JPH02227094A - インターロイキン―1βに対する抗体 - Google Patents

インターロイキン―1βに対する抗体

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JPH02227094A
JPH02227094A JP25432589A JP25432589A JPH02227094A JP H02227094 A JPH02227094 A JP H02227094A JP 25432589 A JP25432589 A JP 25432589A JP 25432589 A JP25432589 A JP 25432589A JP H02227094 A JPH02227094 A JP H02227094A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インターロイキン−1β(IL−1β)に対
する抗体、詳しくはIL−1βの免疫学的精製、測定等
を可能とする新しいヒトIL−1βに対するモノクロー
ナル抗体及びその製造法に関する。
従来の技術 ヒトIL−1は、マクロファージや単球のみならず、多
くの細胞から産生され、多様な分子形態と生物活性とを
示すことが知られている。現在、該ヒトIL−1には等
電点が異なる2種のもの、即ちIL−1α及びIL−1
βが知られており、それらはそれぞれ−次構造も明らか
にされている(Nature、315.  p 641
 (1985)  ; J、  Exp。
Med、、164. p237 (19gB)等〕。
上記IL−1は、医薬品としての応用が種々研究されて
いると共に、例えば各種の免疫欠損病や異常免疫応答の
研究並びに之等の臨床上の診断のために、殊に臨床サン
プルにおけるその測定が着目されている。
しかして、現在数IL−1の測定技術としては、バイオ
アッセイ(生物学的検定法)が知られており、この方法
においてIL−1は被検サンプルの活性量として測定さ
れている。しかしながらこの方法は、操作性及び精度に
劣り、常に測定値を干渉する成分の存在を考慮する必要
がある。しかも上記方法では、IL−1α及びIL−1
βが同一活性を示すことから、之等を区別して測定でき
ないという大きな欠点があった。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記ヒトIL−1βに対する新規抗体
を提供することにある。
また、本発明の目的はヒトIL−1βをヒトIL−1α
と区別して測定でき、しかも生物活性を有するL−1β
のみを選択的に測定できる新しい免疫学的測定手法に利
用できるヒトIL−1βに対する抗体を提供することに
ある。
また、本発明の目的は、IL−1βの異常産生を伴う各
種疾患において、上記IL−1βの作用の抑制(中和)
に利用できるヒトIL−1βに対する抗体を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、上記抗体の製造技術を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、ヒトIL−1βに特異反応性を有する
ことを特徴とするヒトIL−1βに対するモノクローナ
ル抗体及びその製造法が提供される。
本発明抗体の利用によれば、生物活性を有するヒトIL
−1βをIL−1αと区別して、高感度、高精度でしか
も簡便に測定可能な新しい免疫検定法(イムノアッセイ
法)が提供される。
また、本発明抗体はヒトIL−1βに特異的であるため
、その利用によれば、例えばアフィニティークロマトグ
ラフィー等の手法による、その特異的精製手段も提供さ
れる。
更に本発明抗体には、ヒトIL−1βの生物活性に対し
て中和活性を有するタイプの抗体が包含され、かかる抗
体は、IL−1βの異常産生を伴う各種の疾患、例えば
慢性関節リウマチ、甲状腺炎、肝炎、腎炎等の慢性炎症
性疾患、動脈硬化、川崎病等の血管炎、汎発性血管向凝
固症候群、血液ガン等において、その異常産生に基づく
先進されたIL−1βの生物活性を、抑制乃至中和する
ために有用であり、かかる各種疾患の治療上極めて価値
ある医薬が提供される。
本発明抗体は、ヒトIL−1βを免疫抗原として利用し
て製造できる。より具体的には、例えば上記免疫抗原で
免疫した哺乳動物の形質細胞(免疫細胞)と哺乳動物の
