JPH02226089A - 心筋spectエキスパートシステム - Google Patents

心筋spectエキスパートシステム

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JPH02226089A
JPH02226089A JP1048122A JP4812289A JPH02226089A JP H02226089 A JPH02226089 A JP H02226089A JP 1048122 A JP1048122 A JP 1048122A JP 4812289 A JP4812289 A JP 4812289A JP H02226089 A JPH02226089 A JP H02226089A
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JP
Japan
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myocardial
defect
redistribution
wall
polar coordinate
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JP1048122A
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Masato Horino
誠人 堀野
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明は、心筋SPECTエキスパートシステムに関
する。
B、従来技術 13医学診断の一分野であるSPECT (シングルフ
ォトンエミッションCT)装置で撮影された心筋SPE
CT像の画像診断は、フィルム撮影されたものを医師が
肉眼によって判断している。その場合、読影に充分な熟
練が必要とされるだけでなく、熟練者でも読影に時間を
とられるほか、読影における個人差、フィルム状態の良
否や医師の疲労等に起因した読み違い(特に見落とし)
が生じるおそれがある。
C1発明が解決しようとする課題 心筋SPECT像の定量化の一手段として現在量も優れ
ているとされているものに、二次元極座標処理がある。
ところが、従来においては、二次元極座標処理を行って
も、最終的にはデイスプレィに処理画像を表示し、それ
を肉眼で見て判断することが多(、依然として作業量は
軽減されず、また、誤診の可能性が残っている。すなわ
ち、二次元極座標処理による定量化の意義が充分には発
厚されていなかったのである。
二の発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、心筋SPECT像を二次元極座標処理したデータ
の解釈を自動化することにより、診断作業の能率化を図
るとともに、誤診の発生を防止することを目的とする。
D5謀題を解決するための手段 この発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成をとる。
すなわち、この発明の心筋SPECTエキスパートシス
テムは、核医学データ処理装置に結合し負荷時および遅
延時の心筋イメージ二次元極座標処理データを格納する
データベースと、正常者に係る標準データおよびプロダ
クションルールを格納している心筋知識ベースと、前記
データベースから入力した負荷時の二次元極座標処理デ
ータと前記標準データとの比較および遅延時の二次元極
座標処理データと前記標準データとの比較ならびに前記
プロダクションルールに従い前記の比較結果に基づいて
心筋疾患の有無、種類、程度等についての推論を行う推
論部とを備えたものである。
81作用 この発明の構成による作用は、次のとおりである。
すなわち、心筋知識ベースと推論部とを備え、入力した
二次元極座標処理データと標準データとの比較結果に基
づきプロダクシぢンルールに従って心筋疾患にフいての
解釈を自動的に行うがら、肉眼による見落とし等の誤診
につながる不都合を解消するとともに、診断作業の能率
化が図れる。
F、実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は心筋SPECTエキスパートシステムの概略構
成図である。
第1図において、1は、心筋SPECT像のデータを取
り込んで、心臓の軸に垂直な短軸断層像として再構成し
、その短軸断層像を用いて二次元極座標処理を行う核医
