JPH02220191A - キャッシュレス自動販売機システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金の支払い無しで物品の受は取りが可能な光
メモリカード方式のキャッシュレス自動販売機システム
に関する。

〔従来の技術〕

カードを用いて物品等の販売をするシステムとしては、
磁気カードを用いたテレホンカード（ＮＴＴ社の公衆電
話カード）とか、オレンジカード（ＪＲグループの切符
販売カード）が知られている。これらは使用者があらか
じめカードを買うことＫよって、その分だけ使用するこ
とが出来るいわゆるプリペイドカードである。また銀行
等の自動支払い・自動預金機にもこの磁気カードが使わ
れておシ、手続きの効率化・省力化に貢献している。こ
の様に使われる磁気カードは記憶容量が約１０バイトで
あるために、前者のプリペイドカードの場合には使用残
量だけが使用の度に書き込まれ、後者の銀行カードの場
合は口座番号があらかじめ記録されているだけで書き込
みは行わない。

一方、クレジットカードといわれるシステムが広く普及
している。これはカード媒体自身の使い方は銀行カード
と同じであ夛、商店で買い物をした場合現金の支払いは
行わず、後日カード会社を通じて利用者の口座から引き
落されるシステムである。

〔発明が解・決しようとする諌題〕

クレジットカードの場合には物品を販売した商店の販売
員がその場で客にサインを求め、更に請求書をカード会
社に送付する手続きが必要である。

また利用する客からすればサインをするなどの手続きに
加えて商店が閉店している時には利用出来ないなどの不
便さがある。

この発明の目的は、自動販売機に光カードシステムを付
加することＫよシ、自動販売機をキャッシエレス化し、
−層の利便性の向上を計ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するために、この発明によれば、使用者
コード、利用限度金額等の情報があらかじめ記録され互
いに兼行な複数の情報トラックからなる光記録層を有す
る光メモリカードと、自動販売機側に設けられた光学ヘ
ッド、自動追跡機構、および記憶制御部からなシ、前記
光メモリカードが挿入されたとき光学ヘッドの出射レー
ザビームを前記情報トラック上に移動式せて販売金額等
の情報の読み取り書き込み、および確認制御を行う情報
記録装置を備え、前記光メモリカードの記録情報または
記憶制御部の記録情報に基づき別途販売代金の清算が行
われるものとする。

〔作用〕

上記手段において、光メモリカードを情報記録媒体とす
る光情報記録装置を自動販売機に設けるよう構成したこ
と釦より、従来の磁気カードとほぼ同じ大きさの光カー
ドに１００メガバイトを越える情報を記録できるので、
従来不可能であった販売日時、販売機コード、販売品コ
ード、販売金額等必要な販売情報を多数回記録できる記
録情報の豊富化機能が得られるとともに１光情報記録装
置の記憶演算部にも必要な情報を記録できる。したがっ
て、記録情報に基づいて個人別販売代金の清算および販
売機別売上げ代金の清算を別途行うことが可能になる。

また、光メモリカードをグリベイト方式で運用すること
も可能であシ、この場合記憶演算部の記録情報に基づく
販売機ごとの売上げ代金の清算を別途行うことができる
ので、利用者は管理者の異なる自動販売機から所望の商
品ｔキャッシュレスで任意に購入できる利便性および商
品選択の自由度を得ることができる。

〔実施列〕

以下図を用いて本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明に用いる光メモリカードの外観を示して
いる。大きさは５４ＷＸ　８５ＷＸ　Ｏ，８鴎であシ磁
気カード等とほぼ同じである。光メモリカード１はポリ
カーボネート、アクリル等のプラスチック基板上に記録
層及び保膜層がこの順に形成される。光記録層２として
は銀塩写真材料を用いてレーザ光によシ感元させるもの
、金属薄膜を用いて穴をあけるもの、あるいは垂直磁気
異方性の強い磁性薄ＰＩＸｆ：用い九いわゆる光磁気記
録媒体等が考えられ、光記録層２は互いに平行な多数条
の情報トラック３として形成される。記録層ヘレーザ光
を照射して、複数の平行なトラック１に情報を記録する
。トラックのピッチは２〜２０μｍ程度であシ、光学系
の精度及びカードの信頼性によシ決められる。１トラツ
ク当ＩＫ〜５にバイトが記録′５′Ｊ能であるからカー
ドいっばいにトラックを形成すると最大１３５Ｍバイト
まで記録可能である。

第２図はレーザ光をトラック３上に照射し、書き込み、
読み出しするための光学系の概念図である。半導体レー
ザ１１から射出された光束は回折格子１２全通してピッ
クアップレンズ１３の片半分に入射し、光メモリカード
上で反射後同レンズの反対側半分を通って反射鏡１４で
反射され信号検出用センサ１５で検出され、記憶演算部
１７で読み出し情報の記録、使用者コードや許容販売金
額の確認が行われるとともに、逆ルートでの日付、販売
機コード、販売品名、販売代金等の書き込みが行われる
。また、光信号の一部は自動焦点／自動追跡用センサ１
６に入射する。自動焦点機能はカードが上下することで
反射光束が左右に動くことを利用している。また自動追
跡機能は記録ピットあるいはトラッキングトラック（事
前記録する場合）の左右のずれを検知するものである。

