JPH02218367A - 吸収性物品のクッション材の製造方法 - Google Patents

吸収性物品のクッション材の製造方法

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JPH02218367A
JPH02218367A JP1040038A JP4003889A JPH02218367A JP H02218367 A JPH02218367 A JP H02218367A JP 1040038 A JP1040038 A JP 1040038A JP 4003889 A JP4003889 A JP 4003889A JP H02218367 A JPH02218367 A JP H02218367A
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cushion
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生理用ナプキンなどの吸収性物品のクッショ
ン材の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、生理用ナプキンにおいて、吸収要素として従来の
綿状パルプを主体としたものに対する改良として、スポ
ット吸収性、吸収速度、表面のベトッキおよび装着感な
どの改善を目的として、綿状パルプからなる吸収体の上
にクッション材層を設けることが、たとえば特開昭62
−125001号公報などによって知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記公報にみられるように、クッション材層は
単に疎水性繊維をランダムに配置しただけであって、こ
れでは十分なりッション性を得ることができない。
そこで、本出願人は、クッション材層を横断面波形に形
成することで、よりクッション性を高めることができる
ことを知見し、たとえば特願昭63−146318号に
おいて開示した。
しかし、かかるクッション材層を形成することは、当初
は一見容易にみえたが、たとえば適当な成形具を用いて
機械的に波形に成形しても、その波形が容易に復元して
しまい、所望の形状を長期にわたって保持できにくいこ
とが判った。さらに生産性を考えたとき、高速で成形す
ることができることが要求されるが、その適切な方法が
容易には見出せなかった。
そこで、本発明の主たる目的は、確実に波形に成形でき
、かつ長期にわたって形状保持性に優れ、しかも生産性
が良好なりッション材の製造方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、吸収性物品の表面シートと吸収要素との間
に設けられ、横断面ほぼ波形の合成繊維を含むクッショ
ン材を製造するにあたり;表面から突出した環状ブレー
ドがロールの長手方向に間隔を置いて複数設けられ、か
つクッション材の溶融点より高い温度に前記ブレードが
加熱されているブレードロールと、これと対向する受ロ
ールとの間に、これらが回転している状態で、クッショ
ン材の原反を通し、この原反にブレードロールによる加
圧力を作用させ、前記クッション材原反の少なくとも前
記ブレードロールがわ表面にほぼ波形を付与することで
解決できる。
〔作用〕
本発明にしたがって、ブレードロールによりクッション
材の原反に加圧力を作用させると、その加圧力によって
原反が波形に変形する。その際、ブレードロールのブレ
ードがクッション材を形成する合成繊維の溶融点より高
い温度とされているので、繊維が溶融変形して形状が復
元することがない。さらに、ロールにはブレードが複数
設けられているので、同時に複数の波を形成でき、かつ
ブレードの温度を溶融点よりかなり高めておけば高速で
波形の成形を行うことができる。さらに、後述のように
クッション材内において密度差をもたせることによって
経血の吸収速度を速めることができる。
〔発明の具体的構成〕
以下本発明をさらに詳説する。
第1〜3図は、吸収性物品としての生理用ナプキンの構
造の一例を示したもので、1は表面シート、2は不織布
で、ナプキンの長手方向の一部を除いて、前記表面シー
ト1の両側繰上にホットメルト接着剤3により相互に固
着されるとともに、前記一部部分においてはヒートエン
ボスHEによって固着されている。この不織布2は図面
に示すように、横断面リップ溝形形状をなし、内部要素
を包んでいる。
不織布2内には、同じくリップ溝形の防水紙4が内装さ
れ、そのリップ部は表面シート1の両側縁の下方に位置
している。防水紙4は内面が紙または不織布により、外
面がプラスチックフィルムにより形成されたもので、た
とえばいわゆるポリラミ防水紙として公知のものである
。この防水紙4は吸収した経血の外部への漏れを防止す
る。5は後に詳説するクッション材層で、その下側の蛇
腹台紙6と固着状態にある。この蛇腹台紙6の下方には
、ティシュなどからなる吸収紙7およびこれによって包
囲された綿状パルプからなる吸収体8が設けられている
。吸収紙7はその下面において一部重ね合わされている
一方、前記表面シート1は孔開きまたは孔無し不織布あ
るいは孔開きプラスチックフィルムからなる。孔開きプ
ラスチックフィルムを表面シートとすることは、近年一
部の生理用ナプキンに採用されている。
この表面シート1はクッション材層5とその山部でホッ
トメルト接着剤9によって相互に固着さ、れている。蛇
腹台紙6と吸収紙7ともホットメルト接着剤IOによっ
て固着されている。これによって、クッション材層5や
吸収体8などの内包物の固定化が図られている。
第1.2.3図との対比によって明らかなように、吸収
体8および吸収紙7の一部は幅狭に切除され、局部への
装着性が高められている。この幅狭部において、前記ヒ
ートエンボスHEによって不織布2、表面シー)1およ
び防水紙4が熱溶融により相互に固着されている。表面
シート1がプラスチックフィルムであれ不織布であれ熱
溶融により固着を生じる。
IIは剥離紙工2を剥離した後、ショーツに接着される
ずれ止め用ホットメルト接着剤である。
ナプキンの前後方向端部はホットメルト接着剤などによ
ってシールされている。
他方、前記クッション材層5は、実施例では、上層5A
と下層5Bとの二層積層構造とされている。この二層構
