JPH02205612A - 高炉出銑口レンガ目地ガス漏れ防止方法 - Google Patents

高炉出銑口レンガ目地ガス漏れ防止方法

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Publication number
JPH02205612A
JPH02205612A JP2702189A JP2702189A JPH02205612A JP H02205612 A JPH02205612 A JP H02205612A JP 2702189 A JP2702189 A JP 2702189A JP 2702189 A JP2702189 A JP 2702189A JP H02205612 A JPH02205612 A JP H02205612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuyere
nozzle
furnace
leakage
blast furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP2702189A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Kobuchi
小泓 定雄
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、高炉の出銑口レンガ目地モルタル部の目地切
れ等により発生する炉外ガス漏れを操業中に防止する方
法に関するものである。
(ロ)従来技術 従来、高炉の操業中のガス漏れが激しい出銑口の補修方
法としては、休風時に炉外側よりモルタル圧入等を実施
するのが一般的である。ガス漏れがさらに激しい場合に
は、休風時に炉外側より一部の不定形耐火物やレンガを
解体・取り替える場合もある。
出鉄口部のレンガ構造を改善するものとしては、高炉出
銑口部に大型レンガを配設し大型レンガの目地にそって
穿設し、切欠き部にキーレンガを設ける構造(実開昭6
0−78861号公報)、または、出銑口の構造を耐火
レンガと不定形耐火物の組合せを採用し、シール部を鋼
板製ハウジングと不定形耐火物とにより形成する構造(
実開昭62−170747号公報)がある。
また、充填材の圧入によるものとしては、高炉休風時に
出銑開口部周囲の耐火材を炉壁レンガ表面まで取り除い
た後、耐火材止板を鉄皮に溶接し、耐火材止板で囲繞さ
れた鉄皮開口部に耐火材を圧入充填する(実開昭55−
30990号公報)か、休風時に、出銑口を2〜3回に
分けて炉内までは貫通しないところまで開口した後、流
動性がよく、かつ、微細な粒子からなる充填材を圧入す
る〈特開昭58−58210号公報)か、または、出銑
口回りの旧耐火物を取り出し、出銑口のフランジ部を盲
板で密封して耐火物を圧入し、ガス道を塞ぐと共に、圧
入後送風を開始しながら約48時間以上盲板を外さず、
その状態で放置し、ガス道に炉内よりのダスト滓等の付
着閉塞を促進させるものく特開昭58−61207号公
報)などがある。
さらに、吹付けによるものとしては、先端に吹付は部を
有するランスを出銑口真上の羽口から炉内に挿入し、出
銑口に相当する炉内壁に向けて、ランスをかいして強制
的に重油を吹き込み、これにより耐火物の内面に付着し
てコーティングされる(特開昭56−16609号公報
)が、または、特定の補修材を出銑口の摺合せ部の被損
位に、ドリルやケレンで切削することなく、直接塗布す
るかまたは吹付後、この補修部位をマッドガンで圧着し
てそのまま放置養生するものく特開昭60−18760
7号公報)がある。
従来の方法では、休風時に対策を実施するため、ガス漏
れ防止の効果を確認できるのは再送風後で炉内圧が通常
操業状態になる約1日後である。また、ガス漏れ防止効
果が十分でない場合、再補修の必要が生じても、次の休
風まで待つか臨時に休風工事を計画しなければならず、
高炉の操業・生産に与える影響は重大である。
さらに、炉外側からの圧入であるため、補修後、炉内側
から作用する炉内圧によりガスシールが十分期待できな
い場合もある。
(ハ)発明が解決しようとした課題 本発明が解決しようとした課題は、高炉の出銑口レンガ
目地モルタル部の目地切れ等により発生する炉外ガス漏
れを高炉操業中に防止する方法を得ることにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の高炉出銑口レンガ目地ガス漏れ防止方法は、高
炉休風時にガス漏れの激しい出銑口上部付近の羽口をボ
タ等で塞ぐこと、高炉操業時に前記羽口からの送風を遮
断して該羽口付近温度を約1800℃以下に制御するこ
と、前記羽口の微粉炭吹込み用ノズルからの微粉炭供給
を遮断して該ノズル先端を炉下部に向けておくこと、操
業中に出銑口ガス漏れが激しくなったときに前記ノズル
から耐熱性微粉末を不活性ガスとともに炉内に吹き込む
ことからなる手段によって、上記課題を解決している。
前記耐熱性微粉末は予め粒度構成を調整した耐熱温度が
約1800℃以上のセラミックス系粉末であることが好
ましい。
(ホ)作用 本発明の方法では、目地閉窓用充填材を微粉炭吹込ノズ