学データ処理装置である。
この二次元極座標処理を視覚的に表すと、第2図のよう
になる。
第2図(A)は心筋疾患のうち、代表的な左室心筋疾患
に関してについての二次元極座標上での部位分けを示す
二次元種座標は、中心に心尖部を、辺縁に心火部を配す
る状態で、それぞれ90“の角度範囲に、側壁、前壁、
中隔および下壁・後壁の各部位を配し、下壁・後壁の部
位は、下壁を内側に後壁を外側に配している。前壁およ
び中隔のうち心火部側(辺縁側)は、大動脈弁の影響に
よる陰影が見られることがあり、大動脈弁が心筋疾患に
は無関係であるので、その部分を除外している。
SPECT装置によって、心火部断層から心尖部断層ま
での各断層像上において、左室心筋より放射状にR1集
積を追跡し、得られた心筋SPECT像のデータを、第
2図(A)のように、角度方向に60分割するとともに
、半径方向に10断層分に部位分けして配列して!撮影
分を600 ii!素に圧縮する。R1集積の計数値は
個々の画素における規格化された濃度値(レベルθ〜1
00)として表現され、虚血の程度が高い側の画素を青
色(濃淡を含む)、虚血の程度が低い側の画素を赤色(
濃淡を含む)というように、虚血の程度に応じた色分け
および濃淡分けがなされて表現される。
第2図(B)は角度方向での部位確信度関数を示し、第
2図(C)は半径方向での部位確信度関数を示す。
部位確信度関数で判るように、各部位はそれぞれ一部分
の重なりをもち、その範囲に属する画素は、両部位に属
するものとして処理される。
ところで、心筋梗塞による虚血と狭窄による虚血とを鑑
別するために、放射性医薬品(R1)としてタリウム(
T l−201)を静脈注射によって患者に投与した状
態での運動負荷時のタリウム心筋イメージと、運動後所
定時間(3〜4時間)が経過した遅延時のタリウム心筋
イメージとを比較する方法がとられる。それは、次の理
由による。
一過性虚血の場合は、運動負荷によって心筋に虚血(血
液不足の状態)が生じるが、所定時間経過後は虚血が解
消される。この現象が、負荷時心筋イメージと遅延時心
筋イメージとで大きな差となって現れる。二次元極座標
の表示状態で見ると、青から赤に戻る。
これに対して、心筋梗πの場合は、心筋組織が死んでい
るので、運動負荷の有無にかかわらず虚血が恒常的に生
じており、負荷時心筋イメージと遅延時心筋イメージと
の間に差が生じない、つまり、青の状態が継続する。
従来の二次元極座標処理においては、前記のように色分
けされた負荷時心筋イメージをデイスプレィに表示し、
医師が肉眼で見て、青に表示された虚血部位すなわち欠
損部位を認識し、次いで、同様に遅延時心筋イメージを
見て、欠損部位の経時的消失(再分布)の程度を認識し
、以上を総合的に判断して、心筋疾患の有無、種類、程
度等を決定していたのである。換言すれば、診断のもと
になっているのばあ(までも医師が肉眼で見る心筋イメ
ージそのものであり、診断はフィルム読影の場合と同様
に診療を行っているその場においての医師の知識をより
どころとして行われていた。
これに対し、診療その場における医師の知識および読影
に較ることなく、前述の心筋疾患の有無、種類、程度等
についての診断をエキスパートシステムによって自動化
したのがこの発明である。
さて、第1図に戻って、2は、キーボードから入力され
た患者情報を格納しているとともに、前述のようにして
得られた二次元極座標処理データを核医学データ処理装
置1から受は取って格納するデータベース3と、核医学
診断報告書の作成を行うレポートプロセッサ4とからな
る患廿情報管理システムである。
また、5は、心筋知識ベース6と推論部7とからなる診
断支援エキスパートシステムである。
レポートプロセッサ4は、医師による核医学診断報告書
の作成指令に基づいて、データベース3より患者情報お
よび二次元極座標処理データの読み出しを行い、これら
を推論要求とともに診断支援エキスパートシステム5に
送り込む1M能を併せ有している。また、所見、解釈に
関する短文が格納され、推論部7から送られてきた推論
結果を核医学診断報告書として印刷する機能も有してい
る。
心筋知識ベース6には、心筋に疾患がない複数の正常者
から採取したデータを基礎とし、その平均値と標準偏差
とに基づいて、〔平均値±2×標準偏差〕として予め作
成しておいた各画素ごとの標準データが格納されている
とともに、推論の基礎となるげ−t hen形式のプロ
ダクションルールを有している。
