JPH02206455A - 歯科用手持具装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１個の継ぎ部材に対し結合交換自在の複数個の
手持具を備設した歯科用手持具装置に関し、特に継ぎ部
材からの複数エネルギ媒体供給と手持具の複数エネルギ
媒体受は入れとが、同数対応関係に構成されてなる歯科
用手持具装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、先端に治療工具の作動部を設けた手持具の部分と
エア、水等のエネルギ媒体を供給するエネルギ源供給継
ぎ部材の部分とを分割して着脱自在とした歯科用手持具
装置が使用されている。

この種のものとしては、実公昭５８−２２７２８号公報
記載の歯ｆ４用手持具装置が知られている。

この従来装置では、手持具と継ぎ部材との接続又は取り
外しを迅速かつ確実に行うための結合手段が提案されて
いるのが、一対の手持具と継ぎ部材の結合手段について
のみ提案されている。

また特公昭５３　−１６００号公報記載の歯科用手持装
置では空気、水、電流、光等のすべてのエネルギ媒体の
供給部材を配設した１個の継ぎ部材に対してエアタービ
ン、電気モータ、照明、霧吹き等のエネルギ媒体を異に
した各種の作動部を有する複数個の手持具を備設し、各
手持具の異ったエネルギ媒体の受入部材との間で結合交
換自在とした結合手段を提示している。後者の従来装置
は各種の歯科用手持具をホルダー上に載置して交換使用
できる利点を有する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながらこの従来装置では、１個の継ぎ部材にすべ
てのエネルギ媒体の供給部材が配設されているのに対し
、各手持具の受入部材はエネルギ媒体を異にして、継ぎ
部材のエネルギの一部を使用するが、すべてのエネルギ
媒体を必要としていない。継ぎ部材は必要とされないエ
ネルギ媒体の供給部材をブラインドソケット等で閉塞す
るが、各手持具は常にどれかのエネルギ媒体の受入れを
閉塞することになり、エネルギ利用及び機能上の無駄に
なるという問題点を有している。

またつぎ部材に接続する可撓性ホースにはすべてのエネ
ルギ媒体を送給するため多数本の導管が収納されていて
、太くなり過ぎて可撓性ホースが曲がりにくくなり、全
体的に重くなって操作性を悪くする問題点を有している
。

（課題を解決するための手段） 本発明は前記の問題点の解決を目的とするものであって
、継ぎ部材には複数個の限定されたエネルギ媒体の供給
部材を設け、結合交換自在の各手持具には前記と同数個
のエネルギ媒体の受入部材を設け、結合時に継ぎ部材か
ら各手持具へ複数個の限定されなニオ・ルギのすべでを
送給する結合手段を設けた歯ＦＩ用平手持具装置提供す
るものである。

（作用） 本発明は前記の結合手段を設けたから附子４用手持具′
Ａ置がコンパクトになり、禄作が容易になる。

また継ぎ部材から各手持具に限定されたエネルギ媒体の
すべてが送給されて無駄なく使用される６（実施例） 以ドに本発明の実施例２例を図面を参照しな・がら説明
する。

第１図は本発明の第１実施例の構成を示す説明図、第２
図は本発明の第２実施例の構成を示す説明図、第３図は
第１図の継ぎ部材と手持具の結き手段の要部を示す部分
断面図、第４図は第２図の継ぎ部材と手持具の結合手段
の要部を示す部分断面図である。

図において、ＬＡ、ＩＢは継ぎ部材；Ｐは継ぎ部材の凸
部：２Ａ、２１３．２Ｃ，２Ｄ、２Ｅは手持具；１４は
手持具の凹部；３Ａ、３Ｂは可撓性ホース；８゜１８は
継ぎ部材、９．１９は継ぎ部材８，１８の凸部：１０．
２０は手持具、１−１．２１は手持具の凹部：Ｌは発光
体である。

