JPH02229561A - 液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置 - Google Patents
液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置Info
- Publication number
- JPH02229561A JPH02229561A JP4927189A JP4927189A JPH02229561A JP H02229561 A JPH02229561 A JP H02229561A JP 4927189 A JP4927189 A JP 4927189A JP 4927189 A JP4927189 A JP 4927189A JP H02229561 A JPH02229561 A JP H02229561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- particles
- spray
- roll
- booth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 128
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims abstract description 125
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title abstract 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims abstract description 84
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 35
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 11
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 8
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 2
- 239000012768 molten material Substances 0.000 abstract description 12
- 239000003595 mist Substances 0.000 abstract description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 3
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000011344 liquid material Substances 0.000 description 9
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 2
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000003517 fume Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 241001070941 Castanea Species 0.000 description 1
- 235000014036 Castanea Nutrition 0.000 description 1
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000008450 motivation Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0012—Apparatus for achieving spraying before discharge from the apparatus
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置
とに係る. 〔従来の技術〕 従来,液体又は溶融体の粒子の製造方法として,液体又
は溶融体をノズルからスプレイし,そのスプレイ流を,
硬質の板に打ち当て、その衝撃によってそれら粒子を破
砕、より細分化された粒子を得る方法がとられてきた.
しかし,上述の方法には次のような欠点があった.第1
4図及び第15図を参照されたい.液体又は溶融体がノ
ズル(101)よりスプレイされ,硬質板(衝突板=
102)に打ち当てられる.最初の内は硬質板の面上が
硬質の生地であるため、破砕効果が上がっているが,時
間の経過と共に、該面上にスプレイした液体又は溶融体
のエアスプレイにて約30%,エアレススプレイにて5
0%〜60%が付着し、累積し、ついに厚い層(Lh)
となる.該層の表面は、いうまでもなく非硬質であり、
該面に打ち当てられる衝撃力は低下し,従って破砕され
た粒子の粒経は最初の硬質の生地の場合よりも粗くなっ
て、不均一の粒度の粒子が混じり合うという欠点があっ
た. 〔解決しようとする課題〕 上述の如く、従来の衝突式液体又は溶融体の粒子の生成
方法においては、作業中の経時と共に粒子の粒度が大き
くなり,生成された粒子の粒度は不均一性であった.本
発明の動機は,上述の如き粒子生成の経時的変化を防止
し、均一性の粒子を生成することであった.〔課題を解
決するための手段〕 本発明の目的は,液体又は溶融体のスプレイ衝突式粒子
の生成において、均一性の粒度を有する粒子を生成する
ことである. 本発明の栗旨は,先ず液体又は溶融体のスプレイ衝突式
粒子の生成方法において,そのスプレイ流を循環的に移
動してくる比較的硬質の物体のかつクリーニングされた
面上に、又は上記スプレイのミストが付着し一定の厚さ
となっている面上に打ち当て、即ち衝突時の反力を一定
に保ちつつ、均一性のある粒度の粒子を得る方法とその
装置とである. 次に本発明の方法について詳しく説明する.上述の如く
循環的に移動する比較的硬質の物体の面上にスプレイを
打ち当てることである.それらの物体としては,ロール
又は走行ベルトなどが最適である.よってこれらの項目
毎に分けて説明する. l)ロールの場合 四種の方法があるので各項に分けて説明する.■ 第1
図を参照されたい.金属製などのロール(2)の面に向
けて、液体(L)又は溶融体(M)のスプレイノスル(
1)より噴出したスプレイ<spx) を打ち当てる、
スプレイ中のミスト即ち粒子は,該面上に打ち当って破
砕し,より細分化された粒子(Ps)となって気体中に
分散する.即ち煙霧体(A3)が発生するのである. なお、上記粒子の細分化に当っては、液体の種類によっ
てそれらの挙動が違うので、それらを説明する.液体に
は液体だけのものと、固形成分の入っているものとがあ
る.前者の場合には、細分化されても液体の成分には変
りはなく、そのものである.ただし固形成分の入ってい
る場合は違う.先ず溶液をとりあげる.溶液内には固形
物質が溶媒によって溶解されており,固体の分子が常温
液体の中に均一に分散している.これらの粒子は、細分
化された粒子となっても依然として溶液の粒子であり、
固体と液体とは共存している.よってこれら液体を放逐
して固体のみの粒子とすることが必要である.元来,ス
プレイ作用に当っては液体は常温にても気化し易いもの
が多いが,中には気化レ難いものもある.その場合には
下方から加熱されたキャリャガスを導入して、加熱し気
化を促進せしめる. 液体である乳濁液や懸濁液の場合も,上記溶液と同じく
、気化し易い液体の中に固体の分子又は粒子が分散して
いるので、上記と同様に加熱したキャリャガスを導入し
て気化を促進せしめる. 溶融体の場合には,元来、それらは常温下にては固?す
るものであるから,前述のスプレイを常温下で行なって
もよいが、より固化する時間を短縮する必要のある場合
とか,又は固化し難いものである場合には,同スプレイ
の中に冷却されたキャリャガスを導いて短時間に固化せ
しめる. 上述のようにしてスプレイミスト中の粒子は細分化され
、所望する粒径、例えばO.1ミクロンの微粒子あるい
は500ミクロンの粒子を,均一な粒径で得ることがで
きる.この粒径は,ノズルからのスプレイの流速を変化
させることにより,容易に調整できるのである.このよ
うにして液体や溶融体のスプレイをロール面上に打ち当
てて、粒子を得ることができるが、その作業中、次のよ
うな現象が生ずる.次にそれを説明する.元来,液体な
どのスプレイ(SP■)をロール(2)面上に噴き付け
た場合には,空中に飛散する粒子は多いときl;11+
70%以上(エアレススプレイの場合)、少なくとも4
0%(エアスプレイの場合)は上記ロール(2)の面上
に付着する.そしてそれらが累積して次第に厚くなり,
ある厚さに達するとそれ以上増大せず一定の厚さ(t8
)となる.この厚さの層(Lfよ)は液体又は溶融体の
付着力、自重,粘度,温度,スプレイ速度,ロールの周
速度などによって異なるが、1一位から大は3一位まで
になる.またこの時,付着せずに凝集し?パン又は一時
貯留槽内に落下した液体又は溶融体を,ポンプによりタ
ンクに回収して再利用することが望ましい. このように一定の厚さの層(Lf■)の面上にスプレイ
(sp.)が噴き付けられる場合には、そのスプレイの
該面よりの反力も一定となり、従って粒子の破砕される
粒度も一定となる. ただし,上述の場合、ロール(2)の裸の面より一定の
層厚の面になるまでには若干の時間を要し、その間、該
面の硬度は変化するので、破砕される粒子の粒度も変化
する.即ち,この間不均一性の粒子が混在することにな
る.これを防ぐ手段として次の方法を行なう. ■ 第2図を参照されたい.スプレイ作業開始前より、
ロール(3)をスプレイする液体又は溶融体と同種のも
のの満たされたパン(6)又は一時貯留槽の中に浸漬し
ておく.そしてロール(3)を作業時の回転数まで上げ
れば、液体などは該ロール面上に付着して,ある厚さ(
t■)に達すると一定化してそれ以上の厚い層にはなら
ない.該/ff(Lf.)の面上にスプレイすれば、そ
の後も同じ暦厚を保っているので,同一条件の下に均一
性の粒子を得ることができる.なお、上記の如き自然に
付着した厚さ(t2)にては厚すぎる場合には次の如く
する. ■ 第3図を参照されたい.上記第2図における装直に
対し、液膜厚さ調整装l!(7)(ドクターロール又は
ドクターブレードなど)を設ける.即ちロール(4)面
上に付着した過大の厚さの層( L f3 )をドクタ
ーして、より薄く、適切な厚さ(t,)の層(Lf4)
としてやるのである.更に暦厚をゼロとしたい場合には
次の如くする. ■ 第4図を参照されたい.上記パンなどを取付けずに
、第1図の装置に対し液体又は溶融体の付着物の除去装
置(9)を直接にロール(5)の面上に設けて行なうも
のである.スプレイ流(s p.)は、直接に金属の面
上に噴き付けられるので、粒子の破砕度は高く、より微
細な粒子を得ることができる.即ち上記スプレイ<S
P4)パターンの圏外、ロール(5)の面上に液体又は
溶融体の除去装12! (9)を設ける.同図にてはス
クレーパの取付けを示している.該スクレーバによって
,スプレイ(s p.)中のミストの付着した液体又は
溶融体は除去され、即ち該ロール(5)の面上はクリニ
ングされ,常に裸の生地の状態で循環し乍らスプレイ(
sp.)を受けるので,粒子の破砕効果は高く、より微
細かつ均一性ある粒子が得られるのである.またこの時
、除去されてバン又は一時貯留槽内に落下しだ液体又は
溶融体をポンプによりタンクに回収し、再利用すること
が望ましい. 2)走行ベルトの場合 八種の方法があるので各項に分けて説明する.■ 第5
図を参照されたい.縦型の上下二個のローラ(16.