推論部7は、心筋知識ベース6からのデータと患者情報
管理システム2から送られてきた二次元極座標処理デー
タとに基づいて、心筋疾患の有無、111f、程度等の
診断についての推論を行うものである。
次に、この心筋SPECTエキスパートシステムの動作
を説明する。
まず、患者に運動負荷を与えた状態で心筋SPECT像
を撮影した後、その心筋SPECTデータを核医学デー
タ処理装置lに取り込んで、短軸断層像として再構成し
、その短軸断層像を用いて二次元極座標処理を行う、な
お、この二次元極座標処理データは、従来例と同様にデ
イスプレィに表示してもよいが、エキスパートシステム
による診断支援が行われるので、デイスプレィへの表示
は必ずしも必要ではない。
二次元極座標処理された負荷時心筋イメージデータは、
オンライン転送により患者情報管理システム2のデータ
ベース3に格納される。
医師が核医学診断報告書作成の開始を指令すると、まず
、患者情報管理システム2におけるレポートプロセッサ
4が働き、データベース3より患者情報および二次元極
座標処理された負荷時心筋イメージデータの読み出しを
行い、これらをレポートプロセッサ4からの准!*要求
とともに診断支援エキスパートシステム5に送り込む。
診断支援エキスパートシステム5における推論部7は、
レポートプロセッサ4からの推論要求に基づいて、心筋
知識ベース6から標準データを読み出し、この標準デー
タと二次元極座標処理された負荷時心筋イメージデータ
とに基づいて、欠損画素(虚血を生じている画素)を調
べる。
すなわち、1画素ごとに負荷時心筋イメージデ−夕と標
準データとの比較を行い、標準以下である画素を欠tI
画素としてマークする。さらに、その欠損画素の周囲の
画素が欠損画素としてマークされているかどうかを調べ
る。
もし、欠を員画素の集まりが二次元極座標上において、
角度方向に5画素以上、かつ、半径方向に3画素以上の
領域面積を有しているときは、それらの欠損画素は有意
であるとする。この5画素×3画素という領域は、実際
の心臓における約2cm”の面4nに相当しており、こ
れより小さなものは、生理学的に見て心筋疾患性欠損も
しくは有意欠損とはみなさないようにしている。
次に、有意な欠損画素が、前壁、中隔、後壁。
下壁、側壁、心尖の部位別に、どれくらいあったかく有
意欠損画素数:欠損面積)、および、どの程度標準を下
回っているか(欠を貝強度: 5everity)を調
べる。欠損強度は、標準を下回る部分の積算値を欠損画
素数で割ったものである。有意な欠損画素は、その1つ
ずつについて、部位確信度関数によりどの部位に属して
いるかの度合い(局在度)が、その確からしさ(f!信
度)とともに決定される。この局在度も、各部位ごとに
、その欠損内での平均値として計算される。また、前述
したように、各部位はそれぞれ一部分の重なりをもち、
その範囲に属する画素は、両部位に属するものとして処
理される。
各部位における欠損面積(有意欠損画素数)。
欠損強度4局在度およびその部位確信度が算出されると
、推論部7に読み込まれた心筋知識ベース6のブロタリ
シジンルールが稼働し、推論が行われる。
以上が負荷時心筋イメージデータに係る欠を貝について
の処理である。
次に、遅延時心筋イメージデータに係る欠損についての
処理に移る。
すなわち、3〜4時間経過した後、患者の安静状態にお
いて、心筋SPECT像を撮影し、以下、前述と同様の
処理を行う、すなわち、短軸断層像の再構成、二次元極
座標処理、二次元極座標処理データの転送、欠損面積、
欠損強度1局在度等の計算をjテい、推論部7で推論す
る。
心筋知識ベース6は、品性製作所製エキスパートシステ
ム構築用ツール“源臓”を用いた。″源臓”はC言語に
よって記述されており、後向き推論を主体とする。
第1rt階は、負荷時心筋イメージデータについての欠
損の有無を調べる。欠Inは各部位ごとに別々に推論し
、欠損有り(+)、欠m無しく−)、不明C±)の3種
に判定する。
第1段階におけるプロダクションルールの一部概要を第
3図(A)に示す。
欠損面積≧50%かつ欠損強度≧5の場合、および、欠
損面積≧33%かつ欠損強度≧10の場合には、欠損有
りと判定する。欠損面積≧25%かつ周辺欠損部より欠
損強度が高い場合、および、欠損強度く3かつ周辺欠m
部より欠損強度が高い場合には、欠114無しと判定す
る。欠損面積≧33%かつ欠損強度く5の場合ばイレギ
ュラー分布と判定する。その他の場合は欠損不明19!
