JPH02208003A - 木材の挽割姿勢の割出方法並びにこれに用いる挽割線の表示方法並びにこの表示方法を施した木材 - Google Patents

木材の挽割姿勢の割出方法並びにこれに用いる挽割線の表示方法並びにこの表示方法を施した木材

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JPH02208003A
JPH02208003A JP2887589A JP2887589A JPH02208003A JP H02208003 A JPH02208003 A JP H02208003A JP 2887589 A JP2887589 A JP 2887589A JP 2887589 A JP2887589 A JP 2887589A JP H02208003 A JPH02208003 A JP H02208003A
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JP
Japan
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lumber
sawing
wood
notch
posture
Prior art date
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JP2887589A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Ishida
石田 恵一郎
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ISHITA KK
Original Assignee
ISHITA KK
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は木材の挽割装置に対し、被挽割材たる木材を好
ましい挽割姿勢を維持したまま供給できるようにした手
法に関するものであり、特に木材の端部に切込部を形成
し、ここに被検出材料を充填するようにした木材の挽割
姿勢の割出方法並びにこれに用いる挽割線の表示方法並
びにこの表示方法を施した木材に係るものである。
(発明の背景) 木材の原料となる樹木は成長途中において日の当たる南
面と、逆に日の当たらない北面とでは成長状態が興なる
ことにより年輪の幅に粗密が生ずる。勿論このような原
因以外でも例えば傾斜地の樹木は谷側の年輪が粗く、山
側が密となるなど、いずれにしても樹木の年輪に粗密が
生じている。そのため木材の挽割作業にあたっては必ず
年輪の粗密の差が一番多く表れている位置が通常の縦挽
きの場合において上下方向となるようにして挽き割らな
いと、年輪の粗密差に起因して曲がりが生じ、その製品
価値を著しく損なう、しかしながら送材装置上に木材A
を設置する段において、−々その位置を確認していたの
では作業性の向上は期待できない、そこで本出願人はす
でにこのような作業を能率的に行う手法を開発し、特公
昭60−43281号「木材の挽割処理方法並びに装置
」として出願に及んでいる。このものは予め挽き割られ
る原材の両端外周部に対し挽割線として、螢光塗料等を
塗布し、これを光学的に検出することによって正規の挽
割姿勢を割り出し、送材装置に木材を供給するようにし
たものである。しかしながら木材の外周部に螢光塗料を
塗布しておくだけでは、木材を貯留しておく段階、ある
いは移送途中において塗布した螢光塗料等が目立たなく
なったり、剥がれてしまったりして未だ改良の余地が残
されていた。
(解決を試みた技術的課題〉 本発明はこのような背景に鑑みなされたものであって、
予め木材に切込部を形成し、更にこの部分に被検出材料
たる例えば螢光塗料を塗り込めるように充填することに
より、挽割線の指標としての機能を充分維持、発揮でき
ることを解決原理として、より安定した木材の挽割姿勢
の割出方法並びにこれに用いる挽割線の表示方法並びに
この表示方法を施した木材を提供しようとするものであ
る。
(発明・の構成) (目的達成の手段〉 本出願に係る第一の発明は、挽割姿勢の指標として予め
木材の少なくとも一方の端部外周に切込部を設けるとと
もに、この切込部における切込凹部に被検出材料を充填
し、しかる後、木材を貯留装置に載置し、この貯留装置
からその近傍に設けられている姿勢設定装置に移載し、
この姿勢設定装置において木材を回転させ、この′姿勢
設定装置近傍に設けられる挽割線検出センサにより前記
切込部かを検出し、この切込部所定方向に向いた位置で
回転を停止させるようにしたことを特徴として成るもの
である。
また本出願に係る第二の発明は、挽割姿勢の指標として
予め木材の少なくとも一方の端部外周に切込部を設ける
とともに、この切込部における切込凹部に被検出材料を
充填するようにしたことを特徴として成るものである。
更にまた本出願に係る第三の発明は、挽割姿勢の指標と
して予め木材の少なくとも一方の端部外周に切込部を設
けるとともに、この切込部における切込凹部に被検出材
料を充填するようにしたことを特徴として成るものであ
る。
これら発明により前記目的を達成しようとするものであ
る。
(発明の作用) 本発明にあっては予め被挽割材たる木材に対し切込部を
形成し、この切込部における切込凹部に例えば螢光塗料
を通用した被検出材料を塗り込めるように充填すること
により挽割線の表示を図っているから、木材の貯留状態
あるいは移送状態にそれほど気を配らなくとも被検出材
料が脱落せず、挽割線の指標としての機能は全く損なわ
れることなく作用する。
(実施例〉 以下本発明たる木材の挽割姿勢の割出方法並びにこれに
用いる挽割線の表示方法並びにこの表示方法を施した木
材について図面に基づいて具体的に説明する0本発明は
第1図に示すように原木供給工程1、第一次挽割工程2
、大割板移送工程4、第二次挽割工程5及び製材結束工
程6から成る一連の製材ラインにおいて、−例として原
木供給工程1で用いられる。即ちこの原木供給工程lは
予め木材Aの挽割線に指標を付す工程と、指標が付され
た木材を貯留する工程と、この指標を基にして木材の挽
割姿勢の割り出しを行う工程と、この挽割姿勢を維持し
