JPH02229184A - 1,3―ジオキソラン安息香酸およびその誘導体 - Google Patents

1,3―ジオキソラン安息香酸およびその誘導体

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JPH02229184A
JPH02229184A JP2009475A JP947590A JPH02229184A JP H02229184 A JPH02229184 A JP H02229184A JP 2009475 A JP2009475 A JP 2009475A JP 947590 A JP947590 A JP 947590A JP H02229184 A JPH02229184 A JP H02229184A
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JP
Japan
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carbon atoms
pharmaceutically acceptable
alkyl
formula
hydrogen
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JP2009475A
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English (en)
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Stevan W Djuric
ステバン ウェイクフィールド ドジュリック
Thomas Dale Penning
トーマス デール ペニング
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GD Searle LLC
Original Assignee
GD Searle LLC
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/10Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings
    • C07D317/14Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 not condensed with other rings with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D317/30Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 (a)発明の分野 本発明は1.3−ジオキソラン安息香酸およびその誘導
体、ならびにそれらの医薬的に許容される塩に関する。
本発明の化合物は、啼乳動物における炎症症状の処置に
、たとえば乾せん、クローン病、潰瘍性大腸炎、関節炎
、痛風などの処置に有用である。本発明の化合物はロイ
コトリエンB  (LTB4)生合成の阻害薬である。
(b)従来技術 LTB4は、その強力な炎症前駆性によって、炎症の重
要なメディエーターとしての意味を有する。好中球にお
ける、不安定なアリルエポキシドLTA  (式I)か
らのLTB4産生は細胞質ゾル酵素LTA4ヒドロラー
ゼによって触媒される。
n LTA4− LTB4 (式■)は、5−リポキシゲナーゼ経路によ
って生成されるアラキドン酸代謝産物である。薬理学的
には、LTB4は補乳動物における炎症の重要なメディ
エーターである。炎症のメディエーターとして、LTB
4はインビトロで、白血球の走化性、化学運動性、凝集
および脱顆粒反応を誘起させ、かつまた、インビボで多
形核白血球の蓄積および血管透過性の増大および浮腫形
成の増加を誘起させることが知られている。
LTB4 リウマチまたは背髄関節炎、痛風、乾せん、潰瘍性大腸
炎、クローン病およびいくつかの呼吸器系疾病などの炎
症性疾病の病巣で、特に高いレベルのLTB4が検出さ
れる。
従って、本発明の目的はLTB4生合成の阻止およびL
TB4生成の防止によって、補乳動物におけるLTB4
活性を抑制する医薬として使用することができる化合物
を製造することにある。
英国特許出願GB2177401AおよびGB2144
422Aならびにそれらのヨーロッパ継続出願EP−1
34111−Aには、次式で示される化合物が一般的に
記載されている:そしてRIOはそれぞれ水素またはC
   アルキl〜4 ルである)。これらの化合物は、次式で示される医薬化
合物およびその塩を製造するために有用な中間体である
: (式中、R1は炭素原子5〜30個を有するアルケニル
基またはアルキニル基であり、これらの基は置換されて
いてもよいフエニル基によって置換されていてもよく、
そしてR 3 、’R 4およびR5は、それぞれ水素
、カルボキシル、C   アル2〜5 コキシカルボニル、C   アルキル、01〜41 〜
4 アルコキシ、ヒドロキシル、保護されていてもよいテト
ラゾリル、ハロ、トリフルオロメチル、二トリル、ニト
ロおよびーCONR2′から選ばれ、[式中、nは0、
1または2であり、R1は炭素原子5〜30個を有する
ヒドロカルビル基であり、この基は置換されていてもよ
いフェニル基によって置換されていてもよく、R2は置
換されていてもよいフェニルまたは置換されていてもよ
いC   アルキルであり、この1個または2個以1〜
IO 上の置換基は保護されていてもよいヒドロキシル、保護
されていてもよいカルボキシル、ニトリル、保護されて
いてもよいテトラゾリル、−COR6(式中、R はC
   アルキル、C   アル1〜4      1〜
4 コキシ、保護されていてもよいアミノ酸残基またたはー
NR2であり、R はそれぞれ、水素またはC   ア
ルキルである)およびーNHR81 〜4 (式中、R8は水素、保護基、保護されていてもよいア
ミノ酸残基、C   アルキルまたは1〜4 COR  であり、R はC   アルキルまた1〜4 はC   アルコキシである)から選ばれ、そし1〜4 てR3、R4およびR5は、それぞれ水素、カルボキシ
ル、C   アルコキシ力ルボニル、2〜5 C   アルキル、C   アルコキシ、ヒドロ1〜4
      1〜4 キシル、保護されていてもよいテトラゾイル、ハ口、ト
リフルオ口メチル、ニトリル、ニトロおよび一CONR
10(式中、R10は、それぞれ水素またはC   ア
ルキルである)から選ばれる]。
1〜4 これらの化合物は、保護されていない形で、ロイコトリ
エンレセプターに対するそれらの拮抗作用を証明する試
験において薬理学的に活性であることが記載されており
、そしてまた、アレルギー性障害の処置にこれらの化合
物を使用することが示唆されている。
ロイコトリエン類の生物学的活性に係る薬理学はJ. 
