JPH0221655Y2 - - Google Patents

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JPH0221655Y2
JPH0221655Y2 JP19525885U JP19525885U JPH0221655Y2 JP H0221655 Y2 JPH0221655 Y2 JP H0221655Y2 JP 19525885 U JP19525885 U JP 19525885U JP 19525885 U JP19525885 U JP 19525885U JP H0221655 Y2 JPH0221655 Y2 JP H0221655Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
seat
mesh
spring
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JP19525885U
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JPS62104073U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はイオン交換樹脂等の異物を含む液体を
移送する配管中に用いる弁の構造に関するもので
ある。
(従来技術) 従来、イオン交換樹脂等の異物を含む液体を移
送する場合、使用する弁としてはボール弁、ダイ
ヤフラム弁、ピン 弁等、弁座がソフトタツチタ
イプの弁が用いられてきた。しかし、これらは次
に示す欠点がある。
1 ソフトタツチの弁座に前記異物がかみ込みや
すく、かみ込んでしまうと弁座漏洩がさけられ
ない。
2 ボール弁の場合、一次側、二次側の圧力が逆
転した場合弁座漏洩を起しやすい。
3 ソフトタツチタイプの弁の場合、耐放射線
性、耐圧部材としての信頼性等に問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した如く、異物を含む液体が配管中の弁で
開閉される場合、弁体と弁座間に異物が引掛らな
いようにし、弁体と弁座がメタルタツチで確実な
閉塞ができ、有毒物質や放射性物質を含む液体を
扱う場合でも信頼性の高い弁を提供しようとする
ものである。
(考案による解決手段) 弁蓋の下部にアングル型の弁箱を固着し、弁蓋
内には弁棒の下端に取付けたコーン状先端を有す
る弁体を上下動可能に嵌挿し、一方下半分に多数
の孔を有するメツシユ筒を弁蓋の内周面で上下に
摺動可能に設け、該メツシユ筒の中央部内側に設
けられ、かつ弁開時に弁体に設けたピンと係合す
るスプリング座と弁体上部に嵌挿したスプリング
押え間に圧縮ばねを間装させた。かくして、弁の
半閉時にはメツシユ筒が水平段部に当接して、メ
ツシユによつて異物が弁座部に流れていくのを防
止し、完全な弁機能を発揮できるようにした。
さらに、弁箱の屈曲部に、弁座に隣接する水平
段部を設け、該水平段部に前記メツシユ筒が弁閉
時に当接するようにした。
(実施例) 第1図に基いて説明する。1は弁蓋で、ガスケ
ツト2を介しアングル型をした弁箱3に固着され
ている。4は弁蓋1内を軸方向に可動な弁棒で、
その先端に弁体5が嵌つている。弁体5は弁棒4
にはめ輪6によつて固定されている。7ははめ輪
6の上部に嵌挿されたスプリング押えで、該スプ
リング押え7のボス部は弁体5の上部に形成され
た凹部6a内に嵌つている。7aはスプリング押
え7の上部フランジで、その外径は弁体5の外径
より大である。フランジ部7aの下面には断面コ
型の環状凹溝が形成されている。
9は弁蓋1の内周面に上下に摺動可能に嵌挿さ
れたメツシユ筒で、その中央部内面にスプリング
座9aを有している。該スプリング座9aと上部
フランジ7a間に圧縮スプリング8が嵌つてい
る。10は弁体5に固設したピンで、該ピンで弁
の全開動作時にメツシユ筒9を引上げることがで
きる。前記スプリング8は弁の半開及び全閉時に
メツシユ筒9に適当な締付面圧を与えている。又
前記メツシユ筒9はメツシユ11の保護の役割り
をし、下側約半分は円筒部に多数の小孔を有して
いる。
前記弁体5は金属製でその先端5aがコーン状
をなし、該コーン状先端5aに対応し、金属製で
アングル型弁箱3の屈曲部に設けた弁座3aもコ
ーン状となつている。
弁箱3はアングル型となしているので、液は水
平方向に流入し、弁座部を通り垂直方向に落下す
る構造となつている。そして弁座3aの部分にも
しも残留異物があつたとしても、重力で直ちに落
下するようになつている。
(作用) 1 弁棒4を上昇させて弁を開にすると、異物を
含む液体は弁箱を水平に流入し、弁座3aの部
分で垂直下方に流下する(第2図)。
2 第3図の如く弁半閉のため弁棒4を押し下げ
ると、弁体5と共にスプリング押え7を介し圧
縮スプリング8も押下げられる。するとスプリ
ング座9aを介しメツシユ筒9が降下し、下端
が弁座3aに隣接する水平段部3bに当接す
る。この状態で液が流れると異物はメツシユで
ストツプされ液体のみ流れる。
3 半閉時に液中の異物11はメツシユでストツ
プされるが、もし弁座3aに異物が残留してた
とすると、液流で除去される。
4 次に、ある時間遅れをもつて弁体5が降下
し、弁座3aと密着することにより流体を閉止
する(第4図)。
(効果) アングル型の弁箱の屈曲部に、弁座に隣接して
設けられた水平段部に対応してコーン状の先端部
を持つた弁体を上下動可能に設け、弁体の上下動
によつてメツシユ筒を上下するようにした。しか
もメツシユ筒と弁体とはタイムラグを以て作動す
るので、弁体全閉時の半閉時にメツシユ筒が弁座
近傍に当接し、液中の異物を完全にストツプさせ
ることができる。そしてこれ以前に弁座部に残留
していた異物は液で流下されるので、弁座は弁体
で完全かつ確実に閉塞される。
このように完全な閉塞が可能であるから危険物
を含む液体を扱う場合でも、安心して弁の開閉を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る弁の断面図。第2図〜第
4図は弁の作動説明図で、第2図は全開、第3図
は半閉そして第4図は全閉時の状態を示す。 図において;1……弁蓋、2……ガスケツト、
3……弁箱、3a……弁座、3b……水平段部、
4……弁棒、5……弁体、5a……(弁体のコー
ン状)先端、6……はめ輪、6a……凹部、7…
…スプリング押え、8……圧縮スプリング、9…
…メツシユ筒、9a……スプリング座、10……
ピン、11……異物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁蓋1と該弁蓋の下部に固着されたアングル型
    の弁箱3を具え、弁蓋1内には弁棒4の下端に取
    付けたコーン状先端を有する弁体5を上下動可能
    に嵌挿し、一方下半分に多数の孔を有するメツシ
    ユ筒9を弁蓋1の内周面で上下に摺動可能に設
    け、該メツシユ筒9の中央部内側に設けられ、か
    つ弁開時に弁体5に設けたピン10と係合するス
    プリング座9aと弁体上部に嵌挿したスプリング
    押え7間に圧縮ばね8を間挿させ、さらに弁箱3
    の屈曲部に、弁座3aに隣接する水平段部3bを
    設け、該水平段部3bに前記メツシユ筒9が弁半
    閉時に当接するようにしたことを特徴とする異物
    を含む液移送配管用弁。
JP19525885U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0221655Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19525885U JPH0221655Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JP19525885U JPH0221655Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62104073U JPS62104073U (ja) 1987-07-02
JPH0221655Y2 true JPH0221655Y2 (ja) 1990-06-11

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ID=31152984

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JP19525885U Expired JPH0221655Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62104073U (ja) 1987-07-02

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