JPH0221994A - 電解浮上装置の構造 - Google Patents

電解浮上装置の構造

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JPH0221994A
JPH0221994A JP17183388A JP17183388A JPH0221994A JP H0221994 A JPH0221994 A JP H0221994A JP 17183388 A JP17183388 A JP 17183388A JP 17183388 A JP17183388 A JP 17183388A JP H0221994 A JPH0221994 A JP H0221994A
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JP
Japan
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water
electrolytic
electrode
electrolysis
raw water
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JP17183388A
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Inventor
Takao Katsuragi
桂木 隆夫
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 汚染水質の浄化装置の1つに「電解浮上法」がある。こ
の方法は、予め凝集処理をしたフロッグに水の電気分解
によって発生する酸素及水素の気泡を附着させ、これに
よって浮力を与へたフロッグを水面上に浮上堆積せしめ
て除去する排水処理の方法である。
この電解浮上法は処理理論としては可成りの長所を有し
ながら、今尚、極めて僅かな普及実績しかないのは現在
の電解浮上法か次に述べる3つの短所を有することによ
るものである。
第1は、電極の消耗度が大きいという短所である。しか
し、この問題は近年の新らしい電極材料の開発によって
ほぼ解決されていると言ってよい。
第2は、処理される水(以下原水と称す)の水質からの
制約が多い事である。即ち、従来の電解浮上装置にあっ
ては、電極はすべて処理される原水の流通水路又は函の
中に設置されており、原水はその電極の内部を通過して
流れる構造となっている。従って電気分解をうける水(
以下電解水と称す)はフロッグを含んだ原水そのもので
あり、その原水の水質、特にその電気抵抗の大きさが、
その電気分解の効率とそれによる気泡発生量の多少を左
右する基本條伴となっているものである。この為に電解
浮上法は電気抵抗の高い水には応用出来ないとされ、又
応用出来る範囲の水の場合にも、殆んどの場合その電導
性を高める処置として食塩などのイオン結合性化合物を
添加する事が必要とされており、その為のランニングコ
ストが少なからぬ実用上の制約となっていることである
第3は、電極の大きさと重量から来る制約である。即ち
現在使用されている電解浮上装置の1例をとれば、毎時
5 m’の排水処理装置の電極面積は陽極・陰極合わせ
てloo’drn”程度であって、電極構造全体の重量
は約50kg程度である。電解浮上法における電極の大
きさは原則として処理水量に比例するが、現行の水量対
電極の割合をもって大容量の水処理装置を設計する場合
、これに要する電極の大きさ及び重量が太き(なり過ぎ
、この事が実用上の大きな制約とによって、電解浮上性
実用面の阻害要因を殆んど除去することに成功したもの
である。
に電解水のみの水路(3)を設けた事と、その電解水路
の末端部に於て浮上槽(8)の底面に開口する形で電解
槽(4)を作りその中に電極(5)を設置したことであ
る。この様な構造をもつ電解浮上装置は次の様な長所を
有するものである。
(イ)水の電気分解が原水の水質からの制約を全くうけ
ず、最も理想的な電解′水質の中で行なわれること。
(ロ)電極内部をフロッグが通過しない為に電極の間隔
を大巾に狭くする事が出来る事。
(ハ)以上2つの条件によ、り電極の面積と構造上の大
きさは現在の電極の数分の1乃至10数分辺1程度に小
さく゛する事が出来、しかも従来の電解法に比べて遥か
に低い電圧で所期の電流を流す事が出来る為電力コスト
の大巾な低下が明は連続処理装置の場合を例として記述
するがバッチ処理の場合も原理的に同一である。)(A
)電解水及電解水路 ■電解水は清水又は本装置で処理された後の放流水の1
部をもってこれに充て、この水に適宜のイオン結合性化
合物を加え、目的に最も適した水質を調製する。
■上記の調製は電解水槽(1)又は電解水路(3)の中
で行う。
■電解水の供給はポンプ(2)′によって行い、電解水
路(3)を通って電解槽(4)の低辺に流入せしめる。
■電解槽(4)の低辺に流入した電解水は下方から上方
に向って電極(5)の内部を上昇し浮上槽(8)内に流
出する。
■この電解水の流れは極めて緩慢であってそれは電解槽
(4)と浮上槽(8)との接点に生じる電解水と原水と
の混合帯が一定の限度以上に低下することを防げば足り
、毎分数mm程度の速度で良い。
■従って電解水調製に要するイオン性化合物のコストは
従来の原水添加に比べて安価となる。
(B)電解槽及電極 ■電解槽(4)は浮上槽(8)の底面下に取付けられ、
その上方は浮上槽(8)の底面と共通の開口部となる。
■電極(5)は電解槽(4)の中間部に設は下方に5c
m上方に20cm程度の空間部をおく、下方の空間(6
)は電解水の貯溜部であり、上方の空間(7)は電解水
と原水との緩衝部である。
■電極(5)は電極槽の合壁から5〜10m/m内側の
平面積に陰極板と陽極板を交互に並列させた構造である
■電極板相互の間隔は従来の電極の間隔の1/2〜1/
4の3〜7mm以下とする。従って電極の枚数は従来の
電極に比べて3〜4倍多くなるが、水の電導性が高い為
にその必要総面積は遥かに小さくてすむ。従って電極板
の巾は従来のものの数分の1程度になり得るものである
その為電極構造全体の厚みは従来の数分の1程度となり
、重量も又大巾な低下が可能となったものである。
(C)気泡の附着と浮上分離 ■電極から発生する濃厚な気泡は電解水中を上昇して浮
上槽の底面に入り、この際同じ(浮上槽底辺部側方の原
水路(14)から流入して来る原水と合流してそれと混
合する。この混合により原水中のフロッグは気泡を附着
して浮力を得、急速に上昇して水面にその堆積層(9)
を形成した後スキーマ−(15)によって除去される。
■浮上槽(8)の一方の側壁には放水槽(11)への誘
導路(10)が設けられ、浮力を持たない原水は上昇す
るフロッグと別れてこの誘導路(10)を経て放水槽(
11)に流入し、更に放水口(12)を経て系外に放出
される。
上記した様な構造を持つ電解浮上装置は■水の電気分解
が原水の影響を全く受けることなく行われること。
■電気分解は電解性能の極めて高い電解水中で行われる
為、安価な気泡を多量に発生することが出来ること。
(3)電極の大きさが従来の装置に比べて著しく小型化
されたこと。
の3点の長所を有し、従来の電解浮上装置の欠陥を殆ん
ど完全に解決し得たものである。
ポンプ 電解水路 電解槽 電極 下部空間 上部空間 浮上槽 誘導路 放水槽 放水口 反応槽 原水路 スキーマ− スラッジ排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 処理される原水の通路又は函とは別に電解用水の専用通
    路又は函を設け、この電解用水中に電極を設置して水の
    電気分解と気泡の発生を行い、その気泡を原水中に混合
    せしめる事を特徴とする電解浮上式水処理の構造。
JP17183388A 1988-07-12 1988-07-12 電解浮上装置の構造 Pending JPH0221994A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000012668A (ko) * 1999-12-17 2000-03-06 이상진 폐수처리시스템
KR20010090404A (ko) * 2000-03-25 2001-10-18 김병화 오폐수처리장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139067A (ja) * 1974-04-25 1975-11-06
JPS5628599A (en) * 1979-06-30 1981-03-20 Pioneer Electronic Corp Voice coil and its production

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