CLIN. INVEST.  7 3 : 88 9
〜897頁(1984年)に、一般的に記載されている
本発明の要旨 本発明は下記の式■で示される化合物またはその医薬的
に許容される塩に関する: [式中、Rは炭素原子5〜14個を有するアルキル、炭
素原子5〜14個を有するアルケニルまたは炭素原子5
〜14個を有するアルキニルであり;R1は低級アルキ
ルまたはアリールであり;そしてR2は水素、低級アル
キルまたは医薬的に許容されるカチオンである]。
発明の詳細な説明 本発明は、前記定義のとおりの式■で示される化合物を
包含する。本発明の好適態様は次式で示される化合物ま
たはその医薬的に許容される塩を包含する (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;R1
は炭素原子1〜4個を有するアルキルまたはフエニルで
あり;そしてR2は水素であるか、あるいは炭素原子1
〜4個を有するアルキルまたは医薬的に許容されるカチ
オンである)。
本発明の最も好ましい化合物は、次式で示される化合物
またはその医薬的に許容される塩である(式中、Rは炭
素原子9〜12個を有するアルキルまたは炭素原子9〜
12個を有するアルケニルであり、そしてR2は水素で
あるか、あるいは炭素原子1〜4個を有するアルキルま
たは医薬的に許容されるカチオンである)。
本発明はまた、次式で示される化合物またはその医薬的
に許容される塩を包含する: (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;mは
1〜4であり;そしてR2は水素であるか、あるいは炭
素原子1〜4個を有するアルキルまたは医薬的に許容さ
れるカチオンである)。
本発明により包含される化合物は、いづれか特定の立体
化学的配置に制限されない。シスおよびトランスの両方
の異性体は本発明の範囲内にある。
本発明は、医薬的に許容される担体および式■で示され
る化合物を含有する、補乳動物における炎症症状、たと
えば乾せん、クローン病、潰瘍性大腸炎、関節炎、痛風
などを処置するための医薬組成物を包含する。
R およびR2の説明に使用されている「低級アルキル
」の用語は、炭素原子1〜6個を有する、直鎖状または
分枝鎖状のアルキルを意味する。
R1の説明に使用されている「アリール」の用語は、フ
ェニルまたは置換されているフエニルを意味する。
R2の説明に使用されている「医薬的に許容されるカチ
オン」の用語は、アンモニウム、ナトリウム、カリウム
、リチウム、カルシウム、マグネシウム、第一鉄、アエ
ン、銅、第一マンガン、アルミニウム、第二鉄、第二マ
ンガン、テトラアルキルーアンモニウムなどのカチオン
を意味する。
[医薬的に許容される塩」の用語は、カルボン酸官能性
基を有する化合物の塩基誘導塩を意味する。
弐■およびその他の構造式において、点線は2個の炭素
原子間の任意の結合の存在を表わす。実線および点線(
=)は、これらが2個の炭素原子間の単結合であるか、
または二重結合であることができることを表わす。
塩基誘導塩は医薬的に許容される、非毒性の無機塩基ま
たは有機塩基から誘導することができる。
これらの医薬的に許容される塩の生成に使用される無機
塩基の中には、上記の「医薬的に許容されるカチオン」
の水酸化物塩基がある。
上記医薬的に許容される塩の生成に使用される有機塩基
の中には、第一級、第二級および第三級のアミンの医薬
的に許容される、非毒性の塩基がある。特に好適な非毒
性塩基は、イソプロビルアミン、ジエチルアミン、エタ
ノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、コリンおよび
カフェインである。医薬的に許容される非毒性の付加塩
はいづれも、当業者に充分に知られている慣用の方法に
よって製造する。
本発明はまた、治療有効量の式■で示される化合物を医
薬的に許容される担体とともに含有する医薬組成物を包
含する。