形質細胞腫細胞との融合細胞(hybr1doa+a 
)を作成し、これよりヒトIL−1βを認識する所望抗
体を産生ずるクローンを選択し、該クローンの培養によ
り製造できる。
上記方法において用いられる免疫抗原としてのヒトIL
−1βとしては、特に限定はなく、既に公知のインビト
ロで誘導されたヒトIL−1βを含有する培養上清乃至
その精製標品、遺伝子組換え技術に従い製造されたヒト
I L−1β及びそれらの一部のアミノ酸配列を有する
合成ペプチド等のいずれでもよい。
また、上記方法において免疫抗原で免疫される哺乳動物
としては、特に制限はないが、細胞融合に使用する形質
細胞腫細胞との適合性を考慮して選択するのが好ましく
、一般にはマウス、ラット等が有利に用いられる。
免疫は一般的方法により、例えば上記免疫抗原を哺乳動
物に静脈内、陵内、皮下、腹腔内注射等により投与する
ことにより実施できる。より具体的には、免疫抗原を、
所望により通常のアジュバントと併用して、供試動物に
2〜14日毎に数回投与し、例えばマウスの場合には、
総投与量が約100〜500μg/マウス程度になるよ
うにするのが好ましい。免疫細胞としては、上記最終投
与の約3日後に摘出した牌臓細胞を使用するのが好まし
い。
更に、上記免疫細胞と融合される他方の親細胞としての
哺乳動物の形質細胞腫細胞としては、既に公知の種々の
もの、例えばp3 (p3/x63−Ag8)(Nat
ure、256,495−497(1975) ) 、
p 3−U 1 (Current  Topics 
inMicrobiology and I mmun
ology 、 81 、 1−7(197g) ) 
、N5−1 [Eur、 J、  Immunol、、
6゜511−519 (1976)) 、MPC−11
(Cell 、 8.405−415 (197B) 
) 、5P210 (Nature、276.269−
270(1978) ) 、FO[J、  Immun
ol、 Meth、、 35゜1−21 (1980)
 ) 、X63−6. 5. 3.  (J。
Immunol、、123. 1548−1550 (
1979) )S194 [J、Exp、Med、、1
48,313−323 (1978) 3等や、ラット
におけるR210(Naturo、277.131−1
33 (1979) 3等の骨髄腫細胞等を使用できる
上記免疫細胞と形質細胞腫細胞との融合反応は、公知の
方法、例えばMilsteinらの方法[Method
  1n    Enzymology、Vol、  
 73.   pp3(1981) )等に準じて行な
うことができる。より具体的には、上記融合反応は、通
常の融合促進剤、例えばポリエチレングリコール(PE
G)、センダイウィルス(HVJ)等の存在下に、通常
の培地中で実施され、培地には更に融合効率を高めるた
めにジメチルスルホキシド等の補助剤を必要に応じて添
加することもできる。免疫細胞と形質細胞腫細胞との使
用比は、通常の方法と変りはなく、例えば形質細胞腫細
胞に対して免疫細胞を約1〜10倍程度用いるのが普通
である。融合反応時の培地としては、形質細胞腫細胞の
増殖に通常使用される各種のもの、例えばRPMI−1
640培地、MEM培地、その他のこの種細胞培養に一
般に利用されるものを例示でき、通常2等培地は牛胎児
血清(F CS)等の血清補液を抜いておくのがよい。
融合は上記免疫細胞と形質細胞腫細胞との所定量を、上
記培地内でよく混合し、予め37℃程度に加温したPE
G溶液、例えば平均分子量1000〜6000程度のも
のを、通常培地に約30〜60w/v%の濃度で加えて
混ぜ合せることにより行なわれる。以後、適当な培地を
逐次添加して遠心し、上清を除去する操作を繰返すこと
により所望のハイブリドーマが形成される。
得られる所望のハイブリドーマの分離は、通常の選別用
培地、例えばHAT培地(ヒボキサンチン、アミノプテ
リン及びチミジンを含む培地)で培養することにより行
なわれる。該HAT培地での培養は、目的とするハイブ
リドーマ以外の細胞(未融合細胞等)が死滅するのに充
分な時間、通常数日〜数週間行なえばよい。かくして得
られるハイブリドーマは、通常の限界希釈法により目的
とする抗体の検索及び単一クローン化に供される。
目的抗体産生株の検索は、例えばEL I SA法(E