17)間を走行するベルト(12)のフラット部の面あ
るいはローラ上のベルトの面に対し、液体(L)又は溶
融体(M)を,スプレイノズル(1l)より噴出したス
プレイ(s ps)を打ち当てる.そして粒子の生成さ
れる課程は,前記1)項ロールの場合の■項にて述べた
と同じ様に、ベルト(12)面上に付着した一定厚さ(
t4)の層(Lfs)に対して上記スプレイ(S pg
)は打ち当てられ,均一性のある粒子が得られる.その
生成過程は前述の1)一■と同様につき説明は省略する
.■ 第6図を参照されたい.上記の項の縦型走行ベル
ト(13)の下部を、パン(24)などの槽内に入れた
液体又は溶融体の中に浸漬するもので,前記1)一〇の
場合と同様に、ベルト(13)面上に付着した一定厚さ
(t,)の層(Lfs)の面上にスプレイ(sp,)さ
れて、均一性の粒子が得られるものである. ■ 上図(第6図)上仮想線で示すように,上記浸漬に
より付着したベルト上の層(Lft)の厚さ(t.)を
、液膜厚さ調整装置(19)(ドクターロール又はドク
タ一ブレードなど)により,適切な厚さに薄くシて行な
う方法で、作用は前記1)一〇と同様である。
とに係る. 〔従来の技術〕 従来,液体又は溶融体の粒子の製造方法として,液体又
は溶融体をノズルからスプレイし,そのスプレイ流を,
硬質の板に打ち当て、その衝撃によってそれら粒子を破
砕、より細分化された粒子を得る方法がとられてきた.
しかし,上述の方法には次のような欠点があった.第1
4図及び第15図を参照されたい.液体又は溶融体がノ
ズル(101)よりスプレイされ,硬質板(衝突板=
102)に打ち当てられる.最初の内は硬質板の面上が
硬質の生地であるため、破砕効果が上がっているが,時
間の経過と共に、該面上にスプレイした液体又は溶融体
のエアスプレイにて約30%,エアレススプレイにて5
0%〜60%が付着し、累積し、ついに厚い層(Lh)
となる.該層の表面は、いうまでもなく非硬質であり、
該面に打ち当てられる衝撃力は低下し,従って破砕され
た粒子の粒経は最初の硬質の生地の場合よりも粗くなっ
て、不均一の粒度の粒子が混じり合うという欠点があっ
た. 〔解決しようとする課題〕 上述の如く、従来の衝突式液体又は溶融体の粒子の生成
方法においては、作業中の経時と共に粒子の粒度が大き
くなり,生成された粒子の粒度は不均一性であった.本
発明の動機は,上述の如き粒子生成の経時的変化を防止
し、均一性の粒子を生成することであった.〔課題を解
決するための手段〕 本発明の目的は,液体又は溶融体のスプレイ衝突式粒子
の生成において、均一性の粒度を有する粒子を生成する
ことである. 本発明の栗旨は,先ず液体又は溶融体のスプレイ衝突式
粒子の生成方法において,そのスプレイ流を循環的に移
動してくる比較的硬質の物体のかつクリーニングされた
面上に、又は上記スプレイのミストが付着し一定の厚さ
となっている面上に打ち当て、即ち衝突時の反力を一定
に保ちつつ、均一性のある粒度の粒子を得る方法とその
装置とである. 次に本発明の方法について詳しく説明する.上述の如く
循環的に移動する比較的硬質の物体の面上にスプレイを
打ち当てることである.それらの物体としては,ロール
又は走行ベルトなどが最適である.よってこれらの項目
毎に分けて説明する. l)ロールの場合 四種の方法があるので各項に分けて説明する.■ 第1
図を参照されたい.金属製などのロール(2)の面に向
けて、液体(L)又は溶融体(M)のスプレイノスル(
1)より噴出したスプレイ<spx) を打ち当てる、
スプレイ中のミスト即ち粒子は,該面上に打ち当って破
砕し,より細分化された粒子(Ps)となって気体中に
分散する.即ち煙霧体(A3)が発生するのである. なお、上記粒子の細分化に当っては、液体の種類によっ
てそれらの挙動が違うので、それらを説明する.液体に
は液体だけのものと、固形成分の入っているものとがあ
る.前者の場合には、細分化されても液体の成分には変
りはなく、そのものである.ただし固形成分の入ってい
る場合は違う.先ず溶液をとりあげる.溶液内には固形
物質が溶媒によって溶解されており,固体の分子が常温
液体の中に均一に分散している.これらの粒子は、細分
化された粒子となっても依然として溶液の粒子であり、
固体と液体とは共存している.よってこれら液体を放逐
して固体のみの粒子とすることが必要である.元来,ス
プレイ作用に当っては液体は常温にても気化し易いもの
が多いが,中には気化レ難いものもある.その場合には
下方から加熱されたキャリャガスを導入して、加熱し気
化を促進せしめる. 液体である乳濁液や懸濁液の場合も,上記溶液と同じく
、気化し易い液体の中に固体の分子又は粒子が分散して
いるので、上記と同様に加熱したキャリャガスを導入し
て気化を促進せしめる. 溶融体の場合には,元来、それらは常温下にては固?す
るものであるから,前述のスプレイを常温下で行なって
もよいが、より固化する時間を短縮する必要のある場合
とか,又は固化し難いものである場合には,同スプレイ
の中に冷却されたキャリャガスを導いて短時間に固化せ
しめる. 上述のようにしてスプレイミスト中の粒子は細分化され
、所望する粒径、例えばO.1ミクロンの微粒子あるい
は500ミクロンの粒子を,均一な粒径で得ることがで
きる.この粒径は,ノズルからのスプレイの流速を変化
させることにより,容易に調整できるのである.このよ
うにして液体や溶融体のスプレイをロール面上に打ち当
てて、粒子を得ることができるが、その作業中、次のよ
うな現象が生ずる.次にそれを説明する.元来,液体な
どのスプレイ(SP■)をロール(2)面上に噴き付け
た場合には,空中に飛散する粒子は多いときl;11+
70%以上(エアレススプレイの場合)、少なくとも4
0%(エアスプレイの場合)は上記ロール(2)の面上
に付着する.そしてそれらが累積して次第に厚くなり,
ある厚さに達するとそれ以上増大せず一定の厚さ(t8
)となる.この厚さの層(Lfよ)は液体又は溶融体の
付着力、自重,粘度,温度,スプレイ速度,ロールの周
速度などによって異なるが、1一位から大は3一位まで
になる.またこの時,付着せずに凝集し?パン又は一時
貯留槽内に落下した液体又は溶融体を,ポンプによりタ
ンクに回収して再利用することが望ましい. このように一定の厚さの層(Lf■)の面上にスプレイ
(sp.)が噴き付けられる場合には、そのスプレイの
該面よりの反力も一定となり、従って粒子の破砕される
粒度も一定となる. ただし,上述の場合、ロール(2)の裸の面より一定の
層厚の面になるまでには若干の時間を要し、その間、該
面の硬度は変化するので、破砕される粒子の粒度も変化
する.即ち,この間不均一性の粒子が混在することにな
る.これを防ぐ手段として次の方法を行なう. ■ 第2図を参照されたい.スプレイ作業開始前より、
ロール(3)をスプレイする液体又は溶融体と同種のも
のの満たされたパン(6)又は一時貯留槽の中に浸漬し