本発明はまた、抗炎症有効量の式■で示される化合物を
投与することによって、動物における炎症症状を処置す
る方法を包含する。
本明細書に記載の化合物は、利用することができる方法
のいずれかによって製造することができる。本発明の化
合物は、一般に反応経路Aに記載されている反応経路に
従い製造される。
反応経路Aに例示されているように、アルデヒド(1)
を、触媒量のピリジニウムp−トルエンスルホネート(
PPTS)またはp一トルエンスルホン酸モノ水和物(
TsOH)の存在の下に、ジヒドロキシアルキルエステ
ル(2)と反応させる。
これらの反応剤を有機溶媒、たとえばベンゼン中で加熱
し、ジオキソラン(3)を生成する。このジオキソラン
(3)は水酸化リチウムと反応させ、リチウム塩(4)
を生成することができる。酸(5)は、このリチウム塩
をエーテルに加え、次いで稀塩酸のような稀酸で中和す
ることによって製造される。
生成物は、水層をエーテルで抽出し、エーテル層を硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、次いでエーテルを除去し、生
成物を得ることによって、採取することができる。
17 一 反応経路 A RおよびR1は式■に関して定義されているとおりであ
る。
R2はアルキルである。
本発明の化合物は、それらの価値ある生物学的性質によ
って、有用である。これらの化合物はLTB4生合成の
阻害剤であり、これらの化合物は、その強力な炎症前駆
性(proinNammatorypropert j
es)によって、炎症の重要なメディエタ一としての意
味を有する。
ロイコトリエンは中好球(PMN)を包含する種々のタ
イプの細胞によって放出される種類の化合物である[G
Nlard, J.等によるDrugs ortheF
uture, 12 : 453 〜474頁(198
7年)コ。ロイコトリエンの生合成は、5S−HPET
Eを生成するアラキドン酸とのりポキシゲナーゼ反応に
より開始され、この51HPETEは次いで、脱水され
、ロイコトリエンーA4 (LTA4)が生成される。
LTA4は細胞質ゾル酵素、すなわちLTB4を生じる
L T A 4ヒドロラーゼの基質であり、このLTB
4は強力な炎症前駆性を有する。
従って、LTB4生成を減少させることによるLTB4
生合成の阻害は炎症応答の防止もしくは減少のだめのメ
カニズムを提供する。
本発明の化合物の活性は下記の試験によって証明された
人間前骨髄球白血病HL−60細胞におけるA2318
7誘発LTB4産生 祠料:カルシウムイオノフォアA23187はCalb
iochem (La Jolla. CA)から得た
。トランススチルベンオキサイドはSigma (St
. Louts, MO)から得たo Hankの平衡
塩溶液(HBSS)(10×濃度) 、1,’M  H
epsおよびDu l becooの変性イーグル培地
はGIBCO Laboratories(Grand
 Island,NY)から得た。牛胎児血清はHyC
lone Laboratories(Logan, 
IJT )から得た。LTB4およびPGE2のラジオ
イムノアッセイ抗体は、それぞれAmersham I
nternational plc (Amersha
m. UK)およびNEN Research Pro
ducts  (N. Billerica,HA)か
ら購入した。ラクテートデヒドロゲナーゼ(LDH)活
性の検定用の試薬はBeckman(Carlsbed
.CA )から購入した。
HL−60細胞の試料調製 HL−60細胞はDu I becooの変性イーグル
培地(20%牛胎児血清,  2 0mM Ilepe
s,  1 0 0 U/mlペニシリンおよび1 0
 0 mcg/ mlストレプトマイシンを補給したも
の)中で培養し、空気中の5%CO2含水雰囲気中で3
7℃に維持する。指数関数的に増殖する培養物からの細
胞を3X10”細胞/mlで接種し、0.8%(容量/
容量)N,N−ジメチルホルムアミドにより、顆粒球へ
