JPH02221889A - 重力補償支持装置 - Google Patents
重力補償支持装置Info
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- JPH02221889A JPH02221889A JP4155789A JP4155789A JPH02221889A JP H02221889 A JPH02221889 A JP H02221889A JP 4155789 A JP4155789 A JP 4155789A JP 4155789 A JP4155789 A JP 4155789A JP H02221889 A JPH02221889 A JP H02221889A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 5
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、柔軟宇宙構造物の地上試験に際して、この構
造物に対する重力の影響を除去する重力補償装置に組み
込まれて、この構造物の位置を高精度に設定する重力補
償支持装置に関する。
造物に対する重力の影響を除去する重力補償装置に組み
込まれて、この構造物の位置を高精度に設定する重力補
償支持装置に関する。
(従来の技術)
近年、宇宙構造物の高機能化が進み、三次元形状測定に
対する精度要求が厳しくなっている一方、構造物の大型
化と柔軟化により重力による変形が無視できなくなるた
めに、無重力環境下における形状を地上重力下で模擬す
る必要が生じている。
対する精度要求が厳しくなっている一方、構造物の大型
化と柔軟化により重力による変形が無視できなくなるた
めに、無重力環境下における形状を地上重力下で模擬す
る必要が生じている。
さらに、宇宙構造物の機構部に見られるように、打ち上
げ時は可動部を固定し、慣性飛行に移り加速度が小さく
なった後に固定を解除するものに関しては、強度あるい
は剛性面から、重力の影響を除去しないと地上での試験
が不可能な場合が生じている。
げ時は可動部を固定し、慣性飛行に移り加速度が小さく
なった後に固定を解除するものに関しては、強度あるい
は剛性面から、重力の影響を除去しないと地上での試験
が不可能な場合が生じている。
従って、重力による変形ならびに変位の・影響を除去し
、部材を無重力下におけるのと同じ位置に設定するため
の重力補償装置は極めて重要である。
、部材を無重力下におけるのと同じ位置に設定するため
の重力補償装置は極めて重要である。
従来より重力補償装置には、主として上方から糸あるい
はワイヤ等のような、比較的柔軟な支持体で宇宙構造物
(以下、試料と称す)を懸下するものと、下方から比較
的用な支持体で支持するものとが存在する。
はワイヤ等のような、比較的柔軟な支持体で宇宙構造物
(以下、試料と称す)を懸下するものと、下方から比較
的用な支持体で支持するものとが存在する。
しかし、上方から懸下する場合は、支持体の柔軟性から
振動を押えることが難しく、また、下方から支持する場
合は、重量物である試料に対して垂直な支持を確保する
ことが極めて困難であるという不都合があった。
振動を押えることが難しく、また、下方から支持する場
合は、重量物である試料に対して垂直な支持を確保する
ことが極めて困難であるという不都合があった。
(発明が解決しようとする課題)
上述したように、従来の重力補償装置における支持装置
は、上方から懸下するものは、振動を押えることが難し
く、また、下方から支持するものは、重量物である試料
に対しては垂直な支持を確保することが極めて困難であ
るという不都合があった。
は、上方から懸下するものは、振動を押えることが難し
く、また、下方から支持するものは、重量物である試料
に対しては垂直な支持を確保することが極めて困難であ
るという不都合があった。
本発明は、上述の不都合を除去するために、なされたも
ので、重量物である試料に対しても垂直な支持を確保す
ることが出来る重力補償支持装置を提供することを目的
とする。
ので、重量物である試料に対しても垂直な支持を確保す
ることが出来る重力補償支持装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、試料を下方から支持する重力補償装置に組み
込まれるものであって、試料を支持する上部接続体およ
びこれを支持する下部接続体を曲率の異なる球面を当接
して接続した接続機構と、上記下部接続体の荷重検出手
段および下部接続体を支持しその軸線を重力方向に沿わ
せる整準手段および下部接続体の高さ調節手段をもった
調節機構と、この調節機構を介して下部接続体を支持し
かつ重力方向に対し横方向に移動自在な移動支持機構と
を具備したことを特徴とする重力補償支持装置である。
込まれるものであって、試料を支持する上部接続体およ
びこれを支持する下部接続体を曲率の異なる球面を当接
して接続した接続機構と、上記下部接続体の荷重検出手
段および下部接続体を支持しその軸線を重力方向に沿わ
せる整準手段および下部接続体の高さ調節手段をもった
調節機構と、この調節機構を介して下部接続体を支持し
かつ重力方向に対し横方向に移動自在な移動支持機構と
を具備したことを特徴とする重力補償支持装置である。
(作用)
本発明は、上部接続体および下部接続体を曲率の異なる
球面を組み合わせて接続し、整準手段により下部接続体
の軸線を重力方向に規正するので、重力方向の力のみが
移動支持機構に伝達される。
球面を組み合わせて接続し、整準手段により下部接続体
の軸線を重力方向に規正するので、重力方向の力のみが
移動支持機構に伝達される。
また、荷重検出体により高さが、調節でき、さらに、横