ておく.そしてロール(3)を作業時の回転数まで上げ
れば、液体などは該ロール面上に付着して,ある厚さ(
t■)に達すると一定化してそれ以上の厚い層にはなら
ない.該/ff(Lf.)の面上にスプレイすれば、そ
の後も同じ暦厚を保っているので,同一条件の下に均一
性の粒子を得ることができる.なお、上記の如き自然に
付着した厚さ(t2)にては厚すぎる場合には次の如く
する. ■ 第3図を参照されたい.上記第2図における装直に
対し、液膜厚さ調整装l!(7)(ドクターロール又は
ドクターブレードなど)を設ける.即ちロール(4)面
上に付着した過大の厚さの層( L f3 )をドクタ
ーして、より薄く、適切な厚さ(t,)の層(Lf4)
としてやるのである.更に暦厚をゼロとしたい場合には
次の如くする. ■ 第4図を参照されたい.上記パンなどを取付けずに
、第1図の装置に対し液体又は溶融体の付着物の除去装
置(9)を直接にロール(5)の面上に設けて行なうも
のである.スプレイ流(s p.)は、直接に金属の面
上に噴き付けられるので、粒子の破砕度は高く、より微
細な粒子を得ることができる.即ち上記スプレイ<S
P4)パターンの圏外、ロール(5)の面上に液体又は
溶融体の除去装12! (9)を設ける.同図にてはス
クレーパの取付けを示している.該スクレーバによって
,スプレイ(s p.)中のミストの付着した液体又は
溶融体は除去され、即ち該ロール(5)の面上はクリニ
ングされ,常に裸の生地の状態で循環し乍らスプレイ(
sp.)を受けるので,粒子の破砕効果は高く、より微
細かつ均一性ある粒子が得られるのである.またこの時
、除去されてバン又は一時貯留槽内に落下しだ液体又は
溶融体をポンプによりタンクに回収し、再利用すること
が望ましい. 2)走行ベルトの場合 八種の方法があるので各項に分けて説明する.■ 第5
図を参照されたい.縦型の上下二個のローラ(16.
17)間を走行するベルト(12)のフラット部の面あ
るいはローラ上のベルトの面に対し、液体(L)又は溶
融体(M)を,スプレイノズル(1l)より噴出したス
プレイ(s ps)を打ち当てる.そして粒子の生成さ
れる課程は,前記1)項ロールの場合の■項にて述べた
と同じ様に、ベルト(12)面上に付着した一定厚さ(
t4)の層(Lfs)に対して上記スプレイ(S pg
)は打ち当てられ,均一性のある粒子が得られる.その
生成過程は前述の1)一■と同様につき説明は省略する
.■ 第6図を参照されたい.上記の項の縦型走行ベル
ト(13)の下部を、パン(24)などの槽内に入れた
液体又は溶融体の中に浸漬するもので,前記1)一〇の
場合と同様に、ベルト(13)面上に付着した一定厚さ
(t,)の層(Lfs)の面上にスプレイ(sp,)さ
れて、均一性の粒子が得られるものである. ■ 上図(第6図)上仮想線で示すように,上記浸漬に
より付着したベルト上の層(Lft)の厚さ(t.)を
、液膜厚さ調整装置(19)(ドクターロール又はドク
タ一ブレードなど)により,適切な厚さに薄くシて行な
う方法で、作用は前記1)一〇と同様である。
■ 第7図を参照されたい.前記1)一tつと同じく、
液体又は溶融体を入れたパンなどは使用せず、走行ベル
ト(14)上の,スプレイ(SP?)パターン圏外部に
、同スプレイによって付着したベルト(14)面上の液
体又は溶融体の除去装iiff (20)を設けたもの
である.該装置により,クリーニングされたベルト(l
4)面上は、循環して再びスプレイ(sp7)を受けて
、より微綱かつ均一性ある粒子を生成する. ■ 第8図を参照されたい.上記縦型の走行ベルト装置
を横型となしたものである.即ち走行ベルト(l5)の
一方側のフラット部を上方に向け、該部に向け上方より
スプレイ(s p,)するのである.前記2)一〇の走
行ベルト面上における場合と同様に、液体などが付着し
,ある限界の厚さに達するとそれらの厚さは一定化し,
その面上にスプレイされる液体などは、一定の反力を受
けて均一的にt#細化される. ■ 前記2)一〇の縦型走行ベルトの場合と同じく、横
型走行ベルト(15)の下部を、第8図に示すように液
体などに浸漬して、該ベルトの面上に一定厚さの液体を
付着させ,該液体のIFIII (Lf,)の面上にス
プレイして,一定粒度の粒子を得るのである. ■ 前記2)一■の縦型走行ベルトの場合と同じく,横
型走行ベルトの下部を、第8図に示すように液体などに
浸漬して、先ずベルト(15)面上に付着した層(Lf
#)を液膜厚さ調整装M (25)などにより厚さを調
整して適切な厚さの層(Lfs)となした面上にスプレ
イして、一定の粒度の粒子を得るのである. ■ 前記2)一■の縦型走行ベルトの場合と同じく、横
型走行ベルト面上に付着した液体などを、第8図に示す
ように除去装置(23)によりクリーニングし,常に該
ベルトの生地を露出させて,該面上にスプレイし、より
微細で均一な粒子を得るのである. なお、上述したスプレイの方式は、エアスプレイでも,
またエアレススプレイでも良い. 次に本発明の装置の構造について説明する.本構造は二
種あるに付き、各項に分けて説明する.3) ロール型 第9図を参照されたい.縦型のスプレイ用ブース(34
)内に、横型にローラ(32)が設けられる.該ローラ
の面に向けて,液体(L)又は溶融体(M)のスプレイ
ノズル(3l)が設けられる.上記ブース(34)の底
部には排出口(38)が設けられ、該口より排出管(4
1)が、及び/又は上記液体又は溶融体の供給タンク(
43)への戻り管(42)が設けられる.また該ブース
(34)の上部は開口(36)Lて液体又は溶融体より
成る煙霧体の流出口(36)となる.必要により、該流
出口(36)には誘導管(39)が取付けられ、必要と
する位置にて開口(39E) L、更に必要とすれば、
咳管を延長して同気分離装I(同図にてはバックフィル
タ(46)を示す)に接続される.なお上記誘導管(3
9)上には加熱及び/又は冷却装置(40)が、また上
記ブース(34)の下部には、加熱装I! (44)が
取付けられる. 上記スプレイノズル(31)及びそのガン(33)は,
エアスプレイ式又はエアレススプレイ式の何れにても良
い.同図にてはエアレススプレイの循環式(45)のも
のが示されている.また同ガン(33)の開閉作動は操
作エアにより行なわれ、同ガンよりエア配管がソレノイ
ド式エアバルブ(47)に接続,更に同ソレノイド部は
タイマ(TM)に電気接続される.また必要により、上
記ブース(34)の下部には,キャリャガス(CG)の
供給装置(49)が設けられる. 上述の場合,ロール(32)は単独の場合のものを示し
たが、必要により該ロール面上,かつスプレイ(s p
.。)圏外下方部に液体又は溶融体の付着物の除去装I
!(9A)が取付けられる.同図にてはスクレーパが示
されている.または,上記ブース(34)の下部を一時
貯留槽とし、上記スプレイされるものと同種の液体又は
