JPH02218961A - 可変容量分注装置 - Google Patents

可変容量分注装置

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JPH02218961A
JPH02218961A JP3946089A JP3946089A JPH02218961A JP H02218961 A JPH02218961 A JP H02218961A JP 3946089 A JP3946089 A JP 3946089A JP 3946089 A JP3946089 A JP 3946089A JP H02218961 A JPH02218961 A JP H02218961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
syringe
pistons
inner piston
outer piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP3946089A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Chuma
中馬 脩
Masaharu Akimoto
秋本 雅治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iatron Laboratories Inc
Mitsubishi Kagaku Iatron Inc
Original Assignee
Iatron Laboratories Inc
Mitsubishi Kagaku Iatron Inc
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Publication date
Application filed by Iatron Laboratories Inc, Mitsubishi Kagaku Iatron Inc filed Critical Iatron Laboratories Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、分析機等に使用される分注器に関するもの
であり、分注シリンジ交換を行う必要がなく、可変容量
の巾を精度よく広く取ることができるようにしたもので
ある。
〈従来の技術〉 通常各種試料の分析、その他のために試薬あるいは試料
を分取する際用いられる注射筒式分取装置(分注器、デ
イスペンサー)においては、第4図に示すように注射筒
C(シリンダ)内を摺動する押棒P(ピストン)のスト
ローク(S)と、シリンダまたはピストンの直径(ψ)
によりその分取される量が規定される。
そしてこのストロークを可変とすることにより分取量が
変更され、その分取量の巾はシリンダ内を摺動するピス
トンが上下できる力学的・機械的に無理のないストロー
ク(S)の限界がその規制値となる。
従ってその最大量はシリンダーピストンの直径(ψ)x
ストローク(S)IIIImで、最小量は機械的にコン
トロールし得るストロークの最小移動距離(S)、。で
決まり、その分取の精密度(再現性)は、直径(φ)に
対するストローク(S)の比率が高まるほど上昇する。
そのため、通常実用化されているこのような機器では、
そのストロークの機械的限界からせいぜい可変範囲が一
桁以内であり、更に小容量まで可変に使用とストローク
(s)の直径(φ)に対する比を1以下(s/φ〈1)
にすると精密度は低くなってしまう。そこで、更に小さ
い容量を分取するためには同一のストローク(S)を有
していても(φ)の小さいシリンダを用意してこれに対
応している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかるに、各種の分析、分注などを一つの装置で種々容
量を変更して行なうには容量の比が大きく変わる場合は
、その分注シリンジを交換して対応する必要があり作業
上面倒である。
〈問題点を解決するための手段〉 そこでこの発明にかかる可変容量分注装置は、一端に吐
出口を有するシリンジに、円筒状の外側ピストンを一段
または複数段摺動可能に挿入し、外側ピストンのシリン
ダ部に内側ピストンを摺動可能に挿入するとともに、内
側ピストンと外側ピストンや相隣接外側ピストンを固定
する固定部を設け、シリンジに対し内側ピストンと外側
ピストンを同時に摺動可能とし、または外側ピストンの
シリンダ部に対し内側ピストンを単独で摺動可能とした
ものである。
く作  用〉 シリンダ内を摺動するピストンを二重または放電構造と
し、内側のピストンのみ独立として摺動させるか、また
は内側ピストンと外側ピストンを固定して同時に摺動さ
せることにより小容量から大容量まで、試薬或は測定す
べきサンプルを精度よ(可変的に分取することが出来る
ようにしたものである。
く実 施 例〉 次に、この発明にかかる可変容量分注装置の一実施例を
図面に基づいて説明すると、1は一端に吐出口2を有す
るシリンジである。3はこのシリンジ1に摺動可能に挿
入した外側ピストンである。ピストン3は円筒状となっ
ていて、外周はシリンジ1の内壁に摺動するとともに、
内部は上下に貫通したシリンダ部4となっている。5は
このシリンシダ部4に摺動可能に挿入した内側ピストン
である。シリンジ1に対し、外側ピストン3と内側ピス
トン5が二重に挿入された構造となっている。6は内側
ピストン5と外側ピストン3、または外側ピストン3と
シリンジ1を固定する固定部である。固定部6は外側ピ
ストン3の駆動杆7と内側ピストン5の駆動杆8、また
は外側ピストン3の駆動杆7とシリンジ1をキイビン9
により固定する構造となっている。内側ピストン5の駆
動杆8は駆動部10に連結されている。キイビン9は係
脱自在の構造となっており、キイビン9を嵌入すること
により外側ピストン3を内側ピストン5の動きと連動さ
せたり、またキイビン9を外すことにより内側ピストン
5のみを独立で動かすことが出来る。なお、この固定部
6の構造は前記したキー構造のほか、要は内側ピストン
5と外側ピストン3が係脱自在に固定出来ればどのよう
な構造でもよい。また第3図に示すように、外側ピスト