方向の荷重が負荷された場合は、移動支持機構によりモ
ーメントが零となるような位置に移動するので、支持し
ている試料の無重力環境下における形状を高精度かつ効
率よく模擬出来る。
方向の荷重が負荷された場合は、移動支持機構によりモ
ーメントが零となるような位置に移動するので、支持し
ている試料の無重力環境下における形状を高精度かつ効
率よく模擬出来る。
(実施例)
以下、本発明の詳細を、第1図および第2図に示す一実
施例により説明する。
施例により説明する。
本実施例は、接続機構1と、調節機構2と、移動支持機
構3とから構成されている。各機構につき説明すると、
接続機構1は、上部接続体11と、下部接続体12とか
ら構成されている。上部接続機構11は、上面は試料1
3を支持、する支持部14になっていて、その下側には
凹球面15の一部で形成される係合凹部16が設けられ
ている。
構3とから構成されている。各機構につき説明すると、
接続機構1は、上部接続体11と、下部接続体12とか
ら構成されている。上部接続機構11は、上面は試料1
3を支持、する支持部14になっていて、その下側には
凹球面15の一部で形成される係合凹部16が設けられ
ている。
下部接続体12は、その上端部に凸球面21の一部から
なる係合凸部22が形成されていて、これの中心を通っ
て下方に延びる軸線23と同心に、軸部24が設けられ
ている。この軸部24の下端部に、軸線23にそれぞれ
直角な平面25.整準面26をもった円盤部27が形成
されている。
なる係合凸部22が形成されていて、これの中心を通っ
て下方に延びる軸線23と同心に、軸部24が設けられ
ている。この軸部24の下端部に、軸線23にそれぞれ
直角な平面25.整準面26をもった円盤部27が形成
されている。
次ぎに、調節機構2は、荷重検出手段31と、整準手段
32と、高さ調節手段33とがらなっている。荷重検出
手段31は、軸部23に取り付けられたロードセル31
aからなっていて、係合凸部22に加わる軸線23方向
の荷重と、モーメントを検出する。整準手段32は、後
述する移動支持機構3に支持された支持円盤35、これ
にねじ込まれた3組の調節体36と、平面25に取り付
けられた水準器37とがらなっている。この調節体36
.・・・・・・は、上端部に受は座を設けたボルト36
aと、ナツト36bと、ボール36cとがらなっていて
、3個のボール36cの進退と水準器37とによ、す・
整準面26を水平になるように調節し、これにより軸線
23を重力方向に一致させる。
32と、高さ調節手段33とがらなっている。荷重検出
手段31は、軸部23に取り付けられたロードセル31
aからなっていて、係合凸部22に加わる軸線23方向
の荷重と、モーメントを検出する。整準手段32は、後
述する移動支持機構3に支持された支持円盤35、これ
にねじ込まれた3組の調節体36と、平面25に取り付
けられた水準器37とがらなっている。この調節体36
.・・・・・・は、上端部に受は座を設けたボルト36
aと、ナツト36bと、ボール36cとがらなっていて
、3個のボール36cの進退と水準器37とによ、す・
整準面26を水平になるように調節し、これにより軸線
23を重力方向に一致させる。
高さ調節手段33は、支持円盤35のボス部4゜に刻設
された調節ねじ41と、これに嵌まったハンドルねじ体
42とからなっている。そして、ハンドルねじ体42の
回転により、下部接続体12は上下動する。
された調節ねじ41と、これに嵌まったハンドルねじ体
42とからなっている。そして、ハンドルねじ体42の
回転により、下部接続体12は上下動する。
次ぎに、移動支持機構3は、ベース円盤部45に支柱部
46を立設し、ベース円盤部45に複数個の転動体47
を取り付け、一方丈柱部46には、支持円盤35の調節
ねじ41を挿入支持する支持穴48を設けて構成されて
いる。そしてこの支持装置全体が重力の方向に対し、直
角の方向に移動自在になっている。
46を立設し、ベース円盤部45に複数個の転動体47
を取り付け、一方丈柱部46には、支持円盤35の調節
ねじ41を挿入支持する支持穴48を設けて構成されて
いる。そしてこの支持装置全体が重力の方向に対し、直
角の方向に移動自在になっている。
次ぎに、本実施例による重力補償支持装置の実施態様に
つき説明する。
つき説明する。
軸線23の傾きは、整準手段32により補正して、下部
接続体12は、常に垂直(重力方向)に保たれている。
接続体12は、常に垂直(重力方向)に保たれている。
上部接続体11の支持部14に取り付けられた試料13
が所定の三次元位置に置かれていない場合、下部接続体
12に横方向成分をもつ力Aを伝えるため、モーメント
Bが発生し、軸荷重Cも予想された値から外れる。この
とき、モーメントと軸荷重とを観測しながら、ハンドル
ねじ体42を回して、高さを調節し、また、移動支持機
構3により下部接続体12の位置を、矢印Fのように調
節し、モーメントを零に、軸荷重を計算値に一致さるこ
とで所望の三次元位置に設定出来る。また、接続機構1
により、試料13の傾きを考慮せずに、常に同様の手法
で、設定が行える。
が所定の三次元位置に置かれていない場合、下部接続体
12に横方向成分をもつ力Aを伝えるため、モーメント
Bが発生し、軸荷重Cも予想された値から外れる。この
とき、モーメントと軸荷重とを観測しながら、ハンドル
ねじ体42を回して、高さを調節し、また、移動支持機
構3により下部接続体12の位置を、矢印Fのように調
節し、モーメントを零に、軸荷重を計算値に一致さるこ
とで所望の三次元位置に設定出来る。また、接続機構1
により、試料13の傾きを考慮せずに、常に同様の手法
で、設定が行える。