溶融体を、ある必要とするレベル(Lv3A又はLv3
A)まで溜め,上記ロール(32)の下方の一部が浸漬
するように位置決めされる(第2図参照).更にこの場
合、ロール(32)の上記レベル(Lv1A又はLv2
A)から立ち上がりの上方部に液膜厚さ調整装II(7
A)(ドクターロール又はドクターブレード)が取付け
られることもある.4)走行ベルト型 上記3)項記述のロールに代わり、循環式走行ベルトを
使用したものである.第10図を参照されたい.縦型ス
プレイ用ブース(54)内に、縦状に走行ベルト(52
)を設けたものである.該ベルト(52)の一方側のフ
ラット部の面あるいはロール上のベルトの面に向けて,
液体(L)又は溶融体(M)のスプレイノズル(51)
が設けられる.上記ベルトのフラット部の裏側にはバッ
クアッププレート(58)が取付けられることが望まし
い.該ブース(54)の底部には排出口(68)が設け
られ、該口より排出管(71)が、及び/又は上記液体
又は溶融体の供給タンク(73)への戻り管(72)が
設けられる.また該ブース(54)の上部は開口(66
) L,て液体又は溶融体より成る煙霧体の流出口(6
6)となる.必要により該流出口(66)には誘導管(
69).が取付けられ,必要とする位置にて開口(69
E) l,.更に必栗とすれば、該管を更に延長して同
気分離装置(同図にてはバックフィルタ(76)を示す
)?接続される.なお、上記誘導管(69)上には加熱
及び/又は冷却装W (70)が、また上記ブース(5
4)の下部には加熱装W (74)が取付けられる.上
記スプレイノズル(51)及びそのガン(53)は、エ
アスプレイ式又はエアレススプレイ式の何れにても良い
.同図にては,エアレススプレイの循環式(75)のも
のが示されている.また同ガン(53)の開閉作動は操
作エアにより行なわれ、同ガンよりエア配管がソレノイ
ド式エアパルブ(77)に接続,更に同ソレノイド部は
タイマ(TM)に電気接続される.また必要により上記
ブース(54)の下部には、キャリャガス(CG)の供
給装置(79)が設けられる. 上記の場合、走行ベルト(52)は単独の場合のものを
示したが、必要により該ベルト(52)面上,かつスプ
レイ(sp■1)圏外下方部に液体又は溶融体の付着物
の除去装置(20A)が取付けられる.同図にてはスク
レーパが示されている.または、上記ブース(54)の
下部を一時貯留槽とし、上記スプレイされるものと同種
の液体又は溶融体を、ある必栗とするレベル(Lv3A
又はLv2A)まで溜め,上記走行ベルト(52)の下
方の一部が浸漬するように位置決めされる(第6図参照
).更にこの場合,必要とすれば走行ベルト(52)の
上記レベル(hv3A,又はLv3A) から立ち上
がりの上方部に液膜厚さ調整装置(19A)(ドクター
ロール又はドクターブレード)が取付けられることもあ
る. 上記の走行ベルトは縦型としたが,これを横型とするこ
ともできる.第8図を参照されたい.即ち走行ベルト(
15)のフラット部の上方に、該部に向けてスプレイノ
ズル(21)の設けられたものである.更に上記横型走
行ベルト(15)の下部を、第lO図に示すようにブー
ス(54)の底部の液体又は溶融体の一時貯留槽に溜め
られた仮想線で示す液面(Lv2A)に浸漬するものも
ある. また第8図に示すように、上記液面(Lv2A)から走
行ベルト(15)の立.ち上がり部に、第10図上の仮
想線でも示すように液膜厚さ調整装M (25)の設け
られたものもある. (23))の設けられたものもある.なお,除去装置と
しては、上記スクレーバ以外に、ローラ(第11図参照
)あるいはエアナイフ(第12図参照)、バキュウムノ
ズル(第13図参照)などがあげられる. 〔作 用〕 上述の如く、本装置にはロール型と走行ベルト型とがあ
るので、それらの項目毎に説明する. ^) ロール型 第9図を参照されたい.液体又は溶融体は、エアスプレ
イ式又はエアレススプレイ式により,ノズル(31)よ
りロール(32)の面に向けてスプレイ(S P.J)
され,下向きに回転しているロール(32)の面上に打
ち当てられる.該スプレイ中のミスト即ち粒子は、その
衝突により破砕され、細分化し、より細かい粒子(Ps
)となる.一方、ロール面上には上記ミストが付着し、
一定の厚さ(1)の層となる.これらの挙動については
、前述の方法のロールの場合の項1)一■にて詳しく説
明した通りである.このようにして、ある一定の厚さの
層の面に対して、上記のスプレイ(sp1。)は打ち当
てられて、均一した粒子が得られるのである. これらの粒子にも液体の場合,溶融体の場合により,こ
れら生成された粒子をキャリャガスにより加熱又は冷却
する場合があることも、同じく前述の1)一の項にて説
明した通りである.即ち第9図上に仮想線で示すように
,加熱又は冷却式気体供給装1 (49)により、ブー
ス(34)の下方より導入することによって得られるの
である.上記スプレイにより、剰余した液体又は溶融体
は、ブース(34)底部の排出口(38)を通り、外部
に排出されるか,若しくは戻り管(42)を介して液体
又は溶融体の供給タンク(43)内に戻される. また上記ノズル(31)よりのスプレイは,そのガン(
33)の間欠的開閉により,断続的スプレイとなり,そ
れによって生成される粒子の数を減らし、即ちそれらの
埋霧体の密度をより低い範囲内にて調整することもでき
る.このようにして,生成された粒子より成る煙霧体は
上方に移動し、その場で諸種の用途に向けられるが、必
要によっては.同図上仮想線で示すように、誘導管(3
9)により,所栗の場所(39E)まで導き,又はそれ
をフィルタ(同図にてはバックフィルタ(46) )に
かけ、固体の粒子のみを得ることもできる. 上述は本発明の装置の基本型の作用について述べたが、
ロールの底部を液体又は溶融体に浸漬してロール面上に
一定厚さの膜層を形成し,該面上にスプレイする場合に
は,第9図上仮想線で示すように上記ブース(34)の
底部を一時貯留槽とし、一定レベル(Lv3A又はL
v @ A )に液体又は溶融体を溜める構造としたも
のを使用し、その作用は方法の1)一〇項にて述べた通
りに付き説明は省略する. また上記ロール浸漬型において、液膜厚さ調整装置(7
A)(ドクターロール又はドクターブレード)を設けて
、必要とする一定厚さの膜層を形成する場合の装置の作
用は,前記方法の1)一■項にて述べた通りである.?
に、上記の如くロール浸漬型とせず,最初の基本型の単
独ロール型において、該ロール面上に除去装I!!(第
9図上仮想線ではスクレーパ(9A)を示す)を設けた
ものを使用する場合には,ロール面上は常にクリーニン
グされ、硬質のロール面に上記入プレイは打ち当たるた
め,破砕力はより大で,常に均一性の粒子が得られるの
である. これらの方法を実施するに当り,スプレイ時又はそして
循環移動する物体への衝突時に粒子に荷電しても良い.