ン3を数段重ねた場合には、相隣接外側ピストン3にも
固定部6を設け、それぞれがキイビン9により係脱自在
としておく。
装置本体(図示せず)と固定されたシリンジ1内を駆動
部10によって外側ピストン3と内側ピストン5が上下
することにより、必要な試薬或は試料がシリンジ1内に
吸引され吐出される。不連続な場合は吸入吐出口2より
直に吸入吐出され、連続的な場合は三方バルブ11を中
間に組み込みこの動作を連動させ、試薬入路12より吸
入、吐出口2より吐出する。吐出量はあらかじめ機械的
或はコンピュータのコントロールによるサーボモータの
設定位置などで規定される。
大容量可変の場合は外側ピストン3と内側ピストン5を
固定するキイビン9を手動或は機械、電気的に打ち込む
ことにより同時に動作させる。小容量可変の場合はキ内
側ピストン5のキイビン9を外し、外側ピストン3が動
かないようにキイビン9によりシリンジ1に固定し、内
側ピストン5のみ可動させる。
このようにすれば例えばシリンジ1の断面積を1cm″
とし有効可動範囲を0.5〜5cmとすれば、分注量は
0.5〜5m12となる。そして内側ピストン5の断面
積を0.1crn”とすれば、内側ピストン5のみによ
る分注量は0.05〜0.5m℃が有効範囲となり、こ
の装置−つで0.05〜5m+J2の巾の分注量が可変
的に得られることになり画期的である。
また、外側ピストン3を同心円状に数段重ね、任意の段
数を固定して作動させるようにすれば、容量の可変範囲
は一層大きなものとなる。
〈使 用 例〉 この発明の有効利用例としては、病院などで広く用いら
れている臨床診断用の多項目連続自動分析装置がある。
これらの装置は通常、血清或は尿などの液体を試料とし
、これらをいくつか分取したものに種々の試薬を加えて
混合、反応させ光学的或は電気的にその結果を測定して
種々な項目の分析を自動的、連続的に行なうものである
が、試料中に含まれる被測定対象物の含有される濃度に
よって試料と試薬の比率がある特定の比率を保たざるを
得ない。
しかるに、これらの分析装置においては通常試料の分取
範囲が1μm2〜10(20)μβ、試薬の分取範囲が
100μβ〜400μβ位であり、例えば試料中の濃度
が低いため(アンモニア。
鉄、銅等の場合)、同じ試薬量に対して試料量をもっと
増量したい場合(例えば30〜100μβ)は試料分取
用シリンジを特殊なものと交換せざるを得なく、この場
合、同時に他の項目を並行して測定することが不可能に
なる。
本発明にかかる可変容量分注装置をこのような多項目連
続自動分析装置に装着すれば、シリンジの交換をするこ
となく装置の測定プログラム設定のみで同時並行して種
々の項目が測定可能となりきわめて有用である。
〈発明の効果〉 以上述べたように、この発明にかかる可変容量分注装置
によれば、一端に吐出口を有するシリンジに、円筒状の
外側ピストンを一段または複数段摺動可能に挿入し、外
側ピストンのシリンダ部に内側ピストンを摺動可能に挿
入するとともに、内側ピストンと外側ピストンや相隣接
する外側ピストンを固定する固定部を設け、シリンジに
対し内側ピストンと外側ピストンを同時に摺動可能とし
、または外側ピストンのシリンダ部に対し内側ピストン
単独で摺動可能としたので、分取量に応じてシリンジの
交換を行うことなく、小容量から大容量まで試薬或は測
定すべきサンプルを精度よく可変的に分取することがで
き、その効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明にかかる可変容量分注装置の一実施例
を示したものであり、第1図はキイビンを嵌入した状態
の断面図、第2図はキイビンを外した状態の断面図、第
3図は外側ピストンを複数段とした断面図、第4図は従
来のシリンジを示す説明図である。 1・・・シリンジ 2・・・吐出口 3・・・外側ピストン 4・・・シリンダ部 5・・・内側ピストン 6・・・固定部 7.8・・・駆動杆 9・・・キイビン 10・・・駆動部 11・・・三方バルブ 12・・・試薬入路 C・・・注射筒 P・・・押棒 他1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端に吐出口を有するシリンジに、円筒状の外側ピ
    ストンを摺動可能に挿入し、外側ピストンのシリンダ部
    に内側ピストンを摺動可能に挿入するとともに、内側ピ
    ストンと外側ピストンを固定する固定部を設け、シリン
    ジに対し内側ピストンと外側ピストンを同時に摺動可能
    とし、または外側ピストンのシリンダ部に対し内側ピス
    トンが単独で摺動可能としたことを特徴とする可変容量
    分注装置。 2 一端に吐出口を有するシリンジに、順次径が小さく
    なる円筒状の外側ピストンを所望段数重ねそれぞれが個
    別に摺動可能なように挿入し、一番小径の外側ピストン
    のシリンダ部に内側ピストンを摺動可能に挿入するとと
    もに、内側ピストンと一番小径の外側ピストン、相隣接
    する外側ピストン、一番大径の外側ピストンとシリンジ
    を固定する固定部をそれぞれ設け、シリンジに対し内側
    ピストンと任意段数の外側ピストンを同時に摺動可能と
    し、または一番小径の外側ピストンのシリンダ部に対し
    内側ピストンが単独で摺動可能としたことを特徴とする
    可変容量分注装置。
JP3946089A 1989-02-21 1989-02-21 可変容量分注装置 Pending JPH02218961A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0894640A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Nissho Corp 分注装置
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JP2019513550A (ja) * 2016-04-12 2019-05-30 ジルソン エスアーエス 広範囲の量の液体をサンプリングするためのピペット

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