以上述べたように、接続機構1に横負荷を負荷させない
ために、支持する方向を垂直に保ったまま移動して位置
を調節し、また、軸荷重を観II Lながら高さを調節
することによって、容易に所望の三次元位置に設定出来
る。
ために、支持する方向を垂直に保ったまま移動して位置
を調節し、また、軸荷重を観II Lながら高さを調節
することによって、容易に所望の三次元位置に設定出来
る。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明による重力補償支持装置を
用いることにより、試料(柔軟宇宙構造物)の地上試験
において、位電設定が容易となり精度が向上するために
、無重力環境下での形状を効率よく模擬出来るようにな
ると共に、可動部の運動特性の予測精度も向上する。
用いることにより、試料(柔軟宇宙構造物)の地上試験
において、位電設定が容易となり精度が向上するために
、無重力環境下での形状を効率よく模擬出来るようにな
ると共に、可動部の運動特性の予測精度も向上する。
また、下方からの剛支持なので、振動にも影響されにく
いため、位置、角度、荷重などの測定も効率よく行える
。
いため、位置、角度、荷重などの測定も効率よく行える
。
さらにまた、移動と高さ調節とを観測した荷重により制
御することで省力化が計れる。
御することで省力化が計れる。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は同じく作
用説明図である。 1・・・・・・接続機構、 2・・・・・・調節機構
、3・・・・・・移動支持機構、 11・・・・・・
上部接続体、12・・・・・・下部接続体、 13・
・・・・・試料、15・・・・・・球面、 21・・
・・・・球面、 23・・・・・・軸線、 31・
・・・・・荷重検出手段 32・・・・・・整準手段
、 33・・・・・・高さ調節手段、代理人 弁理
士 三 好 秀 和第21!f
用説明図である。 1・・・・・・接続機構、 2・・・・・・調節機構
、3・・・・・・移動支持機構、 11・・・・・・
上部接続体、12・・・・・・下部接続体、 13・
・・・・・試料、15・・・・・・球面、 21・・
・・・・球面、 23・・・・・・軸線、 31・
・・・・・荷重検出手段 32・・・・・・整準手段
、 33・・・・・・高さ調節手段、代理人 弁理
士 三 好 秀 和第21!f
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 試料を下方から支持する重力補償装置に組 み込まれるものであって、試料を支持する上部接続体お
よびこれを支持する下部接続体を曲率の異なる球面を当
接して接続した接続機構と、上記下部接続体の荷重検出
手段および下部接続体を支持しその軸線を重力方向に沿
わせる整準手段および下部接続体の高さ調節手段をもっ
た調節機構と、この調節機構を介して下部接続体を支持
しかつ重力方向に対し横方向に移動自在な移動支持機構
とを具備したことを特徴とする重力補償支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155789A JPH02221889A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 重力補償支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155789A JPH02221889A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 重力補償支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221889A true JPH02221889A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12611733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4155789A Pending JPH02221889A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 重力補償支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02221889A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054212A (ja) * | 1991-01-09 | 1993-01-14 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 多点等力適用装置 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP4155789A patent/JPH02221889A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054212A (ja) * | 1991-01-09 | 1993-01-14 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 多点等力適用装置 |
JP2501507B2 (ja) * | 1991-01-09 | 1996-05-29 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 複数の平面に等しい力を加える装置 |
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