の分化を4日間生じさせる。検定前に、分化されたHし
−60細胞を0.35■/m1重炭酸ナトリウムおよび
1 0mM Hepes, pH7.  3を含有する
Hankの平衡塩溶液(HBSS)で1回洗浄し、次い
で3×106細胞/ mlの濃度でHBSS中に再懸濁
させる。HL−60細胞の生存率はトリパンブル排除試
験によって評価して〉95%であった。
HL−60細胞検定: DMSO中の100×濃度のDMsoまたは被験化合物
を1.0mlHL−60細胞懸濁液(3×106細胞)
に、二重試験方式で、加え、振盪水浴中で10分間、3
7℃において予備インキユベートする。カルシウムイオ
ノフォアA23’l87(DMSO中、約5X10’M
の10l1cl)とともに、さらに5分間インキユベー
トした後に、細胞を12,800×fで15秒間、ベレ
ット形成させ、上澄液を除去し、ラジオイムノアッセイ
およびLDH活性によりLTB  またはPGE2を定
量するために、−20℃で貯蔵しておく。
統計的方法: LTB  およびPGE2のデータは、A23187刺
激対照に対する抑止バーセントとして表わす。IC5o
測定に関しては、4パラメータ一対数モデルを使用し、
このモデルにおいて、yは応答の抑止パーセントであり
、そしてXは阻害剤の非直線回帰分析をSAS (3)
法NLINを用(最小)、a(10g1oIC5o)お
よびb(傾斜因子)。
A23187一刺激細胞に対する、被験化合物の存在下
における平均LDHレベルにおける増加は、ワンーテイ
ルー試料student’s t−テストを使用して、
有意性に関して試験した。
参考文献; 1. Pontana. J.A. , D.A. C
olbertおよびA.I3.Dei sseroth
によるIdentif’icalion of’ aP
opulation of Bipotent Ste
m Cells in the11LBO Iluma
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mann, K.C.AgarvalおよびM.C. 
WienlannによるDetection oraN
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olite Producedby Iluman P
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L−60)Cells.  Biochem.Bjop
hys.Res.Comm.128,143〜 149
頁(1985年)。
3.SASυser’s Guide : Stati
stics, Version 5Edition. 
 SAS  Institute  Inc.,  C
ary.  NC.1985年。
本発明の数種の化合物に係り得られた結果を下記の表1
に示す。
表  1 例番号          (μM)  lO’M  
lO−5M8B                  
−     −     15B(ラセミ体混合物) 
     8.8   1    805B(1種のジ
アステレオマー)7.21777B(ラセミ体混合物)
      2.5   21    917B(1種
のジアステレオマー)3.81921=当該濃度で不活
性 本発明の化合物は、錠剤、カプセル、軟質ゲル、ピル、
粉末、顆粒、エレキシルまたはシロップのような経口投
与形態で投与することができる。これらの化合物はまた
、調剤技術で知られている形態を使用し、静脈内、腹腔
内、皮下、筋肉内または局所に投与することもできる。
一般に、好適な投与形態は経口であり、あるいはこの抑
制剤を局限適用するような方法である。リウマチ性関節
炎などの炎症症状では、化合物を被患関節中に直接に注
射することができる。
経口投与医薬組成物および本発明の方法の場合に、前記
活性成分は、代表的には、意図する投与形態、すなわち