(デフォルト)とする。
第2段階は、第1段階で(−)判定以外の場合に、遅延
時心筋イメージについての欠損部位の経時的消失の程度
すなわち再分布の有無を調べる。
再分布もまた、各部位ごとに別々に推論し、再分布有り
(+)、一部再分布有り(パーシャル:partial
)、不完全再分布有り(インコンプリート: feos
plete) 、再分布無しく−)の4種に判定する。
パーシャルとは、負荷時心筋イメージでの虚血wI域の
うちの一部分が遅延時心筋イメージにおいてもそのまま
虚血の状態で残るということであり、インコンプリート
とは、負荷時心筋イメージでの虚血領域の全体について
、遅延時心筋イメージにおいては虚血状態が弱く解消さ
れているということである。
第2段階におけるプロダクションルールの一部概要を第
3rJ1(B)に示す。
再分布面積≧75%の場合、および、再分布強度>90
%の場合には、再分布有りと判定する。再分布面積〈3
0%かつ再分布強度<60%の場合には、再分布無しと
判定する。再分布面積<30%かつ再分布強度≧60%
の場合は、不完全再分布と判定する。その他の場合は一
部再分布有り(デフォルト)とする。
第3段階では、第1.第2段階での結果を踏まえ、さら
に冠状動脈支配に基づいて責任血管による欠を貝部位の
確認を行い、より臨床的に妥当な心筋灰色部位の推定を
行う。
以上の第1〜第3段階が終了すると、推論部7は、最終
的に心筋知議ベース6に蓄えられた所見。
解釈の短文の中から、最も適切な短文を選出しく短文中
のパラメータ欄に、実際の推論の根拠とした数値を代入
する)、確信値を付加して推論結果を患者情報管理シス
テム2へ戻す、この短文のデータに基づいて、患者情報
管理システム2におけるレポートプロセッサ4は、核医
学診断報告書の印刷を行う。
第4図に核医学診断報告書の一例を示す、この報告書に
おいて、()内の数値は、推論の指標とした数値データ
を表し、〔〕内の数値は確信値を表す。
プロダクシヅンルールの数は300以上もあるが、参考
のため、第4図の核医学診断報告書を作成する際に使わ
れたルールを以下に示・す、記号「&Jは論理積を表す
〔1〕負負荷心筋イメージデータの欠損判定Ru1e 
215: if  r前壁欠損面積≧50%J&r前壁欠用強度≧
5〜15J&’前壁局在度≧0.3 。
Hat’箆「前壁欠損は“十”」 CFi欠填強度に依存 中間結論→前壁欠損は“十” (Cf−1,00)Rw
Le 223 s げ 「側壁欠損面積≧33〜66%」&「側壁欠損強度
≧IOJ & r側壁局在度≧0.3」the箆「側壁
欠損は1+“」 CF、欠損面積に依存 中間結論→側壁欠損は“+” (cf−1,00>Rw
Le 233 : Ifr中隔中間面積≧33〜66%」&〔中隔欠損強度
≧IOJ & r中隔局在度≧0,3」rhen r中
間大損は“+”」 CF;欠損面積に依存 中間結論→中間大mは“+” Ccf = 1.00)
Ruttt  47 : If「前壁欠1員が“+”」&「中隔欠損が“+”」 theル「前壁・中間大を員である」 CF −1,00(固定) 所見→前壁・中隔欠損がある(Cf = 1.00)R
ute  57 : if  r前壁・中隔欠損である」 then r前壁・側壁欠損でない」 CF −0,80(固定) 中間結論→前壁・側壁欠損でない(CI=0.72)R
ule  50 : if  r前壁欠損が“+”」&「側壁欠損が“+“」 then r前壁・側壁欠損である」 CF、0.60(固定) 中間結論→前壁・側壁欠損である(Cf−0,60)こ