理由は、荷電することにより,粒子相互が反発して凝集
せず微細化がより促進されるという効果が得られるから
である. B)走行ベルト型 第lO図を参照されたい.液体又は溶融体はエアスプレ
イ式又はエアレススプレイ式によりノズル(51)より
、縦型の走行ベルト(52)のフラット部の面あるいは
ロール上のベルトの面に向けてスプレイ(sp1■)さ
れ、液体又は溶融体のミスト即ち粒子が打ち当てられる
.その衝突により、スプレイミスト中の粒子が、細分化
されること、そして走行ベルト(52)面上に,一定厚
さの膜層の形成されることは.前述の発明の方法2)一
■項にて述べた通りである. その他,上記生成された粒子がキャリャガス(Ca)に
より加熱又は冷却されること、剰余した液体又は溶融体
がブース(54)底部の排出口(68)より外部へ、又
は戻り配管(72)により供給タンク(73)へ戻され
ること、作業例としての間欠スプレイ、使用例としての
フィルタ選別などは,上記ロール型の場合と同様につき
、詳細な説明は省略する. また,走行ベルト(52)の下部がスプレイと同種の液
体又は溶融体に浸漬された構造のものにおける作用は、
前述の発明の方法2)一〇において述べた通り,またそ
の構造に対して液膜厚さ調整装置(19A)を付加した
ものの作用は,前述の発明の方法2)一〇の通り,更に
上記の走行ベルト単独のものに、除去装lI!(20A
)の設けられたものの作用は、前述の発明の方法2)一
■の通りであり,説明は省略する. 更に,縦型走行ベルトを横型となしたものの作用は,前
述の発明の方法2)一■及び−■、一■、一■の通りに
つき、これらの説明も省略する. 〔効 果〕 本発明の方法と装置とによれば、液体又は溶融体の粒子
の生成において,それらの粒度を選択することができ,
かつ常に均一した粒度の粒子を生成することができ、粒
子の質の向上に寄与するものである.
液体又は溶融体を入れたパンなどは使用せず、走行ベル
ト(14)上の,スプレイ(SP?)パターン圏外部に
、同スプレイによって付着したベルト(14)面上の液
体又は溶融体の除去装iiff (20)を設けたもの
である.該装置により,クリーニングされたベルト(l
4)面上は、循環して再びスプレイ(sp7)を受けて
、より微綱かつ均一性ある粒子を生成する. ■ 第8図を参照されたい.上記縦型の走行ベルト装置
を横型となしたものである.即ち走行ベルト(l5)の
一方側のフラット部を上方に向け、該部に向け上方より
スプレイ(s p,)するのである.前記2)一〇の走
行ベルト面上における場合と同様に、液体などが付着し
,ある限界の厚さに達するとそれらの厚さは一定化し,
その面上にスプレイされる液体などは、一定の反力を受
けて均一的にt#細化される. ■ 前記2)一〇の縦型走行ベルトの場合と同じく、横
型走行ベルト(15)の下部を、第8図に示すように液
体などに浸漬して、該ベルトの面上に一定厚さの液体を
付着させ,該液体のIFIII (Lf,)の面上にス
プレイして,一定粒度の粒子を得るのである. ■ 前記2)一■の縦型走行ベルトの場合と同じく,横
型走行ベルトの下部を、第8図に示すように液体などに
浸漬して、先ずベルト(15)面上に付着した層(Lf
#)を液膜厚さ調整装M (25)などにより厚さを調
整して適切な厚さの層(Lfs)となした面上にスプレ
イして、一定の粒度の粒子を得るのである. ■ 前記2)一■の縦型走行ベルトの場合と同じく、横
型走行ベルト面上に付着した液体などを、第8図に示す
ように除去装置(23)によりクリーニングし,常に該
ベルトの生地を露出させて,該面上にスプレイし、より
微細で均一な粒子を得るのである. なお、上述したスプレイの方式は、エアスプレイでも,
またエアレススプレイでも良い. 次に本発明の装置の構造について説明する.本構造は二
種あるに付き、各項に分けて説明する.3) ロール型 第9図を参照されたい.縦型のスプレイ用ブース(34
)内に、横型にローラ(32)が設けられる.該ローラ
の面に向けて,液体(L)又は溶融体(M)のスプレイ
ノズル(3l)が設けられる.上記ブース(34)の底
部には排出口(38)が設けられ、該口より排出管(4
1)が、及び/又は上記液体又は溶融体の供給タンク(
43)への戻り管(42)が設けられる.また該ブース
(34)の上部は開口(36)Lて液体又は溶融体より
成る煙霧体の流出口(36)となる.必要により、該流
出口(36)には誘導管(39)が取付けられ、必要と
する位置にて開口(39E) L、更に必要とすれば、
咳管を延長して同気分離装I(同図にてはバックフィル
タ(46)を示す)に接続される.なお上記誘導管(3
9)上には加熱及び/又は冷却装置(40)が、また上
記ブース(34)の下部には、加熱装I! (44)が
取付けられる. 上記スプレイノズル(31)及びそのガン(33)は,
エアスプレイ式又はエアレススプレイ式の何れにても良
い.同図にてはエアレススプレイの循環式(45)のも
のが示されている.また同ガン(33)の開閉作動は操
作エアにより行なわれ、同ガンよりエア配管がソレノイ
ド式エアバルブ(47)に接続,更に同ソレノイド部は
タイマ(TM)に電気接続される.また必要により、上
記ブース(34)の下部には,キャリャガス(CG)の
供給装置(49)が設けられる. 上述の場合,ロール(32)は単独の場合のものを示し
たが、必要により該ロール面上,かつスプレイ(s p
.。)圏外下方部に液体又は溶融体の付着物の除去装I
!(9A)が取付けられる.同図にてはスクレーパが示
されている.または,上記ブース(34)の下部を一時
貯留槽とし、上記スプレイされるものと同種の液体又は
溶融体を、ある必要とするレベル(Lv3A又はLv3
A)まで溜め,上記ロール(32)の下方の一部が浸漬
するように位置決めされる(第2図参照).更にこの場
合、ロール(32)の上記レベル(Lv1A又はLv2
A)から立ち上がりの上方部に液膜厚さ調整装II(7
A)(ドクターロール又はドクターブレード)が取付け
られることもある.4)走行ベルト型 上記3)項記述のロールに代わり、循環式走行ベルトを
使用したものである.第10図を参照されたい.縦型ス
プレイ用ブース(54)内に、縦状に走行ベルト(52
)を設けたものである.該ベルト(52)の一方側のフ
ラット部の面あるいはロール上のベルトの面に向けて,
液体(L)又は溶融体(M)のスプレイノズル(51)
が設けられる.上記ベルトのフラット部の裏側にはバッ
クアッププレート(58)が取付けられることが望まし
い.該ブース(54)の底部には排出口(68)が設け
られ、該口より排出管(71)が、及び/又は上記液体
又は溶融体の供給タンク(73)への戻り管(72)が
設けられる.また該ブース(54)の上部は開口(66
) L,て液体又は溶融体より成る煙霧体の流出口(6
6)となる.必要により該流出口(66)には誘導管(
69).が取付けられ,必要とする位置にて開口(69
E) l,.更に必栗とすれば、該管を更に延長して同
気分離装置(同図にてはバックフィルタ(76)を示す
)?接続される.なお、上記誘導管(69)上には加熱
及び/又は冷却装W (70)が、また上記ブース(5
4)の下部には加熱装W (74)が取付けられる.上
