JPH02221101A - 酸素精製装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、酸素吸入器等に利用することができる酸素
精製装置に関する。

［従来の技術１ 特公昭４０−２６２４６号公報には、分子ふるいゼオラ
イトを使用し、空気を一定の圧力で接触させ、高濃度の
酸素を得る技術が開示されている。また特公昭５３−２
９３１２号公報には、水分を１％以下にした沸石に異方
性フェライトマグネットを添加したものに空気を接触さ
せ、高濃度の酸素を補集する技術が開示されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記した従来技術は、共にコンプレッサーまたは真空ポ
ンプを必要とするばかりか、酸素補集と窒木除去を交互
に行うか、酸素を連続的に補集するには装置を２系列に
しなければならないという問題点があった。

［課題を解決するための手段］ この発明は上記問題点を解消する酸素精製装置を提供す
ることを目的としている。

［課題を解決するための手段１ 上記目的を達成するため、この発明の酸素精製装置は、
アルミナシリカ系またはぜオライド系筒状体の内側面と
外側面に電極を設けたことを特徴とする。

［作用］ 画電極に電位差を印加すると、筒状体外部の空気中の酸
素は酸素イオンの形でアルミナシリカ系またはぜオライ
ド系の中を通り、筒状体の中空部に扱ける。従って筒状
体の一側を密閉しておけば、酸素は筒状体の他側から連
続的に吐出される。

「実施例」 添附図面第１図は酸素精製装置１例を示し、１はアルミ
ナシリカ系筒状体、２はその一側に設けた底板、３は筒
状体１の外側全周にＢり設けられた多孔質電極、４は筒
状体１の内側全周にηり設Ｃノられた多孔質電極、５は
筒状体１の外側に間隙を設けて装着され、−側に空気供
給口６を設け、他側に排出ロアを設けた外商であり、筒
状体１の他側は酸素吐出口８を形成している。

上記酸素精製装置の電極３．４に電位差を印ｈｏｂ、供
給口６がら空気を供給すると、空気中の酸素は外筒５と
筒状体１の間隙を通るあいだに筒状体１との界面でイオ
ン化して筒状体１を通過し、吐出口８から連続的に吐出
され、酸索早の少なくなった空気は排出ロアから連続的
に排出される。

第２図は酸素精製装置他側を示し、１はアルミナシリカ
系筒状体、２はその一側に設けられた底板、３は筒状体
１のΔ：側外側全周にυり設けられた多孔質電極、４は
筒状体１の左側内側全周にｈり設けられた多孔質電極、
８は筒状体１の他側に形成された吐出口、９は筒状体１
の右側外側全周にｈつで設けられた網状電極、１０は筒
状体１の右側内側全周にｈつで設けられた網状電極、１
１は筒状体１の左側に間隙をおいて装着され、−側に空
気供給口６を、他側に排出ロアを設けた外筒でおる。

一ト記酸索Ｍ製装置において供給口６がら空気を供給し
、電極３．４に電位差を印加すると共に、電極９．１０
に高電圧を印加すると、空気中の酸素は筒状体１と外筒
１］の間隙を通るあいだに、筒状体１との界面でイオン
化して筒状体１を突扱は中空部に進み、史に右側に進ん
で放電によりオゾン化して吐出口８／）目ら吐出される
。一方、酸素の少なくなった空気はυ１出［：］７から
１井出される。

第３図は、酸素精製装置仙例を示し、１２は線状電極１
３を同心的に内藏したｉ）ルミフシリカ系筒状体、１４
は筒状体１２の外周に設ＧＪられた網状電極、１５は筒
状体］２の外側に間隙を設けて同心的に装着されたアル
ミノ−シリカ系筒状体、１６は筒状体１５の外側全周に
ｎつで設ｃノられた多孔質電極、１７は筒状体１５の内
側全周に亙っで設けられた多孔質電極′Ｃ−必る１゜上
記酸素精製装置において電極１６と１７に電位差を印加
すると、筒状体１５の外側の空気中の酸素は筒状体１５
との界面でイオン化して筒状体１２と１５の間隙に進み
、更に電極１３３と１４に高電圧を印加すると、酸素は
オゾンになる。従って第４図に示されるように、−１−
記筒状体１２．１５の一側に底板２を設ＣＪると、オゾ
ンは他側から連続的に吐出される。尚第３図及び第４図
では第１図１で示されるような外筒の図示を省略した。