、経口錠剤、カプセル、軟質ゲル、エレキシル、シロッ
プ、滴剤などに関連して適当に選ばれる、適当な調剤用
稀釈剤、賦形剤または担体(これらを総称して、本明細
書においては“担体”物質と称する)と混合して投与し
、これは調剤の慣用の実施方法よりなる。
たとえば、錠剤またはカプセルの形態で経口投与するに
は、活性医薬成分をいづれかの経口非毒性の医薬的に許
容される不活性担体、たとえば乳糖、デンプン、シヨ糖
、セルロース、ステアリン酸マグネシウム、リン酸ジカ
ルシウム、硫酸カルシウム、マンニトールなどあるいは
その種々の組合せと配合することができる。液体形態、
たとえば軟質ゲル、エレキシル、シロップ、滴剤などの
形態で経口投与するためには、活性医薬成分は経口非毒
性の医薬的に許容される不活性担体、たとえば水、塩類
溶液、エタノール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、トウモロコシ油、綿実油、落花生油、ゴ
マ油、ベンジルアルコール、種々の緩衝液など、あるい
はその種々の組合せのいづれかと配合することができる
。さらにまた、所望もしくは必要な場合には、適当な結
合剤、滑剤、崩壊剤および着色剤を混合物に配合するこ
ともできる。適当な結合剤はデンプン、ゼラチン、天然
糖、トウモロコシ甘味料、天然および合成のガム、たと
えばアラビャゴム、アルギニン酸ナトリウム、カルボキ
シメチルセルロース、ポリエチレングリコールおよびワ
ックス、あるいはその組合せを包含する。これらの投与
形態に使用する滑剤はホウ酸、安息香酸ナトリウム、酢
酸ナトリウム、塩化ナトリウムなど、あるいはその組合
せを包含する。崩壊剤は、これらに制限されないか、デ
ンプン、メチルセルロース、寒天、ベントナイト、グア
ガムなと、あるいはその組合せを包含する。甘味剤、風
味付与剤および保存剤を、必要に応じて、包含させるこ
とができる。
血管内、腹腔内、皮下、筋肉内またはエアゾル投与の場
合には、活性医薬成分は適当な担体、たとえば水、塩類
溶液、水性デキストロースなどを配合することができる
。選択された投与経路に関係なく、本発明の化合物は当
業者にとって知られている慣用の方法によって、医薬的
に許容される投与形態に調剤することができる。これら
の化合物はまた、医薬的に許容される塩基付加塩を使用
して製剤にすることができる。さらにまた、これらの化
合物またはそれらの塩は適当に水和された形で使用する
ことができる。
選ばれる投与経路に関係なく、非毒性であるが、治療有
効量の本発明の化合物の一種または二種以上を処置に・
使用する。本発明の化合物により炎症症状を防止または
処置するための投薬計画は、患者の種類、年令、体重、
性別および医療状態、処置しようとする炎症症状の重篤
度、投与経路および処置に使用される特定の化合物を包
含する種々の因子に従い選ばれる。通常の技量を有する
医師または獣医師は、症状の進行の防止もしくは軽減に
必要な医薬の有効量を容易に決定し、指示することがで
きる。このような処置において、医師または獣医師は、
初めに比較的低い薬用量を使用し、引続いて、最高応答
が得られるまで薬用量を増加することができる。
本発明を次例によりさらに充分に明白にする。
これらの例は、説明のためだけのものであり、本発明を
その精神または範囲のどちらにおいても制限するものと
解釈されるべきではなく、材料および方法の両方におけ
るかなりの修正は本明細書の記載から当業者にとって明
白である。これらの例において、別段のことわりがない
かぎり、温度は摂氏度(℃)で示されており、また物質
の量はダラム(g)およびミリリットル(m1)で示さ
れている。
次例において、そしてまた本明細書の全体を通して、波
線( W’v’ )は置換基が場合によってRまたはS
立体配置を有することを表わす。三角形線(<)は、置
換基が三角形の底部で紙面の外にあり、一方三角形の先
端で紙面の内にあることを示す。
例1 5−ヘキセン酸 アセトン10ml中の5−ヘキセンー1−オール(5.
