JPH02203679A

JPH02203679A - テレビジョン装置

Info

Publication number: JPH02203679A
Application number: JP1024348A
Authority: JP
Inventors: Kosuke Hashimoto; 公佑橋本; Shoji Kawagoe; 尚司河越
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-02-01
Filing date: 1989-02-01
Publication date: 1990-08-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明はテレビジョン装置に関し、とくに、ハイビジ
ョン映像信号を現行テレビの映像信号に変換する際の特
殊再生に関するものである。

［従来の技術］ハイビジョン映像信号は、走査線数１フィールド数、ア
スペクト比が、ＮＴＳＣ，ＰＡＬ、ＳＥＣＡＭ等の現行
テレビの映像信号とは異なっている。

このため、ハイビジョンで製作された番組を現行テレビ
放送に使用するには、ハイビジョン映像信号を現行テレ
ビの映像信号に変換する技術が必要となる。この技術と
しては、たとえばｒハイビジョン」　（日本放送出版協
会刊、１９８７）５８〜５９頁に、ハイビジョン−現行
テレビ方式変換として示されたものが知られている。

第４図は従来のハイビジョン−現行テレビ方式変換器の
ブロック図である６図において、（１）はハイビジョン
映像信号の入力端子、（２）は走査線数・フィールド数
変換部、（３）はアスペクト比変換部、（６）は現行テ
レビ方式エンコーダ、（７）は現行テレビ方式信号の出
力端子である。

次に動作について説明する。入力端子（１）に人力され
たハイビジョン映像信号は、走査線数・フイールド数変
換部（２）で走査線数およびフィールド数が変換される
。すなわち、ハイビジョン方式の１１２５本、６０Ｈｚ
から、ＮＴＳＣ方式は５２５本、５９．９４Ｈｚに、Ｐ
ＡＬおよびＳＥＣＡＭ方式は６２５本、５０Ｈｚに、そ
れぞれ変換される。ついで、アスペクト比変［ｌ５（３
）でアスペクト比が１６＝９から４＝３に変換される。

さらに、現行テレビ方式エンコーダ（６）によって現行
テレビ方式の信号に変換されて、出力端子（７）から出
力される。

このとぎ、ハイビジョンと現行テレビとのアスペクト比
の違いにより、画面のはめこみ方にはいくつかの方法が
考えられる。その方法を第５図に示す。

第５図（ａ）はハイビジョン画像で、（ｔ２）、　（１
３）はハイビジョン画面（１６）内に表示された図形を
示す。

第５図（ｂ）は、１６：９のハイビジョン画像の左右を
切り捨て、現行テレビＣＲＴの上下方向すべてを使って
、４：３にする場合で、これを以下「モード１」と表わ
す、　（９）　、　　（１０）は切り捨てられた画像情
報、（１７）はアスペクト比４；３の画像である。この
とき、画像（１７）は、アスペクト比変換部（３）によ
り、左右に移動可能である。

第５図（ｃ）は、現行テレビＣＲＴの上下方向の一部は
空白になるが、縦横を縮小して、はぼ１６：９の画面と
して４：３の画面にはめこむ場合で、これを以下「モー
ド２」と表わす。（１８）は縮小してはめこまれた画面
、　（１９３，（２０）は無表示画面部分である。

このように、ハイビジョン映像信号を現行テレビ映像信
号に変換することによって、ハイビジョンで製作された
番組を現行テレビ放送に使用することが可能となる。こ
の場合、放送側の意図により、モード１とモード２の選
択が行なわれるので、モード１の切り捨てられた画像情
報（！ｌ）　、　　（１０）や、モード２の無表示画面
部分（１９）、　（２０）は問題とはならない。

［発明が解決しようとする課題］しかし、上記従来技術にあっては、ハイビジョン放送を
方式変換器を使用して現行テレビにて視聴する場合につ
いては、配慮がなされていない。

したがって、全画面の情報を利用するように製作された
ハイビジョン番組に対して、モード１では現行テレビの
垂直解像度は維持できるが、左右の画像情報（９）　、
　（１０）の欠落を招く（第５図（ｂ））。一方、モー
ド２では左右の画像情報の欠落は招かないが、無表示画
面部分（１９）、　（２０）による垂直解像度の低下を
招く（第５図（Ｃ））という問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ハイビジョン放送を現行テレビにて視聴する
場合において、モード１での視聴時に左右の画像情報を
確認できるようにすることにより、垂直解像度の低下を
招かないというモード１の利点を保持しつつ、画像情報
欠落の欠点を補ったテレビジョン装置を提供することを
目的とする。

［課題を解決するための手段］この発明は、アスペクト比１６：９のハイビジョン映像
信号をアスペクト比４：３のテレビ映像信号に変換して
画面に表示するようにしたテレビジョン装置において、
左右の画像情報の欠落した親画面上に、画像情報の欠落
のないアスペクト比１６：９の子画面を同時に表示する
ようにしたものである。