こで、Ru1e57. Ru1e57間の競合が発生し
たので、結果としてのCf値が高い方のRu1e57の
中間結論(前壁・側壁欠損でないCcf−0,72) 
)を採用する。これは否定文であるので、所見とはしな
い。
Rate 244 : if  r後壁欠損面積≧33〜66%」&「後壁欠損
強度≧7」&[後壁局在度≧0.3J thgnr後壁欠損は“+”」 CF;欠損面積に依存 中間結論→後壁欠損は“+” <Cf−1,00)Ru
le 254 : iz  r下壁欠損面積≧33〜66%」&「下壁欠損
強度≧7」&「下壁局在度≧0.3」 then r下壁欠損は“十”」 CF:欠損面積に依存 中間結論→下壁欠損は“+” (cf−1,00)Ru
le  52 : げ 「後壁欠損が“+”」&「下壁欠損が“+”」 thew r後壁・下壁欠損である」 CF;0.90(固定) 所見峙後壁・下壁欠損がある(cf−0,90)Iht
le 264 : げ 「心尖欠損面積≧33〜66%」&「心尖欠損強度
≧7」&「心尖局在度≧0.3J then r心尖欠損は“十”」 CF;欠損面積に依存 所見→心尖欠損がある(C1−1,00)Rule  
51 : if  r後壁欠損が“十″」&「側壁欠損が“+“」 then r後壁・側壁欠損である」 CF;0.80(固定) 中間結論→後壁・側壁欠損である(cf−0,80)R
ule  61 : げ 「後壁・下壁欠損である」 then r後壁・側壁欠損でない」 CF;0.80(固定) 中間結論→後壁・側壁欠損でない(cf−0,72)こ
こで、RuLe51. RuLtt61間の競合が発生
したので、結果としてのCfft1が高い方のRuLe
51の中間結論(後壁・側壁欠損がある(cf−0,8
0) )を所見として採用する。
所見→後壁・側壁欠損があるccf−o、ao)以上に
よって、負荷時心筋イメージデータの欠損の判定が行わ
れた。
〔2〕遅延時心筋イメージデータの欠損判定Ru1e 
 θ5ニ ア1  r中隔再分布面積≦0〜30%」&[中隔再分
布強度≦60%、&r中隔再分布局在度≧0.3J then r中隔再分布はなし) CFi再分布面積に依存 中間結論→中隔再分布はなしくcf=0.64)RuL
e  92 : げ 「後壁再分布面積≦0〜40%、&r後壁再分布強
度≦60〜90%」&「中隔再分布がインコンプリート
」 then r中隔再分布はなし」 CF;再分布の面積1強度に依存 所見→後壁再分布はインコンプリートである(cf−0
,64) Rule  B8 : げ 「側壁再分布面積≦O〜30%」&「側壁再分布強
度≦60%」&「側壁再分布強度≧0.3」 then r側壁再分布はなし」 CF;再分布面積に依存 中間結論→側壁再分布はなしくcf =0.60)Ru
le  94 : tf r下壁再分布面積≦0〜30%」&「下壁再分布
強度≦60%j&「下壁再分布強度≧0.3」 the箆r下壁再分布はなし」 CF;再分布面積に依存 中間結論→下壁再分布はなしccf−i、oo)RuL
e  97 : げ 「心尖再分布面積≦0〜30%」&「心尖再分布強
度≦60%」&「心尖再分布強度≧0.31 thgn r心尖再分布はなし」 CF、再分布面積に依存 中間結論→心尖再分布はなしくcf−0,71)なお、
前壁再分布は、どのルールでも判定されず、デフォルト
として、前壁再分布はバー24畳しく、cf = 0.
