JPH02217114A - 回動式板材折曲機 - Google Patents

回動式板材折曲機

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JPH02217114A
JPH02217114A JP3553489A JP3553489A JPH02217114A JP H02217114 A JPH02217114 A JP H02217114A JP 3553489 A JP3553489 A JP 3553489A JP 3553489 A JP3553489 A JP 3553489A JP H02217114 A JPH02217114 A JP H02217114A
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JP
Japan
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bending
mold
bending machine
plate material
movable mold
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JP3553489A
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Etsuo Nakaya
中矢 悦男
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は板材を任意の角度のV型に折り曲げる板材折
曲機に関する。
〔従来の技術と解決すべき課題] 建築用品などの内外装部材などは、概ね幅1000mm
まで、長さ500〜60001Il111であッテ、比
較的薄い0.2〜2.0mm位の薄鋼板、非鉄金属板や
プラスチック板などの板材を折曲加工されて用いられて
いる。このような板材の折曲加工は従来、たとえば第1
1図に示すような板材折曲機によって為されている。す
なわち、板材折曲機は側面7字状の固定金型1と、その
固定金型1の■溝に突入して板材2を押圧し、その板材
2にV型の折曲加工を施す可動金型3と、その可動金型
3を往復動させるエキセン装置4と、エキセン族W4の
回転運動を直線往復運動に規制するガイド5を備え、こ
れら固定金型1.可動金型3.エキセン装置4及びガイ
ド5から構成される機構が側面コ字状のフレーム6に複
数配設されて構成されている。エキセン装置4は図示し
ないモータによって減速機等を介して回転駆動させられ
る。一方、可動金型3はエキセン装置4のエキセン内輪
7の上死点と下死点との構造的限定間でガイド5に沿っ
て直線往復運動させられるのである。
このような板材折曲機はエキセン装置4の回転力がその
ままエキセン内輪7を介して可動金型3に伝達され、板
材2の折曲力とされるため、板材2の板厚が比較的厚い
場合や、折曲長さが長い場合には大きな駆動力と直径の
大きなエキセン装置4とエキセン内輪7を必要とする。
このため、大きなモータとエキセン装置4などを配設す
るための大きなフレーム6を必要とし、機構が複雑かつ
大がかりとなり装置コストの高いものとなっていた。
更に、可動金型3の往復動を規制するガイド5によって
、ガイド5の軸方向と直角方向の動きを充分に規制する
ことは、ガイド5の摺動部に微妙な一定のクリアランス
を必要とするため困難であった。また、後述する油圧方
式に比べ比較的簡便な機構の割に故障が多いという問題
があった。
しかも、構造上エキセン装置4では大きな力を伝達する
ことが出来ないため、可動金型3による加圧力が小さく
板材2の折曲部の曲率半径は大きいものであった。
板材2の折曲部の曲率半径を充分小さくするため、また
精度を上げるには、固定金型1と可動金型3との押圧力
を大きくする必要がある。そこで、エキセン装置4に代
えて、比較的高加圧力が得られる油圧シリンダが用いら
れることとなる。
しかし、油圧シリンダは大きな力が得られる反面、−層
大きなフレーム6と強度の高い金型1゜3を必要とする
とともに装置全体が大きくなり、また油圧機器を制御す
る制御装置などの全体のコストが高くかつ構造上微調整
の複雑困難なものとなっていた。しかも、折曲部の曲率
半径が比較的大きくても良い精度のラフな製品、たとえ
ば建築用内外装材などにあっては非常に高価な従来の油
圧式折曲装置を使用するのは製品コストを上昇させるだ
けで必要性がなく却って無駄であった。
