元の形状を保つという点で効果
があると分つた。電極植え込み後、金属メツシユ
に隣接した組織は金属メツシユに付着し、そして
金属メツシユ上及びこれを貫通して成長すること
が分つた。この時には、組織がメツシユの後方に
達し、電極の後層からメツシユを離そうとする力
を及ぼす。これにより結局は電極の形状がゆがめ
られ、接触面に悪影響を及ぼすことによつて電極
の性能を低下させる。上記の追加縫合部156は
メツシユを電極後部にしつかり固定した状態に保
つ。
もちろん、上記の説明は一例に過ぎず、本発明
をこれに限定するものではないことを理解された
い。
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