造とした理由は、クッション材層5の嵩高性を高めると
ともに、層間に空隙をもたせることなどによってクッシ
ョン性を高め、吸収速度を速めるためであり、−層や3
層以上でもよい。
本発明におけるクッション材としては、疎水性繊維であ
り、熱溶融性を有するES繊維(ポリプロピレン繊維の
まわりをポリエチレンで被覆したもの)や、ET繊維(
ポリエステル繊維のまわりをポリエチレンで被覆したも
の)などの合成繊維を主成分(80%以上が好ましい)
とするものが用いられる。このクッション材構成用繊維
の太さとしては、3〜14デニールが好ましい。上記合
成繊維は、疎水性繊維であれば、得に限定されず、クッ
ション材が不感湿性となるようなものでもよい。クッシ
ョン層の不感湿性を軽減する必要がある場合は、界面活
性剤を噴霧したり、界面活性剤溶液に浸漬する方法を用
いることができるし、レーヨン繊維などを少量含ませて
もよい。
クッション材の製法としては、ES繊維やET繊維など
の熱溶融性を有する繊維の一部を熱風スル一方式で溶融
させ、繊維を互いに結合させる方法を用いることができ
る。しかし、接着剤による繊維結合方法などを採用して
もよい。
クッション材層の外観仕上げ形態としては、平クッショ
ン性および吸収速度を向上させるので特に好ましい。
クッション材の目付としては、8 g/rd〜30g 
/ rd、これを積層して波形にしたときの目付として
は、20 g/rr! 〜90 g/rdのシートが好
ましい。密度やデニールが異なる異種を積層してもよい
。複数層のクッション材が好ましい理由は、前記理由の
ほか、生理用ナプキン等吸収性物品を製造する工程でロ
ール状の巻取状態で供給する場合、単層の厚いクッショ
ン材のロール状巻取を使用するよりは、巻取の交換回数
が少なくて済むという利点もあるからである。クッショ
ン材そのものの密度としては、OAglrd未満、特に
 0.005〜0.05 g / mが好ましい。嵩高
としては、0.5〜10 am 、特に1.0〜7.0
Mが好ましい。
前記クッション材層を製造する場合、第4〜7図のよう
な方法を採用するのが好ましい。
すなわち、第6図の(al〜(C)のように、種々の形
態で重ね合わせたクッション材原反(実施例では(al
の形態)を得るために、まず第4図のように、折り畳み
器(セーラー)20により折り畳み、次いでブレードロ
ール21とこれと対向する受ロール22との間を通し、
両ロールを密接するように加圧してクッション材原反5
0に波形を付与する。
ブレードロール21はその表面から突出した環状のブレ
ード21aをロールの長手方向に間隔を置いて多数有し
、かつクッション材の溶融点より高い温度にブレード2
1aが加熱されている。この加熱温度としては、100
〜200℃、またクッション材がES繊維、ET繊維あ
るいはそれらの混合繊維であるときにおいて160〜1
90℃、特に170〜180℃が好ましい。受ロール2
2も同様な温度もしくは若干低い温度の加熱ロールとす
るのが好ましい。ブレードロール21は、たとえば、第
5図のように、外径Φが100mm、長さしが100m
m、ブレードピッチpが5mm、ブレード先端厚みtが
1111ffiとすることができる。
このように、波形を付与したのち、その下流において、
速やかに蛇腹台紙6とクッション材の残留熱あるいは加
熱ロールによって、クッション材層と熱接着できる。ホ
ットメルト接着剤によって接着してもよい。その後の工
程は、ナプキンの構造から容易に推測できよう。
クッション材層5は少なくともナプキンの長手中央部に
あればよく、全長にわたってもよい。波の数は、好まし
くは3〜10である。実施例ではクッション材層5の底
面が、受ロールとしてフラツトな表面をもったものを用
いたので、面一となっているが、受ロールを、ブレード
ロール21の谷に対応して山をもつ波形ロールを用いれ
ば、クッション材層の下面も波形に形成できる。
上記例においては、本発明にいう吸収要素として、吸収
体8および吸収紙7から基本的に構成したが、吸収要素
とは、経血を最終的に保持する部分を言い、その構成が
限定されるものではない。
蛇腹台紙6は必須ではないが、これが存在することで、
クッション材層5の形態保持性が高まる。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明によれば、確実に波形に成形でき
、かつ長期にわたってクッション材層の形状保持性に優
れ、しかも生産性が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は生理用ナプキン構造例の一部破断乎面図、第2
および3図はそれぞれII−II線および■−■線矢視
図、第4図はクッション材層の製造方法例の斜視図、第
5図はブレードロールと受ロールとの関係図、第6図(
al〜(C1はクッション材原反の折り畳み例の概要図
、 明文である。 l・・・表面シート 4・・・防水紙 6・・・蛇腹台紙 8・・・吸収体 第7図は波形付与状態説 2・・・不織布 5・・・クッション材層 7・・・吸収紙 第1図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸収性物品の表明シートと吸収要素との間に設け
    られ、横断面ほぼ波形の合成繊維を含むクッション材を
    製造するにあたり: 表面から突出した環状ブレードがロールの長手方向に間
    隔を置いて複数設けられ、かつクッション材の溶融点よ
    り高い温度に前記ブレードが加熱されているブレードロ
    ールと、これと対向する受ロールとの間に、これらが回
    転している状態で、クッション材の原反を通し、この原
    反にブレードロールによる加圧力を作用させ、前記クッ
    ション材原反の少なくとも前記ブレードロールがわ表面
    にほぼ波形を付与することを特徴とする吸収性物品のク
    ッション材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5634632B1 (ja) * 2014-05-09 2014-12-03 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
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