ルから供給できるように予めノズル先端を炉下部に向け
ている。閉塞用充填材としては、羽口前温度(約180
0℃)以上の耐熱性を有するものを使う、出銑口レンガ
目地部の種々の大きさの間隙の内に閉塞用充填材がガス
漏れの気流に乗って流入し、徐々に間隙内に充填材が堆
積できるように、充填材は粉末とし、粒度構成は事前に
調整しておく。
さらに、この閉塞用充填材が上記ガス漏れの気流中に供
給されやすいように、出銑口直上部付近の羽口に充填材
供給用ノズルを゛取り付け、この羽口からは熱風を炉内
に供給しないようにし、羽口前温度を1800℃程度以
下に調整する。
(へ)実施例 第1図を参照して、本発明の高炉出銑口レンガ目地ガス
漏れ防止方法の実施例について説明する。
本発明の方法は、高炉休風時にガス漏れの激しい出銑口
1の上部付近の羽口2をボタ3等で塞ぎ、高炉操業時に
前記羽口2からの送風を遮断してその羽口2付近温度を
約1800℃以下に制御し、羽口2の微粉炭吹込み用ノ
ズル4からの微粉炭供給を遮断してノズル4の先端を炉
下部に向けておき、操業中に出銑口ガス漏れが激しくな
ったときにノズル4から耐熱性微粉末を不活性ガスとと
もに炉内に吹き込む。
耐熱性微粉末は予め粒度構成を調整した耐熱温度が約1
800℃以上のセラミックス系粉末のうちから選ぶ。
微粉炭タンク5.セラミックス系微粉末タンク6からの
各微粉炭および微粉末は開閉弁51゜61をかいしてそ
れぞれノズル4に送られる。
セラミックス系微粉末はN2ガス等の不活性ガスによっ
て運ばれる。微粉炭もN、ガスによって運ばれる。
ノズル4には冷却用N2ガスが必要に応じて供給され、
羽口2の付近を冷却する。
高炉操業中、微粉炭吹込用ノズル4より、不活性ガス中
にセラミックス系粉末を浮遊させた気流52を炉下部に
向けて吹き込む。
羽口2は、ボタ詰め3により送風空気が遮断されている
ので、気流52は出銑口ガス漏れルート7付近に比較的
容易に到達する。気流52中の閉塞用充填材としてのセ
ラミックス系粉末は、耐熱温度が羽口前温度以上である
ので、熔融せず、粉末形状を保っている。セラミックス
系粉末は予め粒度構成を調整しであるので、ガス漏れル
ート7の気流中に混入されやすい。
このガス漏れルート7に流入したセラミックス系粉末は
、かなり高速で曲り部71に衝突し、下流側に流れよう
としたが、目地開き部の間隙に対し相対的大きなに粒子
は堆積しやすい、さらに、セラミックス系粉末の耐熱温
度を適当に選べば、衝突のエネルギで粉末は曲り部71
で融着し、ガス漏れルート7を閉塞することができる。
このようにして、ガス漏れ量が低減し、ガス漏れ防止効
果が得られる。
本発明の方法を下記の条件で実際の高炉に適用した。
まず、使用した耐熱性粉末の化学成分および物性を下記
の第1表に示す。
第1表 上記の粉末を容量1〜2 M jのタンク6に入れ、7
kg/am’前後のN2ガスでタンクを加圧し、気流輸
送管56により固気比20前後で微粉体吹込ノズル4で
操業中の高炉内下部に吹き込んだ、この吹込みノズル4
を取り付ける羽口2は、ガス漏れ防止しようとした出銑
口1の直上部のものとし、この羽口2は盲羽口とし羽口
前の温度を粉末の荷重軟化点(1700℃)以下にした
。炉内に吹き込まれた粉末の一部は、出銑口部より流出
するガス漏れルート7に乗り、レンガ目地部の隙間に流
入し、隙間内に徐々に粉末が堆積し、ガス流路を塞いで
くる。炉内への粉末の吹入量は100〜1000kg/
Hで、延数時間の吹込みで、数十m’/11〜数m″/
Hのガス漏れ量を半減以下にすることができた。
(ト)効果 本発明の方法によれば、高炉出銑口からのガス漏れは2
〜8割低減し、その効果は数箇月から数年持続すること
が確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高炉出銑口レンガ目地ガス漏れ防止方
法の実施例の説明図。 1:出銑口      2:羽口 3:ボタ       4:ノズル 5:微粉炭タンク 6:セラミックス系微粉末タンク 7;ガス漏れル−ト 特許出願人 住友金属工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高炉休風時にガス漏れの激しい出銑口上部付近の羽
    口をボタ等で塞ぐこと、高炉操業時に前記羽口からの送
    風を遮断して該羽口付近温度を約1800℃以下に制御
    すること、前記羽口の微粉炭吹込み用ノズルからの微粉
    炭供給を遮断して該ノズル先端を炉下部に向けておくこ
    と、操業中に出銑口ガス漏れが激しくなったときに前記
    ノズルから耐熱性微粉末を不活性ガスとともに炉内に吹
    き込むことからなる高炉出銑口レンガ目地ガス漏れ防止
    方法。 2、前記耐熱性微粉末は予め粒度構成を調整した耐熱温
    度が約1800℃以上のセラミックス系粉末であること
    を特徴とした請求項1記載の方法。
JP2702189A 1989-02-06 1989-02-06 高炉出銑口レンガ目地ガス漏れ防止方法 Pending JPH02205612A (ja)

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