また、上記親画面を左右に移動可動とし、子画面におけ
る任意の位置の画像を表示できるようにしたものである
。

［作用］この発明のテレビジョン装置においては、親画面上に左
右の画像情報の欠落があっても、画像情報の欠落のない
子画面によって、左右の画像情報を確認できる。また、
親画面を左右に移動させることによって、子画面におけ
る任意の位置の画像を親画面上で確認できる。

［発明の実施例］以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。

第１図はこの発明の実施例にがかるハイビジョン−現行
テレビ方式変換器のブロック図である。図において、（
１）はハイビジョン映像信号の入力端子、（２）は走査
線数・フィールド数変換部、（３）はアスペクト比変換
部、（４）は子画面変換部、（５）は親子画面合成部、
（６）は現行テレビ方式エンコーダ、（７）は現行テレ
ビ方式信号の出力端子である。

次に動作について説明する。入力端子（１）に入力され
たハイビジョン映像信号は、走査線数・フィールド数変
換部（２）で走査線数、フィールド数が変換される。す
なわち、ハイビジョン方式の１１２５本、６０Ｈｚから
、ＮＴＳＣ方式は５２５本、５（３，９４Ｈｚに、ＰＡ
ＬおよびＳＥＣＡＭ方式は６２５本、５０Ｈｚに、それ
ぞれ変換される。

ついで、この変換された信号は、アスペクト比変換部（
３）および子画面変換部（４）に入力される。アスペク
ト比変換部（３）に入力された信号は、アスペクト比が
１６：９から、４：３のモード１の画面に対応した信号
に変換される。一方、子画面変換部（４）に入力された
信号は、アスペクト比が１６：９のままで縮小した子画
面に対応した（Ｍ　＋に変換される。アスペクト比変換
部（３）ト子画面変換部（４）から出力された信号は、
親子画面合成部（５）で合成され、さらに現行テレビ方
式エンコーダ（８）によって現行テレビ方式の信号に変
換されて、出力端子（７）から出力される。

上記のようにして得られた結果を第２図により説明する
。第２図は、ハイビジョンから変換された画像を示して
いる。（８）はモード１の親画面（アスペクト比４　：
　３）　、（９）　、　　（１０）は切り捨てられた画
像情報、（１１）は子画面（アスペクト比１６　：　９
）　、　（１２）、（１３）は各画面内に表示された図
形である。すなわち、親画面（８）において画像情報（
９）　、　（１０）が欠落していても、子画面（１１）
によって左右の欠落情報を確認することができる。また
、親画面（８）はモード１の画面であるから、垂直解像
度の低下を招くことはない。

第３図は、子画面（１１）の内容により、左または右の
情報を親画面（８）で確認したい場合の実施例を示して
いる０図において、（１４）はテレビジョン装置、（１
５）はこのテレビジョン装置（１４）の前面に設けられ
たレバーで、レバー（１５）を操作することによって、
テレビジョン装置（１４）の親画面（８）を左右に連続
的または段階的に移動させることができる。これによっ
て、子画面（１１）における任意の位置の画像を親画面
（８）上で確認で包る。第３図では、親画面（８）を右
に移動させてハイビジョンの横長画面の左側を表示して
いる。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、左右の画像情報の欠
落した親画面上に、画像情報の欠落のないアスペクト比
１６：９の子画面を同時に表示するようにしたので、親
画面上で欠落した画像情報を子画面によって確認するこ
とが可能となる。

また、親画面を左右に移動可能とすることにより、子画
面における任意の位置の画像を親画面上で確認できると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例にかかるへイビジョンー現行
テレビ方式変換器のブロック図、第２図はハイビジョン
から変換された画像を示す図、第３図は親画面を右に移
動させてハイビジョンの横長画面の左側を表示している
状態を示す図、第４図は従来のハイビジョン−現行テレ
ビ方式変換器のブロック図、第５図（ａ）　、　（ｂ）
　、　（Ｃ）はハイビジョンと現行テレビとのアスペク
ト比の違いによる画面のはめこみ方の例を説明するため
の図である。（１）・・・入力端子、（２）・・・走査線数・フィー
ルド数変換部、（３）・・・アスペクト比変換部、（４
）・・・子画面変換部、（５）・・・親子画面合成部、
（６）・・・現行テレビ方式エンコーダ、（７）・・・
出力端子、（８）・・・親画面、（９）　、　（１０）
・・・切り捨てられた画像情報、（１１）・・・子画面
、（１２）、　　（１３）・・・画面内に表示された図
形、（１４）・・・テレビジョン装置、（１５）・・・
レバーなお、図中、同一符号は同一　または相当部分を
示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）アスペクト比１６：９のハイビジョン映像信号を
アスペクト比４：３のテレビ映像信号に変換して画面に
表示するようにしたテレビジョン装置において、左右の
画像情報の欠落した親画面上に、画像情報の欠落のない
アスペクト比１６：９の子画面を同時に表示することを
特徴とするテレビジョン装置。
（２）請求項１記載のテレビジョン装置において、親画面を左右に移動可動とし、子画面に
おける任意の位置の画像を表示できるようにしたことを
特徴とするテレビジョン装置。