ngvall、 E、、Meth、Enzymol、、
70.419−439 (1980) ) 、プラーク
法、スポット法、凝集反応法、オクテo= −(Ouc
hterlony)法、ラジオイムノアッセイ(RI 
A)法等の一般に抗体の検出に用いられている種々の方
法〔「ハイブリドーマ法とモノクローナル抗体」、株式
会社R&Dプラニング発行、第30−53頁、昭和57
年3月5日〕に従い実施することができ、この検索には
前記免疫抗原が利用できる。
かくして得られるヒトIL−1βを認識する所望のモノ
クローナル抗体を産生ずるハイブリドーマは、通常の培
地で継代培養することができ、また液体窒素中で長期間
保存することができる。
上記ハイブリドーマからの所望抗体の採取は、該ハイブ
リドーマを、常法に従って培養してその培養上清として
得る方法やハイブリドーマをこれと適合性のある哺乳動
物に投与して増殖させ、その腹水として得る方法等が採
用される。前者の方法は、高純度の抗体を得るのに適し
ており、後者の方法は、抗体の大量生産に適している。
また上記のごとくして得られる抗体は、更に塩析、ゲル
濾過法、アフイニテイクロマトグラフイー等の通常の手
段により精製することができる。
かくして得られる本発明のモノクローナル抗体は、ヒト
IL−1βに特異反応性を有するものである。
また本発明抗体の内、ヒトIL−1βの生物活性に対し
て中和活性を有するタイプの抗体は生物活性のあるヒト
IL−1βを特異的に測定するのに好適である。またか
かる中和活性を有するタイプの抗体、殊にIL−1β分
子上のIL−1受容体との結合に関与する部位を認識す
るタイプの抗体は、前記したIL−1βの異常産生を伴
う各種疾患への適用に好適であ”る。
発明の効果 本発明によれば、ヒトIL−1βに特異的なモノクロー
ナル抗体が提供され、この本発明抗体の利用によれば、
測定感度が極めて高く、特異性に優れ、従って、例えば
臨床サンプル等の極めて低濃度のヒトIL−1βを含有
する検体中の、生物活性を有するヒトIL−1βを、正
確に測定可能な免疫検定法による測定手法が提供される
実  施  例 以下、本発明をより詳しく説明するため実施例を挙げる
が、本発明は之等に限定されない。
実施例 1 本発明抗体の製造及びその性状 遺伝子組換え技術に従い製造したヒト[5er71]I
L−1β〔生化学、58.8号、p840(1986)
、EP0187991号〕の1〜10μgを、B A 
L B / C7ウスに、4週間に亘って連日腹腔内投
与し、最終免疫の3〜4日後に、常法に準じて、細胞融
合を行なった(Method inEnzyrsoIo
g7.73. pp3 (1981)等参照〕。
即ち、該細胞融合は、上記免疫された牌細胞と骨髄腫細
胞(N S−1、Eur、J、1mmuno1.、6゜
511−519 (1976)]とを5=1の割合で用
い、ポリエチレシグリコール(PEG−1500)を用
いて行なった。
ハイブリドーマを、HAT培地で選別後、その上清を上
記ヒトIL−1βをコートした96穴マイクロプレート
及びパーオキシダーゼ標識ヤギ抗マウスグロブリン抗体
〔イー、グイ。ラブ(E。
Y、 tab、 )社製〕を用いた酵素免疫測定法によ
り試験して、目的のヒトIL−1βに対する抗体産生株
を検出した。
限界希釈法によりクローニングを繰返して、所望の抗体
産生クローンを得た。
該クローン(本発明抗体産生ハイブリドーマ)は、通産
省工業技術院微生物工業技術研究所(微工研)に、rA
nti 0CT−43producing hybri
domaeel 1 < 00M43−4 > Jなる
表示で、微工研条寄第2565号(FERM  BP−
2565)として寄託されている。
このクローンから得られた本発明抗体(この抗体をrG
OM43−44と命名する)の特性を以下に示す。
■ 抗体のサブクラス マウス抗体サブクラス検出キット(バイオ・ラッド(B
io−Rad)社製)を用いて決定した上記抗体のサブ
クラスは、I g G Ikappaであった。
■抗体産生レベル ハイブリドーマが最大細胞密度になった時の培養上清中
のIgG量は約40μg/mQであった。
■力価 以下の方法で測定したEIA力価はX2000であった
即ち、96穴マイクロプレートに200μg/或に調製
したヒトIL−1βを分注(50μm2/ウエル)し、
