JPH02217698A - Lng船の球型貨油タンク - Google Patents

Lng船の球型貨油タンク

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Publication number
JPH02217698A
JPH02217698A JP3536189A JP3536189A JPH02217698A JP H02217698 A JPH02217698 A JP H02217698A JP 3536189 A JP3536189 A JP 3536189A JP 3536189 A JP3536189 A JP 3536189A JP H02217698 A JPH02217698 A JP H02217698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
cargo oil
oil tank
spherical
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3536189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Morita
森田 秀敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3536189A priority Critical patent/JPH02217698A/ja
Publication of JPH02217698A publication Critical patent/JPH02217698A/ja
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はLNG船の球型貨油タンクに関する。
〔従来の技術〕
LNGは約−160℃の超低温の液体で通常沸騰状態に
あり、従ってLNG船では輸送中に貨油タンクから自然
蒸発により発生するボイルオフガスを船の推進用燃料と
して使用している。
この種の船舶では、近年省エネルギの観点からボイルオ
フガス量を抑え余剰ガスを出さないようにするため、貨
油タンクの防熱層を厚くする傾向があり、貨油タンクと
しては、従来、例えば、第3回船体横断面図に示すよう
に、貨油タンクO1の外面、貨油タンク01の赤道部分
を支持する竪円筒状支持スカート02の上部両面を、そ
れぞれパネル状の防熱材010を貼着したり、又は帯状
の防熱材を巻き付けることにより防熱するものが知られ
ている。
同図で、017は船体、03は適宜間隔の船倉スペース
018を設けて防熱材外装板019のほぼ上半分を包囲
する半球面状のタンクカバー  06は貨油タンクO1
の頂部に突設されたドーム07とタンクカバー03の頂
部との間に挿入されたドーム部伸縮継手である。
しかしながら、このような構造では、下記のような欠点
がある。
(1)  防熱材010.防熱材外装板019の取付は
工事等のために、防熱材外装板OI9の上側に作業員が
工事をすることができる程度の船倉スペース018を設
けるので、タンクカバー03の形状が大型化し、従って
船が大型化して船価が嵩むとともに、操舵室からの見透
しが悪化し船の安全性が低下する惧れがある。
(2)船倉スペース018の容積が比較的に大きいので
、鎖部のイナーティング作業時間が長びき、従って船の
運航率が低下する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
タンクの外形社法が小さく、かつ船倉スペースが小さい
、経済性、安全性に優れイナーティングの作業時間を短
縮するLNG船の球型貨油タンクを提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は球型貨油タンクを船体に竪円筒状の
スカートを介して支持してなるLNG船において、上記
貨油タンクの外面を適宜間隔で同心tA殻的に包囲する
流体密の球面状外殼タンクと、 −゛     上記外
殼タンクに配設された蓋付き充填口と、上記外殼タンク
と上記貨油タンクとの間の球殻状スペースに充填された
複数の粒状防熱材と、上記球殻状スペースに充填された
各粒状防熱材間のすきまを真空化し又は熱伝導率の小さ
い気体で置換するポンプ機構とを具えたことを特徴とす
る。
〔作用〕
貨油タンクの外側に適宜間隔を設けてそれを外殼的に包
囲する流体密の球面状外殼タンクと、上記貨油タンクと
上記外殼タンクとの間にそれの蓋付き充填口を経て充填
された複数の粒状防熱材とを設けているので、外殼タン
クの上側における船倉スペースが不要となる。また、充
填された各粒状防熱材間のすきまを真空化又は熱伝導率
の小さい気体に置換化するポンプ機構を設けているので
、貨油タンクの防熱層の断熱性が向上しそれの層厚を減
少することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面について説明すると、第3図と
同一の符番はそれぞれ同図と同一の部材を示し、まず、
第1回船体横断面図において、1は赤道部が竪円筒状の
スカート2を介して船体017に支持された球型貨油タ
ンク、3は貨油タンク10半径方向適宜間隔を設けて貨
油タンク1に同心外殼的に形成された流体密の球型外殼
タンクである。3aはスカート2に穿設された複数の通
気口である。
4は外殼タンク3の赤道部に水平に周設されたフランジ
状塞ぎ板5と船体017の頂板との間に挿入された伸縮
継手で、その部分断面は横向き0字状をしている。6は
貨油タンクlの頂部に突設されたドーム7に水平に周設
されたフランジ状塞ぎ板8と外殼タンク3の頂部との間
に挿入された伸縮継手である。
9は外殼タンク3の頂部に等間隔に立設された複数の蓋
付き粒状防熱材充填口、10は貨油タンク1と外殼タン
ク3との間に充填された複数の軽量粒状防熱材で、本実
施例ではポリスチレンビーズを使用している。11は外
殼タンク3に等間隔に貫設された複数の吸引管で、それ
等の各延長部には逆止弁12.真空ポンプ13゜吐出管
14が順次挿入されている。
次に、第2図部分拡大図において、15は粒状防熱材1
0が逆止弁12に流入しないように、吸引管11の開口
近傍に付設されたフィルターである。
このような装置において、貨油タンク1と外殼タンク3
との間に防熱層を形成するには、各粒状防熱材10を外
殼タンク3の充填口9から重力を利用して充填するので