つつ、次工程たる第一次挽割工程2に木材Aを供給する
工程とから成るものであり、このうち本発明は木材の挽
割姿勢の割り出しを行う工程までを対象としている。以
下各工程別に具体的に説明する。
i)木材に挽割用の指標を付す工程 本工程は後述する木材の挽割姿勢の割出工程において、
正規の挽割姿勢を割り出す際の目印となる指標10を予
め木材Aに付しておく工程である。具体的には被挽割材
たる木材Aの少なくとも一方の端部外周の所定個所(木
材Aの年輪の粗密差が最も大きく表れている個所)にま
ず丸鋸等により切込部11を形成し、この切込部11に
おける切込凹部12に一例として螢光塗料を通用した被
検出材料13を塗り込むように充填することにより指標
lOを形成する。この螢光塗料を塗り込むという手段に
代わる手段としては、例えば予め螢光塗料を塗布してお
いたシート状の小片、あるいは螢光塗料を混入、着色し
た合成樹脂片から成る被検出材料13を切込凹部12内
に嵌め込んで充填するという手段も考えられる。しかし
要は後述する木材の挽割姿勢の割出工程においてこの指
標10を検出し、木材の挽割姿勢を割り出す挽割線検出
センサ19の種類、即ち色、材料の変化、反射光の強弱
等の光学的性状の検出、あるいは磁力線の検出等、何を
検出することのできるセンサかによって指標10として
使用できる材料は種々異なってくる。よって検出センサ
の種類に応じ適宜の材料が使用できる。
ii )木材の貯留工程 このようにして指標10が付された木材Aは、連続して
自動的に次工程に供給するため一時、貯留装置14に貯
えられる。この貯留装置14は一例として木材Aの積載
面が幾分か次工程に向けて傾斜しており、送出側端部に
送出口が形成されている。そしてこの送出口から送出さ
れた木材Aは一本ごと次工程たる挽割姿勢の割出工程に
直接あるいは中継コンベヤを介し供給されるのである。
in )挽割姿勢の割出工程 このようにして供給された木材Aは正規の挽割姿勢を割
り出すため、姿勢割出装置15に送り込まれる。この姿
勢割出装置15は、転勤装置16と挽割線検出センサ1
9とにより構成されており、このうち転勤装置16は一
例として二つのスプロケット17間を無端状に巻回させ
られ、全体としてV型装置されたチェーン18a、Ig
bを主体とするものである。そしてこの転勤装置16に
送り込まれた木材Aはチェーン13a、18bが回転す
るに伴い、一定の方向に回転させられるのである。尚、
チェーン18bについては次工程たる第一次挽割工程2
に送られる際に障害とならないように倒伏するようにし
て下方に退去し得るように構成されている。このように
して成る転勤装置16の上方には挽割線検出センサ19
が設けられる。このものは上述したように種々のタイプ
のものが使用でき、転勤装置16上において回転してい
る木材Aの指標10を検出し、転勤装置16のスプロケ
ッ)17の回転を停止させ、挽割姿勢の割り出しを完了
するjいうものである。
(発明の効果) 本発明は以上述べたような構成を有するものであって、
以下のような効果を発揮する0本発明にあっては挽割姿
勢を割り出す際の指標として単に被検出材料13を塗布
するのではなく、まず前加工として切込部11を形成し
、次いでこの切込部11に対して被検出材料13を嵌め
込むように充填しているから、貯留時あるいは移送時に
おいて、従来のように塗布した塗料が剥がれ、指標とし
ての用をなさないということは全く起こらなくなる。従
って安定した挽割姿勢の割り出しが可能となり、作業効
率の向上にも寄与し得る。また前加工としてこのような
処理を施した木材A単品としてもこの種の業界において
極めて画期的、且つ有用であり、極めて汎用性に富むも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の木材の挽割姿勢の割出方法を通用した
製材ラインを骨格的に示す平面図、第2図は同上第1図
左方より見た状態を骨格的に示す説明図、第3図は本発
明の挽割線の表示方法を施した木材を示す斜視図並びに
切込部付近を拡大して示す斜視図、第4図は本発明の挽
割線の表示方法に基づき指標が形成される過程を段階的
に示す説明図である。 15: 16; 17; 5a 19; A ; 姿勢割出装置 転勤装置 スプロケット 、18b;チェーン 挽割線検出センサ 木材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)挽割姿勢の指標として予め木材の少なくとも一方
    の端部外周に切込部を設けるとともに、この切込部にお
    ける切込凹部に被検出材料を充填し、しかる後、木材を
    貯留装置に載置し、この貯留装置からその近傍に設けら
    れている姿勢設定装置に移載し、この姿勢設定装置にお
    いて木材を回転させ、この姿勢設定装置近傍に設けられ
    る挽割線検出センサにより前記切込部を検出し、この切
    込部が所定方向に向いた位置で回転を停止させるように
    したことを特徴とする木材の挽割姿勢の割出方法。
  2. (2)挽割姿勢の指標として予め木材の少なくとも一方
    の端部外周に切込部を設けるとともに、この切込部にお
    ける切込凹部に被検出材料を充填するようにしたことを
    特徴とする木材の挽割線表示方法
  3. (3)挽割姿勢の指標として予め木材の少なくとも一方
    の端部外周に切込部を設けるとともに、この切込部にお
    ける切込凹部に被検出材料を充填するようにしたことを
    特徴とする木材。
JP2887589A 1989-02-08 1989-02-08 木材の挽割姿勢の割出方法並びにこれに用いる挽割線の表示方法並びにこの表示方法を施した木材 Pending JPH02208003A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008537705A (ja) * 2005-03-17 2008-09-25 ユーエス・ナチュラル・リソーシィズ・インコーポレーテッド 丸太の回転および検証システムならびに方法

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