4℃下に一晩放置し、PBS−トウィーン20で洗浄し
、希釈したハイブリドーマの培養上清を分注(50μQ
/ウエル)し、4℃で一晩反応させた後、洗浄し、更に
パーオキシダーゼ標識抗マウス免疫グロブリン(カペル
社製、X2000)を50μQ/ウェル加え、同様に反
応させる。洗浄後、結合した酵素活性を比色分析し、O
D4゜2=0.5をとる培養上清の希釈倍率をもってE
IA力価とする。
■ 分子量 ハイブリドーマをマウスの腹腔内で培養した後、IgG
精製キット(MOPS  Kit、バイオ・ラッド社製
〕により、IgG、に精製したものの分子ft (SD
S−PAGEによる重鎮と軽鎖の分子量の和を抗体の分
子量とする〕は1.7X102kdであった。
■ 交叉反応性 前記■に示した方法においてヒトIL−1βに代えて2
0μg/mQに調製したヒトIL−1αを用いて同様に
して試験した結果、発色値はIL−1を加えずに同様に
して求めたブランク値と変化せず、このことから本発明
抗体はヒトIL−1αとは交叉反応性を示さないことが
明らかとなった。
■ 中和活性 腫瘍細胞増殖抑制活性(GIF活性)  (GannM
onograph on Cancer Re5ear
ch、 34 、 155(1988))により中和活
性を測定した。
UV法にて蛋白量を算出した00M43−4を、培養液
で希釈して100μg/mに調製した。次にこれを96
穴マイクロプレート上において50μQ/ウエルの培養
液を用いて2段階希釈した。
ここに40単位/mQに調製した!L−1β50μQず
つを分注添加した(IL−1βの最終濃度は10単位/
戒)。最後にヒトメラノーマA375細胞を2X10’
細胞/m12に調製し、各ウェルに100μQずつ添加
した。これを37℃下に5%C02インキユベーター中
で4日間培養し、G。
M43−4の抗GIF活性を測定した。
その結果、IL−1βのGIF活性10単位を1単位に
中和するに要する00M43−4の量は、2.5μgで
あった。
■ 結合部位の決定 ヒトIL−1βの製造[EP0187991号〕に準じ
て、下記に示すヒトIL−1βの各フラグメントを製造
した。
くフラグメント〉 1−153:ヒトIL−1βポリペプチド1−150:
ヒトIL−1βのアミノ酸番号1〜150からなるポリ
ペプチド 1−144:ヒトIL−1βのアミノ酸番号1〜144
からなるポリペプチド 1−140 :ヒトIL−1βのアミノ酸番号1〜14
0からなるポリペプチド 4−153:ヒトIL−1βのアミノ酸番号4〜153
からなるポリペプチド 7−153:ヒトIL−1βのアミノ酸番号7〜153
からなるポリペプチド 17−153:ヒトIL−1βのアミノ酸番号17〜1
53からなるポリペプチド ヒトIL−1β及び上記各フラグメントを発現している
それぞれの大腸菌に、50mM)リス緩衝液(pH8,
0)(25mM  EDTA及び0.1%リゾチームを
含む)60−0μQを加えて振盪後、氷水中で15分間
放置し、これに150mM)リス緩衝液(pH8,0)
(0,3%トリトンX100及び190mM  EDT
Aを含む)500μQを加え更に振盪させた後、遠心分
離し、上清をPBS−0,1%BSAで50倍に希釈し
て、試料溶液とし、以下の通りインヒビションアヅゼイ
を行なった。
即ち、96穴マイクロプレートに10μg/1I112
に調製した本発明抗体を100μQ/ウェルとなる量で
分注し、4℃で一晩放置した。水で洗浄後、非特異的吸
着を防ぐためにBSAでブロックし、水で洗浄した。こ
れに試料溶液100μQ/ウエルを分注し、室温で2時
間反応させた後、更にビオチンラベルしたIL−1β(
30ng/ InQ)を100μQ/ウェル分注し、4
℃で一晩放置した。
PBS−)ウィーン20で洗浄後、パーオキシダーゼ標
識ストレプトアビジン(ベテスタ・リサーチ(Beth
esda Re5earch Lab、)社製、X10
0O)を100μQ/ウェル加えて反応させた。洗浄後
、結合した酵素活性を比色分析した。
上記試験結果を第1図及び第2図に示す。各図は、横軸
に各ポリペプチドの濃度を、縦軸に492βmにおける
吸光度をとり、ビオチンラベルしたIL−1βの本発明
抗体への結合を各ポリペプチドがどのように阻害するか
を示すものである。
第1図及び第2図よ゛す、本発明抗体は、ヒトIL−1