記スプレイノズル(51)及びそのガン(53)は、エ
アスプレイ式又はエアレススプレイ式の何れにても良い
.同図にては,エアレススプレイの循環式(75)のも
のが示されている.また同ガン(53)の開閉作動は操
作エアにより行なわれ、同ガンよりエア配管がソレノイ
ド式エアパルブ(77)に接続,更に同ソレノイド部は
タイマ(TM)に電気接続される.また必要により上記
ブース(54)の下部には、キャリャガス(CG)の供
給装置(79)が設けられる. 上記の場合、走行ベルト(52)は単独の場合のものを
示したが、必要により該ベルト(52)面上,かつスプ
レイ(sp■1)圏外下方部に液体又は溶融体の付着物
の除去装置(20A)が取付けられる.同図にてはスク
レーパが示されている.または、上記ブース(54)の
下部を一時貯留槽とし、上記スプレイされるものと同種
の液体又は溶融体を、ある必栗とするレベル(Lv3A
又はLv2A)まで溜め,上記走行ベルト(52)の下
方の一部が浸漬するように位置決めされる(第6図参照
).更にこの場合,必要とすれば走行ベルト(52)の
上記レベル(hv3A,又はLv3A) から立ち上
がりの上方部に液膜厚さ調整装置(19A)(ドクター
ロール又はドクターブレード)が取付けられることもあ
る. 上記の走行ベルトは縦型としたが,これを横型とするこ
ともできる.第8図を参照されたい.即ち走行ベルト(
15)のフラット部の上方に、該部に向けてスプレイノ
ズル(21)の設けられたものである.更に上記横型走
行ベルト(15)の下部を、第lO図に示すようにブー
ス(54)の底部の液体又は溶融体の一時貯留槽に溜め
られた仮想線で示す液面(Lv2A)に浸漬するものも
ある. また第8図に示すように、上記液面(Lv2A)から走
行ベルト(15)の立.ち上がり部に、第10図上の仮
想線でも示すように液膜厚さ調整装M (25)の設け
られたものもある. (23))の設けられたものもある.なお,除去装置と
しては、上記スクレーバ以外に、ローラ(第11図参照
)あるいはエアナイフ(第12図参照)、バキュウムノ
ズル(第13図参照)などがあげられる. 〔作 用〕 上述の如く、本装置にはロール型と走行ベルト型とがあ
るので、それらの項目毎に説明する. ^) ロール型 第9図を参照されたい.液体又は溶融体は、エアスプレ
イ式又はエアレススプレイ式により,ノズル(31)よ
りロール(32)の面に向けてスプレイ(S P.J)
され,下向きに回転しているロール(32)の面上に打
ち当てられる.該スプレイ中のミスト即ち粒子は、その
衝突により破砕され、細分化し、より細かい粒子(Ps
)となる.一方、ロール面上には上記ミストが付着し、
一定の厚さ(1)の層となる.これらの挙動については
、前述の方法のロールの場合の項1)一■にて詳しく説
明した通りである.このようにして、ある一定の厚さの
層の面に対して、上記のスプレイ(sp1。)は打ち当
てられて、均一した粒子が得られるのである. これらの粒子にも液体の場合,溶融体の場合により,こ
れら生成された粒子をキャリャガスにより加熱又は冷却
する場合があることも、同じく前述の1)一の項にて説
明した通りである.即ち第9図上に仮想線で示すように
,加熱又は冷却式気体供給装1 (49)により、ブー
ス(34)の下方より導入することによって得られるの
である.上記スプレイにより、剰余した液体又は溶融体
は、ブース(34)底部の排出口(38)を通り、外部
に排出されるか,若しくは戻り管(42)を介して液体
又は溶融体の供給タンク(43)内に戻される. また上記ノズル(31)よりのスプレイは,そのガン(
33)の間欠的開閉により,断続的スプレイとなり,そ
れによって生成される粒子の数を減らし、即ちそれらの
埋霧体の密度をより低い範囲内にて調整することもでき
る.このようにして,生成された粒子より成る煙霧体は
上方に移動し、その場で諸種の用途に向けられるが、必
要によっては.同図上仮想線で示すように、誘導管(3
9)により,所栗の場所(39E)まで導き,又はそれ
をフィルタ(同図にてはバックフィルタ(46) )に
かけ、固体の粒子のみを得ることもできる. 上述は本発明の装置の基本型の作用について述べたが、
ロールの底部を液体又は溶融体に浸漬してロール面上に
一定厚さの膜層を形成し,該面上にスプレイする場合に
は,第9図上仮想線で示すように上記ブース(34)の
底部を一時貯留槽とし、一定レベル(Lv3A又はL
v @ A )に液体又は溶融体を溜める構造としたも
のを使用し、その作用は方法の1)一〇項にて述べた通
りに付き説明は省略する. また上記ロール浸漬型において、液膜厚さ調整装置(7
A)(ドクターロール又はドクターブレード)を設けて
、必要とする一定厚さの膜層を形成する場合の装置の作
用は,前記方法の1)一■項にて述べた通りである.?
に、上記の如くロール浸漬型とせず,最初の基本型の単
独ロール型において、該ロール面上に除去装I!!(第
9図上仮想線ではスクレーパ(9A)を示す)を設けた
ものを使用する場合には,ロール面上は常にクリーニン
グされ、硬質のロール面に上記入プレイは打ち当たるた
め,破砕力はより大で,常に均一性の粒子が得られるの
である. これらの方法を実施するに当り,スプレイ時又はそして
循環移動する物体への衝突時に粒子に荷電しても良い.
理由は、荷電することにより,粒子相互が反発して凝集
せず微細化がより促進されるという効果が得られるから
である. B)走行ベルト型 第lO図を参照されたい.液体又は溶融体はエアスプレ
イ式又はエアレススプレイ式によりノズル(51)より
、縦型の走行ベルト(52)のフラット部の面あるいは
ロール上のベルトの面に向けてスプレイ(sp1■)さ
れ、液体又は溶融体のミスト即ち粒子が打ち当てられる
.その衝突により、スプレイミスト中の粒子が、細分化
されること、そして走行ベルト(52)面上に,一定厚
さの膜層の形成されることは.前述の発明の方法2)一
■項にて述べた通りである. その他,上記生成された粒子がキャリャガス(Ca)に
より加熱又は冷却されること、剰余した液体又は溶融体
がブース(54)底部の排出口(68)より外部へ、又
は戻り配管(72)により供給タンク(73)へ戻され
ること、作業例としての間欠スプレイ、使用例としての
フィルタ選別などは,上記ロール型の場合と同様につき
、詳細な説明は省略する. また,走行ベルト(52)の下部がスプレイと同種の液
体又は溶融体に浸漬された構造のものにおける作用は、
前述の発明の方法2)一〇において述べた通り,またそ
の構造に対して液膜厚さ調整装置(19A)を付加した
ものの作用は,前述の発明の方法2)一〇の通り,更に
上記の走行ベルト単独のものに、除去装lI!(20A
)の設けられたものの作用は、前述の発明の方法2)一
■の通りであり,説明は省略する. 更に,縦型走行ベルトを横型となしたものの作用は,前
述の発明の方法2)一■及び−■、一■、一■の通りに
つき、これらの説明も省略する. 〔効 果〕 本発明の方法と装置とによれば、液体又は溶融体の粒子
の生成において,それらの粒度を選択することができ,
かつ常に均一した粒度の粒子を生成することができ、粒
子の質の向上に寄与するものである.