、公知の構造における防熱材外装板の上側での船倉スペ
ース018(第3図参照)が不要になる。
また、充填された各粒状防熱材10の間のすきまを真空
ポンプ13等を使用して真空化するので、鎖部の断熱性
が向上し、公知の構造における防熱材010(第3図参
照)の厚さが200〜350鵡程度必要であったものが
、100〜150圏程度で済むようになる。
なお、伸縮継手4は外殼タンク3と船体017との相対
変位が小さい場合には省略することができる。また、充
填された各粒状防熱材10の間のすきまを真空化する代
わりに、そこに熱伝導率の小さいフレオン−11等を封
入してもよい。
更に、粒状防熱材10はポリスチレンビーズの代わりに
パーライト等を使用することもできる。
このような装置によれば、下記効果が奏せられる。
(1)  貨油タンクの防熱は外殼タンクの充填口から
粒状防熱材を重力を利用して充填することにより行える
ので、公知の構造における防熱材外装板の上側での船倉
スペースが不要となり、従って船が小型化し、建造原価
が低減するとともに、操舵室からの見透しが良好化し安
全性が向上する。
(2)上記(1)により船倉スペースの容積が小さくな
るので、イナーティング作業時間が短縮化し、従って船
の運航率が向上する。
(3)貨油タンクと外殼タンクとの間に充填された各粒
状防熱材のすきまを真空化又は熱伝導率の小さい気体で
封入するので、該部防熱層の性能が向上し、層厚が小さ
くて済み、従って外殼タンクの外形が小型化し、船の経
済性及び安全性が向上する。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、球型貨油タンクを船体に竪円
筒状のスカートを介して支持してなるLNG船において
、上記貨油タンクの外面を適宜間隔で同心外殼的に包囲
する流体密の球面状外殼タンクと、 °゛上記外殼タ ンクに配設された蓋付き充填口と、上記外殼タンクと上
記貨油タンクとの間の球殻状スペースに充填された複数
の粒状防熱材と、上記球殻状スペースに充填された各粒
状防熱材間のすきまを真空化し又は熱伝導率の小さい気
体で置換するポンプ機構とを具えたことにより、タンク
の外形寸法が小さく、かつ船倉スペースが小さい、経済
性、安全性に優れイナーティングの作業時間を短縮する
LNG船の球型貨泊タンクを得るから、本発明は産業上
極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す船体横断面図第2図は
第1図吸引管部の部分拡大図である。 第3図は公知のLNG船の球型貨油タンクを示す船体横
断面図である。 1・・・貨油タンク、2・・・スカート、3・・・外殼
タンク、3a・・・通気口、4・・・伸縮継手、5・・
・塞ぎ板、6・・・伸縮継手、7・・・ドーム、8・・
・塞ぎ板、9・・・充填口、10・・・粒状防熱材、1
1・・・吸ヴ[管、12・・・逆止弁、13・・・真空
ポンプ、14・・・吐出管、15・・・フィルター 017・・・船体、018・・・船倉スペース、第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 球型貨油タンクを船体に竪円筒状のスカートを介して支
    持してなるLNG船において、上記貨油タンクの外面を
    適宜間隔で同心外殼的に包囲する流体密の球面状外殼タ
    ンクと、 上記外殼タンクに配設された蓋付き充 填口と、上記外殼タンクと上記貨油タンクとの間の球殼
    状スペースに充填された複数の粒状防熱材と、上記球殼
    状スペースに充填された各粒状防熱材間のすきまを真空
    化し又は熱伝導率の小さい気体で置換するポンプ機構と
    を具えたことを特徴とするLNG船の球型貨油タンク。
JP3536189A 1989-02-15 1989-02-15 Lng船の球型貨油タンク Pending JPH02217698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3536189A JPH02217698A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 Lng船の球型貨油タンク

Applications Claiming Priority (1)

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JP3536189A JPH02217698A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 Lng船の球型貨油タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02217698A true JPH02217698A (ja) 1990-08-30

Family

ID=12439751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3536189A Pending JPH02217698A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 Lng船の球型貨油タンク

Country Status (1)

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JP (1) JPH02217698A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7520232B2 (en) 2003-09-24 2009-04-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Tank covers and ships
JP2016016807A (ja) * 2014-07-10 2016-02-01 三菱重工業株式会社 運搬船

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7520232B2 (en) 2003-09-24 2009-04-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Tank covers and ships
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