βのC末端付近及びN末端付近から構成される1つの構
造を認識するものと推定できる。
実施例 2 ■ EL I SA系での測定感度 96六マイクロプレートの各ウェルに10μg/III
Q1.:調製した本発明抗体(GOM43−4)を10
0μQ/ウェルとなる量で分注し、4℃下に一晩放置し
た。水で洗浄後、非特異吸着を防ぐために1%BSA−
5%FC8/PBS (400μQ/ウエル)でブロッ
キングし、水で洗浄した。
これに0.1%BSA/PBSで希釈した試料溶液を1
00μQ/ウェル加えて、4℃で一晩放置し、PBS−
)ウィーン20で洗浄後、ウサギ抗IL−1β抗体(5
μg/脱、100μQ/ウェル)を分注し、室温で2時
間放置した。PBS−トウィーン20で洗浄後、パーオ
キシダーゼ標識ヤギ抗つサギIgG抗体(バイオラッド
(Bio−Rad、)社製、X20000.100.c
l/ウェル)を分注し、室温で2時間反応させ、洗浄後
、結合した酵素活性を0−フ二二レンジアミンを基質と
して比色分析した。
その結果、吸光度(OD4゜2βm)が0.1をとる試
料濃度を測定感度として、IL−1βに対する本発明抗
体の測定感度は80 pg/ mQであった。
また同一試験により[5er71]  IL−1βに対
する測定感度を求めたるその結果は上記と同程度であっ
た。
■ 生物活性との相関性 0、2mg/IIQ [5er71] I L−1β(
20mMリン酸緩衝液、pH7,0)を、50℃、55
℃、60℃及び65℃で、0〜24時間加熱した溶液に
ついて、上記■に記載のEL I SA系及び前記実施
例1の■に示したGIF活性を測定し、両者の相関性を
求めた。
その結果は第3図に示す通りである。読図は横軸にEL
 I SA系での測定値(mg/1lQ)を、縦軸にG
IF活性測定値(X 10−’U/m12)をとり、両
者の相関を調べたグラフである。
また、読図より両者の相関係数を算出した結果、0.9
88であった。
上記と同様にして本発明抗体につき、IL−1βの生物
活性とEL I SAとの相関を調べた結果も、上記と
略同程度であった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、実施例1に従い本発明抗体の結合
部位を調べた結果を示すグラフである。 第3図は、実施例2に従い本発明抗体についての[5e
r71]  I L−1βの生物活性とEL I SA
測定値との相関を調べた結果を示すグラフである。 (以 上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトインターロイキン−1βに特異反応性を有す
    ることを特徴とするヒトインターロイキン−1βに対す
    るモノクローナル抗体。
  2. (2)ヒトインターロイキン−1βを免疫抗原として使
    用することを特徴とする請求項1記載の抗体の製造法。
  3. (3)上記免疫抗原で免疫した哺乳動物の形質細胞と哺
    乳動物の形質細胞腫細胞との融合細胞を作成し、これよ
    り請求項1記載の抗体を産生するクローンを選択し、該
    クローンを培養して目的とするモノクローナル抗体を得
    ることを特徴とする請求項2記載の製造法。
JP1254325A 1988-10-01 1989-09-28 インターロイキン―1βに対する抗体 Expired - Lifetime JPH0681599B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0267611A2 (en) * 1986-11-13 1988-05-18 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Antibody against interleukin-1

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0267611A2 (en) * 1986-11-13 1988-05-18 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Antibody against interleukin-1

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