そこで、本発明者は従来の薄板用とされているエキセン
形の板材折曲機と比較してコスト、便宜性、折曲力、精
度の向上を図り、尚かつ構造を簡略化し、部品点数、駆
動部、摺動部を極力減らした再調整や故障のすくない耐
久性のある板材折曲機を得ることを目的に鋭意、研究を
重ねた結果、従来にない新規な着想を得て本発明に至っ
たのである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る回動式板材折曲機の要旨とするところは、
板材を任意の角度のV型に折り曲げる折曲機であって、
(a)固定金型を取付ける金型取付は部を備えたベース
と、(b)前記固定金型と相対向し押圧して板材を任意
の角度のV型に折り曲げる可動金型を取付ける金型取付
は部を備え、前記ベースに回動可能に設けられた回動ア
ームと、(C)前記可動金型を前記固定金型の方向に押
圧させるように回動アームを回動させる駆動手段とを備
えて構成したことにある。
また、本発明に係る回動式板材折曲機において、特に好
ましい形態として、前記回動式折曲機の回動アームの回
動中心が、可動金型と固定金型とによって板材が挟まれ
、該板材が折り曲げら°れる折曲開始点と折り曲げが終
了する折曲終了点とを結ぶ線分のほぼ二等分線上にある
ことを要旨とするものである。
〔作 用〕
かかる本発明の回動式折曲機によれば、ベースに取付け
られた固定金型と回動アームに取付けられた可動金型と
が、駆動手段によって押圧させられる。固定金型の上に
設置された板材に対して可動金型は円弧を描きながら接
近して押圧し、固定金型と可動金型とによって挟まれた
板材は塑性変形により折り曲げられる。
その際、板材と回動アームの回動中心との位置関係から
、可動金型は板材に対して回動アームの半径方向に若干
のすべりを伴うこととなる。しかし、回動アームの腕の
長さは、固定金型と可動金型とによって板材が塑性変形
させられる折曲開始点と折曲終了点との線分の長さに比
較して充分長く、折曲開始点と折曲終了点との間におけ
る可動金型の運動はほぼ直線運動と見做し得るものであ
る。換言すれば、可動金型の回動アーム半径方向のすべ
りはほとんど無視でき、ズレのない精度の高い折曲製品
を得ることができる。
特に、回動アームの回動中心を、折曲開始点と折曲終了
点とを結ぶ線分のほぼ垂直二等分線上に配置することに
より、可動金型は折曲開始点から垂直二等分線上までは
半径方向外側へ押し出すように動き、次いで垂直二等分
線上から折曲終了点までは半径方向内側へ引き込むよう
に動くこととなる。したがって、可動金型の回動アーム
半径方向の動きは板材に対し押しと引きの相殺運動とな
り、計算上の数値よりも実質的な数値は小さく、実際的
にはより一層、精度の高い折曲製品を得ることができる
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づき、詳しく説明する
第1図及び第2図に本発明に係る回動式板材折曲機10
を示す。回動式板材折曲機10はベース12と、回動ア
ーム14と、駆動手段16とから構成されている。
ベース12は鋳物あるいは鋼によって構成された構造体
であり、家屋床面に設置されている。ベース12には固
定金型18を取付けるための金型取付は部20と、回動
アーム14を回動可能に取付けるヒンジ部22とが設け
られている。
金型取付は部20は固定金型18の自重と固定金型18
に作用させられる力とに耐え得る大きさと強度を備え、
必要に応じて折り曲げる板材の角度法めの調整が金型取
付は部20によってなされる。固定金型18は概ねV溝
形状の成形部を備え、■溝の幅、角度、形状は板材性状
による剛性やスプリングバックの量などを考慮して経験
によって定められている。
ヒンジ部22は折り曲げるべき板材26の寸法を考慮し
て固定金型18から所定の間隔をあけて設けられ、回動
アーム14を回動可能にベース12に固定している。ヒ
ンジ部22のピン28の直径は折り曲げる板材26の厚
みや折曲長さや材料の抗張力などから、作用させられる
最大剪断応力に充分耐える径と面長さとが設定されてい
る。
ヒンジ部22に回動可能に固定された回動アーム14は
、ヒンジ部22から他端に設けられた金型取付は部30
へ行くにしたがい断面係数が小さくなるように構成され
ている。回動アーム14に作用する曲げモーメントは金
型取付は部30からヒンジ部22へ行く程大きくなり、
ヒンジ部22で最大曲げモーメントが作用するからであ