この発明の酸素精”Ａ装置は酸素の精製のみならずオゾ
ン化することも可能であり、以下の実施態様をとること
ができる。

（１）アルミノ−シリカ系はゾル・ゲル法でつくられ学
式ｌＡ１−０ａ・（１００−Ｘ　）　Ｓｈｏ、但し、く
χ＝１０〜９０ｎｏ　１％）で表されるフッルミナシリ
カ系微粉を筒状に成型し焼成したものであってもよい。

（２）筒状体はアルミナシリカ系に限定されず、ぜオラ
イド系、フェライトの少借を混ぜたゼオライトやアルミ
ナシリカ系等を使用することができ、電位差を印加して
酸素を通過させ窒素の通過を妨げるものであればその材
質を問わない。

（３）筒状体がアルミナシリカ系等の誘電体であれば、
誘電体の両側に相対して設けられた電極間に高電圧を印
加して放電させると、酸素がオゾン化するので、第１図
における装置において底板２と外筒５を除去し、筒状体
１の一側から空気または酸素を供給し電極３及び４に高
電圧を印加すると、筒状体１内で酸素がオゾン化し他側
から連続的に吐出され、オゾン発生装置として利用する
こともできる。

また、第１図の装置で電極３と４を平行する複数の線状
電極とすれば、該電極間に他側から複数の線状電極を設
けることができる。従って一側の電極に電位差を印加し
、他側の電極に高電圧を印加すれば、−側の電極により
空気中の酸素が筒状体の中に移行し、他側の電極による
放電により、筒状体の中に移行した酸素がオゾン化し、
連続的にオゾンが吐出される。上記装置は、第２図にお
ける電極を全て平行な線状電極とし、複数の電極３の四
に複数の電極９を介在させ、複数の電極４の間に複数の
電極１０を介在させ、外筒１１を右側（、：延在させた
ような装置である。尚第１図の装置で電極３及び４に低
電圧と高電圧を交互（印加して、酸素の精製とオゾンの
発生を交Ｕに行ってもよい。

（４）装置を酸素精製装置として使用する場合、オゾン
発生装置として使用する場合、或いは酸素精製兼オゾン
発生装置として使用する場合も含めて、筒状体内外側に
設けられる電極は、網状、平行な線状や帯状、或いは多
孔質電極であってもよく、材質はステンレス、白金等の
金属系電極であってもよく、導電性または半導電性セラ
ミックスであってもよい。

そして、電極は筒状体にプリントしたり、プリントして
焼付けたり、筒状体の成を後プリントし同時に焼成する
こと等により設けることができる。また筒状体内部にプ
リントするときは、筒状体に内かんする材料にプリント
しておき、これを筒状体に内かんし転写すること等によ
り行うことも可能である。尚、筒状体内に設けられる電
極は、断面形状が−・＋形成いは放射線状等の板状電極
であってもよく、これをねじったり螺旋状に形状した板
状電極でおってもよい。

（５）装置をオゾン発生装置として使用する場合の筒状
体は、アルミナシリカ系やせオライド系等に限定されず
、セラミックス系誘電体等材質を問わない。

（６）空気の供給は加圧空気であってもよいが、必ずし
も圧力を必要としない。

１発明の効果］ この発明の酸素精製装置は前記のように構成され、コン
プレッサーや真空ポンプを必ずし乙必要とせず、ｈす１
系列で連続的に酸素を供給することができ、しかも、オ
ゾンを発生させることも可能で、精製される酸素は病人
用酸素吸入装置や活魚を入れた水槽の酸素供給に使用さ
れ、発生オゾンは冷蔵庫や室内の殺菌や説臭或いは活魚
を入れた水槽の殺菌や酸素の補給等に利用される等、多
々の用途に供することができる。

【図面の簡単な説明】

添附図面第１図〜第３図は酸素精製装置３例の概略断面
図、第４図は第３図の酸素精製装置の他方向の概略断面
図である。 １．１２．１５・・・筒状体　３．４．９．１０．１３
．１４．１６．１７・・・電極 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミナシリカ系またはゼオライト系筒状体の内側面と
   外側面に電極を設けたことを特徴とする酸素精製装置。