第1図は本発明の方法による(以下特記以外は本発明に
よるものとする)基本的なロール型における方法と作用
との説明図 第2図は上記ロールの下方一部を液体又は
溶融体の中に浸漬した場合の説明図 第3図は上記(第
2図)において液膜厚さ調整装置を設けた場合の説明図
第4図は前記(第1図)基本的ロールに対し液体又は
溶融体の付着物の除去装置を設けた場合の説明図 第5
図は上記ロールに代わって縦型走行ベルトを用いた場合
の説明図 第6図は上記走行ベルトの下方一部を液体又
は溶融体の中に浸漬した場合及び同ベルトに対し,液膜
厚さ調整装置を設けた場合の説明図 第7図は前記(第
5図)走行ベルトに対し液体又は溶融体の付着物の除去
装置を設けた場合の説明図 第8図は上記(第5図ない
し第7図)縦型走行ベルトを横型となしたる場合の説明
図 第9図は本発明の装誼におけるロール型の構造側断
面図 第10図は同じく走行ベルト型の構造側断面図
第11図は付着物の除去装置におけるロール式の場合の
側面図 第12図は同じくエアナイフ式の場合の側面図
第13図は同じくバキュウム式の場合の側面図 第1
4図は従来のスプレイ硬板衝突式粒子生成方法の側面説
明図 第15図は上記方法における硬板上に液体又は溶
融体の積層する状態の説明図 主栗な符号の説明 1 , 11, 21, 31. 51・・・スプレイ
ノズル 2,3,4,5,32・・・ロール 7,
7A, 19. 19A, 25・・・液膜厚さ調整
装置 6, 8, 22. 24, 37. 67・
・・液体又は溶融体の一時貯留用のパン又は槽 9,
9A, 20. 2OA, 23, 94,96.
98・・・液体又は溶融体の除去装W 12,13
,14,15.52・・走行ベルト 34. 54・
・・スプレイ用ブース 36. 66・・・ブースの
上部開口部 39. 69・・・誘導管 45.
75・・・エアレススプレイ(循環式)装1 46
.76・・・バックフィルタ48.78・・・レベル自
動保持装置 49.79・・・加熱及び/又は冷却式
気体供給装置!!94・・・ローラ式除去装置 96
・・・エアナイフ式除去装置 98・・・バキュウム
式除去装置 As・・・煙霧体 L又はM・・・液
体又は溶融体 Lf., Lf.,Lf,, −・・
液体又は溶融体の膜層 L Vl r L Vz r
L Vz p・・・パン又は一時貯留槽内における液
体又は溶融体の一定のレベル sp,,spz,sp
,,−・・スプレイ t,tx+txt・・・上記膜
層の厚さ
よるものとする)基本的なロール型における方法と作用
との説明図 第2図は上記ロールの下方一部を液体又は
溶融体の中に浸漬した場合の説明図 第3図は上記(第
2図)において液膜厚さ調整装置を設けた場合の説明図
第4図は前記(第1図)基本的ロールに対し液体又は
溶融体の付着物の除去装置を設けた場合の説明図 第5
図は上記ロールに代わって縦型走行ベルトを用いた場合
の説明図 第6図は上記走行ベルトの下方一部を液体又
は溶融体の中に浸漬した場合及び同ベルトに対し,液膜
厚さ調整装置を設けた場合の説明図 第7図は前記(第
5図)走行ベルトに対し液体又は溶融体の付着物の除去
装置を設けた場合の説明図 第8図は上記(第5図ない
し第7図)縦型走行ベルトを横型となしたる場合の説明
図 第9図は本発明の装誼におけるロール型の構造側断
面図 第10図は同じく走行ベルト型の構造側断面図
第11図は付着物の除去装置におけるロール式の場合の
側面図 第12図は同じくエアナイフ式の場合の側面図
第13図は同じくバキュウム式の場合の側面図 第1
4図は従来のスプレイ硬板衝突式粒子生成方法の側面説
明図 第15図は上記方法における硬板上に液体又は溶
融体の積層する状態の説明図 主栗な符号の説明 1 , 11, 21, 31. 51・・・スプレイ
ノズル 2,3,4,5,32・・・ロール 7,
7A, 19. 19A, 25・・・液膜厚さ調整
装置 6, 8, 22. 24, 37. 67・
・・液体又は溶融体の一時貯留用のパン又は槽 9,
9A, 20. 2OA, 23, 94,96.
98・・・液体又は溶融体の除去装W 12,13
,14,15.52・・走行ベルト 34. 54・
・・スプレイ用ブース 36. 66・・・ブースの
上部開口部 39. 69・・・誘導管 45.
75・・・エアレススプレイ(循環式)装1 46
.76・・・バックフィルタ48.78・・・レベル自
動保持装置 49.79・・・加熱及び/又は冷却式
気体供給装置!!94・・・ローラ式除去装置 96
・・・エアナイフ式除去装置 98・・・バキュウム
式除去装置 As・・・煙霧体 L又はM・・・液
体又は溶融体 Lf., Lf.,Lf,, −・・
液体又は溶融体の膜層 L Vl r L Vz r
L Vz p・・・パン又は一時貯留槽内における液
体又は溶融体の一定のレベル sp,,spz,sp
,,−・・スプレイ t,tx+txt・・・上記膜
層の厚さ
Claims (31)
- (1)液体(L)をノズル(1)より循環移動する物体
(2)の面上にスプレイし、そのスプレイ流をその衝突
によって細分化させた粒子を得ることを特徴とする液体
の粒子の生成方法。 - (2)循環移動する物体が、ロール(2)であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液体の粒子の生
成方法。 - (3)循環移動する物体が、走行ベルト(12)である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液体の粒
子の生成方法。 - (4)ロールの下部又は走行ベルトの下方の一部が、粒
子と同種の液体の中に浸漬されていることを特徴とする
特許請求の範囲第2項又は第3項記載の液体の粒子の生
成方法。 - (5)ロールの面上又は走行ベルトの面上に、液膜厚さ
調整装置(7又は19)などの設けられることを特徴と
する特許請求の範囲第4項記載の液体の粒子の生成方法
。 - (6)ロールの面上又は走行ベルトの面上に、付着した
液体の除去装置(9又は20)の設けられることを特徴
とする特許請求の範囲第2項又は第3項記載の液体の粒
子の生成方法。 - (7)液体が、予め加圧されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の液体の粒子の生成方法。 - (8)循環移動する物体から、液膜厚さ調整装置又は除
去装置により取り除かれた液体を、パン又は一時貯留槽
に溜め、それを供給タンクに戻すことを特徴とする特許
請求の範囲第1項、第5項、第6項記載の液体の粒子の
生成方法。 - (9)スプレイガン(33)の開閉を間欠的に作動せし
め、それによって同ガンノズル(31)よりのスプレイ
を間欠的に行ない、発生する煙霧体の密度を、より低い
範囲内にて調整することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の液体の粒子の生成方法。 - (10)液体(L)が、溶融体(M)である特許請求の
範囲第1項記載の溶融体の粒子の生成方法。 - (11)液体のスプレイ衝突式粒子生成装置において、
a.スプレイ用ブース(34)内に回転駆動装置(35
)付きロール(32)の設けられることと、 b.上記ロール(32)面に向けて液体用スプレイガン
ノズル(31)が設けられることと、 c.上記ブース(34)の上方には開口部(36)が設
けられることと、 d.上記ブース(34)の下方底部には排出口(38)
が設けられ、該口は排出管(41)及び/又は戻り管(
42)により、液体の供給タンク(43)に配管接続さ
れることと、 e.上記b.項記載のガンノズル(31、33)はエア
レススプレイ式又はエアスプレイ式であり、それぞれの
装置(45)に配管接続されること、 とより成ることを特徴とする液体の粒子の生成装置。 - (12)ブース(34)の下方部を液体の一時貯留槽(
37)となし、上記ロール(32)の下方の一部が浸漬
するレベル(Lv_1A又はLv_2A)を保持するレ
ベル自動保持装置(48)の設けられることを特徴とす
る特許請求の範囲第11項記載の液体の粒子の生成装置
。 - (13)ロール(32)面に対し、液膜厚さ調整装置(
7A)の設けられることを特徴とする特許請求の範囲第
11項記載の液体の粒子の生成装置。 - (14)ロール(32)面に対し、該面上に付着した液
体の除去装置(9A)の設けられることを特徴とする特
許請求の範囲第11項記載の液体の粒子の生成装置。 - (15)除去装置が、スクレーパ(9A)又はローラ(
94)、エアナイフ(96)、バキュウムノズル(98
)等である特許請求の範囲第14項記載の液体の粒子の
生成装置。 - (16)ブース(34)の下方部に加熱及び/又は冷却
装置付き気体供給装置(49)の設けられることを特徴
とする特許請求の範囲第11項記載の液体の粒子の生成
装置。 - (17)ブース(34)の上方開口部(36)に誘導管
(39)の取付けられている特許請求の範囲第11項記
載の液体の粒子の生成装置。 - (18)誘導管(39)の先端部に気体粒子分離装置(
46)の接続されることを特徴とする特許請求の範囲第
11項記載の液体の粒子の生成装置。 - (19)ガン(33)が、エアソレノイドバルブ(47
)を介してタイマ(TM)に配管及び電気接続されてい
る特許請求の範囲第11項記載の液体の粒子の生成装置
。 - (20)液体が溶融体である特許請求の範囲第11項記
載の溶融体の粒子の生成装置。 - (21)液体のスプレイ衝突式粒子生成装置において、
a、スプレイ用ブース(54)内に縦型に循環式走行ベ
ルト(52)の設けられることと、 b、上記走行ベルト(52)の面に向けて液体用スプレ