る。
回動アーム14の他端に設けられた金型取付は部30は
容易に変形し得ない剛体構造とされ、回動アーム14に
螺着あるいは溶着、嵌め合いなどによって固着されてい
る。金型取付は部30の固定金型18に対向する面には
、可動金型24がボルトなどの所定の治具金具により取
付けられている。可動金型24はその先端部が固定金型
18の■溝部に突入させられ、固定金型18と可動金型
24との間に設置された板材26を押圧してV型に折り
曲げる。
回動アーム14のヒンジ部22からは、金型取付は部3
0と反対方向に受荷部材32が一体的に設けられている
。受荷部材32はベース12との間に配設された油圧シ
リンダ34とともに回動アーム14を回動させる駆動手
段16を構成している。受荷部材32とベース12との
間には図示しない引張コイルスプリングが配設されてい
て、常時、受荷部材32は仮想線で示すようにベース1
2側へ引っ張られている。なお、引張コイルスプリング
に替えて補助シリンダを配設し、補助シリンダによって
強制的に回動アーム14を開口させるように構成しても
良い。一方、油圧シリンダ34のピストンロッド36の
先端は受荷部材32の下面に当接させられていて、図示
しない油圧ポンプにより圧送されてきた油圧により受荷
部材32を介して回動アーム14を回動させるようにさ
れている。
かかる本実施例の回動式板材折曲機10において、可動
金型24とヒンジ部22の回動中心との“距離と、ヒン
ジ部22の回動中心と受荷部材32のピストンロッド3
6からの受荷位置との距離の比を仮に2対1に設定した
場合、油圧シリンダ34の能力は板材26の折曲に必要
な力の2倍を要することとなる。板材26の折曲力は、
板材26の厚みや折曲面長さ更には性質などによって異
なるが、実際上概ね1〜80ton程度で良く、油圧シ
リンダ34はその能力が2〜150ton程度のものを
使用し得て、また必要に応じて油圧シリンダ34を複数
設けて所定の能力を得ることとなる。
また、油圧シリンダ34から押出されるピストンロッド
36の長さの2倍の長さが可動金型24と固定金型18
との間に確保し得て、複数工程で加工された板材26の
挿着や取り出し作業などが従来より遥かに容易となる。
第3図に示すように、本発明に係る回動式折曲機の回動
アーム14はヒンジ部22の回動中心Oから可動金型2
4までの距離は、板材26の規格幅は通常914mm又
は1000mmであることから実用的にその2分の1程
度で良く、700mmまでで設定し得る。一方、固定金
型18の上に設置された板材26を可動金型24により
折り曲げを開始する折曲開始点Xと折り曲げが終了する
折曲終了点Yとの距離は実用経験上約10mmまでであ
る。
回動アーム14の回動中心Oが固定金型18に対して如
何なる位置にあるかは、可動金型24の板材26に対す
る動きと関連する。
たとえば、第4図に示すように、折曲開始点Xが図中点
Aにあり、折曲終了点Yが図中点Bにあるとき、可動金
型24は板材26を回動アーム14の半径方向外側へ押
し出すように動くこととなる。また、折曲開始点Xが図
中点Bにあり、折曲終了点Yが図中点Cにあるとき、可
動金型24は板材26を回動アーム14の半径方向内側
へ引き込むように動くこととなる。いずれの場合におい
ても、上述の条件で可動金型24は回動アーム14の半
径方向に約0.07 mm移動するのみで、はとんど無
視することができる程度である。
特に、第3図に示すように、回動アーム14の回動中心
Oを折曲開始点Xと折曲終了点Yとを結ぶ線分のほぼ垂
直二等分線上にあるようにすると、可動金型24の回動
アーム14の半径方向の移動は0.02mm以下であり
、尚且つX−8間は板材26を押出し、B−Y間は板材
26を引き込むように作用し、可動金型24の動きは実
際上、直線運動と見做すことができる。
以上、詳述したところから明らかなように、本実施例に
係る回動式板材折曲機10は構造上精度の高い実用的折
曲加工を行うことができる。
ところで、板材26に折曲加工を施す場合、可動金型2
4を折曲開始点Xの直前に止めて、板材26の位置決め
をする必要性がある。そこで、油圧シリンダ34に圧送
される油量を二段階に制御し得るようにするのが好まし
い。この場合、まず可動金型24が折曲開始点Xにくる
までは急速に油を圧送し、折曲開始点Xの直前で油の圧
送を停止して板材26の位置決めをし、その後は徐々に
油を圧送して板材26に折曲加工が施される。更に、稼