0g,49.9ミリモル)を、アセトン100ml中の
1.  33M Jones試薬’55ml(73.2
ミリモル)の冷却した溶液に、少しづつ加える。混合物
を室温で3時間撹拌し、次いでジエチルエーテル/飽和
重亜硫酸ナトリウム中に傾斜して注入する。エーテル層
を濃縮し、残留物をエーテル/水中に注ぎ入れる。エー
テル層を水で、次いで飽和塩化ナトリウムで洗浄し、次
いで硫酸ナトリウム上で乾燥させ、次いで濃縮し、標題
の化合物5.05g (44.2ミリモル)、89%を
無色油状物として得る。
’H  NMR(CDCΩ3)65. 80 (m,I
H),  5.  03  (m,  2H).  2
.  37  (t,2H).2.  12  (m,
2H),  1.75  (p,2H). 例2 メチル5−ヘキセノエート /0000H3 5−ヘキセン酸(4.9g,42.9ミリモル)をメタ
ノール80ml中で、触媒量のp−}ルエンスルホン酸
モノ水和物とともに40時間、還流させる。この溶液を
冷却させ、濃縮し、次いでエーテル/水中に注ぎ入れる
。エーテル層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、次いで濃
縮し、標題の化合物4.6g (35.9ミリモル)、
84%を得る。
IHNMR(CDCfI3)δ5.78(mIH)  
5.01 (m,’ 2H),3.67 (s,3H)
.2.32 (t,2H),2.09 (q2H).1
.74 (p,2H). 例3 メチル5 6−ジヒドロキシヘキサノエート0H 0H メチル5−ヘキサノエート(4.3g,33.5ミリモ
ル)およびt−ブチルアルコール中のオスミウムテトラ
オキサイド0.29ミリモル(O s 0 41 g 
/ t−ブチルアルコール200ml溶液の15ml)
をテトラヒド口フラン(THF)60mlおよびアセト
ン20ml中で撹拌する。水6ml中のトリメチルアミ
ノーN−オキシドジ水和物(4.5g,40.5ミリモ
ル)を加える。この黒色の混合物を室温(RT)で27
.5時間撹拌し、次いで濃縮し、次いで水性重亜硫酸ナ
トリウム/酢酸エチル中に注ぎ入れる。水性層を酢酸エ
チルで3回洗浄し、酢酸エチル層を集め、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥させ、次いで濃縮し、粗生成物4.1gを得
る。この粗生成物をシリカゲル上で?出液として100
%酢酸エチルを用いるフラッシュクロマトグラフィ処理
し、標題の化合物3.24g (19.98ミリモル)
、60%を得る。
’H  NMR(CDCΩ3)63.803.20 (
m,5H),3.68 (s,3H),2.37 (t
,2H),1.76 (m,2H),1.45’ (q
,2H). 例4 2E,4E−ペンタデ力ジエナル H21°10さ〈べ、冫\。■。
トリブチル(2−エトキシビニル)スズ(6.4g,1
7.7ミリモル)をTHF45ml中で撹拌し、−78
℃で冷却させる。1.6Mブチルリチウム(10ml,
16ミリモル)を加え、混合物を−78℃で1時間撹拌
する。THFSml中の2E一トリデセナル(3.0g
,15.3ミリモル)を加え、混合物を−78℃で1時
間撹拌する。反応混合物を重炭酸ナトリウム水溶液5m
lとともに5分間撹拌し、次いで有機層を分離し、飽和
塩化ナトリウムで洗浄し、乾燥させ、硫酸ナトリウム上
で乾燥させ、次いで濃縮し、粗生成物を得る。この粗生
成物をシリカゲル上で、溶出液として、初めにヘキサン
を、次いで100:1〜10:1ヘキサン/酢酸エチル
勾配を用いるフラッシュクロマトグラフィ処理し、標題
の化合物(2.4g,ICl.8ミリモル)、70.6
%を得る。
’H NMR (CDC.9 3)δ9. 12 (d
, J=8. 0Hz, LH) ,7. 08 (d
d, Jt =15.3Hz,J2=9.9Hz,IH
),6.32 (m,2H),6.08 (dd,J=
1.5.3Hz,J2−8.0Hz,IH),2.20
 (q,2H).1.60−1.00  (m16H)
,0.87  (t,3H).例5A メチル2−テトラデ力−1E,3E−ジェニル1.3−
ジオキソラン−4−ブタノエートメチル5,6−ジヒド
ロキシヘキサノエート(0.32g,2.0ミリモル)
  、2E,4E−ペンタデカジエナル(0.445g
,2.0ミリモル)および触媒量のビリジニウムp−}
ルエンスルホネート(PPTS)をベンゼン10ml中
で、ディーンースタークトラップを用いて、21時間還
流させる。この混合物を冷却させ、濾過し、次いで濃縮
する。25:1→20;1ヘキサン/酢酸エチルにより
フラッシュクロマトグラフィ処理し、メチル2−テトラ
デ力−1E,3E−ジエニル−1.3−ジオキソラン−
4−ブタノエートを、結晶固形物として異性体B21+