第３図は光メモリカードの書き込み・読み取ルを行う光
情報記録装置２０の透視図である。半導体レーザ１１を
含む光学系が光ヘツド２１内に組み込まれていて、これ
は自動追跡機構２１のヘッド送シモータ２２１Ｃよって
左右に平行移動する。

−刃元メモリカード１はカード送りモータ２３により前
後に移動する。従がってレーザ光束はカード上のすべて
の点（記録ピット）上に照射させることが可能である。

以上光メモリカード１及びその書き込み・読み取り装置
２０について述べたが、本発明の目的にかなう限シにお
いて詳細部分の変更は可能である。

第４図は本発明による自動販売機用光メモリカードシス
テムの利用手順を示すフロー図である。

自動販売機３１には以上述べた光情報記録装置２０が組
み込まれていて光メモリカードの利用者が元メモリカー
ドを挿入することによシ稼動する。

システムの利用者はベンディング会社にカードの利用申
し込みをする。ベンディング会社は一定の審査を行った
後カードを作成する。このカードにはあらかじめ利用者
コードやその属性（氏名１年令、性別等）及び利用限度
額等を記録して利用者に渡す。利用者が光メモリカード
を自動販売機３１の光情報記録装置に挿入すると、装置
は直ちに光メモリカードの記憶情報を読み取り１、利用
者コードや販売可能金額を確認する。利用者が所望の商
品の購入キーを押すとその販売代金が購入可能金額以内
であれば商品の払い出しを指令するとともに、その購入
日時、販売機コード、商品コード、販売代金等全光・メ
モリカードおよび記録演算部に書き込む操作を自動的に
行う。購入代金の清算は利用者が光メモリカードを銀行
のＡＴＭ＃？利用して行う、この場合光メモリカードが
銀行のキャッジニレスカートを兼ねていれば当該銀行口
座から購入代金を引き落とすのに便利であり、またベン
ダー会社への販売代金の支払いは別途銀行が行う。

なお、ベンディング会社は、物品の補充の際に販売機の
記憶装置に記録された情報を回収し、消費動向を詳細に
把伽することが出来る。また銀行からの振込み通知との
照合によりトラブルを防止できる。

〔発明の効果〕

この発明は前述のように、光メモリカードに販売情報を
書き込み、読み出す光情報記録装置を自動販売機ごとに
設け、光メモリカードのあらかじめ記録された利用者コ
ードや利用限度額、および販売情報を読み出して利用可
能金額を確認し、さらに新たな販売全項や販売機コード
などの販売データの書き込みを行うよう構成した。その
結果、光メモリカードの記憶容量が従来の磁気カードの
それに比べて著しく大きいことを利用して必要な販売デ
ータを多数記録することが可能となシ、利用者が光メモ
リカードの記憶情報に基づいて一定期間の購入代金を後
払い方式で別途清算することができるので、既設の小金
額商品の自動販売機に元情報記録装置を取り付けるだけ
の小規模な改造でオンライン化することなくカードシス
テムを適用でき、また利用者は小銭等の持ち合わせがな
くても自動販売機を利用できるなどの利便性を備えたキ
ャッシュレス自動販売機システムを提供することができ
る。また、元メモリカードをプリペイドカード方式とす
ることも容易であシ、かつ自動販売機側にも販売記録を
残すことによシ売上げ動向や売上げ金の清算、あるいは
利用者とのトラブル防止に利用できる利点が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例における光メモリカードを示
す平面図、第２図は実施例装置における光学系を示す概
念図、第３図は実施例装置における光情報記録装置を示
す透視図、第４図はこの発明の利用方法を示すカードシ
ステム構成図である。 １・・・光メモリカード、２・・・光記録層、３・・・
情報トラック、１０・・・光学系、１７・・・記憶演算
部、２０・・・元情報記録装置、２１・・・自動追跡機
構、３１・・・キャッシュレス自動販売機。 糖 目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）使用者コード、利用限度金額等の情報があらかじめ
   記録され互いに並行な復数の情報トラックからなる光記
   録層を有する光メモリカードと、自動販売機側に設けら
   れた光学ヘッド、自動追跡機構、および記憶制御部から
   なり、前記光メモリカードが挿入されたとき光学ヘッド
   の出射レーザビームを前記情報トラック上に移動させて
   販売金額等の情報の読み取り書き込み、および確認制御
   を行う光情報記録装置を備え、前記光メモリカードの記
   録情報または記憶制御部の記録情報に基づき別途販売代
   金の清算が行われることを特徴とするキャッシュレス自
   動販売機システム。