イガンノズル(51)が設けられることと、 c、上記ブース(54)の上方には開口部(66)が設
けられることと、 d、上記ブース(54)の下方底部には排出口(68)
が設けられ、該口は排出管(71)及び/又は戻り管(
72)により液体の供給タンク(73)に配管接続され
ることと、 e、上記b.項記載のガンノズル(51、53)はエア
レススプレイ式又はエアスプレイ式であり、それぞれの
装置(75)に配管接続されること、 とより成ることを特徴とする液体の粒子の生成装置。 - (22)縦型に循環式走行ベルトの設けられることが、
横型に循環式走行ベルトの設けられることである特許請
求の範囲第21項記載の液体の粒子の生成装置。 - (23)ブース(54)の下方部を液体の一時貯留槽(
67)となし、上記走行ベルト(52)の下方の一部が
浸漬するレベル(Lv_3A又はLv_4A)を保持す
るレベル自動保持装置(78)の設けられることを特徴
とする特許請求の範囲第21項記載の液体の粒子の生成
装置。 - (24)走行ベルト(52)面に対し、液膜厚さ調整装
置(19A)の設けられることを特徴とする特許請求の
範囲第21項記載の液体の粒子の生成装置。 - (25)走行ベルト(52)面に対し、該面上に付着し
た液体の除去装置(20A)の設けられることを特徴と
する特許請求の範囲第21項記載の液体の粒子の生成装
置。 - (26)除去装置が、スクレーパ(20A)又はローラ
(94)、エアナイフ(96)、バキュウムノズル(9
8)等である特許請求の範囲第25項記載の液体の粒子
の生成装置。 - (27)ブース(54)の下方部に加熱及び/又は冷却
装置付き気体供給装置(79)の設けられることを特徴
とする特許請求の範囲第21項記載の液体の粒子の生成
装置。 - (28)ブース(54)の上方開口部(66)に誘導管
(69)の取付けられている特許請求の範囲第21項記
載の液体の粒子の生成装置。 - (29)誘導管(69)の先端部に気体粒子分離装置(
76)の接続されることを特徴とする特許請求の範囲第
21項記載の液体の粒子の生成装置。 - (30)ガン(53)が、エアソレノイドバルブ(77
)を介してタイマ(TM)に配管及び電気接続されてい
る特許請求の範囲第21項記載の液体の粒子の生成装置
。 - (31)液体が溶融体である特許請求の範囲第21項記
載の溶融体の粒子の生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4927189A JPH02229561A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4927189A JPH02229561A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229561A true JPH02229561A (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=12826178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4927189A Pending JPH02229561A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02229561A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013024669A1 (ja) * | 2011-08-15 | 2013-02-21 | 国立大学法人山梨大学 | 熱可塑性ポリマー微粒子からなるマイクロビーズの製造手段 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54878A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-06 | Toshiba Corp | Test method for unijunction transistor |
JPS62501337A (ja) * | 1984-12-28 | 1987-06-04 | ゴスダルストベンニ ソユズニ インスティテュトポ プロエクティロバニュ メタルルギチェスキフザボドフ“ギプロメズ” | 冶金溶解物 |
JPS63502839A (ja) * | 1986-03-13 | 1988-10-20 | チェニ−、リチャ−ド エフ | 粉末の微細化方法および装置 |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP4927189A patent/JPH02229561A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54878A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-06 | Toshiba Corp | Test method for unijunction transistor |
JPS62501337A (ja) * | 1984-12-28 | 1987-06-04 | ゴスダルストベンニ ソユズニ インスティテュトポ プロエクティロバニュ メタルルギチェスキフザボドフ“ギプロメズ” | 冶金溶解物 |
JPS63502839A (ja) * | 1986-03-13 | 1988-10-20 | チェニ−、リチャ−ド エフ | 粉末の微細化方法および装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013024669A1 (ja) * | 2011-08-15 | 2013-02-21 | 国立大学法人山梨大学 | 熱可塑性ポリマー微粒子からなるマイクロビーズの製造手段 |
US9731260B2 (en) | 2011-08-15 | 2017-08-15 | University Of Yamanashi | Means for manufacturing micro-beads comprising thermoplastic polymer micro-particles |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU631381B2 (en) | Mold release systems | |
JP4237260B2 (ja) | 薄壁エラストマー製品を製造するための方法および装置 | |
US4753094A (en) | Apparatus and method of powder-metal peen coating metallic surfaces | |
KR20050101155A (ko) | 원심분무 및 공기제어를 구비한 스프레이 요소 및 무용제의주형벽 처리제를 스프레이하는 상기 스프레이 요소의사용방법 | |
WO2002058887A1 (de) | Verfahren und vorrichtung zum strahlbearbeiten, insbesondere formgenauen abtragen und/oder verdichten und/oder beschichten, von festen flächen | |
US4170193A (en) | Apparatus for applying lubricating materials to metallic substrates | |
JP4384882B2 (ja) | 移動されて拡張されたフィルタ材料製連続体に特に液体添加剤を供給する方法と装置 | |
EA020636B1 (ru) | Устройство для изготовления таблеток и способ кондиционирования конвейерной ленты в таком устройстве | |
US3229447A (en) | Method for the control of exhaust air and/or web coating spray | |
JPH02229561A (ja) | 液体又は溶融体の粒子の生成方法とその装置 | |
JPH02229562A (ja) | 液体又は溶融体の粒子の生成塗布方法 | |
JP4118048B2 (ja) | コーティング方法 | |
EP0102649B1 (en) | Spray type coating apparatus | |
JP2002282751A (ja) | 塗装機及び塗装材の製造方法 | |
US4066803A (en) | Method for applying lubricating materials to metallic substrates | |
JP3595909B2 (ja) | スプレイ塗布によるスピンコーティング方法 | |
JP2673440B2 (ja) | 液体又は溶融体の微粒子の生成塗布方法 | |
JPH01310735A (ja) | 液体又は溶融体の微粒子の生成方法とその装置 | |
JP4649722B2 (ja) | 粉体供給装置及び粉体塗装システム | |
JPH02149357A (ja) | 液体の微粒化処理装置 | |
JPS6085524A (ja) | レジスト塗布方法 | |
RU2179909C1 (ru) | Способ получения гранул | |
JPH0463169A (ja) | エアロゾルの塗布方法 | |
JPH09328367A (ja) | セラミックグリーンシートの製造方法および装置 | |
JP3081939B2 (ja) | 液体又は溶融体の液膜状塗布方法 |