ng,結晶固形物として異性体A25mgおよびAとB
との混合物68mgとして得る。
混合物の元素分析 C22H3804に対して計算して、 C           H 計算値:  72.09   10.45実測値:  
72.30   10.66例5B 2−テトラデカ−IE  3E−ジエニル−1ジオキソ
ラン−4−ブタン酸リチウム塩異性体Bのリチウム塩お
よびAとBとの混合物のリチウム塩を、このエステル5
11gをメタノールlmlおよびIN水酸化リチウム0
.10ml中で室温において、24時間反応させること
によって製造する。濃縮し、粗製リチウム塩を得る。
例6 メチル3 ゾエート (1,2−ジヒドロキシエチル)ペン OH メチル3−エチルベンゾエート(0.  7 5 g,
4.62ミリモル)およびブチルリチウム200ml(
0.039ミリモル)中の四酸化オスミウム1.0gの
溶液を、THF10mlおよびアセトン2ml中で撹拌
する。水1.Oml中のトリメチルアミンーN−オキサ
イド(0。62g,5.6ミリモル)を加える。この混
合物を室温で26時間撹拌し、次いで飽和重亜硫酸ナト
リウム/酢酸エチル中に注ぎ入れる。水性層は酢酸エチ
ルで4回洗浄する。酢酸エチル層を集め、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥させ、脱色性炭素とともに撹拌し、濾過し、
次いで濃縮する。シリカゲル上で溶出液として、10:
1ヘキサン/酢酸エチル〜100%酢酸エチル勾配を用
いるフラッシュクロマトグラフィ処理し、標題の化合物
0.64g (3.26ミリモル)、70.6%を無色
の粘性油状物として得る。
元素分析” 10H1204として計算し、C    
      H 計算値:  61.22   6.16実測値:  6
0.82   6.47例7A メチル3−(2−テトラデ力−11.3E−ジエニル−
1,3−ジオキソラン−4−イル)ペンゾエート メチル3−(12−ジヒドロキシエチル)べンゾエート
(0.  12g,0.61ミリモル)および2E,4
E−ペンタデカジエナル (0.,136g,0.61ミリモル)をベンゼン5m
l中で触媒のPPTSとともに、硫酸マグネシウム(約
0.5g)の存在の下に、21.5時間還流させる。こ
の反応混合物を濾過し、濃縮し、次いでシリカゲル上で
溶出液として、100:1〜20:1のヘキサン/酢酸
エチル勾配を用いるフラッシュクロマトグラフィ処理し
、下記の構成で、標題のエステルを得る; (1)異性体A (0’.38g,0.95ミリモル、
15.5%、油状物); (2)異性体B (0.42g,0.105ミリモル、
17.2%、ワックス状固形物、融点=34〜35.5
°C) (3)異性体Aと異性体Bとの混合物(0.  3 1
 g,0.077ミリモル、12.7%)。
A,B混合物の元素分析”25H3804として計算し
、 C H 計算値:74.96 実測値:74.69 例7B 3−(2−テトラデカ ],3−ジオキソラン ウム塩 9. 06 9. 44 1E,3E−ジエニル 4−イル)安息香酸リチ 例5Bに記載の方法を使用し、当該エステルと水酸化リ
チウムと反応させ、リチウム塩を得る。
例8A (±)メチル2−ウンデカ−1E,3E−ジエニル−1
,3−ジオキソラン−4−ブタノエートメチル5.6−
ジヒドロキシヘキサノエート(0.32g,2.0ミリ
モル)、2E,4Eドデカジエナルおよび触媒量のピリ
ジニウムpトルエンスルホネート(PPTS)をベンゼ
ン10ml中で、ディーンースタークトラップを用いて
、39時間還流させる。19時間後に、分子篩を加える
。この反応混合物を冷却させ、濾過し、次いで濃縮する
。シリカゲル上で溶出液として25:1ヘキサン/酢酸
エチルを用いるフラッシュクロマ1・グラフィにより、
生成物(0.  1 0 g,0,31ミリモル)、1
5%を得る。
元素分析:C19H3204として計算し、C    
      H 計算値:  70.33   9.94実測値:  7
0.35   9.96例8B (±)2−ウンデカ−1E,3E−ジエニル−1,3−
ジオキソラン−4−ブタン酸リチウム塩当該エステルと
水酸化リチウムとを、例5Bに記載の方法を使用して反
応させ、リチウム塩を得る。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子5〜14個を有するアルキル、炭
    素原子5〜14個を有するアルケニルまたは炭素原子5
    〜14個を有するアルキニルであり;R^1は低級アル
    キレンまたはフェニレンであり;そしてR^2は水素、
    低級アルキルまたは医薬的に許容されるカチオンである
    ) で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
