JPH0221618Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221618Y2 JPH0221618Y2 JP3621584U JP3621584U JPH0221618Y2 JP H0221618 Y2 JPH0221618 Y2 JP H0221618Y2 JP 3621584 U JP3621584 U JP 3621584U JP 3621584 U JP3621584 U JP 3621584U JP H0221618 Y2 JPH0221618 Y2 JP H0221618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- friction material
- clutch
- clutch plate
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002783 friction material Substances 0.000 claims description 14
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の対象及び利用分野〕
本考案は、クラツチデイスクのヒステリシス機
構の改良に関するものであり、自動車用クラツチ
デイスクとして利用される。
構の改良に関するものであり、自動車用クラツチ
デイスクとして利用される。
一般にクラツチデイスクのヒステリシス機構
は、クラツチハブとクラツチプレートとの間に摩
擦材と該摩擦材を押えるスラストプレートとスラ
スト力を出す皿ばねとによつて構成される。
は、クラツチハブとクラツチプレートとの間に摩
擦材と該摩擦材を押えるスラストプレートとスラ
スト力を出す皿ばねとによつて構成される。
しかしながら、この従来技術では摩擦材、スラ
ストプレート、皿ばねを収容するため、また皿ば
ねの位置ずれ防止のためにクラツチプレートに絞
りをつけなければならなく、そのためのプレス工
程が要つたり、精度確保が必要であつたりして高
価なものになる、という問題があつた。
ストプレート、皿ばねを収容するため、また皿ば
ねの位置ずれ防止のためにクラツチプレートに絞
りをつけなければならなく、そのためのプレス工
程が要つたり、精度確保が必要であつたりして高
価なものになる、という問題があつた。
〔技術的課題〕
そこで本考案は、上記クラツチプレートの絞り
をなくして、余分なプレス工程をなくし、特別の
精度確保も要しないようにすることを、その技術
的課題とするものである。
をなくして、余分なプレス工程をなくし、特別の
精度確保も要しないようにすることを、その技術
的課題とするものである。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、摩擦材と、該摩擦材に当接する環状平面
部と該環状平面部の内周側に位置してクラツチプ
レートに当接する複数の板ばね部と該環状平面部
の外周側に位置してクラツチプレートの孔に嵌入
する複数の爪部とを有するばね部材を、クラツチ
ハブのフランジとクラツチプレートとの間に配す
ることである。
手段は、摩擦材と、該摩擦材に当接する環状平面
部と該環状平面部の内周側に位置してクラツチプ
レートに当接する複数の板ばね部と該環状平面部
の外周側に位置してクラツチプレートの孔に嵌入
する複数の爪部とを有するばね部材を、クラツチ
ハブのフランジとクラツチプレートとの間に配す
ることである。
これにより、従来のスラストプレートと皿ばね
とが一部材で製作でき、その収容スペースが少な
くて済む。またその爪部をクラツチプレートに嵌
入するため位置ずれが生じない。従つてクラツチ
プレートに絞りを設ける必要がない。
とが一部材で製作でき、その収容スペースが少な
くて済む。またその爪部をクラツチプレートに嵌
入するため位置ずれが生じない。従つてクラツチ
プレートに絞りを設ける必要がない。
以下、上記技術的手段を実施例について説明す
る。第１図は本考案のクラツチデイスクの断面図
であり、クラツチフエーシング１がデイスクプレ
ート２の外周に作動的に結合され、該デイスクプ
レート２と並行にサブプレート３が一体結合され
ている。該両プレート２，３間にはクラツチハブ
４のフランジ部４ａが位置し、ダンパ装置７が該
フランジ部４ａと前記両プレート２，３の開口部
に介装され該フランジ部４ａと該両プレート２，
３との相対回動変位を弾性的に許容している。該
デイスクプレート２と該フランジ部４ａとの間に
はスラストワツシヤ５が配され、該フランジ部４
ａと前記サブプレート３との間にはフランジ部４
ａ側から摩擦材６およびばね部材８が順次配され
ている。ばね部材８は第２図に示すように、摩擦
材に当接する平面部８ａとその外周部に設けられ
た複数個の詰８ｂと内周部に設けられた複数個の