動金型24の上昇工程もこれにならえば、加工を伴わな
い可動金型24の移動時間を短縮でき、生産性が向上し
得ることとなる。
以上、本発明の一実施例を詳述したが、本発明はその他
の形態でも実施し得るものである。
たとえば、第5図に示すように、油圧シリンダ38のピ
ストンロッド40を滑節42で折曲可能に構成するとと
もに、滑節42に油圧シリンダ44を設けて、その油圧
シリンダ44によりピストンロッド40の滑節42にお
ける折り曲げを制御し得るように構成しても良い。
本例によれば、油圧シリンダ44によって油圧シリンダ
38のピストンロッド40が実線で示す直線状に伸ばさ
れたとき、可動金型24が板材26の折曲開始点の直前
に停止させられる。その状態で板材26の位置決めが為
され、次いで油圧シリンダ38からピストンロッド40
が押出されて板材26に折曲加工が施される。
板材26の折曲加工終了後、可動金型24が折曲開始点
にまで戻った時点で油圧シリンダ44のピストンロッド
が延び出され、油圧シリンダ38のピストンロッド40
が滑節42で折り曲げられる。ピストンロッド40が仮
想線で示す位置に折り曲げられると、仮想線で示すよう
に可動金型24は急速且つ任意の設定位置まで固定金型
18の上空に振り上げられ、複数工程折り曲げられた製
品である板材26の取り出しが容易にされる。
また、第6図に示すように、回動アーム46を回動させ
る油圧シリンダ48は回動アーム46七ベース50との
間に挟まれた位置に配設し、油圧シリンダ48の引張力
によって可動金型24を固定金型18に押圧させるよう
に構成しても良い。
以上の実施例において、回動アームを回動させる駆動手
段として油圧シリンダを用いていたが、その他油圧以外
の液圧を利用したシリンダでも良く、更にその手段でも
可能である。
たとえば、前述の第6図において、油圧シリンダ48に
替えてエキセントリック機構を採用することも可能であ
る。
また、第7図に示すように、ベース52上に減速動力伝
達装置53をヒンジ54により回動可能に設け、その減
速動力伝達装置53に突設させた雄螺子部材56をモー
タ58にて回転させるように構成するとともに、回動ア
ーム60に設けられた受荷部材62にヒンジ64を介し
てd(を螺子部材66を設け、雄螺子部材56と雌螺子
部材66とを螺合させて、駆動手段68を構成しても良
い。
本例においては、モータ58により雄螺子部材56が位
置固定に回転させられることによって、IJj【螺子部
材56と螺合させられた雌螺子部材66が上下動させら
れることとなる。
更に、第8図に示すように、図示しないモータによりエ
キセンシャフト70を回転させるように構成するととも
に、エキセンシャフト7oのピン72と、回動アーム7
4の受荷部材76に設けられた係合孔78とを係合させ
、これにより駆動手段80を構成することも可能である
。エキセンシャフト70によって大きな力を伝達させる
のは不合理のようではあるが、軽荷重である場合などに
利用し得ることとなる。
更に、第9図に示すように、回動アーム82とその回動
アーム82をベース84に回動可能に取付けるシャフト
86とを一体的に固定し、そのシャフト86をたとえば
図示しない液圧シリンダ液圧モータあるいは電動モータ
とギヤ、クランク機構等との組み合わせなどによる軸回
転機構によって回動させ、もって回動アーム82を回動
させるように構成しても良い。
また、シャフトと回動アームとを固定せず、回動アーム
のみを前述の方法でシャフトと摺動駆動させることも可
能である。
その他、第10図に示すように、回動アーム88を回動
させる油圧シリンダ90をベース92内に配設し、本発
明に係る回動式板材折曲機のコンパクト化を図るなど、
本発明折曲機は種々の形態に設計し得るものであるのは
勿論である。
以上、いずれの実施例においても、ヒンジ部におけるシ
ャフトと回動アームとの摺動角度は約10度前後であり
、摩擦面積が少なく焼付き等の不具合が生ずることはな
い。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明した
が、本発明に係る回動式板材折曲機は上述の実施例に限
定されるものではない。たとえば、油圧シリンダなどの
駆動手段を複数設けることは可能であり、折曲長さが長
いものについては好ましい。この場合、可動金型による
押圧力のバランスを取るためには、駆動手段は2つであ
るのが好ましい。
また、固定金型や可動金型の形状、構造については図示