    は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;R^
    1は炭素原子1〜4個を有するアルキレンまたはフェニ
    レンであり;R^2は水素であるか、または炭素原子1
    〜4個を有するアルキルまたは医薬的に許容されるカチ
    オンである) で示される化合物またはその医薬的に許容される塩であ
    る、請求項1に記載の化合物。
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
    は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;そし
    てR^2は水素であるか、または炭素原子1〜4個を有
    するアルキルまたは医薬的に許容されるカチオンである
    ) で示される化合物またはその医薬的に許容される塩であ
    る、請求項2に記載の化合物。
  4. (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
    は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;mは
    1〜4であり;そしてR^2は水素であるか、または炭
    素原子1〜4個を有するアルキルまたは医薬的に許容さ
    れるカチオンである)で示される化合物またはその医薬
    的に許容される塩である、請求項2に記載の化合物。
  5. (5)メチル3−(2−テトラデカ−1E,3E−ジエ
    ニル−1,3−ジオキソラン−4−イル)ベンゾエート
    である、請求項3に記載の化合物。
  6. (6)3−(2−テトラデカ−1E,3E−ジエニル−
    1,3−ジオキソラン−4−イル)安息香酸リチウム塩
    である、請求項3に記載の化合物。
  7. (7)メチル2−テトラデカ−1E,3E−ジエニル−
    1,3−ジオキソラン−4−ブタノエートである、請求
    項4に記載の化合物。
  8. (8)2−テトラデカ−1E,3E−ジエニル−1,3
    −ジオキソラン−4−ブタン酸リチウム塩である、請求
    項4に記載の化合物。
  9. (9)(±)メチル2−ウンデカ−1E,3E−ジエニ
    ル−1,3−ジオキソラン−4−ブタノエートである、
    請求項4に記載の化合物。
  10. (10)(±)2−ウンデカ−1E,3E−ジエニル−
    1,3−ジオキソラン−4−ブタン酸リチウム塩である
    、請求項4に記載の化合物。
  11. (11)請求項1に記載の化合物の治療有効量および医
    薬的に許容される担体を含有する、炎症性疾病処置用の
    医薬組成物。
  12. (12)治療有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
    は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;R^
    1は炭素原子1〜4個を有するアルキレンまたはフェニ
    レンであり;R^2は水素であるか、または炭素原子1
    〜4個を有するアルキルまたは医薬的に許容されるカチ
    オンである) で示される化合物またはその医薬的に許容される塩およ
    び医薬的に許容される担体を含有する、炎症性疾病処置
    用の請求項11に記載の医薬組成物。
  13. (13)治療有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
    は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;そし
    てR^2は水素であるか、または炭素原子1〜4個を有
    するアルキルまたは医薬的に許容されるカチオンである
    ) で示される化合物またはその医薬的に許容される塩およ
    び医薬的に許容される担体を含有する、炎症性疾病処置
    用の請求項12に記載の医薬組成物。
  14. (14)治療有効量の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子9〜12個を有するアルキルまた
    は炭素原子9〜12個を有するアルケニルであり;mは
    1〜4であり;R^2は水素であるか、または炭素原子
    1〜4個を有するアルキルまたは医薬的に許容されるカ
    チオンである) で示される化合物またはその医薬的に許容される塩およ
    び医薬的に許容される担体を含有する、炎症性疾病処置
    用の請求項12に記載の医薬組成物。
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