板ばね部８ｃとから成り、詰部８ｂはサブプレー
ト３の孔３ａに嵌入してサブプレート３と一体回
動をしかつ位置ずれを生じないよう、また、板ば
ね部８ｃはその内端部をサブプレート３に圧接し
てばね力を生ずるよう組付けられている。
る。第１図は本考案のクラツチデイスクの断面図
であり、クラツチフエーシング１がデイスクプレ
ート２の外周に作動的に結合され、該デイスクプ
レート２と並行にサブプレート３が一体結合され
ている。該両プレート２，３間にはクラツチハブ
４のフランジ部４ａが位置し、ダンパ装置７が該
フランジ部４ａと前記両プレート２，３の開口部
に介装され該フランジ部４ａと該両プレート２，
３との相対回動変位を弾性的に許容している。該
デイスクプレート２と該フランジ部４ａとの間に
はスラストワツシヤ５が配され、該フランジ部４
ａと前記サブプレート３との間にはフランジ部４
ａ側から摩擦材６およびばね部材８が順次配され
ている。ばね部材８は第２図に示すように、摩擦
材に当接する平面部８ａとその外周部に設けられ
た複数個の詰８ｂと内周部に設けられた複数個の
板ばね部８ｃとから成り、詰部８ｂはサブプレー
ト３の孔３ａに嵌入してサブプレート３と一体回
動をしかつ位置ずれを生じないよう、また、板ば
ね部８ｃはその内端部をサブプレート３に圧接し
てばね力を生ずるよう組付けられている。
以上により、ハブフランジ４ａとサブプレート
３との間には摩擦材６とばね部材８のみで軸方向
のスペースが小さくて済み、また位置ずれも生じ
ないため、サブプレート３に絞りを付ける必要が
ない。
３との間には摩擦材６とばね部材８のみで軸方向
のスペースが小さくて済み、また位置ずれも生じ
ないため、サブプレート３に絞りを付ける必要が
ない。
尚、実施例ではサブプレート３側に摩擦材６お
よびばね部材８を介装したが、デイスクプレート
２側に同様の機構を設けてもよい。従つて、クラ
ツチプレートとはサブプレート３、デイスクプレ
ート２のどちらでも良い。
よびばね部材８を介装したが、デイスクプレート
２側に同様の機構を設けてもよい。従つて、クラ
ツチプレートとはサブプレート３、デイスクプレ
ート２のどちらでも良い。
第１図は本考案による実施例の説明図、第２図
は本考案によるばね部材の平面図である。 ２……デイスクプレート、３……サブプレー
ト、４ａ……フランジ、６……摩擦材、８……ば
ね部材。
は本考案によるばね部材の平面図である。 ２……デイスクプレート、３……サブプレー
ト、４ａ……フランジ、６……摩擦材、８……ば
ね部材。
Claims (1)
- クラツチハブのフランジとクラツチプレートと
の間に摩擦材と、該摩擦材を付勢する弾性体とし
て該摩擦材に当接する環状平面部と該環状平面部
の内周側に位置して前記クラツチプレートに当接
する複数の板ばね部と該環状平面部の外周側に位
置して前記クラツチプレートの孔に嵌入する複数
の爪部とを有するばね部材とを配してなるクラツ
チデイスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3621584U JPS60147825U (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | クラツチデイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3621584U JPS60147825U (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | クラツチデイスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147825U JPS60147825U (ja) | 1985-10-01 |
| JPH0221618Y2 true JPH0221618Y2 (ja) | 1990-06-11 |
Family
ID=30541187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3621584U Granted JPS60147825U (ja) | 1984-03-13 | 1984-03-13 | クラツチデイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60147825U (ja) |
-
1984
- 1984-03-13 JP JP3621584U patent/JPS60147825U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60147825U (ja) | 1985-10-01 |
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