するものに限定されないことは勿論である。更に、回動
アームやベースの構造などについても、折り曲げるべき
板材の材質や折曲長さなど、折曲機の設定条件に基づい
て種々設計し得るものである。
更に、金型取付は部は油圧機構あるいは螺子やテーパ一
部材などの機械的機構などによって三次元的に位置調整
ができるようにしたり、また、固定金型の水平度や固定
金型と可動金型との平行度やクリアランスの微調整がで
きるようにする等、その他従来から公知の調整機構を採
用し得ることは当然である。
更に、本発明に係る回動式板材折曲機をユニット化し、
通常単一で稼動させられる2台の回動式板材折曲機を他
機種間で同時に連動させて長尺の板材を一度で折り曲げ
る等、システム化することも可能である。また、板材の
設定位置を定めるハックゲージ等、便宜性を向上させる
ための補助装置を配設し得るものであることは勿論であ
り、更に、板材を切断するための切断装置を取付は得る
ように構成することも可能である。
その他、可動金型に■溝を備えたダイスを、方固定金型
に可動金型の■溝に突入させられるポンチをそれぞれ取
り付ける等、絞り、打抜き等の作業も可能であるなど、
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識
に暴づき種々なる変形、改良、修正を加えた形態で実施
し得るものである。
〔発明の効果〕
かかる本考案の回動式板材折曲機はベースと回動アーム
とその回動アームを回動させる駆動手段とから構成され
、従来の板材折曲機と比較して構造が大幅に簡略化され
ているため、装置コストが大幅に低減でき、もって製造
コストの低減を図ることが可能となる。また、機構上僅
かに摺動する回動摺動部があるのみで、回転摺動部や直
線運動への案内摺動部などがないため、装置の精度や耐
久性がより長く保たれ、且つ構造上より高い押圧荷重を
確保でき得ることとなる。
更に、回動アームに固定された可動金型は、その可動金
型が板材に折曲加工を施す作動区間においては、はぼ直
線運動を示し、精度の高い折曲加工を行うことができる
。しかも、必要に応じて回動アームを大きく回動させて
、可動金型と固定金型とを大きく引き離すことができる
ため、複数工程での折曲加工後の製品板材をも容易に挿
着しまた取り出すことができ、更に一工程内で回動スピ
ドや停止位置の設定変更が任意にできるなど、本発明は
回動式構造のため従来の折曲機にはない優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る回動式板材折曲機の一
実施例を示す図であり、第1図は正面図第2図は平面図
である。第3図及び第4図はそれぞれ、本発明に係る回
動式板材折曲機の作動を説明するための説明図である。 第5図、第6図、第7図、第8図、第9図及び第10図
はいずれも本発明に係る回動式板材折曲機の他の実施例
をそれぞれ示す正面図である。 第11図は従来の板材折曲機の一例を示す正面図である
。 10;回動式板材折曲機 12.50,52,84.92;ベース18;固定金型 20;金型取付は部 56;雌螺子部材 58;モータ 66;雌螺子部材 70;エキセンシャフト 22;ヒンジ部 26;板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板材を任意の角度のV型に折り曲げる折曲機であ
    って、 固定金型を取付ける金型取付け部を備えたベースと、 前記固定金型と相対向し押圧して板材を任意の角度のV
    型に折り曲げる可動金型を取付ける金型取付け部を備え
    、前記ベースに回動可能に設けられた回動アームと、 前記可動金型を前記固定金型の方向に押圧させるように
    回動アームを回動させる駆動手段とを備えて構成したこ
    とを特徴とする回動式板材折曲機。
  2. (2)前記請求項第1項に記載の回動式板材折曲機にお
    いて、 前記回動アームの回動中心が、可動金型と固定金型とに
    よって板材が挟まれ、該板材が折り曲げられる折曲開始
    点と折り曲げが終了する折曲終了点とを結ぶ線分のほぼ
    垂直二等分線上にあることを特徴とする回動式板材折曲
    機。
JP3553489A 1989-02-14 1989-02-14 回動式板材折曲機 Pending JPH02217114A (ja)

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