60)となった。
以上によって、遅延時心筋イメージデータの欠損の判定
が行われた。
〔3〕解釈判定 R山3: tf r前壁欠損、前壁・中隔欠損、前壁・側壁欠損の
いずれかがある」&「前壁再分布はパーシャルかインコ
ンプリート」 then rパーシャルな前壁虚血を伴っている」CF
;1.00(固定) 解釈4部分的な前壁虚血を伴っている (cl−0,60) Rule 13  : げ 「前壁・中隔欠損あり」&「前壁再分布はインコン
プリート」&「中隔再分布はインコンブリート」 then r前壁・中隔梗塞」 CF、1.OO(固定) 解釈峠前壁・中隔梗塞が考えられる(CI−0,60)
Rule 22  : Ifr後壁欠1貝、後壁・下壁欠I貝、後壁・中隔欠損
、後壁・側壁欠損のいずれかがあるj& rl壁再分布
はパーシャルかインコンプリート」 jhen ’パーシャルな後壁虚血を伴っている」CF
;1.00(固定) 解釈→部分的な後壁虚血を伴っている (e/=0.74) Rule32: g  r後壁・下壁欠損あり」&r後壁再分布はインコ
ンプリートj&[下壁再分布はインコンプリート」 then r後壁・下壁梗塞」 CFil、OO(固定) 解釈→後壁・下壁11!塞が考えられる(c7=0.7
4)Rule 37  : if  r心尖欠損あり」&r心尖再分布はインコンプ
リートJ then r心尖梗塞J CF 81.00 (固定) 解釈→心尖梗塞が考えられる(cf−0,71)以上が
上剥の核医学診断報告書の推論に用いたルールのすべて
である。
次に、本心筋5PBCTエキスパートシステムによる疾
患別の臨床評価を第1表〜第4表に示す。
本システムは、OMI(II旧外性心筋梗塞では、医師
の見落とし1例を含む20例金側を正しく判別し、AP
(狭心症Hl例では、医師が判別した7例のうち、Hl
は見落とした。そのうち、1例は心尖部疾、曇で、短軸
断層像のみでの推論の限界がうかがえる。短軸断層像に
加えて長軸断層像をもプロファイル化すれば、見落とし
が解消できるものと思われる。正常7g4はすべて正し
く判定した。
また、部位ごとの欠損の有無に関しては、330部位中
、301部位で一致を見た(一致率91%)。
第 表 第 表 +:梗塞判定を下した −H梗塞判定を下さなかった +:正常判定を下した 一一正常判定を下さなかった 第 表 第   4 表 +:虚血判定を下した m:虚血判定を下さなかった +:llI塞、虚血判定を下した 一一正常判定を下した このような結果から、本システムは、二次元種座標処理
による心筋SPECT像の定置化の意義を充分に発揮し
、両像を自動的に理解した上で、診断報告書作成までを
支援する機能を有し、実際の診断において見落としの防
止、報告書作成作業の軽減を図ることができる。
G1発明の効果 この発明によれば、次の効果が発揮される。
すなわち、この発明の心筋SPECTエキスパートシス
テムは、推論部が、負荷時および遅延時の心筋イメージ
データに係る二次元極座標処理データと心筋知識ベース
に格納されている正常音に係る標準データとの比較を行
い、その比較結果に基づき心筋知識ベースに格納されて
いるプロダクシッンルールに従って心筋疾患の存無、I
Im、程度等についての解釈を自動的に行うように構成
しであるから、診断作業の能率を大幅に改善することが
できるとともに、肉眼による見落とし等の誤診につなが
る不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一莫施例に係る心筋S P ECT
エキスパートシステムの概略構成図、第2図(A)は左
室心筋についての二次元極座標上での部位置は図、第2
図(B)は角度方向での部位確信度関数を示す図、第2
図(C)は半径方向での部位i1信度関数を示す図、第
3図(A)は負荷時欠損判定のルール概要図、第3図(
B)は再分布判定のルール概要図、第4図は核医学診断
報告書の例示図である。 1・・・核医学データ処理装置 2・・・患者情報管理システム 3・・・データベース 4・・・レポートプロセッサ 5・・・診断支援エキスパートシステム6・・・心筋知
識ベース 7・・・推論部 第 図 CB) (再分布判定) 第 囚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心筋二次元極座標処理データを規格化して格納す
    るデータベースと、正常者に係る標準データおよびプロ
    ダクションルールを格納している心筋知識ベースと、前
    記データベースから入力した負荷時の二次元極座標処理
    データと前記標準データとの比較および遅延時の二次元
    極座標処理データと前記標準データとの比較ならびに前
    記プロダクションルールに従い前記の比較結果に基づい
    て心筋疾患の有無、種類、程度等についての推論を行う
    推論部とを備えた心筋SPECTエキスパートシステム
JP1048122A 1989-02-27 1989-02-27 心筋spectエキスパートシステム Pending JPH02226089A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1048122A JPH02226089A (ja) 1989-02-27 1989-02-27 心筋spectエキスパートシステム

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