第１図の第１実施例の歯科用手持具装置においては、１
個の継ぎ部材ＩＡの凸部Ｐと３個の手持具２Ａ、２Ｂ、
２Ｃの四部Ｈとは結合交換自在となっている０手持具２
Ａはドリルを回転させるエアタービンヘッドを備え、手
持具２Ｂはスケーラチップを振動させるエアスケーラヘ
ッドを備え、手持具２Ｃはドリルを回転させるエアモー
タヘッドを備え、治療態様に対応して継ぎ部材ＩＡに交
換結合されるが、いずれもドライブエアをエネルギ媒体
にして駆動される。また各手持具２Ａ、２Ｂ、２Ｃには
いずれもチップエア及び水のスプレー装置が備えられ、
チップ及び患部を清掃したり冷却したりするのに使用さ
れる。

前記のドライブエア、チップエア及び水の３個の限定さ
れたエネルギ媒体は以下のごとくして手持具２Ａ、２Ｂ
、２Ｃに送給される。先ずエネルギ源５Ａ内の空気源と
水源から供給されるエア及び水が操作Ｒ７Ａの足！ｔＩ
Ｉ操作により制御回路６Ａ内で適正な圧力と容量に制御
され、１本の可撓性ホース３Ａ内に収納された３本の導
管４Ａ、４Ｂ、４Ｃ内をそれぞれ別個に送給され、該３
本の導管４Ａ、４Ｂ、４Ｃと接続する継ぎ部材ＩＡの３
個の供給部材まで送給される。

次に継ぎ部材ＩＡの凸部Ｐと手持具２Ａ、２Ｂ。

２Ｃの四部１−１とが結合すると、継ぎ部材ＩＡの３個
の供給部材と対応する手持具２Ａ、２Ｂ、２Ｃの各３個
の受入部材とが連通し、３個のそれぞれのエネルギ媒体
のすべてが手持具２Ａ、２Ｂ、２Ｃに送給されて使用さ
れる。

第３図は第１実施例の結合手段の要部をわかり易く図示
したものであって、継ぎ部材８の凸部９が手持具１０の
凹部１１に嵌入結合されると、継ぎ部材８の供給部材１
２，１３．１４と対応する手持具１０の受入部材１５，
１６．１７が連通し、ドライブエア、チップエア及び水
の３個の限定されたエネルギ媒体がすべて継ぎ部材８か
ら手持具１０に送給されて使用される。

第２図の第２実施例の歯科用手持具装置においては、１
個の継ぎ部材ＩＢの凸部Ｐと２ｇの手持具２Ｄ、２Ｅの
凹部Ｈとは結合交換自在となっている。継ぎ部材ＩＢの
可撓性ホース３Ｂには、継ぎ部材ＩＡの可撓性ホース３
Ａの３本のエネルギ媒体送給用の導管４Ａ、４Ｂ、４Ｃ
の他に電気エネルギを送給する電線（電気導管＞４Ｄが
収納されている。電線４Ｄの電気エネルギは凹部Ｐの先
端に設けられた発光体りに送給されて発光させ、光エネ
ルギに変換される。１！ぎ部材ＩＢの凸部Ｐが手持具２
Ｄ、２Ｅの凹部Ｈに嵌入結合されると、前記の光エネル
ギは手持具２Ｄ、２Ｅに設けられた光導体を介して、手
持具２Ｄ、２Ｅの先端の射光装置に送光され、患部の照
明に使用される。

また池のドライブエア、チップエア及び水の３個の限定
されたエネルギ媒体はすべてエアタービンヘッドを備え
た手持具２ＤとエアモータヘッドをｆＩｉ！えた手持具
２Ｅに前例と同様に送給され使用される。第４図は第２
実施例の結合手段の要部をわかり易く図示したものであ
って、継ぎ部材１８の凸部１つが手持具２０の凹部２１
に嵌入結合されると、継ぎ部材１８の供給部材２２，２
３．２４と対応する手持具２０の受入部材２７．２８．
２９が連通し、ドライブエア、チップエア及び水の３個
の限定されたエネルギ媒体のすべてが送給されると共に
、電線２５の電気エネルギは発光体■−で光エネルギに
変換され、発光部２６から光ファイバからなる光導体３
０に送光され手持具２０の先端から患部を射光する。

なお、本発明の着脱自在な結合手段に関しては、例えば
第１実施例に関連するものが実公昭５８２２７２８号公
報に開示され、第２実施例に関連するものが特開昭６０
−２２２０４９号公報に開示されているので、上記の実
施例の説明では本発明に関連する要部の説明のみを行っ
ている。

（発明の効果） 以上のごとく、本発明の歯科用手持具装置は複数の限定
されたエネルギ媒体を、１本の可撓性ホースを介して１
個の継ぎ部材へ送給し、更に継ぎ部材から結合交換自在
の複数個の手持具へそれらエネルギ媒体のすべてを送給
し、各手持具ではそれらエネルギ媒体のすべてを使用す
るものであるため、継ぎ部材と手持具の闇には常に有効
なエネルギ媒体しか存在せず、エネルギ利用に無駄が生
じない。

また、従来装置のように継ぎ部材に各種のエネルギ媒体
の供給部材を配設し、手持具に必要とされないものをブ
ライドソケット等で閉塞するような複雑な構造が不要と
なり、かつ機能上の無駄が排除される。

さらに、継ぎ部材に接続する可視性ホースには複数本の
限定されたエネルギ媒体の導管のみが収納されるから、
可撓性ホースが細くかつ軽くなり、継ぎ部材も関連的に
小形軽量となるから、手に保持して治療する術者にとっ
ては操作が楽になる。

かつ術者は各種の手持具を交換自在に使用できるから操
作が著しく簡便になる。

以上のごとく本発明の歯科用手持具装置はエネルギを有
効に利用し、操作性を著しく向上させるものであって時
代の要請及び進歩に答えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の構成を示す説明図、第２
図は本発明の第２実施例の構成を示す説明図、第３図は
第１図の継ぎ部材と手持具の結合手段の要部を示す部分
断面図、第４図は第２図の継ぎ部材と手持具の結合手段
の要部を示す部分断面図である。 ３Ａ、３Ｂ：可撓性ホース、 ４Ａ、４Ｂ、４Ｃ：エネルギ媒体の送給ホース、４Ｄ＝
電線、８．１８：継ぎ部材、 １０．２０：手持具、 １２．１３，１４．２２，２３．２４：継ぎ部材の供給
部材１５．１６，１７，２７，２８，２９：手持具の受
入部材２５：？Ｈ線、２６：発光部、３０：光導体（光
ファイバ）Ｌ：発光体

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）１個の継ぎ部材に対し結合交換自在の複数個の手
   持具を備設し、継ぎ部材には複数の限定されたエネルギ
   媒体の供給部材を設け、各手持具には前記と同数のエネ
   ルギ媒体の受入部材を設け、結合時に継ぎ部材から各手
   持具へ複数の限定されたエネルギ媒体のすべてが送給使
   用されるごとくしたことを特徴とする歯科用手持具装置
   。
2. （２）複数の限定されたエネルギ媒体をそれぞれ別個に
   送給する複数本のエネルギ供給導管を１本の可撓性ホー
   スに収納して継ぎ部材の供給部材に接続したことを特徴
   とする請求項１記載の歯科用手持具装置。
3. （３）ドライブエア、チップエア及び水の３種のエネル
   ギ媒体を送給する３本のエネルギ供給導管を１本の可撓
   性ホースに収納し、継ぎ部材から手持具へ、ドライブエ
   ア、チップエア及び水の３種のエネルギ媒体を送給する
   ごとくしたことを特徴とする請求項２記載の歯科用手持
   具装置。
4. （４）ドライブエア、チップエア及び水の３種のエネル
   ギ媒体を送給する３本のエネルギ供給導管と電気エネル
   ギを送給する電線を１本の可撓性ホースに収納し、継ぎ
   部材から手持具へドライブエア、チップエア、水及び電
   気の４種のエネルギ媒体を送給するごとくしたことを特
   徴とする請求項２記載の歯科用手持具装置。
5. （５）継ぎ部材に発光体を設けて電気エネルギを光エネ
   ルギに変換し、継ぎ部材から手持具へドライブエア、チ
   ップエア、水及び光の４種のエネルギ媒体を送給するご
   とくしたことを特徴とする請求項４記載の歯科用手持具
   装置。